JPH067764B2 - 歩行型4条植え田植機 - Google Patents

歩行型4条植え田植機

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JPH067764B2
JPH067764B2 JP18294884A JP18294884A JPH067764B2 JP H067764 B2 JPH067764 B2 JP H067764B2 JP 18294884 A JP18294884 A JP 18294884A JP 18294884 A JP18294884 A JP 18294884A JP H067764 B2 JPH067764 B2 JP H067764B2
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JP
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ground
rice transplanter
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wheels
seedlings
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JP18294884A
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石田  伊佐男
玉井  利男
塩崎  孝秀
喜八郎 長谷
木下  栄一郎
清家  理伯
士郎 浅野
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、左右推進車輪の相対上下位置を変更して機
体の左右方向の傾きを修正すべく構成した歩行型4条植
え田植機に関するものである。
〔従来技術とその課題〕
この種の従来技術としては、特公昭58−32928号
公報に示すように左右側部フロートにて左右走行車輪を
各別に上下作動させるように構成した歩行型4条植え田
植機と、実開昭52−138016号公報に示すように
整地フロートとは別に設けた接地センサーにて左右走行
車輪を上下作動させるように構成した歩行型田植機とが
ある。
然し乍ら、前者の歩行型4条植え田植機においては、機
体の外側に位置する左右側部フロートにて左右走行車輪
を上下作動させて機体の左右方向の傾きを修正するもの
であるために、畦際で該左右側部フロートが畦畝に接当
したりして誤作動が多く適正な苗植付け作業ができない
ものであった。
そこで、後者の歩行型田植機のように、整地フロートと
は別に接地センサーを設けることが考えられるが、該後
者の歩行型田植機では接地センサーが左右推進車輪の間
の機体中央部に位置しているためにその検出が不確実で
実用化できるものではなかった。
〔課題を解決するための技術手段〕
この発明は、従来技術の課題を解決するために、機体1
に上下動自在に設けた左右推進車輪9a,9bの間に中
央部整地フロート22を配設し、該左右推進車輪9a,
9bの外側方に左右側部整地フロート23a,23bを
配設して、中央部整地フロート22の左右両側に苗を植
付け左右側部整地フロート23a,23bの内側に各々
苗を植付けるように構成した田植機において、左右側部
整地フロート23a,23bの内側に植付けられる苗の
前方の圃場面に接地する左右接地センサー17a,17
bを設けて、該左右接地センサー17a,17bの機体
の左右方向の傾きの検出にて左右推進車輪9a,9bの
相対上下位置を変更して機体の左右方向の傾きを修正す
べく構成した歩行型4条植え田植機としたものである。
〔作用効果〕
この発明によると、左右側部整地フロート23a,23
bの内側に植付けられる苗の前方の圃場面に接地する左
右接地センサー17a,17bにて機体の左右方向の傾
きを検出するものであるから、左右側部フロートにて機
体の傾斜を検出する従来のものに比べて畦畔際での誤検
出が少なく、適確な機体の左右傾斜修正を行なうことが
できる。
また、植付けられる4条の苗列のうち左右外側の苗列の
前方の圃場面に接地する左右接地センサー17a,17
bにて機体の左右方向の傾きを検出するものであるか
ら、最適な機体の左右方向の傾きの検出が行なえ機体の
左右傾斜修正を適正にし良好なる苗植付作業が行なえ
る。
〔実施例〕
この発明の一実施例である歩行型4条植え田植機を図面
に基づいて詳述する。
1は機体で、ミッションケース2と、エンジン台3と後
部に作業機としての田植装置部を装着するフレーム4等
から構成されている。
5はエンジン、6は燃料タンク、7は油圧ケースであ
る。
8a,8bはチェンケースで、基部を前記ミッションケ
ース2の左右両側に突出する駆動軸を内装するボス部に
枢着して先端側が後方に位置するよう設け上下動自由と
したものであり、このチェンケース8a,8bには車輪
9a,9bが軸承され、伝動回転されながら上下動自由
に設けられている。
10は天秤杆で、前記エンジン台3の前側部分に中心部
を上下方向のピンによって枢着し、左右端側を外方へ突
出ならしめ、一定範囲以内で平面視において天秤状に振
れるよう構成されている。
11a,11bは油圧シリンダー装置で、前記天秤杆1
