JP2004136310A - プレス方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シェダー圧を必要以上に大きく設定することなく、良好な剪断面及び寸法形状を有する製品、特に金属薄板と樹脂との長尺複合材を得ることができるプレス方法及び装置を提供する。
【解決手段】所定形状の輪郭を有するパンチ35を具えた下型11と、上型10との間にブランク1を供給し、下型11と上型10とをこれらの対向方向に沿って相対移動させ、ブランク1を所定形状に打抜くプレス装置であって、上型10は、パンチ35に対応した輪郭形状を有し、ダイ17の開口部18に保持され、パンチ35とでブランク1を挟むシェダー19と、シェダー19をダイ17の下端面から突出するように弾性力を伴って押し下げる押し下げ手段24〜26と、ブランク1の剪断に伴って発生する側方圧によるダイ17の弾性撓み変形を抑制するための変形抑制ピン28とをさらに具える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パンチを具えた下型と、パンチの輪郭形状と対応した開口部を有するダイを具えた上型とをこれらの対向方向に沿って相対移動させ、ブランクを所定形状に打抜くプレス方法およびその装置に関する。
【0002】
【背景技術】
金属と樹脂との複合材料を打抜く従来のプレス装置の一例を図4に模式的に示す。送り装置100によって上型200と下型300との間に供給されるウェブ状のブランク1は、以下のような工程を経て打抜かれる。
【0003】
すなわち、まず上型200が下降してキッカーピン202がブランク1に当接し、次いでキッカーピン202がシェダー203内に押し戻され、ダイプレート204がブランク1を介してストリッパ301に押し当たる。ダイプレート204のさらなる下降に伴い、コイルばね302のばね力に応じたブランク1に対する挟み付け力がダイプレート204とストリッパ301とに発生する。そして、コイルばね302のばね力に抗してストリッパ301が下型ダイセット303側に押し戻され、次いでブランク1がシェダー203とパンチ304とに挟み付けられた状態となり、シェダー圧が発生する。さらにダイプレート204が下降することにより、パンチ304がダイプレート204の開口部205に嵌入してブランク1の剪断が始まる。同時に、ダイプレート204と一体に固定された上型パンチ206もパンチ304に形成されたダイ穴305に嵌入し、ブランク1から打抜かれる製品に形成されるべき穴の剪断も始まる。ストリッパ301は、ブランク1の剪断完了後、ダイプレート204および上型パンチ206が下死点に到達するまでダイプレート204と共に押し下げられる。ダイプレート204および上型パンチ206が下死点に到達した時点でノックアウトロッド207を介したシェダー203による加圧を停止し、上型200の上昇を開始する。
【0004】
すなわち、ダイプレート204の上昇に伴い、ストリッパ301もコイルばね302のばね力により上昇し、切断後に残ったブランク1を押し上げてパンチ304から抜き外す。打抜かれた製品はダイプレート204の開口部205内に保持された状態のままダイプレート204と共に上昇する。ダイプレート204が上死点に達する前にノックアウトロッド207がシェダー203側に押し込まれ、ノックアウトプレート208およびノックアウトピン209を介してシェダー203をパンチ304側に押し出す。このシェダー203の下降動作と、キッカーピン302のばね力とにより、ダイプレート204に保持されていた状態の製品がパンチ304の上に落下する。
【0005】
このように、シェダー203を用いてブランク1をパンチ304の上端面に押し付けたまま剪断を行うことにより、剪断されるブランク1の延性を増大させ、製品に亀裂などが発生するのを抑制することができる。
【0006】
