JPS6255009A - 農作業機 - Google Patents

農作業機

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JPS6255009A
JPS6255009A JP19635185A JP19635185A JPS6255009A JP S6255009 A JPS6255009 A JP S6255009A JP 19635185 A JP19635185 A JP 19635185A JP 19635185 A JP19635185 A JP 19635185A JP S6255009 A JPS6255009 A JP S6255009A
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JP
Japan
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hydraulic
grounding
bodies
move
traveling
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Pending
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JP19635185A
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English (en)
Inventor
弘和 仲
栄一郎 木下
秀夫 井関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6255009A publication Critical patent/JPS6255009A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、左右一対の駆動用走行車輪を有する走行車
体に田植機や一播−1機等を装着し、車体の後部に操縦
用のハンドルを設けた走行型水田用農作業機の走行装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、実公昭51−49301号公報で見られる通り、
歩行型の田植機において、その走行装置に、左右各別の
油圧シリンダー装置で走行車軸を独立して上下動するも
のがあり、この各油圧シリンダー装置の油圧切換バルブ
が左右走行車輪間に並列して設けられた一対の接地体の
上下動で切換えて走行車輪を上下制御する構成のものが
あり、また、この公知技術とは別に特公昭49−424
44号公報で見られる通り、同じく歩行型の田植機にお
いて、左右各別の上下動装置瞬よって走行車輪を各別に
上下動するものにおいて、その各上下動装置を走行車軸
の外側に配設した接地体によって各別に作動し、走行車
輪を上下制御する構成のものがあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来技術のうち、接地体を走行車輪間に二っ並べて
配設するだけのものは、2条〜3条を植−付ける比較的
小型の田植機では実用的には問題が少ないが、4条植え
以上の大型の田植機では機体支持力が少なくなって的確
な推進ができなくなる欠点がある。そこで、車輪の外側
にも一対の接地体を設けることが考えられ、従来技術と
して既に述べた特公昭49−42444号のものが考え
られたが、このものでは、車輪の外側に設けた左右一対
の接地体によって走行車輪が独立して上下動制御される
と、田植機が畦畔ぎわに沿って走るとき、車輪外側の接
地体が耕盤の激しい凹凸を的確に検出して上下動装置を
頻繁に作動し、このために機体が左右に振動を起す欠点
があった。また。
走行車輪の外側の接地体では走行車軸の上下動を行なわ
せないで、車輪間内だけの接地体で2条植田植機と同じ
形態のものにすると、外側の接地体が畦畔に乗り上ると
き、当然に機体が左右に傾むくが、このとき、車軸量的
に位置する接地体のうち、機体が傾むいて畦畔側が高く
なっている側の接地体が水田表土面に接するまで大きく
下動することになり、このとき畦畔側の走行車輪は耕盤
から浮上っているにもかかわらず更に畦畔側の車輪を上
動制御してしまいその走行車輪がスリップして機体が畦
畔側へ旋回しようとして推進できなくなるという欠点が
あった。このことは、圃場の中央部においても1局部的
に土壌表面に凹凸があっても起り、実用状非常に問題に
なっていた。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は、先に述べた従来技術のもつ問題点を解決す
るために、次の技術的手段を講じた。
即ち、この発明は2機体の左右両側に設けた左右走行車
軸7,8を各々単独に上下動させる左右車軸上下動装置
39.40を設けてなる農作業機において、左右走行車
輪7,8間には並列して一対の左右内接培体58.59
をその前部若しくは後部が上下動可能に設け、左右走行
車軸7,8の左右外側には一対の左右外接地体89.9
0をその前部若しくは後部を上下動可能に設け、前記左
右車輪上下動装置39.40の作動切換えを各々、左内
接地体58と表外接地体89及び右内接地体と有卦接地
体90との内外接地体の共同で行なうようにし、その作
動切換タイミングを内外接地体において同じにしたこと
を特徴とする農作業機としたものである。
