JP2003289641A - ブラシ装置の支持構造 - Google Patents

ブラシ装置の支持構造

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JP2003289641A JP2002076177A JP2002076177A JP2003289641A JP 2003289641 A JP2003289641 A JP 2003289641A JP 2002076177 A JP2002076177 A JP 2002076177A JP 2002076177 A JP2002076177 A JP 2002076177A JP 2003289641 A JP2003289641 A JP 2003289641A
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輝充 高橋
Kazutoshi Ito
一敏 伊藤
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敏昭 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブラシとコンミテータの接触位置のずれを防止
することができるブラシ装置の支持構造を提供する。 【解決手段】 ヨーク11内に嵌入されたマグネットホ
ルダ14には、複数の嵌合凸部20を延設している。ブ
ラシ装置19(基板25)は、各係合凹部(支持部)2
5bにそれぞれ係合された弾性ゴム28を介してハウジ
ング12にフローティング支持されている。また、ブラ
シ装置19(基板25)は、ヨーク11をハウジング1
2に組み付ける際、嵌合凸部20の各突起20bを各弾
性ゴム28の嵌合孔28aに嵌挿することで基板25の
軸中心がコンミテータ18の軸中心と一致するよう位置
決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電動モータに
おけるブラシ装置に係り、詳しくはブラシ装置の支持構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の直流電動モータの要部
平面図である。図14は、図13におけるD−D線要部
断面図である。直流電動モータのブラシ装置50は、モ
ータ整流子(コンミテータ)51に摺接するブラシ52
と、該ブラシ52の収容保持するブラシボックス53
と、該ブラシボックス53を固定する基板54とを備え
ている。
【0003】前記基板54は、絶縁材(樹脂等)にて形
成され、弾性ゴム55を介してハウジング56にフロー
ティング支持されている。具体的には、図14に示すよ
うに、前記基板54(ブラシ装置50)は、弾性ゴム5
5を貫挿するカラー57及びネジ58にて該弾性ゴム5
5の軸方向(つまりモータの軸方向)に沿ってハウジン
グ56に位置決めされている。これにより、ブラシ52
とコンミテータ51の摺接による振動がハウジング56
を介してヨーク59へ伝達することが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来例は、
ネジ58とカラー57が遊貫通状態であり、ネジ58と
カラー57の間に隙間が生じているため、基板54(ブ
ラシ装置50)の径方向位置及び周方向位置がモータロ
ータの中心位置からずれるおそれがあった。そのずれに
よってブラシ52とコンミテータ51の接触位置がずれ
てしまい、モータは安定な出力を得られないという問題
点があった。特に双方向回転モータの場合に双方向の回
転特性が変わるので影響が大きい。
【0005】また、従来のモータ構成において、ブラシ
装置50の円周方向位置とヨーク59内に設けられたマ
グネットM(図14参照)の円周方向位置は、それぞれ
独自の組み付けによって決められているため、両者の位
置ずれが生じやすくなる。そのため、ブラシ52とマグ
ネットMの位置ずれによりモータ特性の変動が生じやす
くなるという問題点があった。特に双方向回転モータの
場合に双方向の回転特性が変わるので影響が大きい。
【0006】さらに、従来のモータ構成において、図1
3に示すように、基板54は該基板54の中心を通る直
線(中心線)L0上にある2つの固定箇所K4,K5に
て固定されている。そのため、前記基板54は、リード
線等からの外力によって前記両固定箇所K4,K5を通
る直線L0を中心線として回動(傾斜)する恐れがあっ
た。その基板54の傾きにより該基板54上に固定され
た各ブラシ52も傾斜してしまい、ブラシ52とコンミ
テータ51の接触位置がずれてしまい、モータは安定な
出力を得られないという問題点があった。また、基板5
4は2箇所だけでフローティング支持されているため、
前記両固定箇所K4,K5を通る中心線L0と直交する
