JPS63260631A - バ−リング成形装置 - Google Patents

バ−リング成形装置

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JPS63260631A
JPS63260631A JP9268787A JP9268787A JPS63260631A JP S63260631 A JPS63260631 A JP S63260631A JP 9268787 A JP9268787 A JP 9268787A JP 9268787 A JP9268787 A JP 9268787A JP S63260631 A JPS63260631 A JP S63260631A
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JP
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burring
pressurizer
punch
stripper
die
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JP9268787A
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Yoji Inanobe
稲野辺 庸司
Yoshihiro Osumi
大角 吉弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、板材にバーリングを成形するバーリング成形
装置の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、板材にバーリングを成形する装置について説明す
る。まず板材をダイの上に載せる。このダイには下孔が
設けられている。上方からこの板材に向ってポンチが下
降する。ポンチの下降は前記下孔へ貫通するようになさ
れる。ポンチの形状は基部が徐々に太くなっており板材
に孔を開けた後さらに押し広げて孔の周囲に塑性変形を
起こし円筒状のバーリングを成形する。このバーリング
は内側にめねじのねじ切りをするために設けるものであ
る。このバーリング下降の技術は、例えば「プレス加工
ノウハウ100題(日刊工業新聞社昭和50年1月30
日発行)頁72,734に記載されている。この技術に
はポンチの形状を工夫してバーリング部における板厚の
減少を少なくすることが論じられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら前記のようにポンチの形状を工夫するのみ
で板厚の減少を少なくするには限界があり元々板厚の薄
い薄板に対しては不十分な技術であった。すなわち通常
の板厚を有する板材においては、平面部の板厚Tに対し
レバーリング部の厚さtが減少しても(第6図)一般に
厚さtに余裕があるので第7図に示すように雌ねじを切
ることができる。しかしながら第8図に示すように元々
板厚Tが薄い薄板の場合にはバーリング部の厚さしはさ
らに渾くなるのでとりわけ薄いバーリング部の先端にお
いて不良が生じてしまう。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものでありバー
リング部の厚さtを板厚tよりも厚くすることができ、
薄板においてもバーリング成形及び雄ねじ切りを可能と
し、種々の機器の部材として使われるバーリングが成形
された板材を、軽量化(薄板化)を図ることができるバ
ーリング成形装置を提供することを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕 本発明のバーリング成形装置はバーリング成形の際に成
形されたバーリングを上下から加圧する構造を備えたも
のである。
詳しく述べると2本発明は、下孔を有するダイに板材を
載せ、この下孔へ貫通するように下降するポンチにより
前記板材にバーリングを成形する装置においてなされる
ものである。そして、前記ポンチの先端にはストリッパ
が取り付けられる。
このストリッパは、成形の初期に板材を前記ダイに押え
付けるためのものである。ストリッパの取付けは、スト
リッパに形成された案内孔にポンチの先端を挿入しスト
リッパとポンチの基部との間にストリッパ用ばねを介在
させることによっておこなう。またポンチの基部にはス
トリッパが設けられる。このストリッパは、ポンチが貫
通しバーリングが成形された際に前記ストリッパに接触
する位置に設けられ、ポンチが前記ストリッパと一体と
