JP3946564B2 - パンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法およびその方法に使用するパンチ金型並びにダイ金型 - Google Patents

パンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法およびその方法に使用するパンチ金型並びにダイ金型 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パンチプレスに備えたパンチ金型およびダイ金型によって立ち上り部および立ち下り部を形成するパンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法およびその方法に使用するパンチ金型並びにダイ金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワークに成形加工を行うための成形用金型としては、例えば特許第2545176号公報に示されているようなものが知られている。すなわち、パンチボディの先端に装着されたパンチエジェクタとエジェクタプレートに装着されたダイチップとの協動によりワークに上向きの成形加工が行われるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の成形用金型は、ワークに上向きの成形加工を行うだけのものであって、1つの成形用金型ではワークに上向きと下向きの成形加工を交互に行うことができなかった。
【0004】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、ワークに上向きと下向きの成形加工を交互に行い得るようにしたパンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法およびその方法に使用するパンチ金型並びにダイ金型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のパンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法は、パンチプレスに備えたパンチ金型およびダイ金型によって立ち上り部および立ち下り部を形成するパンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法において、(A)、ワークの立ち下り部を加工する位置を、前記パンチ金型に備えた下向きパンチとダイ金型に備えた押さえ型に対応した位置へ位置決めする工程、(B)、上記パンチ金型に備えた下向きパンチとダイ金型に備えた押さえ型とによって立ち下り部を加工する工程、(C)、ワークの立ち上り部を加工する位置を、前記パンチ金型に備えた押さえ型とダイ金型に備えた上向きパンチに対応した位置へ位置決めする工程、(D)、前記パンチ金型に備えた押さえ型とダイ金型に備えた上向きパンチとによって立ち上り部を加工する工程、上記の工程に基づいてワークに立ち上げ、立ち下げの成形加工を行うことを特徴とするものである。
【0006】
本発明のパンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法は、請求項1記載のパンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法において、(E)、ワークの立ち下り部を成形加工する際、パンチ金型に備えた下向きパンチを、ダイ金型に備えた押さえ型方向へ僅かに接近移動する工程、(F)、ワークの立ち上り部を成形加工する際、ダイ金型に備えた上向きパンチを、パンチ金型に備えた押さえ型方向へ僅かに接近移動する工程、上記の工程に基づいてワークに立ち上げ、立ち下げの成形加工を行うことを特徴とするものである。
【0007】
本発明のパンチ金型は、ダイ金型と協動の下にワークの立ち上り部を成形加工する際の押さえ型と、ワークの立ち下り部を成形加工する際の下向きパンチとを隣接して備え、前記押さえ型に対応して立ち上り部が入り込み自在の空所を備えていることを特徴とするものである。
【0012】
本発明のダイ金型は、パンチ金型と協動の下にワークの立ち下がり部を成形加工する際の押さえ型と、ワークの立ち上がり部を成形加工する際の上向きパンチとを隣接して備え、前記押さえ型に対応して立ち下がり部が入り込み自在の空所を備えていることを特徴とするものである。
【0016】
したがって、本発明のパンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法およびその方法に使用するパンチ金型並びにダイ金型によれば、ワークに上向きと下向きの成形加工が交互に容易に行うことができると共に精度のよい上向きと下向きの成形加工品が得られる。