方向の基板54両側の振動を該2箇所のフローティング
支持構造にて吸収しにくいという問題点もあった。
【0007】本発明の目的は、ブラシとコンミテータの
接触位置のずれを防止することができるブラシ装置の支
持構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、弾性部材を介してハウ
ジングにフローティング支持されるブラシ装置の支持構
造において、前記弾性部材は、基板に設けられた支持部
に径方向及び円周方向に係合され、ヨーク内に嵌入され
たマグネットホルダに設けられた嵌合部材によって軸方
向に圧縮されるよう位置決めされていることを要旨とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のブラシ装置の支持構造において、前記弾性部材は、前
記嵌合部材を嵌挿する嵌合孔を有し外周が前記支持部に
係合する筒体部と、該筒体部の両端に設けられ前記基板
を軸方向に挟持するつば部とを備えていることを要旨と
する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のブラシ装置の支持構造において、前記弾性部材の前記
嵌合孔の内周面は、径方向内側に延びその先端部で前記
嵌合部材を嵌合保持する複数の内側凸部を備えたことを
要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のブラシ装置の支持構造において、前記内側凸部は、そ
の先端側に向かうほど円周方向の幅が小さくされたこと
を要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のブラシ装置の支持構造において、前記各内側凸部は、
前記内周面が軸方向から見て連続したサインカーブ状と
されることで形成されたことを要旨とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項2に記載
のブラシ装置の支持構造において、前記弾性部材の嵌合
孔に剛性リングを圧入嵌合し、その剛性リングの中心孔
に前記嵌合部材を嵌挿させることを要旨とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれか1に記載のブラシ装置の支持構造において、
前記弾性部材は、前記基板の円周方向に沿って三箇所で
ほぼ等角度間隔にて配置されていることを要旨とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のブラシ装置の支持構造において、前記基板には前記ブ
ラシと、前記ブラシを保持するためのブラシボックスが
それぞれ四つずつ設けられており、前記弾性部材の一つ
は二つのブラシ間の中央、他の二つは他の二つのブラシ
の側部近接位置に配設されていることを要旨とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8
のいずれか1に記載のブラシ装置の支持構造において、
前記ハウジングに、前記弾性部材の嵌合孔に遊挿する突
起を形成したことを要旨とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項1乃至
8のいずれか1に記載のブラシ装置の支持構造におい
て、前記ハウジングに、前記弾性部材の嵌合孔に遊挿す
る棒部材を取着する取付部を形成したことを要旨とす
る。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項1乃至
10のいずれか1に記載のブラシ装置の支持構造におい
て、前記マグネットホルダに、前記ハウジング又はヨー
クに係合する係合部を設けたことを要旨とする。
【0019】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のブラシ装置の支持構造において、前記係合部は、
径方向の外側に向けて突出する凸部であって、該凸部が
ヨーク内壁における凹部に係合することを要旨とする。
【0020】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
弾性部材は、基板に設けられた支持部に係合されること
で径方向及び円周方向に位置決めされ、従来のネジの替
わりにマグネットホルダに延設された嵌合部材にて軸方
向に位置決めされる。つまり、簡単な構造でブラシ装置
は位置決めされる。また、ブラシ装置の円周方向位置と
マグネットホルダに保持されたマグネットの円周方向位
置とのずれが防止される。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、基板はつ
ば部によって挟まれるよう弾性部材に支持されているた
め、ブラシ装置は弾性部材により安定に支持される。請
