JP2007083255A - ヘミング金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】喰い付き現象を生じることのないヘミング金型を提供する。
【解決手段】ダイ基台3に可動ダイ5を上下動自在に備え、この可動ダイ5の上面に形成した鋭角のV溝7に係合離脱可能なパンチ13を備えてなるヘミング金型であって、前記パンチ13を前記V溝7に係合したとき、前記パンチ13の先端部13Eが前記V溝7の底部に形成した逃げ溝17の底部19に当接する構成であり、前記V溝7の底部19は凹曲面に形成してある。そして、前記V溝7の底部19に前記パンチ13の先端部13Eを当接したとき、前記V溝7の傾斜面15と前記パンチ13の傾斜面13Fとの間に微小間隙Cを有する構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘミング加工を行うためのヘミング金型に係り、さらに詳細には、ワークの鋭角曲げを行うダイ及びパンチの改良に関する。
ヘミング金型は、図2に示すように、金型支持台1に支持されたダイ基台3を備えており、このダイ基台3に可動ダイ5が上下動可能に備えられている。上記可動ダイ5は、コイルスプリングなどのごとき付勢手段によって常に上方向へ付勢されているものであり、この可動ダイ5の上面には、板状のワークWを鋭角に折曲げるための鋭角なV溝7が形成してある。そして、ワークWの鋭角に折曲げられた部分の押し潰しを行うために、前記可動ダイ5の下面9とダイ基台3の平面11とが上下に対向して備えられている。
上記構成において、前記可動ダイ5上に板状のワークWを載置した後、パンチ13の先端部でもってワークWを押圧すると、前記付勢手段に抗して可動ダイ5が下降され、前記下面9と平面11とが当接した後に、前記V溝7に対してワークWが押圧されて、ワークWの鋭角の曲げ加工が行われる。
その後、ワークWを取り外してダイ基台3の平面11と可動ダイ5の下面9との間に、ワークWの鋭角に折り曲げられた部分(折曲げ部)を配置する。そして、前記可動ダイ5のV溝7にパンチ13を係合して可動ダイ5を下方向へ押圧することにより、前記ワークWの折曲げられた部分の押し潰し加工、すなわちヘミング加工が行われるものである(特許文献1)。
前記説明より理解されるように、ヘミング金型においては、可動ダイ5のV溝7にパンチ13を直接係合して可動ダイ5を強力に加圧することがある。
特開平6−87028号公報
ところで、ヘミング金型における前記可動ダイ5におけるV溝7の底部には、V溝7における傾斜面15の研削加工等の仕上げ加工を行うときに、加工工具(例えば研削砥石)との干渉を回避するために小さな逃げ溝17が形成してある。そして、前述のごとく、可動ダイ5のV溝7とパンチ13とを係合して可動ダイ5を加圧するとき、大きな加圧力が得られるように、前記V溝7の傾斜面とパンチ13の傾斜面13Fとが予め面接触するように形成してある。
したがって、従来の構成においては、パンチ13と可動ダイ5のV溝7とを係合して加圧するとき、楔効果によって可動ダイ5のV溝7とパンチ13との間に喰い付き現象が生じることがある。よって、このような喰い付き現象を生じることのないヘミング金型が望まれている。
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、ダイ基台に可動ダイを上下動自在に備え、この可動ダイの上面に形成した鋭角のV溝に係合離脱可能なパンチを備えてなるヘミング金型であって、前記パンチを前記V溝に係合したとき、前記パンチの先端部が前記V溝の底部に形成した逃げ溝の底部に当接する構成であることを特徴とするものである。
また、前記ヘミング金型において、前記V溝の底部は凹曲面に形成してあることを特徴とするものである。