〔発明の効果〕
この発明は前記の構成により、左右の車輪上下動装置が
各々圃場の広い面に位置する内外接地体の共同で切換え
られて作動し、左右の走行車輪が独立的に上下動制御さ
れるために従来のものと比較して正確な制御を行なうこ
とができ、かつ、泥押しを少なくする為に、内外接地体
各々の接地面積を小さくしても、内外接地体の切換タイ
ミングを同じにしているので、的確に車輪上下動装置の
切換えを行なうことができるものである。
〔実施例〕
1は田植機のフレームで、走行ミッションケース2の後
部に取付けられた円筒状のものである。
3はエンジン台、4はエンジンである。5は植付ミッシ
ョンケースでフレーム1の後端に取付けられ、そして、
この植付ミッションケース5の構成は、主ケース部5a
と左右両側へ突出する筒ケース部5bとその先端に取付
けられた副ケース5Gとからなっている。
6は操縦ハンドルで、基部が植付ミッションケース5に
止着され後方上方へ向けて二叉状に分かれた状態に構成
されている。
7.8は左右走行車軸で、走行ミッションケース2の左
右両側に突出する駆動軸を包むボスに回動自由に取付け
られた左右チェンケース9,10の後方先端に軸承され
ていて伝動回転されながら上下にスイング可能に設けら
れている。11.12は左右チェノケース9,10側に
各々一体内に設けられたアームである。
13は天秤杆で、エンジン台3の前方に位置するビン1
4のまわりに左右中間が回動可能に取付けられていてそ
の左右先端がエンジン台3よりも外側方へ突出するよう
設けられている。
15は前記天秤杆13の後部の上下を覆うように側面視
コ字状に形成され、前記天秤杆13の枢支ピン14を支
持する天秤杆支持金具であって、その後側に固着された
アーム16.16が、エンジン台3の左右両側に固着さ
れた左右板体17゜17に軸体18によりパイプ材19
aを介して回動自在に軸支された該パイプ材19aと一
体の揺動アーム19の上端に固着されたパイプ材20 
L;ボルト21により軸支されている。尚、22a。
22bはナツトであって、ボルト18及びボルト21の
各々の先端に設けた螺子部に、該ナツト22a、22b
を締め付けることで、ボルト18及びボルト21の抜は
止めとしている。23.23は前記天秤杆13の枢支ピ
ン14の位置よりも左右外側位置に後方に向けて突出す
べく固着された左右軸体であって、天秤杆支持金具15
に設けられた孔24.24を貫通して設けられている。
そして、左右軸体23.23の後端には螺子を切って受
体25,25を各々ナツト26.26にて固定して設け
、該受体25,25と天秤杆支持金具15の後端との間
の軸体23,23の各々外周に圧縮弾機27.27を左
右走行車輪7,8が同じ高さになるように天秤杆13を
付勢すべく設けている。
一方、揺動アーム19の下端には、基部に軸受用のパイ
プ材28とばね受体29とを有し先端に螺子部を有する
軸体30を、そのパイプ材28を回動自在に挿通しナツ
ト31により揺動アーム19に固定されたボルト32に
より軸支している。
そして、該軸体30にて弾性係数の異なる2種類の圧縮
弾機33.34を軸支して、軸体30の先端をエンジン
台3に固設の支持板35に設けた孔36を貫通して後方
に設け、□先端の螺子部にナツト37にて抜は止め板3
8を固定している。
123は上記天秤杆13の枢支ビン14回りの揺動を固
定する状態と揺動可能な状態とに切換える揺動ロック装
置であって、天秤杆支持金具15に固着された筒体12
4 a、 124 bと該筒体124a、124b内に
挿通されたロック作動体125と該ロック作動体125
の上端にボルト126により一体に固着された操作ハン
ドル127とロック作動体125を上方に向けて付勢す
る弾機128とにより構成されている。そして、筒体1
24bの下端にはカム面129を形成し、該カム面12
9に接当する軸体130をロック作動体125の下端に
固着している。ロック作動体125は筒体124a、1
24b内に挿通保持されていると共に、天秤杆13に設
けられたテーパ状の穴131にも挿通しており、該テー
パ状の穴131に圧接するテーパ面132をその中途部
に形成している。圧縮弾機128は筒体124aと操作
ハンドル127の基部との間に設けられている。上記構
成において、第9図の状態では、軸体130がカム面1
29の上端に位置しロック作動体125のテーパ面13
2がテーパ状の穴131に圧接して天秤杆13の揺動は
固定されている。そして。
操作ハンドル127を第9図において手前方向に回動振
作して軸体130がカム面129の下端に位置するよう
にするとロック作動体125は下方に移動し、そのテー
パ面132はテーパ状の穴131が外れる。すると、天
秤杆13は枢支ピン14回りに揺動可能な状態となる。
尚、133は天秤杆13に固着されたバンパーである。
39.40は左右車軸上下動装置としての左右油圧シリ
ンダー装置であって、そのシリンダー39a、40aの
基部にスリット41.41を設け。
該スリット41.41内に前記天秤杆13の左右先端を
差し込み、ピン42,42により回動自在に軸着してい
る。そして、ピストン39b、40bの先端側を各々前
記チェンケース9.10のアーム11.12の上端にピ
ン43.43により枢着している。
44は油圧ケースで、前記走行ミッションケース2の前
部のエンジン台3に取付けられている。
そして、この油圧ケース44は左右の油圧ポンプ45.
