JPS632175Y2 - - Google Patents

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JPS632175Y2
JPS632175Y2 JP8258681U JP8258681U JPS632175Y2 JP S632175 Y2 JPS632175 Y2 JP S632175Y2 JP 8258681 U JP8258681 U JP 8258681U JP 8258681 U JP8258681 U JP 8258681U JP S632175 Y2 JPS632175 Y2 JP S632175Y2
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cam
die
burring
driver
inclined cam
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JP8258681U
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、金属板材等の被加工物に開設された
孔の周縁をバーリング工具で押し拡げてバーリン
グ加工を行うようにしたバーリング加工装置の改
良に関するものである。
従来より、このようなバーリング加工をプレス
装置により一プレス動作で行うようにしたバーリ
ング加工装置として、例えば第7図に示すよう
に、プレス装置の上下動するラムaに、下部に傾
斜カム面b1を有する第1ドライバカムbと、下部
の上記第1ドライバカムbのカム面b1より低い位
置に傾斜カム面c1を有する対なる第2ドライバカ
ムc,cとを垂下せしめて取り付け、上記第2ド
ライバカムc,cの下降により、傾斜カム面c1
d1同士の接触を介して一対のダイスカムd,dを
互いに近ずく方向に基台e上で前進させたのち、
該第2ドライバカムc,cの側面でダイスカム
d,dの後端面(垂直面)を押圧支持して、該ダ
イスカムd,dの前部に取り付けた一対のブロツ
クf,fよりなる分割ダイスgの型面f1,f1を被
加工物wの孔w1に合致せしめて型合わせ保持し、
しかる後、上記第1ドライバカムbの下降によ
り、傾斜カム面b1,h1同士の接触を介して受動カ
ムhを上記ダイスカムd,dの移動方向と直交す
る方向に基台e上で前進させ、該受動カムhの前
後に取り付けたバーリング工具iで被加工物wの
孔w1の周縁を分割ダイスgの型面f1,f1に合わせ
て押し拡げるように加工するものは知られてい
る。尚、jは加工時の被加工物wの浮き上りを防
止するプレツサである。
しかしながら、上記従来のものにおいては、第
1ドライバカムbと受動カムhとの接触によるバ
ーリング加工が行われている間は、常に第2ドラ
イバカムc,cの側面とダイスカムd,dの後端
面とが摺接する構造であるため、長期間の使用に
より該ダイスカムd,dと第2ドライバカムc,
cとの摺接面が摩耗してダイスgの型面f1,f1
の間隔寸法が増大変化し、その結果、加工精度が
低下するという欠点があつた。また、そのために
メンテナンス期間を短かくする必要があり、多量
生産には不向きなものであつた。
そこで、本考案はかかる点に鑑み、上記した第
2ドライバカムとダイスカムとの間に、両カムの
移動方向と各々直交する方向に移動可能なもう1
個のダイス位置決めカムを介設し、該ダイス位置
決めカムを介して第2ドライブカムの駆動力をダ
イスカムに伝達するようにすることにより、バー
リング加工中は上記位置決めカムを静止せしめて
その側面でダイスカムの後端面を押圧支持するよ
うにし、よつて長期間使用してもダイスカム後端
面の摩耗量が少なく、加工精度を良好に維持する
ことができるようにしたバーリング加工装置を提
供せんとするものである。
すなわち、本考案は、被加工物に開設された孔
の周縁を押圧して押し拡げるバーリング工具と、
前部に該バーリング工具が取り付けられていると
ともに後部上面に傾斜カム面が形成され、バーリ
ング工具の軸方向に移動可能に基台に支持された
受動カムと、プレス装置により上下動可能に設け