図4に示したプレス装置においては、ノックアウトロッド207の上端を図示しないエアアクチュエータに連結すると共に下端をノックアウトプレート208に連結し、ノックアウトピン209を介してシェダー203にシェダー圧を発生させるようにしているが、プッシュバック方式のコイルばねを用いてシェダー圧を発生させることも可能である。なお、プッシュバック方式を採用した場合には、せん断面を傷付けないように注意することが必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示したプレス装置において、ブランク1をシェダー203によってパンチ304の上端面に押し当てる静水圧は、ブランク1の移動を抑えるシェダー圧として知られている。このシェダー圧が不充分な場合、ダイプレート204が下死点に位置した状態を図5に模式的に示す。すなわち、剪断時のブランク1の剪断領域に発生する偶力により、ブランク1がパンチ304の上端面から浮き上がり、パンチ304の上端面とブランク1との間に隙間Gが発生し、シェダー203がシェダー圧に抗して押し上げられ、これにより発生する側方圧がダイプレート204の開口部205を押し広げる結果、ダイプレート204とパンチ304とのクリアランスCが増大し、抜きダレが大きくなって良好な剪断面や正確な寸法形状の製品を得ることが困難となる。逆に、シェダー圧が過大になると、ダイプレート204やパンチ304の摩耗が著しく促進されてしまう。
【0008】
一般に、精密穴抜き構造のプレス装置においては、ダイプレート204とストリッパ301とでブランク1を挟み付ける力を抜き圧の30〜50%、シェダー圧を抜き圧の5〜10%に設定している。
【0009】
一方、ダイプレート204が下死点から上昇を始めて側方圧から解放される図6に示した状態へと移行した時、側方圧による弾性変形から元の状態へと戻る反力が発生する。このため、剪断後の製品の剪断面、特に金属薄板1aを覆う樹脂のプライマー層1bおよびこのプライマー層1bを覆う樹脂のオーバーコート層1cがダイプレート204の開口部205の内周壁に密着し、ノックアウト時にダイプレート204の内周壁と擦れ合いながら図7に示すようにダイプレート204から排出される。この結果、製品の剪断面、特に樹脂のプライマー層1bおよび金属薄膜1aの部分にばり2b,2aが発生したり、金属薄膜1aの剪断面からばり3aが剥離し、製品の品質を悪化させてしまう欠点がある。
【0010】
ブランク1の剪断の際に発生する反力として、ブランク1をパンチ304の上端面から浮き上がらせようとする力の方向は、ブランク1自体の厚みやその弾性などによって異なるものの、基本的には剪断力に対して直交する水平分力と、これらに対して傾斜した分力とに分かれる。このうち、前者の水平分力がダイプレート204の弾性たわみ変形をもたらし、パンチ(シェダー203)304とのクリアランスC(図5参照)を広げる要因となる。この水平分力の大きさは、ブランク1の性質に相当左右され、単にシェダー圧を増大すればよいというものではない。
【0011】
例えば、短辺に対して長辺の長さが2倍以上、特に5倍以上となった長尺の矩形製品を打抜く場合、このような場合に用いられるダイプレート204の輪郭形状を図8に模式的に示す。このようなダイプレート204の中央部には、製品形状に対応したシェダー203を収容する細長い矩形の開口部205が形成されており、この開口部205の長辺とこの長辺に沿ったダイプレート204の外縁部との間隔Lが開口部205の短辺の長さSの1.6倍に満たない場合、剪断時の水平分力によってダイプレート204が図8中の二点鎖線で示すように弾性を伴って撓み変形を起こし、パンチ304とのクリアランスCが広がってしまい、得られる製品の剪断面、特に樹脂のプライマー層1bおよび金属薄膜1aの部分にばり2b,2aが発生したり、金属薄膜1aの剪断面からばり3aが剥離し、所望の寸法形状を得られないばかりか、品質の悪い製品となってしまう。
【0012】
ダイの開口部205の長辺とこの長辺に沿ったダイの外縁部との間隔Lを開口部205の短辺の長さSの1.6倍以上に設定することによって、上述した不具合はある程度抑制することができるものの、金型200,300自体が大型化してしまう欠点を有する。
【0013】
【発明の目的】