46 (ギヤーポンプ)と油圧切換バルブ47.48と
、油圧タンク49とからなり、鋳物で構成された筒状の
油圧タンク49の左側に、油圧ポンプ45と油圧切換バ
ルブ47とを有した左ケース50を取付け、右側に同じ
く油圧ポンプ46と油圧切換バルブ48とを有した右ケ
ース51を取付けている。50a、51aはポンプカバ
ーである。52はストレーナで、油圧タンク49内に左
右側から突出する前記ポンプカバー50a、51aに設
けたオイル吸込ボスa、b間に架設された網筒52aか
らなっている。53は入力軸で左側の油圧ポンプ45の
駆動軸になっており、右側の油圧ポンプ46の駆動軸5
4と角状伝動パイプ55で連結されている。
56.57は前記油圧切換バルブ47.48各々のロー
タリースプール47a、48aに固定された切換レバー
を示す。
尚、この油圧機構によって前記油圧シリンダー装置39
.40は、第9図の油圧回路によって作・動される。
58.59は内接培体で、前記走行車輪7,8間の前側
位に左右の所定の間隔を配して設けられ、後部をフレー
ム1にピンによって枢着し、前部を上下動自由に設けて
いる。そして、この左右の内接培体58.59と前記油
圧装置の切換レバー56.57とを連動機構で連動し、
内接培体58あるいは59が一定範囲からそれ以上に上
動するときには油圧切換バルブ47あるいは48が切換
えられて走行車輪7あるいは8が下動するよう構成して
いる。
この連動機構を説明すると、60はエンジン台3の裏面
に止着のブラケット61.62に回動自由に取付けた軸
である。63.64は作動アームで、前記軸60に基部
側を回動自由に枢着されて、後方へ長く延ばされている
。65,66はロッドで1作動アーム63と切換レバー
56及び作動アーム64と切換レバー57とを連動する
棒である。
67.68はロッドで、接地体58.59と作動アーム
63.64とを連動するもので、ばね69゜70が介在
されて上方への逃げを設けると共に、連接高さがダブル
ナツトによって調整できるよう構成されている。71.
72は連動金具で、前記軸60の左右端側に一体に取付
けられ、この右側の金具72には上下突出高さが調節で
きる調節ボルト73を取付けている。また、金具71に
は内側へ折曲げた持上片74を設けである。更にまた、
前記作動アーム63,64には受片75,76を設け、
前記ボルト73及び持上片74が接当でき′るよう構成
している。77は軸6oに固着したアームで、これには
ワイヤー78が取付けられている。
79は前記フレーム1に取付けたブラケット80.81
に回動自由に設けた軸で、これに板状金具82.83が
固着され、この板状金具82,83に長孔84,85を
穿設し、この長孔84,85に一端を係合するばね86
,87を前記切換レバー56.57に係合し、板状金具
82をワイヤー88で回動操作してばね86,87の張
力を変更調節できるよう設けている。尚、この長孔84
゜85は、ばね86,87の張力が零になった状態で切
換レバー56,57が回動自由となるようにしたもので
、切換レバー56.57側に穿ってもよいこと勿論であ
る。
89.90は外接培体で、前記走行車輪7,8の外側に
前側部が位置するように配設され、後部上面を前記操縦
ハンドル6の基部側に操作レバー91で回動調節設定さ
れる横外方へ長く延びた軸 。
92にアーム93を取付けてこれに外接培体を取付けた
ブラケット94をピン95を介して前部が上下動自由に
なるよう設けている。96はリンクで、前記左右の副ケ
ース5c、5cに上部を取付け、その下端側を前記左右
の外接培体89.90に止着し、各外接培体の前部は自
由に上下動できるよう設けられている。
97.98は、フレーム1に回動自由に支持された左・
有軸で、この左・右各軸97,98の先端に外金具99
,100を止着し、この各外金具99.100に前記外
接培体89.90の前部を縦ロッド101,102を介
して連結し、一方。
該外金具99,100と角度を異にして前記軸97.9
8に止着した内金具103,104と前記油圧切換レバ
ー56.57とを横ロッド105゜106を介して連結
し、外接培体89.90が一定以上に上動するとき走行
車輪7,8が夫々各別に下動し、逆に外接培体が下動す
るときは油圧切換レバー56.57の設けた長穴56a
、57aにてその下動による横ロッド105,106の
動きが遊び油圧切換バルブ47.48が切換えられない
ように構成されている。(外接進体89,90が一定以
上に上動したときのみ油圧切換バルブ47.48が切換
えられるように構成している。)即ち、内接進体58.