【0017】
ワークがワーククランプで固定されているので、ワーククランプ近辺を曲げる場合に、パンチ金型とワーククランプでワークをはさみ込む状態となりワークが落下出来なくなる。
【0018】
その時にパンチ金型の押さえ型が回転可能であれば落下が容易になる。
【0019】
下向きパンチ、上向きパンチの先端付近は、曲げ線に対して直交する方向へ突出されているから、立ち下り部、立ち上り部がスプリングバックを考慮して所定の曲げ角度よりきつく曲げられて、成形加工された後は所定の曲げ角度正確に曲げられる。
【0020】
ワークに上向き、下向きの鋭角曲げを行えるようにパンチ金型、ダイ金型における押さえ型に逃げ部55A、77Aが形成されているから、ワークに対して立ち下り部、立ち上り部に鋭角曲げが形成される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図10にはパンチプレスマシンとしてのタレットパンチプレス1が示されている。このタレットパンチプレス1は立設されたベース3を備えており、このベース3の両側にはサイドフレーム5、7が立設され、さらに、これらサイドフレーム5、7の上側には上部フレーム9が備えられている。
【0023】
そして、上部フレーム9の下面には、複数の上金型(ここでは成形用上金型である)としてのパンチ11を着脱自在に装着した円盤状の上部タレット13が、上部回転軸15によって回転自在に支持されている。この上部タレット13に対向して前記ベース3の上面には、前記パンチ11と対をなす複数の下金型としてのダイ17を着脱自在に装着した円盤状の下部タレット19が、下部回転軸21によって回転自在に支持されている。そして、前記上部フレーム9の下側には、パンチ11を打撃する打撃子23を装備したラム25が設けられている。
【0024】
したがって、上部タレット13と下部タレット19は、フレーム内に装備した図示省略のタレット用サーボモータにより同期して回転制御され、所望のパンチ11とダイ17の対が打撃子23の真下である加工位置に選択的に位置決め制御されるようになっている。
【0025】
さらに、前記ベース3の上面中央には図示省略の固定テーブルが設けられ、この固定テーブルを挟んで左右両側には図中Y方向に沿って位置決め制御される一対の可動テーブル27が移動自在に支承されている。そして、この可動テーブル27には、固定テーブルを跨いだ状態で前後方向(図10で紙面直角方向)に延びるキャレッジベース29が一体的に装備されている。また、このキャレッジベース29内には、前後方向に移動自在のキャレッジ31が装備されている。このキャレッジ31には、板状のワークWの一端を把持するワーククランプ33がX方向に移動自在に装備されている。
【0026】
したがって、上部タレット13と下部タレット19の間へのワークWの位置決めは、ワークWの一端を把持するワーククランプ33が装備されたキャレッジ31がキャレッジベース29上を前後方向(図10で紙面直角方向)に移動制御され、かつ、キャレッジベース29がY方向にに移動制御されることにより行われることになる。
【0027】
このようにして位置決めされたワークWは、上部タレット13と下部タレット19を回転位置決めして選択した所定のパンチ11とダイ17により成形加工が行われる。
【0028】
次に、図1、図2および図3に基づいて成形用金型35について説明する。成形用金型35は上金型としてのパンチ11と、下金型としてのダイ17を備えていて、パンチ11とダイ17はそれぞれ上部タレット13、下部タレット19に装着されている。
【0029】
前記パンチ11としては、前記上部タレット13に形成された装着穴13H内に上下動可能に装着されたパンチガイド37を備えており、このパンチガイド37の上部に一体化されたフランジ39と前記上部タレット13の上面との間には前記パンチガイド37を常時上方へ付勢しておくリフタスプリング41が介在されている。前記パンチガイド37内にはパンチボディ43が設けられており、このパンチボディ43の上部にはパンチヘッド45が複数のボルト47で取り付けられている。前記フランジ39とパンチヘッド45との間にはパンチボディ43の外周に巻装されたストリッパスプリング49が介在されていて、常時パンチボディ43が上方へ付勢されている。
【0030】
前記パンチボディ43の左側半分の下方に、前記パンチガイド37の内側へ突出した突出部37Tが設けられていて、パンチボディ43の左側半分の下面はストロークエンド時に前記突出部37Tに当接されるものである。この突出部37Tの下面における下方は切欠き部51が形成されていて、この切欠き部51には図2おいて上下方向へ延伸されたピン53に押さえ型55が回動可能に装着されている。押さえ型55はパンチガイド37の下部に図1において水平方向に装着されたスプリング57の付勢力で常時右方向へ付勢されている。その結果、押さえ型55の上面は前記突出部37Tの下面に常に当接されている。前記パンチガイド37の下面と押さえ型55の下面との間には隙間S1が形成されている。また、前記突出部37Tの内先端と押さえ型55の先端面との間には隙間S2が形成されている。
