JPS61502247A - 精密剪断方法及びその装置 - Google Patents

精密剪断方法及びその装置

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JPS61502247A
JPS61502247A JP60502005A JP50200585A JPS61502247A JP S61502247 A JPS61502247 A JP S61502247A JP 60502005 A JP60502005 A JP 60502005A JP 50200585 A JP50200585 A JP 50200585A JP S61502247 A JPS61502247 A JP S61502247A
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クラベツツ,モルドコ・エル
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フォレイ−ベルソ−・カンパニ−
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 精密剪断方法及びその装置 発明の背景 発明の分野 本発明は金属加工物を剪断加工する方法及び装置に関する。
更に詳しくは、本発明は予め定められた経路に涜ってパンチすなわち工具を加工 物の内部へそして貫通して駆動することによシ加工物を精密剪断するパンチプレ ス工具と方法に関する。パンチの経路とパンチが駆動される力の方向成分は、破 断のないよう制御された剪断が生ずるように、剪断領域が圧縮状態にありまた塑 性状態にあるよう保たれるが如きものである。
先行技術の説明 従来のパンチプレスと方法によシ製造される金属部品は、しばしばパンチ加工に 続けて機械加工または他の仕上げを必要とする。追加の機械加工が必要となるの は、切断工具すなわちパンチよりも前方で破断するという金属加工物の性癖に原 因し、それはきれいに剪断された状態のパンチされた縁が加工物の厚みの一部の みにしか得られない結果を生ずる。典型的なパンチ剪断作業では、剪断縁の15 %から30チが滑らかな面を有し、多少不ぞろいな破断部を有する70チから8 5チが続く。きれいな縁を作9出すための追加加工は時間と装置を必要とし、生 産コストを増大する。したがってその削除が強く望まれるものである。後加工を 必要としない精密部品のパンチプレス製造について、幾つかの先行技術の方法が 知られている。1つの方法はファインエツジブランキング(f工ne −s4g e blanking )と呼ばれる冷間加工技術であり、ファインブランキン グ、スムースエツジブランキング(smooth −sdge blan)ci ng )ちるいはファインフローブランキング(fine flow blan king ) としても知られている。(練加工ではなく穴加工の場合には、そ れはファインエツジ穴明法(fine−θdge piercing )と呼ば れる。)この方法を実施するのに用いられる装置は、パンチのワーキングエツジ に近接してプレッシャーパッドの上に置かれたV型の突き当てリングを使用する 。突き当てリングは主ノくンチ面の外側に、しかしパンチングのとき突き当てリ ングが加工物の金属をしてノくンチの方向に流れさせ、それにより加工物の破断 を防止し小さなカエリを除去する後作業をほとんど無くすこととなるよう、ノく ンチ刃先部に十分接近して配置される。” F’ine−Edge Blank ingand Piercing″、 in Production to N ear Net 5hape 5ource Book(American 5 ociety for Metals 1983 )参照。
上に述べた方法は、典観的には従来のノくンチプレス方法におけるのと同様に、 加工物の加工の施こされない上下面に対し垂直な打抜エツジを有する部品を製造 するのは平らな板状材について用いられる。上述の方法を用いてもノくンチプレ スの使用の効用と範囲はこのように限定される。部品が加工物の板面に対し9Q ’以外の角度で形作られた縁ちるいは面取りを有することをめる応用は、出願人 の知る限りでは、現流のノシンチプレスを使ってのファインエツジブランキング の使用によっては満足されない。
特別の形状を付され、軸方向に一列に整列されたダイスを使用する冷間塑性流れ 成形も知られており(米国特許第4,177.665号参照)、それは特別の形 状をした部品を成形するツーブローダイス設計法(two−blow die  designs )の利用である。
剪断に先立って棒に軸方向の圧縮応力を加えることにより、アルミ棒または他の 非鉄合金を断面方向に精密剪断する方法もまた知られている。(ハンガリー特許 第152686号)これらも他の公知の試みも、裁断用刃、鋸の歯、あるいは溶 接用のはす縁の如く一般的に使用される品目を含めた金属部品に対してその剪断 面にほとんどあるいはまったく仕上げを行う必要なしに広範な種類の形状をした 面を作り出す目的の金属材料の精密剪断には適切であるとはいえない。
