JP2003290834A - 曲げ加工金型装置 - Google Patents

曲げ加工金型装置

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JP2003290834A
JP2003290834A JP2002100976A JP2002100976A JP2003290834A JP 2003290834 A JP2003290834 A JP 2003290834A JP 2002100976 A JP2002100976 A JP 2002100976A JP 2002100976 A JP2002100976 A JP 2002100976A JP 2003290834 A JP2003290834 A JP 2003290834A
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JP
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bending
slider
die
plate
workpiece
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JP2002100976A
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English (en)
Inventor
Hideo Morita
英夫 森田
Tsutomu Onishi
勉 大西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め段差曲げ加工された被加工体を所定最終
形状の加工を行う際、量産中での形状の変動が少なく、
段差曲げ加工の形状が変動した場合、所定最終形状とな
るように、容易に設定や調整が可能な曲げ加工金型装置
を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 予め段差曲げ加工された帯形状の金属材
を、所定の最終形状寸法に曲げ加工を行うための加工部
43を上部に有する曲げダイ42、前記加工部43に対
向する加工部41を先端に有する摺動自在なスライダー
32を配設した下型部と、前記スライダー32の一端に
当接させ、そのスライダー32を所定位置まで水平方向
に移動させるためのカム33をパンチプレート34に設
けた上型部で構成してなる曲げ加工金型装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、予め段差曲げ加工
された帯形状の金属材に対して、所定最終形状の加工を
行う曲げ加工金型装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来における、予め段差曲げ加工された
帯形状の金属材に対して、所定最終形状の加工を行う曲
げ加工金型装置について、図面を用いて説明する。 【0003】図4は従来の曲げ加工金型装置における要
部断面図、図5は同加工部の要部拡大断面図である。 【0004】図4において、1は予め段差曲げ加工され
た帯形状の金属材でなる被加工体、2は鋼材でなる曲げ
パンチであり、下端に所定最終形状の加工をするための
加工部3を設けており、その上部はパンチプレート4に
固着されている。 【0005】5は曲げパンチ2が挿通する孔6を有し、
被加工体1を押えて保持する材料押えプレート、7はパ
ンチプレート4の上面に密着固定した上バッキングプレ
ート、8は上バッキングプレート7の上面に密着固定し
た上下移動自在なパンチホルダーである。 【0006】9は下先端を材料押えプレート5の上面端
部に固着した吊りボルトであり、その本体部はパンチプ
レート4および上バッキングプレート7を連通した挿通
孔を上下移動自在に挿通し、またその上端部はパンチホ
ルダー8に設けられた孔内に突出している。 【0007】そして、前記孔内に配設した圧縮バネ10
と止めネジ11により、材料押えプレート5を下方向に
付勢している。以上により上型を構成している。 【0008】12は前記曲げパンチ2と対向し、加工部
3に対向する加工部13を上端に設けた鋼材でなる曲げ
ダイであり、その下部にてダイプレート14に固定され
ている。15はダイプレート14の下面に密着した下バ
ッキングプレート、16は下バッキングプレート15の
下面に密着したダイホルダーである。以上により下型を
構成している。 【0009】前記構成の上型および下型でなる曲げ加工
金型装置において、パンチホルダー8の上下移動動作に
よる曲げパンチ2と曲げダイ12により、被加工体1に
