JP2001353693A - 打抜き装置 - Google Patents

打抜き装置

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JP2001353693A
JP2001353693A JP2000178254A JP2000178254A JP2001353693A JP 2001353693 A JP2001353693 A JP 2001353693A JP 2000178254 A JP2000178254 A JP 2000178254A JP 2000178254 A JP2000178254 A JP 2000178254A JP 2001353693 A JP2001353693 A JP 2001353693A
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Masaki Yamada
正樹 山田
Toru Kikuchi
亨 菊池
Katsutoshi Saito
勝利 斉藤
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1枚の板材に連続して打抜き加工を施すとき
に、位置ずれが生じるのを防止する。 【解決手段】 基台1上に昇降可能に設けられた昇降台
2にセラミックスシート25を保持するホルダ5を前,
後方向に移動可能に設け、ホルダ5には移動突起体1
9,22を設け、基台1側にはホルダ5の下降位置で移
動突起体19,22に係合し、ホルダ5を一定のピッチ
をもって位置決めする固定突起体18,21を設ける構
成としている。従って、部品の公差、加工精度、モータ
の性能等によって送り寸法にずれが生じたとしても、ホ
ルダ5等を下降させたときには、固定突起体18,21
と移動突起体19,22とを係合させることにより、ホ
ルダ5、セラミックスシート25を前後方向に高精度に
位置決めすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、打抜き対
象となる板材に打抜き加工を施す打抜き装置に関し、特
に、1枚の板材から複数枚の製品を打抜くようになった
打抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、平板状をなす製品は、例えば打
抜き装置を用いて板材を打抜くことにより形成すること
ができる。そして、打抜き装置は、基台と、該基台の上
方に昇降可能に設けられたプレスラムと、前記基台とプ
レスラムとの間に位置して打抜き対象となる板材を保持
するホルダと、前記基台に設けられたダイと、該ダイに
対応するように前記プレスラムに取付けられたパンチと
によって大略構成されている。
【0003】そして、この打抜き装置は、ホルダに板材
を保持し、この状態でプレスラムを下降させることによ
り、ダイとパンチによって板材に打抜き加工(剪断加
工)を施し、所望の形状の板状製品を得ることができ
る。
【0004】また、1枚の板材から同形状の製品を多数
枚打抜く場合には、ダイに多くの打抜き穴を形成し、こ
れらの打抜き穴に対応する数のパンチを設ける。これに
より、プレスラムを一回下降させるだけで、多数枚の製
品を一度に打抜くことができる。
【0005】しかし、板材に多数箇所の打抜き加工を一
度に施す場合には、ダイ、パンチの製作費が嵩む上に、
打抜くときに大きな力、即ち大きなプレス機等が必要に
なるから、製造コストの増大、装置の大型化を招いてし
まう。このため、板材に多数箇所の打抜き加工を一度に
施す打抜き装置は、多種類、少量生産には不向きであ
る。
【0006】そこで、板状製品が多種類、少量生産の場
合には、打抜き装置は、例えば打抜き穴が1個設けられ
たダイと、これに対応した1個のパンチを有するものを
使用する。そして、この従来技術による打抜き装置は、
ダイ、パンチに対して板材を保持したホルダを電動モー
タ等を用いて所定のピッチで間欠移動し、ダイとパンチ
によって板材に順次打抜き加工を施すようにしている。
【0007】一方、板材がジルコニア等を含むセラミッ
クスシートである場合には、このセラミックスシートを
パンチとダイによって打抜いたときに、ジルコニア等の
硬質材料によってダイ、パンチの表面を削られてしま
う。このため、シートの剪断面には、ダイ、パンチの表
面から削られた金属粉が付着して汚れてしまう。
【0008】そこで、従来技術による打抜き装置では、
ダイ、パンチの表面にチタン材料を用いた皮膜を形成
(チタンコーティング)し、摩耗等に対する強度を高
め、剪断面の汚れを防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による打抜き装置は、1枚の板材を電動モータ等
