JPS63263007A - 農作業機 - Google Patents

農作業機

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JPS63263007A
JPS63263007A JP9912287A JP9912287A JPS63263007A JP S63263007 A JPS63263007 A JP S63263007A JP 9912287 A JP9912287 A JP 9912287A JP 9912287 A JP9912287 A JP 9912287A JP S63263007 A JPS63263007 A JP S63263007A
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戒能 正
伊佐男 石田
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利男 玉井
喜八郎 長谷
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、左右一対の駆動用走行車輪を各々単独に上
下動させる左右車軸上下動装置を有する走行車体に田植
機や播種機等を装着し、車体の後部に操縦用のハンドル
を設けた走行型水田用農作業機に関するものである。
〔従来技術〕
従来、実公昭51−49301号公報で見られる通り1
歩行型の田植機において、その走行装置に、左右各別の
油圧シリンダー装置で走行車軸を独立して上下動するも
のがあり、この各油圧シリンダー装置の油圧切換バルブ
が左右走行車輪間に並列して設けられた一対の接地体の
上下動で切換えて走行車軸を上下制御する構成のものが
あり。
また、この公知技術とは別に特公昭49−42444号
公報で見られる通り、同じく歩行型の田植機において、
左右各別の上下動装置によって走行車軸を各別に上下動
するものにおいて、その各上下動装置を走行車輪の外側
に配設した接地体によって各別に作動し、走行車輪を上
下制御する構成のものがあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来技術のものは、左右各別の油圧シリンダー装置
で左右走行車輪を独立してよ下aするものであるために
、左右油圧シリンダー装置の伸長量は伸長過程において
は同じでなく左右走行車輪はその不動産が同じにならず
機体が傾くものであり、旋回時には必ず左右走行車輪は
最大下動位置まで下動させてから機体を旋回するもので
あった。
従って、耕盤の浅い圃場においても、必ず、左右走行車
輪を最大限に下動して機体をリフト(上動)させてから
旋回し、左右走行車軸が最大限に下動させるまでの無駄
な一定の時間を浪費するものであり、作業能率が極めて
悪いものであった。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は、先に述べた従来技術のもつ問題点を解決す
るために、次の技術的手段を講じた。
即ち、この発明は、機体の左右両側に設けた左右走行車
軸7,8を各々単独に上下動させる左右車軸上下動装置
39.40を設けてなる農作業機において、該左右走行
車輪7,8の下動限界を変更すべく左右車軸上下動装置
39.40に最大下動位置切換装置glooを設けたこ
とを特徴とする農作業機としたものである。
〔発明の効果〕 この発明によると、耕盤の浅い圃場と耕盤の深い圃場と
において、左右車軸上下動装置i!39.40の最大下
動位置切換装置100により左右走行車軸7,8の不動
限界を変更するものであるから、左右走行車輪を最大限
に下動して機体をリフl−(上動)させてから旋回する
場合に、耕盤の深さにより左右走行車軸の最大下動限界
を変更して左右走行車軸が最大限に下動させるまでの時
間を変更することができ1作業能率が良い。
〔実施例〕
1は田植機のフレームで、走行ミッションケース2の後
部に取付けられた円筒状のものである。
3はエンジン台、4はエンジンである。5は植付ミッシ
ョンケースでフレーム1の後端に取付けられ、そして、
この植付ミッションケース5の構成は、主ケース部5a
と左右両側へ突出する筒ケース部5bとその先端に取付
けられた副ケース5cとからなっている。
6は操縦ハンドルで、基部が植付ミッションケース5に
止着され後方上方へ向けて二叉状に分かれた状態に構成