求項3に記載の発明によれば、弾性部材は、径方向内側
に延びる内側凸部の先端部で前記嵌合部材を嵌合保持す
るため、軸方向に圧縮され、その圧縮の結果径方向に過
剰に圧縮されても、あるいは関係部品の径方向の寸法バ
ラツキにより径方向に過剰に圧縮されても、内側凸部が
隣接する内側凸部間に逃げることができ、過剰に硬化す
ることが避けられ、径方向の弾性が維持される。よっ
て、基板(ブラシ装置)からハウジングへの振動伝達を
防止するフローティング機能を維持することができる。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、内側凸部
は、その先端側に向かうほど円周方向の幅が小さくされ
るため、その先端側ほど変形し易くなり、基板(ブラシ
装置)からハウジングへの振動伝達を防止するフローテ
ィング機能を良好とすることができる。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、各内側凸
部は、前記内周面が軸方向から見て連続したサインカー
ブ状とされることで形成されるため、その全体が基端部
から容易に傾倒してしまうことは抑えられ、基板(ブラ
シ装置)からハウジングへの振動伝達を防止するフロー
ティング機能を良好とすることができる。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、弾性部材
の傾倒が抑止され、ブラシ装置の位置決め精度が向上さ
れる。請求項7に記載の発明によれば、基板に外力が作
用してもブラシ装置が傾斜することなく安定に支持され
る。
【0025】請求項8に記載の発明によれば、ブラシボ
ックスの側部近接位置に弾性部材が配設されることにな
り有効に振動が吸収される。請求項9に記載の発明で
は、ハウジングに形成した突起に弾性部材が遊挿される
ことにより、ブラシ装置がハウジングに略位置決めされ
た後、マグネットホルダが組み付けられる。
【0026】また、請求項10に記載の発明では、ハウ
ジングに形成した取付部に棒部材が取着され、その棒部
材に弾性部材が遊挿されることにより、ブラシ装置がハ
ウジングに略位置決めされた後、マグネットホルダが組
み付けられる。
【0027】従って、請求項9及び請求項10に記載の
発明によれば、マグネットホルダの組付性が向上され
る。また、突起及び棒棒部材に弾性部材が遊挿されるの
で、ブラシ装置のフローティング状態に悪影響を与える
こともない。
【0028】請求項11に記載の発明によれば、マグネ
ットホルダの係合部がハウジング又はヨークに係合する
ことで、その周方向の移動が規制され、マグネットホル
ダの空転を防止できる。
【0029】請求項12に記載の発明によれば、マグネ
ットホルダには、前記係合部として径方向の外側に向け
て突出する凸部が設けられる。その凸部がヨーク内壁の
凹部に係合されることで、マグネットホルダの空転を防
止できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図5に従って説明する。図1は本実施形態
の直流電動モータの断面図である。図2はブラシ及びブ
ラシボックスを外したブラシ装置の要部平面図である。
図3は図2におけるA−A線断面図である。
【0031】本実施形態の直流電動モータ(以下、単な
るモータという)10は、有底筒状のヨーク11と、ハ
ウジング12と、そのヨーク11及びハウジング12と
で囲まれた空間内に収容された電機子13とを備えてい
る。
【0032】前記ヨーク11の内周面にはマグネットホ
ルダ14が嵌入され、該マグネットホルダ14には複数
(4つ)のマグネットMが保持されている。それらのマ
グネットMの内側には、前記電機子13が回転可能に支
持されている。すなわち、電機子13には回転軸15が
備えられ、その回転軸15の両端が前記ヨーク11及び
ハウジング12にそれぞれ設けられた軸受16,17を
介して回転可能に支持されている。回転軸15の下端に
はコンミテータ(整流子)18が一体回転可能に設けら
れ、ハウジング12においてコンミテータ18と隣接し
た位置にはブラシ装置19が配設されている。
【0033】前記マグネットホルダ14は、絶縁材(樹
脂)からなり、図4及び図5に示すように、2つのリン
グ部材14a,14bと、該2つのリング部材14a,
14bを連結する4つの連結支柱14cとを備えてい
る。前記リング部材14a,14bは、その外径が前記
ヨーク11の筒部11a内径とほぼ同じに形成されてい
る。前記4つの連結支柱14cは前記2つのリング部材
14a,14bの円周上に等角度間隔に配置されるよう
該リング部材14a,14bと一体に形成されている。
本実施形態では、隣接する両連結支柱14c間に形成さ
れた空間を、それぞれ前記マグネットMを嵌合保持する
ための嵌合保持部14dとしている。つまり、マグネッ
