JP3778967B2 - 四輪懸架式走行車両のブレーキ機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、四輪懸架式走行車両のうち、自動的に制動力を制御して制動及び走行速度制御可能とした型式のもの、例えばゴルフカート等の走行車両に適用されるブレーキ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフカートにおいては、近年、特開平4−365657に示すように自動走行型のものが増えている。走行路に誘導ループ線を埋設し、これを基にゴルフカートを電磁誘導して走行させる構成である。
そして、これを自動的に制動及び走行速度制御すべく、自動ブレーキアクチュエーター(制動側に付勢されるブレーキを解除する方向に作動する)を設けて、制動力を自動制御する構成も公知となっている。即ち、下り道の走行時に若干の制動力を付与して、低速走行したり、停止指定位置で制動したりするのである。
出願人も特願平7−42041にて、ゴルフカートを実施例とする自動ブレーキ装置について開示しているが、これは後輪を制動対象としており、また、中央の差動装置から左右両輪に制動力を分配する構成となっている。一般に、ゴルフカートは、前後輪のいずれかのみを制動するもの(主に後輪のみ)となっている。
【0003】
この中で、自動ブレーキアクチュエーターは、制動側に作用するバネに抗してブレーキを非制動位置にするように作動するものであって、緊急時で、例えば電気系統が故障した時に、該アクチュエーターの作動が停止して、このバネの付勢力にて自動的にブレーキが掛かる常時ブレーキ方式を採用している。
まず、安全上、故障時にはこのように走行停止しなければならないが、このブレーキがかかったままでは、後続の車両に追い抜かせるべく、車両を移動しようとしても車輪が制動されていて、車両ごと持って移動しなければならなくなる。まして多人数乗りのものではこれは大変な重労働である。
そこで、従来は、自動アクチュエーターがバネをブレーキ解除側に引くリンク機構を、スパナ等の工具で手動操作して、ブレーキ解除していた。
【0004】
また、このような自動ブレーキ機構を設けた場合においても、運転者が任意の位置で停止できるように、ブレーキ操作具(主にブレーキペダル)を別個に設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
昨今、一パーティの人数が全員一つのカートに乗って移動できるように、五人乗り等の多人数乗りタイプのゴルフカートが開発されている。これは、前後に座席を並設するため、前後に車体が長くなり、また、前後の座席のいずれかのみに人が座る場合がある等、車体の前後に重心が移動する。
従って、前後輪の片方の地面へのグリップが少なくなって、この車輪にブレーキをかけてもうまく制動しないという事態が多くなる。よって、このように多人数乗りのもののような前後長が長い車両では、四輪とも制動できるものが望ましい。
【0006】
また、緊急時において、自動ブレーキアクチュエーターの作動停止でかかったブレーキを解除すべく、スパナ等の工具を用いる方法は、時間もかかり、煩雑であり、バネ付勢力に抗してリンクを引き上げる操作なので、力もいる。女性ばかりのパーティでは、この操作は容易ではない。
【0007】
更に、従来、ブレーキ操作具(ブレーキペダル)によるブレーキ系統と自動ブレーキ系統とは、別構成であり、このことで、構造が複雑化し、重量がアップしコスト高を招いていた。これを一系統に統一しようとすれば、自動ブレーキ機構にて制動力を自動制御して走行している間にも、運転者が任意の位置にて停止できるような構成としなければならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような手段を用いる。
