JP2599863B2 - 剪断引っ張り複合加工方法および剪断引っ張り複合加工装置 - Google Patents
剪断引っ張り複合加工方法および剪断引っ張り複合加工装置Info
- Publication number
- JP2599863B2 JP2599863B2 JP4148882A JP14888292A JP2599863B2 JP 2599863 B2 JP2599863 B2 JP 2599863B2 JP 4148882 A JP4148882 A JP 4148882A JP 14888292 A JP14888292 A JP 14888292A JP 2599863 B2 JP2599863 B2 JP 2599863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- shear
- die
- cut
- shearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 20
- 238000003754 machining Methods 0.000 title claims description 15
- 238000010008 shearing Methods 0.000 claims description 32
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 20
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 15
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 7
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 13
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 9
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被加工材を途中まで
剪断した後、剪断し残された部分に剪断方向と異なる方
向に引っ張り応力を与え、くびれ破断により製品部分と
切り屑部分とに分離することによって、製品部分の縁に
かえり(バリ)を生じさせずに切り離すことができる剪
断引っ張り複合加工方法及び装置に関する。
剪断した後、剪断し残された部分に剪断方向と異なる方
向に引っ張り応力を与え、くびれ破断により製品部分と
切り屑部分とに分離することによって、製品部分の縁に
かえり(バリ)を生じさせずに切り離すことができる剪
断引っ張り複合加工方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被加工材に剪断工具を切り込ませて切り
離す剪断加工は、一工程で製品と切り屑を分離でき、切
削加工に比べて極めて生産性が高いという長所がある。
しかしながら、剪断加工においては、切削加工面に比べ
て平坦な分離面が得にくいという問題点がある。従来の
剪断加工方法により得られる製品の、分離面の形状を図
5に示す。図5においては、剪断工具は、図の下方から
上方へ向けて切り込まれている。図5に示されるよう
に、剪断加工製品50の分離面は、かえり52,破断面
54,剪断面56,だれ58によって構成されている。
これらのうち、かえり52は破断時の亀裂が破断面側か
ら発生することによって生ずるものである。このかえり
52によって、剪断加工製品50の縁が鋭利な刃物状と
なって取扱いの際に危険であるばかりでなく、部品同士
の嵌め合いを悪くしたり、かえり52の部分だけ塗膜が
薄くなって耐蝕性が低下する等、種々の弊害を生ずる。
特に、電子部品等の場合には、使用中に脱落したかえり
52が電子回路に接触することによって絶縁不良,ショ
ート等を引き起こすという問題を生ずる。
離す剪断加工は、一工程で製品と切り屑を分離でき、切
削加工に比べて極めて生産性が高いという長所がある。
しかしながら、剪断加工においては、切削加工面に比べ
て平坦な分離面が得にくいという問題点がある。従来の
剪断加工方法により得られる製品の、分離面の形状を図
5に示す。図5においては、剪断工具は、図の下方から
上方へ向けて切り込まれている。図5に示されるよう
に、剪断加工製品50の分離面は、かえり52,破断面
54,剪断面56,だれ58によって構成されている。
これらのうち、かえり52は破断時の亀裂が破断面側か
ら発生することによって生ずるものである。このかえり
52によって、剪断加工製品50の縁が鋭利な刃物状と
なって取扱いの際に危険であるばかりでなく、部品同士
の嵌め合いを悪くしたり、かえり52の部分だけ塗膜が
薄くなって耐蝕性が低下する等、種々の弊害を生ずる。
特に、電子部品等の場合には、使用中に脱落したかえり
52が電子回路に接触することによって絶縁不良,ショ
ート等を引き起こすという問題を生ずる。
【0003】そこで、かかる問題を防止するために、か
えりを生じない剪断加工方法として、種々の技術が開発
されており、代表的なものとして上下抜き加工法と平押
し加工法がある。上下抜き加工法は、図7に示されるよ
うに、被加工材80を第1工程でポンチ72とダイス7
6で半分剪断した状態とし(図7(A))、続いて第2
工程において逆押え78を板押え74に向かって動かす
