JP2007111719A - 金型装置 - Google Patents

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JP2007111719A
JP2007111719A JP2005304174A JP2005304174A JP2007111719A JP 2007111719 A JP2007111719 A JP 2007111719A JP 2005304174 A JP2005304174 A JP 2005304174A JP 2005304174 A JP2005304174 A JP 2005304174A JP 2007111719 A JP2007111719 A JP 2007111719A
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Hideo Morita
英夫 森田
Tsutomu Onishi
勉 大西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】予め段差曲げ加工された被加工体を、決め曲げ加工する際に、量産中での被加工体の段差曲げ形状や寸法の変動が少なく、また、段差曲げ加工形状や寸法が変動した場合に、容易に所定形状や寸法に調整を行うことができる金型装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】被加工体1における予め段差曲げ加工されたコーナー部分51を載置する下型のダイ46と、ダイ46に対応しコーナー部分51を決め曲げ加工する加工部34を先端に設け、カム36により移動量を自在に調整設定できるスライダー33を、上型の材料押えプレート35の孔に斜め方向摺動自在に備えてなる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、予め段差曲げ加工された各種の部材の被加工体に対して、所定の形状に決め曲げ加工を行う金型装置に関するものである。
従来における、予め段差曲げ加工された被加工体に対して所定の形状に決め曲げ加工を行う金型装置の例を図3に示す。すなわち、図3は従来における決め曲げ加工を行う金型装置の要部構成断面図である。
図3において、1は予め所定の段差曲げ加工された帯状の金属材でなる被加工体、2は被加工体1の所定箇所に決め(最終形状)曲げ加工を行うための超鋼材などでなるパンチであり、下端に所定の形状に決め曲げ加工するための加工部3を設けており、上部が金属材でなるパンチプレート4に固着されている。
6はパンチプレート4の上面に密着固定した上バッキングプレート、7は上バッキングプレート6の上面に密着固定した上下移動自在なパンチホルダーである。
8は下先端を材料押えプレート5の上面部に固着した吊りボルトであり、その本体部はパンチプレート4および上バッキングプレート6を連通した挿通孔を上下移動自在に挿通し、また、その上端部はパンチホルダー7に設けられた孔内に突出しており、そして、前記孔内に配設した圧縮バネ9と止めネジ10により、材料押えプレート5を下方向に付勢している。以上により上型を構成している。
11は前記のパンチ2における下端の加工部3と対向した加工部12を上端に設けた超鋼材などでなるダイであり、下部にて金属材でなるダイプレート13に固定されている。
14はダイプレート13の下面に密着固定した下バッキングプレート、15は下バッキングプレート14の下面に密着固定したダイホルダーである。以上により下型を構成している。
前記上型と下型の構成でなる金型装置において、パンチホルダー7の上下移動動作により、予め段差曲げ加工された被加工体1に対して所定形状に決め曲げ加工を行うのである。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−30024号公報
しかしながら、前記従来における金型装置の構成および動作では、図3(b)および(c)に示すように、決め曲げ加工するパンチ2の下端に設けた加工部3が、被加工体1の予め段差曲げ加工された側面部分16に当接しながら決め曲げ加工を行うため、パンチ2における下端の加工部3の側面部分17が磨耗しやすく、そのために量産中に被加工体1の段差曲げ加工された曲げ形状や寸法が変動しやすく、また、被加工体1の段差曲げ加工形状や寸法が量産中に変動した場合に、曲げ加工するパンチ2における下端の加工部3および曲げダイ11における加工部12の形状や寸法の調整が必要となり、被加工体1の所定の段差曲げ加工形状や寸法の継続、さらに容易に所定形状や寸法に調整を行うことが困難であるという課題を有していた。
