JPS6326998Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6326998Y2
JPS6326998Y2 JP1983169892U JP16989283U JPS6326998Y2 JP S6326998 Y2 JPS6326998 Y2 JP S6326998Y2 JP 1983169892 U JP1983169892 U JP 1983169892U JP 16989283 U JP16989283 U JP 16989283U JP S6326998 Y2 JPS6326998 Y2 JP S6326998Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
rear wheel
brake lever
cable
push rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983169892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6076559U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16989283U priority Critical patent/JPS6076559U/ja
Publication of JPS6076559U publication Critical patent/JPS6076559U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6326998Y2 publication Critical patent/JPS6326998Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の駐車ブレーキ装置における
ブレーキ操作用ケーブルの配索構造に関する。
従来、駐車ブレーキ装置の配索構造には例えば
実開昭57−97758号公報に示されるものがある。
この構成では、駐車用ブレーキレバーが、このレ
バーの後方両側に設けられる後輪用ブレーキにケ
ーブルを介して連結され、ブレーキレバーの回動
によるケーブルの引張動作でブレーキが制動操作
されるよう構成されている。
上記構成において、例えば、ブレーキレバーと
ブレーキとが前後方向に接近している場合には、
ブレーキレバーと各後輪用ブレーキとを連結する
ケーブルは車体の横方向に沿うように偏平なハの
字状に配設されることとなる。
ところで上記のような構成では、ケーブルを引
張するようにブレーキレバーを回動させた場合、
この回動量に比してブレーキ側のケーブル端スト
ロークは小さいものである。従つて制動状態から
非制動状態への相互の移行はわずかのストローク
で行われることとなり、その調整が困難となる。
また、同上ブレーキ側のケーブル端ストロークを
大きく採るためにはブレーキレバーの回動量をそ
の分大きくすればよいが、これでは回動量が過大
となつて操作性が低下するおそれがある。
この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ブレーキレバーの回動量を適正に維
持したままで、ブレーキ側のケーブル端ストロー
クを十分に採ることができるようにすることを目
的とする。
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、ブレーキレバーに一端が連結され、
他端がシートの後方両側に設けた後輪用ブレーキ
から遠ざかるように車体の前方に向つて延びるプ
ツシユロツドが設けられ、このプツシユロツドは
ブレーキレバーの回動操作に伴つて前後移動自在
とされ、このプツシユロツドの前端部にイコライ
ザが設けられ、このイコライザと各後輪用ブレー
キとがケーブルで連結された点にある。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
自動車の車体内にはドライバーシート1と補助
シール2とが左右に設けられる。これら両シート
1,2の中間に駐車用ブレーキレバーが横軸回り
回動自在、かつ、所定回動姿勢にロツク可能に枢
支される。上記ドライバーシート1の後方の車体
両側にはそれぞれ後輪4が設けられ、各後輪4は
後輪用ブレーキ6を有している。そして、この後
輪用ブレーキ6は図示しないブレーキペダルの踏
動で制動操作される。また、この後輪用ブレーキ
6は、上記ブレーキレバー3にケーブル7を介し
て連結され、ブレーキレバー3の回動操作による
ケーブル7の引張動作によつても制動操作される
よう構成される。また、ブレーキレバー3の所定
回動姿勢でのロツク操作で、後輪用ブレーキ6が
制動状態に維持可能とされる。
上記ブレーキレバー3と後輪用ブレーキ6とを
連結させるための構成について説明すると、左右
後輪用ブレーキ6に設けられる操作レバー6a間
にケーブル7が架設される。一方、ブレーキレバ
ー3の回動端に一端が連結され他端が後輪用ブレ
ーキ6から遠ざかるように車体の前方に向つて延
びるプツシユロツド8が設けられる。このプツシ
ユロツド8は、車体に支持された軸受9により前
後移動自在に支承され、ブレーキレバー3の回動
操作に伴つて移動する。このプツシユロツド8の
前端にはイコライザ11が設けられ、ケーブル7
の中途部がこのイコライザ11に掛止される。こ
のイコライザ11は、プツシユロツド8前端に固
着されたブラケツト12と、このブラケツト12
に縦軸回り回動自在に枢支された滑車13とを有
し、ケーブル7はこの滑車13に巻回される。
そして、ブレーキレバー3の上方回動でプツシ
ユロツド8を前方移動させれば、イコライザ11
はケーブル7各部の張力を均等にした状態でこの
ケーブル7を引張し、このケーブル7の引張で両
後輪用ブレーキ6,6が制動操作される。逆に、
ブレーキレバー3を下方回動させれば、ケーブル
7が緩められて制動が解除される。
この考案によれば、ブレーキレバーに一端が連
結され他端が後輪用ブレーキから遠ざかるように
車体の前方に向つて延びるプツシユロツドが設け
られ、このプツシユロツドはブレーキレバーの回
動操作に伴つて前後移動自在とされ、このプツシ