四輪懸架式走行車両の各車輪毎にブレーキを付設した構成において、一つのブレーキ操作具からのリンク機構と自動ブレーキアクチュエーターABからのリンク機構をともにイコライザー機構Eに連結し、該イコライザー機構Eより全車輪付設のブレーキにケーブルを延設して、全ブレーキに同時に均等な制動力を付与する構成において、該ケーブルを制動側に付勢する常時ブレーキ用バネ38を設け、自動ブレーキアクチュエーターABは、該常時ブレーキ用バネ38に抗してケーブルを非制動側へ引くよう作動するものとし、制動時に自動ブレーキアクチュエーターABのケーブル引き操作力が解除され、該常時ブレーキ用バネ38の付勢力にてブレーキがかかるように構成し、該自動ブレーキアクチュエーターABによる非制動時においても、ブレーキ操作具であるブレーキペダル15の操作にて制動可能とし、故障時に常時ブレーキ用バネ38により制動がかかった場合に、該常時ブレーキ用バネ38の引っ張り状態を、常時ブレーキ用バネ38を支点越えさせることにより解除し、非制動位置に移動可能とする常時ブレーキ解除レバー39aを、該常時ブレーキ用バネ38の掛け具39から突設し、該常時ブレーキ解除レバー39aを非制動位置に回動させる場合に外すストッパーピン41を配置したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を、添付の図面に基づいて説明する。
図1は多人数乗りゴルフカートの全体側面図、図2は同じくブレーキ系統を示す下部平面図、図3は自動ブレーキペダルロッド19及びブレーキアクチュエーターABとイコライザー機構Eとの連結機構を示す側面図である。
【0010】
図4は同じく平面図、図5は常時ブレーキ用バネ38の係止構造を示す平面図、図6はブレーキペダルロッド19より回動軸21部分のリンク機構の様子を示す側面図で、ブレーキペダル15の非踏込み時で常時ブレーキのかかっている場合の図である。
【0011】
図7は同じくブレーキペダル15の非踏込み時で常時ブレーキ解除時の図、図8は常時ブレーキ解除時にブレーキペダル15を踏み込んだ時の図、図9は自動ブレーキアクチュエーターABの側面図、図10は同じく正面断面図である。
【0012】
本発明を、図1のように、前後に座席を有する多人数(5人)乗りのゴルフカートに採用した実施の形態にて説明する。ゴルフカートの全体構成について図1より説明する。
メインフレーム1の前後に左右の前輪2と左右の後輪3が懸架されており、該左右前輪2の懸架部分の上にて、前部座席台4が搭載されていて、その上に前部座席5が載置されている。また、該前部座席台4より前方に前部ステップ板6が延設されて、その前端にて、フロントカウル7が固設されており、その上部後端にハンドル8が突設されている。
一方、該メインフレーム1上の前後輪2・3間より後輪3の上方にかけて、後方に回動可能なリアカウル9が搭載されており、該リアカウル9上に後部座席10が座席取付ステー10aを介して取付けられている。また、該リアカウル9の前下端と該前部座席台4の後下端との間は、後部座席10に座る人が足を降ろす後部ステップ板11がメインフレーム1上に水平状に固設されている。
更に、フロントカウル7より上部後方にルーフフレーム12を延設し、また、該座席取付ステー10aと該ルーフフレーム12の後端の間にルーフ後部支柱14が枢結され、該リアカウル9の回動に追随して回動可能となっている。該ルーフフレーム12上にはルーフ13が固設されて、ゴルフカートの上方を被覆している。
【0013】
本ゴルフカートにおける駆動系について簡単に説明すると、エンジン(図示せず)が、リアカウル9内に内設しており(リアカウル9は、エンジンメンテナンスや、ともに内設されるバッテリーのメンテナンスのために後方回動するものである。)、該エンジンの後部に、図2の如くミッションケースMが連設され、該ミッションケースM内の後部に、差動装置が形成されていて、左右の後輪3L・3Rの車軸3a・3aを軸支している。即ち、後輪3を駆動輪とする後輪駆動型となっている。前輪2は従動輪であり、ハンドル8にて操舵される操舵用車輪となっている。
【0014】
次に、ブレーキ機構について図2乃至図10より説明する。まず、ブレーキペダルの操作系統について説明する。
図1の如く、前部ステップ板6の前部より上方にブレーキ操作具であるブレーキペダル15(他に、手動のレバーも考えられる。)が突設されていて、その下端は、該ステップ板6の下方にて、図6図示の回動軸16に枢支されており、バネ17にて非制動位置(ペダルを踏み込まない状態)向きに付勢されている。
なお、該回動軸16を配設するフレームには、ブレーキペダル15と並設されるアクセルペダル18も枢支されている。そして、該ブレーキペダル15の基端部に、ブレーキペダルロッド19の前端が枢支されており、該ブレーキペダルロッド19は後方のイコライザー機構Eに延設されている。
【0015】
イコライザー機構Eについて説明する。