られ、下部前面に上記受動カムの傾斜カム面と接
触可能な傾斜カム面が形成された第1ドライバカ
ムと、各々上記バーリング工具の軸と直交する方
向に移動可能に基台に支持され、かつ各々相対向
する型面を前部に有する一対のブロツクよりなる
分割ダイスと、該分割ダイスの各ブロツクの後部
に一体的に設けられ、後部側面に傾斜カム面が形
成されたダイスカムと、基台に上記受動カムの移
動方向と同方向に移動可能に支持され、前部側面
に上記ダイスカムの傾斜カム面と接触可能な傾斜
カム面が形成されているとともに後部上面に傾斜
カム面が形成されたダイス位置決めカムと、プレ
ス装置により上下動可能に設けられ、下部前面に
上記ダイス位置決めカムの後部傾斜カム面と接触
可能な傾斜カム面が形成され、上記第1ドライバ
カムと受動カムとの接触によるバーリング加工が
始まる以前にダイス位置決めカムおよびダイスカ
ムを移動させて分割ダイスを型合わせせしめる第
2ドライバカムとを備えてなることを特徴とする
ものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図ないし第6図は本考案に係るバーリング
加工装置により自動車のサスペンシヨン装置に使
用されるアツパーアームをバーリング加工する場
合を示し、1は固定基台、2は該基台1の上方に
配設されて上下動するプレス装置であつて、上記
基台1の上面には被加工物w(アツパーアーム)
に開設された水平方向の孔w1の周縁を押圧して
押し拡げる3つのバーリング工具3,3,3が一
直線上に並んで配設され、該各バーリング工具3
は、基台1にバーリング工具3の軸方向(被加工
物wの孔w1の中心線方向)に前進後退移動可能
にかつスプリング(図示せず)により後退方向に
付勢されて支持された受動カム4の前部に取り付
けられ、該各受動カム4の後部上面には後方に向
つて下方に傾斜する傾斜カム面4aが形成されて
いる。
一方、上記プレス装置2のラム2a下面には、
上記基台1上の各受動カム4の後退端位置と対応
する位置に、第1ドライバカム5,5,5が垂下
状に取り付けられ、該各第1ドライバカム5の下
部前面には上記対応する受動カム4の傾斜カム面
4aと接触可能な傾斜カム面5aが形成されてお
り、プレス装置2のラム2aの動きに伴つて各第
1ドライバカム5を上下動せしめ、該各第1ドラ
イバカム5の下降により傾斜カム面5a,4a同
士の接触を介して受動カム4をスライド前進させ
てバーリング工具3を駆動し、被加工物wにバー
リング加工を施すように構成されている。
また、上記基台1の上面には、各々前部が上記
各バーリング工具3付近に位置する略コ字形状の
一対の対向するブロツク6,6よりなる分割ダイ
ス7が配設され、該分割ダイス7の各ブロツク
6,6は基台1に対して、上記バーリング工具3
の軸と直交する水平方向に前進後退移動可能に、
かつスプリング(図示せず)により互いに離反す
る方向(後退方向)に付勢されて支持されてい
る。上記各ブロツク6前部の上記各バーリング工
具3と対応する側の側面には、両ブロツク6,6
の合致時にバーリング工具3が嵌挿可能な凹部を
形成する対向する半割型面6aが形成され、また
各ブロツク6の後部両側には2つのダイスカム
8,8が一体的に取り付けられ、該各ダイスカム
8の後部側面には傾斜カム面8aが形成されてい
る。さらに、上記基台1上面の上記各ダイスカム
8の後方位置にはダイス位置決めカム9が、上記
受動カム4の移動方向(バーリング工具3の軸方
向)と同方向に前進後退移動可能に、かつスプリ
ング10により後退方向に付勢されて支持され、
該各ダイス位置決めカム9の前部のダイスカム8
側の側面には、対応するダイスカム8の傾斜カム
面8aと接触可能な前部傾斜カム面9aが形成さ
れ、また後部上面には後方に向つて下方に傾斜す
る後部傾斜カム面9bが形成されている。
一方、上記プレス装置2のラム2a下面におい
て上記基台1上の各ダイス位置決めカム9の後退
端位置と対応する位置には、第2ドライバカム1
1,11,11が垂下状に取り付けられ、該各第
2ドライバカム11の下部前面(尚、第3図に示