また、前記ヘミング金型において、前記V溝の底部に前記パンチの先端部を当接したとき、前記V溝の傾斜面と前記パンチの傾斜面との間に微小間隙を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、パンチの先端部が可動ダイにおけるV溝の底部に形成した逃げ溝の底部に当接する構成であることにより、前記V溝7とパンチとの喰い込み現象を回避することができるものである。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明するに、ヘミング金型の全体的構成は、従来の構成と同一であるから、同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして重複した説明は省略する。
図1を参照するに、本発明の実施形態に係るヘミング金型における可動ダイ5のV溝7の底部には逃げ溝17が形成してあり、この逃げ溝17における底部19は円弧状の凹曲面に形成してある。そして、前記V溝7に係合自在なパンチ13の傾斜面13Fは前記V溝7の傾斜面15と平行に形成してある。すなわち、V溝7の傾斜角とパンチ13の先端側の傾斜角は等しく形成してある。
前記パンチ13の先端部13Eは、前記逃げ溝17の底部19の半径よりも小さな微小半径の円弧状の凸曲面に形成してある。そして、前記V溝7にパンチ13を係合したとき、パンチ13の先端部13Eは前記V溝7における逃げ溝17の底部19に当接する構成であり、しかも前記先端部13Eが前記底部19に接触した状態(パンチ13に加圧力を印加しない状態)においては、前記V溝7の傾斜面15とパンチ13の傾斜面13Fとの間に、例えば0.01mm程度の微小間隙Cを有する構成である。前記微小間隙Cは、パンチ13に加圧力を印加し、パンチ13の先端部13Eが弾性変形したときに、前記V溝7の傾斜面15にパンチ13の傾斜面13Fが当接する程度の間隙である。
以上のごとき構成において、前述したように、ヘミング金型における前記平面11上にワークWの折曲げ部を位置決めした後、可動ダイ5のV溝7にパンチ13を係合すると、パンチ13の先端部13Eが前記V溝7における逃げ溝17の底部19に当接する。その後、前記パンチ13に加圧力を付与して可動ダイ5を下降し、当該可動ダイ5の下面9と前記平面11との間で、ワークWの折曲げ部の押し潰しを行うことにより、ヘミング加工が行われるものである。
前述のごとくヘミング加工を行うとき、前記パンチ13の先端部13Eが弾性変形して、パンチ13の傾斜面13FがV溝7の傾斜面15に当接密着するので、前記パンチ13に大きな加圧力を付与して、可動ダイ5の下面9によってワークWの折曲げ部を加圧することができるものである。
前述のごときヘミング加工が行われた後、前記パンチ13に対する大きな加圧力の付与を解除すると、パンチ13の弾性変形していた先端部13Eが元の状態に復帰するので、可動ダイ5におけるV溝7の傾斜面15とパンチ13における傾斜面13Fとの密着状態が解除される。したがって、前記V溝7とパンチ13との間に喰い付き現象を生じるようなことがないものである。
また、前記構成によれば、V溝7における逃げ溝17の底部19は円弧状の凹曲面に形成してあるので、応力集中を回避でき、可動ダイ5の寿命向上を図ることができるものである。
本発明の実施形態に係るヘミング金型の主要部の構成を示す説明図である。 一般的なヘミング金型の構成を示す説明図である。
符号の説明
3 ダイ基台
5 可動ダイ
7 V溝
9 下面
11 平面
13 パンチ
13E 先端部
13F 傾斜面
15 傾斜面
17 逃げ溝
19 底部

Claims (3)

  1. ダイ基台に可動ダイを上下動自在に備え、この可動ダイの上面に形成した鋭角のV溝に係合離脱可能なパンチを備えてなるヘミング金型であって、前記パンチを前記V溝に係合したとき、前記パンチの先端部が前記V溝の底部に形成した逃げ溝の底部に当接する構成であることを特徴とするヘミング金型。
  2. 請求項1に記載のヘミング金型において、前記V溝の底部は凹曲面に形成してあることを特徴とするヘミング金型。
  3. 請求項1又は2に記載のヘミング金型において、前記V溝の底部に前記パンチの先端部を当接したとき、前記V溝の傾斜面と前記パンチの傾斜面との間に微小間隙を有することを特徴とするヘミング金型。
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