(図7(B))。これによって、被加工材80の剪断変
形を元に戻しながら、最終分離を行うものである。こう
して得られた製品80Wは、図7(C)に示されるよう
に、その分離面の上下端にだれ82A,82Bが生じ
て、かえりが発生しないとされている。しかしながら実
際には、第1工程で生じた平滑面84Bが、第2工程に
おいて破断面86に対応する図示しない切り屑の突出部
分によって擦られる結果、だれ82Bの部分にかえりを
生じてしまうことが多い。
えりを生じない剪断加工方法として、種々の技術が開発
されており、代表的なものとして上下抜き加工法と平押
し加工法がある。上下抜き加工法は、図7に示されるよ
うに、被加工材80を第1工程でポンチ72とダイス7
6で半分剪断した状態とし(図7(A))、続いて第2
工程において逆押え78を板押え74に向かって動かす
(図7(B))。これによって、被加工材80の剪断変
形を元に戻しながら、最終分離を行うものである。こう
して得られた製品80Wは、図7(C)に示されるよう
に、その分離面の上下端にだれ82A,82Bが生じ
て、かえりが発生しないとされている。しかしながら実
際には、第1工程で生じた平滑面84Bが、第2工程に
おいて破断面86に対応する図示しない切り屑の突出部
分によって擦られる結果、だれ82Bの部分にかえりを
生じてしまうことが多い。
【0004】このような上下抜き加工法の問題点を解消
するために開発されたのが、図6に示される平押し加工
法である。この平押し加工法においては、第1工程で半
分剪断した状態とした被加工材60を、図6(A)に示
されるように平押し加工型64にセットする。そして、
図6(B)に示されるように、平面上型66および平面
下型68によって半剪断状態の被加工材60を押し戻す
ことによって、製品分離を行う方法である。この平押し
加工法では、第1工程において、図6(A)に示される
ように負のクリアランス60cで剪断を行うことによっ
て、上下抜き加工法における切り屑による擦り上げの問
題を解消している。
するために開発されたのが、図6に示される平押し加工
法である。この平押し加工法においては、第1工程で半
分剪断した状態とした被加工材60を、図6(A)に示
されるように平押し加工型64にセットする。そして、
図6(B)に示されるように、平面上型66および平面
下型68によって半剪断状態の被加工材60を押し戻す
ことによって、製品分離を行う方法である。この平押し
加工法では、第1工程において、図6(A)に示される
ように負のクリアランス60cで剪断を行うことによっ
て、上下抜き加工法における切り屑による擦り上げの問
題を解消している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな平押し加工法においては、被加工材の材質や第1工
程の加工条件によっては、平押し加工型64で半剪断状
態の被加工材60を押し戻しても製品を分離できないと
いう問題点があった。特に、電子部品等に用いられる極
薄板材に対しては、これらの上下抜き加工法あるいは平
押し加工法等の従来技術では、剪断加工によってかえり
を生ずることなく確実に製品を分離することは極めて困
難であった。そこで本発明においては、製品にかえりを
生ずることなく確実に製品と切り屑とを分離することが
できる剪断引っ張り複合加工方法および剪断引っ張り複
合加工装置を提供することを目的とする。
うな平押し加工法においては、被加工材の材質や第1工
程の加工条件によっては、平押し加工型64で半剪断状
態の被加工材60を押し戻しても製品を分離できないと
いう問題点があった。特に、電子部品等に用いられる極
薄板材に対しては、これらの上下抜き加工法あるいは平
押し加工法等の従来技術では、剪断加工によってかえり
を生ずることなく確実に製品を分離することは極めて困
難であった。そこで本発明においては、製品にかえりを
生ずることなく確実に製品と切り屑とを分離することが
できる剪断引っ張り複合加工方法および剪断引っ張り複
合加工装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本出願の請求項1
に係る発明においては、上記課題を解決するために、被
加工材を該被加工材の製品部分の側に亀裂が生じない深
さまで剪断によって切り込ませる工程と、該切り込まれ
た前記被加工材の切り屑部分を、前記切り込まれた箇所
を中心として切り込まれた側に向けて曲げながら前記切
り屑部分と前記製品部分との間に引っ張り応力を加えて
くびれ破断により分離させる工程とを有することを特徴
とする剪断引っ張り複合加工方法を創出した。
に係る発明においては、上記課題を解決するために、被
加工材を該被加工材の製品部分の側に亀裂が生じない深
さまで剪断によって切り込ませる工程と、該切り込まれ
た前記被加工材の切り屑部分を、前記切り込まれた箇所
を中心として切り込まれた側に向けて曲げながら前記切
り屑部分と前記製品部分との間に引っ張り応力を加えて
くびれ破断により分離させる工程とを有することを特徴
とする剪断引っ張り複合加工方法を創出した。
【0007】また、本出願の請求項2に係る発明におい
ては、請求項1に記載の剪断引っ張り複合加工方法を実
施するための加工装置であって、対向して接近離間可能
に設けられ、接近することによって前記切り屑部分を挟
持することができる張出しダイスおよび板押えと、前記
製品部分の形状を有する突出部を有し、前記張出しダイ