59が一定範囲以上に上動しても外接進体73,74が
一定範囲以上に上動しても共に走行車輪7,8は下動し
、逆に内接進体58.59が一定範囲以下に下動したと
きのみ走行車輪7,8は上動するように設けられている
そして、特に、第1図に示す如く右走行車軸7の接地点
P1から右内接地体59と有卦接地体90との上動作用
点P2・P3までの距離を略々同一にし、同様に右走行
車輪8の接地点P4から表内接地体58と表外接地体8
9の各々の上動作用点P、・P、までの距離を略々同一
として、左右方向に機体が傾むくときは内外接地体が同
時に上下動すべく設けている。更に詳しく述べると、内
接進体58.59が上動して、各々が油圧切換レバー5
6.57をホ及びへ方向に回動せしめる時期と。
外接進体89.90が上動して各々が横ロッド105.
106により油圧切換レバー56.57の長穴56a、
57aの端部に接当して油圧切換レバー56,57をホ
及びへ方向に回動せしめる時期とが同一となるように設
定している。
換言すれば1例えば耕盤の深さが変化して、表内接地体
58及び表外接地体89が同時に上動したとすれば、該
左内外接地体58.89の上動により油圧切換レバー5
6はホ方向へ同時に回動する力を受けて、左油圧切換バ
ルブ47が切換えられて左油圧シリンダー39a内に圧
油が供給されて左ピストン39bが伸出し右走行車軸7
が下動されて機体は水平に維持される。そして、右内外
接地体59及び90が同時に上動した場合も、同様に右
油圧切換レバー57がへ方向に切換えられ、右走行車軸
が下動される。
従って、油圧切換レバー56.57は各々同時に上動す
る内外接地体により同時にホ及びへ方向への回動力を受
ける為に、左右各々の内外接地体はその接地面積が小さ
くても油圧切換レバー56゜57をホ及びへ方向に切換
えることができるものである。
107は操作パネルで、前記操縦ハンドル6に固着され
ており、これにはエンジン始動用スイッチ108、植付
クラッチ兼用油圧操作レバー109、主クラツチレバ−
110,感度調節レバー111が設けられている。この
うち、操作レバー109は植付ミッシJンケース内の植
付クラッチと前記ワイヤー78とに連動連結されていて
、案内孔112内のイの位置では植付クラッチがr入」
でワイヤー78が弛み油圧が自動制御状態を保持し、口
の位置では植付クラッチが「切」で自動制御状態、ハの
位置では油圧切換バルブ47.48が中立で、植付クラ
ッチ「切」状態、二の位置では植付クラッチ「切」で左
右両油圧シリンダー装置39.40のピストン39b、
40bを突出動させる状態に構成されている。
また、感度調節レバー111は前記ワイヤー88に連動
連結されていて、ばね86,87め張力が強、弱に一挙
に調節できて内接進体58.59の上動抵抗を変更調節
できるように設けている。
113は苗植付具で、前記植付伝動ケース5の主・副面
ケースにクランクと揺動アームとで取付けられ上下に罷
動運動するよう設けられている。
114は苗タンクで、操縦ハンドル6の上に左右移動自
在に支架され、植付伝動ケース5内の左右往復動機構で
動かされるよう設けられている。
115は苗受支枠で、側面が略々L字状になっていて、
操縦ハンドル6側に固着され、これには苗分割口116
が設けられ、前記苗植付具113の苗分割爪部がこの苗
分割口116へ上から介入して苗タンク114へ収容さ
れた苗が1株分づつ取出されるよう構成されている。
尚1図中117はボンネット、1↓8はボンネットと一
体状に構成された予備苗のせ台、119は変速チェンジ
レバー、120は苗受支枠115の苗植付具113に対
する位置を変更して苗取出量を調節する苗取出調節レバ
ー、121は線引マーカを示す。
122は後部内接地体で、後部を操縦ハンドル6側に枢
着され前部をフレーム1に上下動自在に取付けられてい
て、土壌表面を滑走するものである・ 134は車輪跡滑板である。
上側の構成において、田植機を水田圃場に入れたのち、
操作ハンドル127を操作して天秤杆13を揺動可能な