対して所定最終形状の加工を行うのである。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の曲げ加工金型装置では、被加工体1に対して所
定最終形状の加工を行う際に、図4および図5に示すよ
うに、曲げパンチ2の加工部3が被加工体1の予め段差
曲げ加工された部分に当接し摺動しながら、所定最終形
状の加工を行うため、曲げパンチ2の加工部3が磨耗し
やすく、量産中に被加工体1の段差曲げ加工の形状や寸
法が変動しやすい。 【0011】また、被加工体1の段差曲げ加工の形状や
寸法が変動した場合に、曲げパンチ2の加工部3および
曲げダイ12の加工部13の形状や寸法の調整が必要で
かつ困難であるという課題を有していた。 【0012】本発明は、前記課題を解決しようとするも
のであり、予め段差曲げ加工された被加工体を所定最終
形状の加工を行う際に、量産中における被加工体の形状
や寸法が変動しにくく、また、被加工体の段差曲げ加工
の形状や寸法が変動した場合、所定最終形状や寸法の被
加工体に加工できるように、容易に調整可能な曲げ加工
金型装置を提供することを目的とするものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を有する。 【0014】本発明の請求項1に記載の発明は、特に、
予め段差曲げ加工された帯形状の金属材を、所定の最終
形状寸法に曲げ加工を行うための加工部を上部に有する
曲げダイ、前記加工部に対向する加工部を先端に有する
摺動自在なスライダーを配設した下型部と、前記スライ
ダーの一端に当接させ、そのスライダーを所定位置まで
水平方向に移動させるためのカムをパンチプレートに設
けた上型部で構成してなるものであり、これにより、下
型部に摺動自在に配設されたスライダーの加工部を、帯
形状における被加工体に突き当てて所定の最終形状に曲
げ加工するという作用を有する。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて、本発
明の請求項1に記載の発明について図面を参照しながら
説明する。 【0016】図1は、本発明の実施の形態における所定
最終形状の加工を行うための曲げ加工金型装置の要部断
面図、図2および図3は同所定最終形状の加工を行うた
めの動作を説明する要部断面図である。 【0017】図1において、33は鋼材でなるスライダ
ー32を水平方向に所定位置まで移動させるための鋼材
でなるカムであり、下端にスライダー32を所定速度で
所定位置まで摺動させるための傾斜部を設けており、そ
の上部でパンチプレート34に固着されている。 【0018】35はパンチプレート34の上面に密着固
定した鋼材でなる上バッキングプレート、36は上バッ
キングプレート35の上面に密着固定した鋼材でなる上
下移動自在なパンチホルダーである。 【0019】37はカム33が挿通する孔49を有し被
加工体1を押えて保持する鋼材でなる材料押えプレー
ト、38は下端部を材料押えプレート37の上面に下端
を固着した吊りボルトである。 【0020】吊りボルト38の本体部は、パンチプレー
ト34、上バッキングプレート35に連通した挿通孔を
上下移動自在に挿通し、また、その上端部は上バッキン
グプレート35に設けた孔を挿通し、上下移動自在なパ
ンチホルダー36の下面で規制されることにより、材料
押えプレート37を垂直方向の所定位置すなわち高さに
保持している。 【0021】39は圧縮バネであり、上下移動自在なパ
ンチホルダー36に設けられた孔内に配設され、上端は
止めネジ40によりパンチホルダー36に保持され、下
端は吊りボルト38の上面に当接して吊りボルト38を
下方向に付勢している。以上により上型部を構成してい
る。 【0022】鋼材でなるスライダー32はダイプレート
44に摺動自在に装着されており、その先端は被加工体
1を所定最終形状の加工を行うための加工部41を設け
ており、加工部41の反対面側にはカム33の傾斜部と
対向し当接する傾斜部が設けられている。 【0023】42は加工部41と対向し、被加工体1を
所定最終形状の加工を行う加工部43を設けた鋼材でな
る曲げダイであり、ダイプレート44に固着されてい
る。45はダイプレート44の下面に密着固定した下バ
ッキングプレート、46は下バッキングプレート45の
下面に密着固定した鋼材でなるダイホルダーである。 【0024】47は圧縮バネであり、水平方向に摺動自
在なスライダー32と曲げダイ42の間に配設され、ス
ライダー32を水平左方向に付勢している。48はダイ
プレート44に密着設置したストッパーであり、通常時
に圧縮バネ47の付勢力によりスライダー32の左端面
を当接させて位置決めをしている。以上により、下型部