0の左右外端部と前記チェンケース8a,8bの基部側
に取付けられた枢着メタルに一体的に取付けられるアー
ム12a,12bとの間に介装されている。即ち、ピス
トンが突出するときその側の車輪が下動されるようにな
っている。
油圧装置を説明すると、左右中間部分に油圧タンク13
を設け、その両側に油圧ポンプ14a,14b及び油圧
切替バルブ15a,15bが一体的に組込まれた油圧ポ
ンプケース7が一体的に前記ミッションケース2の前側
上部に取付けられている。
16a,16bは油圧切替レバーである。
17a,17bは左右接地センサーで、前記連結フレー
ム4側に基部が夫々独立して枢着されるクランク状のパ
イプ18a,18bに金具19a,19bを介して上下
動自由に取付けられ、後部を前記チェンケース8a,8
bの枢着軸芯外側に取付けたピンに連結具20a,20
bを介して一定以下には下動しないように吊下ならしめ
ている。そして、この接地センサー17a,17bの後
側部は平面視凹状に切欠がれた切欠部が構成され前記チ
ェンケース8a,8bの前端部分が平面視において嵌合
され左右の幅を広く構成してある。
21a,21bは連結ロッドで、前記左右接地センサー
17a,17bと油圧切替レバー16a,16bとを連
結するものであり、左右接地センサー17a,17bが
上動するとき油圧切替バルブ15a,15bが切替えら
れて油圧シリンダー装置11a,11bのピストンが突
出するよう構成している。
22は中央部整地フロート、23a,23bは左右側部
整地フロートで、各々、前側部が上下動自在になるよう
後側部が軸支されている。
24は田植装置であり、前記フレーム4の後部に連結さ
れている。これを説明すると、25は植付伝動ボックス
で、主ボックス部の左右両側に筒状ケースを突出させて
これに副ボックス部を設けている。
26,26…は苗植付具で、前記主ボックスの左右両側
と左右の副ボックスの内側部とにクランクと揺動アーム
とによって取付けられている。
27はハンドル取付用フレームである。28はハンドル
である。
29は苗タンクで、前記ハンドル28の上部に左右往復
横移動可能に支架され、植付伝動ボックス25内の往復
横移動装置に移動棒と金具を介して取付けられ、左右に
往復横移動されるよう構成されている。
そして、この苗タンク29の前側に苗分割口を有した苗
受止具30を設けて、この苗分割口から前記苗植付具2
6,26…が苗を分割するようになっている。
前記中央部整地フロート22と左右側部整地フロート2
3a,23bとは調節レバー31で回動調節される軸3
2に止着のアーム33によって後部が枢着され、前部は
フレーム4と植付伝動ボックス25に一体の副ボックス
とに吊下具34,35,35を介して取付けてある。
36は主クラッチレバー、37は植付クラッチレバー、
38は左右の油圧切替バルブ15a,15bを同時に切
替えることができる油圧操作レバーを示す。
ここで、左右接地センサー17a,17bの機体平面視
での配置につき詳述すると、左右接地センサー17a,
17bの最外側位置Aは左右側部整地フロート23a,
23bの最外側位置Bよりも機体内方であり、また、左
右側部整地フロート23a,23bの内側に植付けられ
る苗の前方の圃場面に接地する位置に設けられている。
次に上例の作用を説明すると、歩行型4条植え田植機を
水田圃場に入れたのち、苗タンク29に苗を載置収容し
て主クラッチを「入」に操作すると共に、植付クラッチ
を「入」にする。
すると、左右の油圧ポンプ14a,14bが伝動回転さ
れると共に、ミッションケース2内の伝動機構が駆動さ
れ、更に、田植装置24の各回転部に動力が伝動され
る。
即ち、左右接地センサー17a,17b及び各接地ロー
ト22,23a,23bが水田表土面に接地した状態
で、車輪9a,9bが回転され、機体が推進されると共
に、各苗植付具26,26…が左右に往復動する苗タン
ク29に載置された苗を分割して中央部及び左右側部整
地フロート22,23a,23bで整地された土壌面へ
次々と植付けて行く。
そして、このような苗植付作業中において、次のように
機体が自動的に昇降制御されることになる。即ち、耕盤
が深いと、車輪9a,9bが耕盤基準であるため、各接
地フロートが水田表土面で突上げられる。このとき、左
右接地センサー17a,17bが上方へ回動する。
従って、ロッド21a,21bを介して、左右の油圧切
替レバー16a,16bが回動され、油圧切替バルブ1
5a,15bを油圧シリンダー装置11a,11bの夫
々のピストンが突出する方向へ切替えられる。
このため、左右の車輪9a,9bが下動し次第に走行車
体を上昇させ、左右接地センサー17a,17bが逆に
下方へ作動される。そして、接地圧が苗植付作業上適正
な圧力になると、油圧切替バルブ15a,15bが中立
状態に切替えられ、ピストンの突出作動が停止される。
逆に、耕盤が浅いと、走行車体が水田表土面から大きく
浮上するため、左右接地センサー17a,17bは下動
する。従って、ロッド21a,21bを介して油圧切替
バルブ15a,15bが油圧ピストンが引込む方向に切
替えられ、左右の車輪9a,9bは車体荷重を受けて上
動し、車体が下降する。そして、適正な接地圧力になる
と油圧切替バルブ15a,15bが中立位置に切替えら
れる。
