JP2012086649A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータのステータの拡縮運動によるモータの振動が発生した場合でも、減速機へ振動が伝わるのを抑制し作動音を低減できる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】モータ18は、モータフランジ30が、減速機ハウジング33上部に形成された複数のネジ穴に取付けボルト32によって締結されることによって減速機ハウジング33に固定される。モータフランジ30に突起する複数の半球状のモータフランジ突起部31は、対向する減速機ハウジング33との隙間に配設され、モータ軸29を中心線として減速機ハウジング33の円周上に点接触した状態で減速機ハウジング33と重なり合って配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関するものである。
電動パワーステアリング装置は、コラム軸上に搭載されウォーム減速機を介してコラムシャフトに補助動力を与えている。このウォーム減速機に設けられたモータ取付け部の周面にモータのフランジの接合面が当接するようにモータが取付けられている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−168198号公報
この電動パワーステアリング装置では、モータが駆動する際にモータのケースに取付けられたステータの拡縮運動により、ケースの変形によるモータの振動が発生する。このモータの振動が減速機のハウジングを介してコラム本体に伝わり騒音を発生させる。そして、この騒音が、電動パワーステアリング装置の作動音を増大させる一因となっている。
このため、モータの振動が伝わるのを抑制し、このモータの振動により発生する作動音を低減することが課題となっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、モータのステータの拡縮運動によるモータの振動が発生した場合でも、減速機へ振動が伝わるのを抑制し作動音を低減できる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータと、減速機ハウジングと、前記減速機ハウジングと対向して取付けられ空間部を形成する前記モータのモータフランジと、前記空間部に前記モータフランジの底部面に突起して設けたモータフランジ突起部と、を有し、前記モータフランジ突起部は、前記モータのモータ軸を中心として対向する前記減速機ハウジングの上面部に当接して配置されること、を要旨とする。
上記構成によれば、モータフランジより形成された空間部において、モータフランジに設けたモータフランジ突起部と減速機ハウジングが接触した状態になっている。これにより、モータフランジにより空間部を形成し、更にモータフランジ突起部を減速機ハウジングに接触させることによって接合面の接触面積を小さくし、モータの振動が減速機側に伝わるのを抑制し作動音を低減できる。
請求項2に記載の発明は、前記モータフランジ突起部は、前記モータ軸を中心とした円周上に配置されること、を要旨とする。
即ち、モータ軸を中心とする周囲のいずれの位置においても振動が伝わるのを抑制できる。
モータのステータの振動により発生する作動音を低減することができる電動パワーステアリング装置を提供できる。
実態の形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成説明図である。 図1の電動パワーステアリング装置におけるモータ取付け部の構成説明図である。 図2の矢印A方向から見た上面図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成を説明する図である。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、操舵部材としてのステアリングホイール2と、ステアリングホイール2の回転に連動して転舵輪3を転舵する転舵機構4と、運転者の操舵を補助する操舵補助機構5とを備えている。転舵機構4としては、例えばラックアンドピニオン機構が用いられている。
ステアリングホイール2と転舵機構4とは、ステアリングシャフト6及び中間軸7等を介して機械的に連結されている。ステアリングホイール2の回転は、ステアリングシャフト6及び中間軸7等を介して転舵機構4に伝達される。これにより、転舵輪3が転舵される。
ステアリングシャフト6は、直線状に延びている。また、ステアリングシャフト6は、ステアリングホイール2に連結された入力軸8と、中間軸7に連結された出力軸9とを含む。入力軸8と出力軸9とは、トーションバー10を介して同一軸線上で相対回転可能に連結されている。即ち、ステアリングホイール2に一定値以上の操舵トルクが入力されると、入力軸8および出力軸9は、互いに相対回転しつつ同一方向に回転するようになっている。
ステアリングシャフト6の周囲に配置されたトルクセンサ11は、入力軸8および出力軸9の相対回転変位量に基づいて、ステアリングホイール2に入力された操舵トルクを検出する。また、トルクセンサ11のトルク検出結果は、制御装置としてのECU12に入力される。中間軸7は、ステアリングシャフト6と転舵機構4とを連結している。