されている。
7.8は左右走行車輪で、走行ミッションケース2の左
右両側に突出する駆動軸を包むボスに回動自由に取付け
られた左右チェンケース9,10の後方先端に軸承され
ていて伝動回転されながら上下にスイング可能に設けら
れている。11.12は左右チェノケース9,10側に
各々一体的に設けられたアームである。
13は天秤杆で、エンジン台3の前方に位置するピン1
4のまわりに左右中間が回動可能に取付けられていてそ
の左右先端がエンジン台3よりも外側方へ突出するよう
設けられている。
15は前記天秤杆13の後部の上下を覆うように側面視
コ字状に形成され、前記天秤杆13の枢支ピン14を支
持する天秤杆支持金具であって、その後側に固着された
アーム16.16が、エンジン台3の左右両側に固着さ
れた左右板体17゜17に軸体18によりパイプ材19
aを介して回動自在に軸支された該パイプ材19aと一
体の揺動アーム19の上端に固着されたパイプ材20に
ボルト21により軸支されている。尚、22a。
22bはナツトであって、ボルト18及びボルト21の
各々の先端に設けた螺子部に、該ナツト22a、22b
を締め付けることで、ボルト18及びボルト21の抜は
止めとしている。23.23は前記天秤杆13の枢支ピ
ン14の位置よりも左右外側位置に後方に向けて突出す
べく固着された左右軸体であって、天秤杆支持金具15
に設けられた孔24.24を貫通して設けられている。
そして、左右軸体23.23の後端には螺子を切って受
体25,25を各々ナツト26.26にて固定して設け
、該受体25,25と天秤杆支持金具15の後端との間
の軸体23,23の各々外周に圧縮弾機27.27を左
右走行車軸7,8が同じ高さになるように天秤杆13を
付勢すべく設けている。
一方、a!動アーム19の下端には、基部に軸受用のパ
イプ材28とばね受体29とを有し先端に螺子部を有す
る軸体30を、そのパイプ材28を回動自在に挿通しナ
ツト31により揺動アーム19に固定されたボルト32
により軸支している。
そして、該軸体30にて弾性係数の異なる2種類の圧縮
弾機33.34を軸支して、軸体3oの先端をエンジン
台3に固設の支持板35に設けた孔36を貫通して後方
に設け、先端の螺子部にナツト37にて抜は止め板38
を固定している。
123は上記天秤杆13の枢支ピン14回りの揺動を固
定する状態と揺動可能な状態とに切換える揺動ロック装
置であって、天秤杆支持金具15に固着された筒体12
4a、124bと該筒体124a、124b内に挿通さ
れたロック作動体125と該ロック作動体125の上端
にボルト126により一体に固着された操作ハンドル1
27とロック作動体125を上方に向けて付勢する弾機
128とにより構成されている。そして、筒体124b
の下端にはカム面129を形成し、該カム面129に接
当する軸体130をロック作動体125の下端に固着し
ている。ロック作動体125は筒体124a、124b
内に挿通保持されていると共に、天秤杆13に設けられ
たテーバ状の穴131にも挿通しており、該テーパ状の
穴131に圧接するテーパ面132をその中途部に形成
している。圧縮弾機128は筒体124aと操作ハンド
ル127の基部との間に設けられている。上記構成にお
いて、第9図の状態では、軸体130がカム面129の
上端に位置しロック作動体125のテーパ面132がテ
ーバ状の穴131に圧接して天秤杆13の揺動は固定さ
れている。そして。
操作ハンドル127を第9図において手前方向に回動操
作して軸体130がカム面129の下端に位置するよう
にするとロック作動体125は下方に移動し、そのテー
パ面132はテーバ状の穴131が外れる。すると、天
秤杆13は枢支ピン14回りに揺動可能な状態となる。
尚、133は天秤杆13に固着されたバンパーである。
39.40は左右車軸上下動装置としての左右油圧シリ
ンダー装置であって、その基部にスリット41.41を
設け、該スリット41.41内に前記天秤杆13の左右
先端を差し込み、ビン42゜42により回動自在に軸着
している。そして、ピストン39b、40bの先端側を
各々前記チェンケース9,10のアーム11.12の上
端にビン43.43により枢着している。
44は油圧ケースで、前記走行ミッションケース2の前
部のエンジン台3に取付けられている。
そして、この油圧ケース44は左右の油圧ポンプ45.