前記の後部ステップ板11の下方において、図2乃至図4の如く、メインフレーム1にイコライザー支持フレーム20が固設されており、該イコライザー支持フレーム20の前部において、横方向に回動自在に自動ブレーキ用回動軸21が軸支されている。該自動ブレーキ用回動軸21の右端寄りには、センターアーム22a基部のボス部22が遊嵌環設されており、該ボス部22からは、該センターアーム22aと基部が平行状で接当部が直交状に、押当用アーム22bが突設されていて、該押当用アーム22bに押当用ボルト23が固設されており、該ボス部22より右外側に突出する該自動ブレーキ用回動軸21の右端に固設された回動軸アーム21aに押当可能となっている。
【0016】
そして、係止ピン24を、図3及び図4の如く、該押当用アーム22bの上端のピン孔、前記ブレーキペダルロッド19の後端に穿設した前後に長い長孔19a、イコライザー連結ロッド25の前端のピン孔、そして、センターアーム22a上端のピン孔を貫通するように嵌挿して、これらを係止している。該イコライザー連結ロッド25は、このように、センターアーム22a等を介してブレーキペダルロッド19に連結され、ブレーキペダル15の踏み操作による該ブレーキペダルロッド19の前方摺動に追随して、前方に摺動するように構成されているのである。
更に、図6の如く、該センターアーム22aの後端より、該イコライザー支持フレーム20の後部にバネSが連結されていて、該センターアーム22a及び該ブレーキペダルロッド19を後方、即ち非制動側に付勢している。該バネSは更にブレーキペダルロッド19の後端からも連結して、付勢力を強めてもよい。
【0017】
更に、該イコライザー連結ロッド25の後端寄り部分にて、上下方向に回動支点26aを軸支する前後同調用イコライザー板26を配設している。該前後同調用イコライザー板26は、該回動支点26aを支点に水平方向に回動可能となっており、その両側部を、それぞれ左右同調用イコライザー板27F・27R(総称して左右同調用イコライザー板27)の各中央部に枢支している。
【0018】
この中で、左右同調用イコライザー板27Rは、後輪制動用ブレーキケーブル36L・36Rを連結するものであるが、その連結部分について、図4より説明する。左右同調用イコライザー板27Rの左右端に端部ロッド28・28の前端を枢支し、各端部ロッド28は後方に延出して、蛇腹状で弾性部材よりなる伸縮自在の吸収部材29に連結している。
一方、図2の如く、左右の後輪3L・3Rに付設したドラムブレーキ37L・37Rのブレーキシューより、前方に延設した後輪制動用のブレーキケーブル36L・36Rの前端部を、該イコライザー支持フレーム20の後部に固設したアウター金具30・30に摺動自在に嵌入し、各前端を、該左右同調用イコライザー板27Rに連結する金具後端に固着している。
【0019】
一方、左右同調用イコライザー板27Fに対する前輪制動用ブレーキケーブル34L・34Rの連結方法について、図3及び図4より説明する。
該イコライザー支持フレーム20の後端に、回動軸33を横設して、反転リンク32L・32Rを遊嵌環設し、各反転リンク32L・32Rの上端と、該左右同調用イコライザー板27Fの左右端とを、それぞれ連結ロッド31L・31Rにて連結している。
一方、該イコライザー支持フレーム20の下部において固設したアウター金具30・30に、前輪2L・2Rに付設したドラムブレーキ35L・35Rのブレーキシューより後方に延設される前輪制動用のブレーキケーブル34L・34R(図3では34)の後端を該アウター金具30内に摺動自在に嵌入して、その後端を、吸収部材29の前端に固着し、該吸収部材29の後端より端部ロッド28を突設して、各反転リンク32L・32Rの下端部に枢支している。
即ち、イコライザー機構Eから連結ロッド31L・31Rにて後方に延設したリンク機構を、反転リンク32L・32Rを介して、前方に延設するブレーキケーブル34L・34Rに折り返し状に連結しているのである。
【0020】
ブレーキケーブル34L・34R及び36L・36Rは、長時間の使用により伸長し、同一の左右同調用イコライザー板27に連結している左右のブレーキケーブルの長さや位置に差異が生じた場合には、該左右同調用イコライザー板27が回動することで、この差異を是正する。
従って、前輪2における左右車輪2Lと2Rを、また、後輪における左右車輪3Lと3Rを均等な操作力に保持できる。更に、本構成のゴルフカートは、四輪全てを制動するので、前輪2と後輪3との間でも、制動反応性を均等にすることが求められる。
