JP2001219219A - 金属板の曲げ加工方法及び曲げ加工用ダイ - Google Patents
金属板の曲げ加工方法及び曲げ加工用ダイInfo
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- JP2001219219A JP2001219219A JP2000031326A JP2000031326A JP2001219219A JP 2001219219 A JP2001219219 A JP 2001219219A JP 2000031326 A JP2000031326 A JP 2000031326A JP 2000031326 A JP2000031326 A JP 2000031326A JP 2001219219 A JP2001219219 A JP 2001219219A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲げ位置を金属板Mの端部近傍に設定した場
合でも、カジリ疵Fの発生が抑制された曲げ製品Pを得
る。 【構成】 緩斜面3g及び急斜面3sで構成され、金属
板M(被加工材)の板厚tの4倍以上の溝幅WをもつV
溝3が形成されたダイ1に金属板Mを配置し、ダイ1に
向けてパンチ2を相対的に移動させることにより金属板
MをV溝3に押し込み、曲げ加工する。 【効果】 緩斜面3gの傾斜角度を大きくすることによ
り溝幅Wを拡げることができ、急斜面3sが占める幅d
W1がt×2未満であっても面圧の上昇が抑えられ、特
にダイ肩部4に当たる部分でのカジリ疵発生が抑えられ
る。
合でも、カジリ疵Fの発生が抑制された曲げ製品Pを得
る。 【構成】 緩斜面3g及び急斜面3sで構成され、金属
板M(被加工材)の板厚tの4倍以上の溝幅WをもつV
溝3が形成されたダイ1に金属板Mを配置し、ダイ1に
向けてパンチ2を相対的に移動させることにより金属板
MをV溝3に押し込み、曲げ加工する。 【効果】 緩斜面3gの傾斜角度を大きくすることによ
り溝幅Wを拡げることができ、急斜面3sが占める幅d
W1がt×2未満であっても面圧の上昇が抑えられ、特
にダイ肩部4に当たる部分でのカジリ疵発生が抑えられ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カジリ疵の発生を極力
抑制した曲げ製品が得られる曲げ加工方法及びその方法
で使用するダイに関する。
抑制した曲げ製品が得られる曲げ加工方法及びその方法
で使用するダイに関する。
【0002】
【従来の技術】アングル材やL形材は、金属板をV曲げ
加工することにより製造されている。被加工材である金
属板Mは、ダイ1及びパンチ2でV曲げ加工される(図
1)。ダイ1には、所定形状のV溝3が形成されてお
り、ダイ1に向けて相対的に下降するパンチ2で金属板
Mの曲げ部がV溝3に押し込められ、V溝3に沿って曲
げられた曲げ製品Pとなる。パンチ2を金属板Mに押し
付けて曲げるV曲げ加工では、パンチ2の押付けに応じ
てパンチ2の先端に密着するように金属板Mが曲げられ
る。V曲げ加工に使用される従来のダイ1には、溝底部
3bを基準として同じ角度で傾斜した斜面で構成される
V溝3が刻設されている。V溝3の溝幅Wは、金属板M
の板厚tを基準としてt×(8〜12)の範囲に設定さ
れている。
加工することにより製造されている。被加工材である金
属板Mは、ダイ1及びパンチ2でV曲げ加工される(図
1)。ダイ1には、所定形状のV溝3が形成されてお
り、ダイ1に向けて相対的に下降するパンチ2で金属板
Mの曲げ部がV溝3に押し込められ、V溝3に沿って曲
げられた曲げ製品Pとなる。パンチ2を金属板Mに押し
付けて曲げるV曲げ加工では、パンチ2の押付けに応じ
てパンチ2の先端に密着するように金属板Mが曲げられ
る。V曲げ加工に使用される従来のダイ1には、溝底部
3bを基準として同じ角度で傾斜した斜面で構成される
V溝3が刻設されている。V溝3の溝幅Wは、金属板M
の板厚tを基準としてt×(8〜12)の範囲に設定さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電気製品用途等に使用
される曲げ製品Pでは、コンパクトな製品設計に応じて
幅狭の金属板Mを曲げ加工することが多くなっている。
幅狭の金属板Mを曲げ加工する場合、曲げ位置が必然的