す2つの第2ドライバカムを一体形成したものに
あつてはその下部前面の両側)には、上記対応す
るダイス位置決めカム9の後部傾斜カム面9bと
接触可能な傾斜カム面11aが形成され、該各傾
斜カム面11aの高さ位置(ラム2a下面からの
距離)は上記各第1ドライバカム5の傾斜カム面
5aの高さ位置よりも低く設定されている。しか
して、プレス装置2のラム2aの動きに伴つて各
第2ドライバカム11を上下動せしめ、該各第2
ドライバカム11の下降により、上記各第1ドラ
イバカム5の傾斜カム面5aと受動カム4の傾斜
カム面4aとの接触によるバーリング加工が始ま
る以前に、傾斜カム面11a,9bおよび9a,
8a同士の接触を介してダイス位置決めカム9お
よびダイスカム8をスライド前進させて分割ダイ
ス7を型合わせしめる一方、バーリング加工中は
各ダイスカム8の後端垂直面8bをダイス位置決
めカム9の側面9cで押圧支持して分割ダイス7
を型合わせ状態に保持するように構成されてい
る。尚、図において、12および13はそれぞれ
第1ドライバカム5および第2ドライバカム11
の下降時に各々の下部後面を押圧支持するように
基台1上に取り付けられた支持ブロツク、14は
各ダイス位置決めカム9の前進端位置を規制する
ストツパ、15ないし17はそれぞれ受動カム
4、ダイス位置決めカム9および分割ダイス7を
ガイドするガイドブロツク、18はバーリング加
工時に被加工物wを分割ダイス7に対して押圧保
持するプレツサである。
次に、上記装置の作動について説明すれば、基
台1の所定位置に被加工物wをセツトしたのち、
プレス装置2を作動させてラム2aを下降させる
と、先ず、各第2ドライバカム11の傾斜カム面
11aと、該各第2ドライバカム11に対応する
ダイス位置決めカム9の後部傾斜カム面9bとが
接触して該各ダイス位置決めカム9がスプリング
10の付勢力に抗してスライド前進する。このダ
イス位置決めカム9の前進により、該ダイス位置
決めカム9の前部傾斜カム面9aと、ダイス位置
決めカム9に対応するダイスカム8の傾斜カム面
8aとが接触して該ダイスカム8が前方に押さ
れ、このダイスカム8が一体に取り付けられた分
割ダイス7の各ブロツク6がスプリングの付勢力
に抗して互いに近接するように前進する。そし
て、上記各第2ドライバカム11の傾斜カム面1
1aとダイス位置決めカム9の後部傾斜カム面9
bとの接触が終了する以前に、該ダイス位置決め
カム9の前部傾斜カム面9aとダイスカム8の傾
斜カム面8aとの接触が終了してダイス位置決め
カム9の側面9cとダイスカム8の後端垂直面8
bとが接触し始め、これにより上記分割ダイス7
の両ブロツク6,6が当接して被加工物wに対し
位置決めされ、その半割型面6a,6aが型合わ
せされて凹部が形成される。
さらにラム2aが下降すると、今度は各第1ド
ライバカム5の傾斜カム面5aと、該第1ドライ
バカム5と対応する受動カム4の傾斜カム面4a
とが接触して該各受動カム4がスプリングの付勢
力に抗してスライド前進し、この受動カム4の前
部に取り付けられたバーリング工具3が上記分割
ダイス7の凹部に向つて移動して、該凹部との間
に位置する被加工物wの孔w1の周縁を押圧して
凹部形状通りに押し拡げ、これにより被加工物w
のバーリング加工が行われる。
その際、上記バーリング工具3によるバーリン
グ加工が行われる以前に、上記各ダイス位置決め
カム9の後端面は第2ドライバカム11の側面と
接触しているため、バーリング加工中に上記各第
2ドライバカム11が下降しても上記各ダイス位
置決めカム9は静止したままに保持されることに
なる。その結果、長期間の使用により摩耗するの
は各ダイス位置決めカム9の後端面および第2ド
ライバカム11の側面のみであり、各ダイスカム
8の後端垂直面8bおよびダイス位置決めカム9
の側面9cは殆んど摩耗しないので、分割ダイス
7の型面6a,6a間の間隔寸法を当初の寸法に
保持して加工精度の良好維持を図ることができ
る。
尚、上記実施例では、自動車のサスペンシヨン
装置に用いられるアツパーアームを被加工物wと