を用いて所定のピッチで間欠移動し、打抜き加工を施し
ているから、部品の公差、加工精度、モータの性能等に
よっては搬送したときのピッチにずれが生じてしまうこ
とがある。
【0010】このため、1回の打抜き加工によって打抜
いた部材が製品となる場合には、搬送ピッチのずれを考
慮し、予め打抜き間隔を広く設定する必要が生じるか
ら、1枚の板材から得ることができる製品の枚数が少な
くなるという問題がある。また、1回目の打抜き加工で
板材に穴を形成し、2回目の打抜き加工で穴の周囲を打
抜いた部材が製品となる場合には、製品の穴に位置ずれ
が生じてしまうから、不良品となり歩留まりが低下する
という問題がある。
【0011】一方、従来技術による打抜き装置は、ダイ
とパンチにチタンコーティングを施しているが、このチ
タンコーティングは、吹付けによって皮膜を形成するも
のである。このため、チタンコーティングでは皮膜が厚
くなり、また皮膜の厚さにばらつきが生じてしまうか
ら、ダイとパンチとのクリアランスは高精度に調整する
のが難しくなるという問題がある。
【0012】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
なされたもので、本発明の目的は、1枚の板材に連続し
て打抜き加工を施すときに、位置ずれが生じるのを防止
し、多種類、少量生産に適応することができるようにし
た打抜き装置を提供することにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、コーティング
による皮膜の厚さを薄くすることにより、ダイとパンチ
とのクリアランス調整を高精度に行なうことができるよ
うにした打抜き装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する打抜き装置は、基台
と、該基台上に昇降可能かつ前後方向に移動可能に設け
られ、打抜き対象となる板材を保持するホルダと、前記
基台に設けられたダイと、前記ホルダに保持された板材
を挟んでダイと反対側に設けられ、該ダイと協働して板
材を打抜くパンチと、前記基台に設けられた係合体と前
記ホルダに設けられた被係合体とからなり、前記ホルダ
が下降した位置では前記係合体と被係合体とが係合して
ホルダを位置決めし、前記ホルダが上昇した位置では前
記係合体と被係合体とを離間してホルダの移動を許す位
置決め部材とによって構成してなる。
【0015】このように構成したことにより、ホルダが
下降した位置では、ホルダに設けられた被係合体が基台
に設けられた係合体に係合するから、この係合によって
ホルダに保持された板材は、基台に設けられたダイとパ
ンチに対し正確に位置決めされる。これにより、ダイと
パンチは、板材の所定位置に正確に打抜き加工を施すこ
とができる。次に、ホルダを上昇した位置では、係合体
と被係合体とが離間するから、ホルダを所定のピッチを
もって移動することができる。そして、移動後にホルダ
を下降させたときには、被係合体の他の部位が係合体に
係合し、この位置でホルダを位置決めするから、板材に
一定の間隔で続けて打抜き加工を施すことができる。
【0016】請求項2の発明によると、係合体は前後方
向に等間隔で配置された複数個の突起を有する固定突起
体として形成し、被係合体は該固定突起体の突起と係
合、離間する複数個の突起を有する移動突起体として形
成したことにある。
【0017】このように構成したことにより、ホルダを
下降させた位置では、ホルダに設けられた移動突起体の
突起が基台に設けられた固定突起体の突起に係合するか
ら、これらの突起の係合によってホルダに保持された板
材を位置決めすることができる。一方、ホルダを上昇さ
せた位置では、ホルダに設けられた移動突起体の突起が
基台に設けられた固定突起体の突起から離間するから、
ホルダを前後方向に移動することができる。
【0018】請求項3の発明によると、突起体の突起
は、左右方向に伸びるほぼ三角形状の突条として形成し
たことにある。これにより、ホルダを移動したときに多
少の位置ずれがある場合でも、ホルダを下降させたとき
には、三角形をなす突起の斜面を利用してホルダを所定
の位置に配置することができる。
【0019】請求項4の発明によると、被係合体には前
後方向に伸びる凹溝を設け、基台には該凹溝に係合して
ホルダを前後方向に直線的に案内する案内突起を設けた
ことにある。
【0020】このように構成したことにより、ホルダを
前後方向に移動したときには、基台に設けられた案内突
起が被係合体(ホルダ)に設けられた凹溝に係合するか
ら、該ホルダが左右方向や回転方向に位置ずれするのを
