JP2012166222A - プレス装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金型11、12と、被プレス板材Wを金型に順次送る第1送り装置とを備え、被プレス板材には長手方向に沿って被プレス部と被クランプ部とを有している。第1送り装置は金型に対して、被プレス板材の幅方向における少なくとも一方の端部に設けられており、被プレス板材の被クランプ部をクランプするクランプ手段23と、金型のプレス成形動作に応じて、クランプ手段を次にクランプするべき被クランプ部の位置まで送り方向に対して反対方向である反送り方向に移動させる押圧手段21、22と、プレス成形を終えた金型の戻り動作に応じて反送り方向に移動させたクランプ手段23を送り方向に移動させて元の位置に戻す圧力手段33、32と、を有している。
【選択図】図1
Description
また特許文献1に記載された従来技術には、上記のレベラと送り装置の機能を備えるとともに被プレス板材を往復直線移動と往復揺動移動させることが可能であり、被プレス板材をジグザグに金型に送ることが可能なフィーダー装置が開示されている。
手動エンド処理では、作業者が手作業で被プレス板材を金型に向けて送り、プレススイッチをマニュアル操作してプレス成形することを、被プレス板材が無くなるまで繰り返す。この方法は、作業者の手作業であるため、フィーダー装置(送り装置)を用いた場合と比較して、非常に多大な手間と時間がかかり、あまり好ましくない。
ロボット式エンド処理では、プレス装置の近傍に設けたロボットからアームが伸びて被プレス板材を把持して金型に向けて送り、プレス成形することを、被プレス板材が無くなるまで繰り返す。この方法は、作業者の手作業ではないため、手動エンド処理よりも作業効率は良いが、ロボットを必要とするので、設備が大がかりであるとともに、フィーダー装置(送り装置)による送りとロボットによる送りとを切り替える時間も必要であり、あまり好ましくない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、よりシンプルな構造であって、且つ被プレス板材の終端まで自動的に金型に送ることができる送り装置を備えてより効率良くプレス成形を行うことができるプレス装置を提供することを課題とする。
まず、本発明の第1の発明は、被プレス板材をプレス成形する金型と、長尺状の前記被プレス板材を前記金型に向かう送り方向に順次送る第1送り装置と、を備えたプレス装置において、前記被プレス板材は、長手方向に沿って、順次プレス成形されるそれぞれの被プレス部と、前記被プレス部のそれぞれに対応させて設けられた被クランプ部と、を有している。
そして、前記第1送り装置は、前記金型に対して、前記被プレス板材の幅方向における少なくとも一方の端部に設けられており、被プレス板材の前記被クランプ部をクランプするクランプ手段と、前記金型のプレス成形動作に応じて、前記クランプ手段を、次にクランプするべき被クランプ部の位置まで、前記送り方向に対して反対方向である反送り方向に移動させる押圧手段と、プレス成形を終えた前記金型の戻り動作に応じて、前記反送り方向に移動させた前記クランプ手段を、前記送り方向に移動させて元の位置に戻す圧力手段と、を有している。
従って、手動エンド処理もロボット式エンド処理も不要であるので、被プレス板材の終端まで、より効率良くプレス成形を行うことができる。
そして、前記圧力手段は、前記スライダ部を前記送り方向に付勢する付勢手段と、前記付勢手段にて付勢されて前記送り方向に移動する前記スライダ部の位置を規制するストッパ部と、を備えており、プレス成形を終えた前記金型の戻り動作に連動して前記ドライバ部の位置が戻されると前記スライダ部を前記送り方向に、前記ストッパ部に規制される位置まで前記付勢手段にて付勢する。
その場合には、第2送り装置を設け、アンコイラからは第2送り装置をメインとして被プレス板材を金型に送らせる。そして、被プレス板材の終端が第2送り装置を通過した後は、アンコイラから引き出す大きな力は不要であるので、第1送り装置のみで被プレス板材を金型に送らせる。
これにより、被プレス板材の終端まで自動的に金型に送ることができる送り装置を適切に実現することが可能であり、より効率良くプレス成形を行うことができる。
図1に示すように、第1送り装置は、被プレス板材Wの被クランプ部WH1〜WH3(図2(A)参照)にクランプする(係合する)クランプ手段23と、スライダ部21と、ドライバ部22と、ベース部31と、付勢手段33と、ストッパ部32と、にて構成されている。
本実施の形態の例では、金型12はプレス成形の際に下降(送り方向に直交する方向に下降)して金型11との間に配置された被プレス板材Wをプレス成形し、成形後は金型12が上昇(送り方向に直交する方向に上昇)して元の位置に戻り、この金型12の上昇中に、被プレス板材Wが1ピッチ分、金型11、12に向かう送り方向に送られる。
なお、第2送り装置を設ける位置は、図6の送り装置102のようにプレス装置とレベラとの間、且つプレス装置から離れた位置であっても良いし、プレス装置とレベラとの間、且つプレス装置の側面やプレス装置の金型の手前の位置であっても良い。
次に図3〜図5を用いて、第1送り装置の動作について説明する。
図3(A)〜(C)は、金型12が上死点位置(プレス成形前の位置)にある状態であり、金型11と金型12との間には、被プレス板材Wにおける被プレス部WP1が位置している状態である。
なお図3(A)は被プレス板材Wと第1送り装置をZ軸方向から見た図であり、図3(B)は図3(A)の状態をY軸方向から見た図であり、図3(C)は図3(A)におけるクランプ手段23の周囲の拡大図を示している。