そのため、前記の如く、前輪2及び後輪3用の各左右同調用イコライザー板27F・27Rを、一個の回動自在の前後同調用イコライザー板26の左右端に枢支して、前後同調用イコライザー板26の回動により、前輪2と後輪3との間の操作量の違いをも是正するようにしているのである。
【0021】
以上のように構成したイコライザー機構Eにて、各ブレーキケーブル34L・34R・36L・36Rのいずれも均等な摺動力で操作できるようにし、各ブレーキケーブルを各々、図2の如く、前輪2L・2R及び後輪3L・3Rのそれぞれに付設したドラムブレーキ35L・35R、37L・37Rのブレーキシューに連結している。このような構成により、ブレーキペダル15を踏めば、四輪全てを均等に制動できる。
また、本発明のゴルフカートは、四輪全てにブレーキ(本実施例ではドラムブレーキであるが、ディスクブレーキ等でもよい。)を付設したものであって、左右車輪の間に設けた一つのブレーキから、差動ギア機構や車軸(プロペラシャフト)を介して左右車輪に分配するものではないため、制動時にガタが生じず、制動フィーリングがよい。また、四輪ともにブレーキを付設しているから、一つのブレーキが故障したり、或いは一つの車輪がパンクしても、他の三輪のブレーキを効かせることができるので、充分な制動が得られる。
【0022】
以上のように、一つブレーキペダル15により四輪付設の(ドラム)ブレーキ35L・35R、37L・37Rの全て制動するブレーキ系統を利用して、即ち同一のイコライザー機構E、同一のブレーキケーブル及びブレーキを使用して、自動ブレーキ機構を構成する。これについて説明する。
まず、前記のイコライザー機構Eにおける回動軸21の、回動軸アーム21aと反対側の端部にオートアーム21bを固設し、該オートアーム21bの上端と、該イコライザー支持フレーム20より前方にある前部座席台4の下方に固設した左右の掛け具支持板40・40間に回動自在に軸支した掛け具39との間に、常時ブレーキ用バネ38を連結している。該常時ブレーキ用バネ38の前端を掛止する掛け具39は、右の掛け具支持板40より外側に突出した部位をL字状にして、常時ブレーキ解除レバー39aとしており、通常時においては図3に示す(実線の)位置にあり、掛け具39の部分は上方への引っ張り力を受け、該常時ブレーキ解除レバー39aの部分は、常時ブレーキ用バネ38にて下方への引っ張り力を受ける。
このように常時ブレーキ解除レバー39aが下方に引っ張られないように、該常時ブレーキ解除レバー39aが押当すべく、図3と図5に示すようにレバーストッパ101を配置している。また、ストッパーピン41を、左右掛け具支持板40・40間に、抜き差し自在に横方向に貫設して、常時ブレーキ解除レバー39aを解除する場合には、このストッパーピン41を外して、常時ブレーキ解除レバー39aの上方への回動を可能とすべく構成し、通常は常時ブレーキ解除レバー39aと該掛け具39を常時ブレーキ用バネ38が緊張した位置に保持しているのである。
【0023】
このように該掛け具39位置を保持している状態において、該常時ブレーキ用バネ38は、前記オートアーム21bに何らの力も付加されていなければ、該オートアーム21bの上端を前方に引っ張っている。このため、該自動ブレーキ用回動軸21の他端に固設した回動軸アーム21aは、押当用ボルト23に押当して、押当用アーム22bを下方に抑えており、該押当用アーム22bがセンターアーム22a基部のボス部22から突設されているので、従ってセンターアーム22aも前方に引かれた状態となって、係止ピン24を介し、イコライザー連結ロッド25は前方に引かれている。即ち、ブレーキケーブル34L・34R・36L・36Rが引かれて、ブレーキ35L・35R・37L・37Rが制動された状態となっている。これが常時ブレーキである。
【0024】
なお、常時ブレーキ時において、ブレーキペダル15を踏んでいない時は、図6の如く、バネ26の付勢力にて、ブレーキペダルロッド19が摺動後端部にあり、該係止ピン24は、ブレーキペダルロッド19の長孔19a内における前端部から途中部にあって、該係止ピン24によって該ブレーキペダル19が前方に押されることはないので、該ブレーキペダル15は、踏んでいない非制動位置のまま保持されている。
そして、該ブレーキペダル15を踏み操作して該ブレーキペダルロッド19が前方摺動しても、係止ピン24の長孔19aに対する相対位置が後方に移動するだけで、係止ピン24は動かないので、イコライザー連結ロッド25の位置も、常時ブレーキのかかった位置のまま保持されている。即ち、常時ブレーキがかかっている間は、該ブレーキペダル15は遊び状態となっている。また、常時ブレーキのかかった状態から更に長穴を越えて、ブレーキペダルを制動側に引いて制動力を増すこともできる。