状態として、予備苗のせ台118と苗タンク114とに
苗を載置収容し、エンジン4で回転各部を駆動すると、
走行車軸7,8の回転により、各接地体58.59・8
9.90及び122が水田の土壌表面に接mした状態で
推進される。
そして、左右方向に並列する苗植付具113が上下に楕
円状の植付軌跡を描いて運動し、左右に往復動されてい
る苗タンク114から苗を一株分づつ分割係合して各接
地体で整地される土壌表面に次々と植付けて行く。
このような苗植付作業中において、耕盤面が浅くなった
り深くなったり変化していると、走行車軸7,8は次の
通りに自動的に上下動される。
まず、前後方向にのみ耕盤が深くなっているときは、左
右の走行車軸7,8が土壌表面から深く沈むために、各
接地体58,59・89,90及び122が共に上方へ
押上げられることになる。
そして、当該接地体58,59・89,90が一定以上
(苗植付は作業に適正な範囲以上に機体側へ押上げられ
たとき)になると、左右の油圧切換バルブ47.48の
切換レバー66.57が、内接培体58.59側からは
ロンドロア、68、作動アーム63,64、ロッド65
,66を介し、また、外接培体89.90側からは、ロ
ッド101.102外金具99,100、内金具103
゜104、ロッド105,106を介して共に油圧シリ
ンダー装置39.40のピストン39b、40bが突出
する側へ切換えられる矢印ホ・へ側へ回動され、このた
め、左右のピストン39b、4obからアーム11,1
2、チェンケース9,10を介して走行車軸7,8が下
動される。
そして、この走行車軸7°、8が次第に耕盤に対して強
く当接してきて1機体が浮上すると、各接地体58,5
9・89.90・122の接地圧が減少し、適正な状態
になると油圧切換バルブ47゜48が中立状態になり、
走行車輪7,8の下動が停止される。
前後方向にのみ耕盤が浅くなる場合は、前述の逆であり
、各接地体58,59・89,90蕾122が浮き気味
で機体から下動するから面切換レバー56.57が反矢
印ホ・へ側へ回動されピストン39b、40bが自由に
引込み可能となり機体の荷重な受けて走行車軸7,8が
上動する。そして、適正な接地状態になると油圧切換バ
ルブ47.48が中立に復帰する。
次に、左右側で耕盤深さが異なる場合を説明すると、先
ず、左側が深く、右側が浅くなるときは。
当然ながら、機体が右走行車輪8の接地点P4を原点と
して左斜前方向側へ傾むくことになる。すると、左側寄
りの内接培体58と外接培体89との接地圧が右側寄り
の内接培体59と外接培体90との接地圧よ、りも同時
に大となり、それだけ大きく内外同時に上方へ押上げら
れ、逆に右側寄り°の内・外画接地体59.90が下動
する。このため、前記の走行車軸7,8の上下作動と同
じ理由で、左側の走行車軸7が下動され、右側の走行車
軸8は上動されることになる。そして、機体が常に水平
状に保持されるよう制御される。尚、この場合、左内外
接地体58.89は同時に上動して油圧切換レバー56
をホ方向に回動せしめるので。
確実に左走行車軸7を下動せしめることができ、左内外
接地体58.89が泥中に突入してしまう(沈み込んで
しまう)ようなことが回避される。
また、左側の耕盤が浅く、右側の耕盤が深いときはちょ
うど前記と逆の制御になって同じように機体が水平状態
に保持されることは言うまでもないことである。
そして1機体の水平制御を行なう場合、特に。
上記実施例にあっては、左右走行車軸7,8を上下動せ
しめる左右の油圧シリンダー装置!39.40を天秤杆
13にて連結し、枢支ビン14回りに該天秤杆13が圧
縮弾機27.27に抗して一定量だけ回動するように構
成し、左右走行車輪7゜8が一定量(実施例においては
1両車軸7,8の最大の段差が30〜50閣程度になる
ようにしている。)背反的に上下動するようにしている
ので、左右側で耕盤深さが異なる場合、その異なり量が
少ないときは該左右走行車輪7,8の背反的な上下動に
より機体は水平に維持され、左右側の耕盤深さが大きく
