JP4393904B2 - モータの取付構造、及び送風装置 - Google Patents
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Description
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の送風装置において、前記嵌合凹部の底部、及び前記嵌合凸部の先端部の少なくとも一方から突出してなる第2振動吸収用突起をさらに設けた。
請求項1に記載の発明によれば、モータホルダのフランジ部とモータ取付部材とは、それらに形成された嵌合凹部に嵌合凸部が嵌合されて締結部材によって周方向に複数箇所で固定される。そして、嵌合凹部及び嵌合凸部の少なくとも一方における複数の締結部材間には、締結により対向する部材に押圧接触される第1振動吸収用突起が設けられるため、フランジ部とモータ取付部材との間のがたつき(隙間)が抑えられる。よって、共振による騒音を低減することができる。しかも、第1振動吸収用突起は、締結により周方向に締結部材間の中心から略均等に離間した2点で対向する部材に押圧接触される(締結部材間において押圧接触する力の極値(略最大値)となる点が周方向に複数となる)ため、モータ取付部材に伝わるモータの振動エネルギーが分散される。よって、更に共振による騒音を低減することができる。
また、第1振動吸収用突起は、前記嵌合凹部の側部、及び前記嵌合凸部の側部の少なくとも一方から突出してなるため、嵌合凹部に嵌合凸部を嵌合させる際に圧入することで、第1振動吸収用突起を容易に押圧接触させることができる。
また、第1振動吸収用突起は、締結部材間の中心から略均等に離間した2点で押圧接触されるため、モータ取付部材に伝わるモータの振動エネルギーが略均等に分散される。よって、更に共振による騒音を低減することができる。
また、第1振動吸収用突起は、前記嵌合凹部の側部、及び前記嵌合凸部の側部の少なくとも一方から突出してなるため、嵌合凹部に嵌合凸部を嵌合させる際に圧入することで、第1振動吸収用突起を容易に押圧接触させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、第2振動吸収用突起は、前記嵌合凹部の底部、及び前記嵌合凸部の先端部の少なくとも一方から突出してなるため、締結の際にフランジ部が撓められる。よって、撓められたフランジ部の弾性エネルギー(元に戻ろうとする力)により、第2振動吸収用突起を容易に押圧接触させることができる。
又、請求項3,4に記載の発明によれば、騒音を低減することができる送風装置を提供することができる。
図1は、車両空調用の送風装置1を示す。送風装置1は、モータ2と、モータ2の回転軸2aに固定されるファン3と、モータ2を保持するモータホルダ4と、モータホルダ4に固定されファン3の回転により発生する風を所定の方向に導くためのモータ取付部材としてのブロワーケース5とを備える。
(1)嵌合凹部4bにおける複数の締結部4c(ボルト6)間には、締結により嵌合凸部5bに押圧接触される振動吸収用突起4eが設けられるため、(例えば、反りや歪みが発生しても)フランジ部4aとブロワーケース5との間のがたつき(隙間)が抑えられる。よって、共振による騒音を低減することができる。しかも、振動吸収用突起4eは、締結により複数点、即ち2つの角部4fで嵌合凸部5bに押圧接触されるため、言い換えると、ボルト6間において押圧接触する力の極値(略最大値)となる点が周方向に複数(2つ)となるため、ブロワーケース5に伝わるモータ2の振動エネルギーが分散される。よって、更に共振による騒音を低減することができる。
・上記実施の形態では、振動吸収用突起4eをモータホルダ4におけるフランジ部4aの嵌合凹部4bに形成したが、嵌合凹部及び嵌合凸部の少なくとも一方に設ければ変更してもよい。例えば、図5及び図6に示すように変更してもよい。詳しくは、嵌合凹部4bには前記振動吸収用突起4eが形成されず、嵌合凸部5bにおける被締結部5c間(周方向に隣り合う被締結部5cの間)に、振動吸収用突起5eが形成されている。この振動吸収用突起5eは、嵌合凸部5bの先端部から(軸方向に)突出してなる。又、この振動吸収用突起5eは、高さが一定に設定され、周方向両端部にそれぞれ角部5fを有する。又、この振動吸収用突起5eは被締結部5c間の(周方向の)中心に形成され、その2つの角部5fは被締結部5c間の(周方向の)中心から均等に離間した位置に配置されることになる。このようにしても、上記実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。又、フランジ部に嵌合凸部を形成し、ブロワーケースに嵌合凹部を形成してもよく(即ち嵌合凹部及び嵌合凸部を逆に形成してもよく)、この場合においても振動吸収用突起をどちらかの少なくとも一方に設ければよい。