本発明の目的は、シェダー圧を必要以上に大きく設定することなく、良好な剪断面および寸法形状を有する製品、特に金属薄板と樹脂との長尺複合材を得ることができるプレス方法およ装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の形態は、所定の輪郭形状を有するパンチを具えた下型と前記パンチの輪郭形状と対応した開口部を有するダイを具えた上型との間にブランクを供給し、前記下型と前記上型とをこれらの対向方向に沿って相対移動させ、ブランクを所定形状に打抜くに際し、前記パンチに対応した輪郭形状を有し、前記ダイの前記開口部に保持され、前記パンチとでブランクを挟むシェダーと、このシェダーを前記ダイの下端面から突出するように弾性力を伴って押し下げる押し下げ手段とをさらに具えた前記上型を用い、前記ダイを前記シェダーと共に前記パンチに対して下降させるステップと、前記ダイおよび前記シェダーの下降途中で前記シェダーと前記パンチとでブランクを挟み付けるステップと、前記シェダーと前記パンチとでブランクを挟み付けた後、前記押し下げ手段による押し下げ力に抗して前記パンチを前記ダイの開口部内に入り込ませ、ブランクを打抜くステップと、ブランクの剪断に伴って発生する側方圧による前記ダイの弾性撓み変形を抑制するステップとを具えたことを特徴とするプレス方法にある。
【0015】
本発明の第2の形態は、所定の輪郭形状を有するパンチを具えた下型と前記パンチの輪郭形状と対応した開口部を有するダイを具えた上型との間にブランクを供給し、前記下型と前記上型とをこれらの対向方向に沿って相対移動させ、ブランクを所定形状に打抜くプレス装置であって、前記上型は、前記パンチに対応した輪郭形状を有し、前記ダイの前記開口部に保持され、前記パンチとでブランクを挟むシェダーと、前記シェダーを前記ダイの下端面から突出するように弾性力を伴って押し下げる押し下げ手段と、ブランクの剪断に伴って発生する側方圧による前記ダイの弾性撓み変形を抑制するための変形抑制手段とをさらに具えたことを特徴とするものである。
【0016】
本発明においては、ダイをシェダーと共にパンチに対して下降させ、その下降途中からシェダーとパンチとでブランクを挟み付け、さらにこの状態から押し下げ手段による押し下げ力に抗してパンチをダイの開口部内に入り込ませ、ブランクをパンチの輪郭形状に対応した所定形状に打抜く。この時、変形抑制手段はブランクの剪断に伴って発生する側方圧によるダイの弾性撓み変形を抑制する。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の形態によるプレス方法において、パンチの輪郭形状と対応した開口部を有し、パンチを囲むストリッパと、このストリッパをパンチの上端面から突出するように弾性力を伴って押し上げる押し上げ手段とを下型がさらに具え、押し上げ手段による押し上げ力に抗し、ダイと共にストリッパをパンチに対して下降させるステップをさらに具えることができる。この場合、ダイの下端面とストリッパの上端面との間に所定の間隙を形成した状態でダイとストリッパとをパンチに対して下降させることが好ましい。
【0018】
ブランクが金属と樹脂弾性体との積層材料であり、短辺に対して長辺が2倍以上となった細長い形状に打抜かれることができる。この場合、ブランクの板厚が50μm〜450μmであってよい。
【0019】
本発明の第2の形態によるプレス装置において、下型は、パンチの輪郭形状と対応した開口部を有し、パンチを囲むストリッパと、このストリッパがパンチの上端面から突出するように弾性力を伴って押し上げる押し上げ手段とをさらに具えることができる。この場合、下型は、ストリッパプレートの上端面から突出してダイの下端面に当接し得る突出部材をさらに具えることができる。
【0020】
ブランクは、金属と樹脂弾性体との積層材料であり、短辺に対して長辺が2倍以上となった細長い形状に打抜かれることができる。この場合、押し下げ手段は、シェダーの長尺方向両端側に対して中央側ほど押し下げ力が大きく設定されているものであってよく、複数のコイルばねを有することができる。逆に、シェダーの長尺方向両端側に対して中央側ほど押し下げ力を小さく設定することも可能である。また、変形抑制手段をシェダーの長辺に沿って配することが好ましい。
【0021】
変形抑制手段は、上型ダイセットとダイとに圧入される連結ピンを有することができる。
【0022】
ダイとシェダーとの嵌め合い隙間が10μm以下であることが好ましい。この嵌め合い隙間を10μm以下にすることにより、ブランクの抜きダレを小さく抑え、良好な剪断面を得ることが可能となる。