【0025】
この常時ブレーキ用バネ38の付勢力に抗して、該オートアーム21bを非制動側にして常時ブレーキを解除し、また、該オートアーム21bの位置を調整して制動力を調節して速度制御すべく、図9及び図10の如き自動ブレーキアクチュエーターABが前部座席台4内に配設されている。これについて説明する。
まず、図10の如く、左右平行状にモーター側支持板42とラック側支持板43が固設されており、正逆転可能なDCモーターである自動ブレーキモーター44を該モーター側支持板42に固設し、そのモーター軸をウォーム44aとして、ウォームホイル45に噛合しており、該ウォームホイル45の中心軸45aを、モーター側支持板42に嵌入軸支し、電磁クラッチ46を介して、ラック側支持板42に嵌入軸支したピニオン軸47に係合離脱自在に直列連結している。該モーター側支持板42・ラック側支持板43にラック回動軸48を貫設軸支し、ラック側支持板43の外側面に添って、該ラック回動軸48の外側端に扇型のラック48aを固設し、該ピニオン軸47の外側部分に形成したピニオン47aに噛合している。
こうして、電磁クラッチ46がONして係合している状態において、該自動ブレーキモーター44の駆動にてピニオン軸47を回転駆動し、それに伴ってラック48aを回動するものであって、モーターの駆動制御によって、ラック48aの位置を調節できる。
【0026】
このラック48aの一部に、自動ブレーキロッド49の上端を枢支し、一方、該自動ブレーキロッド49の下端を、前記のオートアーム21bの下端に枢支する。こうして、自動ブレーキアクチュエーターの駆動にてラック48aを上方に(反時計方向)回動し、自動ブレーキロッド49を上方に引くと、図7の如く、該オートアーム21bの下端が上方に引き上げられ、従って、同じく自動ブレーキ用回動軸21に固設した回動軸アーム21aは、上方に(時計方向)回動する。
更に、センターアーム22aがバネSにて後方に付勢されているため、該押当用アーム22bは、押当用ボルト23を該回動軸アーム21aに押当したまま、追随して上方(時計方向)に回動する。即ち、回動軸アーム21aの回動分だけ、押当用アーム22b及びセンターアーム22aが回動するのであり、言い換えれば、自動ブレーキアクチュエーターにてモーター制御して設定したラック48aの位置にてセンターアーム22aの位置が決定する。センターアーム22aは、ロッド上方引っ張り時、支持フレーム20のストッパ位置まで戻される。ロッド49は、50と51の間のバネにて伸縮する。上限での停止は、リミットスイッチ102により検知し、下限はリミットスイッチ105によりロッドの最低位置を検知して停止させる。
【0027】
該センターアーム22aと係止ピン24を介して連結されるイコライザー連結ロッド25は、こうして非制動側、即ち後方に押されて、ブレーキケーブル34L・34R・36L・36Rをブレーキ側に押して、各ブレーキ35L・35R・37L・37Rを非制動状態にするが、前記のように、自動ブレーキアクチュエーターにおいてラック48aの位置を制御し、自動ブレーキロッド49の上方引き量を調節すれば、回動軸アーム21aに追随するセンターアーム22の回動位置が調節されるから、イコライザー連結ロッド25の引き量が調節され、ブレーキ制動力を調節できる。これによって走行速度の制御が可能となる。
【0028】
また、自動ブレーキ機構による制動(急ブレーキ)時には、一気に常時ブレーキ状態とする方法を取る。即ち、該自動ブレーキアクチュエーターABにおける電磁クラッチ46を通電OFFして、ピニオン軸47とウォームホイル45の中心軸45aとを離脱する。これによって、ピニオン47aの回転駆動力がなくなるため、ラック48aが自動ブレーキロッド49を介してオートアーム21bを引き上げる力もなくなり、該オートアーム22bは、図6の如く、常時ブレーキ用バネ38の前方付勢力にて引っ張られ、これとともに回動軸アーム21aも押当用アーム22bを押しながら下方に回動し、これによって、センターアーム22及びイコライザー連結ロッド25を前方に移動させて、ブレーキケーブル34・36を引き、各ブレーキ35・37を制動するのである。
【0029】
この常時ブレーキによる制動は、電磁クラッチ46がOFFすることによるものであるから、ゴルフカートの電気系統が故障した時の緊急停止用として使用できる。しかし、安全上このように走行停止した後は、後続のゴルフカートを通すために、走行路から外に移動させる必要がある。