トホルダ14には4つの嵌合保持部14dが形成され、
各嵌合保持部14dにはそれぞれ横断面扇形状に形成さ
れたマグネットMが嵌合保持されている。
【0034】前記マグネットホルダ14の一方のリング
部材14bには、軸方向に沿って外方(図1、図4及び
図5では下方)へ伸びる複数(3つ)の嵌合部材として
の第1〜第3の嵌合凸部20〜22が設けられている。
第1〜第3の嵌合凸部20〜22は、それぞれ横断面扇
形状に形成された延出部20a〜22aと、該延出部2
0a〜22aの先端面から横断面円形状に突設された小
径の突起20b〜22bとを備えている。前記延出部2
0a〜22aは、そのリング部材14bの内周面側の内
面が該リング部材14bの内周面と同一面上になるよう
当該リング部材14bの下面から延設されている。第1
〜第3の嵌合凸部20〜22は、リング部材14bの円
周上にほぼ等角度間隔にて設けられている。本実施形態
では、第2及び第3の嵌合凸部21,22は、それぞれ
第1の嵌合凸部20と105°をなして設けられてい
る。
【0035】そして、前記マグネットホルダ14は、図
1及び図4に示すように、マグネットMを保持して前記
ヨーク11の筒内に嵌入されている。ヨーク11の筒内
に嵌入されたマグネットホルダ14は、その第1〜第3
の嵌合凸部20〜22の一部分がヨーク11の開口部か
ら外方(下方)へ突出している。
【0036】前記ブラシ装置19は、前記コンミテータ
18に摺接する複数(4つ)のブラシ23と、各ブラシ
23を収容保持するブラシボックス24と、各ブラシボ
ックス24を固定する基板25とを備えている。各ブラ
シ23は、コンミテータ18に摺接するようコイルスプ
リング26によって付勢され、ピッグテール(給電線)
27を介して駆動電源(図示せず)に接続されている。
【0037】前記基板25は、絶縁材(樹脂等)にて形
成され、中央に電機子貫挿孔25aが設けられ、該貫挿
孔25aの中心に対して同じ半径を有する円周上に支持
部としての複数(3つ)の係合凹部25b〜25dが設
けられている。つまり、各係合凹部25b〜25dは、
軸方向から見て(図2の破線参照)径方向内側に略半円
形状に凹設され、その中心から貫挿孔25aの中心まで
の距離を同じにしている。本実施形態では、その距離
(半径)を、前記マグネットホルダ14の軸中心から各
突起20b〜22bの軸中心までの距離と同じに設定し
ている。また、3つの係合凹部25b〜25dは、ほぼ
等角度間隔にて基板25の同一円周上に設けられてい
る。第2及び第3の係合凹部25c,25dは、貫挿孔
25aの中心に対してそれぞれ第1の係合凹部25bと
105°をなすよう中心線L1の両側に設けられてい
る。つまり、第2の係合凹部25cと第1の係合凹部2
5bとのなす角度が105°となり、第3の係合凹部2
5dと第1の係合凹部25bとのなす角度が105°と
なっている。各係合凹部25b〜25dには、弾性部材
としての弾性ゴム28がそれぞれ係合されている。
【0038】前記弾性ゴム28は、嵌合孔28aを有し
前記係合凹部25b〜25dに係合する筒体部28b
と、該筒体部28bの両端から径方向外側に延びたつば
部28cとを備えている。各弾性ゴム28は、その筒体
部28bの外径が前記各係合凹部25b〜25dの円弧
直径とほぼ同じに形成されている。これにより、弾性ゴ
ム28が各係合凹部25b〜25dに係合されるとき、
径方向及び円周方向において基板25との相対位置が決
めされる。また、各弾性ゴム28は、その両つば部28
c間の距離が各係合凹部25b〜25dにおける基板2
5の厚さとほぼ同じに形成されている。さらに、前記各
延出部20a〜22aと各突起20b〜22bの軸方向
長さ及び弾性ゴム28の軸方向高さをそれぞれ所定値に
設定している。
【0039】そして、各弾性ゴム28は、筒体部28b
を係合凹部25b〜25dに係合し、両つば部28cが
基板25を挟持するよう基板25をハウジング12上に
フローティング支持する。言い換えれば、基板25は、
係合凹部25b〜25dに係合した弾性ゴム28を介し
てハウジング12にフローティング支持されている。ま
た、各弾性ゴム28は、その嵌合孔28aに各突起20
b〜22bを嵌挿させることによって第1〜第3の嵌合
凸部20〜22とハウジング12とで挟持されている。
つまり、ハウジング12上に弾性ゴム28を介してフロ
ーティング支持された基板25は、ヨーク11をハウジ
ング12に組み付ける際、マグネットホルダ14の各突
起20b〜22bを各弾性ゴム28の嵌合孔28aに嵌
挿することで基板25の軸中心がコンミテータ18の軸
中心と一致するよう位置決めされる。また、各弾性ゴム
28が各延出部20a〜22aによりある程度で軸方向
(縦方向)に圧縮されるよう各弾性ゴム28の嵌合孔2