スに対して前記板押えから離れる方向にスライド可能に
嵌合するポンチと、前記製品部分の形状に沿った剪断刃
とその外側で環状に突出し前記板押えの側に傾斜する傾
斜部を有し、前記ポンチと前記剪断刃が嵌合することに
よって前記被加工材を剪断して前記製品部分の側に亀裂
が生じない深さまで切り込むことができ、前記板押えに
対して前記張出しダイスに接近する方向にスライドして
前記被加工材の一部剪断部と挟持部間を引っ張ることが
できるように嵌合する傾斜付きダイスとを有することを
特徴とする剪断引っ張り複合加工装置を創出した。
ては、請求項1に記載の剪断引っ張り複合加工方法を実
施するための加工装置であって、対向して接近離間可能
に設けられ、接近することによって前記切り屑部分を挟
持することができる張出しダイスおよび板押えと、前記
製品部分の形状を有する突出部を有し、前記張出しダイ
スに対して前記板押えから離れる方向にスライド可能に
嵌合するポンチと、前記製品部分の形状に沿った剪断刃
とその外側で環状に突出し前記板押えの側に傾斜する傾
斜部を有し、前記ポンチと前記剪断刃が嵌合することに
よって前記被加工材を剪断して前記製品部分の側に亀裂
が生じない深さまで切り込むことができ、前記板押えに
対して前記張出しダイスに接近する方向にスライドして
前記被加工材の一部剪断部と挟持部間を引っ張ることが
できるように嵌合する傾斜付きダイスとを有することを
特徴とする剪断引っ張り複合加工装置を創出した。
【0008】
【作用】さて、上記構成を備えた本発明の請求項1に係
る剪断引っ張り複合加工方法においては、以下のように
して、被加工材が製品部分と切り屑部分とに分離され
る。まず、被加工材が該被加工材の製品部分の側に亀裂
が生じない深さまで剪断によって切り込まれる。これに
よって、被加工材は切り込まれた箇所において製品部分
と切り屑部分とに区分され、両者の境界部分に断面積の
小さい部分が形成される。次に、被加工材の切り屑部分
が、切り込まれた箇所を中心として切り込まれた側に向
けて曲げられる。それと同時に、このようにして曲げら
れた切り屑部分と製品部分との間に引っ張り応力が加え
られる。ここで、製品部分と切り屑部分との境界に切り
込まれて断面積の小さい部分が形成されているため、引
っ張り応力がこの部分に集中し、くびれ破断することに
よって両者が分離させられる。この結果、製品部分の切
り込まれた側の分離面には、切り込みに伴うだれが生じ
る。また、逆の側には、引っ張りによるだれが生じる。
従って、製品部分の分離面にかえりを生ずることなく、
被加工材が製品部分と切り屑部分とに分離される。この
ようにして、剪断引っ張り複合加工を行うことによっ
て、製品部分にかえりを生ずることなく確実に製品を分
離することができる。
る剪断引っ張り複合加工方法においては、以下のように
して、被加工材が製品部分と切り屑部分とに分離され
る。まず、被加工材が該被加工材の製品部分の側に亀裂
が生じない深さまで剪断によって切り込まれる。これに
よって、被加工材は切り込まれた箇所において製品部分
と切り屑部分とに区分され、両者の境界部分に断面積の
小さい部分が形成される。次に、被加工材の切り屑部分
が、切り込まれた箇所を中心として切り込まれた側に向
けて曲げられる。それと同時に、このようにして曲げら
れた切り屑部分と製品部分との間に引っ張り応力が加え
られる。ここで、製品部分と切り屑部分との境界に切り
込まれて断面積の小さい部分が形成されているため、引
っ張り応力がこの部分に集中し、くびれ破断することに
よって両者が分離させられる。この結果、製品部分の切
り込まれた側の分離面には、切り込みに伴うだれが生じ
る。また、逆の側には、引っ張りによるだれが生じる。
従って、製品部分の分離面にかえりを生ずることなく、
被加工材が製品部分と切り屑部分とに分離される。この
ようにして、剪断引っ張り複合加工を行うことによっ
て、製品部分にかえりを生ずることなく確実に製品を分
離することができる。
【0009】また、請求項2に記載の剪断引っ張り複合
加工装置による被加工材の剪断引っ張り複合加工は、以
下のようにして行われる。まず、対向して接近離間可能
に設けられた張出しダイスと板押えの間の、製品部分の
形状を有する突出部を有するポンチと製品部分の形状に
沿って環状に突出した傾斜部を有する傾斜付きダイスと
の間に、被加工材がセットされる。次に、張出しダイス
と板押えが相対移動して互いに接近し、これに伴って、
ポンチと傾斜付きダイスも互いに近づく方向に移動す
る。そして、この傾斜付きダイスの剪断刃によって傾斜
付きダイスの凹部深さ分だけ、被加工材が剪断されて前
記製品部分の側に亀裂が生じない深さまで切り込まれ
る。これによって、被加工材は切り込まれた箇所におい
て製品部分と切り屑部分とに区分され、両者の境界部分
に断面積の小さい部分が形成される。なお、傾斜付きダ
イスの凹部深さは、製品部分の側に亀裂が生じない深さ
に調節されているため、この段階で製品部分にかえりの
発生源となる亀裂が生じることはない。
加工装置による被加工材の剪断引っ張り複合加工は、以
下のようにして行われる。まず、対向して接近離間可能
に設けられた張出しダイスと板押えの間の、製品部分の
形状を有する突出部を有するポンチと製品部分の形状に
沿って環状に突出した傾斜部を有する傾斜付きダイスと
の間に、被加工材がセットされる。次に、張出しダイス