【0023】
ブランクの剪断に先立ってシェダーによりブランクをパンチに押し付けるシェダー圧は、剪断時の抜き圧の20〜40%に設定することが好ましい。シェダー圧を抜き圧の20〜40%に設定することにより、抜きダレを小さく抑えて良好な切断面を得ると同時に、ダイやパンチの摩耗を最小限に抑制することが可能となる。
【0024】
【実施例】
本発明によるプレス装置を電子写真装置の現像ブレードに応用した一実施例について、図1〜図3を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような実施例のみに限らず、この明細書の特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他の技術にも当然応用することができる。
【0025】
本実施例におけるプレス装置の断面構造を模式的に図1に示し、そのダイプレートの部分の平面形状を図2に示す。すなわち、本実施例における金型は、上下に向かい合う上型10と下型11とを具え、本実施例では図示しないアクチュエータによって上型10が下型11に対してこれらの対向方向に沿って昇降し得るようになっているが、下型11にアクチュエータを連結して下型11を駆動するようにしてもよい。ウェブ状をなすブランク1は、送り装置12によってこれら上型10と下型11との間に供給され、上型10の昇降動作によって細長い矩形の所定形状に打抜かれるようになっている。
【0026】
本実施例におけるブランク1は、電子写真装置の現像ブレードを対象としているため、リン青銅や鋼板などの金属薄板と、ポリウレタン系樹脂またはエラストマー,ポリアミド系樹脂またはエラストマー,シリコーン系樹脂またはエラストマーなどの樹脂弾性体とを、例えば図5に示すように積層したものであり、例えば全体の厚みが51μm〜450μmの範囲にあるが、これらに限定されるわけではない。
【0027】
本実施例における上型10は、上型クランププレート13と、この上型クランププレート13に固定される上型ダイセット14と、この上型ダイセット14に固定される上型バッキングプレート15と、この上型バッキングプレート15に固定される上型パンチプレート16と、この上型パンチプレート16に固定されるダイプレート17と、このダイプレート17の中央部に形成されて打抜かれる製品の輪郭形状に対応した細長い矩形の開口部18に収容されるシェダー19とで主要部が構成されている。上型ダイセット14,上型バッキングプレート15,上型パンチプレート16,ダイプレート17は、これらを貫通する一対の位置決めピン20によって相対的な重ね合わせの位置が割り出され、図示しない連結ボルトによって上型クランププレート13に対し一体的に連結されている。
【0028】
上型ダイセット14には、後述する下型ダイセット21に突設されるガイドポスト22の上端部を収容し、下型11に対する上型10の昇降を案内するためのガイドブシュ23が固定されている。
【0029】
ダイプレート17の開口部18に対して昇降し得るシェダー19には、上型バッキングプレート15および上型パンチプレート16を貫通するシェダー吊りボルト24の下端部がねじ止めされている。このシェダー吊りボルト24を下向きに押し付ける圧縮コイルばね25が上型ダイセット14内に収容され、この圧縮コイルばね25のばね力が上型クランププレート13にねじ込まれたばね力調整ナット26のねじ込み量に応じて調整可能となっている。つまり、シェダー19の下端部は、圧縮コイルばね25のばね力により、ダイプレート17の開口部18から突出状態となっており、このばね力に抗してダイプレート17の開口部18内にダイプレート17を押し戻すことができるようになっている。本実施例では、上述したシェダー吊りボルト24,圧縮コイルばね25,ばね力調整ナット26などが本発明の押し下げ手段を構成しているが、代わりに他の周知の構成を採用することも可能である。本実施例のようなシェダー吊りボルト24を多数設けることにより、シェダー圧に所望の面圧分布を持たせることができる。
【0030】
本実施例では、打抜かれる製品に穴を形成するための上型パンチ27が上型パンチプレート16に固定され、その下端面がダイプレート17の下端面とほぼ同一平面となるようにシェダー19に対して貫通状態となっている。