防止することができる。
【0021】請求項5の発明によると、ダイとパンチに
は、その表面にカーボン材料を用いた皮膜を形成したこ
とにある。これにより、カーボン材料を用いたコーティ
ングは、皮膜を薄くすることができるから、ダイとパン
チとのクリアランス調整を高精度に行なうことができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
打抜き装置を柔軟性を有するセラミックスシートに打抜
き加工を施す場合を例に挙げ、図1ないし図10に従っ
て詳細に説明する。
【0023】1は打抜き装置のベースをなす基台で、該
基台1は、長方形状の平板部1Aと、該平板部1Aの四
隅から下向きに伸びた4本の脚部1B,1B,…とによ
って大略構成されている。
【0024】2は基台1の平板部1A上に昇降可能に設
けられた昇降台で、該昇降台2は、ほぼ長方形状に形成
され、例えば四隅に設けられたガイドピン(図示せず)
等によって平板部1Aに対し平行状態を保持した状態で
昇降する。また、昇降台2には、図2に示すように、後
述するダイ10、固定突起体18,21、案内部材24
が貫通して上側に突出する開口2Aが設けられている。
【0025】3,3は昇降台2の左右方向の両側に位置
して前後方向に伸びて設けられたガイドレールで、該各
ガイドレール3は、後述のスライダ6を介してホルダ5
を前後方向に移動可能(スライド可能)に支持してい
る。
【0026】また、4は基台1の平板部1A下面側に設
けられた昇降シリンダで、該昇降シリンダ4は、そのロ
ッド4A先端が昇降台2、ガイドレール3および後述の
ホルダ5、ホルダ送り装置9等を含んだ昇降台2のほぼ
重心位置に接続されている。そして、昇降シリンダ4
は、そのロッド4Aを縮小した状態では、図1、図2、
図8等に示すように昇降台2を基台1の平板部1A上に
配置し(下降位置)、ロッド4Aを伸長した状態では、
図9に示すように昇降台2を上昇させる(上昇位置)。
そして、上昇位置では、後述の固定突起体18,21と
移動突起体19,22との係合が解除される。
【0027】5は昇降台2の上側に位置して前後方向に
移動可能に設けられたホルダで、該ホルダ5は、図3、
図4に示す如く、長方形状の平板として形成されてい
る。また、ホルダ5は、左右方向の中央部分に方形状の
開口5Aを有し、該開口5Aの周囲には、後述のセラミ
ックスシート25の周縁25Aを挟持するための段差部
5Bが形成されている。さらに、ホルダ5の下面側の四
隅には、左右方向に離間してガイドレール3に沿って移
動するスライダ6,6,…が設けられ、これにより、ホ
ルダ5は昇降台2に対し前後方向に円滑に移動すること
ができる。
【0028】7はホルダ5の一部を構成する押え枠で、
該押え枠7は、ホルダ5の開口5Aとほぼ同じ大きさの
開口7Aを有し、段差部5Bに嵌合する。そして、押え
枠7は、ホルダ5の段差部5Bに後述するセラミックス
シート25の周縁25Aを配置し、このセラミックスシ
ート25の上側に配置され、ボルト8,8,…によって
ホルダ5側に固定されることにより、セラミックスシー
ト25を確実に保持し、打抜き加工時の位置ずれを防止
する。
【0029】9は昇降台2とホルダ5との間に設けられ
たホルダ送り装置で、該ホルダ送り装置9は、ホルダ5
の下面側を前後方向に伸び、両端側が昇降台2側に回転
可能に取付けられたボールねじ9Aと、前記ホルダ5の
後部側中央に取付けられ、該ボールねじ9Aに螺合した
ナットホルダ9Bと、前記ボールねじ9Aを回転するス
テッピングモータ9Cとによって大略構成されている。
これにより、ホルダ送り装置9は、ステッピングモータ
9Cによってボールねじ9Aを回転することにより、ナ
ットホルダ9Bが取付けられたホルダ5を前後方向に後
述のピッチPをもって間欠的に移動するものである。
【0030】10は基台1の平板部1A上に固定された
ダイで、該ダイ10は硬質な金属材料を用いて直方体状
に形成されている。また、ダイ10には、図3に示すよ
うに、上面中央にほぼ凸字状の打抜き穴10Aが設けら
れ、該打抜き穴10Aには後述のパンチ13のパンチ本
体13Aが所望のクリアランスをもって挿嵌する。
【0031】11はダイ10の表面に形成された皮膜
(図5参照)で、該皮膜は、ダイヤモンド状のカーボン
材料を薄膜技術によってコーティングすることにより形
成されている。これにより、皮膜11は、従来技術で述
べたチタン材料を用いた皮膜に比較して非常に薄く、そ
の膜厚は例えば0.1〜0.8μm程度となっている。
これにより、皮膜11は、ダイ10の表面に全体に亘っ
てほぼ均一な膜厚を形成することができる。また、皮膜
11は、その硬度が例えばHv8000以上と非常に高
