JPH02241624A - プレス打抜き加工方法 - Google Patents

プレス打抜き加工方法

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JPH02241624A
JPH02241624A JP6424489A JP6424489A JPH02241624A JP H02241624 A JPH02241624 A JP H02241624A JP 6424489 A JP6424489 A JP 6424489A JP 6424489 A JP6424489 A JP 6424489A JP H02241624 A JPH02241624 A JP H02241624A
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punch
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 板材の不要部を除去するプレス打抜き加工方法に関し、 製品精度の向上を目的とし、 プレス打抜き加工で除去する板材の不要部に対し該不要
部の内側に対向する切刃を有する第1のパンチを使用し
、不要部打抜き方向と逆方向に半抜き加工したのち、 該不要部に対向する切刃を存する第2のパンチを使用し
、該打抜き方向に該不要部を打抜くことを特徴とし構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、板材の不要部を除去するプレス打抜き加工方
法、特に、板材の厚さに対して幅寸法が比較的小さい製
品を、高精度に形成するプレス打抜き加工方法に関する
〔従来の技術〕
パンチを使用し板材の不要部を除去する従来のプレス打
抜き加工には、不要部に対向する切刃を有するパンチが
該不要部を剪断する最も一般的な加工方法と、不要部の
内側に対応する切刃を有する第1のパンチで前加工(予
備抜き)したのち、不要部に対応する切刃を有する第2
のパンチでシェービングする加工方法が広く利用されて
いる。
第7図はバンチの最も一般的な前記プレス打抜き加工方
法の説明図、第8図は前記シェービング加工方法の説明
図である。
第7図において、バンチ2に対向する透孔4を有するダ
イ3と、バンチ2の貫通自在な貫通孔6を有するストリ
ッパ5の間に板材1を挟み、ダイ3の上方より板材1の
不要部に対向する切刃が形成され、かつ、一般に透孔4
に対し4〜8%程度のクリアランスであるためバンチ2
を、その切刃が透孔4内に挿入されるまで降下させると
、板材1より剪断された不要部の切りくず7は透孔4よ
り落下し装置外に除去される。
第8図(イ)において、不要部に対向する切刃の形成さ
れたバンチ12に対向する透孔14のあけられたダイ1
3と、バンチ12が貫通自在な貫通孔16のあけられた
ストリッパ150間に、不要部よりその内側に切刃の形
成された第1のバンチ(図示せず)により、貫通孔11
をあける前加工の施された板材1を挟む。
次いで、第8図(ロ)に示すように切刃部と透孔14と
のクリアランスが一般に1〜2%程度であるバンチ12
を降下動させ、バンチ12の切刃部が透孔14内に挿入
されるようにすると、不要部の輪郭に沿って透孔11の
外側が削り取られ、その切りくず16は落下し装置外に
排除されるようになる。
[発明が解決しようとする課題〕 従来の前記一般的なプレス打抜き加工方法において、不
要部を除去し板材1に形成された製品9は、切りくず(
不要部)7を除去する剪断力によってバンチ11または
17の方に引っ張られ、特に、板厚tより幅寸法Wの小
さいような製品では俗にコロガリと呼ばれる現象によっ
て第7図に示す如く、はぼ5角形断面に変形すると共に
、第8図に示すシェービング加工方法より大きい剪断力
を必要とするという、問題点があった。
従来の前記シェービング加工方法は、前加工およびシェ
ービングのそれぞれに要する剪断力が第7図の加工方法
より小さくて済み、シェービング用金型クリアランスは
、−度に抜き加工する金型のそれより小さいため、製品
精度が向上される。
しかし、シェービング加工の際に出る切りくず16は微
細かつ極めて軽量であり、バンチ12等に被着し易く除
去し難いため、製品不良が出たりプレス加工装置を損傷
する恐れがあると共に、板厚もより幅寸法Wの小さい製
品9では、前記コロガリによる変形を無視できないとい
う問題点があった。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明方法の基本説明図である第1図において、プレス
打抜き加工で除去する板材1の不要部Aに対し不要部A
の内側に対向する切刃を有する第1のバンチ21を使用
し、不要部打抜き方向と逆方向(上方向)に半抜き加工
したのち、 不要部Aに対応する切刃を有する第2のバンチ22を使
用し、該打抜き方向(下方向)に不要部Aを打抜くこと
を特徴とするものである。
なお、第1図において、18はバンチ21に対向する透
孔を有するダイ、19はバンチ22に対向する透孔を有
するダイ、20は不要部Aの除去による切りくずを示す
〔作用〕
上記手段によれば、不要部の内側を不要部打抜き方向と
逆方向に半抜き加工したのち、該打抜き方向に不要部を
抜き加工するようになる。
従って、抜き加工に際して金型のクリアランスは、従来
技術におけるシェービング加工とほぼ同程度の値(板厚
の1〜2%程度)程度にすることが可能であり、かつ、
その切り(ずはシェービング加工の切りくずと異なって
中実であるため、板材の製品部分を引っ張る力が小さく
なる。その結果、該製品部分は変形が少なくなり、高精
度が約束されるようになる。
また、半抜き加工と抜き加工とに分けて行うため、それ
ぞれの加工に必要とする剪断力は、不要部を一度に除去
する方法より小さくて済むという利点を有する。
〔実施例〕
以下に、本発明によるプレス打抜き加工方法の実施例を
説明する。
第2図(イ)〜(ニ)は本発明方法の一実施例の説明図
、第3図は本発明方法の他の実施例における半抜き加工
装置の要部を示す側断面図、第4図は該半抜き加工装置
の動作説明図、第5図は本発明の実施例および従来技術
に係わる製品の断面形状の模式図、第6図は該断面形状
の評価用模式図形である。
第2図(イ)において、板材1の不要部の内側に切刃の
形成されたバンチ21が下方より上下動自在に嵌合する
下型板23と、バンチ21の上方に対向する透孔25を
有するダイ24との間に板材1を挟み、板材1の厚さL
を越えないストロークでバンチ21を突き上げると、板
材1の該不要部より内側部分26は、板材1から離れる
ことなく上方に押し出される。
第2図(0)において、板材1の不要部の輪郭に沿って
切刃の形成されたバンチ22が上方より上下動自在に嵌
合する透孔を有するストリッパ27と、バンチ22に対
向する透孔29を有するダイ28との間に、バンチ22
が不要内側部分26と対向するように板材1を挟みバン
チ22を降下動させると、不要内側の押し出し部分26
は、バンチ22によって板材1内に押し戻される。
そこで、バンチ22をさらに降下動させると第2図(ハ
)に示すように、押し出し部分26およびその外側の不
要部Aに沿った部分30とは、−緒に押下され遂には第
2図(ニ)に示す如く、板材1より剪断され装置外に除
去されるようになる。
第3図において、ダイホルダ31の上に固着したダイバ
ッキングプレート32の上に半抜き加工用バンチ21が
直立し、ダイバッキングプレート32を貫通する一対の
ビン33.ビン33を支持する支持板34゜支持板34
を支持する圧縮コイルばね35によって常時上方に付勢
され中央部にバンチ21が摺動可能に貫通するノックア
ウト36の上面は、ノックアウト36の一部を係止する
止めブロック37によって、非動作時にバンチ21の上
面と揃うようにしてあり、バンチ21の上面は、ダイバ
ッキングプレート32の上に固着したダイプレート38
よりも適当量だけ突出するようになっている。
グイプレート38の上方に対向するストリッパプレート
39は、バンチ21の上方に対向しバンチ21の嵌合す
る透孔を有するダイ40には該透孔内で上下動可能なエ
ジェクト41を収容し、止めブロック42およびアジャ
ストプレート43によって適当量だけ上下動可能なエジ
ェクト41は、アジャストプレート43を貫通し上下動
可能なビン44.ビン44の上端に固着された支持板4
5.ストリッパブレート39を支持するストリッパバッ
キングプレート46の上面に固着した板部材47と支持
板45との間に挿入された圧縮コイルばね48により、
常時下方に付勢されている。
なお、図中において符号52は、ノックアウト36の動
作量を調整するアジャストプレートである。
このように構成された前加工装置において、ノックアウ
ト36の上に板材1を載置し、ストリンパバッキングプ
レート46の上方よりバンチバッキングプレート49を
介してバンチホルダ50に固着されたバンチプレート5
1を降下させると、第4図に示す如く、板材1の上面に
エジェクト41の下面が接触後の該降下動によって、エ
ジェクト41が押し上げられると共にノックアウト36
は押し下げられ、板材1に押し出し部分26が形成され
る。
第5図において、(イ)は本発明方法によって形成され
た製品の断面図、(口〉は第7図に示す従来方法によっ
て形成された製品の断面図であり、本発明方法による製
品9aの断面に対し、従来方法による製品9bの断面の
変形が大きくなっている。
第6図において、5角形になる製品9の断面形状を厚さ
(高さ)し、最大幅W、最小幅w、V字形変形量Uとし
、変形の評価値B=(W−w)/l、C=u/lとした
とき、製品9aの評価値Ba、Caに対し従来製品9b
の評価値Bb、Cbは、20%〜30%大きくなること
が、実測によって確認された。ただし、使用した試料は
厚さが0.411III+のりん青銅板であり、製品幅
は0.3mmのものである。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明方法によれば、不要部の内側
を不要部打抜き方向と逆方向に半抜き加工したのち、該
打抜き方向に不要部を抜き加工するようになる。
従って、本発明方法による製品は切りくずの剪断に伴う
引っ張り力が小さくなって変形を少なくし、本加工に使
用する金型のクリアランスは、従来のシェービング金型
のそれと同程度にできるため、製品の精度が向上し、か
つ、従来のシェービングによる切りくず除去の困難性を
解決し得たことによって装置の損傷を低減した効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の基本図、 第2図は本発明方法の一実施例の説明図、第3図は本発
明方法における半抜き加工装置の要部の構成例を示す側
断面図、 第4図は第3図に示す半抜き加工装置の動作説明図、 第5図は本発明方法および従来技術に係゛わる製品の断
面形状の模式図、 第6図は製品の断面形状の評価用模式図形、第7図は従
来技術の最も一般的なプレス打抜き加工方法の説明図、 第8図は従来技術によるシェービング加工方法の説明図
、 である。 1は板材、 21は第1のパンチ、 22は第2のパンチ、 Aは板材不要部、 を示す。 2ノ 本発明方法の基本図 第1菌 第 2 コ 製品の耐面形」火の抑価用禮民図形 第 図 括 フ 図 第3団;示すギ抜巳刀U工賛宣t1ナイト励包明に蓼4
 圀 従来波イ社によるジェ゛−じ゛〉プ〃ロエ方法の説明図
第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 プレス打抜き加工で除去する板材(1)の不要部(A)
    に対し該不要部(A)の内側に対向する切刃を有する第
    1のパンチ(21)を使用し、不要部打抜き方向と逆方
    向に半抜き加工したのち、 該不要部(A)に対向する切刃を有する第2のパンチ(
    22)を使用し、該打抜き方向に該不要部(A)を打抜
    くことを特徴とするプレス打抜き加工方法。
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