8aに各突起20b〜22bを嵌挿してヨーク11をハ
ウジング12に組み付けている。
【0040】前記基板25の円周上には、前記ブラシ2
3を収容保持したブラシボックス24が四箇所で等角度
間隔にて配置されている。図示しないが、そのブラシボ
ックス24(ブラシ23)は、前記中心線L1の両側に
基板25の中心に対して前記係合凹部25bと45°を
なす場所及び該係合凹部25bと135°をなす場所に
それぞれ設けられている。つまり、4つのブラシボック
ス24(ブラシ23)は互いに90°をなして設置され
ている。これにより、係合凹部25bに設けられた弾性
ゴム28は、両ブラシボックス24(ブラシ23)の中
間位置に配置され、係合凹部25c,25dに設けられ
た弾性ゴム28はその他の2つのブラシボックス24
(ブラシ23)の側部近接位置に配置される。
【0041】以下、本実施形態のブラシ装置19の支持
構造の特徴を記載する。 (1) 弾性ゴム28は、基板25に設けられた係合凹
部(支持部)25b〜25dに係合されることで径方向
及び円周方向に位置決めされ、従来のネジの替わりにマ
グネットホルダ14に延設された嵌合凸部20〜22に
て軸方向に位置決めされる。従って、ネジを不要とする
安価で簡単な構造でブラシ装置19の位置決めをするこ
とができる。また、ブラシ装置19の円周方向位置をマ
グネットホルダ14に保持されたマグネットMの位置と
を高精度に一致することができる。その結果、ブラシ2
3とマグネットMの円周方向位置のずれを防止すること
ができ、ブラシ23からコンミテータ18への電流の整
流が適切に保たれ、モータ10の出力を安定に保つこと
ができる。特に、双方向回転モータの双方向回転特性を
安定することができる。
【0042】(2) 基板25はつば部28cによって
挟まれるよう弾性ゴム28により支持されているため、
ブラシ装置19を弾性ゴム28にて安定に支持すること
ができる。また、基板25はつば部28cの広い平坦面
で軸方向に挟まれているため、ブラシ装置19を弾性ゴ
ム28にて軸方向に安定に支持することができる。
【0043】(3) 弾性ゴム28を、基板25の円周
方向に三箇所でほぼ等角度間隔にて配置している。従っ
て、基板25に外力が作用してもブラシ装置19が傾斜
することなく安定に支持される。その結果、基板25
(ブラシ装置19)の傾きにより各ブラシ23とコンミ
テータ18との接触位置がずれることを防止でき、モー
タ10の回転ムラ等の問題点を解消できる。
【0044】(4) ブラシボックス24(ブラシ2
3)は近接する支持部(係合凹部)25b〜25dとの
なす角度が45°以内に設置されるため、各ブラシ23
の振動を各支持部(係合凹部)25b〜25dに設けら
れた弾性ゴム28により効果的に吸収することができ
る。
【0045】なお、本実施形態は以下のように変更して
もよい。 ○ 図6に示すように、各弾性ゴム28の嵌合孔28a
に剛性リングとしてのカラー29を圧入嵌合し、カラー
29の中心孔29aに前記突起20b〜22bを嵌挿す
るよう実施してもよい。カラー29は、中心孔29aを
有する筒体部29bと、該筒体部29bの一端(図6に
おいて突起20b〜22bを嵌挿する上端)に径方向に
延設されたつば部29cとを備えている。そして、カラ
ー29は、そのつば部29cの下面が弾性ゴム28の上
つば部28cの上面に当接するよう弾性ゴム28の嵌合
孔28a内に圧入嵌合されている。この場合、上記実施
形態の効果に加えて、弾性ゴム28の傾倒を抑止するこ
とができ、ブラシ装置19の位置決め精度を向上するこ
とができる。
【0046】○ 上記実施の形態の弾性ゴム28を、図
7(a),(b)に示すような弾性ゴム31に変更して
実施してもよい。弾性ゴム31は、上記実施の形態の弾
性ゴム28と同様に、嵌合孔31aを有し前記係合凹部
25b〜25dに係合する筒体部31bと、該筒体部3
1bの両端から径方向外側に延びたつば部31cとを備
えている。そして、嵌合孔31aの内周面には、径方向
内側に延びその先端部で前記突起20b〜22bを嵌合
保持する複数(6つ)の内側凸部31dが形成されてい
る。この内側凸部31dは、その先端側に向かうほど円
周方向の幅が小さくされている。又、各内側凸部31d
は、嵌合孔31aの内周面が軸方向から見て(図7
(a)参照)連続したサインカーブ状とされることで形
成されている。
【0047】このようにしても上記実施の形態の効果と
同様の効果を得ることができる。又、このようにする
と、弾性ゴム31は、径方向内側に延びる内側凸部31
dの先端部で突起20b〜22bを嵌合保持するため、
軸方向に圧縮され、その圧縮の結果径方向に過剰に圧縮
されても、あるいは関係部品の径方向の寸法バラツキに
より径方向に過剰に圧縮されても、内側凸部31dが隣
接する内側凸部31d間に逃げることができ、過剰に硬