転舵機構4は、ピニオン軸13と、ラック軸14とを含む。ラック軸14の各端部には、タイロッド15およびナックルアーム(図示せず)を介して転舵輪3が連結されている。
ピニオン軸13は、中間軸7に連結されている。ピニオン軸13は、ステアリングホイール2の操舵に連動して回転する。また、ピニオン軸13の先端(図1では下端)には、ピニオン16が連結されている。
ラック軸14は、車両の左右方向に沿って直線状に延びている。ラック軸14の軸方向の途中部には、上記ピニオン16に噛み合うラック17が形成されている。このピニオン16およびラック17によって、ピニオン軸13の回転がラック軸14の軸方向移動に変換される。ラック軸14を軸方向に移動させることで、転舵輪3を転舵することができる。
操舵補助機構5は、モータ18と、モータ18の出力トルクを転舵機構4に伝動するための伝動装置としての減速機19とを含む。減速機19としては、例えばウォームギヤなどの食い違い軸歯車機構や、平行軸歯車機構などを用いることができる。本実施形態では、減速機19として、ウォームギヤが用いられている。すなわち、減速機19は、駆動ギヤとしてのウォーム軸20と、このウォーム軸20と噛み合う従動ギヤとしてのウォームホイール21とを含む。
ウォーム軸20は、図示しない動力伝達継手を介してモータ18の回転軸(図示せず)に連結されている。ウォーム軸20は、モータ18によって回転駆動される。また、ウォームホイール21は、ステアリングシャフト6に同行回転可能に連結されている。ウォームホイール21は、ウォーム軸20によって回転駆動される。
モータ18がウォーム軸20を回転駆動すると、ウォーム軸20によってウォームホイール21が回転駆動され、ウォームホイール21およびステアリングシャフト6が同行回転する。そして、ステアリングシャフト6の回転は、中間軸7を介してピニオン軸13に伝達される。ピニオン軸13の回転は、ラック軸14の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪3が転舵される。すなわち、モータ18によってウォーム軸20を回転駆動することで、転舵輪3が転舵され、運転者の操舵が補助される。
次に、図2は、実施の形態に係る電動パワーステアリング装置1におけるモータ18の取付け部の構成説明図である。また、図3は図2の矢印A方向から見た上面図である。
図2に示すように、モータ18は、モータフランジ30が減速機ハウジング33上部に形成された複数のネジ穴に取付けボルト32により締結されることによって減速機ハウジング33に固定される。モータフランジ30に突起する複数の半球状のモータフランジ突起部31は、対向する減速機ハウジング33との隙間に配設され、モータ軸29を中心線として減速機ハウジング33の円周上に点接触した状態で減速機ハウジング33と重なり合って配置されている。
そして、モータ18に振動が発生した場合でも、図2に示すように、モータ18と減速機ハウジング33との取付け部においてモータハウジング突起部31と減速機ハウジング35上面とが接触した状態になっていることにより、モータ18から減速機ハウジング35へ振動が伝わるのを抑制し作動音を低減することができる。
以上のように、本実施形態では、モータ18が回転する際にステータの拡縮運動によりモータ18が振動してもモータフランジ突起部31と減速機ハウジング33が点接触していることにより接合面の接触面積を小さくできモータから振動が伝わるのを抑制できる。更に、モータ18の振動によるウォーム軸20とモータ軸29との芯ズレを防止し、モータ18の回転を瞬断なく減速機19に伝達できる。
なお、上記実施形態では、モータフランジを減速機ハウジングに接触させ取付けボルトを締結することにより固定したが、モータフランジと減速機ハウジングとの間に弾性部材を介してモータフランジと減速機ハウジングを取付けボルトにより固定してもよい。
1:電動パワーステアリング装置、18:モータ、19:減速機、20:ウォーム軸、
29:モータ軸、30:モータフランジ、31:モータフランジ突起部、
32:取付けボルト、33:減速機ハウジング

Claims (2)

  1. モータと、
    減速機ハウジングと、
    前記減速機ハウジングと対向して取付けられ空間部を形成する前記モータのモータフランジと、
    前記空間部に前記モータフランジの底部面に突起して設けたモータフランジ突起部と、を有し、
    前記モータフランジ突起部は、前記モータのモータ軸を中心として対向する前記減速機ハウジングの上面部に当接して配置されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、
    前記モータフランジ突起部は、前記モータ軸を中心とした円周上に配置されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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