してバーリング加工する場合について述べたが、
本考案は、アツパーアーム以外の各種のものを被
加工物とするバーリング加工装置に対して適用す
ることができるのは言うまでもない。
以上説明したように、本考案のバーリング加工
装置によれば、バーリング加工時のダイスカム後
端面の摩耗を防止してダイスの型面間の寸法を正
確に保持することができるので、加工精度を長期
間に亘つて良好に維持することができ、よつてメ
ンテナンスの長期化およびそれに伴う多量生産へ
の適用化を図ることができるという実用上優れた
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の実施態様を例示
し、第1図は基台の平面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は第1図の−線断面
図、第4図は第1図の−線断面図、第5図は
第1図の−線断面図、第6図はダイス駆動機
構部分の概略斜視図、第7図は従来例の概略説明
図である。 1……基台、2……プレス装置、3……バーリ
ング工具、4……受動カム、4a……傾斜カム
面、5……第1ドライバカム、5a……傾斜カム
面、6……ブロツク、6a……型面、7……分割
ダイス、8……ダイスカム、8a……傾斜カム
面、9……ダイス位置決めカム、9a……前部傾
斜カム面、9b……後部傾斜カム面、11……第
2ドライバカム、w……被加工物、w1……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物に開設された孔の周縁を押圧して押し
    拡げるバーリング工具と、前部に該バーリング工
    具が取り付けられているとともに後部上面に傾斜
    カム面が形成され、バーリング工具の軸方向に移
    動可能に基台に支持された受動カムと、プレス装
    置により上下動可能に設けられ、下部前面に上記
    受動カムの傾斜カム面と接触可能な傾斜カム面が
    形成された第1ドライバカムと、各々上記バーリ
    ング工具の軸と直交する方向に移動可能に基台に
    支持され、かつ各々相対向する型面を前部に有す
    る一対のブロツクよりなる分割ダイスと、該分割
    ダイスの各ブロツクの後部に一体的に設けられ、
    後部側面に傾斜カム面が形成されたダイスカム
    と、基台に上記受動カムの移動方向と同方向に移
    動可能に支持され、前部側面に上記ダイスカムの
    傾斜カム面と接触可能な傾斜カム面が形成されて
    いるとともに後部上面に傾斜カム面が形成された
    ダイス位置決めカムと、プレス装置により上下動
    可能に設けられ、下部前面に上記ダイス位置決め
    カムの後部傾斜カム面と接触可能な傾斜カム面が
    形成され、上記第1ドライバカムと受動カムとの
    接触によるバーリング加工が始まる以前にダイス
    位置決めカムおよびダイスカムを移動させて分割
    ダイスを型合わせせしめる第2ドライバカムとを
    備えてなることを特徴とするバーリング加工装
    置。
JP8258681U 1981-06-03 1981-06-03 Expired JPS632175Y2 (ja)

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JPS63317221A (ja) * 1987-06-18 1988-12-26 Yutaka Giken:Kk 両面バ−リング金型
JPS63317220A (ja) * 1987-06-18 1988-12-26 Yutaka Giken:Kk サイドバ−リング金型
JPH0712494B2 (ja) * 1989-12-07 1995-02-15 日高精機株式会社 拡管装置

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JPS57194730U (ja) 1982-12-10

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