に金属板Mの端部近傍に採られることから、十分な広さ
の溝幅WをもつV溝3を形成できない。その結果、金属
板Mの板厚tに比較して溝幅Wが狭いV溝3を刻設した
ダイ1の使用を余儀なくされる。板厚tに比較して狭い
溝幅Wでは曲げに必要な成形力が増加し、金属板Mの曲
げ部がダイ1の肩部に摺擦し、カジリ疵が発生しやすく
なる。たとえば、パンチ2の先端が金属板Mに接触する
曲げ加工位置から金属板Mの一端までの距離が板厚tの
2倍未満となる条件下で金属板Mを曲げ加工すると、得
られた曲げ製品Pの表面にカジリ疵F(図2)が発生す
る。カジリ疵Fは、W<4×tのためダイ1のダイ肩部
4における面圧が非常に高くなり、高面圧状態下でダイ
肩部4が金属板Mの曲げ部近傍に摺擦することに原因が
ある。
される曲げ製品Pでは、コンパクトな製品設計に応じて
幅狭の金属板Mを曲げ加工することが多くなっている。
幅狭の金属板Mを曲げ加工する場合、曲げ位置が必然的
に金属板Mの端部近傍に採られることから、十分な広さ
の溝幅WをもつV溝3を形成できない。その結果、金属
板Mの板厚tに比較して溝幅Wが狭いV溝3を刻設した
ダイ1の使用を余儀なくされる。板厚tに比較して狭い
溝幅Wでは曲げに必要な成形力が増加し、金属板Mの曲
げ部がダイ1の肩部に摺擦し、カジリ疵が発生しやすく
なる。たとえば、パンチ2の先端が金属板Mに接触する
曲げ加工位置から金属板Mの一端までの距離が板厚tの
2倍未満となる条件下で金属板Mを曲げ加工すると、得
られた曲げ製品Pの表面にカジリ疵F(図2)が発生す
る。カジリ疵Fは、W<4×tのためダイ1のダイ肩部
4における面圧が非常に高くなり、高面圧状態下でダイ
肩部4が金属板Mの曲げ部近傍に摺擦することに原因が
ある。
【0004】カジリ疵Fは、曲げ製品Pの外観を劣化さ
せる。カジリ疵Fが発生した曲げ製品Pを1個ずつ研磨
等の手直しを施して外観を改善しているが、これでは余
分な工程を必要とし、作業性が悪化する。カジリ疵Fの
発生は、曲げ加工時に非常に高粘度の潤滑剤を併用する
こと,樹脂製のダイ1を使用すること等によって抑制さ
れる。しかし、高粘度の潤滑剤を使用すると、曲げ加工
で得られた曲げ製品Pを後工程で脱脂する際に潤滑剤が
除去しがたく、生産性が劣化する。樹脂製のダイ1は耐
久性に劣り、金型の頻繁な手入れが必要になる。
せる。カジリ疵Fが発生した曲げ製品Pを1個ずつ研磨
等の手直しを施して外観を改善しているが、これでは余
分な工程を必要とし、作業性が悪化する。カジリ疵Fの
発生は、曲げ加工時に非常に高粘度の潤滑剤を併用する
こと,樹脂製のダイ1を使用すること等によって抑制さ
れる。しかし、高粘度の潤滑剤を使用すると、曲げ加工
で得られた曲げ製品Pを後工程で脱脂する際に潤滑剤が
除去しがたく、生産性が劣化する。樹脂製のダイ1は耐
久性に劣り、金型の頻繁な手入れが必要になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、V溝を緩斜面及
び急斜面で構成することにより、金属板の板厚基準で必
要な溝幅を確保し、金属板の端部近傍に曲げ位置を設定
した場合でもカジリ疵の発生なく金属板を目標曲げ角度
で曲げ加工することを目的とする。
題を解消すべく案出されたものであり、V溝を緩斜面及
び急斜面で構成することにより、金属板の板厚基準で必
要な溝幅を確保し、金属板の端部近傍に曲げ位置を設定
した場合でもカジリ疵の発生なく金属板を目標曲げ角度
で曲げ加工することを目的とする。
【0006】本発明のプレス曲げ加工方法は、その目的
を達成するため、被加工材である金属板の板厚の4倍以
上の溝幅をもち、緩斜面及び急斜面で構成されるV溝が
形成されたダイに金属板を配置し、ダイに向けてパンチ
を相対移動させることにより金属板をV溝に押し込み、
曲げ加工することを特徴とする。このプレス曲げ加工方
法で使用するダイは、緩斜面及び急斜面で構成されるV
溝が形成されている。被加工材である金属板の板厚基準
で、急斜面が占める幅が2倍未満となっているが、緩斜
面で占める幅が広がるのでV溝全体の溝幅が板厚の4倍
以上となり、曲げ加工時の面圧低下、ひいてはカジリ疵
の発生が防止される。
を達成するため、被加工材である金属板の板厚の4倍以
上の溝幅をもち、緩斜面及び急斜面で構成されるV溝が
形成されたダイに金属板を配置し、ダイに向けてパンチ
を相対移動させることにより金属板をV溝に押し込み、
