JP2593564Y2 - 風量調整換気口 - Google Patents

風量調整換気口

Info

Publication number
JP2593564Y2
JP2593564Y2 JP1993062068U JP6206893U JP2593564Y2 JP 2593564 Y2 JP2593564 Y2 JP 2593564Y2 JP 1993062068 U JP1993062068 U JP 1993062068U JP 6206893 U JP6206893 U JP 6206893U JP 2593564 Y2 JP2593564 Y2 JP 2593564Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjuster
cap
male screw
air volume
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993062068U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0726648U (ja
Inventor
鐵三 西村
Original Assignee
株式会社キョーワナスタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社キョーワナスタ filed Critical 株式会社キョーワナスタ
Priority to JP1993062068U priority Critical patent/JP2593564Y2/ja
Publication of JPH0726648U publication Critical patent/JPH0726648U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593564Y2 publication Critical patent/JP2593564Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主に家屋の天井や壁等
に穿設された換気孔に取り付けられる風量調整換気口に
関する。
【0002】
【従来の技術】家屋の天井や壁には家屋内の通気を図る
目的から換気孔が形成され、この換気孔には風量調整換
気口が設けられている。この風量調整換気口の室内側に
は換気孔に固着される換気口にキャップが取り付けら
れ、キャップは風量調整換気口を通過する風量を調節で
きるように室内側から移動調整できるようになってい
る。ところで、専門家の風量計算に基づいて計画換気を
行う場合は、家屋全体のバランス等を考慮して風量調整
換気口の換気量を専門家が計測してキャップを換気口に
取り付けるため、一度キャップを換気口に取り付けた後
は住人がキャップを動かさないことが望ましい。しか
し、図6及び図7に示すように従来の風量調整換気口
(1)は壁に形成された換気孔に固着される換気口
(2)に室内側からキャップ(3)を単に挿入して取り
付けるだけの構造である。このため、住人が自由にキャ
ップ(3)を動かして風量を調整できるため、キャップ
(3)の取付位置がずれて計画換気が有効に働くなって
しまうおそれがある。また、一旦キャップ(3)を動か
してしまうとキャップ(3)の元の位置がわからないた
め、キャップ(3)を元の位置にもどすことが困難とな
ってしまう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記不具合
を解消すべく考案されたものであり、住人が容易に風量
調整をできないようにした風量調整換気口を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の考案は、
天井や壁等に穿設された換気孔に取り付けられる換気口
と、この換気口に嵌合部が挿入嵌合されるアジャスタ
と、このアジャスタの前記嵌合部と反対側に形成される
雄螺子突起部と、このアジャスタの雄螺子突起部に螺合
されるアジャスタキャップと、このアジャスタキャップ
に固着されると共に前記アジャスタの雄螺子突起部に嵌
入突起部が嵌入してアジャスタキャップの回転を阻止す
るキャップと、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【作用】請求項1の考案は、換気口に取り付けられるア
ジャスタのアジャスタキャップはアジャスタの雄螺子突
起部と螺合される。また、このアジャスタキャップには
キャップが固着されると共にキャップに突設された嵌入
突起部が前記アジャスタの雄螺子突起部に嵌入されるた
め、アジャスタキャップの回転を阻止している。このた
め、アジャスタキャップを容易に回転させて動かすこと
ができないので、風量の調整を自由に行うことができな
い。
【0006】
【実施例】図1乃至図5には本考案に係る風量調整換気
口(10)の一実施例が示されている。図1に示すよう
に、風量調整換気口(10)は換気口(12)とアジャ
スタ(14)とから構成されている。前記換気口(1
2)は図3に想像線で示す壁(A)に形成された換気孔
(B)に嵌入される円筒形状の胴部(16)とリング形
状の鍔部(18)とから形成されている。この胴部(1
6)の軸心部には筒体(20)が複数の支持片(22)
を介して配設されている。前記胴部(16)の内周面に
は軸心方向に向かってフィルター押え爪(24)が複数
突設され、図3に示すように胴部(16)内に配設され
るフィルター(26)を前記支持片(22)とで挟むよ