と板押えが相対移動して互いに接近し、これに伴って、
ポンチと傾斜付きダイスも互いに近づく方向に移動す
る。そして、この傾斜付きダイスの剪断刃によって傾斜
付きダイスの凹部深さ分だけ、被加工材が剪断されて前
記製品部分の側に亀裂が生じない深さまで切り込まれ
る。これによって、被加工材は切り込まれた箇所におい
て製品部分と切り屑部分とに区分され、両者の境界部分
に断面積の小さい部分が形成される。なお、傾斜付きダ
イスの凹部深さは、製品部分の側に亀裂が生じない深さ
に調節されているため、この段階で製品部分にかえりの
発生源となる亀裂が生じることはない。
【0010】そして、張出しダイスと板押えがさらに接
近して、両者の間に被加工材の切り屑部分が挟持され
る。その後、傾斜付きダイスが板押えに対して張出しダ
イスに接近する方向にスライドさせられるとともに、ポ
ンチが張出しダイスに対して板押えから離れる方向にス
ライドさせられる。これによって、張出しダイスと板押
えで挟まれた切り屑部分に板押え側への曲げ応力が加え
られるとともに、この切り屑部分とポンチと傾斜付きダ
イスで挟まれた製品部分との間に引っ張り応力が加えら
れる。ここで、製品部分と切り屑部分との境界が切り込
まれて断面積の小さい部分が形成されているため、引っ
張り応力が集中し、この部分がくびれ破断する。これに
よって、両者が分離させられる。このようにして、剪断
引っ張り複合加工によって製品部分にかえりを生ずるこ
となく確実に製品を分離することができる。さらに、本
発明の剪断引っ張り複合加工装置によれば、一台の装置
でかかる剪断引っ張り複合加工が可能になる。
近して、両者の間に被加工材の切り屑部分が挟持され
る。その後、傾斜付きダイスが板押えに対して張出しダ
イスに接近する方向にスライドさせられるとともに、ポ
ンチが張出しダイスに対して板押えから離れる方向にス
ライドさせられる。これによって、張出しダイスと板押
えで挟まれた切り屑部分に板押え側への曲げ応力が加え
られるとともに、この切り屑部分とポンチと傾斜付きダ
イスで挟まれた製品部分との間に引っ張り応力が加えら
れる。ここで、製品部分と切り屑部分との境界が切り込
まれて断面積の小さい部分が形成されているため、引っ
張り応力が集中し、この部分がくびれ破断する。これに
よって、両者が分離させられる。このようにして、剪断
引っ張り複合加工によって製品部分にかえりを生ずるこ
となく確実に製品を分離することができる。さらに、本
発明の剪断引っ張り複合加工装置によれば、一台の装置
でかかる剪断引っ張り複合加工が可能になる。
【0011】
【実施例】次に、本発明を具現化した一実施例につい
て、図1〜図4を参照して説明する。まず、剪断引っ張
り複合加工装置の全体構成について、図1を参照しつつ
説明する。図1は、本実施例の剪断引っ張り複合加工装
置の全体構成を示す図であり、参照符号1が剪断引っ張
り複合加工装置である。この剪断引っ張り複合加工装置
1は、傾斜付きダイス6,板押え10,ポンチ16,張
出し用ダイス20を中心として構成されている。前記張
出し用ダイス20の上面には、一対のガイドポスト14
A,14Bが固定されており、このガイドポスト14
A,14Bには、スライド部12A,12Bを介して前
記板押え10がスライド可能に嵌合している。これによ
って、板押え10と張出し用ダイス20とは、互いに接
近離間可能になっている。
て、図1〜図4を参照して説明する。まず、剪断引っ張
り複合加工装置の全体構成について、図1を参照しつつ
説明する。図1は、本実施例の剪断引っ張り複合加工装
置の全体構成を示す図であり、参照符号1が剪断引っ張
り複合加工装置である。この剪断引っ張り複合加工装置
1は、傾斜付きダイス6,板押え10,ポンチ16,張
出し用ダイス20を中心として構成されている。前記張
出し用ダイス20の上面には、一対のガイドポスト14
A,14Bが固定されており、このガイドポスト14
A,14Bには、スライド部12A,12Bを介して前
記板押え10がスライド可能に嵌合している。これによ
って、板押え10と張出し用ダイス20とは、互いに接
近離間可能になっている。
【0012】前記板押え10には、内径の変化する貫通
孔10aが設けられており、この貫通孔10aに前記傾
斜付きダイス6がスライド可能に嵌合している。ただ
し、図1に示されるように、傾斜付きダイス6の太径部
が貫通孔10aの段差部に当接することによって、傾斜
付きダイス6の板押え10に対する上昇が制限されてい
る。傾斜付きダイス6の上端面には、上加圧板4が固定
ボルト2によって螺合固定されている。そして、この上
加圧板4と板押え10との間には、圧縮コイルばね8が
嵌挿されている。
孔10aが設けられており、この貫通孔10aに前記傾
斜付きダイス6がスライド可能に嵌合している。ただ
し、図1に示されるように、傾斜付きダイス6の太径部
が貫通孔10aの段差部に当接することによって、傾斜
付きダイス6の板押え10に対する上昇が制限されてい
る。傾斜付きダイス6の上端面には、上加圧板4が固定
ボルト2によって螺合固定されている。そして、この上
加圧板4と板押え10との間には、圧縮コイルばね8が
嵌挿されている。
【0013】一方、張出し用ダイス20には貫通孔20
aが設けられており、この貫通孔20aに前記ポンチ1
6がスライド可能に嵌合している。そして、図1に示さ
れるように、ポンチ16のフランジ部が貫通孔20aに