を構成している。 【0025】以上、前記構成による曲げ加工金型装置の
加工動作について図2、図3を用いて説明する。すなわ
ち本発明の曲げ加工金型装置は、パンチホルダー36の
上下移動動作によるスライダー32と曲げダイ42によ
り、被加工体1を所定最終形状および寸法の加工を行う
のである。 【0026】さて、加工動作の順序は、被加工体1を所
定位置(箇所)に供給(供給機構は図示せず)した後、
パンチホルダー36を降下させて、予め段差曲げ加工さ
れた被加工体1を材料押えプレート37とダイプレート
44に挟持して保持する。 【0027】続いて図2に示すように、さらにパンチホ
ルダー36を降下させて、パンチプレート34に固着さ
れたカム33の下端に設けた傾斜部が、下型部のダイプ
レート44に摺動自在に配設されたスライダー32の傾
斜部に当接する。 【0028】そして、さらにパンチホルダー36の降下
により、パンチプレート34に固着されたカム33の下
端に設けた傾斜部が、スライダー32の傾斜部を摺動し
てスライダー32を右方向の所定位置まで移動(摺動)
させる。 【0029】その結果、図3に示すようにスライダー3
2の加工部41と曲げダイ42の加工部43により、予
め段差曲げ加工された被加工体1を所定最終形状および
寸法に曲げ加工を行うのである。 【0030】以上のように、被加工体1の予め段差曲げ
加工された加工部分に当接し摺動しながら所定最終形状
の加工を行うのではなく、下型部のダイプレート44に
摺動自在に配設されたスライダー32の加工部41を、
被加工体1に突き当てて所定最終形状の曲げ加工を行う
のである。 【0031】また、上型部のパンチプレート34に固着
されたカム33の位置や下端の傾斜部を設定あるいは調
整して、所定のスライダー32の摺動量を設定、調節あ
るいは修正することができるのである。 【0032】 【発明の効果】以上のように本発明による曲げ加工金型
装置によれば、スライダーの加工部の磨耗が少なく、量
産における被加工体の段差曲げ加工形状および寸法の変
動が少なく、また、被加工体の段差曲げ加工の形状や寸
法が変動した場合、所定最終形状や寸法になるように、
容易に設定や調整ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態における所定最終形状の加
工を行うための曲げ加工金型装置の要部断面図 【図2】同所定最終形状の加工を行うための動作を説明
する要部断面図 【図3】同所定最終形状の加工を行うための動作を説明
する要部断面図 【図4】従来における曲げ加工金型装置における要部断
面図 【図5】同加工部の要部拡大断面図 【符号の説明】 1 被加工体 2 曲げパンチ 3 加工部 4 パンチプレート 5 材料押えプレート 6 孔 7 上バッキングプレート 8 パンチホルダー 9 吊りボルト 10 圧縮バネ 11 止めネジ 12 曲げダイ 13 加工部 14 ダイプレート 15 下バッキングプレート 16 ダイホルダー 32 スライダー 33 カム 34 パンチプレート 35 上バッキングプレート 36 パンチホルダー 37 材料押えプレート 38 吊りボルト 39 圧縮バネ 40 止めネジ 41 加工部 42 曲げダイ 43 加工部 44 ダイプレート 45 下バッキングプレート 46 ダイホルダー 47 圧縮バネ 48 ストッパー 49 孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 予め段差曲げ加工された帯形状の金属材
    を、所定の最終形状寸法に曲げ加工を行うための加工部
    を上部に有する曲げダイ、前記加工部に対向する加工部
    を先端に有する摺動自在なスライダーを配設した下型部
    と、前記スライダーの一端に当接させ、そのスライダー
    を所定位置まで水平方向に移動させるためのカムをパン
    チプレートに設けた上型部で構成してなる曲げ加工金型
    装置。
JP2002100976A 2002-04-03 2002-04-03 曲げ加工金型装置 Pending JP2003290834A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106734408A (zh) * 2016-12-13 2017-05-31 苏州和林微纳科技有限公司 一种摆动式折弯机构及其加工方法
CN110216199A (zh) * 2019-06-14 2019-09-10 安徽新悦精密机械有限公司 一种摆块式折弯成型模具

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