うになっている。また、前記筒体(20)の内周面には
一対の係合突起(28)が対向して突設されている。図
1に示すように、前記アジャスタ(14)を構成するア
ジャスタ本体(30)の嵌合部としての挿入部(32)
は円柱形状に形成されている。この挿入部(32)の端
面には着脱ばね(34)が固定され、挿入部(32)は
着脱ばね(34)を介して前記筒体(20)に挿入され
るようになっている。前記挿入部(32)の外周には係
合溝(36),(36)が形成されており、前記係合突
起(28),(28)が係合されるようになっている。
図2に示すように、前記アジャスタ本体(30)の長手
方向中間部には前記フィルター押え爪(24)と共にフ
ィルター(26)を押えるフィルター押え片(38)が
放射状に複数突設されている。前記アジャスタ本体(3
0)の挿入部(32)と反対方向には雄螺子突起部(4
0)が形成されている。この雄螺子突起部(40)の外
周面には窪み部(41)が長手方向に形成されている。
前記雄螺子突起部(40)の円弧形状の外周面には雄螺
子(42)が螺設され、雄螺子突起部(40)の窪み部
(41)の外周面には長手方向に沿って調整用目盛(4
4)が複数形成されている。また、図4に示すように、
前記雄螺子突起部(40)の先端面にはくびれ部が形成
された嵌入孔(46)が長手方向に向かって穿設されて
いる。図2に示すように、前記雄螺子突起部(40)に
は漏斗形状のアジャスタキャップ(50)が螺合される
ようになっている。このアジャスタキャップ(50)の
軸心部には筒部(52)が形成されている。この筒部
(52)の内周面には雌螺子(54)が刻設され、前記
アジャスタ本体(30)の雄螺子突起部(40)が螺入
するようになっている。また、アジャスタキャップ(5
0)の大径部の縁部には段部(58)が形成されてい
る。図3に示すように、前記アジャスタキャップ(5
0)の大径部にはキャップ(60)が取り付けられるよ
うになっている。このキャップ(60)の蓋部(62)
の外周部には嵌合爪部(64)が形成され、前記アジャ
スタキャップ(50)の大径部の段部(58)に嵌合す
るようになっている。図5に示すように、前記キャップ
(60)の蓋部(62)の軸心部には断面形状略エ字状
に形成され嵌入突起部(66)が突設され、前記雄螺子
突起部(40)の嵌入孔(46)に嵌入するようになっ
ている。
【0007】次に、実施例の作用について説明する。ま
ず、アジャスタ(14)を組み立てるにはアジャスタ本
体(30)の雄螺子突起部(40)にアジャスタキャッ
プ(50)の筒部(52)を対応させてアジャスタキャ
ップ(50)を回転させることにより、雄螺子突起部
(40)とアジャスタキャップ(50)を螺合する。こ
の場合、専門家が計算した計画換気に基づいてアジャス
タキャップ(50)を螺合するのであるが、前記雄螺子
突起部(40)には調整用目盛(44)が形成されてい
るのでアジャスタキャップ(50)の螺合位置を容易に
知ることができる。そして、アジャスタキャップ(5
0)と一体になったアジャスタ本体(30)の雄螺子突
起部(40)の嵌入孔(46)にキャップ(60)の嵌
入突起部(66)を嵌入して、アジャスタキャップ(5
0)の段部(58)にキャップ(60)の係合爪部(6
4)を嵌合させる。これにより、アジャスタキャップ
(50)は計画換気の調整用目盛(44)の位置で固定
されることになり、アジャスタ(14)の組み立ては完
了する。一方、壁(A)に穿設された換気孔(B)には
換気口(12)の胴部(16)を挿入して適宜手段を介
して取り付ける。そして、前記換気口(12)の胴部
(16)にフィルター(26)を内設し、前記アジャス
タ本体(30)の挿入部(32)を挿入して前記筒体
(20)の係合突起(28),(28)とアジャスタ本
体(30)の係合溝(36),(36)とを係合する。
これにより、アジャスタ(14)は換気口(12)に固
定され、風量調整換気口(10)の取付作業は完了す
る。従って、風量調整換気口(10)の取付後に住人が
アジャスタキャップ(50)を回転させてアジャスタキ
ャップ(50)を動かそうとしてもキャップ(60)の
嵌入突起部(66)がアジャスタ本体(30)の嵌入孔
(46)に嵌入されているため、アジャスタキャップ
(50)を回転させて動かすことはできないので、設計
換気に基づいた風量を損なうことはない。また、前記雄
螺子突起部(40)には調整用目盛(44)が設けられ
ているのでアジャスタキャップ(50)の螺合位置を容
易に知ることができ、例え住人がアジャスタキャップ
(50)を動かしたとしても調整用目盛(44)に基づ
いて元の位置にアジャスタキャップ(50)を元の位置
に固定することができる。
【0008】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る風量調
整換気口は、換気孔に風量調整換気口を一旦取り付けて
しまうと容易にアジャスタキャップを容易に動かすこと
ができないので、計画換気に基づいた換気を損なうこと
がないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る風量調整換気口の分解斜視図であ
る。
【図2】本考案に係る風量調整換気口のアジャスタの分
解斜視図である。
【図3】本考案に係る風量調整換気口の断面図である。
【図4】本考案に係る風量調整換気口のアジャスタ本体
の雄螺子突起部の側面図。
【図5】本考案に係る風量調整換気口のキャップ嵌入突
起部の側面図。