ブレーキがかかったまま移動させるのは、車体の重量により困難なので、ブレーキ解除し、車輪を回転自在にして移動できるようにしている。この時でも、ブレーキペダルを操作することにより制動することができるため、従来の2系統ブレーキと同等の機能を持つことができ、常時ブレーキ解除時でも安全を保つことができる。
従来は、前記のラック軸48をスパナにて回動して、ラック48aを上方、即ち非制動側に回動させて、ブレーキ解除する方法を取っていたが、スパナ等の工具を必要とし、更に、常時ブレーキ用バネ38の付勢力に対抗して回動操作するので、力を要し、時間もかかる。
図9に示す如く、ラック軸48に設けたカムプレート103が、ピン104にて規制される範囲内で回動が可能であり、同様にラック48aも該角度の範囲内で回動可能に構成されている。
図3と図5に示す如く、常時ブレーキ解除レバー39aの回動位置を決定するレバーストッパ101は、レバーストッパ101を長穴により掛け具支持板40に選択的に取付可能としており、該レバーストッパ101の取付位置を調整して、常時ブレーキ解除レバー39aの係止位置を変えて、掛け具39の位置を変更し常時ブレーキ用バネ38の常時制動のバネ力を調整可能としている。
【0030】
そこで、本ゴルフカートにおいては、図3及び図5に示す構成にて、前記の常時ブレーキ解除レバー39aの回動操作にて、容易に常時ブレーキ用バネ38を非制動位置に移動できるようにしている。
まず、常時ブレーキ解除レバー39aを操作しない限り、常時ブレーキ用バネ38及び掛け具39は、図3の実線位置にある。
そして、常時ブレーキがかかった状態において、ストッパーピン41を抜けば、該常時ブレーキ解除レバー39aが前方回動自在となり、これを前方にある程度回動すると、あとは、常時ブレーキ用バネ38の支点越えによって自然に掛け具39ごと下方に回動して、一点破線位置に到達する。
この時、常時ブレーキ用バネ38の前端位置は、元の位置の時よりも後方にあり、オートアーム21b、センターアーム22a、イコライザー連結ロッド25等は、これに伴って後方に回動、或いは摺動して、ブレーキケーブル34・36をブレーキ側に押し、各ブレーキ35・37は制動解除となるのである。即ち、わずかなレバー操作量で、バネ支点越えの作用を利用してブレーキ解除できるので、ブレーキ解除操作が非常に容易で、短時間ですむ。
【0031】
なお、自動ブレーキロッド49が固定的な一体状のロッドであれば、ラック48a回動時に拗れを生じたり、電磁ブレーキOFFによる急ブレーキ時にオートアーム21bの回動に即時的に反応することで、ラック48aを一気に回動し、ラック48a・ピニオン47aの噛合部分が摩耗或いは破損するおそれがあるので、バネを介する等して伸縮可能に構成している。
この自動ブレーキロッド49の構成について図3より説明する。
該自動ブレーキロッド49は、ロッドケース50内に下方より摺動ロッド51を摺動自在に嵌入しており、該ロッドケース50に上下方向の長孔50aを穿設していて、該摺動ロッド51の上端より突設するストッパーピン51aを摺動自在に嵌入している。この長孔50a内におけるストッパーピン51aの移動可能な範囲で、ロッドケース50に対する摺動ロッド51の摺動量が限定される。該ロッドケース50の下部はバネケース部50bとなっていて、該バネケース部50b内において、該摺動ロッド51の途中部にバネ止めピン51bを突設していて、該バネ止めピン51bと該バネケース部50bの上端との間にて、小バネ52を、該バネ止めピン51bと該バネケース部50bとの間にて、大バネ53を、各々摺動ロッド51に巻装している。該小バネ52及び大バネ53は圧縮バネである。
【0032】
常時ブレーキを解除すべく、ラック48aを上方回動して、自動ブレーキロッド49を引き上げる時は、常時ブレーキ用バネ38の付勢力に対抗しなければならないので、該自動ブレーキロッド49の上方引上げ力を強くしなければならない。自動ブレーキロッド49を上方に引くと、まず、ロッドケース50が上方に引っ張られ、摺動ロッド51は、相対的に下方に摺動することになるが、この時バネ止めピン51bが、該ロッドケース50とともに上方に引き上げられる大バネ53と対抗する。
大バネ53は、バネ力が強いので、バネ止めピン51bは該大バネ53に上方に押され、従って、該摺動ロッド51も該ロッドケース50と一体的に上方に引き上げられることとなり、常時ブレーキ用バネ38の付勢力に対抗して、オートアーム21bを非制動側に引き上げるのである。