当接することによって、ポンチ16の張出し用ダイス2
0に対する上昇が制限されている。張出し用ダイス20
の下端面には、下加圧板24が一対の固定ボルト22
A,22Bによって螺合固定されている。そして、この
下加圧板24とポンチ16のフランジ部との間には、圧
縮コイルばね18が嵌挿されている。
aが設けられており、この貫通孔20aに前記ポンチ1
6がスライド可能に嵌合している。そして、図1に示さ
れるように、ポンチ16のフランジ部が貫通孔20aに
当接することによって、ポンチ16の張出し用ダイス2
0に対する上昇が制限されている。張出し用ダイス20
の下端面には、下加圧板24が一対の固定ボルト22
A,22Bによって螺合固定されている。そして、この
下加圧板24とポンチ16のフランジ部との間には、圧
縮コイルばね18が嵌挿されている。
【0014】ここで、圧縮コイルばね8および18は、
その変形限界圧力が被加工材の剪断力以上であるばねが
用いられており、さらに被加工材の剪断力に相当する初
期変位が与えられている。これによって、後述するよう
に上加圧板4が押されて傾斜付きダイス6が下降するこ
とによって、圧縮コイルばね8,18が圧縮されること
なく被加工材が切り込まれ、切り込み量が傾斜付きダイ
ス凹部深さに達すると同時に圧縮コイルばね8,18が
圧縮されるのである。
その変形限界圧力が被加工材の剪断力以上であるばねが
用いられており、さらに被加工材の剪断力に相当する初
期変位が与えられている。これによって、後述するよう
に上加圧板4が押されて傾斜付きダイス6が下降するこ
とによって、圧縮コイルばね8,18が圧縮されること
なく被加工材が切り込まれ、切り込み量が傾斜付きダイ
ス凹部深さに達すると同時に圧縮コイルばね8,18が
圧縮されるのである。
【0015】次に、前記傾斜付きダイス6およびポンチ
16の加工部分の構造について、図2を参照して説明す
る。図2は、傾斜付きダイス6の下端部およびポンチ1
6の上端部を示す拡大断面図である。傾斜付きダイス6
の下端面には、図2に示されるように、深さ6hの凹部
6bが設けられており、この凹部6bの縁部は剪断刃6
dとなっている。この剪断刃6dの周囲は、傾斜角度θ
の錐面となっている。この剪断刃6dは製品形状に沿っ
て設けられており、また凹部6bの深さ6hは剪断刃6
dを被加工材に切り込ませたときに亀裂が生じない深さ
となっている。一方、ポンチ16の上端部は、図2に示
されるように中央部16aが突出した形状となってお
り、この中央部16aは前記傾斜付きダイス6の凹部6
bに嵌合する形状となっている。そして、ポンチ16と
張出し用ダイス20が原位置にあるときの張出し用ダイ
ス20上面からのポンチ16の突出高さ16hは、前記
凹部6bの深さ6hと一致している。
16の加工部分の構造について、図2を参照して説明す
る。図2は、傾斜付きダイス6の下端部およびポンチ1
6の上端部を示す拡大断面図である。傾斜付きダイス6
の下端面には、図2に示されるように、深さ6hの凹部
6bが設けられており、この凹部6bの縁部は剪断刃6
dとなっている。この剪断刃6dの周囲は、傾斜角度θ
の錐面となっている。この剪断刃6dは製品形状に沿っ
て設けられており、また凹部6bの深さ6hは剪断刃6
dを被加工材に切り込ませたときに亀裂が生じない深さ
となっている。一方、ポンチ16の上端部は、図2に示
されるように中央部16aが突出した形状となってお
り、この中央部16aは前記傾斜付きダイス6の凹部6
bに嵌合する形状となっている。そして、ポンチ16と
張出し用ダイス20が原位置にあるときの張出し用ダイ
ス20上面からのポンチ16の突出高さ16hは、前記
凹部6bの深さ6hと一致している。
【0016】さて、以上のような構成を有する剪断引っ
張り複合加工装置1を使用した剪断引っ張り複合加工の
手順について、図1〜図4を参照しつつ説明する。ま
ず、傾斜付きダイス6,板押え10,ポンチ16,張出
し用ダイス20が原位置にセットされる。図2および図
4(1)に示されるように、原位置においては、傾斜付
きダイス6の先端の高さは板押え10の下面と一致して
いる。また、上述の如く、張出し用ダイス20上面から
のポンチ16の突出高さ16hは、凹部6bの深さ6h
と一致している。このようにセットされた剪断引っ張り
複合加工装置1を、図示しない単動式プレス装置の上下
型内に設置する。そして、図4(2B)に示されるよう
な薄板状の被加工材30を、図4(2A)に示されるよ
うにポンチ16の上に載置して、図示しない単動式プレ
ス装置を作動させる。これによって、図1に示される上
加圧板4が単動式プレス装置の上型で押し下げられて、
傾斜付きダイス6と板押え10とが一体に下降する。
張り複合加工装置1を使用した剪断引っ張り複合加工の
手順について、図1〜図4を参照しつつ説明する。ま
ず、傾斜付きダイス6,板押え10,ポンチ16,張出
し用ダイス20が原位置にセットされる。図2および図
4(1)に示されるように、原位置においては、傾斜付
きダイス6の先端の高さは板押え10の下面と一致して
いる。また、上述の如く、張出し用ダイス20上面から
のポンチ16の突出高さ16hは、凹部6bの深さ6h
と一致している。このようにセットされた剪断引っ張り
複合加工装置1を、図示しない単動式プレス装置の上下
型内に設置する。そして、図4(2B)に示されるよう
な薄板状の被加工材30を、図4(2A)に示されるよ