【図6】従来の風量調整換気口の分解斜視図である。
【図7】従来の風量調整換気口の分解斜視図である。
【符号の説明】
(10)・・・風量調整換気口 (12)・・・換気口 (14)・・・キャップ本体 (30)・・・アジャスタ (32)・・・挿入部 (40)・・・雄螺子突起部 (44)・・・調整用目盛 (50)・・・アジャスタキャップ (60)・・・キャップ (66)・・・嵌入突起部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井や壁等に穿設された換気孔に取り付
    けられる換気口と、この換気口に嵌合部が挿入嵌合され
    るアジャスタと、このアジャスタの前記嵌合部と反対側
    に形成される雄螺子突起部と、このアジャスタの雄螺子
    突起部に螺合されるアジャスタキャップと、このアジャ
    スタキャップに固着されると共に前記アジャスタの雄螺
    子突起部に嵌入突起部が嵌入してアジャスタキャップの
    回転を阻止するキャップと、を有してなることを特徴と
    する風量調整換気口。
JP1993062068U 1993-10-25 1993-10-25 風量調整換気口 Expired - Lifetime JP2593564Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993062068U JP2593564Y2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 風量調整換気口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993062068U JP2593564Y2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 風量調整換気口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0726648U JPH0726648U (ja) 1995-05-19
JP2593564Y2 true JP2593564Y2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=13189416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993062068U Expired - Lifetime JP2593564Y2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 風量調整換気口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2593564Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005273980A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Kamo Seisakusho:Kk 換気具用連結部材
JP2007225149A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Fujita Corp 流入量の調節可能な給気口、および給気口からの流入量調節方法
JP5870236B2 (ja) * 2011-04-08 2016-02-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気口
KR102273892B1 (ko) * 2020-04-27 2021-07-05 강희준 풍향 조절이 용이한 환기용 디퓨저

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0726648U (ja) 1995-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2593564Y2 (ja) 風量調整換気口
JPS5938663Y2 (ja) 換気扇
JPS61169330U (ja)
JPH0431470Y2 (ja)
JPS6325467Y2 (ja)
JPH0740919Y2 (ja) 車輌用ベンチレータ
JPH02130806U (ja)
JPH0427444Y2 (ja)
JPS61154483U (ja)
JPS62182844U (ja)
JP2591957Y2 (ja) 風量調整装置
JPS6022251Y2 (ja) 換気口化粧グリル
JPH0744073Y2 (ja) 電気機器キャビネット用ルーバー
JPH03130734U (ja)
JPS6333511Y2 (ja)
JPS5826913Y2 (ja) 気密式タンク用キヤツプ
JPS5930313Y2 (ja) 切換えコツクと通気管との連結装置における通気管の取付け構造
JPH0461230U (ja)
JPH041350U (ja)
JPS61130871U (ja)
JPS6349417U (ja)
JPH0423948U (ja)
JPH0352517U (ja)
JPS63190846U (ja)
JPH0387134U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090212

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090212

Year of fee payment: 10