46 (ギヤーポンプ)と油圧切換バルブ47.48と
、油圧タンク49とからなり、鋳物で構成された筒状の
油圧タンク49の左側に、油圧ポンプ45と油圧切換バ
ルブ47とを有した左ケース50を取付け、右側に同じ
く油圧ポンプ46と油圧切換バルブ48とを有した右ケ
ース51を取付けている。5Qa、51aはポンプカバ
ーである。52はストレーナで、油圧タンク49内に左
右側から突出する前記ポンプカバー50a、51aに設
けたオイル吸込ボスa、b間に架設された網筒52aか
らなっている。53は入力軸で左側の油圧ポンプ45の
駆動軸になっており、右側の油圧ポンプ46の駆動軸5
4と角状伝動パイプ55で連結されている。
56.57は前記油圧切換バルブ47.48各々のロー
タリースプール47a、48aに固定された切換レバー
を示す。
尚、この油圧機構によって前記油圧シリンダー装置39
.40は、第9図の油圧回路によって作動される。
58.59は内接増体で、前記走行車輪7,8間の前側
位に左右の所定の間隔を配して設けられ、後部をフレー
ム1にビンによって枢着し、前部を上下動自由に設けて
いる。そして、この左右の内接増体58.59と前記油
圧装置の切換レバー56.57とを連動機構で連動し、
内接増体58あるいは59が一定範囲からそれ以上に上
動するときには油圧切換バルブ47あるいは48が切換
えられて走行車輪7あるいは8が下動するよう構成して
いる。
この連動機構を説明すると、60はエンジン台3の裏面
に止着のブラケット61.62に回動自由に取付けた軸
である。63.64は作動アームで、前記軸60に基部
側を回動自由に枢着されて、後方へ長く延ばされている
。65.66はロッドで1作動アーム63と切換レバー
56及び作動アーム64と切換レバー57とを連動する
棒である。
67.68はロッドで、接地体58.59と作動アーム
63.64とを連動するもので、ばね69゜7oが介在
されて上方への逃げを設けると共に、連接高さがダブル
ナツトによって調整できるよう構成されている。71.
72は連動金具で、前記軸60の左右端側に一体に取付
けられ、この右側の金具72には上下突出高さが調節で
きる調節ボルト73を取付けている。また、金具71に
は内側へ折llf+ lブた持上片74を設けである。
更にまた、前記作動アーム63.64には受片75.7
6を設け、前記ボルト73及び持」ユバ74が接当てき
るよう構成している。77は軸60に固着したアームで
、これにはワイヤー78が取付けられている。
79は前記フレーム1に取付けたブラケット80.81
に回動自由に設けた軸で、これに板状金具82.83が
固着され、この板状金具82,83に長孔84,85を
穿設し、この長孔84,85に一端を係合するばね86
,87を前記切換レバー56.57に係合し、板状金具
82をワイヤー88で回動操作してばね86,87の張
力を変更調節できるよう設けている。尚、この長孔84
゜85は、ばね86.87の張力が零になった状態で切
換レバー56,57が回動自由となるようにしたもので
、切換レバー56.57側に穿ってもよいこと勿論であ
る。
89.90は外接増体で、前記走行車@7.8の外側に
前側部が位置するように配設され、後部上面を前記操縦
ハンドル6の基部側に操作レバー91で回動調節設定さ
れる横外方へ長く延びた軸92にアーム93を取付けて
これに外接増体を取付けたブラケット94をビン95を
介して前部が上下動自由になるよう設けている。96は
リンクで、前記左右の副ケース5c、5cに上部を取付
け、その下端側を前記左右の外接増体89.90に止着
し、各外接増体の前部は自由に上下動できるよう設けら
れている。
(J/ア塗h) 二こで、左右油圧シリンダー装置1139.40につい
て詳述する。左油圧シリンダー装置39は。
鋼製のパイプよりなるシリンダー39aと、その前部に
嵌合して溶接された給排油用油路97及び給排油口98
を有する前封体39cと、シリンダー39aの後部に螺
合99して固設され最大下動位置切換装置100を有す
る後封体39dと、シリンダー39a内を移動するピス
トン39bと、前封体39cの前部に溶接固定され前記
のスリット41を設けた鋼製のパイプよりなる管体39
sとにより構成されている。ピストン39bは、その前
部にピストンヘッド101を螺合102して固定してあ
り、後部に前記のアーム11.12の上端に枢着する為
のビン43が挿通する孔103が設けられている。
ピストンヘッド101の前部には合成樹脂製のオイルフ