曲げ加工することを特徴とする。このプレス曲げ加工方
法で使用するダイは、緩斜面及び急斜面で構成されるV
溝が形成されている。被加工材である金属板の板厚基準
で、急斜面が占める幅が2倍未満となっているが、緩斜
面で占める幅が広がるのでV溝全体の溝幅が板厚の4倍
以上となり、曲げ加工時の面圧低下、ひいてはカジリ疵
の発生が防止される。
【0007】
【作用】本発明者等は、曲げ加工時に金属板Mがダイ肩
部4と高面圧で接触・摺擦することにカジリ疵Fの発生
原因があるとの前提に立って、カジリ疵Fの発生を防止
するためダイ肩部4に対する金属板Mの接触面圧を下げ
る方法を種々検討した。パンチ2に対向するダイ1の溝
角度α(図4)を大きくしてV溝3を広げることによ
り、曲げ加工時に金属板Mとダイ肩部4との間に生じる
接触面圧が低減し、カジリ疵Fの発生が効果的に防止さ
れる。しかし、金属板Mの端部近傍に曲げ位置を設定す
る場合、単純に溝幅Wを拡げることができない。そこ
で、図3に示すように、V溝3を緩斜面3g及び急斜面
3sで構成し、溝底部3bをV曲げ加工の中心からずら
すことに想到した。
部4と高面圧で接触・摺擦することにカジリ疵Fの発生
原因があるとの前提に立って、カジリ疵Fの発生を防止
するためダイ肩部4に対する金属板Mの接触面圧を下げ
る方法を種々検討した。パンチ2に対向するダイ1の溝
角度α(図4)を大きくしてV溝3を広げることによ
り、曲げ加工時に金属板Mとダイ肩部4との間に生じる
接触面圧が低減し、カジリ疵Fの発生が効果的に防止さ
れる。しかし、金属板Mの端部近傍に曲げ位置を設定す
る場合、単純に溝幅Wを拡げることができない。そこ
で、図3に示すように、V溝3を緩斜面3g及び急斜面
3sで構成し、溝底部3bをV曲げ加工の中心からずら
すことに想到した。
【0008】緩斜面3g及び急斜面3sで構成されるV
溝3では、急斜面3sが占める幅dW1が金属板Mの板
厚tに比し2t未満であっても、緩斜面3gが占める幅
dW2が広くなるため、全体としての溝幅Wをt×4以
上にできる。そのため、曲げ加工時に金属板Mに加わる
面圧が軽減され、特にダイ肩部4に接触する部分で曲げ
製品Pに生じるカジリ疵Fが大幅に少なくなる。W≧t
×4の関係がカジリ疵Fの抑制に有効なことは、後述の
実施例でも示されているように、本発明者等が見出した
要件である。幅dW2は、緩斜面3gの傾斜角度を大き
くすることにより拡げることができる。
溝3では、急斜面3sが占める幅dW1が金属板Mの板
厚tに比し2t未満であっても、緩斜面3gが占める幅
dW2が広くなるため、全体としての溝幅Wをt×4以
上にできる。そのため、曲げ加工時に金属板Mに加わる
面圧が軽減され、特にダイ肩部4に接触する部分で曲げ
製品Pに生じるカジリ疵Fが大幅に少なくなる。W≧t
×4の関係がカジリ疵Fの抑制に有効なことは、後述の
実施例でも示されているように、本発明者等が見出した
要件である。幅dW2は、緩斜面3gの傾斜角度を大き
くすることにより拡げることができる。
【0009】ダイ1は、ボルスタ5上のダイホルダ6で
拘束され、その上に被加工材である金属板Mが配置され
る。ダイ1に対向するパンチ2は、パンチホルダ7に保
持され、スライド8によりダイ1に向け相対的に下降す
る。金属板Mはパンチ2で押圧されてV溝3に嵌まり込
み曲げ加工されるが、曲げ製品Pの曲げ角度は、パンチ
2の先端角度及びストロークによって定まる。仮に緩斜
面3gと急斜面3sとの間の溝角度αが鈍角であって
も、パンチ2の先端角度を鋭角にし、且つパンチ2のス
トロークをスライド8で調整することにより曲げ角度9
0度を曲げ製品Pに付けることができる。
拘束され、その上に被加工材である金属板Mが配置され
る。ダイ1に対向するパンチ2は、パンチホルダ7に保
持され、スライド8によりダイ1に向け相対的に下降す
る。金属板Mはパンチ2で押圧されてV溝3に嵌まり込
み曲げ加工されるが、曲げ製品Pの曲げ角度は、パンチ
2の先端角度及びストロークによって定まる。仮に緩斜
面3gと急斜面3sとの間の溝角度αが鈍角であって
も、パンチ2の先端角度を鋭角にし、且つパンチ2のス
トロークをスライド8で調整することにより曲げ角度9
0度を曲げ製品Pに付けることができる。
【0010】
【実施例】被加工材である金属板Mとして、板厚t=5
mm,材料幅35mm,表面粗さRy:0.03mmの