い値となっており、耐摩耗性に優れている。
【0032】そして、皮膜11は、ダイ10の表面に薄
く、全体に亘ってほぼ均一に形成されるから、ダイ10
の打抜き穴10Aにパンチ13のパンチ本体13Aを挿
入してクリアランス調整を行なう場合に、精度の高い調
整を行なうことができる。
【0033】一方、12は基台1の上方に設けられたプ
レス機のプレスラムで、該プレスラム12は、油圧、空
気圧、モータ等を動力源として昇降し、ダイ10に対し
て離間、接近するものである。
【0034】13はダイ10の上方に位置してプレスラ
ム12の下面側に固定されたパンチで、該パンチ13
は、ダイ10とほぼ同様に、硬質な金属材料を用いて形
成され、その先端側は、ダイ10の打抜き穴10Aとほ
ぼ同形状となる断面凸字状のパンチ本体13Aとなって
いる。
【0035】14はパンチ13の表面に形成された皮膜
(図6参照)で、該皮膜は、ダイ10の皮膜11と同様
に、ダイヤモンド状のカーボン材料を薄膜技術によって
コーティングすることにより形成され、その膜厚は例え
ば0.1〜0.8μm程度となり、硬度は例えばHv8
000以上となっている。これにより、皮膜14は、ダ
イ10の皮膜11と同様に、全体に亘ってほぼ均一に形
成されるから、ダイ10の打抜き穴10Aとのクリアラ
ンス調整を精度よく行なうことができる。
【0036】15はパンチ13の外周側に設けられたシ
ート押えで、該シート押え15はパンチ13に対して上
下方向に移動可能に設けられ、ばね16によって下向き
に付勢されている。そして、シート押え15は、プレス
ラム12が下降したときに、パンチ13よりも先にセラ
ミックスシート25に当接し、該セラミックスシート2
5をばね16の付勢力によって上側から押えることによ
り、打抜き加工時にセラミックスシート25にしわや位
置ずれが生じるのを防止する。
【0037】次に、17はダイ10を挟んで左右方向の
左側に設けられた位置決め部材で、該位置決め部材17
は、後述する固定突起体18と移動突起体19とによっ
て大略構成されている。
【0038】18はダイ10の左側に位置して基台1の
平板部1Aに固定された固定突起体で、該固定突起体1
8の上部側には、上向きに突出し左右方向に伸びた三角
形状の突条18A,18A,…が3個前後方向に連ねて
形成されている。ここで、各突条18Aは、ピッチPを
もって配設され、このピッチPは後述する抜き穴26、
製品27を連続して打抜くときの移動寸法となる。
【0039】19は開口5A(ダイ10)の左側に位置
してホルダ5の下面側に取付けられた移動突起体で、該
移動突起体19には、図3に示すように、下向きに突出
し左右方向に伸びた三角形状の突条19A,19A,…
が前後方向に連ねて形成されている。ここで、各突条1
9Aは、固定突起体18の突条18Aと同じ形状、同じ
ピッチPをもって設けられている。
【0040】これにより、位置決め部材17は、昇降台
2によってホルダ5が下降位置に配置されたときには、
移動突起体19の各突条19Aのうち、いずれか4個の
突条19Aが、固定突起体18の突条18Aに精度よく
係合(合致)してホルダ5を前後方向に位置決めするも
のである。
【0041】一方、20はダイ10を挟んで左右方向の
右側に設けられた位置決め部材で、該位置決め部材20
は、後述する固定突起体21、移動突起体22、案内凹
溝23、案内部材24とによって大略構成されている。
【0042】21はダイ10の右側に位置して基台1の
平板部1Aに固定された固定突起体で、該固定突起体2
1の上部側には、左側の固定突起体18と同様に、上向
きに突出し左右方向に伸びた三角形状の突条21A,2
1A,…が、ピッチPをもって3個前後方向に連ねて形
成されている。
【0043】22は開口5A(ダイ10)の右側に位置
してホルダ5の下面側に取付けられた移動突起体で、該
移動突起体22には、左側の移動突起体19とほぼ同様
に、下向きに突出し左右方向に伸びた三角形状の突条2
2A,22A,…が、ピッチPをもって前後方向に連ね
て形成されている。しかし、右側の移動突起体22は、
後述の案内凹溝23が形成されている点で左側の移動突
起体19と相違している。
【0044】23は右側の移動突起体22に設けられた
案内凹溝で、該案内凹溝23は、各突条22Aの中央を
前後方向に直線状に伸びている。そして、案内凹溝23
は、後述する案内部材24の案内突起24Aに摺動可能
に係合するものである。
【0045】24,24は右側の固定突起体21を前後
方向に挟むように基台1の平板部1Aに固定された2個
の案内部材で、該各案内部材24は前後方向に伸びて立
設されている。また、各案内部材24の先端側には案内
