JPH0624252Y2 - レジスタ - Google Patents
レジスタInfo
- Publication number
- JPH0624252Y2 JPH0624252Y2 JP16554788U JP16554788U JPH0624252Y2 JP H0624252 Y2 JPH0624252 Y2 JP H0624252Y2 JP 16554788 U JP16554788 U JP 16554788U JP 16554788 U JP16554788 U JP 16554788U JP H0624252 Y2 JPH0624252 Y2 JP H0624252Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- register
- vertical
- vertical blades
- front edge
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば車両のインストルパネルに取付けら
れるレジスタに係り、詳しくはバレルタイプのレジスタ
に関する。
れるレジスタに係り、詳しくはバレルタイプのレジスタ
に関する。
(従来の技術) 従来、この種のレジスタとしては第5図ないし第8図に
示すものがあり、このレジスタ20はバレル本体21と
このバレル本体21内に組込まれる複数枚の縦ブレード
27とからなり、このバレル本体21は例えば合成樹脂
等より形成されるもので、上下枠22,23と左右の縦
枠24とにより一体形成され、この上下枠22,23の
外側面22a,23aは略円弧状に形成されてるととも
に、左右の前部側となる縁部間には所定の幅を有する複
数枚の横フィン25が所定の間隔で、例えば一体に形成
されている。また、左右の縦枠24のほぼ中央部にはイ
ンストルメントパネルの取付部に対し上下に所定の角度
で俯仰可能に取付けるための回転軸26が突出形成され
ている。このように設けられたバレル本体21の上下枠
22,23間には複数枚の縦ブレード27が回動可能に
取付けられている。
示すものがあり、このレジスタ20はバレル本体21と
このバレル本体21内に組込まれる複数枚の縦ブレード
27とからなり、このバレル本体21は例えば合成樹脂
等より形成されるもので、上下枠22,23と左右の縦
枠24とにより一体形成され、この上下枠22,23の
外側面22a,23aは略円弧状に形成されてるととも
に、左右の前部側となる縁部間には所定の幅を有する複
数枚の横フィン25が所定の間隔で、例えば一体に形成
されている。また、左右の縦枠24のほぼ中央部にはイ
ンストルメントパネルの取付部に対し上下に所定の角度
で俯仰可能に取付けるための回転軸26が突出形成され
ている。このように設けられたバレル本体21の上下枠
22,23間には複数枚の縦ブレード27が回動可能に
取付けられている。
この縦ブレード27は、例えば合成樹脂材等より同形状
に形成されるもので、所定の大きさを有する板状に形成
されるとともに、その前後の縁部27a,27bは先細
状に形成され、上下の端面27cの中心部には上下枠2
2,23に回転可能に取付けるための軸28が形成され
ている。また、後部側の縁部27bの下部には切欠き部
29が形成され、同切欠き部29には複数枚の縦ブレー
ド27を連結杆31を介して連動連結するための連結ピ
ン30が垂設されている。このように形成された複数枚
の縦ブレード27は上下枠22,23に対し、その軸2
8を介して所定の間隔で、かつその前縁部27aが横フ
ィン25に対し、直交状にした場合に所定の間隔tを有
して回動可能に取付けられるとともに、各縦ブレード2
7はその連結ピン30を介して連結杆31に枢着されて
同連結杆31を左右方向へ操作することで各縦ブレード
27を左右方向へ連動してバレル本体21内を通過する
空気の流れの向きを変更可能に設けられている。
に形成されるもので、所定の大きさを有する板状に形成
されるとともに、その前後の縁部27a,27bは先細
状に形成され、上下の端面27cの中心部には上下枠2
2,23に回転可能に取付けるための軸28が形成され
ている。また、後部側の縁部27bの下部には切欠き部
29が形成され、同切欠き部29には複数枚の縦ブレー