本発明は前記課題を解決しようとするものであり、予め段差曲げ加工された被加工体を、決め(最終形状)曲げ加工する際に、量産中での被加工体の段差曲げ形状や寸法の変動が少なく、また、段差曲げ加工形状や寸法が変動した場合に、容易に所定形状や寸法に調整を行うことができる金型装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、特に、被加工体における予め段差曲げ加工されたコーナー部分を載置する下型のダイと、前記ダイに対応し前記コーナー部分を決め曲げ加工する加工部を先端に設けたスライダーを、上型の材料押えプレートの孔に斜め方向摺動自在に備えてなるという構成を有しており、これにより、予め段差曲げ加工された被加工体を決め曲げ加工する際に、量産中での形状や寸法の変動が少なく、被加工体の段差曲げ加工形状や寸法が変動した場合、容易に所定の形状や寸法に修正調整ができるという作用効果が得られる。
本発明の請求項2に記載の発明は、特に、スライダーを所定箇所に摺動および調整設定させるためのカムを、上型のパンチプレートに移動設定自在に装着し固定してなるという構成を有しており、これにより、カムの高さ調整設定を行うことにより、スライダーの摺動量を容易に調整することができ、被加工体の段差曲げ加工の形状や寸法を容易に修正調整できるという作用効果が得られる。
本発明の金型装置は、被加工体における予め段差曲げ加工されたコーナー部分を載置する下型のダイと、ダイに対応しコーナー部分を決め曲げ加工する加工部を先端に設け、カムにより移動量を自在に調整設定できるスライダーを、上型の材料押えプレートの孔に斜め方向摺動自在に備えてなるという構成であり、予め段差曲げ加工された被加工体を、決め曲げ加工する際に、量産中での被加工体の段差曲げ形状や寸法の変動が少なく、また、段差曲げ加工形状や寸法が変動した場合に、容易に所定形状や寸法に調整を行うことができるという効果を有するものである。
以下、実施の形態を用いて、本発明の特に請求項1〜2に記載の発明について図面を参照しながら説明する。
なお、背景の技術において説明したものと同じ構成部材などについては、同じ符号を付与し詳細な説明は省略する。
図1は本発明の実施の形態における金型装置の要部構成断面図、図2は同金型装置の下死点動作状態の要部構成断面図および加工部の拡大要部構成断面図である。
図1において、33は鋼材でなるスライダーであり、下先端に所定の形状に決め(最終形状)曲げ加工するための加工部34を設けており、材料押えプレート35に設けられた孔の斜め方向(図1における矢印方向)に摺動自在に装着されている。
36はスライダー33を斜め方向に所定位置まで調整設定および摺動させるためのカムであり、上部がパンチプレート37に移動設定自在で装着し固定されている。38はパンチプレート37の上面に密着固定した上バッキングプレートであり、39は上バッキングプレート38の上面に密着固定した上下移動自在なパンチホルダーである。
40は下先端を材料押えプレート35の上面端部に固着した吊りボルトであり、その本体部はパンチプレート37および上バッキングプレート38を連通した挿通孔を上下移動自在に挿通し、また、その上端部はパンチホルダー39に設けられた孔内に突出している。そして、前記孔内に配設した圧縮バネ41と止めネジ42により、材料押えプレート35を下方向に付勢している。
43はスライダー33を斜め方向の所定位置まで摺動して所定動作を行った後、元のストッパー面44の位置まで復帰させるための圧縮バネであり、スライダー34に近接した材料押えプレート35の内に配設されている。
45は前記、スライダー33のストッパー面44を受け、位置決めあるいは規制するための当て板であり、材料押えプレート35の上面に密着固定している。以上により上型を構成している。
46は、前記スライダー33の先端加工部34と対向した加工部47を上端に設けたダイであり、下部でダイプレート48に固着されている。49はダイプレート48の下面に密着固定した下バッキングプレート、50は下バッキングプレート49の下面に密着固定したダイホルダーである。以上により、下型を構成している。