ユロツドの前端部にイコライザが設けられ、この
イコライザと各後輪用ブレーキとがケーブルで連
結されたため、これらブレーキレバーと後輪用ブ
レーキとが車幅方向である程度離れていても、ブ
レーキレバー側から後輪用ブレーキ側に至るケー
ブルが車体の前後方向に沿うよう配設されること
となる。この結果、ブレーキレバーの回動でケー
ブルを前方に引張した場合、このブレーキレバー
の回動量にほぼ相当するように後輪用ブレーキ側
のケーブル端が前方移動することとなる。従つ
て、上記したようにブレーキレバーと後輪用ブレ
ーキとが車幅方向である程度離れており、しか
も、これらブレーキレバーと後輪用ブレーキとが
前後方向に接近している場合でも、ブレーキレバ
ーの回動量を適正に維持したままで、後輪用ブレ
ーキ側のケーブル端ストロークを十分に採ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はその簡
略平面図、第2図は同側面図である。 1…ドライバーシート、3…ブレーキレバー、
6…後輪用ブレーキ、7…ケーブル、8…プツシ
ユロツド、11…イコライザ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドライバーシートの側部に駐車用ブレーキレバ
    ーが回動自在に枢支されると共に、同シートの後
    方両側に後輪用ブレーキが設けられ、この後輪用
    ブレーキがケーブルを介して上記ブレーキレバー
    に連動される自動車用駐車ブレーキ装置におい
    て、上記ブレーキレバーに一端が連結され、他端
    が後輪用ブレーキから遠ざかるように車体の前方
    に向つて延びるプツシユロツドが設けられ、この
    プツシユロツドはブレーキレバーの回動操作に伴
    つて前後移動自在とされ、このプツシユロツドの
    前端部にイコライザが設けられ、このイコライザ
    と各後輪用ブレーキとがケーブルで連結されたこ
    とを特徴とする駐車ブレーキ装置における配索構
    造。
JP16989283U 1983-10-31 1983-10-31 駐車ブレ−キ装置における配索構造 Granted JPS6076559U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16989283U JPS6076559U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 駐車ブレ−キ装置における配索構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16989283U JPS6076559U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 駐車ブレ−キ装置における配索構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076559U JPS6076559U (ja) 1985-05-29
JPS6326998Y2 true JPS6326998Y2 (ja) 1988-07-21

Family

ID=30371036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16989283U Granted JPS6076559U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 駐車ブレ−キ装置における配索構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6076559U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497380U (ja) * 1972-04-22 1974-01-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6076559U (ja) 1985-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4773509A (en) Brake system for bicycles
FR2750387A1 (fr) Dispositif a element de commande pour commander le deplacement longitudinal et le deplacement transversal d'un vehicule automobile
JPS6326998Y2 (ja)
US4054187A (en) Wheel-braking device for motor vehicles
US2309734A (en) Brake control mechanism
JP3622326B2 (ja) パーキングブレーキ
JPH0322355B2 (ja)
JP3513690B2 (ja) バーハンドル車両用ブレーキ装置
JP3778967B2 (ja) 四輪懸架式走行車両のブレーキ機構
JPS588632Y2 (ja) 二輪車用ブレ−キ装置
JPH01202594A (ja) 自転車用ブレーキ装置
JP4284602B2 (ja) 車椅子のドラムブレーキ機構
KR0125691Y1 (ko) 파킹브레이크의 조작장치
JP2529911Y2 (ja) パーキングブレーキレバーの取付構造
JPH0653463B2 (ja) 水田作業車
JP2772714B2 (ja) 車両のブレーキ装置
JPH0441854Y2 (ja)
JPH042159Y2 (ja)
JPS61160381A (ja) 自転車用ブレ−キワイヤ−接続具
KR0174416B1 (ko) 차량용 주차 브레이크 레버
JPH0736861Y2 (ja) 作業車のブレーキ操作構造
JPS595641Y2 (ja) パ−キングブレ−キのイコライザ装置
JPS5939098Y2 (ja) チルトキヤブ型自動車のパ−キングブレ−キ装置
JPS5921828B2 (ja) 車輛における停立部材とブレ−キ機構との連動作動装置
JPH0641917Y2 (ja) 着座型バギー車のパーキングブレーキ