突起24Aが設けられ、該案内突起24Aは、移動突起
体22に設けられた案内凹溝23に係合することによ
り、ホルダ5が左右方向、回転方向等にずれるのを防止
し、該ホルダ5を前後方向に直線状に案内するものであ
る。
【0046】これにより、右側の位置決め部材20は、
左側の位置決め部材17と同様に、ホルダ5が下降位置
に配置されたときには、移動突起体22の各突条22A
のうち、いずれか4個の突条22Aが、固定突起体21
の突条21Aに精度よく係合(合致)してホルダ5を前
後方向に位置決めするものである。
【0047】しかも、右側の位置決め部材20では、案
内部材24の案内突起24Aが右側の移動突起体22に
設けられた案内凹溝23に係合している。これにより、
ホルダ5(セラミックスシート25)は、案内部材24
と案内凹溝23によって直線状に案内され、左右方向、
回転方向に正確に位置決めされる。
【0048】なお、25はホルダ5に保持された打抜き
対象となる板材としてのセラミックスシートで、該セラ
ミックスシート25は、図7に示すように、ジルコニア
等を含んだ柔軟性を有する長方形状の薄板として形成さ
れている。
【0049】本実施の形態による打抜き装置は、上述の
如き構成を有するもので、次に、打抜き装置を用いたセ
ラミックスシート25の打抜き作業について説明する。
【0050】本実施の形態による打ち抜き装置は、2回
の打抜き作業を行なうことにより、図10に示すような
製品27を形成するものとして述べる。
【0051】即ち、製品27を形成するための打抜き方
法は、まず、第1回目の打抜き工程として、凸字状の打
抜き穴10Aを有するダイ10と凸字状のパンチ本体1
3Aを有するパンチ13とを用い、セラミックスシート
25に凸字状の抜き穴26をピッチPをもって多数個形
成する。次に、第2回目の打抜き工程として、短冊状の
打抜き穴を有する他のダイと短冊状のパンチ本体を有す
る他のパンチ(いずれも図示せず)とを用い、各抜き穴
26の周囲をピッチPをもって短冊状に打抜くことによ
り、多数個の製品27を形成する。
【0052】そこで、第1回目の打抜き工程について説
明する。まず、第1回目の打抜き工程の準備作業とし
て、セラミックスシート25をホルダ5にセットする。
この場合には、図3、図4に示す如く、ホルダ5の段差
部5Bにセラミックスシート25を嵌込み、その上から
押え枠7を載せ、該押え枠7を各ボルト8によってホル
ダ5に固定する。これにより、セラミックスシート25
は、その外周部分(図7に示す一点鎖線よりも外側部
分)がホルダ5と押え枠7との間に挟まれた状態になる
から、後述する打抜き加工時にセラミックスシート25
がずれるのを防止している。
【0053】そして、このようにセラミックスシート2
5をホルダ5に保持し、昇降シリンダ4のロッド4Aを
縮小した状態では、図1に示す如く、昇降台2が下降位
置にあり、この状態では、固定突起体18,21の突条
18A,21Aがホルダ5側の移動突起体19,22の
突条19A,18Aに合致する。さらに、案内部材24
の案内突起24Aが右側の移動突起体22に設けられた
案内凹溝23に係合している。これにより、ホルダ5
(セラミックスシート25)は、固定突起体18,21
と移動突起体19,22によって前後方向に位置決めさ
れ、案内部材24と案内凹溝23によって左右方向、回
転方向に位置決めされている。
【0054】従って、上述した状態で、図8に示すよう
にプレスラム12を下降させることにより、ダイ10と
パンチ13によってセラミックスシート25の所定の位
置に凸字状の抜き穴26(図7参照)を形成することが
できる。
【0055】次に、抜き穴26に隣接する位置に連続し
て抜き穴26を形成する場合について説明する。この場
合には、図9に示すように、昇降シリンダ4のロッド4
Aを伸長し、昇降台2を上昇位置に配置する。この上昇
位置では、固定突起体18,21と移動突起体19,2
2の係合、案内部材24と案内凹溝23との係合がそれ
ぞれ解除されるから、ホルダ送り装置9は、ステッピン
グモータ9Cを所定の回転数だけ回転させることによ
り、図9中の矢示A方向にホルダ5を前側にピッチPだ
け移動することができる。
【0056】次に、ホルダ5を所定寸法移動したら、昇
降シリンダ4のロッド4Aを縮小し、ホルダ5等を図9
中の矢示B方向に移動して下降位置に配置する。そし
て、昇降台2、ホルダ5等を下降させたときには、固定
突起体18,21の突条18A,21Aがホルダ5側の
移動突起体19,22の突条19A,22Aに合致する
から、ホルダ5、セラミックスシート25を前後方向に
ピッチPだけずれた位置に位置決めすることができる。