然るに、耕盤の深さが左右の車輪9a,9b位置におい
て、同時に一定量上下に変更することはほとんど起ら
ず、水田圃場では左右側の耕盤も凹凸があって変化して
いる。このような場合、普通なら、車体1は左右に傾い
て推進されることになるが、この実施例では、各油圧シ
リンダー装置11a,11bの基部側が天秤杆10の先
端側に取付けられていて車輪9a,9bが上下に天秤作
動される構成になっているために、常に左右車輪9a,
9bの耕盤当接圧は略々同じとなる。
しかし、耕盤の左右の深さの差があまりないときは、天
秤杆10が十分これに順応して車体1を水平に保てる
が、大きな段差では順応できなくなる。
この大きな耕盤深さの違いにより、機体1が左右に傾く
と、当然ながら一方の接地センサー17aあるいは17
bが上方へ回動し、逆側の接地センサー17bあるいは
17aが下動する。従って、油圧切替バルブ15a,1
5bは互いに逆方向へ切替えられ、左右の車輪9a,9
bは前述の場合の作動理論で逆に上下動し、車体1が左
右水平状態に制御されるのである。
従って、小さな耕盤の左右変化や、苗タンク29が左右
に移動したためにバランスがくずれるような事態に対し
ては十分に天秤杆10がこれに対応して車体1を水平状
態に維持し、大きな耕盤変化のときだけ左右油圧シリン
ダー装置11a,11bが働いて、迅速に車体1を左右
水平状態に制御することになる。
このため、油圧シリンダー装置11a,11bが頻繁に
作動せず、極めて円滑に推進されるのである。更に、天
秤のスイング量を大きくする必要がなくなり、従来の天
秤を単に有したものに比較して復元が早く円滑な走行を
行うことができる。
このようにして、左右一対の推進車輪9a,9bが、耕
盤の前後方向の深さ変動あるいは左右方向の深さ変動に
起因して上下動する接地センサー17a,17bによっ
て油圧切替バルブ15a,15bを切替え油圧シリンダ
ー装置11a,11bを介し上下に制御され、接地セン
サー17a,17bが適正な接地圧に保持されつつ機体
が推進されるが、このとき、油圧切替バルブ15a,1
5bを切替える接地センサー17a,17bが、左右側
部整地フロート23a,23bの内側に植付けられる苗
の前方の圃場面に接地するように設けられているので、
最適な機体の左右方向の傾きの検出が行なえ機体の左右
傾斜修正を適正にし良好な苗植付作業が行なえる。ま
た、畦畔際で植付作業をするときにも、接地センサー1
7a,17bの最外側位置Aは左右側部整地フロート2
3a,23bの最外側位置Bよりも機体内方であるか
ら、畦畝に接地センサー17a,17bが接当して誤作
動を起こすおそれもなく、畦畔際でも良好な苗植付作業
が行なえる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示したもので、第1図は歩行
型4条植え田植機の側面図、第2図はその一部を簡略し
た平面図、第3図は油圧回路図である。 図中符号、1は機体、9a,9bは左右推進車輪、17
a,17bは左右接地センサー、22は中央部整地フロ
ート、23a,23bは左右側部整地フロート、26…
は苗植付具を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 栄一郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 清家 理伯 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 浅野 士郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 審査官 前田 建男 (56)参考文献 特公 昭58−32928(JP,B2) 実公 昭55−55533(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体1に上下動自在に設けた左右推進車輪
    9a,9bの間に中央部整地フロート22を配設し、該
    左右推進車輪9a,9bの外側方に左右側部整地フロー
    ト23a,23bを配設して、中央部整地フロート22
    の左右両側に苗を植付け左右側部整地フロート23a,
    23bの内側に各々苗を植付けるように構成した田植機
    において、左右側部整地フロート23a,23bの内側
    に植付けられる苗の前方の圃場面に接地する左右接地セ
    ンサー17a,17bを設けて、該左右接地センサー1
    7a,17bの機体の左右方向の傾きの検出にて左右推
    進車輪9a,9bの相対上下位置を変更して機体の左右
    方向の傾きを修正すべく構成したことを特徴とする歩行
    型4条植え田植機。
JP18294884A 1984-08-31 1984-08-31 歩行型4条植え田植機 Expired - Lifetime JPH067764B2 (ja)

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JPS6158511A JPS6158511A (ja) 1986-03-25
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