JPH0740919Y2 - 車輌用ベンチレータ - Google Patents

車輌用ベンチレータ

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JPH0740919Y2
JPH0740919Y2 JP4237890U JP4237890U JPH0740919Y2 JP H0740919 Y2 JPH0740919 Y2 JP H0740919Y2 JP 4237890 U JP4237890 U JP 4237890U JP 4237890 U JP4237890 U JP 4237890U JP H0740919 Y2 JPH0740919 Y2 JP H0740919Y2
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JP
Japan
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grill
support shaft
square hole
bush
grill body
Prior art date
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JP4237890U
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JPH041358U (ja
Inventor
初夫 志田
英二 鈴木
正美 殿岡
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の空調装置の吹出部に用いる車輌用
ベンチレータに関する。
(従来の技術) 従来、車輌用ベンチレータにおいては、実開昭60-13814
4号公報に示されるように、前面に吹出口を有するケー
ス体内にグリル体を回動自在に取付けるものにおいて、
ケース体の内側に支軸を突設し、一方、グリル体の側面
には軸孔及びこの軸孔の後側部にテーパー面を有するガ
イド溝を形成し、ケース体内にその前面の吹出口からグ
リル体を押し込むことにより、支軸をガイド溝から軸孔
に案内して、支軸に軸孔を嵌合させるものが知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記の構造の場合、グリル体の装着は容易であるが、通
常、互いに合成樹脂からなるケース体の支軸とグリル体
の軸孔とが嵌合するため、この嵌合部でのトルク出しが
できず、グリル体を回動調節位置に保持するのが難し
い。
本考案は、このような点を改良しようとするもので、グ
リル体の組付けを容易としつつ、支軸と軸孔との間でト
ルク出しができるようにすることを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案の車輌用ベンチレータは、前面に吹出口を有する
と共に内側の両側に支軸を突設したケース体と、このケ
ース体の両側の支軸に軸受部により回動自在に支持され
たグリル体とを備え、上記グリル体の少なくとも一側の
軸受部は、グリル体の側面の回動中心部に角穴を形成す
ると共に、この角穴の後側部に上記支軸に対するガイド
溝を形成し、かつ、上記角穴に、この角穴に嵌合する角
状部、この角状部の中心部に上記支軸を嵌合する軸孔及
び上記角状部の外側周囲にフランジを有する弾性体から
なるブッシュ体を装着したものである。
(作用) 本考案では、ケース体1にグリル体5を装着する場合、
ケース体1の前面の吹出口2からグリル体5を押し込
み、支軸3に対して軸受部9のガイド溝13で案内して支
軸3をブッシュ体18の軸孔20内に嵌合させる。
また、組付状態で、弾性を有するブッシュ体18が角状部
19で回り止めされて固定されると共に、支軸3とブッシ
ュ体18の軸孔20との間でトルク出しができ、また、ブッ
シュ体18のフランジ21は、ケース体1の内側面とグリル
体5の外側面との間の間隔をとるためのスペーサ的役割
を果すと同時に、フランジ21面とケース体1の内側面と
の間でも回動時にトルクを発生させる。
また、請求項2の考案では、ブッシュ体18の角状部19を
角穴10に圧入嵌合した状態で、圧着リブ11により軸孔20
がその孔径を縮少し、トルク出しを充分に行なわせる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は合成樹脂により形成された角状部
のケース体で、このケース体1の前面に吹出口2が形成
されていると共に、ケース体1の前部内側の両側に支軸
3が相対向して突設されている。
5は上記ケース体1の前部内側に装着される合成樹脂か
らなるグリル体で、このグリル体5には前部に横方向の
複数の固定羽根6が設けられていると共に、後部に縦方
向の複数の可動羽根7が角度調節自在に設けられてい
る。
上記グリル体5の両側面に上記支軸3に回動自在に支持
される軸受部9が設けられている。この軸受部9は、第
2図ないし第5図に示すように、グリル体5の側面の回
動中心部に四角形状の角穴10が形成され、この角穴10の
内周側面に軸方向に複数の圧着リブ11が適当間隔ごとに
突設されていると共に、角穴10の外周部にグリル体5の
側面より一段高位の円形状の台座12が形成されている。
また、この台座12の後側部に上記支軸3に対するガイド
溝13が設けられている。このガイド溝13は、グリル体5
の後端側に間口を開放端に向って先拡がり状にした導入