うにポンチ16の上に載置して、図示しない単動式プレ
ス装置を作動させる。これによって、図1に示される上
加圧板4が単動式プレス装置の上型で押し下げられて、
傾斜付きダイス6と板押え10とが一体に下降する。
【0017】そして、傾斜付きダイス6の剪断刃6dが
被加工材30に当接して(図4(2A))さらに下降す
ることによって、傾斜付きダイス6の凹部6bの深さ6
hだけ、被加工材30が剪断刃6dによって切り込まれ
る(図4(3A))。これによって、図4(3B)に示
されるように、被加工材30は剪断刃6dによって切り
込まれた部分において製品部分30Wと切り屑部分30
Sとに区分され、両者の境界部分に断面積の小さい部分
が形成される。なお、上述の如く、深さ6hは、剪断刃
6dを被加工材30に切り込ませたときに亀裂が生じな
い深さとなっているため、この段階で製品部分30Wに
かえりの発生源となる亀裂が生じることはない。さら
に、ポンチ16の突出高さ16hが凹部6bの深さ6h
と一致しているため、傾斜付きダイス6の剪断刃6dが
被加工材30に深さ6hだけ切り込んだとき、同時に板
押え10と張出し用ダイス20によって、被加工材30
の切り屑部分30Sが挟持される(図4(3A))。
被加工材30に当接して(図4(2A))さらに下降す
ることによって、傾斜付きダイス6の凹部6bの深さ6
hだけ、被加工材30が剪断刃6dによって切り込まれ
る(図4(3A))。これによって、図4(3B)に示
されるように、被加工材30は剪断刃6dによって切り
込まれた部分において製品部分30Wと切り屑部分30
Sとに区分され、両者の境界部分に断面積の小さい部分
が形成される。なお、上述の如く、深さ6hは、剪断刃
6dを被加工材30に切り込ませたときに亀裂が生じな
い深さとなっているため、この段階で製品部分30Wに
かえりの発生源となる亀裂が生じることはない。さら
に、ポンチ16の突出高さ16hが凹部6bの深さ6h
と一致しているため、傾斜付きダイス6の剪断刃6dが
被加工材30に深さ6hだけ切り込んだとき、同時に板
押え10と張出し用ダイス20によって、被加工材30
の切り屑部分30Sが挟持される(図4(3A))。
【0018】この状態で、さらに上加圧板4が単動式プ
レス装置の上型で押し下げられることによって、圧縮コ
イルばね8,18に対して変形限界圧力である被加工材
30の剪断力以上の力が加わる。これによって、圧縮コ
イルばね8および18は変形を開始し、単動式プレス装
置の上型の下降に伴って、傾斜付きダイス6が板押え1
0に対して下方にスライドする。そして、ポンチ16も
傾斜付きダイス6に押されて張出し用ダイス20に対し
て下方にスライドする。この結果、傾斜付きダイス6と
ポンチ16とで挟持された製品部分30Wと、板押え1
0と張出し用ダイス20とで挟持された切り屑部分30
Sとの間に曲げに伴う引っ張り応力が加わる(図4(4
A),(4B))。ここで、製品部分30Wと切り屑部
分30Sとの境界が切り込まれて断面積の小さい部分が
形成されているため、引っ張り応力が集中し、この部分
がくびれ破断することによって、両者が分離させられる
(図4(5A),(5B))。
レス装置の上型で押し下げられることによって、圧縮コ
イルばね8,18に対して変形限界圧力である被加工材
30の剪断力以上の力が加わる。これによって、圧縮コ
イルばね8および18は変形を開始し、単動式プレス装
置の上型の下降に伴って、傾斜付きダイス6が板押え1
0に対して下方にスライドする。そして、ポンチ16も
傾斜付きダイス6に押されて張出し用ダイス20に対し
て下方にスライドする。この結果、傾斜付きダイス6と
ポンチ16とで挟持された製品部分30Wと、板押え1
0と張出し用ダイス20とで挟持された切り屑部分30
Sとの間に曲げに伴う引っ張り応力が加わる(図4(4
A),(4B))。ここで、製品部分30Wと切り屑部
分30Sとの境界が切り込まれて断面積の小さい部分が
形成されているため、引っ張り応力が集中し、この部分
がくびれ破断することによって、両者が分離させられる
(図4(5A),(5B))。
【0019】このようにして、本実施例の剪断引っ張り
複合加工装置1を用いることにより、図3および図4
(5B)に示されるように、製品部分30Wにかえりを
生ずることなく、しかも確実に製品部分30Wと切り屑
部分30Sとを分離することができる。さらに、本実施
例の剪断引っ張り複合加工装置1によれば、一台の装置
で、しかも張出しダイスと板押えとを接近させる一工程
のみによって、かかる剪断引っ張り複合加工が可能にな
る。従って、加圧機構として、上述の如く単動式プレス
装置のような簡単な加圧装置を用いることができる。
複合加工装置1を用いることにより、図3および図4
(5B)に示されるように、製品部分30Wにかえりを
生ずることなく、しかも確実に製品部分30Wと切り屑
部分30Sとを分離することができる。さらに、本実施
例の剪断引っ張り複合加工装置1によれば、一台の装置
で、しかも張出しダイスと板押えとを接近させる一工程
のみによって、かかる剪断引っ張り複合加工が可能にな
る。従って、加圧機構として、上述の如く単動式プレス
装置のような簡単な加圧装置を用いることができる。
【0020】上記の実施例において、傾斜付きダイス
6,ポンチ16の長さ・太さや、各先端部分の形状等は
例示に過ぎず、これ以外にも種々の寸法や形状とするこ
