JPH05296556A - 風向変更装置 - Google Patents

風向変更装置

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JPH05296556A
JPH05296556A JP4143120A JP14312092A JPH05296556A JP H05296556 A JPH05296556 A JP H05296556A JP 4143120 A JP4143120 A JP 4143120A JP 14312092 A JP14312092 A JP 14312092A JP H05296556 A JPH05296556 A JP H05296556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
wind direction
diffuser
center
changing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4143120A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Sato
義和 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP4143120A priority Critical patent/JPH05296556A/ja
Publication of JPH05296556A publication Critical patent/JPH05296556A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置構成の簡素化、及び羽根の組付作業の容
易化を図る。 【構成】 羽根2の中央部に、回転軸とは直交する方向
に延びる薄肉部9を形成する。羽根の組付作業に際して
は、羽根2を薄肉部9を中心にして湾曲させ、この状態
で軸部5、6を軸受部7、8に嵌入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機等に使用す
る風向変更装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機における風向変更装置の従来
例としては、例えば実公昭47−36674号公報に記
載されたものを挙げることができる。この風向変更装置
においては、各羽根は吹出口のグリル枠と一体成形さ
れ、グリル枠に対してポリプロピレンヒンジでもって支
持されている。しかしながらこのような構造では、成形
体が大形化してコストアップを招くこと、及び羽根の支
持状態も必ずしも満足し得るものではないことから、実
際上は、羽根に上下一対の軸部を設けると共に、グリル
枠にはこれら軸部の嵌入し得る軸受部を形成した羽根の
支持構造が好ましいとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記羽根の支
持構造を実用に供するに際し、問題となっているのは、
上記公報の第1図にも見られるように、軸部を軸受部に
嵌入するために、軸受部に構造上の工夫が必要であり、
そのため構成が複雑になると共に、組立作業に多くの手
数を要するということである。
【0004】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、その構成が簡素
であり、また比較的簡単な作業でもってその組立を行う
ことが可能な風向変更装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明の風向変
更装置は、吹出口1に複数の合成樹脂製の羽根2を並設
し、上記吹出口1の一対の壁面3、4と上記羽根2との
いずれか一方には軸部5、6を、その他方には上記軸部
5、6の嵌入する軸受部7、8を形成することにより上
記羽根2を吹出口1に回転可能に配置して成る風向変更
装置において、上記羽根2の略中央部には、上記回転軸
Oとは略直交する方向に延びる薄肉部9を形成したこと
を特徴としている。
【0006】
【作用】上記風向変更装置において、羽根2の組付に際
しては、羽根2を薄肉部9を中心として側方へと湾曲さ
せ、これにより羽根2の回転軸方向の見かけ寸法を減少
させ、このような状態で、軸部5、6を軸受部7、8に
嵌入し、羽根2の取付けを行う。
【0007】
【実施例】次にこの発明の風向変更装置の具体的な実施
例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0008】図1及び図2において、1は吹出口、2は
合成樹脂製の羽根をそれぞれ示している。羽根2は、図
1の左右方向等間隔に複数並設されているが、便宜上、
他の羽根2の図示は省略している。そして上記吹出口1
を区画、形成する上下一対の壁面3、4には、それぞれ
軸部5、6が形成される一方、上記羽根2の上下部に
は、それぞれ軸受部7、8が形成され、各軸部5、6が
各軸受部7、8内に嵌入し、これにより羽根2を吹出口
1に対して回転軸Oの回りに回転可能に支持している。
なお図1における突起10は、各羽根2を連動可能に連
結する連結枠(図示せず)の嵌入する部分である。
【0009】ここで特徴的な点は、羽根2の上下方向の
略中央部の位置に、回転軸Oと略直交する方向に延びる
薄肉部9を形成している点である。
【0010】上記薄肉部9は以下のように機能する。す
なわち羽根2の組立に際して、例えば下側の軸部6を軸
受部8に嵌入した状態において、図4に示すように羽根
4を薄肉部9を中心として側方(図中、矢線A方向)へ
と湾曲させ、これにより羽根2の上下方向の見かけ上の
寸法を減少させ、このような状態において羽根2全体を
回動させ、上側の軸部6を軸受部7に嵌入させると共
に、羽根2を復元させ、これにより羽根2の取付けを行
うためである。このような構造を採用すれば、その構成
は簡素なものとなり、また組立作業も容易なものとな
る。殊に上記実施例では、組立順序を上下逆にし得るの
で、組立順序が限定されないという利点があるし、また
従来同様に羽根2の全面で風向調整を行えるため、風向
調整機能を損なわないという利点も有する。
【0011】上記において羽根2の厚さを全体的に滅少
させていないのは、樹脂の成形性と羽根の強度とに依
る。つまり羽根2の全体を薄肉にすると樹脂が回りにく
くなり充填不良を発生し易くなり、また流動性の良好な
材料を使用しても強度面で問題が生じてしまうためであ
る。
【0012】以上にこの発明の風向変更装置の一実施例
の説明をしたが、この発明の風向変更装置は上記実施例
に限定されず、種々変更して実施することが可能であ
る。例えば上記薄肉部9は、その形状、形成範囲等は図
示のものに限られず、適用する羽根2の形状、制約に合
わせて決定されものであり、また図2のように両側から
薄肉化する以外にも、図3に示すように片側から薄肉化
してもよい。また軸部5、6を羽根2に、軸受部7、8
を吹出口1側に形成することもある。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明の風向変更装置で
は、羽根を薄肉部を中心として側方へと湾曲させ、これ
により羽根の回転軸方向の見かけ寸法を減少させ、この
ような状態で軸部を軸受部に嵌入し、羽根の取付けを行
うようにしてあるので、その構成を簡素化し得ると共
に、その組立作業を容易化し得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の風向変更装置の一実施例の正面図で
ある。
【図2】上記実施例の中央縦断面図である。
【図3】薄肉部の変更例を示す縦断面図である。
【図4】羽根の組付け手順を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1 吹出口 2 羽根 3 壁面 4 壁面 5 軸部 6 軸部 7 軸受部 8 軸受部 9 薄肉部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口(1)に複数の合成樹脂製の羽根
    (2)を並設し、上記吹出口(1)の一対の壁面(3)
    (4)と上記羽根(2)とのいずれか一方には軸部
    (5)(6)を、その他方には上記軸部(5)(6)の
    嵌入する軸受部(7)(8)を形成することにより上記
    羽根(2)を吹出口(1)に回転可能に配置して成る風
    向変更装置において、上記羽根(2)の略中央部には、
    上記回転軸(O)とは略直交する方向に延びる薄肉部
    (9)を形成したことを特徴とする風向変更装置。
JP4143120A 1992-04-17 1992-04-17 風向変更装置 Pending JPH05296556A (ja)

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JP4143120A JPH05296556A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 風向変更装置

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JP4143120A JPH05296556A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 風向変更装置

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JPH05296556A true JPH05296556A (ja) 1993-11-09

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ID=15331386

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4143120A Pending JPH05296556A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 風向変更装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013148227A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Sharp Corp 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置
JP2017198451A (ja) * 2017-08-10 2017-11-02 シャープ株式会社 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61231345A (ja) * 1985-04-05 1986-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 風向変更装置

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