【0031】
上型パンチプレート16およびダイプレート17には、ダイプレート17の開口部18の長辺に近接して複数本(図示例では4本)の変形抑制ピン28を圧入するためのピン装着穴29がこの開口部18の長手方向(図2中、左右方向)に沿って形成され、これらピン装着穴29には変形抑制ピン28が上型バッキングプレート15側からそれぞれ打ち込まれ、図8に示すようなダイプレート17の弾性撓み変形を抑制する。これらピン装着穴29は、位置決めピン20を用いて上型バッキングプレート15,上型パンチプレート16,ダイプレート17を相互に連結した後、機械加工することにより形成する。ピン装着穴29の間隔や数および寸法などは、ブランク1の剪断時に発生する側方圧の大きさに応じて適宜設定することが好ましい。
【0032】
変形抑制ピン28は、上述した位置決めピン20などのような位置決め機能を目的とするものではなく、ダイプレート17自体の剛性を高めつつ、その寸法、特に開口部18の長辺とこの長辺に沿ったダイプレート17の外縁部との間隔L(図8参照)を最小化し得ることを企図している。本発明の変形抑制手段としての変形抑制ピン28に代えて他の同等な機能を持つ要素を採用することが可能であるが、本実施例の如き円形断面の変形抑制ピン28は、コストおよび効果などの実利的な面で極めて有効である。
【0033】
シェダー19には、このシェダー19の下端面から下端部が突出し得るキッカーピン30と、このキッカーピン30の下端がシェダー19の下端面から突出するようなばね力を持った圧縮ばね31とが収納されている。この圧縮ばね31のばね力に抗してキッカーピン30をシェダー19内に押し戻すことができるようになっている。
【0034】
本実施例における下型11は、下型クランププレート32と、この下型クランププレート32に固定され、上型ダイセット14に設けられたガイドブシュ23に上端部が差し込まれるガイドポスト22を突設した下型ダイセット21と、この下型ダイセット21に固定される下型バッキングプレート33と、この下型バッキングプレート33に固定され、製品の輪郭形状に対応した細長い矩形の輪郭を有し、上型パンチ27と対応した輪郭形状を持つダイ穴34が形成されたパンチ35と、このパンチ35を囲むように下型バッキングプレート33に固定される下型パンチプレート36と、この下型パンチプレート36と同様にパンチ35を囲み、ダイプレート17と対応した輪郭形状を有するストリッパ37とで主要部が構成されている。
【0035】
ブランク1の剪断時にダイプレート17とパンチ35とのクリアランスC(図5参照)が10μm以下となるように、これらの寸法形状を適切に設定する必要があり、上述した変形抑制ピン28を組み込んでダイプレート17の弾性変形を抑制することにより、製品の剪断面を良好に仕上げることができる。
【0036】
下型パンチプレート36には、パンチ35に対するストリッパ37の昇降運動を案内するためのガイドピン38の基端部が固定され、このガイドピン38の上部がストリッパ37に設けられたガイドブシュ39に対して貫通状態となっている。ガイドピン38の上端部は、ダイプレート17の四隅に設けられたガイドブシュ40に対して嵌まり込むことができるようになっており、ダイプレート17とストリッパ37との相対位置を正確に合致させることができる。
【0037】
下型バッキングプレート33とストリッパ37との間には、ストリッパ37がパンチ35の上端面から突出するようなばね力を有する圧縮コイルばね41が組み込まれ、この圧縮コイルばね41のばね力に抗して下型ダイセット21側にストリッパ37を押し戻すことができるようになっている。圧縮コイルばね41によるパンチ35の上端面からのストリッパ37の突出量を規制するため、下型ダイセット21側から下型バッキングプレート33および下型パンチプレート36を貫通して上端部がストリッパ37にねじ込まれるストリッパボルト42が設けられている。本実施例では、上述した圧縮コイルばね41,ストリッパボルト42などが本発明の押し上げ手段を構成しているが、代わりに他の周知の構成を採用することも可能である。
【0038】
ストリッパ37には、このストリッパ37の上端面から突出する本発明の突出部材としての押えボルト43がねじ込まれ、ストリッパ37の上端面とダイプレート17の下端面との間にブランク1の厚みよりも大きな隙間を形成できるようになっている。
【0039】
このような本実施例におけるプレス装置の動作は、まず上型クランププレート13と共に上型ダイセット14が下型11側に下降し、ダイプレート17の下端面が押えボルト43に当接し、圧縮コイルばね41のばね力に抗してストリッパ37を押し下げる。ストリッパ37の下降途中でキッカーピン30がブランク1に当接し、さらに下降を続けてブランク1がパンチ35の上端面に押し当たる。これ以降、キッカーピン30がシェダー19内に押し戻され、圧縮コイルばね25のばね力に対応してシェダー19が抜き圧の20〜30%の初期圧力でブランク1をパンチ35に押し付け、この状態でシェダー19の下降が止まり、上型10の下降に応じてダイプレート17の開口部18内に押し戻され、ブランク1は、シェダー19とパンチ35とに挟まれてその延性が増大する。パンチ35に対してダイプレートがさらに下降することにより、ダイプレート17とパンチ35との間で製品の輪郭形状の剪断が始まり、同時に上型パンチ27が製品に形成されるべき穴の剪断を開始する。このようにして製品の輪郭と穴とが同時に剪断加工される。この場合、ダイプレート17と上型パンチプレート16とを貫通する変形抑制ピン28を設け、ブランク1をパンチ35に押え付ける機能をシェダー19に与えることにより、剪断後の製品の寸法形状を良好に保つと共にその剪断面を良好にすることができる。しかも、ストリッパ37とダイプレート17と間にあるブランク1は、ダイプレート17の下端面に当接する押えボルト43の存在により、圧力が加えられていない自由状態にあり、プッシュバックの発生を最小限に抑えることができる。
【0040】
ダイプレート17が下死点を通過して上昇に転じ、その上昇中にストリッパ37によりブランク1がパンチ35から抜き外され、さらにシェダー19が圧縮コイルばね25のばね力によりダイプレート17の開口部18から下方に押し出され、製品がダイプレート17の開口部18から排出され、キッカーピン30によってシェダー19の下端面から確実に分離される。上型10が上死点に達した時点で製品を取り出し、送り装置12を作動してブランク1に送りを与える。
【0041】
ブランク1に対するシェダー19の押し付け力に面圧分布を持たせ、例えばシェダー吊りボルト24および圧縮コイルばね25を複数設け、シェダー19の長手方向両端側ほど押圧力が高くなるようにし、シェダー19の長手方向両端縁に作用するシェダー圧を例えば300kgf以上に設定すると共に中央部に作用するシェダー圧のその約半分に設定することも有効である。場合によっては、ブランク1に押し当たるシェダー19の下端面、特に長辺の中央部に製品に損傷を与えない環形の突起部を設け、これによって破断亀裂の発生を抑制することも可能である。さらに、ダイプレート17の開口部18の内周面とシェダー19の外周面との接触面積が小さくなるように設定し、これらの摩擦抵抗による加熱作用を低減させて、製品に悪影響を与えない無給油仕様とすることも有効である。
【0042】
上述した実施例では、一体構造のダイプレート17を採用したが、シェダー19を収容するダイ駒と、このダイ駒を囲むライナとを別部品とすることも可能である。
【0043】
このような本発明によるダイの他の実施例の概略構造を図3に示すが、先の実施例と同一機能の要素には、これと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。すなわち、上型パンチプレート16には、シェダー19の輪郭形状と対応した開口部18を形成するダイ駒44がボルト45を介して固定されており、このダイ駒44を囲むライナ46も同様に、ボルト47を介して上型パンチプレート16に固定されている。なお、図中の符号で48は、上型バッキングプレート15,上型パンチプレート16,ダイプレート17を上型ダイセット14に固定するための連結ボルトである。
【0044】
このプレス装置による生産効率を増大させるため、上型10のダイプレート17に2つの開口部18を相互に平行に近接状態で形成すると共にこれに対応して2つのパンチ35を下型11に並列状態で設け、送り装置28から2連のブランク1を搬送することも有効である。
【0045】
【発明の効果】
本発明のプレス方法によると、ダイをシェダーと共にパンチに対して下降させ、ダイおよびシェダーの下降途中でシェダーとパンチとでブランクを挟み付け、この状態のまま押し下げ手段による押し下げ力に抗し、パンチをダイの開口部内に入り込ませてブランクを打抜き、ブランクの剪断に伴って発生する側方圧によるダイの弾性撓み変形を抑制するようにしたので、剪断面が良好かつ正確な寸法の製品を得ることができる。
【0046】
下型がパンチの輪郭形状と対応した開口部を有し、パンチを囲むストリッパと、このストリッパをパンチの上端面から突出するように弾性力を伴って押し上げる押し上げ手段とをさらに具え、押し上げ手段による押し上げ力に抗してストリッパをダイと共にパンチに対して下降させた場合、剪断後に残ったブランクをパンチから確実に抜き外すことができる。特に、ダイの下端面とストリッパの上端面との間に所定の間隙を形成した状態にてダイと共にストリッパをパンチに対して下降させた場合、ダイおよびストリッパがブランクを拘束しない状態となるため、ブランクの剪断に伴って発生するプッシュバックを最小限に抑え、良好な寸法形状の製品を得ることができる。
【0047】
本発明のプレス装置によると、上型がブランクの剪断に伴って発生する側方圧によるダイの弾性撓み変形を抑制するための変形抑制手段を具えているので、剪断面が良好かつ正確な寸法の製品を得ることができる。
【0048】
下型が、パンチの輪郭形状と対応した開口部を有し、パンチを囲むストリッパと、このストリッパがパンチの上端面から突出するように弾性力を伴って押し上げる押し上げ手段とをさらに具えた場合、剪断後に残ったブランクをパンチから確実に抜き外すことができる。ここで、ストリッパの上端面から突出してダイの下端面に当接し得る突出部材を下型が有する場合、ダイおよびストリッパがブランクを拘束しない状態となるため、ブランクの剪断に伴って発生するプッシュバックを最小限に抑え、良好な寸法形状の製品を得ることができる。
【0049】
ブランクが金属と樹脂弾性体との積層材料であって、短辺に対して長辺が2倍以上となった細長い形状に打抜かれる場合、特に本発明の効果を得ることができる。ここで、シェダーの長尺方向両端側に対して中央側ほど押し下げ手段による押し下げ力が大きく設定されている場合、特に剪断面の形状が悪化し易い製品の長辺中央部の剪断面の形状を良好にすることができる。また、変形抑制手段をシェダーの長辺に沿って配した場合、特に本発明の効果を得ることができる。
【0050】
変形抑制手段が上型ダイセットとダイとに圧入される連結ピンを有する場合、変形抑制手段を容易かつ低コストにて実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプレス装置の一実施例の構造を模式的に表す断面図である。
【図2】図1に示した実施例におけるダイプレートの部分の構造を表す平面図である。
【図3】本発明によるプレス装置の他の実施例におけるダイの部分の構造を模式的に表す拡大断面図である。
【図4】従来のプレス装置の一例を模式的に表す断面図である。
【図5】図4に示したプレス装置を用いてブランクを剪断した状態を表す模式図であり、ダイとシェダーとの嵌め合い隙間が小さい場合を示す。
【図6】図4に示したプレス装置を用い、ダイとシェダーとの嵌め合い隙間が小さい場合におけるブランクの剪断状態を表す模式図である。
【図7】図4に示したプレス装置を用い、剪断後のブランクの剪断面の状態を模式的に示す断面図である。
【図8】図4に示したプレス装置において、側面圧によるダイの部分の弾性撓み変形状態を模式的に表す平面図である。
【符号の説明】
1 ブランク
10 上型
11 下型
12 送り装置
13 上型クランププレート
14 上型ダイセット
15 上型バッキングプレート
16 上型パンチプレート
17 ダイプレート
18 開口部
19 シェダー
20 位置決めピン
21 下型ダイセット
22 ガイドポスト
23 ガイドブシュ
24 シェダー吊りボルト
25 圧縮コイルばね
26 ばね力調整ナット
27 上型パンチ
28 変形抑制ピン
29 ピン装着穴
30 キッカーピン
