JP2016000415A - バックゲージに対するワーク当接方法及びプレスブレーキ - Google Patents

バックゲージに対するワーク当接方法及びプレスブレーキ Download PDF

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一成 今井
祐希 高橋
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Abstract

【課題】バックゲージをワーク後端に相対的に当接した際に、ワークが下型上面から浮上がることを防止できるワーク当接方法及びプレスブレーキを提供する。【解決手段】予め折曲げ加工されたワークの端部に、プレスブレーキにおけるバックゲージを相対的に当接するワーク当接方法であって、前記端部を含むワークの平面をプレスブレーキにおける下型11上に載置した後、プレスブレーキに備えたワーク浮上がり防止手段23によってワークWの前記平面部を前記下型11の上面又は前記下型11の上面と同一高さに備えた補助支持部材31に移動可能に押圧し、この押圧状態を保持してワークの前記端部にバックゲージ15を相対的に当接する。【選択図】図3

Description

本発明は、プレスブレーキにおけるバックゲージに対してワークを相対的に当接するワーク当接方法及びプレスブレーキに係り、さらに詳細には、バックゲージに備えたスプリングの反力によってワークが下型上面から浮上がることを防止することのできるワーク当接方法及びプレスブレーキに関する。
プレスブレーキに備えた上下の金型によって板状のワークの折曲げ加工を行うとき、ワークの後端部をバックゲージに当接することにより、ワークの前後方向の位置決めを行っている。前記上下の金型間へワークを配置しワークの後端部をバックゲージに当接し位置決めするには、作業者が手動的に行う場合がある。また、ロボットに備えたグリッパによってワークの適宜位置を把持し、当該ロボットによって下型上に位置決めされたワークの後端部にバックゲージを相対的に当接する場合がある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−237317号公報
特許文献1には、板状のワークの折曲げ加工を行う上下の金型の後方に、ワークを当接し位置決めするバックゲージを前後方向に位置決め自在に備えたプレスブレーキが記載されている。そして、前記プレスブレーキの前側には、上下の金型間へワークを供給するロボットが配置されている。このロボットによってワークを上下の金型間へ供給してワークの位置決めを行った後、バックゲージを相対的に当接する際、ワークに生じたうねりを矯正するために、下型とロボットのグリッパとの間においてワークを下方向へ押圧するうねり矯正手段を備えた構成が記載されている。上記構成においては、ワークのうねりを矯正してバックゲージをワークに当接するには有効である。
ところで、特許文献1に記載されているように、バックゲージにリニアポテンショメータを使用すると、リニアポテンショメータに移動自在に備えられた測定子は内装したスプリングによって常に突出する方向へ付勢されているものである。したがって、下型上にワークを載置し、ワークの後端部にバックゲージを相対的に当接すると、前記スプリングの反力によってワークが下型の上面から浮上がることがある。
すなわち、例えば図1(A)に示すように、折曲げ位置A,Bにおいて鈍角に折曲げたワークWを作成するには、ロボットハンドに備えたグリッパGによってワークWを把持する。そして、プレスブレーキに備えた上下の金型P,D間へワークWを供給し位置決めする。その後、バックゲージBGをワークの後端部に相対的に当接し位置決めする。その後、図1(B)に示すように、ワークWの折曲げ位置Aの折曲げ加工を行う。次に、図1(C)に示すように、ワークWの上下を反転し、ワークWを下型D上に載置した状態においてワークWの後端部にバックゲージBGを当接する。その後、上下の金型P,DによってワークWの折曲げ加工を行うことにより、折曲げ位置Bの折曲げ加工が行われることになる。
上記構成の場合、図1(C)に示すように、既に折曲げ加工されて傾斜した状態にあるワークWの後端部にバックゲージを相対的に当接し位置決めするとき、ワークWの後端部側が、バックゲージに備えたスプリングの反力によって撓む傾向にあり、折曲げ位置Bを、上下の金型P,D間に正確に位置決めすることが難しい、という問題がある。
そこで、図2(A)に示すように、ワークWに折曲げ位置Bを予め折曲げ加工した後に、ワークWの後端部を含む平面部を下型D上に載置する。そして、ワークWの後端部にバックゲージBGを相対的に当接して折曲げ位置Aの位置決めを行い、図2(B)に示すように、折曲げ位置Aの折曲げ加工を行う場合がある。この場合、ワークWの後端部にバックゲージBGを相対的に当接してワークWの折曲げ位置A,Bの位置決めを行うとき、ワークWの後端部を含む平面部を下型D上に載置して、バックゲージBGをワークの後端部に相対的に当接することになる。したがって、図1において説明した問題は解消されることになる。
しかし、図2(A)に示すように、ワークWの後端部にバックゲージを相対的に当接して位置決めすべく、ロボットに備えたグリッパGによってワークWを定位置に保持すると、バックゲージBGに備えたスプリングの反力によってワークWが前方向(図2において右方向)へ僅かに押圧され、ワークWが下型Dの上面から僅かに浮上がることがある(図2(C)の想像線参照)。したがって、ワークWの折曲げ位置Aを上下の金型P,D間に正確に位置決めすることが難しい、という問題がある。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、予め折曲げ加工されたワークの端部に、プレスブレーキにおけるバックゲージを相対的に当接するワーク当接方法であって、前記端部を含むワークの平面をプレスブレーキにおける下型上に載置した後、プレスブレーキに備えたワーク浮上がり防止手段によって前記下型の上面又は前記下型の上面と同一高さに備えた補助支持部材にワークの前記平面部を移動可能に押圧し、この押圧状態を保持してワークの前記端部にバックゲージを相対的に当接することを特徴とするものである。
また、板状のワークの折曲げ加工を行う上下の金型を備えると共にワークの前後方向の位置決めを行うバックゲージを備えたプレスブレーキであって、予め折曲げ加工されたワークの端部を含む平面部を前記下型上に載置して前記バックゲージを相対的に当接する際、前記バックゲージに備えたスプリングの反力によって前記平面部が前記下型の上面から浮上がることを防止するために、前記下型の上面又は前記下型の上面と同一高さに備えた補助支持部材にワークの前記平面部を移動可能に押圧するワーク浮上がり防止手段を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、予め折曲げ加工されたワークの端部にバックゲージを相対的に当接するとき、下型の上面からワークが浮上がることを防止できるものである。