ド27を連結杆31を介して連動連結するための連結ピ
ン30が垂設されている。このように形成された複数枚
の縦ブレード27は上下枠22,23に対し、その軸2
8を介して所定の間隔で、かつその前縁部27aが横フ
ィン25に対し、直交状にした場合に所定の間隔tを有
して回動可能に取付けられるとともに、各縦ブレード2
7はその連結ピン30を介して連結杆31に枢着されて
同連結杆31を左右方向へ操作することで各縦ブレード
27を左右方向へ連動してバレル本体21内を通過する
空気の流れの向きを変更可能に設けられている。
(解決しようとする課題) しかしながら、この従来のレジスタ20のものでは、第
6図および第8図に示すように、各縦ブレード27はそ
の軸28を中心として回動されるものであるから、各縦
ブレード27が横フィン25に対して直交状にしてその
前縁27aとの間隔tで設定したものであるから、同ブ
レード27を左右方向へ操作した場合に横フィン25と
の間隔t1と大きくなり、このためこの間隔t2におい
て空気の流れが乱れて騒音が高くなり、また、空気の指
向性も悪くなる等の問題点があった。
6図および第8図に示すように、各縦ブレード27はそ
の軸28を中心として回動されるものであるから、各縦
ブレード27が横フィン25に対して直交状にしてその
前縁27aとの間隔tで設定したものであるから、同ブ
レード27を左右方向へ操作した場合に横フィン25と
の間隔t1と大きくなり、このためこの間隔t2におい
て空気の流れが乱れて騒音が高くなり、また、空気の指
向性も悪くなる等の問題点があった。
本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもの
で、騒音を著減することができるとともに、空気の指向
性を良好とし得るレジスタを提供することを目的とする
ものである。
で、騒音を著減することができるとともに、空気の指向
性を良好とし得るレジスタを提供することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記技術課題を達成するため、前面に複数枚
の横フィンを所定の間隔で設けた通風枠体の上下枠間に
前記横フィンに対して直交状に複数枚の縦ブレードを連
動可能に枢着したレジスタにおいて、前記複数枚の横フ
ィンに前記複数枚の縦ブレードに対応して、該縦ブレー
ドの前縁の回動軌跡に倣う円弧状凹部を設ける構成とし
たレジスタに存する。
の横フィンを所定の間隔で設けた通風枠体の上下枠間に
前記横フィンに対して直交状に複数枚の縦ブレードを連
動可能に枢着したレジスタにおいて、前記複数枚の横フ
ィンに前記複数枚の縦ブレードに対応して、該縦ブレー
ドの前縁の回動軌跡に倣う円弧状凹部を設ける構成とし
たレジスタに存する。
(作用) 複数枚の横フィンに直交状に連動可能に枢着した複数枚
の縦ブレードに対応して、該縦ブレードの前縁の回動軌
跡に倣う円弧状凹部を設けることで、縦ブレードの前縁
と円弧状凹部との間隔を常に一定の間隔を保持した状態
で縦ブレードを左右に回動指向することができる。
の縦ブレードに対応して、該縦ブレードの前縁の回動軌
跡に倣う円弧状凹部を設けることで、縦ブレードの前縁
と円弧状凹部との間隔を常に一定の間隔を保持した状態
で縦ブレードを左右に回動指向することができる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する
と、図中1はバレルタイプのレジスタであって、このレ
ジスタ1はバレル本体(通風枠体ともいう)2とこのバ
レル本体2内に組込まれる複数枚の縦ブレード8とから
構成されている。
と、図中1はバレルタイプのレジスタであって、このレ
ジスタ1はバレル本体(通風枠体ともいう)2とこのバ
レル本体2内に組込まれる複数枚の縦ブレード8とから
構成されている。
このバレル本体2は例えば合成樹脂等より形成されるも
ので、上下枠3,4と左右の縦枠5とにより一体形成さ
れ、この上下枠3,4の外側面3a,4aは略円弧状に
形成されてるとともに、左右の前部側となる縁部間には
所定の幅を有する複数枚の横フィン6が所定の間隔で水
平状に一体に形成されている。また、左右の縦枠5のほ
ぼ中央部にはインストルメントパネル(図示せず)の取