・上記実施の形態では、ボルト6にて締結する構成としたが、他の締結部材(例えば、ビス等)にて締結する構成に変更してもよい。
(イ)前記第2振動吸収用突起は、前記複数点となる周方向に2つの角部を有することを特徴とする。このようにすると、第2振動吸収用突起を(曲線等を用いた形状に比べて)簡単な形状とすることができる。その結果、モータホルダ、又はモータ取付部材を容易に設計及び製造することができる。
Claims (4)
- モータに対してフランジ状に延びるモータホルダのフランジ部と、モータ取付部材とを固定するモータの取付構造において、
前記フランジ部における前記モータ取付部材との対向面に周方向に延びる嵌合凹部又は嵌合凸部を形成し、前記モータ取付部材における前記フランジ部との対向面に周方向に延びる嵌合凸部又は嵌合凹部を形成し、前記嵌合凹部に前記嵌合凸部を嵌合させて締結部材によって周方向に複数箇所で固定するモータの取付構造であって、
前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部の少なくとも一方における複数の前記締結部材間に、締結により周方向に前記締結部材間の中心から略均等に離間した2点で対向する部材に押圧接触される第1振動吸収用突起を設け、
前記第1振動吸収用突起は、該第1振動吸収用突起が前記嵌合凹部に設けられる場合、前記嵌合凹部の径方向内側の側部から径方向外側に突出する第1の突起と、前記嵌合凹部の径方向外側の側部から径方向内側に突出する第2の突起とからなり、前記嵌合凹部に前記嵌合凸部が圧入嵌合された状態において前記2点のうち一方の点で前記第1の突起が対向する前記嵌合凸部に押圧接触されるとともに他方の点で前記第2の突起が対向する前記嵌合凸部に押圧接触され、
前記第1振動吸収用突起は、該第1振動吸収用突起が前記嵌合凸部に設けられる場合、前記嵌合凸部の径方向内側の側部から径方向内側に突出する第3の突起と、前記嵌合凸部の径方向外側の側部から径方向外側に突出する第4の突起とからなり、前記嵌合凹部に前記嵌合凸部が圧入嵌合された状態において前記2点のうち一方の点で前記第3の突起が対向する前記嵌合凹部に押圧接触されるとともに他方の点で前記第4の突起が対向する前記嵌合凹部に押圧接触されることを特徴とするモータの取付構造。 - 請求項1に記載のモータの取付構造において、
前記嵌合凹部の底部、及び前記嵌合凸部の先端部の少なくとも一方から突出してなる第2振動吸収用突起をさらに設けたことを特徴とするモータの取付構造。 - モータと、
前記モータの回転軸に固定されるファンと、
前記モータに対してフランジ状に延びるフランジ部を有し、前記モータを保持するモータホルダと、
前記フランジ部に固定され、前記ファンの回転により発生する風を所定の方向に導くブロワーケースとを備えた送風装置において、
前記フランジ部における前記ブロワーケースとの対向面には周方向に延びる嵌合凹部又は嵌合凸部が形成され、前記ブロワーケースにおける前記フランジ部との対向面には周方向に延びる嵌合凸部又は嵌合凹部が形成され、前記フランジ部と前記ブロワーケースとは前記嵌合凹部に前記嵌合凸部が嵌合されて締結部材によって周方向に複数箇所で固定されるものであって、
前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部の少なくとも一方における複数の前記締結部材間には、締結により周方向に前記締結部材間の中心から略均等に離間した2点で対向する部材に押圧接触される第1振動吸収用突起が設けられ、
前記第1振動吸収用突起は、該第1振動吸収用突起が前記嵌合凹部に設けられる場合、前記嵌合凹部の径方向内側の側部から径方向外側に突出する第1の突起と、前記嵌合凹部の径方向外側の側部から径方向内側に突出する第2の突起とからなり、前記嵌合凹部に前記嵌合凸部が圧入嵌合された状態において前記2点のうち一方の点で前記第1の突起が対向する前記嵌合凸部に押圧接触されるとともに他方の点で前記第2の突起が対向する前記嵌合凸部に押圧接触され、
前記第1振動吸収用突起は、該第1振動吸収用突起が前記嵌合凸部に設けられる場合、前記嵌合凸部の径方向内側の側部から径方向内側に突出する第3の突起と、前記嵌合凸部の径方向外側の側部から径方向外側に突出する第4の突起とからなり、前記嵌合凹部に前記嵌合凸部が圧入嵌合された状態において前記2点のうち一方の点で前記第3の突起が対向する前記嵌合凹部に押圧接触されるとともに他方の点で前記第4の突起が対向する前記嵌合凹部に押圧接触されることを特徴とする送風装置。 - 請求項3に記載の送風装置において、
前記嵌合凹部の底部、及び前記嵌合凸部の先端部の少なくとも一方から突出してなる第2振動吸収用突起をさらに設けたことを特徴とする送風装置。
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