ワークの折曲げを行う場合の説明図である。 ワークの折曲げを行う場合の説明図である。 本発明の実施形態に係るプレスブレーキの構成を概念的、概略的に示した側面説明図である。 ワークの後端部にバックゲージを当接するときに、ワークの浮上がりを防止する作用説明図である。
図3に概略的、概念的に示すように、本発明の実施形態に係るプレスブレーキ1は、一般的なプレスブレーキと同様に左右のサイドフレーム3L,3Rを備えており、上記サイドフレーム3L,3Rの前側下部には左右方向(図1においては紙面に垂直な方向)に長い下部テーブル5が備えられている。そして、前記サイドフレーム3L,3Rの前側上部には、前記下部テーブル5と上下に対向した上部テーブル7が上下動自在に備えられている。
上記上部テーブル7は、サイドフレーム3L,3Rに装着した流体圧シリンダ、サーボモータなどのごとき上下動用アクチュエータ9によって上下動されるもので、この上部テーブル7の下部には、前記下部テーブル5の上部に装着した下型11と協働して板状のワークWの折曲げ加工を行う上型13が備えられている。また、前記プレスブレーキ1には、上下の金型13,11間へ供給配置したワークWの後端部に相対的に当接して、ワークWの前後方向の位置決めを行うバックゲージ15が備えられている。
上記バックゲージ15は、従来のバックゲージと同様に、リニアポテンショメータから構成してあり、ワークWの後端部に相対的に当接して位置決めする測定子(ワーク当接部)17は内装したスプリング(図示省略)によって常に前方向(図3において右方向)へ押圧付勢されている。そして、前記プレスブレーキ1の前側には、ワークWを把持自在なグリッパ19を備えたロボット21が配置してある。このロボット21は、プレスブレーキに対してワークWの供給を行うことのできる一般的なロボットでよいものであるから、ロボット21の構成についての詳細な説明は省略する。
さらに、前記プレスブレーキ1には、前記ロボット21によってワークWの後端部にバックゲージ15の測定子17を相対的に当接し位置決めするときに、バックゲージ15に内装したスプリングの反力によってワークWが下型11の上面から浮上がることを防止するためのワーク浮上がり防止手段23が備えられている。
より詳細には、前記プレスブレーキ1におけるサイドフレーム3L,3Rの前側上部には、前記上部テーブル7の前側を覆う上部フレーム25が備えられており、この上部フレーム25の適数箇所には、例えば流体圧シリンダなどのごとき上下動アクチュエータ27が備えられている。そして、この上下動用アクチュエータ27に上下動自在に備えたピストンロッド等のごとき上下作動部材29の下部には、下型11上のワークWを、下型11の上面、又は下型11の上面と同一高さに備えた補助支持部材31の上面に対して移動可能に押圧するローラ、ボールなどのごとき適宜の押圧部材33が備えられている。
前記補助支持部材31は、当該補助支持部材31の上面高さが前記下型11の上面高さと同一であればよいものである。したがって、前記補助支持部材31は、前記下型11と一体的に、又は前記下部テーブル5に設けてもよいものである。
以上のごとき構成において、ワークWの折曲げ位置Bを予め鈍角に折曲げた後、図3に示すように、ワークWの後端部を含む平面部を前記下型11の上面に載置する。そして、ロボット21によってワークWを保持した状態において、ワークWの後端部に、バックゲージ15の測定子17を相対的に当接して前方向へ僅かに押圧すると、バックゲージ15から当接信号が得られ、ワークWの位置決めが行われることになる。
上述のように、ワークWの後端部に測定子17を相対的に当接して、当接信号を得るために僅かに前方向に押圧すると、バックゲージ15に内装したスプリングの反力によってワークWの前記平面部は、図2(C)に想像線で示されるように、下型11の上面から浮上がる傾向にある。ところが、本実施形態においては、前述のように、ワークWの平面部が下型11の上面に載置されると、浮上がり防止手段23における押圧部材33によって、ワークWを下型11の上面、又は補助支持部材31の上面に移動可能に押圧して、ワークWの浮上がりを防止するものである(図4(A)参照)。
前述のように、浮上がり防止手段23における押圧部材33によってワークWを下型11の上面に押圧した状態においてワークWの後端部に前記測定子17を相対的に当接したとき、内装したスプリングの反力によってワークWの平面部が下型11の上面から浮上がることが防止される。したがって、ワークWの後端部の位置決めを正確に行い得るものである。前述のように、ワークWの後端部に測定子17を相対的に当接し、押圧部材33によって下型11の上面に対するワークWの浮上がりを防止した状態にあるときに、上型13を下降する。そして、下型11と上型13によってワークWが挟み込まれたときに、前記測定子17を後退すると共に前記押圧部材33を元の位置に上昇復帰する。そして、上型13をさらに下降することによってワークWの折曲げ加工が行われる。
以上のごとき説明から理解されるように、ワークWの後端部を含むワークWの平面部を下型11の上面に載置し、前記後端部にバックゲージ15の測定子17を相対的に当接して位置決めするとき、ワークWの前記平面部が下型11の上面から浮上がることを防止できるものである。したがって、予め折曲げ加工されたワークWの後端部にバックゲージ15を相対的に当接して位置決めする作用を、ロボット21によってワークWを保持した状態で行う場合であっても、ワークWの位置決めをより正確に行い得るものである。
ところで、図4に示すように、下型11上にワークWを位置決めした状態において、ワークWの後端部にバックゲージ15の測定子17を相対的に当接する際、プレスブレーキにおける上下の金型によってワークWを移動可能に挟持した状態にあってもよいものである。この際、ワークWは上下の金型に移動可能に挟持されているものであるから、上型がワーク浮上り防止手段を兼ねることとなるものである。したがって、前述した押圧部材33等を省略することも可能である。
1 プレスブレーキ
11 下型
13 上型
15 バックゲージ
17 測定子(当接部)
23 浮上がり防止手段
25 上部フレーム
27 上下動用アクチュエータ
29 上下作動部材
31 補助支持部材
33 押圧部材