なって下降するためのものである。前記ダイの下孔には
、下側から加圧子が挿入されている。
この加圧子は成形されたバーリングの下端縁を下側から
加圧するためのものであり、円筒状のバーリングの下端
縁に接触するために円筒状の形状をしている。なお、ポ
ンチが下孔へ貫通するときには、ポンチは下孔に挿入さ
れている円筒状の加圧子の中を通ることになる。そして
成形直後のバーリングは、上側からはストリッパにより
、下側からは加圧子により挟まれて加圧される。加圧子
の基部と前記ダイとの間には、加圧子用ばねが介在する
。この加圧子用ばねは、バーリング成形後にバーリング
の加圧がおこなわれるようにするためのものであり、そ
のばね常数は、バーリングが成形されるまでの間はあま
り縮まず前記加圧子と板材との間にバーリングのための
十分な空間を残し、バーリング成形後に前記加圧子が前
記ストリッパに接触することにより大きな圧縮力が加わ
った際には十分に縮んで前記加圧子がバーリングの下端
縁を加圧する、ものでなくてはならない。
〔作用〕
この発明の作用の要点は、バーリング成形がおこなわれ
た直後に、成形されたバーリングが上側からストリッパ
により下側から加圧子により挟まれて加圧され、したが
って元の板厚Tよりもバーリング部の厚さtのほうが厚
くできる点にある。
さらに詳しく述べると、ダイに載せられた板材に向って
ポンチが下降する成形の初期には、板材はポンチ先端の
ストリッパによりダイに押え付けられる。さらにポンチ
が下降すると、この下降力によりストリッパ用バネが縮
みポンチの先端がバーリング下降を開始する。この下降
力は、板材を貫通する際の抵抗が大きければ大きいほど
、大きなものとなる。ポンチが十分に貫通しバーリング
下降がなされるとポンチ基部の接触子が前記ストリッパ
に接触し、したがって、その後の下降はポンチとストリ
ッパが一体となっておこなわれる。
この下降力は、前記バーリング下降時の下降力よりも大
きなものとなる。これにより、今度は加圧子用ばねが縮
み始め成形されたバーリングは上側のストリッパに押さ
れ下側に存在する加圧子に向って加圧される。この加圧
子はいわば、ストリッパを上型とし加圧子を下型として
なされ元の板材′rよりもバーリング部の厚さtを大き
くする働きをもつ。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図〜第5図において説明する。
第1図に示すように上ホルダ1に設けられた下向きのポ
ンチ2の基部には、このポンチ2と同心状の筒状を有す
る接触子3が存在する。この接触子3とポンチ2との間
にはストリッパ用ばね4が介在している。ストリッパ用
ばね4の下側にはストリッパ5が取り付けられている。
このストリッパ5の中央には案内孔6が形成され前記ポ
ンチ2の先端はこの案内孔6に挿入されている。
またストリッパ5の下面は板材7を押え付けることので
きる平面になっている。板材7が載せられるダイ8の中
央には下孔9が存在する。この下孔9の下側から1円筒
状の加圧子10が挿入されている。加圧子10の先端面
は水平になっておリバーリング部の下端縁を水平面によ
って押圧できるようになっている。この加圧子10の基
部にはフランジ11が形成されており、このフランジ1
1と前記ダイ8との間には加圧子用ばね12が存在する
。フランジ11は下ホルダ13に据え付けられている。
なお、前記ストリッパ5の案内孔6の大きさは。
ポンチ2が摺動できる大きさであり、前記ダイ8の下孔
9の大きさは加圧子10が摺動できる大きさである。ま
た加圧子10の内径は下降してきたストリッパ2が摺動
できる大きさである。
さらに前記加圧子用ばね12のばね常数は二つの条件を
満たさなければならない。すなわちバーリング加工がお
こなわれる間のバーリング力、すなわちポンチ2が板材
7を貫通する際に生ずる抵抗に打ち勝つ大きな下降力(
バーリング力)に対してあまり縮まず、加圧子10と板
材7との間にバーリングが成形されるために十分な空間
を残すものでなければならない。もう一つは、バーリン
グ成形後に接触子3がストリッパ5に接触することによ
り大きな下降力(圧縮力)が加わった際に、十分に編ん
で加圧子10がバーリング部の下端縁を加圧するもので
なくてはならない。
次に本実施例の作用について説明する。第1図の状態か
ら上ホルダ1の下降によりポンチ2が下降を開始すると
ストリッパ用ばね4を介して下降力がストリッパ5に伝
わり、ストリッパ5によって板材7がダイ8に押え付け
られる。さらに下降を続けると、ストリッパ用ばね4が
縮みポンチ2の先端がストリッパ5の案内孔6を摺動し