また、案内部材24の案内突起24Aが右側の移動突起
体22に設けられた案内凹溝23に係合するから、ホル
ダ5、セラミックスシート25を直線状に移動でき、左
右方向と回転方向に位置決めを行なうことができる。
【0057】このようにしてセラミックスシート25が
2個目の打抜き位置に位置決めされたら、図8に示すよ
うに、プレスラム12を下降させることにより、1個目
の抜き穴26に隣接して2個目の抜き穴26をセラミッ
クスシート25に形成することができる。
【0058】そして、上述したホルダ5、セラミックス
シート25の間欠移動とパンチ13の昇降動作とを繰り
返すことにより、セラミックスシート25に一定のピッ
チPをもって多数個の抜き穴26,26,…を形成する
ことができる。
【0059】次に、セラミックスシート25から製品2
7を打抜くための第2回目の打抜き工程について説明す
る。
【0060】この場合には、ダイ10、パンチ13に代
えて短冊状の打抜き穴を有する他のダイと短冊状のパン
チ本体を有する他のパンチを用いる。そして、例えばホ
ルダ送り装置9を、1個目の抜き穴26を形成した初期
位置に戻し、上述した第1回目の打抜き工程と同様の打
抜き動作、送り動作を繰り返す。これにより、セラミッ
クスシート25は、抜き穴26の周囲が図7に示す二点
鎖線に沿って打抜かれ、図10に示すように、短冊状の
外形を有し、凸字状の抜き穴26を備えた板状の製品2
7が形成される。
【0061】以上のように、本実施の形態によれば、基
台1上に昇降可能に設けられた昇降台2にセラミックス
シート25を保持するホルダ5を前,後方向に移動可能
に設け、該ホルダ5には移動突起体19,22を設け、
基台1側にはホルダ5の下降位置で前記移動突起体1
9,22に係合し、ホルダ5を一定のピッチPをもって
位置決めする固定突起体18,21を設ける構成として
いる。従って、部品の公差、加工精度、モータの性能等
によって送り寸法にずれが生じたとしても、ホルダ5等
を下降させたときには、固定突起体18,21と移動突
起体19,22とを係合させることにより、ホルダ5、
セラミックスシート25を前後方向に高精度に位置決め
することができる。
【0062】この結果、第1回目の打抜き工程でセラミ
ックスシート25に正確な間隔寸法をもって抜き穴26
を形成することができ、第2回目の打抜き工程で製品2
7を打抜いたときには、この製品27の所定の位置に抜
き穴26を設けることができ、穴ずれによる不良品の発
生を防止して、歩留まり、生産性を向上することができ
る。一方、1回の打抜き加工によって打抜いた部材が製
品となる場合には、位置ずれの心配がないから、打抜き
間隔を最小に設定することができる。これにより、1枚
の板材から得ることができる製品の枚数を多くし、歩留
まりを向上することができる。
【0063】また、固定突起体18,21には、下向き
に突出して左右方向に伸びた三角形状の突条18A,2
1Aを設け、移動突起体19,22には、固定突起体1
8,21の突条18A,21Aに合致する三角形状の突
条19A,22Aを設ける構成としている。これによ
り、ホルダ5の送り寸法に位置ずれが生じた場合でも、
該ホルダ5を下降させたときには、三角形に形成された
各突条18A,21Aの斜面に各突条19A,22Aの
斜面を案内させて、自動的に位置決めすることができ
る。
【0064】また、固定突起体18,21、移動突起体
19,22は、ダイ10を挟む左右方向の両側位置に配
置しているから、2箇所でそれぞれ位置決めを行なうこ
とができ、セラミックスシート25の位置決めをより一
層正確に行なうことができる。
【0065】一方、右側の移動突起体22には前後方向
に伸びる案内凹溝23を設け、基台1側には案内凹溝2
3に係合してホルダ5を前後方向に直線状に案内する案
内部材24を設けているので、基台1に対してホルダ5
を水平方向(左右方向、回転方向)にも、位置決めする
ことができる。
【0066】また、ホルダ5には、セラミックスシート
25の周縁25Aを挟持する押え枠7を設けているか
ら、セラミックスシート25のように柔軟性を有する板
材に打抜き加工を施す場合でも、セラミックスシート2
5のよれ、撓みを防止することができる。
【0067】さらに、ダイ10、パンチ13には、その
表面にカーボン材料を用いた皮膜11、14を形成して
いるので、この皮膜11、14はダイ10、パンチ13
の表面に薄く均一に形成することができる。これによ
り、ダイ10の打抜き穴10Aとパンチ13のパンチ本
体13Aとのクリアランス調整を高精度に行なうことが
できる。
【0068】なお、実施の形態では、固定突起体18,
21の突条18A,21A、移動突起体19,22の突