Claims (2)

  1. 予め折曲げ加工されたワークの端部に、プレスブレーキにおけるバックゲージを相対的に当接するワーク当接方法であって、前記端部を含むワークの平面をプレスブレーキにおける下型上に載置した後、プレスブレーキに備えたワーク浮上がり防止手段によって前記下型の上面又は前記下型の上面と同一高さに備えた補助支持部材にワークの前記平面部を移動可能に押圧し、この押圧状態を保持してワークの前記端部にバックゲージを相対的に当接することを特徴とするバックゲージに対するワーク当接方法。
  2. 板状のワークの折曲げ加工を行う上下の金型を備えると共にワークの前後方向の位置決めを行うバックゲージを備えたプレスブレーキであって、予め折曲げ加工されたワークの端部を含む平面部を前記下型上に載置して前記バックゲージを相対的に当接する際、前記バックゲージに備えたスプリングの反力によって前記平面部が前記下型の上面から浮上がることを防止するために、前記下型の上面又は前記下型の上面と同一高さに備えた補助支持部材にワークの前記平面部を移動可能に押圧するワーク浮上がり防止手段を備えていることを特徴とするプレスブレーキ。
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JP2023005921A (ja) * 2021-06-29 2023-01-18 株式会社オーエイプロト パネル成形体のスプリングバック修正装置

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