て通り抜は板材7を貫通しバーリング加工を開始する。
ポンチ2が十分に貫通しストリッパ用ばね4が十分に縮
むと接触子3がストリッパ5に接触する(第2図)、こ
の状態からさらに下降がおこなわれると、ポンチ2とス
トリッパ5が一体となって下降し、バーリング加工の際
よりも大きな下降力が板材7及びダイ8に働く、なお、
上ホルダ1は実際上は無限の大きな力によって下降する
と考えてよく、バーリング力はポンチ2が板材7を貫通
する際に生ずる抵抗力によって決まる。ポンチ2が十分
に貫通することによって、バーリング加工は終わってお
り板材7の塑性変形によって円筒状のバーリング部14
が形成されている。前記大きな加工力によって、今度は
加圧子用ばね12が縮み始めバーリング部14の下端縁
は加圧子1oの先端に接触する。さらに下降が続くと、
バーリング部14はストリッパ5と加圧子10の間に挟
まれて加圧される。この加圧は加圧子用ばね12が縮む
間おこなわれる。そしてバーリング部14はストリッパ
5.ダイ8及び加圧子10の間に形成される円筒状の空
間内で加圧され厚さが増加する(第3図)。
次に本実施例の効果を従来例と比較する比較実験の効果
として第5図に基づいて説明する。第5図A、Bは同一
の材料及び同一の板厚を有する板材に対し同一の内径を
有するバーリング成形をした結果を示すものであり、A
は従来技術に従って成形した結果、Bは本実施例のバー
リング成形装置によって成形した結果を表わすものであ
る。従来技術によるもの(A)はバーリング部の厚さの
減少を示している。これに対し本実施例の(B)はバー
リング部の厚さが元の板厚よりも増加していることを示
している。この第5図Bのバーリングに対しめねじを切
ったものを第4図に示す。
〔発明の効果〕
本発明のバーリング成形装置によれば、加圧子の働きに
より、成形されたバーリングの肉厚を増加させることが
でき、したがって薄い板材についても十分にねじ切りを
することのできるバーリングを成形することができる。
よってバーリングの成形された薄い板材を種々の機器の
部材として提供することができ部材の軽量化を図ること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるバーリング成形装置の
縦断面図、第2図及び第3図は第1図の装置の作用を示
す図、第4図は第1図の装置により成形されたバーリン
グにねじを切った状態を示す図、第5図Aは従来の技術
によって成形したバーリングを示す図、第5図Bは第1
図の装置により成形されたバーリングを示す図、第6図
〜第9図は従来の技術によって成形されたバーリングの
欠点を示す図である。 1・・・上ホルダ、2・・・ポンチ、3・・・接触子、
4・・・ストリッパ用ばね、5・・・ストッパ、6・・
・案内孔、7・・・板材、8・・・ダイ、9・・・下孔
、1o・・・加圧子、11・・・フランジ、12・・・
加圧子用ばね、13・・・下ホルダ、14・・・バーリ
ング部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下孔を有するダイに板材を載せ、この下孔へ貫通す
    るように下降するポンチにより前記板材にネジ切りのた
    めの円筒状のバーリングを成形する装置において、 前記ポンチの先端には成形の初期に板材を前記ダイスに
    押え付けるストリッパを取付け、この取付けはストリッ
    パに形成された案内孔にポンチの先端を挿入しストリッ
    パとポンチの基部との間にストリッパ用ばねを介在させ
    ることによっておこない、前記ポンチの基部にはポンチ
    が貫通した際に前記ストリッパに接触する接触子を設け
    、前記ダイの下孔には成形後のバーリングの下端縁を下
    側から加圧する円筒状の加圧子が挿入され、該加圧子の
    基部と前記ダイとの間には加圧子用ばねが介在し、この
    加圧子用ばねは、バーリングが成形されるまでの間は前
    記加圧子と板材との間にバーリングのための十分な空間
    を残し、バーリング成形後は前記接触子が前記ストリッ
    パに接触することにより大きな圧縮力が加わって前記加
    圧子がバーリングの下端縁を加圧するに十分なばね定数
    を有することを特徴とするバーリング成形装置。
JP9268787A 1987-04-15 1987-04-15 バ−リング成形装置 Expired - Lifetime JPH084849B2 (ja)

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