ィルター104が固設され、オイルフィルター104の
後部側にはC型止め輸105にてピストンヘッド101
に固定された中央に孔の開いた座金106が設けられて
おり、その座金上06にて受は止められるバネ150に
て鋼球151がリリーフ油路152を閉塞するように設
けられている。153は柱状のビン体であって、リリー
フ油路152内を前記鋼球151をバネ150に抗して
押す状態と鋼球151から離れた状態とに移動できるよ
うに設けられている。154は作動体であって、ピスト
ン39bに設けた孔155に挿通された柱状のビン15
4aと該ビン154aを支持すべくピストン39bの外
周に外嵌された支持体154bとにより構成されており
、ビン154aが孔155内を前後方向に移動できるよ
うになっている。
最大下動位置切換装置100は、後封体39dに回動自
在に設けられた切換体156と、該切換体156の上部
にボルト157にて固定された操作レバー158と、切
換体156の切換凸部156aにその係合溝159aが
係合して2位置に切換操作されるピストン39b上を摺
動する受止体159と、切換体156に設けた2つの穴
156b・156cに係合して操杯レバー158を操作
する人に操作位置をLH(受止体159が2位置に操作
されたことを認識)せしめるバネ160にて付勢された
ストッパーボール161と、排油口162とにより構成
されている。
163はOリング、164はオイルシールである。
従って、第1#図のように操作レバー158を操作する
と受止体159は実線の位置に有り、給排油口98より
圧油を給油するとピストン39bは後方に移動して伸長
するが、その作動体154の支持体154bが受止体1
59に当接すると作動体154が前方に移動してピン体
153を介して鋼球151をバネ150に抗して前方に
押しシリンダー39a内の圧油は排油口162より排油
されピストン39bはその伸長した位置にてストップす
る。従って、左走行車輪7もその下動位置にて止まる。
次に、切換体156の穴156Cがストッパーボール1
61に係合するまで操作レバー158を前方に向けて回
動すると、受止体159は仮想線の位置になるので、作
動体154の支持体154bが受止体159に当接する
位置が早くなりシリンダー39bの最大伸長長さが短く
なる。従って、左走行車輪7はその最大下動距離が短く
なる。
右油圧シリンダー装置40は、上記の左油圧シリンダー
装5!39と全く同一の構成である。
107は操作パネルで、前記操縦ハンドル6に固着され
ており、これにはエンジン始動用スイッチ108、植付
クラッチ兼用油圧操作レバー109、主クラツチレバ−
110,感度調節レバー111が設けられている。この
うち、操作レバー109は植付ミッションケース内の植
付クラッチと前記ワイヤー78とに連動連結されていて
、案内孔112内のイの位置では植付クラッチが「入」
でワイヤー78が弛み油圧が自動制御状態を保持し、口
の位置では植付クラッチが「切」で自動制御状態、ハの
位置では油圧切換バルブ47.48が中立で、植付クラ
ッチ「切」状態、二の位置では植付クラッチ「切」で左
右両油圧シリンダー装置39.40のピストン39b、
40bを突出動させる状態に構成されている。
また、感度調節レバー111は前記ワイヤー88に連動
連結されていて、ばね86.87の張力が強、弱に一挙
に調節できて内接進体58.59の上動抵抗を変更調節
できるように設けている。
113は苗植付具で、前記植付伝動ケース5の主・副面
ケースにクランクと揺動アームとで取付けられ上下に罷
動運動するよう設けられている。
114は苗タンクで、操縦ハンドル6の上に左右移動自
在に支架され、植付伝動ケース5内の左右往復動機構で
動かされるよう設けられている。
115は苗受支枠で、側面が咄々L字状になっていて、
操縦ハンドル6側に固着され、これには苗分割口116
が設けられ、前記苗植付具113の苗分割爪部がこの苗
分割口116へ上から介入して題タンク114へ収容さ
れた苗が1株分づつ取出されるよう構成されている。
尚、図中117はボンネット、118はボンネットと一
体状に構成された予備苗のせ台、119は変速チェンジ
レバー、120は苗受支枠115の苗植付具113に対
する位置を変更して苗取出量を調節する苗取出調節レバ
ー、121は線引マーカを示す。
122は後部内接地体で、後部を操縦ハンドル6側に枢
着され前部をフレーム1に上下動自在に取付けられてい
て、土壌表面を滑走するものである。
134は車輪跡肩板である。