条19A,22Aは、それぞれ三角形状に形成するもの
として述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、各突
条を台形状等の他の形状としてもよく、また、一方を突
起とし、他方を該突起に密に嵌着する凹部としてもよ
い。
【0069】また、実施の形態では、ダイ10の打抜き
穴10A、パンチ13のパンチ本体13Aをそれぞれ凸
字状に形成した場合を例示したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば打抜き穴、パンチ本体を他の形状に替えても
よく、形状の制限はないものである。
【0070】また、実施の形態では、固定突起体18,
21には、3個の突条18A,21Aを設けるものとし
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えば固定突起体
に2個または4個以上の突条を設ける構成としてもよ
い。
【0071】さらに、実施の形態では、打抜き対象とな
る板材として柔軟性を有するセラミックスシート25を
例示したが、これに替えて、例えば金属、プラスチッ
ク、紙等を用いて形成された板材に打抜き加工を施すの
に適用してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、基台と、該基台上に昇降可能かつ前後方向に移動
可能に設けられ、打抜き対象となる板材を保持するホル
ダと、前記基台に設けられたダイと、前記ホルダに保持
された板材を挟んでダイと反対側に設けられ、該ダイと
協働して板材を打抜くパンチと、前記基台に設けられた
係合体と前記ホルダに設けられた被係合体とからなり、
前記ホルダが下降した位置では前記係合体と被係合体と
が係合してホルダを位置決めし、前記ホルダが上昇した
位置では前記係合体と被係合体とを離間してホルダの移
動を許す位置決め部材とによって構成している。
【0073】従って、ホルダが下降した位置では、ホル
ダに設けられた被係合体が基台に設けられた係合体に係
合するから、ホルダに保持された板材を基台に設けられ
たダイとパンチに対して位置決めすることができる。こ
れにより、ダイとパンチは、板材の所定位置に確実に打
抜き加工を施すことができる。次に、ホルダを上昇した
位置では、係合体と被係合体とが離間するから、ホルダ
を所定のピッチをもって移動することができる。そし
て、移動後にホルダを下降させたときには、被係合体の
他の部位が係合体に係合し、この位置でホルダを位置決
めするから、板材に一定の間隔で続けて打抜き加工を施
すことができる。この結果、穴ずれによる不良品の発生
を防止して、歩留まり、生産性を向上することができ
る。
【0074】請求項2の発明によれば、係合体は前後方
向に等間隔で配置された複数個の突起を有する固定突起
体として形成し、被係合体は該固定突起体の突起と係
合、離間する複数個の突起を有する移動突起体として形
成しているので、ホルダを下降させた位置では、ホルダ
に設けられた移動突起体の突起が基台に設けられた固定
突起体の突起に係合するから、これらの突起の係合によ
ってホルダに保持された板材を位置決めすることができ
る。一方、ホルダを上昇させた位置では、ホルダに設け
られた移動突起体の突起が基台に設けられた固定突起体
の突起から離間するから、ホルダを前後方向に移動する
ことができる。
【0075】請求項3の発明によれば、突起体の突起
は、左右方向に伸びるほぼ三角形状の突条として形成し
ているので、ホルダを移動したときに多少の位置ずれが
ある場合でも、ホルダを下降させたときには、三角形を
なす突起の斜面を利用してホルダを所定の位置に自動的
に配置することができる。
【0076】請求項4の発明によれば、被係合体には前
後方向に伸びる凹溝を設け、基台には該凹溝に係合して
ホルダを前後方向に直線的に案内する案内突起を設けて
いるので、ホルダを前後方向に移動したときには、基台
に設けられた案内突起が被係合体(ホルダ)に設けられ
た凹溝に係合するから、該ホルダが左右方向や回転方向
に位置ずれするのを防止することができ、ホルダを直線
状に案内することができる。
【0077】請求項5の発明によれば、ダイとパンチに
は、その表面にカーボン材料を用いた皮膜を形成してい
るので、カーボン材料を用いたコーティングは、皮膜を
薄くすることができるから、ダイとパンチとのクリアラ
ンス調整を高精度に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による打抜き装置をホルダ
を下降位置に配置した状態で示す一部破断の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態による打抜き装置を図1中