本発明者の先の著作も本発明の背景の一部である。ソビエト発明者証第407, 726で、薄板金属材料への面取り形成方法が論じられている。その方法は、二 つの工具の間にちる薄板金属部品に向かい合う垂直方向の力を及ぼす二つの部分 的に重なっている工具を必要とする。上側の工具は、薄板材料に向って真直ぐ下 方へ導かれる。下側の工具も、工具の間のオーバーラツプ量を減少させ、材料を 追い出す横方向の運動を伴なって、薄板材料に向って導かれる。工具がそれらの 間の最小クリアランスで接つすると、薄板材料は完全に切断される。工具の運動 がなされる態様の説明もされていないし、切断をしたりあるいは破断が無い滑ら かな切断を成し遂げるのに必要とされる力の大きさや方向についての検討もされ ていない。ソビエト発明者証第415,068号では、棒の端部の切断と面取り 形成用のプレス工具が論じられている。工具はワーキングエツジとワーキングエ ツジと反対側にある刃先部を有するパンチを必要とする。
二部材からなるダイスがパンチの下に置かれ、面取りをされる棒が、ダイスの両 部材の上に置かれる。ダイスの一方の部材がパンチの垂直ストロークに対し直角 方向に運動可能であり、もう1つの部材は静止している。パンチが降下する間、 それはカムの組合せを介して、加工物が下方に駆動されるのと同時にダイスの可 動部材を横方向に移動させる働きをする。落下するパンチの刃先部とダイスの静 止部材が棒状部品の一端を垂直に切断し、一方ダイスの可動部材はパンチのワー キングエツジと共働して棒状部品の反対側に面取をする。切離された棒部品はダ イスの2つの部材の間を落下する。切断をした多滑らかな切断を成し遂げるのに 必要な力の大きさや方向の検討はされていない。
発明の概要 本発明によれば、静止したダイスの作用面上に載置された金属加工物の最終形状 にきれいな剪断面が形成される。
更に詳しくは、少くとも加工物の一部が圧縮状態に置かれるように、静止したダ イス面上に載置された静止した加工物に向ってパンチを駆動することにより、精 密に剪断された面が形成される。その時パンチは、ダイス面に対し垂直でかつダ イス面の方を向いている第1の方向成分と、ダイス面に平行でかつ加工物の被圧 縮部の方を向いている第2の方向成分を有する予め定められた経路に沿って、加 工物の内部へ、そして貫通して駆動される。パンチはパンチの経路に対し垂直と 平行の両成分を有する力で駆動される。パンチ経路に対し垂直な力の成分は、加 工物の被圧縮部を塑性状態に保つのに十分な大きさである。
パンチの経路に平行な力の成分は、経路に活って加工物の剪断強さに打ち勝つの に十分な犬ぎさである。
本発明を具体化した装置においては、被加工物は静止したダイスの上に載置され 、クランプ用楔手段により固定される。カムフォロワーを含むパンチアセンブリ ーは、強い圧縮力(例えばパンチプレスにより供給される)で、ダイスに向けて 降下され、クランプ用喫の上のカム面に接触し、追従する。そのカム面は剪断面 の形状を決めるカムとしての働きをする。また、カムの形状と位置は、パンチが 加工物がその上に支持される静止したダイス面とオーバーラツプし、パンチの下 面すなわち圧接面が最初に加工物に接触した時に少くとも加工物の一部を圧縮状 態に保つ如(選択される。ダイス面よりわずかに低く配置された押部材アセンブ リーは、パンチがクランプ用楔のカム面の形状に対応した経路に沼って加工物を 貫通して動く間、加工物を曲げモーメントに対して維持する助けをする。
パンチ移動アセンブリーは、クランプ用楔のカム面により規制されるパンチの横 方向の運動を許す。カム面とパンチに連結されたカムフォロワーの間の運動によ って、ダイス面に対し垂直でかつダイス面の方を向いた第1の方向成分と、ダイ ス面に平行でかつ加工物の被圧縮部の方を向いている第2の方向成分を有する予 め定められた経路に沿って、パンチは加工物の内部へそして貫通して駆動される 。またカム運動によって、もともとの高い下向きの圧縮力は変換され、そしてパ ンチはパンチ経路に垂直及び平行、・L両成分を有するカで加工物を貫通して、 駆動される。パンチ経路に垂直な力の成分は、加工物の被圧縮部を塑性状態に保 つのに十分な大きさである。パンチの経路に平行な力の成分は、経路に沿って被 加工物の剪断強さに打ち勝つのに十分な大きさである。
この方法と装置により、さまざまな精密剪断面の形状を構成することができる。
結果として得られる加工物は、はとんどの応用例について、後加工の必要性を無 くす滑らかな剪断仕上を備えた所望の剪断面形状を有する。
図面の簡単な説明 第1図は、市販のプレス機(図示せず)において使用される本発明装置の斜視図 である。
第2図は、第1図の装置の上半分の下面側を見上げた斜視図である。
第3図は、第1図の装置の下半分を見下した斜視図である。
第4図は、本装置の平面図である。
第5図は、第4図の5−5線による正断面図である。
第6図は、装置が精密剪断作業完了時に対応する位置で示されている第4図の5 −5線による正断面図である。
第7図は加工物が加えられ、クランプされた状態での第5図の断面詳細図である 。
第8図は、第7図において装置が前進し、精密剪断が進行中である断面詳細図で ある。
第9図は、第7図及び第8図において装置が更に前進した断面詳細図である。
第10a図は、従来の垂直打抜きについての力の方向図である。
第1Qb図は、本発明を用いた精密剪断についてのガの方向図である。
第11図は、第1図乃至6図の装置により加工された加工物の切れ端部分を含め ての側面詳細図であり、精密剪断後の粒子の破断を示している。
第12図は、本発明のカムと押部材アセンブリーの他の実施例を示す第5図にお けると同じ正断面図である。
第13図は、本発明のパンチとダイスについての他の形状の斜視図である。
第141L及び1.4 b図は本発明の他の実施例により製造された品物の斜視 図である。
第15図は、本発明により勾配のより大きい角度で剪断できるようにするクラン プ川柳とダイスの他の形状を示す断面詳細図である。
実施例の説明 金属加工物を精密剪断するのに用いられる本発明を具体化した装置の斜視図が第 1図に示されている。第2図乃至第6図についても併せて説明すると、本装置1 0は通例下板11、上板15、下板11の上に配置されたダイスアセンブリ20 、ダイスアセンブリ20の上方に配置されたパンチアセンブリ50、ダイスアセ ンブリ20の右側に配列された押部材アセンブリ90、クランプ用柳アセンブリ 30から成る。加工物100は精密剪断をするためにクランプ川柳アセンブリ3 0とダイスアセンブリ20(第7図乃至9図参照)の間に配置される。
下板11は平らで、その頂面に凹所12を有するほぼ矩形の鋼製の部材である。
下板11の上方に配置される上板15ば、下板11とほぼ同じ形状を有する。作 業のために、装置はパンチプレスにパンチプレスの台座の上に下板11が載った 状態で配置される。
ダイスアセンブリ20は、ダイス固定ネジ26でダイス支持体24に取付けられ たダイス22を有する。ダイス支持体24の頂部にガイド・ストップビン28が ある。ダイス支持体24は、下板11のほぼ全幅にわたって延びている細長い、 概ね矩形の、中実の鋼製部材である。ダイス支持体24は横からの力に対しそれ を固定するために、下板11の頂面に設けられた凹部の中に位置しておシ、また 4本のネジ14(各端で2本づつ)によシ固定されている。特殊工具鋼製のダイ ス22ば、第3,5゜6図において最も良くわかるように、ダイス支持体24に 対しその上部右角部において固定されている。ダイス22の上面は、以下にもつ と詳細に述べられる如く、その上に加工物100が載置され、動かないように保 持されそして圧接される作用面である。ガイド番ストップビン28はダイス支持 体24の頂面に二つ一組となって、距離をおいてところどころに取付ゆられてい る。各ガイド・ストップビン28の軸部はダイス支持体24の頂面の内部へ打ち 込まれ、一方ガイド・ストップビン28の頭部はその頂面の上に載っている。
クランプ用柳アセンブリ30は、クランプ川柳32.6個のショルダーネジ34 そして6個のバネ36から成っている。クランプ川柳アセンブリは、ダイス支持 アセンブリ20の上方に配置され、加工物100を保持するのに用いられる。シ ョルダーネジ34は上板15に設げられた穴を挿通しており、その穴は上板15 の頂面の部分でさらに穴ぐシされショルダーネジの頭部35が上板15の凹部内 に埋められるようになっている。
ショルダーネジ34はクランプ川柳32の上面にネジ込まれている。ショルダー ネジ34は、上板15が上下動するときに上板内を自由にスライドできる。クラ ンプ川柳32は、大体ダイス支持体24の全巾にわたっており、加工物100及 び又はガイド・ストップピン28の上に載せられる。バネ36は、クランプ川柳 32の頭部と上板15の下面との間の範囲で各ショルダーネジ34を囲んでいる 。
クランプ川柳32は、クランプ川柳32の各端部に1本づつ配置された2本の大 きなガイドビン38により、ダイス支持体24に取り付けられている。各ガイド ビン38は、狭い凹陥した帯41により区分された下側の部分39と上側の部分 40とを有している。各ガイドビン38の下側の部分39は、その下端が凹部1 2の底に突き当たった状態でダイス支持体24に設けられた穴の中に圧入されて いる。各上側部分4oは、その端部がクランプ川柳の穴を挿通している。各上側 部分4oとそれに対応するクランプ川柳の穴との嵌り具合いは、密であるがクラ ンプ川柳は上下動可能である。
下板11のクランプ川柳からの反対側に、1対のアライメントビンアセンブリ4 4が設けられている。その各々は軸45とブツシュ46とから成る。各軸45は 下板11の半円状の突出部に固着され、その上端部はブツシュ46の中でスライ ドする。
各ブツシュ46は上板15に固定されている。
パンチアセンブリ50は、パンチ52、パンチホルダー54そしてパンチ52を パンチホルダー54に固定するネジ56からなっている。パンチホルダー54は 矩形の中実の鋼製の部材であり、その下側の一角には斜面を設けられ他の一角に はパンチを保持するための凹部が設げられている。パンチホルダー54の上面は 上板15の下側と平行であり、4本の皿ネジ(図示せず)により上板15に締め 付けられた当て板58の上に載った状態で上板15の下側に対し圧接している。
パンチホルダー54の斜面を付けられた即ちカムフォロワー面55は、クランプ 川柳32の傾斜を有するカム面33に平行であり、その面に対し圧接している。
このように、パンチホルダー54の傾斜を有するカム面55は、下板11との間 で、クランプ川柳がなすのと同じ角度をなしている。パンチ52は工具鋼で作ら れ、パンチホルダー54にネジ込まれるネジ56によりパンチホルダー54に固 定される。パンチ52の下側は、被加工物100に向って駆動される圧接面53 で、l、一方精密剪断が隣接した刃先部57で起こる。シャンク80が上板15 の側縁の間の中はどで、上板15を貫通し当て板58により定位置に保たれてい る。シャンク80の下端はフランジ82であり、そのフランジ82は上板15の 凹部内にあシ当て板58の上面の上に載っている。シャンク80の上端にはパン チプレス(図示せず)の下降ストロークを受ける円冠81がかぶされている。
またパンチアセンブリ50の一部は、パンチホルダー54の両端の間でほぼ一定 間隔に置かれた2個のパンチ水平移動アセンプIJ60,60である。各パンチ 水平移動アセンブリは、直径の小さい両端部を有する軸62、ブツシュ64、バ ネ68そして一対の薄ナツトからなっている。軸搭載ブロック66は、4本のネ ジ67により上板15に固定されている。ブツシュ64は軸搭載ブロック66の 中に挿入され、その中で軸62は摺動することができる。各軸62の一端は、バ ンチホルダー54にネジ込まれている。バネ68が、パンチホルダー54と軸搭 載部材66の間の範囲で軸62を囲んでいる。薄ナツト対が軸62の反対側の端 部に螺合している。バンチアセンブリ50が停止位置にある場合、バネ68はパ ンチホルダー54をクランプ用僕32の方向に偏倚させ、薄ナツト対70がブツ シュ64の隣接する端部に接触している。(第5図)パンチアセンブリ50が下 方へ駆動され、クランプ用僕32により位置がずらされるに従い、各バネ68は 圧縮され各薄ナツト対はブツシュ64から離れる。(第6図)薄ナツト対の調整 は、パンチアセンブリ50の停止位置を調整するのに用い得ることがわかる。
押部材アセンブリ90は、押部材92、押部材ホルダー94、一対のネジ98そ して緩衝部材96とからなっている。押部材アセンブリ90は、装置のほぼ金山 にわたって伸びている。押部材ホルダー94は、その両端において4本のネジ9 5により、ダイス支持体24にすぐ隣接した位置で、下板11に対して固定され ている。一対のショルダーネジ98が押部材アセンブリ90の各端部で1本づつ 斜めに押部材ホルダー94を通って上方に伸び、押部材92にネジ込まれている 。押部材アセンブリ90の部品は、緩衝部材96を除いて全て鋼であり、緩衝部 材96は硬質ゴムで押部材92と押部材ホルダー94の外側の縁の間に置かれて いる。ネジ98は、穴の部分で押部材ホルダー94を貫いて摺動するので、異な る寸法の緩衝部材を使うことにより押部材92を上下できる。
第12図に示される他の実施例においては、第1図乃至第9図に示された基本的 装置に2つの変更が加えられている。第一の変更は、バンチ52の刃先57の移 動経路を規制するカムの組合せに関係がおる。第1図乃至第9図に示された発明 は、パンチ52を直線状の経路に沿って移動させるのに対し、第12図に示され るカムの組合せは、曲線状のカム面33aを備えたクランプ用僕を有している。
曲線状のカム面332Lによシ良く追従するために、パンチホルダー541Lの 形状は、カム面55aが丸いフォロワーの突出部を有する如(に変更されている 。曲線状のカム面を備える結果、精密剪断が加工物100内の曲線状の面に涜っ て起ることとなる。第14&図にこのカムの組合せを用いた結果の剪断面の形の 一例が示されている。
第12図に示された本発明に加えられた第2の変更は、押部材アセンブリ90に 関係する。第1図乃至9図に示された押部材アセンブリ90は、わかる通り、バ ンチ52によシ位置をずらされる被加工物100の部分が、ダイス22の作用面 23よシ下方へ移動するに従って動くように設計されている。押部材アセンブリ 90により生ずる抵抗量は、ゴム緩衝部材96の被圧縮性とそれが圧縮された程 度によシ決定される。押部材アセンブリ90の主な目的は、下方に位置をずらさ れる加工物の部分に及ぼされる曲げモーメントを制限することである。(曲げモ ーメントが大きくなるほど、加工物100内の引張応力が大きくなり、不正確な 破断を生ずることとなる0第12図に示された本発明の変更例では、押部材ホル ダー94が単一の支持体94aにより置き換えられている。精密剪断が完了する 前に、下方にずらされた加工物100の部分が、付加的な圧縮状態に置かれるこ ととなるように、支持体94?、の上面は、加工物100の厚みよシ少ない距離 をもって作用面23よシ下方に位置する。この圧縮は一部分、剪断が起っている 加工物の領域内に逆に伝えられ、その領域を圧縮状態に保つことによりダイス2 2の外縁に近い加工物100の支持されていない領域内に現われ得る引張力を打 消す作用をする。
第13図に、基本的な装置に加えられる付加的な変更が示されており、それはバ ンチ52のもう1つの実施例を示している。
このもう1つのパンチ52bでは、パンチの刃先58bは直線ではなく、連続曲 線部分と非連続曲線部分の両方を含んだ曲線からなるパターンである。そのよう なパンチ52bが第1図乃至第9図に示される平らな面のカムの組合と共に使用 された場合、その結果は傾斜をなして変化する剪断外形となり、その上縁と下縁 はパンチ52bの刃先57bと同じ形状を有する。(第14b図に示された部分 を参照)この型のバンチ52bを使用するには、第13図に示されるよ5にその 外縁においてぴったり一致した輪郭を有するダイス22bを使用する必要がある 。
方法と操作 操作中、金属加工物100(第7図乃至第9図は一例として板材を示している。
)は、ダイスホルダー24とダイス22の作用面の上に載るようにダイスホルダ ー24とクランプ用僕32の間に配置される。ガイド・ストップビン28は、加 工物100がダイス・ホルダー24の端部から滑り落ちるのを妨ぐのを助ける、 すなわち加工物100は、ガイドビン28の範囲内に置かれる。加工物100が ダイス22よシ上のビン28の高さより薄い場合、クランプ用僕32はガイド・ ストップビン28ではなく加工物100の上に載る。このようK、クラ7プ用楔 は、通常加工物100を覆い、バンチプレスの作動中加工物を静止させておくよ うに適度な下向きの力を加工物の上に及ぼす。しかしながら、この力はパンチプ レスにより発生される力に比較して小さく、そのパンチプレスによシ発生される 力の一部は、わかる通シ加工物lOOをダイスの作用面23の上に静止させてお くのにも役立つ。加工物100の、ダイスの作用面上にある部分と押部材92に 隣接したあるいはその上にある部分は、バンチ52が下がるまで露呈されている 。
パンチプレスまたは他の手段(図示せず)がシャンク80に対して、下向きのス トロークと大きな下向きの力を供給すると、本発明の方法に従った精密剪断作業 が進行する。上板15がシャンク80によシ下方へ付勢されるに従って、パンチ ホルダー54の傾斜面55がクランプ川柳32の上面すなわちカム面33に追従 する。パンチホルダー54が下方へ動くに従って、クランプ用僕32のカム面3 3は、もともとのバンチ力の下向き方向とともに横方向にも、パンチホルダー5 4を移動させる。すなわちその運動は、パンチプレスとシャンク80の下降運動 と同一方向成分と、その下降運動に対し垂直な方向の成分とを同時に含んでいる 。換言すると、パンチホルダー54とパンチ52は、ダイス作用面23に対し垂 直でありかつダイス作用面の方を向いた第一の方向成分と、ダイス作用面に平行 でがっ加工物100の露呈されている面の方を向いている第2の方向成分を有す る、予め定められた経路に活って動く。パンチ52の圧接面53ば、このように カムの組合せにより予め定められた斜めの角度の方向に移動しながら、加工物1 00の露呈された面に接近する。
パンチアセンブリ50のダイス作用面23と平行な方向の運動は、2つのパンチ 水平移動アセンブリにより案内されまた多少抵抗を受ける。パンチ52の移動が 進行するに従って、軸62が横(水平)方向に、すなわち第5図において右へ向 って動くので、バネ68はパンチホルダー54とブツシュ64との間で圧縮され る。軸62の右端にある薄ナツト対70は、ブツシュ64の他の一端から離れる 。
加工物100の上でのパンチ52の動きを更に論する前に、ガイドビンアセンブ リ44が、上板15をして正確な垂直方向(もともとのパンチ力の方向に平行) に運動するようにしていることに注意しなければならない。ショルダーネジ34 を取り巻くバネ36も、ガイドビンアセンブリ44も、シャンク8゜と上板15 に及ぼされる大きな下向きの力に対して大きな抵抗を示すものでない。上板15 が真下に動くに従って、クランプ川柳アセンブリ30のショルダーネジ34は、 それらの穴の部分で上板15を貫いて摺動する。また各軸45がガイドビンアセ ンブリ44のブツシュ46にはまり込む。
加工物100の上に及ぼされる力(で戻って説明すると、パンチ52が加工物1 00の露呈している表面に接触すると、パンチ52はカムの組合せにより予め定 められた経路に泊って下方(パンチプレスのもともとの力の方向)と、横方向と の両方向に移動をする。この力の組合せは、パンチ52の圧接面53が最初に加 工物100の露呈された面に接触した時に、パンチ52とダイス22との間に重 なり合った領域があることとなるように選択される。重なり合った領域内にある 部分は、このようにしてダイスの作用面23に垂直な力の方向成分によシ、圧縮 状態に置かれる。パンチ52により供給される圧縮力は、圧縮される領域は小さ くなるけれども、パンチ52が下方及びダイス22の外縁に向って横方向に動い ている間は続いている。パンチ52は横向きの力の成分をも有するので、加工物 に及ぼされる力は圧縮のみではなく、むしろ力の一部は、パンチ52の切刃57 がカムの組合せにより形成される予め定められた経路に沿って進む間、その切刃 の部分で作用する剪断力(加工物100の剪断強さによシ抵抗を受ける。)であ る。剪断が進み、押部材92の上にある加工物の部分が下方へずらされる間、幾 分かの引張力もまた加工物100の上に作用するであろう。しかしこれらの力は 、剪断領域が、加工物100の降伏強さより大きく、材料を塑性状態に置く圧縮 力を受けていることに一部原因して、比較的小さい。
本発明の方法により要求される力についての以後の説明は、先行技術において知 られている垂直剪断、すなわち真直な90’の剪断と比較した表わし方で最もわ かり易く行なわれる。第]、 Oa図は矩形断面の部材に作用する剪断力Psを 示している。
所要剪断力を決める公知の式は、 Ps=SXTXL ここで、 Ps=圧力 単位:Pb 5=材料の剪断強さ 単位:Pb/工nch2T=材料の厚み 単位: 1nc h L=剪断長さ 単位: 1nch 第10b図は、第10a図と同じ矩形断面の部材に作用する精密剪断力Pfを示 しているが、90’ではなく角度Aの方向で生じている精密剪断作用を示してい る。Pfはパンチプレスにょシ加工物100に加えられる垂直なカであシ、それ は一部、カムの組合せによりカム面33と平行な方向に働く剪断力P、に変換さ れる。所要剪断力を決める上記の式によれば、角度Aの方向で働く剪断力P1は 次のように書ける。
P、=SXKXL ここで P1=圧力 単位:Pb 5=材料の剪断強さ 単位: Pb/1nch2に=角度Aで剪断される場合の 剪断厚み 単位:工nchL=剪断長さ 単位: 1nch カムの組合せによって(摩擦の影響は無視できると仮定して)P1= Pf X  sin A 例えば、A=75° に対しては Pf=1.07PaA=60° に対しては  Pf=1.33PsA=40’ に対しては Pf=2.40PsA=30°  K対しては Pf = 4.00 Psとなる。Pl に対しまた剪断面に対 し直角に働く圧縮方向成分P2 については、 P =PfXcosA 加工物内で塑性状態を達成するには、材料の降伏強さYを越えなげればならない 。したがって、塑性変形と剪断作用とにょシ形成される良い品質の表面を得るた めには、P2はYXKXLよシ大きいか等しくなければならない。そしてPfは よシ犬き(なげればならない。本発明の方法では、00g A 剪断がダイス22の縁で起る代シにダイスの作用面23の上で起るので、加えら れる力は垂直打抜きの場合よりも5〜8倍早くその最大値に達する。すなわち、 垂直打抜きにおいてはPsの最大値は、剪断作用に入ってから垂直距離d1にお いて生ずのに対し、出願人の精密剪断においては、prの最大値ばdlより5〜 8倍少ない垂直距離all において生ずる。
第7図乃至10図を参照して要約すると、パンチ52の圧接面53ば、加工物1 00の一部分をパンチ52とダイス22との間で圧縮状態にするダイス作用面2 3に垂直な成分を有する力で、加工物100の露呈された面に向って駆動される 。加工物100は、クランプ川柳32と、加工物100とダイス22の間の李擦 力とのお陰で静止している。パンチ52はカムの組合せによって予め定められた 経路に清って加工物100の内部へそして貫通して駆動される。その経路は、ダ イス作用面23に対し垂直でありかつダイス作用面の方を向いている第1の方向 成分と、ダイス作用面ど平行でかつ加工物100の被圧縮部の方を向(・ている 第2の方向成分を有している。パンチ52が駆動される力は、パンチ52の経路 に対し垂直と平行の両成分を有している。パンチ52の経路に対し垂直な力の成 分は、加工物100の圧縮されて〜・る部分を塑性状態に保つのに十分な大きさ である。工具の経路に平行な力の成分は、パンチ52の刃先57の部分で、加工 物の剪断強さに打ち勝つのに十分な大きさである。
垂直打抜きにおいて生ずるであろう曲げモーメントによる引張力は、加工物10 0の下でダイス22が支持することにより減少させられる。(その力は加工物内 に誘発される圧縮力によっても打ち消されるのかもしれない。)曲げモーメント を可能な限り長い間低く保ち、材料の塑性状態を剪断の間中ずつと保つのには、 パンチとダイスのオーバーラツプをできるだけ長く保つことが望ましく・。従っ て最良の結果を得るには、パンチとダイスのクリアランスはOから0.005イ ンチ(0,1271u+)のように小さくなげればならない。加工物が剪断成形 されるが、完全に剪断される必要がないような応用例においては、パンチ52と ダイス22は剪断作用の間中ずつとオーバーラツプした状態にしておけるであろ う。
本発明の装置を開発中に、最良の結果は20°から60°の間の精密剪断角(第 10b図におけるA)が使用されたとき得られることが判明した。しかしながら 本発明は、非常に小さい鋭角からほぼ90°に至るまでの全ての角度に適用でき る。上述の装置を使用する場合の小さな鋭角についての難点は、パンチプレスの 垂直下方向きの力の多(の部分を、もともとの下向きの力と70°または80° 異なる剪断力に変換するのが困難であることである。しかし、所望の角度で剪断 力を供給するよう位置させることのできる油圧ラム駆動パンチと、必要な圧縮力 を保つよう同じパンチに連結された第二の油圧ラムを使うことばより、この装置 の不利な点は解消され本発明の方法は実施できる。
上述の装置と約60°より大きい剪断角についての難点は、剪断される材料を塑 性状態に保つに十分に大きな圧縮力を維持することである。本装置のこの不利な 点はやはり、急勾配の剪断力を供給する1のラムと、圧縮力を供給するため最初 のラムに対し90°の方向で同じパンチに作用する、もう1つのラムを備え油圧 で駆動されるパンチを使うことにより解決される。他の方法は、カム角が60° より小さく保たれ、一方加工物が剪断される角度が60’より大きくなるよう如 (、ダイス面に対して斜めに加工物の向きを合わせることである。第15図はこ の方法を用いた本発明の他の方式を示している。第1.5図において、ダイス2 2Cは水平に対し角度Bで傾けられた作用面23cを有している。加工物100 はこの傾斜面上に載っており、変更された作用面23cに適合するよう改造され たクランプ川柳32cで保持される。パンチホルダー54cば、クランプ川柳3 2cのカム面により予め決められる角度よシ大きい実効角度で加工物を加工する パンチ52cを保持している。
要約すれば、本発明の主題である方法は、今迄述べられた型のパンチプレス機械 あるいは流体ラム〈より駆動されるパンチを備えたような他の方法で実施可能で ある。上述の説明と第7図乃至10図を参照することによりわかるとおり、この 方法は金属加工物100の精密剪断を行なうこととなる。加工物100は露呈面 を残しながらダイス22の作用面上に載置される。パンチ52または他の同種の 工具が加工物100の露呈面に近づき、そのときその圧接面53は、加工物10 0がパンチ52とダイス22の間で圧縮状態におかれることとなる如く、ダイス 22の作用面に対して垂直な成分を有する力で、露呈された面に向って駆動され る。このときパンチ52は、予め決められた経路に涜って加工物100の内へと 導かれる(記述された装置では、経路はカムの組合せによシ決定される)。パン チ52の経路に対し直角に作用する圧縮力は、加工物の圧縮される部分の降伏強 さを上回シ、それを塑性状態に保つ。パンチ52の経路に平行に作用する剪断力 は、パンチ52の刃先57の部分において加工物100の剪断強さを上回る。
本発明の利点の1つは、その簡易さにある。その最も単純な形での方法は、静止 したダイス、ダイスの縁で静止して保持された加工物、そして単一の運動を行な い圧縮力及び剪断力の両方を供給する単一のパンチすなわち工具を必要とする。
剪断と冷間塑性流動による伸びが誘発され、通常打抜きあるいは剪断と共に生ず る破断が防止される。これに加え極めて重要なことには、剪断と冷間塑性流動が 強くて加工硬化された表面と組織を備えた滑らかな表面(概して10〜70マイ クロインチの面仕上げが達成された。)を生み出し、パンチ作業に続く仕上げの 必要性を減少あるいは除去することとなる。大部分の金属については、冷間塑性 流動は、剪断面において材料を硬化させ、より良い耐摩擦部分を生み出す重要な 働きをすることとなる。
もし加工硬化が好ましくない特性を生み出すならば、続けて熱処理をすることに よりこれらは解決される。脆さや加工硬化の起るスピードばかりでなく、変化す る降伏強さ、極限強さそして剪断強さ特性を考慮して、多少の調整がなされなけ ればならないかもしれないが、本発明は全ての金属及び同じように反応を示す他 の材料に適用できると思われる。
本発明のもう1つの主要な利点は、部品が形成される速さである。本発明の精密 剪断は1秒の何分の1かで起る。大量生産方式が発達するKつれ、加工物を挿入 し、剪断し除去するに要する総時間は数秒と見込まれる。これは機械加工または 他の方法で金属部品を形成するに要する時間に比較すれば有利である。
本発明の方法と装置は、作り出される精密剪断面の品質を決定付ける開発的研究 の課題であった。最大能カフ5トンを有する Ferracute Model  G G 34 ’72機械式パンチプレスを用L−て、剪断角30°、400 .60°及び75°で、種々の厚さの幅1インチの板材に真直な角度のついた剪 断された切口をつくった。01番と87番の工具鋼、冷間圧延鋼及びアルミニウ ムの薄板材が使用された。これらの実験により、必要なプレス力の第1位の概算 値として上式’ Pf = Ps 5in2Aの正確さが確認された。他の実験 では、約40°で厚さAインチの冷間圧延炭素鋼と厚さ穐インチのD2工具鋼を 精密剪断することにより裁断用刃が形成された。D2工具鋼で作られた一定数の 裁断用刃は、刃の品質が改善され得るか否かを調べるために熱処理または熱処理 と焼なましの両方がほどこされた。種々の刃が硬さ試験をされ、次の結果が得ら れた。(刃の部位によって硬さは多少異なった。)D2工具鋼−列9 223  3G7 29.0−36.5(B 5ealθ) 更に熱処理をすることにより、熱処理なしで精密剪断だけによって形成された部 分的に目に見えるフローライン(第11図)が減少することが認められた。
本発明により形成される面には、与えられた角度で平らな面を有する傾斜した縁 (第11図、これは分離するまぎわにおける完成した部品とスクラップを示して いる)あるいは凸状の面を有する傾斜した縁(第14a図)がある。直線でない 面を形成することも、対応するダイスとともにパンチの後縁の形状を適当に選ぶ ことにより可能である。(第13図、14b図)したがって本発明を用いて達成 できる形状は極め1多い。
完全に最後までは剪断されない大きな加工物について、本発明のもう一つの変形 例が可能である。例えば厚い金属板の上級に沿って斜面が設け゛られねばならな いときには、しつかりした面の上に置かれ剪断作用中静止して保持される板を用 いて本方法を用いることができる。実際には、板はそれ自身のダイスとしての役 目を果たす。
平らな上面を有しない加工物については、ダイスの圧接面は、所望の表面形状を 乱すことなく圧縮力が加えられるのを許すよう改造される必要がある。例えば、 加工物がダイスの縁に対し直角方向に走る直線状の隆起を含んで剪断されねばな らないときには、この隆起及びそれに隣接する面が本方法の実施に必要な圧縮力 をほぼ均等に受けることとなるよって、パンチの圧接面が隆起と一致するように 形づくられればよい。
ここに述べられた実施態様の説明にきわめて具体的である。
当業者は本発明の趣旨からはずれずにこれらの実施態様になされ得る変更に気が つくであろう。したがって、添付された特許請求の範囲によって、本発明の趣旨 と範囲に含まれる全ての実施態様を包含することが意図されて〜・る。上述した 記載から判るように、新規と主張され特許により保護されるよう望まれているも のは以下の通りである。
国際調査報告

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)加工物に露呈した面を残しながら加工物をダイスの作用面上に載置す る工程と、 (b)工具が最初に加工物と接触したときに、少くとも工具の圧接面の一部とダ イスの作用面が部分的に重なる如く、加工物の露呈面に刃先を有する圧接面を備 えた工具を接近させる工程と、 (c)ダイスと加工物を静止状態に保ちながら、加工物の一部を工具とダイスの 間で圧縮状態におくようにダイスの作用面に対し垂直な成分を有する力で工具の 圧接面を加工物の露呈した面に駆動する工程と、 (d)ダイスと加工物を静止状態に保ち続けながら、工具を予め定められた経路 に沿つて加工物の内部へそして貫通して駆動する工程とよりなり、 前記経路はダイス作用面に対し垂直でかつダイス作用面の方を向いた第1の方向 成分とダイス作用面に平行でかつ加工物の被圧縮部の方を向いた第2の方向成分 を有し、工具が駆動される力は工具の経路に対し垂直と平行の両成分を有し、工 具の経路に対し垂直な力の成分は工具とダイスの間で圧縮される加工物の部分を 塑性状態に保つのに十分な大きさであり、工具の経路に平行な力の成分は刃先部 で加工物の剪断強さに打ち勝つの十分な大きさである加工物の精密勇断方法。
  2. 2.工具を被加工物に向つて駆動する工程と工具を被加工物の内部へ更に貫通し て駆動する方法が、パンチブレスの下降ストロークで工具を駆動することよりな る請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.予め定められた経路に沿つて工具を駆動する方法が、ダイスに連結されたカ ム面により形成された経路に沿つて工具を駆動することよりなる請求の範囲第1 項記載の方法。
  4. 4.予め定められた経路に沿つて工具を駆動する方法が、直線状の経路に沿つて 工具を駆動することよりなる請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.予め定められた経路に沿つて工具を駆動する方法が、非直線状の経路に沿つ て工具を駆動することよりなる請求の範囲第1項記載の方法。
  6. 6.予め定められた経路に沿つて工具を駆動する方法が、連続した曲線である経 路に沿つて工具を駆動することよりなる請求の範囲第5項記載の方法。
  7. 7.工具の予め定められた経路の第1及び第2方向成分が、精密剪断がダイスの 作用面に対し20゜と60゜の間の角度で起る如きものである請求の範囲第1項 記載の方法。
  8. 8.(a)切刃を有する圧接面を備えたパンチと、(b)所望の剪断切断の領域 で露呈した面を残しながら加工物を作用面上に支持する静止したダイス手段と、 (c)パンチの圧接面と刃先部を加工物の露呈面に向けて、加工物を静止状態に 保ちながらパンチとダイスの間で加工物の一部を圧縮状態に置くように加工面に 垂直な成分を有する力で駆動する手段と、 (d)パンチを予め定められた経路に沿つて加工物の内部へそして貫通して導き 駆動する手段、 とからなり、前記経路はダイス作用面に対し垂直でかつダイス作用面の方を向い た第1の方向成分とダイス作用面に平行でかつ加工物の被圧縮部分の方を向いた 第2の方向成分を有し、工具が駆動される力は工具の経路に対し垂直と平行な両 成分を有し、工具の経路に垂直な力の成分は加工物の工具とダイスの間で圧縮さ れる部分を塑性状態に保つのに十分な大きさであり、工具の経路に平行な力の成 分は刃先部において加工物の剪断強さに打ち勝つに十分な大きさである加工物の 精密剪断装置。
  9. 9.加工物の露呈面に対しパンチを駆動する手段は装置が載置されたバンチブレ スの下降ストロークを受け止める軸からなり、該軸はパンチブレスの下降ストロ ークがパンチへ伝達されるようにパンチに連結されている請求の範囲第8項記載 の装置。
  10. 10.予め定められた経路に沿ってパンチを導き駆動する手段は、剛性をもつて ダイス手段に結合されたカム面と、剛性をもつてパンチに結合されたカムフオロ ワーと、パンチがカム面とカムフオロワーの間のカム作動により定められる態様 で、パンチブレスの下降ストロークの方向と同時にパンチブレスの下降ストロー クに対し垂直な方向の両方向に運動可能なごとくパンチを塔載する手段とからな るカムの組合せである請求の範囲第9項記載の装置。
  11. 11.カム面が平らである請求の範囲第10項記載の装置。
  12. 12.カム面が凸状面である請求の範囲第10項記載の装置。
  13. 13.その線に沿ってパンチとダイスが会うこととなる線が直線である請求の範 囲第8項記載の装置。
  14. 14.その線に沿つてパンチとダイスが会うこととなる線が連続曲線である請求 の範囲第8項記載の装置。
  15. 15.その線に沿つてパンチとダイスが会うこととなる線が不連続曲線である請 求の範囲第8項記載の装置。
  16. 16.ダイスの作用面より下にそしてそれに隣接して配置され、パンチが前記経 路上を加工物を貫通して駆動されるに従つて下方に移動される加工物のその部分 を移動に従いながら支持する押部材アセンプリを含む請求の範囲第8項記載の装 置。
  17. 17.ダイスの作用面より下にそしてそれに隣接して配置され、パンチが前記予 め定められた経路上を加工物を貫通して駆動されるに従つて下方に移動される加 工物のその部分を剛性的に支持する押部材を含む請求の範囲第8項記載の装置。
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