とができる。さらに本実施例では、所定の段階で傾斜付
きダイスとポンチをそれぞれ板押えと張出しダイスに対
してスライドさせるスライド手段として、圧縮コイルば
ねを使用したが、その他の機構を用いてもよい。剪断引
っ張り複合加工装置の他の部分の構造,形状,大きさ,
材質,数,配置等についても、本実施例に限定されるも
のではない。
6,ポンチ16の長さ・太さや、各先端部分の形状等は
例示に過ぎず、これ以外にも種々の寸法や形状とするこ
とができる。さらに本実施例では、所定の段階で傾斜付
きダイスとポンチをそれぞれ板押えと張出しダイスに対
してスライドさせるスライド手段として、圧縮コイルば
ねを使用したが、その他の機構を用いてもよい。剪断引
っ張り複合加工装置の他の部分の構造,形状,大きさ,
材質,数,配置等についても、本実施例に限定されるも
のではない。
【0021】さらに、本実施例に固有の効果として、所
定の段階で傾斜付きダイスとポンチをそれぞれ板押えと
張出しダイスに対してスライドさせるスライド手段とし
て、圧縮コイルばねを使用したため、剪断引っ張り複合
加工装置1を加圧機構により連続的に圧縮するという一
工程で、所期の効果を得ることができる。また、ダイス
の先端の切込み部に錐面を設けたことによって、引っ張
り応力がより効果的にかかるという利点が得られる。
定の段階で傾斜付きダイスとポンチをそれぞれ板押えと
張出しダイスに対してスライドさせるスライド手段とし
て、圧縮コイルばねを使用したため、剪断引っ張り複合
加工装置1を加圧機構により連続的に圧縮するという一
工程で、所期の効果を得ることができる。また、ダイス
の先端の切込み部に錐面を設けたことによって、引っ張
り応力がより効果的にかかるという利点が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明においては、被加工材の製品部分
の側に亀裂が生じない深さまで剪断によって切り込ませ
る工程と、製品部分と切り屑部分との間に曲げ応力を加
えながら引っ張り応力を加えてくびれ破断により分離さ
せる工程とを有する剪断引っ張り複合加工方法を創出し
たため、製品にかえりを生ずることなく、しかも確実に
製品と切り屑とを分離することができる。これにより、
かえりのない加工品を生産性の高い加工工程で得ること
が可能となり、極めて実用的な剪断引っ張り複合加工方
法となる。
の側に亀裂が生じない深さまで剪断によって切り込ませ
る工程と、製品部分と切り屑部分との間に曲げ応力を加
えながら引っ張り応力を加えてくびれ破断により分離さ
せる工程とを有する剪断引っ張り複合加工方法を創出し
たため、製品にかえりを生ずることなく、しかも確実に
製品と切り屑とを分離することができる。これにより、
かえりのない加工品を生産性の高い加工工程で得ること
が可能となり、極めて実用的な剪断引っ張り複合加工方
法となる。
【図1】本発明の剪断引っ張り複合加工装置の一実施例
を示す全体構成図である。
を示す全体構成図である。
【図2】剪断引っ張り複合加工装置の傾斜付きダイスお
よびポンチを示す拡大断面図である。
よびポンチを示す拡大断面図である。
【図3】本発明の剪断引っ張り複合加工方法による製品
と切り屑との分離を示す図である。
と切り屑との分離を示す図である。
【図4】剪断引っ張り複合加工方法の一実施例の手順を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】従来の剪断加工製品を示す図である。
【図6】従来の剪断加工方法の一例を示す説明図であ
る。
る。
【図7】従来の剪断加工方法の他の例を示す説明図であ
る。
る。
1 剪断引っ張り複合加工装置 6 傾斜付きダイス6a 傾斜部 6d 剪断刃 10 板押え 16 ポンチ 20 張出しダイス 30 被加工材 30W 製品部分 30S 切り屑部分
Claims (2)
- 【請求項1】 被加工材を該被加工材の製品部分の側に
亀裂が生じない深さまで剪断によって切り込ませる工程
と、 該切り込まれた前記被加工材の切り屑部分を、前記切り
込まれた箇所を中心として切り込まれた側に向けて曲げ
ながら前記切り屑部分と前記製品部分との間に引っ張り
応力を加えてくびれ破断により分離させる工程、 とを有することを特徴とする剪断引っ張り複合加工方
法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の剪断引っ張り複合加工
方法を実施するための加工装置であって、 対向して接近離間可能に設けられ、接近することによっ
て前記切り屑部分を挟持することができる張出しダイス
および板押えと、 前記製品部分の形状を有する突出部を有し、前記張出し
ダイスに対して前記板押えから離れる方向にスライド可
能に嵌合するポンチと、 前記製品部分の形状に沿った剪断刃とその外側で環状に
突出し前記板押えの側に傾斜する傾斜部を有し、前記ポ
ンチと前記剪断刃が嵌合することによって前記被加工材
を剪断して前記製品部分の側に亀裂が生じない深さまで
切り込むことができ、前記板押えに対して前記張出しダ
イスに接近する方向にスライドして前記被加工材の一部
剪断部と挟持部間を引っ張ることができるように嵌合す