上側の構成において、田植機を水田圃場に入れたのち、
操作ハンドル127を操作して天秤杆13を揺動可能な
状態として、予備苗のせ台118と苗タンク114とに
苗を載置収容し、エンジン4で回転各部を駆動すると、
走行車軸7,8の回転により、各接地体58.−59・
89.90及び122が水田の土壌表面に接地した状態
で推進される。
そして、左右方向に並列する苗植付具113が上下に楕
円状の植付軌跡を描いて運動し、左右に往復動されてい
る苗タンク114から苗を一株分づつ分割係合して各接
地体で整地される土壌表面に次々と植付けて行く。
このような苗植付作業中において、耕盤面が浅くなった
り深くなったり変化していると、走行車輪7,8は次の
通りに自動的に上下動される。
まず5前後方向にのみ耕盤が深くなっているときは、左
右の走行車軸7,8が土壌表面から深く沈むために、各
接地体58.59・89,90及び122が共に上方へ
押上げられることになる。
そして、当該接地体58.59・89.90が一定以上
(ffi植付は作業に適正な範囲以上に機体側へ押上げ
られたとき)になると、左右の油圧切換バルブ47.4
8の切換レバー56.57が、内接進体58.59側か
らロンドロア、68.作動アーム63,64、ロッド6
5,66を介して油圧シリンダー装置39.40のピス
トン39b。
40bが突出する側へ切換えられる矢印ホ・へ側へ回動
され、このため、左右のピストン39b。
40bからアーム11,12、チェンケース9゜10を
介して走行車輪7,8が下動される。
そして、この走行車輪7,8が次第に耕盤に対して強く
当接してきて1機体が浮上すると、各接地体58.59
・89.90・122の接地圧が減少し、適正な状態に
なると油圧切換バルブ47゜48が中立状態になり、走
行車輪7,8の下動が停止される。
前後方向にのみ耕盤が浅くなる場合は、前述の逆であり
、各接地体58.59・89.90・122が浮き気味
で機体から下動するから面切換レバー56.57が反矢
印ホ・へ側へ回動されピストン39b、40bが自由に
引込み可能となり機体の荷重を受けて走行車軸7,8が
上動する。そして、適正な接地状態になると油圧切換バ
ルブ47.48が中立に復帰する。
次に、左右側で耕盤深さが異なる場合を説明すると、先
ず、左側が深く、右側が浅くなるときは、当然ながら、
機体が右走行車翰8の接地点P2を原点として左斜前方
向側へ傾むくことになる。すると、左側寄りの内グ地体
58と外接進体89との接地圧が右側寄りの内接進体5
9と外接進体90との接地圧よりも同時に大となり、そ
れだけ大きく内外同時に上方へ押上げられ、逆に右側寄
りの内・外画接地体59.90が下動する。このため、
前記の走行車軸7,8の上下作動と同じ理由で、左側の
走行車輪7が下動され、右側の走行車軸8は上動される
ことになる。そして、機体が常に水平状に保持されるよ
う制御される。
また、左側の耕盤が浅く、右側の耕盤が深いときはちょ
うど前記と逆の制御になって同じように機体が水平状態
に保持されることは言うまでもないことである。
そして、機体の水平制御を行なう場合、特に。
上記実施例にあっては、左右走行車軸7,8を上下動せ
しめる左右の油圧シリンダー族rri39.40を天秤
杆13にて連結し、枢支ピン14回りに該天秤杆13が
圧縮弾機27.27に抗して一定量だけ回動するように
構成し、左右走行車輪7゜8が一定量(実施例において
は、両車軸7,8の最大の段差が30〜50+m程度に
なるようにしている。)背反的に上下動するようにして
いるので。
左右側で耕盤深さが異なる場合、その異なり量が少ない
ときは該左右走行車軸7,8の背反的な上下動により機
体は水平に維持され、左右側の耕盤深さが大きく異なっ
たときのみ(左右走行車+11&7゜8の背反的な上下
動によって補正ができなくなったとき)前記油圧シリン
ダー族[39,40を作動せしめる水平制御が作用する
ようにしたから、耕盤の小さな凹凸による頻繁な油圧シ
リンダー族[39,40による左右車軸7,8の強制上
下動が行なわれることが回避され、該強制上下動による
駆動反力によって機体が左右に振動を起こすことも少な
い、また、耕盤深さが大きく異なった場合に、油圧シリ
ンダー39.40が作動するときも、左右走行車軸7,
8を強制下動せしめる油圧シリンダー39.40の作動
力によるが駆動反力が、前記天秤杆13の回動により吸
収されるので、その走行状態は非常に安定したものとな
り、水田圃場においてきわめて良好なる走行性能を発揮