の矢示II−II方向からみた断面図である。
【図3】位置決め部材を基台、ホルダ、ダイ、パンチと
一緒に拡大して示す一部破断の斜視図である。
【図4】図1中のホルダ、セラミックスシート、押え枠
を分解した状態で示す分解斜視図である。
【図5】ダイと皮膜を拡大して示す要部拡大断面図であ
る。
【図6】パンチと皮膜を拡大して示す要部拡大断面図で
ある。
【図7】第1回目の打抜き工程で抜き穴が形成されたセ
ラミックスシートを拡大して示す平面図である。
【図8】パンチを下降してセラミックスシートに打抜き
穴を形成した状態を図2と同様位置からみた打抜き装置
の断面図である。
【図9】昇降シリンダによって昇降台、ホルダ等を上昇
位置に配置した状態の打抜き装置を示す一部破断の正面
図である。
【図10】第2回目の打抜き工程によってセラミックス
シートから打抜かれた製品を拡大して示す外観斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 基台 5 ホルダ 10 ダイ 11,14 皮膜 13 パンチ 17,20 位置決め部材 18,21 固定突起体 18A,19A,21A,22A 突条 19,22 移動突起体 23 案内凹溝 24 案内部材 24A 案内突起 25 セラミックスシート(板材) 26 抜き穴 27 製品 P ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B21D 28/34 B21D 28/34 D 43/00 43/00 G B26F 1/02 B26F 1/02 C (72)発明者 斉藤 勝利 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 Fターム(参考) 3C060 AA20 BB20 BG18 4E048 CA02 CA04 CA07 FA01 FA04 FA09 LA01 LA10 LA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、該基台上に昇降可能かつ前後方
    向に移動可能に設けられ、打抜き対象となる板材を保持
    するホルダと、前記基台に設けられたダイと、前記ホル
    ダに保持された板材を挟んでダイと反対側に設けられ、
    該ダイと協働して板材を打抜くパンチと、前記基台に設
    けられた係合体と前記ホルダに設けられた被係合体とか
    らなり、前記ホルダが下降した位置では前記係合体と被
    係合体とが係合してホルダを位置決めし、前記ホルダが
    上昇した位置では前記係合体と被係合体とを離間してホ
    ルダの移動を許す位置決め部材とによって構成してなる
    打抜き装置。
  2. 【請求項2】 前記係合体は前後方向に等間隔で配置さ
    れた複数個の突起を有する固定突起体として形成し、前
    記被係合体は該固定突起体の突起と係合、離間する複数
    個の突起を有する移動突起体として形成してなる請求項
    1に記載の打抜き装置。
  3. 【請求項3】 前記突起体の突起は、左右方向に伸びる
    ほぼ三角形状の突条として形成してなる請求項2に記載
    の打抜き装置。
  4. 【請求項4】 前記被係合体には前後方向に伸びる凹溝
    を設け、前記基台には該凹溝に係合して前記ホルダを前
    後方向に直線状に案内する案内突起を設けてなる請求項
    1,2または3に記載の打抜き装置。
  5. 【請求項5】 前記ダイとパンチには、その表面にカー
    ボン材料を用いた皮膜を形成してなる請求項1,2,3
    または4に記載の打抜き装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2012141186A1 (ja) * 2011-04-14 2014-07-28 株式会社 ベアック 穿孔装置
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CN107030180A (zh) * 2016-02-04 2017-08-11 北新集团建材股份有限公司 一种龙骨冲孔方法和装置、以及龙骨冷轧机
CN113996695A (zh) * 2021-10-23 2022-02-01 上海沈杰五金制品有限公司 一种红外灯支架生产工艺
CN114603052A (zh) * 2022-03-16 2022-06-10 江李峰 一种具有精准定位功能的五金件冲压成型设备

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