付部に対し上下に所定の角度で俯仰可能に取付けるため
の回転軸7がそれぞれ突出形成されている。このように
設けられたバレル本体2の上下枠3,4間には複数枚の
縦ブレード8が回動可能に取付けられている。
ので、上下枠3,4と左右の縦枠5とにより一体形成さ
れ、この上下枠3,4の外側面3a,4aは略円弧状に
形成されてるとともに、左右の前部側となる縁部間には
所定の幅を有する複数枚の横フィン6が所定の間隔で水
平状に一体に形成されている。また、左右の縦枠5のほ
ぼ中央部にはインストルメントパネル(図示せず)の取
付部に対し上下に所定の角度で俯仰可能に取付けるため
の回転軸7がそれぞれ突出形成されている。このように
設けられたバレル本体2の上下枠3,4間には複数枚の
縦ブレード8が回動可能に取付けられている。
この複数の縦ブレード8は、例えば合成樹脂材等より同
形状に形成されるもので、所定の大きさを有する板状に
形成されるとともに、その前後の縁部8a,8bは先細
状に形成され、上下の端面8cの中心部には上下枠3,
4に回転可能に取付けるための軸9が形成されている。
また、後部側の縁部8bの下部には切欠き部10が形成
され、同切欠き部10には複数枚の縦ブレード8を連結
杆11を介して連動連結するための連結ピン12が垂設
されている。このように形成された複数枚の縦ブレード
8を上下枠3,4に取付けるに際し、バレル本体2の複
数枚の横フィン6の縦ブレード8と対応する縁部にはそ
れぞれ円弧状凹部6aが凹設されている。この円弧状凹
部6aは縦ブレード8の軸9を中心として前縁部8aの
回動軌跡線sに倣う円弧状に形成されている。このよう
に形成されたバレル本体2の上下枠3,4に対し縦ブレ
ード8はその軸9を介して、その前縁部8aが横フィン
6に形成した円弧状凹部6aに対し直交状にした状態で
所定の間隔tを有して回動可能に取付けられるととも
に、各縦ブレード8はその連結ピン12を介して連結杆
11に枢着されて、同連結杆11を左右方向へ操作する
ことで各縦ブレード8の前縁部8aは円弧状凹部6aと
の間隔tを常に一定に保持した状態で左右方向へ連動し
てバレル本体2内を通過する空気の流れの向きを変更可
能に設けられている。
形状に形成されるもので、所定の大きさを有する板状に
形成されるとともに、その前後の縁部8a,8bは先細
状に形成され、上下の端面8cの中心部には上下枠3,
4に回転可能に取付けるための軸9が形成されている。
また、後部側の縁部8bの下部には切欠き部10が形成
され、同切欠き部10には複数枚の縦ブレード8を連結
杆11を介して連動連結するための連結ピン12が垂設
されている。このように形成された複数枚の縦ブレード
8を上下枠3,4に取付けるに際し、バレル本体2の複
数枚の横フィン6の縦ブレード8と対応する縁部にはそ
れぞれ円弧状凹部6aが凹設されている。この円弧状凹
部6aは縦ブレード8の軸9を中心として前縁部8aの
回動軌跡線sに倣う円弧状に形成されている。このよう
に形成されたバレル本体2の上下枠3,4に対し縦ブレ
ード8はその軸9を介して、その前縁部8aが横フィン
6に形成した円弧状凹部6aに対し直交状にした状態で
所定の間隔tを有して回動可能に取付けられるととも
に、各縦ブレード8はその連結ピン12を介して連結杆
11に枢着されて、同連結杆11を左右方向へ操作する
ことで各縦ブレード8の前縁部8aは円弧状凹部6aと
の間隔tを常に一定に保持した状態で左右方向へ連動し
てバレル本体2内を通過する空気の流れの向きを変更可
能に設けられている。
(考案の効果) 上述したように本考案のレジスタは前面に複数枚の横フ
ィンを所定の間隔で設けた通風枠体の上下枠間に前記横
フィンに対して直交状に複数枚の縦ブレードを連動可能
に枢着したレジスタにおいて、前記複数枚の横フィンに
前記複数枚の縦ブレードに対応して、該縦ブレードの前
縁の回動軌跡に倣う円弧状凹部を設ける構成としたもの
であるから、連結杆を左右方向へ操作することで各縦ブ
レードの前縁部は円弧状凹部との間隔を常に一定に保持
した状態で左右方向へ連動されるので、従来のように横
フィンと縦ブレードとの間隔の変動に基因する空気の流
れの乱れを著減することができるとともに、空気の流れ
の指向性を向上することができる。