異なったときのみ(左右走行車輪7゜8の背反的な上下
動によって補正ができなくなったとき)前記油圧シリン
ダー装置39.40を作動せしめる水平制御が作用する
ようにしたから、耕盤の小さな凹凸による頻繁な油圧シ
リンダー装置39.40による左右車輪7,8の強制上
下動が行なわれることが回避され、該強制上下動による
駆動反力によって機体が左右に振動を起こすことも少な
い、また、耕盤深さが大きく異なった場合に、油圧シリ
ンダー39.40が作動するときも、左右走行車輪7,
8を強制下動せしめる油圧シリンダー39.40の作動
力によるが駆動反力が、前記天秤杆13の回動により吸
収されるので、その走行状態は非常に安定したものとな
り、水田圃場においてきわめて良好なる走行性能を発揮
する。
更に、水田圃場において、上記天秤杆13は揺動アーム
19の圧縮弾機33の付勢力に抗した軸体18回りの回
動により、前動すべく構成されているから、耕盤深さが
前後方向で異なっている場合(左右同時に深さが異なる
場合)、その異なり量が少ないときは左右走行車軸7,
8が共に上下動して、機体は水平に維持される。そして
、耕盤深さが大きく異なる場合(左右走行車軸7,8が
共に上動して弾機33を完全に圧縮させてしまい機体の
補正ができなくなった時)に、前記油圧シリンダー装置
39.40を作動せしめる水平制御が作用するものであ
るから、上記左右側の耕盤の変化のときの場合と同様に
1機体の前後方向の振動を防止し、非常に安定した走行
性能を発揮する。
尚、圧縮弾機34は弾機33よりもその弾性係数を大に
設定してあり、水田圃場内では、その圧縮変形が起らず
、機体を路上にて走行させる場合(各接地体58,59
・89.90・122にて機体の荷重を受けず、左右走
行車軸7,8でのみ機体の荷重を受ける場合)に1弾機
33が完全に圧縮してしまい、弾機34が作用するよう
にしている。即ち、路上走行する場合は、該弾機34の
付勢力(変形)により左右走行車輪の上下動を吸収して
いる。尚、路上走行時には、操作ハンドル127を操作
して、天秤杆13の揺動を固定した状態にすると、左右
走行車軸7,8が背反的に上下動しないので、機体の姿
勢が安定する。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例である歩行型の田植機を示し
たもので、第1図は平面図、第2図はその側面図、第3
図はその背面図、第4図は要部の平面図、第5図は要部
の側面図、第6図は要部の斜視図、第7図は油圧回路図
、第8図は油圧装置の背断面図、第9図は天秤杆部分の
平面図、第10図は第9図の側面図、第11図は第10
図の一部断面図、第12図は第9図の正面図、第13図
は第10図のA−A断面端面図、第14図1t、第12
図における揺動ロック族@123の断面図である。 図中記号、7,8は左右走行車軸、39.40は油圧シ
リンダー装置、47.48は油圧切換バルブ、58.5
9は左右内接培体、89.90は左右外接培体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機体の左右両側に設けた左右走行車輪7、8を各々単独
    に上下動させる左右車輪上下動装置39、40を設けて
    なる農作業機において、左右走行車輪7、8間には並列
    して一対の左右内接地体58、59をその前部若しくは
    後部が上下動可能に設け、左右走行車輪7、8の左右外
    側には一対の左右外接地体89、90をその前部若しく
    は後部を上下動可能に設け、前記左右車輪上下動装置3
    9、40の作動切換えを各々、左内接地体58と左外接
    地体89及び右内接地体と右外接地体90との内外接地
    体の共同で行なうようにし、その作動切換タイミングを
    内外接地体において同じにしたことを特徴とする農作業
    機。
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