化することが避けられ、径方向の弾性が維持される。よ
って、基板25(ブラシ装置19)からハウジング12
への振動伝達を防止するフローティング機能を維持する
ことができる。又、内側凸部31dは、その先端側に向
かうほど円周方向の幅が小さくされるため、その先端側
ほど変形し易くなり、前記フローティング機能を良好と
することができる。しかも、各内側凸部31dは、嵌合
孔31aの内周面が軸方向から見て連続したサインカー
ブ状とされることで形成されるため、その全体が基端部
から容易に傾倒してしまうことは抑えられ、前記フロー
ティング機能を更に良好とすることができる。尚、内側
凸部31dの形状や、個数は適宜変更してもよい。
【0048】○ 図8及び図9に示すように、ハウジン
グ12において、各弾性ゴム28,31の嵌合孔28
a,31aに遊挿する突起32を設けてもよい。なお、
図8は、ハウジング12の平面図であり、図9は、図8
におけるB−B線断面図である。すなわち、突起32
は、各弾性ゴム28,31の嵌合孔28a,31aより
も径が小さい円柱状をなし、ハウジング12の底面にお
いて、各弾性ゴム28,31の配置位置に対応して3つ
の突起32が形成されている。但し、嵌合孔31aの径
とは、対向する2つの内側凸部31dの先端間の長さを
いう。
【0049】図8及び図9に示すハウジング12を用い
る場合、モータ組付時において、ハウジング12の突起
32を弾性ゴム28,31の嵌合孔28a,31aに遊
挿し、該弾性ゴム28を介してブラシ装置19をハウジ
ング12上に置く。その後、マグネットホルダ14の各
突起20b〜22bを弾性ゴム28,31の嵌合孔28
a,31aに嵌挿させる。これにより、各弾性ゴム2
8,31は、マグネットホルダ14の嵌合凸部20〜2
2とハウジング12とで挟持され、ブラシ装置19がハ
ウジング12上に弾性ゴム28,31を介してフローテ
ィング支持される。
【0050】このようにすれば、弾性ゴム28,31
(ブラシ装置19)が略位置決めされた後、マグネット
ホルダ14(ヨーク11)が組み付けられるので、その
組付性を向上できる。つまり、マグネットホルダ14の
各突起20b〜22bと弾性ゴム28,31の嵌合孔2
8a,31aとの位置がズレ、各突起20b〜22bと
嵌合孔28a,31aとが不嵌合となることを防止でき
る。また、各弾性ゴム28,31の嵌合孔28a,31
aに突起32が遊挿されているので、突起32と嵌合孔
28a,31aとにおける接触抵抗がなく、上記実施形
態と同様のフローティング状態を確保することができ
る。
【0051】○ 図10に示すように、ハウジング12
に、各弾性ゴム28,31を略位置決めするための貫通
孔33を設けてもよい。貫通孔33は、図8及び図9に
示す突起32と同様に、ハウジング12の底面におい
て、各弾性ゴム28,31の配置位置に対応して形成さ
れている。そして、モータ組付時において、取付部とし
ての貫通孔33に、突起32と略同一径を有する円柱状
の棒部材34を挿通し、貫通孔33から突出した棒部材
34の先端を弾性ゴム28,31に遊挿する。その弾性
ゴム28,31を介してブラシ装置19をハウジング1
2上に置いた後、マグネットホルダ14の各突起20b
〜22bを弾性ゴム28,31の嵌合孔28a,31a
に嵌挿させる。
【0052】このようにしても、弾性ゴム28,31
(ブラシ装置19)が略位置決めされた後、マグネット
ホルダ14が組み付けられるので、その組付性を向上で
きる。また、各弾性ゴム28,31の嵌合孔28a,3
1aに棒部材34が遊挿されているので、棒部材34と
嵌合孔28a,31aとにおける接触抵抗がなく、上記
実施形態と同様のフローティング状態を確保することが
できる。なお、棒部材34は、弾性ゴム28,31(ブ
ラシ装置19)の位置決め後に、ハウジング12の貫通
孔33から取り除いてもよい。また、棒部材34を取着
する取付部として、貫通孔33以外に、例えば円形の凹
部をハウジング12の底面に形成してもよい。
【0053】○ 上記突起32及び棒部材34は、先端
側ほど細くなるよう円錐状または円錐台状に形成しても
よい。この場合、弾性ゴム28,31の嵌合孔28a,
31aに、突起32及び棒部材34を容易に嵌めること
ができ、組付性をより向上できる。
【0054】○ 上記実施形態では、マグネットホルダ
14の嵌合凸部20〜22とハウジング12とで弾性ゴ
ム28,31を挟持し、同弾性ゴム28,31を介して
基板25(ブラシ装置19)をハウジング12上にフロ
ーティング支持するようにした。この構成を採用する
と、電機子13の反力によるマグネットホルダ14のわ
ずかの空転によってブラシ装置19に振動が伝わる可能
性がある。そのため、直流モータ10において、マグネ
ットホルダ14の周方向の移動を規制する係合部を更に