ステンレス鋼板を使用した。ダイ1を工具鋼SKD11
(HRC60)で作製し、ダイ肩部4のアールを0.5
mmとして表1に示すV溝3を刻設した。パンチ2は、
同じく工具鋼SKD11(HRC60)で作製し、先端
角度を84度,先端半径を2mmに設定した。ダイ1及
びパンチ2共に、#1000ペーパ研磨仕上げを施し
た。
mm,材料幅35mm,表面粗さRy:0.03mmの
ステンレス鋼板を使用した。ダイ1を工具鋼SKD11
(HRC60)で作製し、ダイ肩部4のアールを0.5
mmとして表1に示すV溝3を刻設した。パンチ2は、
同じく工具鋼SKD11(HRC60)で作製し、先端
角度を84度,先端半径を2mmに設定した。ダイ1及
びパンチ2共に、#1000ペーパ研磨仕上げを施し
た。
【0011】
【0012】急斜面3s側にある金属板Mの端部から8
mmの位置を曲げ位置に設定し、ダイ1に向けてパンチ
2を相対移動させることにより曲げ位置の金属板MをV
溝3に押し込み、V曲げ加工した。得られた曲げ製品P
の表面を観察し、カジリ疵Fの発生状況を調査した。調
査結果をV溝3の溝幅Wとの関係で示す図5から明らか
なように、緩斜面3gの傾斜角度を大きくして溝幅Wを
拡げるほどカジリ疵Fが浅くなっている。なかでも、溝
幅Wを板厚tの4倍以上にすると、カジリ疵Fの深さが
金属板Mの表面粗さ以下になり、カジリ疵Fがほとんど
目立たなくなった。
mmの位置を曲げ位置に設定し、ダイ1に向けてパンチ
2を相対移動させることにより曲げ位置の金属板MをV
溝3に押し込み、V曲げ加工した。得られた曲げ製品P
の表面を観察し、カジリ疵Fの発生状況を調査した。調
査結果をV溝3の溝幅Wとの関係で示す図5から明らか
なように、緩斜面3gの傾斜角度を大きくして溝幅Wを
拡げるほどカジリ疵Fが浅くなっている。なかでも、溝
幅Wを板厚tの4倍以上にすると、カジリ疵Fの深さが
金属板Mの表面粗さ以下になり、カジリ疵Fがほとんど
目立たなくなった。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、緩斜面及び急斜面でV溝を構成することによりV溝
の溝幅を大きくとることができるため、金属板の端部近
傍に曲げ位置を設定して曲げ加工する場合でも面圧上昇
が抑えられ、曲げ製品に発生しがちなカジリ疵が防止さ
れる。カジリ疵が抑えられた曲げ製品が得られるため、
曲げ加工した後での研磨等による手直しが省略又は軽減
され、高粘度潤滑剤や樹脂製ダイを使用する必要がない
ため作業性や生産性も向上する。
は、緩斜面及び急斜面でV溝を構成することによりV溝
の溝幅を大きくとることができるため、金属板の端部近
傍に曲げ位置を設定して曲げ加工する場合でも面圧上昇
が抑えられ、曲げ製品に発生しがちなカジリ疵が防止さ
れる。カジリ疵が抑えられた曲げ製品が得られるため、
曲げ加工した後での研磨等による手直しが省略又は軽減
され、高粘度潤滑剤や樹脂製ダイを使用する必要がない
ため作業性や生産性も向上する。
【図1】 同じ角度の傾斜面でV溝が刻設されたダイを
使用する曲げ加工の説明図
使用する曲げ加工の説明図
【図2】 曲げ加工でカジリ疵が発生した曲げ製品の斜
視図
視図
【図3】 本発明に従って緩斜面及び急斜面で構成され
るV溝が刻設されたダイを使用する曲げ加工の説明図
るV溝が刻設されたダイを使用する曲げ加工の説明図
【図4】 同ダイの断面図
【図5】 V溝の溝幅が曲げ製品に発生するカジリ疵に
及ぼす影響を表したグラフ
及ぼす影響を表したグラフ
1:ダイ 2:パンチ 3:V溝 3g:緩斜面
3s:急斜面 3b:溝底部 4:ダイ肩部 W:V溝全体の溝幅 dW1:急斜面が占める幅
dW2:緩斜面が占める幅 α:V溝の溝角度 M:金属板 t:板厚 P:曲げ製品 F:カジ
リ疵
3s:急斜面 3b:溝底部 4:ダイ肩部 W:V溝全体の溝幅 dW1:急斜面が占める幅
dW2:緩斜面が占める幅 α:V溝の溝角度 M:金属板 t:板厚 P:曲げ製品 F:カジ
リ疵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 尚文 兵庫県尼崎市鶴町1番地 日新製鋼株式会 社技術研究所内 Fターム(参考) 4E063 AA01 BA01 CA01 DA03 DA20 JA06 KA10 MA07
Claims (2)
- 【請求項1】 被加工材である金属板の板厚の4倍以上