さて、図2は上型のパンチホルダー39が下死点まで下降した状態を示したものであり、移送(移送機構は図示せず)された被加工体1の予め段差曲げ加工された部分が下型のダイ46に載置され、材料押えプレート35の孔に斜め方向摺動自在に備えられたスライダー33の先端における加工部34が、被加工体1の予め段差曲げ加工されたコーナー部分51の所定箇所に突き当てられ、所定の決め曲げ加工がなされている状態を示している。
すなわち、上型の材料押えプレート35の孔に斜め方向摺動自在にスライダー33が備えられた構成であるため、被加工体1の予め段差曲げ加工された側面部分52に、スライダー33の先端における加工部34が当接し移動しながら決め曲げ加工するのではなく、被加工体1の段差曲げ加工されたコーナー部分51に、スライダー33の先端における加工部34を突き当て、押圧することにより所定の決め曲げ加工を行うものである。
そのため、従来の曲げ加工を行う金型装置に比べて先端における加工部34の磨耗や損傷が少なく、量産中における被加工体1の段差曲げ加工形状や寸法の変動が少ないのである。
また、万一量産中に段差曲げ形状や寸法が変動した場合、パンチプレート37に装着し固定されているカム36の高さ(位置)を移動し調整固定および設定することにより、材料押えプレート35の孔に斜め方向摺動自在に備えられているスライダー33の摺動量を変化(調整設定)させ、先端における加工部34の段差曲げ加工されたコーナー部分51への突き当て量を最適に調整および設定して、所定の形状や寸法に曲げ加工を行うのである。
本発明にかかる金型装置は、予め段差曲げ加工された被加工体を、決め曲げ加工する際に、量産中での被加工体の段差曲げ形状や寸法の変動が少なく、また、段差曲げ形状や寸法が変動した場合に、容易に所定形状や寸法に調整を行うことができるという効果を有し、各種の部材における被加工体の決め曲げ加工装置の用途として有用である。
本発明の実施の形態における金型装置の要部構成断面図 (a)同金型装置の下死点動作状態の要部構成断面図、(b)同加工部の拡大要部構成断面図 従来における決め曲げ加工を行う金型装置の要部構成断面図
符号の説明
1 被加工体
2 パンチ
3 加工部
4 パンチプレート
5 材料押えプレート
6 上バッキングプレート
7 パンチホルダー
8 吊りボルト
9 圧縮バネ
10 止めネジ
11 ダイ
12 加工部
13 ダイプレート
14 下バッキングプレート
15 ダイホルダー
16 被加工体1における側面部分
17 加工部3における側面部分
33 スライダー
34 加工部
35 材料押えプレート
36 カム
37 パンチプレート
38 上バッキングプレート
39 パンチホルダー
40 吊りボルト
41 圧縮バネ
42 止めネジ
43 圧縮バネ
44 ストッパー面
45 当て板
46 ダイ
47 加工部
48 ダイプレート
49 下バッキングプレート
50 ダイホルダー
51 コーナー部分
52 側面部分

Claims (2)

  1. 被加工体における予め段差曲げ加工されたコーナー部分を載置する下型のダイと、前記ダイに対応し前記コーナー部分を決め曲げ加工する加工部を先端に設けたスライダーを、上型の材料押えプレートの孔に斜め方向摺動自在に備えてなる金型装置。
  2. スライダーを所定箇所に摺動および調整設定させるためのカムを、上型のパンチプレートに移動設定自在に装着し固定してなる請求項1に記載の金型装置。
JP2005304174A 2005-10-19 2005-10-19 金型装置 Pending JP2007111719A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010023073A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Denso Corp 曲げ加工装置
CN106311903A (zh) * 2016-11-08 2017-01-11 铂翔超精密模具科技(昆山)有限公司 侧铆合结构
CN112547928A (zh) * 2020-11-26 2021-03-26 童丹桂 一种型材
CN113182389A (zh) * 2021-05-06 2021-07-30 张登登 一种轻钢龙骨架制作加工机械及制作加工方法

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