設けるようにしてもよい。
【0055】具体的には、図11に示すように、マグネ
ットホルダ14に係合凸部14eを設け、ヨーク11に
その係合凸部14eに係合する係合凹部11bを設け
る。係合凸部14eは、マグネットホルダ14における
連結支柱14cの外側面にてその長手方向に沿って全体
に亘り設けられている。ヨーク11の係合凹部11b
も、係合凸部14eに対応する長さ有して軸方向に延設
されている。
【0056】また、図12に示すように、マグネットホ
ルダ14の係合凸部14f及びヨーク11の係合凹部1
1cを、ヨーク開口側となる一部に設けてもよい。勿
論、マグネットホルダ14の係合凸部は、連結支柱14
cの外側面のみに設けてもよいし、リング部材14a,
14bの外側面のみに設けてもよい。
【0057】さらに、前記係合凸部14e,14f及び
係合凹部11b,11cは、図11及び図12のように
1個所に設けるものに限定されるものではなく、複数箇
所(例えば、連結支柱14cの本数に合わせて4箇所)
に設けてもよい。勿論、マグネットホルダ14に係合凹
部を設け、ヨーク11に係合凸部を設けてもよい。
【0058】さらには、マグネットホルダ14における
リング部材14bの下面から嵌合凸部20〜22と同一
方向に突出する係合凸部を設け、同係合凸部を、ヨーク
11ではなく、ハウジング12(具体的には、インロー
部)に設けた係合凹部に係合させるようにしてもよい。
またこの場合も、マグネットホルダ14のリング部材1
4bに係合凹部を設け、ハウジング12に係合凸部を設
けてもよい。
【0059】上記のように、マグネットホルダ14にお
いてヨーク11又はハウジング12に係合する係合部を
設けることにより、マグネットホルダ14の周方向の移
動が規制され、マグネットホルダ14の空転を防止する
ことができる。
【0060】○ 係合凹部25b〜25dを等角度間隔
にて基板25の円周上に設けてもよい。この場合、上記
実施形態の効果とほぼ同様な効果を得ることができる。 ○ 基板25に4つ以上の係合凹部を設け、基板25を
4つ以上の弾性ゴムにてフローティング支持してもよ
い。
【0061】○ 基板25に1つ又は2つの係合凹部を
設け、基板25を1つ又は2つの弾性ゴムにてフローテ
ィング支持してもよい。 ○ 基板25の中心に対して第2及び第3の係合凹部2
5c,25dと第1の係合凹部25bとのなす角度を9
0°〜120°以内の105°以外の角度にしてもよ
い。
【0062】○ 弾性部材28,31として、ゴムに代
えて樹脂材料を用いてもよい。 ○ 本発明を4ブラシ以外の直流電動モータに具体化し
て実施してもよい。
【0063】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、ブラシとコンミテータの接触位置のずれを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の直流電動モータの断面図。
【図2】ブラシ及びブラシボックスを外したブラシ装置
の要部平面図。
【図3】図2におけるA−A線断面図。
【図4】マグネットホルダを嵌着したヨークの要部斜視
図。
【図5】マグネットホルダとヨークの要部分解斜視図。
【図6】別例の直流電動モータの断面図。
【図7】(a)別例の弾性ゴムの平面図。(b)(a)
のC−C線断面図。
【図8】別例のハウジングの平面図。
【図9】図8におけるB−B線断面図。
【図10】別例のハウジングの断面図。
【図11】別例のマグネットホルダとヨークの要部分解
斜視図。
【図12】別例のマグネットホルダとヨークの要部分解
斜視図。
【図13】従来の直流電動モータを示す要部平面図。
【図14】図13におけるD−D線要部断面図。
【符号の説明】
11…ヨーク、11b,11c…係合凹部、12…ハウ
ジング、14…マグネットホルダ、14e,14f…係
合凸部、20〜22…嵌合部材としての第1から第3の
嵌合凸部、23…ブラシ、24…ブラシボックス、25
…基板、25b〜25d…支持部としての係合凹部、2
8,31…弾性部材としての弾性ゴム、28a,31a
…嵌合孔、28b,31b…筒体部、28c,31c…
つば部、29…剛性リングとしてのカラー、29a…中
心孔、31d…内側凸部、32…突起、33…取付部と
しての貫通孔、34…棒部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 一敏 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 山田 敏昭 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 5H605 BB09 CC07 EA04 EA12 EA23 EA25 FF01 FF06 FF08 5H613 AA03 BB04 BB15 BB27 BB35 GA04 GA10 GB01 GB02 GB18 KK06 PP03 PP08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性部材(28,31)を介してハウジ