の溝幅をもち、緩斜面及び急斜面で構成されるV溝が形
成されたダイに金属板を配置し、ダイに向けてパンチを
相対移動させることにより金属板をV溝に押し込み、曲
げ加工することを特徴とする金属板の曲げ加工方法。 - 【請求項2】 緩斜面及び急斜面で構成されるV溝が形
成され、急斜面が占める幅が被加工材である金属板の板
厚の2倍未満、V溝全体の溝幅が板厚の4倍以上である
ことを特徴とする曲げ加工用ダイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000031326A JP2001219219A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 金属板の曲げ加工方法及び曲げ加工用ダイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000031326A JP2001219219A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 金属板の曲げ加工方法及び曲げ加工用ダイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001219219A true JP2001219219A (ja) | 2001-08-14 |
Family
ID=18556097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000031326A Withdrawn JP2001219219A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 金属板の曲げ加工方法及び曲げ加工用ダイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001219219A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100866160B1 (ko) | 2008-04-24 | 2008-10-30 | 경원벤텍 주식회사 | 지하매립형 대형철판 절곡장치 |
CN102166593A (zh) * | 2010-12-28 | 2011-08-31 | 河南省电力公司商丘供电公司 | 便携式折弯机 |
JP2011173136A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Nippon Steel Corp | 板材の曲げ限界値判定方法とこれを用いたプレス加工部品の曲げ割れ判定方法 |
CN102274876A (zh) * | 2011-08-10 | 2011-12-14 | 河南省电力公司漯河供电公司 | v型折弯机 |
CN108405669A (zh) * | 2018-03-22 | 2018-08-17 | 成都华烨科技有限公司 | 一种金属压花装饰板弯折装置 |
-
2000
- 2000-02-09 JP JP2000031326A patent/JP2001219219A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100866160B1 (ko) | 2008-04-24 | 2008-10-30 | 경원벤텍 주식회사 | 지하매립형 대형철판 절곡장치 |
JP2011173136A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Nippon Steel Corp | 板材の曲げ限界値判定方法とこれを用いたプレス加工部品の曲げ割れ判定方法 |
CN102166593A (zh) * | 2010-12-28 | 2011-08-31 | 河南省电力公司商丘供电公司 | 便携式折弯机 |
CN102274876A (zh) * | 2011-08-10 | 2011-12-14 | 河南省电力公司漯河供电公司 | v型折弯机 |
CN108405669A (zh) * | 2018-03-22 | 2018-08-17 | 成都华烨科技有限公司 | 一种金属压花装饰板弯折装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070501 |