31 圧縮ばね
32 下型クランププレート
33 下型バッキングプレート
34 ダイ穴
35 パンチ
36 下型パンチプレート
37 ストリッパ
38 ガイドピン
39,40 ガイドブシュ
41 圧縮コイルばね
42 ストリッパボルト
43 押えボルト
44 ダイ駒
45 ボルト
46 ライナ
47 ボルト
48 連結ボルト

Claims (10)

  1. 所定の輪郭形状を有するパンチを具えた下型と前記パンチの輪郭形状と対応した開口部を有するダイを具えた上型との間にブランクを供給し、前記下型と前記上型とをこれらの対向方向に沿って相対移動させ、ブランクを所定形状に打抜くに際し、
    前記パンチに対応した輪郭形状を有し、前記ダイの前記開口部に保持され、前記パンチとでブランクを挟むシェダーと、このシェダーを前記ダイの下端面から突出するように弾性力を伴って押し下げる押し下げ手段とをさらに具えた前記上型を用い、
    前記ダイを前記シェダーと共に前記パンチに対して下降させるステップと、
    前記ダイおよび前記シェダーの下降途中で前記シェダーと前記パンチとでブランクを挟み付けるステップと、
    前記シェダーと前記パンチとでブランクを挟み付けた後、前記押し下げ手段による押し下げ力に抗して前記パンチを前記ダイの開口部内に入り込ませ、ブランクを打抜くステップと、
    ブランクの剪断に伴って発生する側方圧による前記ダイの弾性撓み変形を抑制するステップと
    を具えたことを特徴とするプレス方法。
  2. 前記下型は、前記パンチの輪郭形状と対応した開口部を有し、前記パンチを囲むストリッパと、このストリッパを前記パンチの上端面から突出するように弾性力を伴って押し上げる押し上げ手段とをさらに具え、
    前記押し上げ手段による押し上げ力に抗し、前記ダイと共に前記ストリッパを前記パンチに対して下降させるステップをさらに具えたことを特徴とする請求項1に記載のプレス方法。
  3. 前記ダイと共に前記ストリッパを前記パンチに対して下降させるステップは、前記ダイの下端面と前記ストリッパの上端面との間に所定の間隙を形成した状態で行われることを特徴とする請求項2に記載のプレス方法。
  4. 所定の輪郭形状を有するパンチを具えた下型と前記パンチの輪郭形状と対応した開口部を有するダイを具えた上型との間にブランクを供給し、前記下型と前記上型とをこれらの対向方向に沿って相対移動させ、ブランクを所定形状に打抜くプレス装置であって、
    前記上型は、前記パンチに対応した輪郭形状を有し、前記ダイの前記開口部に保持され、前記パンチとでブランクを挟むシェダーと、このシェダーを前記ダイの下端面から突出するように弾性力を伴って押し下げる押し下げ手段と、ブランクの剪断に伴って発生する側方圧による前記ダイの弾性撓み変形を抑制するための変形抑制手段とをさらに具えたことを特徴とするプレス装置。
  5. 前記下型は、前記パンチの輪郭形状と対応した開口部を有し、前記パンチを囲むストリッパと、このストリッパが前記パンチの上端面から突出するように弾性力を伴って押し上げる押し上げ手段とをさらに具えたことを特徴とする請求項4に記載のプレス装置。
  6. 前記下型は、前記ストリッパプレートの上端面から突出して前記ダイの下端面に当接し得る突出部材をさらに具えたことを特徴とする請求項5に記載のプレス装置。
  7. ブランクは、金属と樹脂弾性体との積層材料であり、短辺に対して長辺が2倍以上となった細長い形状に打抜かれることを特徴とする請求項4から請求項6の何れかに記載のプレス装置。
  8. 前記押し下げ手段は、前記シェダーの長尺方向両端側に対して中央側ほど押し下げ力が大きく設定されていることを特徴とする請求項7に記載のプレス装置。
  9. 前記変形抑制手段は、前記シェダーの長辺に沿って配されていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のプレス装置。
  10. 前記変形抑制手段は、前記ダイとこのダイが固定される上型ダイセットとに圧入される連結ピンを有することを特徴とする請求項4から請求項9の何れかに記載のプレス装置。
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