する。
更に、水田圃場において、上記天秤杆13は揺動アーム
19の圧縮弾機36の付勢力に抗した軸体18回りの回
動により、前動すべく構成されているから、耕盤深さが
前後方向で異なっている場合(左右同時に深さが異なる
場合)、その異なり量が少ないときは左右走行車軸7,
8が共に上下動して、機体は水平に維持される。そして
、耕盤深さが大きく異なる場合(左右走行車輪7,8が
共に上動して弾機33を完全に圧縮させてしまい機体の
補正ができなくなった時)に、前記油圧シリンダー族r
!139.40を作動せしめる水平制御が作用するもの
であるから、上記左右側の耕盤の変化のときの場合と同
様に、機体の前後方向の振動を防止し、非常に安定した
走行性能を発揮する。
尚、圧縮弾機34は弾機33よりもその弾性係数を大に
設定してあり、水田圃場内では、その圧縮変形が起らず
、機体を路上にて走行させる場合(各接地体58.59
・89.90・122にて機体の荷重を受けず、左右走
行車輪7,8でのみ機体の荷重を受ける場合)に、弾機
33が完全に圧縮してしまい、弾機34が作用するよう
にしている。即ち、路上走行する場合は、該弾機34の
付勢力(変形)により左右走行車軸の上下動を吸収して
いる。尚、路上走行時には、操作ハンドル127を操作
して、天秤杆13の揺動を固定した状態にすると、左右
走行車軸7,8が背反的に上下動しないので、機体の姿
勢が安定する。
そして、耕盤の深い圃場においては、左右油圧シリンダ
ー族[39,40の操作レバー158・158を操作し
て最大下動位置切換装置]、 OOを切り替えて左右油
圧シリンダー族[39,40の最大伸長長さを長くし左
右走行車軸7,8の不動限界を大きくし、機体の最大リ
フト(上動)高さを高くして旋回する。また、耕盤の浅
い圃場においては、左右油圧シリンダー族[39,40
の操作レバー158・158を操作して最大下動位置切
換装置100を切り替えて左右油圧シリンダー族[39
,40の最大伸長長さを短くし左右走行車軸7.8の下
動限界を小さくして、機体の最大リフト(上動)高さを
低くして旋回する。このように、耕盤の深浅に応じて、
機体の最大リフト(上動)高さを変更して旋回すること
ができ、換言すると、左右走行車軸7・8を最大限に下
動させるまでの時間を変更して旋回することができ1作
業能率が非常に良い。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例である歩行型の田植機を示し
たもので、第1図は要部の側断面図、第2図は平面図、
第3図はその側面図、第4図はその背面図、第5図は要
部の平面図、第6図は要部の側面図、第7図は要部の斜
視図、第8図は油圧回路図、第9図は油圧袋はのイr断
面図、第10図は天秤杆部分の平面図、第11図は第1
0図の側面図、第12図は第11図の一部断面図、第1
3図は第10図の正面図、第14図は第11図のA−A
断面端面図、第15図は第13図における揺動ロック装
置123の断面図である。 図中記号、7,8は左右走行車輪、39.40は油圧シ
リンダー装置、47.48は油圧切換バルブ、58.5
9は左右内接細体、89.90は左右外接地体、100
−100は最大下動切換装にであ第月ね 茅、/4−図 茅/f図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機体の左右両側に設けた左右走行車輪7、8を各々単独
    に上下動させる左右車輪上下動装置39、40を設けて
    なる農作業機において、該左右走行車輪7、8の下動限
    界を変更すべく左右車輪上下動装置39、40に最大下
    動位置切換装置100、100を設けたことを特徴とす
    る農作業機。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61124309A (ja) * 1984-11-19 1986-06-12 三菱農機株式会社 農作業機における機体昇降装置
JPS6240211A (ja) * 1985-08-12 1987-02-21 井関農機株式会社 移動農作業機の走行装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6240211A (ja) * 1985-08-12 1987-02-21 井関農機株式会社 移動農作業機の走行装置

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