【0033】
一方、低速走行制御等で、非制動状態から、ブレーキに制動力を付与していくように、自動ブレーキモーター44を逆転駆動して、ラック48aを下方に回動してゆく場合、まず、ロッドケース50が下方に押されて、摺動ロッド51が相対的に上方摺動する。従って、バネ止めピン51bが、該ロッドケース50とともに下降する小バネ52と対抗する。
この小バネ52のバネ力は弱いので、ある程度バネ止めピン51bが小バネ52を圧縮するのを許容し、即ち、摺動ロッド51のロッドケース50に対する相対的な上方摺動を許容する。
従って、該自動ブレーキロッド49全体としては、ラック48aの下方回動に伴う押し下げ時において、ある程度収縮しながら押し下げられて、該オートアーム21bを下方に押し下げることとなる。
これによって、自動ブレーキロッド49が拗れを起こすことなく、即ち、無理な力がラック48a、オートアーム21b、及び自動ブレーキロッド49にかかることなく、円滑に押し下げ制御されるのである。
【0034】
そして、電磁クラッチ46のOFFにて急ブレーキをかける場合には、今度はラック48aがロッドケース50を押し引きするのでなく、オートアーム21bを介して、摺動ロッド50が常時ブレーキ用バネ38の付勢力にて下方に引かれる形となる。常時ブレーキ用バネ38の付勢力は強く、バネ止めピン51bは、大バネ53に対抗して、下方摺動して大バネ53を圧縮し、ストッパーピン51aの長孔50a内における下方摺動限界内で、摺動ロッド51は、ロッドケース50に対して相対的に下方摺動する。
つまり、該ロッドケース50は、該摺動ロッド51の下方摺動に即時的に追随しないようになっており、自動ブレーキロッド49全体としては、オートアーム21bに引かれて下方に伸長しながら下方に引かれていくこととなる。従って、ラック48aが、急激に下方回動することなく、殆ど自重によって下方回動するので、ピニオン47aとの噛合部分を傷めることがないのである。
【0035】
次に、自動ブレーキ制御している状態において、ブレーキペダル操作可能とする構成について説明する。
自動ブレーキ装置の制動力制御による係止ピン24の移動に関しては、ブレーキペダル15を非制動位置にしている場合には、摺動後端に保持されているブレーキペダルロッド19の長孔19a内の後端から前端にかけて自由に移動可能で、例えば、半制動状態であれば、該長孔19内の途中部に位置している。
そして、図8の如く、該ブレーキペダル15を踏み込むと、該ブレーキペダルロッド19が前方摺動するので、このように長孔19a内の途中部にあった係止ピン24は、停止したままであっても、相対的に後方に移動し、やがて長孔19a内の後端に達した後、なおも該ブレーキペダルロッド19が前方摺動して、該長孔19aの後端部にて係止ピン24を前方に押す。ここで、押当用アーム22bは、回動軸アーム21aより下方なので、下方回動は自由であり、従って、該係止ピン24が前方に引かれれば、それに追随して下方回動できる。
よって、係止ピン24が前方に摺動し、これとともに、イコライザー連結ロッド25が前方摺動して、ブレーキケーブル34L・34R・36L・36Rを引き、四輪付設のブレーキ35L・35R・37L・37Rを制動する。このように、自動ブレーキ制御がなされている状態であっても、運転者が選択的にブレーキペダル15を踏んで、任意の位置にゴルフカートを停止できるのである。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、次のような効果を奏する。
第1に、四輪懸架式走行車両の各車輪毎にブレーキを付設した構成において、一つのブレーキ操作具(ブレーキペダル)にてイコライザー機構を介して全車輪付設のブレーキを制動できるので、例えば前後に重心の移動しやすい多人数乗りのゴルフカート等において、従来の後輪のみを制動するタイプならば、前輪側に重心がかかった時に、制動が確実に行われなくなるという不具合があったが、本発明の場合は、このような事態を起こさず、確実に制動できる。
第2に、イコライザー機構により、前後輪間に制動力の差異が生じることなく、制動をより確実にしている。更に、一つのブレーキ操作具にて四輪付設のブレーキ全てを、一つのイコライザー機構で制動できるようにしている点で、本体側の配設スペースが省略され、コスト低下にも貢献する。また、アクチュエーターによる自動ブレーキが可能であるので、その操作力を調整することにより、自動走行時の速度制御が出来る。