る傾斜付きダイス、 とを有することを特徴とする剪断引っ張り複合加工装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148882A JP2599863B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 剪断引っ張り複合加工方法および剪断引っ張り複合加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148882A JP2599863B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 剪断引っ張り複合加工方法および剪断引っ張り複合加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317987A JPH05317987A (ja) | 1993-12-03 |
| JP2599863B2 true JP2599863B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=15462830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4148882A Expired - Fee Related JP2599863B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 剪断引っ張り複合加工方法および剪断引っ張り複合加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599863B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118403960B (zh) * | 2024-07-01 | 2024-10-11 | 本溪北方机械重汽有限责任公司 | 水车转向节冲压的冲压模具及其冲压工艺 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56134026A (en) * | 1980-03-25 | 1981-10-20 | Tsubakimoto Chain Co | Blanking method |
| JPS607856Y2 (ja) * | 1981-03-31 | 1985-03-18 | 日立造船株式会社 | 薄板の精密打抜き装置 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4148882A patent/JP2599863B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05317987A (ja) | 1993-12-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0526449B1 (en) | Apparatus for producing a blank from stock material | |
| JPH08332529A (ja) | ピアス孔加工用金型とピアス孔の加工方法 | |
| JP2571959B2 (ja) | 金属材料の剪断加工方法 | |
| JPH05208221A (ja) | 脆い材料を局部的に成形する方法及び装置 | |
| JPS63260631A (ja) | バ−リング成形装置 | |
| JP2003001337A (ja) | 打ち抜き加工装置 | |
| JP2892439B2 (ja) | 剪断金型 | |
| JP2599863B2 (ja) | 剪断引っ張り複合加工方法および剪断引っ張り複合加工装置 | |
| CN100500321C (zh) | 剪切装置 | |
| WO2016199447A1 (ja) | 帯状板の接合方法 | |
| JPH0615381A (ja) | 板状材料のせん断方法 | |
| JPH06269869A (ja) | ワークのプレス装置 | |
| JP2643336B2 (ja) | バーリング加工方法および装置 | |
| JPS59174233A (ja) | 仕上げ抜き方法及びその装置 | |
| JPH04123821A (ja) | 板材のだれ、段差防止剪断加工方法 | |
| JP6868440B2 (ja) | 加工品の切断分離加工方法 | |
| JP2000317544A (ja) | プレス加工装置およびプレス加工方法 | |
| JPS62144826A (ja) | プレス加工方法 | |
| JPH08336798A (ja) | ばりなし穴抜き加工方法 | |
| JP3561164B2 (ja) | 打ち抜き加工装置および打ち抜き加工方法 | |
| JP3028643B2 (ja) | 圧電アクチュエータ応用プレスによる金属箔打抜き方法および金型 | |
| JPH11724A (ja) | バーリング加工用パンチ | |
| JPS5966934A (ja) | ワ−ク打抜法 | |
| JPH02241624A (ja) | プレス打抜き加工方法 | |
| JPS6047015B2 (ja) | 板材の曲げ加工切断方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109 Year of fee payment: 14 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |