JPH0381057B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0381057B2
JPH0381057B2 JP60072974A JP7297485A JPH0381057B2 JP H0381057 B2 JPH0381057 B2 JP H0381057B2 JP 60072974 A JP60072974 A JP 60072974A JP 7297485 A JP7297485 A JP 7297485A JP H0381057 B2 JPH0381057 B2 JP H0381057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
shaft portion
frame
hole
shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60072974A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61231345A (ja
Inventor
Masahiro Watanabe
Masaharu Ebihara
Hiromasa Kaneko
Toshuki Imasaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7297485A priority Critical patent/JPS61231345A/ja
Publication of JPS61231345A publication Critical patent/JPS61231345A/ja
Publication of JPH0381057B2 publication Critical patent/JPH0381057B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は空気調和機、あるいはダクト送風装
置などに設けられる吹出グリルの風向変更装置に
関するものである。
従来の技術 従来、空気調和機の風向変更装置は、例えば実
公昭47−22837公報に示されるように、第4図、
第5図のような構造になつていた。
すなわち、枠体1と、複数枚羽根2と、この羽
根2と一体形成され、かつ、羽根2を回動可能に
枠体1に支持する軸部3及び突起部4と、枠体1
にはめこむ外枠5より構成され、羽根2の軸方向
における外枠5の内寸が枠体1の同方向の外寸よ
りも幾分小さくなるような成型構成となつてい
る。
そして、枠体1は若干湾曲した状態が保持さ
れ、羽根2の上下両端部に設けた突起部4を押圧
し、羽根2の回転に適度なブレーキをかけるよう
にしている。また、下方の突起部4には、連結棒
6を係合して複数枚の羽根2を同時に回動するよ
うにしている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造では風向グリルを組立
てるには第6図に示すように、羽根2を若干二湾
曲させた状態で小孔7に軸部3を斜めにして挿入
しなければならず、したがつて小孔7の内径は軸
部3の外径よりかなり大きくしなければならな
い。
ところがこれでは羽根2の取付状態において枠
体1の小孔7と羽根2の軸部3周囲との間の寸法
差が大きく、羽根2にがたつきが生じる問題があ
る。又、羽根2を湾曲させるため、取付け時に折
れるおそれがあつた。
そこで本発明は上記従来の問題点を解消し、容
易に羽根の取付けが行え、又、羽根のがたつきを
防止することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的手
段は合成樹脂製の羽根に軸部を設け、さらにこの
羽根における軸部の下部に軸心に対して直交する
方向に延びる貫通穴を設けるとともに、軸部の軸
心がその貫通穴のほぼ中央にあるもので、軸部が
軸方向に伸縮可能となるよう構成したものであ
る。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、軸部が軸方向に伸縮可能なため、羽根
を湾曲させることなく枠体へ羽根を取付けること
ができる。
その結果、枠体の小孔径を軸部の外径に対し大
きくする必要がなくなり、従来のような羽根のが
たつきが防止できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面の第1図〜
第3図にもとづいて説明する。
第1図、第2図は空気調和機の吹出口あるいは
ダクト送風装置の吹出グリル等に取付けられる風
向変更装置を示し、長辺と短辺からなる枠体8と
複数の羽根9より構成されている。前記羽根9は
ポリプロピレン等の合成樹脂材からなり、本発明
の軸部に相当する上軸部10、下軸部11、突起
部12を一体に具備している。13は前記羽根9
に形成された貫通穴で、前記上軸部10の近辺下
方に、上軸部10と下軸部11を結ぶ軸心に対し
て直交する方向に延びるように形成せれており、
また上軸部10と下軸部11を結ぶ軸心は貫通穴
13のほぼ中央部に位置する。
したがつて、前記上軸部10は、この貫通穴1
3の外周肉部17の弾性撓みにより軸方向に伸縮
可能となる。また前記枠体8の長辺には相対向し
て、本発明の支持部に相当する一対の突起14と
小孔15が設けられ、前記羽根9は下軸部11が
小孔15へ回動可能に嵌合し、又、上軸部10
が、突起14へ回動可能に嵌合している。
ここで必要に応じてこの嵌合状態を雌雄関係を
逆にしてもよいことは言うまでもない。さらに前
記突起部12には連結棒16の所定間隔ごとに設
けた透孔が嵌合し、複数の羽根9を同時に回動で
きるように構成している。
上記構成において、羽根9の枠体8への取付け
手順について説明する。
先ず、第3図に示すように羽根9を軸方向に力
を加え圧縮し、下軸部11を枠体の小孔15に挿
入する。そして、突起14と上軸部10の中心線
を合わせ圧縮力を解除すると、羽根9の外周肉部
17の弾性によりもとの状態に戻り、上軸部10
は、突起14に挿入される。そして、連結棒16
を突起部12に連結することにより組立が終了す
る。
従つて、本実施例の構成によれば、上下軸部1
0,11を突起14、小孔15に対して垂直に挿
入することが可能で、従来に比べて作業が簡単で
あり、羽根9の折れ問題も解消でき、さらに、突
起14の外径と上軸部10の内径及び、小孔15
の内径と下軸部11の外径をほぼ同じ大きさにで
き、羽根のがたつきが防止できる。又、外周肉部
17の適度な加圧力によつて羽根の回転摩擦力が
得られ、風圧でがたつくこともない。
なお、枠体は、従来周知のように空気調和機の
吹出グリルを兼ねる一体あるいは送風ダクトの吹
出グリルと一体成形した構成でもよいことは明ら
かであり、本発明の要旨を脱するものではない。
又、必要に応じて、羽根9の上下軸部双方に貫
通穴13もしくは切欠き18を設け、双方を伸縮
可能な構成にしてもよい。
発明の効果 本発明は、以上のように羽根の折れを防止でき
るとともに羽根の軸部の寸法差を小さくすること
ができるため、枠体の支持部に羽根を曲げること
なく軸部を垂直に挿入することが可能で、羽根の
組込み作業が容易となり、又、その結果、羽根の
がたつきを防止することができる。さらに、羽根
に設けた貫通穴により軸部に伸縮作用が得られる
ため、軸部と支持間に適度の摩擦力が作用し、羽
根に適度のブレーキを与えることが可能であり、
風圧で羽根ががたつくこともなく、簡単に羽根が
枠体から外れるようなこともないという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における風向変更装
置を構成する羽根部の正面図、第2図は同風向変
更装置の切欠斜視図、第3図は同羽根部の枠体へ
の取付け状態を示す説明図、第4図は従来例を示
す風向変更装置の正面図、第5図は同風向変更装
置の切欠斜視図、第6図は従来例における羽根の
枠体への取付け方を示す説明図である。 8……枠体、9……羽根、10……上軸部(支
持部)、11……下軸部(支持部)、13……貫通
穴、18……切欠き。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吹出グリルを構成する枠体と、この枠体の相
    対する面にそれぞれ設けられた突起あるいは穴か
    らなる支持部と、合成樹脂材料からなる羽根と、
    この羽根の相対する両端に設けられ、かつ、前記
    支持部へ回動可能に嵌合する軸部と、前記軸部の
    少なくとも一方に、前記軸部の下方に位置し、前
    記軸部の軸心に対して直交する方向に延びる貫通
    穴を設けるとともに、前記軸部の軸心が前記貫通
    穴のほぼ中央にある風向変更装置。
JP7297485A 1985-04-05 1985-04-05 風向変更装置 Granted JPS61231345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7297485A JPS61231345A (ja) 1985-04-05 1985-04-05 風向変更装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7297485A JPS61231345A (ja) 1985-04-05 1985-04-05 風向変更装置

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Publication Number Publication Date
JPS61231345A JPS61231345A (ja) 1986-10-15
JPH0381057B2 true JPH0381057B2 (ja) 1991-12-26

Family

ID=13504868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7297485A Granted JPS61231345A (ja) 1985-04-05 1985-04-05 風向変更装置

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JP (1) JPS61231345A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05296556A (ja) * 1992-04-17 1993-11-09 Daikin Ind Ltd 風向変更装置
US5397267A (en) * 1993-08-24 1995-03-14 Vecellio; Anthony M. One-piece adjustable discharge register

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736675U (ja) * 1971-04-30 1972-12-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736675U (ja) * 1971-04-30 1972-12-22

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Publication number Publication date
JPS61231345A (ja) 1986-10-15

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