【0037】
第3に、自動ブレーキ制御時でも、運転者が任意の位置で停止できるように、ブレーキ操作具の操作で停車でき、乗用者の思いにかなう走行ができる構成にしたので、自動ブレーキ機構もブレーキ操作具によるブレーキ系統も統一できて、ブレーキ系統を別個に設けるのに比べて、大幅に部品点数、コストの低減に繋がる。
【0038】
第4に、自動走行時の異常時の緊急ブレーキが出来て、また緊急停止時において、後続のカートを通過させるべく、ブレーキ解除してカートの車輪を回転可能にする操作が、従来のスパナによりバネ抗力に対してラックを引き上げる操作に比べて、ストッパーピン41を外して、常時ブレーキ解除レバー39aを回動させて、常時ブレーキ用バネ38の引っ張り状態を、常時ブレーキ用バネ38を支点越えさせることにより解除し、非制動位置に移動するだけの操作で、飛躍的に楽になり、かつ短時間ですみ、後続のプレイヤーに支障を来さなくなる。また、構成も簡単で、低コストですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 多人数乗りゴルフカートの全体側面図である。
【図2】 同じくブレーキ系統を示す下部平面図である。
【図3】 自動ブレーキペダルロッド19及びブレーキアクチュエーターABとイコライザー機構Eとの連結機構を示す側面図である。
【図4】 同じく平面図である。
【図5】 常時ブレーキ用バネ38の係止構造を示す平面図である。
【図6】 ブレーキペダルロッド19より自動ブレーキ用回動軸21部分のリンク機構の様子を示す側面図で、ブレーキペダル15の非踏込み時で常時ブレーキのかかっている場合の図である。
【図7】 同じくブレーキペダル15の非踏込み時で常時ブレーキ解除時の図である。
【図8】 常時ブレーキ解除時にブレーキペダル15を踏み込んだ時の図である。
【図9】 自動ブレーキアクチュエーターABの側面図である。
【図10】 同じく正面断面図である。
【符号の説明】
E イコライザー機構
AB 自動ブレーキアクチュエーター
15 ブレーキペダル
19 ブレーキペダルロッド
19a 長孔
20 イコライザー支持フレーム
21 自動ブレーキ用回動軸
21a 回動軸アーム
21b オートアーム
22 ボス部
22a センターアーム
22b 押当用アーム
23 押当用ボルト
24 係止ピン
25 イコライザー連結用ロッド
26 イコライザー板
27 左右同調用イコライザー板
34 前輪用ブレーキケーブル
35 前輪用ブレーキ
36 後輪用ブレーキケーブル
37 後輪用ブレーキ
38 常時ブレーキ用バネ
39 掛け具
39a 常時ブレーキ解除用レバー
41 ストッパーピン
48a ラック
49 自動ブレーキロッド
101 レバーストッパ
102 リミットスイッチ
103 カムプレート
104 ピン
105 リミットスイッチ

Claims (1)

  1. 四輪懸架式走行車両の各車輪毎にブレーキを付設した構成において、一つのブレーキ操作具からのリンク機構と自動ブレーキアクチュエーターABからのリンク機構をともにイコライザー機構Eに連結し、該イコライザー機構Eより全車輪付設のブレーキにケーブルを延設して、全ブレーキに同時に均等な制動力を付与する構成において、
    該ケーブルを制動側に付勢する常時ブレーキ用バネ38を設け、自動ブレーキアクチュエーターABは、該常時ブレーキ用バネ38に抗してケーブルを非制動側へ引くよう作動するものとし、制動時に自動ブレーキアクチュエーターABのケーブル引き操作力が解除され、該常時ブレーキ用バネ38の付勢力にてブレーキがかかるように構成し、
    該自動ブレーキアクチュエーターABによる非制動時においても、ブレーキ操作具であるブレーキペダル15の操作にて制動可能とし、
    故障時に常時ブレーキ用バネ38により制動がかかった場合に、該常時ブレーキ用バネ38の引っ張り状態を、常時ブレーキ用バネ38を支点越えさせることにより解除し、非制動位置に移動可能とする常時ブレーキ解除レバー39aを、該常時ブレーキ用バネ38の掛け具39から突設し、
    該常時ブレーキ解除レバー39aを非制動位置に回動させる場合に外すストッパーピン41を配置したことを特徴とする四輪懸架式走行車両のブレーキ機構。
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