    ング(12)にフローティング支持されるブラシ装置の
    支持構造において、 前記弾性部材(28,31)は、基板(25)に設けら
    れた支持部(25b〜25d)に径方向及び円周方向に
    係合され、ヨーク(11)内に嵌入されたマグネットホ
    ルダ(14)に設けられた嵌合部材(20〜22)によ
    って軸方向に圧縮されるよう位置決めされていることを
    特徴とするブラシ装置の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材(28,31)は、前記嵌
    合部材(20〜22)を嵌挿する嵌合孔(28a,31
    a)を有し外周が前記支持部(25b〜25d)に係合
    する筒体部(28b,31b)と、該筒体部(28b,
    31b)の両端に設けられ前記基板(25)を軸方向に
    挟持するつば部(28c,31c)とを備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のブラシ装置の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材(31)の前記嵌合孔(3
    1a)の内周面は、径方向内側に延びその先端部で前記
    嵌合部材(20〜22)を嵌合保持する複数の内側凸部
    (31d)を備えたことを特徴とする請求項2に記載の
    ブラシ装置の支持構造。
  4. 【請求項4】 前記内側凸部(31d)は、その先端側
    に向かうほど円周方向の幅が小さくされたことを特徴と
    する請求項3に記載のブラシ装置の支持構造。
  5. 【請求項5】 前記各内側凸部(31d)は、前記内周
    面が軸方向から見て連続したサインカーブ状とされるこ
    とで形成されたことを特徴とする請求項4に記載のブラ
    シ装置の支持構造。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材(28)の嵌合孔(28
    a)に剛性リング(29)を圧入嵌合し、その剛性リン
    グ(29)の中心孔(29a)に前記嵌合部材(20〜
    22)を嵌挿させることを特徴とする請求項2に記載の
    ブラシ装置の支持構造。
  7. 【請求項7】 前記弾性部材(28,31)は、前記基
    板(25)の円周方向に沿って三箇所でほぼ等角度間隔
    にて配置されていることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれか1に記載のブラシ装置の支持構造。
  8. 【請求項8】 前記基板(25)には前記ブラシ(2
    3)と、前記ブラシ(23)を保持するためのブラシボ
    ックス(24)がそれぞれ四つずつ設けられており、前
    記弾性部材(28,31)の一つは二つのブラシ(2
    3)間の中央、他の二つは他の二つのブラシ(23)の
    側部近接位置に配設されていることを特徴とする請求項
    7に記載のブラシ装置の支持構造。
  9. 【請求項9】 前記ハウジング(12)に、前記弾性部
    材(28,31)の嵌合孔(28a,31a)に遊挿す
    る突起(32)を形成したことを特徴とする請求項1乃
    至8のいずれか1に記載のブラシ装置の支持構造。
  10. 【請求項10】 前記ハウジング(12)に、前記弾性
    部材(28,31)の嵌合孔(28a,31a)に遊挿
    する棒部材(34)を取着する取付部(33)を形成し
    たことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載
    のブラシ装置の支持構造。
  11. 【請求項11】 前記マグネットホルダ(14)に、前
    記ハウジング(12)又はヨーク(11)に係合する係
    合部(14e,14f)を設けたことを特徴とする請求
    項1乃至10のいずれか1に記載のブラシ装置の支持構
    造。
  12. 【請求項12】 前記係合部(14e,14f)は、径
    方向の外側に向けて突出する凸部であって、該凸部がヨ
    ーク内壁における凹部(11b,11c)に係合するこ
    とを特徴とする請求項11に記載のブラシ装置の支持構
    造。
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