部14と、この導入部14から上記台座12の縁部に連らなる
テーパー面15とからなり、このテーパー面15と台座12と
の間にこの台座12より一段高い突条部16が形成されてい
る。また、上記角穴10に合成樹脂エラストマのような弾
性体からなるブッシュ体18が装着されている。このブッ
シュ体18は、第2図に示すように、上記角穴10に嵌合す
る四角形の角状部19を有し、この角状部19の中心部に上
記支軸3を嵌合する軸孔20が形成されていると共に、角
状部19の外側周囲に円形状等のフランジ21が形成されて
いる。
そして、ブッシュ体18はその角状部19を角穴10に圧入嵌
合するとともに、フランジ21を台座12上に当着して固定
されている。
そうして、ケース体1にグリル体5を装着する場合、第
6図及び第7図に示すように、ケース体1の前面の吹出
口2からグリル体5を押し込み、支軸3に対して軸受部
9のガイド溝13を臨ませ、支軸3を導入部14からテーパ
ー面15及び突条部16を合成樹脂の弾性により乗り越えさ
せてブッシュ体18の軸孔20内に嵌合させる。
このようにして、支軸3をガイド溝13よりブッシュ体18
の軸孔20にスムーズに案内して嵌合することができ、ま
た、弾性を有するブッシュ体18が角状部19で回り止めさ
れて固定されると共に、支軸3とブッシュ体18の軸孔20
との間でトルク出しができる。この際、ブッシュ体18の
角状部19を角穴10に圧入嵌合した状態で、圧着リブ11に
より軸孔20がその孔径を縮少し、トルク出しを充分に行
なわせることができる。
また、ブッシュ体18のフランジ21は、ケース体1の内側
面とグリル体5の外側面との間の間隔をとるためのスペ
ーサ的役割を果すと同時に、フランジ21面とケース体1
の内側面との間でも回動時にトルクを発生させることが
できる。また、ブッシュ体18は、フランジ21により着脱
が容易に行なえると共に、突条部16によりフランジ21の
めくれが防止され、支軸3への装着時に外れるようなこ
とがない。
なお、上記ブッシュ体18は、グリル体5の両側に装着す
るほか、少なくとも一側に設ければよく、この際、支軸
3及び軸孔20の左右の軸径を異ならせることにより、誤
組付を防止することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ケース体にグリル体を装着する場合、
ケース体の前面の吹出口からグリル体を押し込むことに
より、支軸をガイド溝よりブッシュ体の軸孔にスムーズ
に案内して嵌合することができ、そして、組付状態で、
弾性を有するブッシュ体が角状部で回り止めされて固定
されると共に、支軸とブッシュ体の軸孔との間でトルク
出しができ、また、ブッシュ体のフランジは、ケース体
の内側面とグリル体の外側面との間の間隔をとるための
スペーサ的役割を果すと同時に、フランジ面とケース体
の内側面との間でも回動時にトルクを発生させることが
できる。
また、請求項2の考案によれば、ブッシュ体の角状部を
角穴に圧入嵌合した状態で、圧着リブにより軸孔がその
孔径を縮少し、トルク出しを充分に行なわせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車輌用ベンチレータの分解斜視図、第
2図は第1図の一部の分解斜視図、第3図は第1図のグ
リル体の側面図、第4図はその一部の後面図、第5図は
そのグリル体のブッシュ体を装着した状態の側面図、第
6図及び第7図はグリル体の組付状態を示す一部の断面
図である。 1……ケース体、2……吹出口、3……支軸、5……グ
リル体、9……軸受部、10……角穴、11……圧着リブ、
13……ガイド溝、18……ブッシュ体、19……角状部、20
……軸孔、21……フランジ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に吹出口を有すると共に内側の両側に
    支軸を突設したケース体と、このケース体の両側の支軸
    に軸受部により回動自在に支持されたグリル体とを備
    え、 上記グリル体の少なくとも一側の軸受部は、グリル体の
    側面の回動中心部に角穴を形成すると共に、この角穴の
    後側部に上記支軸に対するガイド溝を形成し、かつ、上
    記角穴に、この角穴に嵌合する角状部、この角状部の中
    心部に上記支軸を嵌合する軸孔及び上記角状部の外側周
    囲にフランジを有する弾性体からなるブッシュ体を装着
    したことを特徴とする車輌用ベンチレータ。
  2. 【請求項2】グリル体の軸受部における角穴の内周側面
    に、ブッシュ体の角状部に対する圧着リブを突設したこ
    とを特徴とする請求項1記載の車輌用ベンチレータ。
JP4237890U 1990-04-20 1990-04-20 車輌用ベンチレータ Expired - Lifetime JPH0740919Y2 (ja)

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JPH041358U JPH041358U (ja) 1992-01-08
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JPH041358U (ja) 1992-01-08

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