ィンを所定の間隔で設けた通風枠体の上下枠間に前記横
フィンに対して直交状に複数枚の縦ブレードを連動可能
に枢着したレジスタにおいて、前記複数枚の横フィンに
前記複数枚の縦ブレードに対応して、該縦ブレードの前
縁の回動軌跡に倣う円弧状凹部を設ける構成としたもの
であるから、連結杆を左右方向へ操作することで各縦ブ
レードの前縁部は円弧状凹部との間隔を常に一定に保持
した状態で左右方向へ連動されるので、従来のように横
フィンと縦ブレードとの間隔の変動に基因する空気の流
れの乱れを著減することができるとともに、空気の流れ
の指向性を向上することができる。
なお、上記実施例においてはバレルタイプのレジスタで
例示したが、一般の空調の吹出し口にも適用可能であ
る。また、横フィンに形成した円弧状凹部の縁部の断面
形状は風切り音の発生しない程度に若干先細で半円弧状
に形成することが好ましい。
例示したが、一般の空調の吹出し口にも適用可能であ
る。また、横フィンに形成した円弧状凹部の縁部の断面
形状は風切り音の発生しない程度に若干先細で半円弧状
に形成することが好ましい。
図面は、本考案の一実施例を示し、第1図はレジスタの
斜視図、第2図は同じく水平断面図、第3図は縦ブレー
ドと連結杆の関係を示す斜視図、第4図は横フィンと縦
フレードとの関係を示す一部拡大水平断面図、第5図な
いし第8図は従来例である。 1……レジスタ、2……バレル本体 3……上枠、4……下枠 6……横フィン、6a……円弧状凹部 8……縦ブレード、8a……前縁
斜視図、第2図は同じく水平断面図、第3図は縦ブレー
ドと連結杆の関係を示す斜視図、第4図は横フィンと縦
フレードとの関係を示す一部拡大水平断面図、第5図な
いし第8図は従来例である。 1……レジスタ、2……バレル本体 3……上枠、4……下枠 6……横フィン、6a……円弧状凹部 8……縦ブレード、8a……前縁
Claims (1)
- 【請求項1】前面に複数枚の横フィンを所定の間隔で設
けた通風枠体の上下枠間に前記横フィンに対して直交状
に複数枚の縦ブレードを連動可能に枢着したレジスタに
おいて、前記複数枚の横フィンに前記複数枚の縦ブレー
ドに対応して、該縦ブレードの前縁の回動軌跡に倣う円
弧状凹部を設ける構成としたレジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16554788U JPH0624252Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | レジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16554788U JPH0624252Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | レジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285614U JPH0285614U (ja) | 1990-07-05 |
JPH0624252Y2 true JPH0624252Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31452134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16554788U Expired - Fee Related JPH0624252Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | レジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624252Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-21 JP JP16554788U patent/JPH0624252Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0285614U (ja) | 1990-07-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |