JP2001025829A - プレス金型 - Google Patents

プレス金型

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JP2001025829A
JP2001025829A JP19704199A JP19704199A JP2001025829A JP 2001025829 A JP2001025829 A JP 2001025829A JP 19704199 A JP19704199 A JP 19704199A JP 19704199 A JP19704199 A JP 19704199A JP 2001025829 A JP2001025829 A JP 2001025829A
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JP
Japan
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plate
die
punch
pair
hole
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Withdrawn
Application number
JP19704199A
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English (en)
Inventor
Hideo Morita
英夫 森田
Hiroaki Tono
宏昭 東野
Yasuo Kuboki
保夫 窪木
Osamu Miyazaki
修 宮崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 前工程で曲げ加工などが施された加工部を所
定形状に打抜きや切断加工などをすることが可能なプレ
ス金型を提供する。 【解決手段】 プレス金型を、下方に向けて突出させた
パンチおよび対の板カム13を所定位置に取付けたパン
チプレート4と、このパンチプレートの下方において前
記対の板カムによって水平に摺動自在な対のダイを装着
した下バッキングプレート7とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂材や金属材な
どでなる薄板部材の打抜きなどに使用されるプレス金型
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプレス金型を図面を用いて説明す
る。図7は従来におけるプレス金型の要部構成断面図で
ある。図7において1は薄板帯状の金属材あるいは樹脂
材などでなるフープ材であり、矢印の送り方向に定間隔
で移送され供給される。
【0003】22はパンチであり、下端にフープ材1を
所定加工するための加工部32を設けており、上端がパ
ンチプレート25に固着されている。29は材料押えプ
レートであり、パンチ22が挿通する孔35と、孔35
の下端に連接して加工部32が摺動し挿通する孔36を
設けている。
【0004】24はパンチプレート25の上面に密着し
た上バッキングプレート、23は上バッキングプレート
24の上面に密着したパンチホルダー、28は下先端に
材料押えプレート29の上面端部を固着した吊りボルト
である。
【0005】吊りボルト28の本体部はパンチプレート
25および上バッキングプレート24の挿通孔を上下移
動自在に挿通し、また上端部は上下移動自在なパンチホ
ルダー23に設けられた孔内に突出しており、その孔内
上部に設置した圧縮バネ27とその止めネジ26によ
り、材料押えプレート29を下方向に付勢している。
【0006】30はダイプレートであり、前記パンチ2
2の先端部における加工部32が挿入される加工孔部3
3を孔36と対向して設けており、加工孔部33に連通
する加工済み部材の排出孔34を有するダイホルダー3
1の上面に密着している。
【0007】以上の構成によるプレス金型により、フー
プ材1を矢印方向に所定寸法移送し供給した後、パンチ
ホルダー23を介してパンチ22を降下させ、パンチ2
2の加工部32とダイプレート30の加工孔部33によ
り、フープ材1の所定箇所を打抜きや切断などのプレス
加工を行うようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプレス金型においては、図7(b)(c)に示すよ
うに予め前工程で曲げ加工などが施された加工部1aの
外周部分が、ダイプレート30の加工孔部33より大き
い場合、それが加工孔部33上につかえて切断が出来な
いという課題を有していた。
【0009】本発明は前記課題を解決しようとするもの
であり、予め前工程で曲げ加工などが施された加工部を
所定形状に打抜きや切断加工などすることが可能なプレ
ス金型を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明におけるプレス金型は、下方に向けて突出させ
たパンチおよび対の板カムを所定位置に取付けたパンチ
プレートと、このパンチプレートの下方において前記対
の板カムによって水平に摺動自在な対のダイを装着した
下バッキングプレートとにより構成されたものであり、
予め前工程で曲げ加工などが施された加工部を所定形状
に打抜きや切断などを行う事が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、下方に向けて突出させたパンチおよび対の板カムを
取付けたパンチプレートと、前記パンチプレートの下方
において、前記対の板カムによって水平に摺動自在な対
のダイを装着した下バッキングプレートとにより構成さ
れたプレス金型であり、予め前工程で曲げ加工などが施
された加工部の打抜きや切断加工などができるという作
用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、下バッキングプ
レートの上面に凸部レールを設け、この凸部レールと対
応するダイ部分に凹部溝を設けた請求項1に記載のプレ
ス金型であり、ダイの摺動移動動作を精度良く駆動およ
び規制することができるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態におけるプレ
ス金型の要部構成断面図、図2は同図1のA−A矢視断
面図、図3〜図6は同動作手順を説明する要部断面図で
ある。
【0015】図1、図2において1は従来の技術にて説
明したフープ材、2は下先端にフープ材1を所定形状に
加工するための加工部15を設けた超鋼材などでなるパ
ンチである。13は鋼材などでなり対称形で対の板カム
であり、上端が金属材でなるパンチプレート4に固着さ
れており、上下移動動作によりその下先端にて、後述す
る下バッキングプレート7の上面に摺動自在に配設され
た打抜きや切断加工などを行うダイ9の駆動を行う。
【0016】5は金属材などでなりパンチプレート4の
上面に密着固定された上バッキングプレートである。6
は同じく金属材などでなり上バッキングプレート5の上
面に密着固定され上下移動自在なパンチホルダーであ
る。14は鋼材などでなる材料押えプレートであり、対
の板カム13を挿通装着し、かつパンチ2が挿通する孔
16と加工部15が挿通する孔17を対の板カム13の
間に設けている。
【0017】10は下先端に材料押えプレート14の上
面端部を固着した吊りボルトであり、その本体部はパン
チプレート4に設けた挿通孔を上下自在に挿通し、また
その上端部は上バッキングプレート5に設けられた孔内
を挿通し、パンチホルダー6の下面位置により規制され
て材料押えプレート14を垂直方向の所定位置に保持し
ている。
【0018】11は圧縮バネであり、パンチホルダー6
に設けた孔内に配設され、その上端は止めネジ12によ
りパンチホルダー6に保持され、下端は吊りボルト10
の上面に当接して吊りボルト10を下方向に付勢してい
る。以上により上型を構成している。
【0019】9は超鋼材などでなり、対向する上先端に
フープ材1の打抜きや切断加工などを行う加工部9a、
下面には対の凹部溝9bを設けた摺動自在な対のダイで
あり、鋼材などでなる。板カム13の挿通孔および加工
済み部材などの排出孔が設けられた下バッキングプレー
ト7の上面に配設された対の凸部レール18には凹部溝
9bが摺動自在に嵌合し、そしてダイ9に垂直に設けら
れた対の挿通孔19に板カム13が挿通することによ
り、ダイ9は摺動移動されかつその位置が規制される。
【0020】20は下バッキングプレート7の上面に密
着固定された鋼材などでなるスライダーガイドであり、
ダイ9の上下方向の位置を規制するものである。21は
金属材でなるストッパーであり、下バッキングプレート
7の上面に密着されており、対のダイ9を摺動開始の所
定位置に圧縮バネ3の付勢により水平の位置決めを行
う。
【0021】8は鋼材などでなるダイホルダーであり、
板カム13の挿通孔および加工済み部材などの排出孔が
設けられており、ダイホルダー8の上面には下バッキン
グプレート7がその下面とで密着固定されている。以上
により下型を構成している。
【0022】次に図3〜図6を用いて動作について説明
する。まず、図3に示すように上型が動作開始所定位置
にある状態で、連続帯状のフープ材1が矢印の水平方向
に規定の距離移送し供給されて、対のダイ9の加工部9
aの所定位置に予め前工程で曲げ加工などが施された加
工部1aがセットされる。
【0023】次に図4に示すように上型を駆動降下(駆
動機構は図示せず)させて、材料押えプレート14とダ
イ9との間にフープ材1を挟持するとともに、対の板カ
ム13の先端の一部が挿通孔19に摺動挿通し、そして
下バッキングプレート7の挿通孔に挿通到達している。
【0024】次に図5(a)に示すようにさらに上型を
降下させて、対の板カム13の対向する内面がそれぞれ
対のダイ9の挿通孔19の対応する面を摺動することに
より、圧縮バネ3の張力に抗してダイ9が凸部レール1
8と凹部溝9bにより規制されながら所定位置に摺動移
動する。
【0025】すると、図5(b)(c)に示すようにダ
イ9の加工部9aは予め曲げ加工などされた製品部の外
周部分より内側に入り込む事になる。なお図5(c)は
図5(b)のB−B矢視断面図を示している。
【0026】次に図6に示すように上型をさらに降下さ
せることにより、パンチ2の下先端の加工部15とダイ
9の加工部9aにより所定形状に打抜きや切断加工など
を行うのである。その後、上型を図3に示す動作開始所
定位置に復帰させることにより一工程を終了するのであ
る。
【0027】以上本発明のプレス金型は、摺動移動自在
な対のダイ9とし、予め曲げ加工などされた加工部1a
を有するフープ材1のプレス金型へのセット時には、前
記加工部1aの外周部分より外方で待機させ、上型の動
作降下時に板カム13と切断ダイ9に設けた挿通孔19
の摺動動作により対のダイ9の加工部9aを内方に入り
込ませて、所定の打抜きや切断加工などの動作を行うの
である。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明によるプレス金型によれ
ば、フープ材の予め前工程で曲げ加工などが施された加
工部を所定形状に打抜きや切断加工などをする事が可能
になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプレス金型の要部
構成断面図
【図2】同図1のA−A矢視断面図
【図3】同動作手順を説明する要部断面図
【図4】同動作手順を説明する要部断面図
【図5】(a)〜(c)はそれぞれ同動作手順を説明す
る要部断面図
【図6】同動作手順を説明する要部断面図
【図7】(a)〜(c)はそれぞれ従来におけるプレス
金型の要部構成断面図
【符号の説明】
1 フープ材 2 パンチ 3 圧縮バネ 4 パンチプレート 5 上バッキングプレート 6 パンチホルダー 7 下バッキングプレート 8 ダイホルダー 9 ダイ 9a 加工部 9b 凹部溝 10 吊りボルト 11 圧縮バネ 12 止めネジ 13 板カム 14 材料押えプレート 15 加工部 16 孔 17 孔 18 凸部レール 19 挿通孔 20 スライダーガイド 21 ストッパー 22 パンチ 23 パンチホルダー 24 上バッキングプレート 25 パンチプレート 26 止めネジ 27 圧縮バネ 28 吊りボルト 29 材料押えプレート 30 ダイプレート 31 ダイホルダー 32 加工部 33 加工孔部 34 排出孔 35 孔 36 孔
フロントページの続き (72)発明者 窪木 保夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮崎 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4E048 FA09 LA09 LA17 4E050 AA09 AA13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に向けて突出させたパンチおよび対
    の板カムを取付けたパンチプレートと、前記パンチプレ
    ートの下方において、前記対の板カムによって水平に摺
    動自在な対のダイを装着した下バッキングプレートとに
    より構成されたプレス金型。
  2. 【請求項2】 下バッキングプレートの上面に凸部レー
    ルを設け、この凸部レールと対応するダイ部分に凹部溝
    を設けた請求項1に記載のプレス金型。
JP19704199A 1999-07-12 1999-07-12 プレス金型 Withdrawn JP2001025829A (ja)

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