ドライバ部22は、被押圧面21Mと対向する個所に、送り方向に対して傾斜した押圧面22Mが形成されており、プレス成形に応じて金型12と一体となって上下に移動する。
ベース部31は、プレス装置内に固定されている。そしてベース部31とスライダ部21との間には、スライダ部21を送り方向(X軸方向)に付勢する付勢手段33(弾性体等で構成された圧力源)が設けられている。なお、ベース部31を省略してプレス装置のいずれかの位置に付勢手段の一方端を取り付けても良い。
そして後述するように、スライダ部21とドライバ部22にて構成された押圧手段にて、金型11、12のプレス成形動作(この場合、金型12の下降動作)に応じて、クランプ手段23を次にクランプするべき被クランプ部の位置まで、送り方向とは反対方向である反送り方向に移動させる。
また、付勢手段33とストッパ部32にて構成された圧力手段にて、プレス成形を終えた金型11、12の戻り動作(この場合、金型12の上昇動作)に応じて、反送り方向に移動させたクランプ手段を、送り方向に移動させて元の位置に戻す。
なお図4(A)は被プレス板材Wと第1送り装置をZ軸方向から見た図であり、図4(B)は図4(A)の状態をY軸方向から見た図であり、図4(C)はスライダ部21がスライド途中の位置におけるクランプ手段23の周囲の拡大図を示している。なお被プレス板材Wの被プレス部WP1は金型11と12にて成形されているが、成形された形状については記載を省略する。
スライダ部21は、被押圧面21Mが押圧面22Mに押圧されると、付勢手段33の付勢力よりも大きな力で、送り方向とは反対方向である反送り方向にスライドする。このように、金型の上下運動(送り方向に直交する方向の運動)を、送り方向に沿った往復運動に変換する。このとき、クランプ手段23の爪部23B(弾性体23Dにて被プレス板材Wの方向に付勢されている)は本体部23A内に収容され(図2(B)参照)、クランプ手段23は被クランプ部WH1を開放し、被プレス板材Wの縁部に沿って1ピッチ分だけ移動し、爪部23Bは次の被クランプ部WH2をクランプする(係合する)。
このように、被クランプ部に係合しているクランプ手段23は、反送り方向に移動する際は爪部23Bが本体部23Aに収容されて被プレス板材Wの縁部に沿って移動できるが、送り方向に移動する際は爪部23Bが被クランプ部に係合された状態を維持して被プレス板材Wとともに移動する。すなわち、被プレス板材Wを送り方向に移動させる。
なお図5(A)は被プレス板材Wと第1送り装置をZ軸方向から見た図であり、図5(B)は図5(A)の状態をY軸方向から見た図であり、図5(C)は図5(A)におけるクランプ手段23の周囲の拡大図を示している。
そしてスライダ部21に取り付けられているクランプ手段23は、爪部23Bが被クランプ部WH2に係合された状態で被プレス板材Wを送り方向に移動させ、被プレス部WP2を金型11、12の間に送り込む。
また、本実施の形態の説明では、第1送り装置(スライダ部21、ドライバ部22、クランプ手段23・・)が、金型に対して、被プレス板材Wの幅方向の両端に設けられている例を示したが、少なくとも一方の端部に設けてあれば良い。
21 スライダ部
21M 被押圧面
22 ドライバ部
22M 押圧面
23 クランプ手段
23B 爪部
31 ベース部
32 ストッパ部
33 付勢手段
W 被プレス板材
WH1〜WH3 被クランプ部
WP1〜WP1 被プレス部
Claims (3)
- 被プレス板材をプレス成形する金型と、
長尺状の前記被プレス板材を前記金型に向かう送り方向に順次送る第1送り装置と、を備え、
前記被プレス板材は、長手方向に沿って、順次プレス成形されるそれぞれの被プレス部と、前記被プレス部のそれぞれに対応させて設けられた被クランプ部と、を有しており、
前記第1送り装置は、
前記金型に対して、前記被プレス板材の幅方向における少なくとも一方の端部に設けられており、
被プレス板材の前記被クランプ部をクランプするクランプ手段と、
前記金型のプレス成形動作に応じて、前記クランプ手段を、次にクランプするべき被クランプ部の位置まで、前記送り方向に対して反対方向である反送り方向に移動させる押圧手段と、
プレス成形を終えた前記金型の戻り動作に応じて、前記反送り方向に移動させた前記クランプ手段を、前記送り方向に移動させて元の位置に戻す圧力手段と、を有している、
プレス装置。 - 請求項1に記載のプレス装置であって、
前記押圧手段は、
前記金型に対して前記送り方向に往復移動可能であるとともに前記クランプ手段が設けられたスライダ部と、
前記金型のプレス成形動作に連動して移動し、移動の際、前記スライダ部を前記反送り方向に、前記被クランプ部の1ピッチ分だけ押出すドライバ部と、を備えており、
前記圧力手段は、
前記スライダ部を前記送り方向に付勢する付勢手段と、
前記付勢手段にて付勢されて前記送り方向に移動する前記スライダ部の位置を規制するストッパ部と、を備えており、
プレス成形を終えた前記金型の戻り動作に連動して前記ドライバ部の位置が戻されると前記スライダ部を前記送り方向に、前記ストッパ部に規制される位置まで前記付勢手段にて付勢する、
プレス装置。 - 請求項1または2に記載のプレス装置であって、
更に、前記金型に対して前記反送り方向の位置に、前記第1送り装置による前記被プレス板材を送る力よりも大きな力で前記被プレス板材を前記送り方向に順次送る第2送り装置を備えている、
プレス装置。
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