【0031】
前記パンチボディ43の右側半分の下面には切欠き部59が形成されていて、この切欠き部59には図1においてピン61でパンチブロック63が左右方向へ移動可能に設けられている。このパンチブロック63はパンチボディ43の下部に図1において水平方向に装着されたスプリング65の付勢力で押圧ピン67により常時右方向へ付勢されている。前記パンチブロック63の下面には下向きパンチ69が図2おいて下側に一体化されていると共に上側は穴71(空所)が形成されている。前記パンチガイド37の図1において右側の内側には傾斜用ブロック73が一体化されていると共に内側面が右斜めの傾斜面73Kとなっている。この傾斜面73Kには前記パンチブロック63の図1において下部の外側に形成された右斜めの傾斜面63Kが当接されている。前記下向きパンチ69の先端付近は、曲げ線に対して直交する方向、すなわち、図1において上下方向へ突出されている。
【0032】
前記ダイ17としては、前記下部タレット19の上面に係合されたダイホルダ75を備えており、このダイホルダ75における図1において上面の左側には前記押さえ型55に対向した位置に押さえ型77が係合されている。前記ダイホルダ75の下部には中空形状のダイベース79が係合されている。このダイベース79内にはT字形状の昇降部材81が設けられている。この昇降部材81の下部にはフランジ83が一体化されていると共にこのフランジ83の上面と前記ダイベース79の下面との間にはスプリング85が巻装されていて、常時昇降部材81が下方へ付勢されている。
【0033】
前記昇降部材81の図1において右側半分の上面には切欠き部87が形成されていて、この切欠き部87にはダイブロック89が左右方向へ移動可能に設けられている。このダイブロック89上には上向きパンチ91が一体化されている。前記昇降部材81の図1において左側上部には図1において水平方向に装着されたスプリング93の付勢力で押圧ピン95により前記ダイブロック89が常時右方向へ付勢されている。
【0034】
前記上向きパンチ91は図3に示されているように、図3において下側のダイブロック89上に設けられていると共に上側は穴97(空所)が形成されている。前記ダイホルダ75の図1において右側の内側下部には傾斜用ブロック99が一体化されていると共に内側面が左斜めの傾斜面99Kとなっている。この傾斜面99Kには前記ダイブロック89の図1において上部の外側に形成された左斜めの傾斜面89Kが当接されている。前記上向きパンチ91の先端付近は、曲げ線に対して直交する方向、すなわち、図1において上下方向へ突出されている。
【0035】
図1において前記昇降部材81の下方における左側には昇降部材81を昇降せしめるための昇降装置101が設けられている。すなわち、前記ベース3上にはガイドレール103が敷設されていると共にこのガイドレール103により案内されて図1において左右方向へ移動可能な昇降用シリンダ105が設けられていると共にこの昇降用シリンダ105に装着されたピストンロッド107の先端には昇降台109が取り付けられている。前記昇降用シリンダ105を左右方向へ移動させるための移動用シリンダ111が前記ベース3上に設けられていると共にこの移動用シリンダ111に装着されたピストンロッド113の先端は前記昇降用シリンダ105に取り付けられている。
【0036】
上記構成により、例えば図4に示されているようなワークWに例えばU字形状の穴H、H、Hが空いている箇所に立ち下り部W、立ち上り部Wの成形部を加工する際の動作を説明すると、例えば図5(A)、(B)に示されているように、前記下向きパンチ69の下方位置にワークWにおける穴HとHとの間および立ち下り部Wと穴Hの部分が位置決めされるようにワークWを位置決めする。すなわち、ワークWの曲げ線Lの位置に押さえ型55の先端が位置決めされる。そして、図6(A)、(B)に示されているように、打撃子23でパンチ11のパンチヘッド45を叩くと、パンチガイド37がリフタスプリング41の付勢力に抗して下降し、押さえ型55と押さえ型77とでワークWをクランプせしめる。さらに、パンチ11を下降させるとストリッパスプリング49の付勢力に抗してパンチボディ43が下降し、パンチブロック63の傾斜面63Kが傾斜用ブロック73の傾斜面73Kに沿って下降すると共にスプリング65の付勢力に抗して図6において左側へ移動し下向きパンチ69でワークWの立ち下り部WをワークWの曲げ線Lに沿って立ち下げられて成形加工される。このとき、下向きパンチ69の先端付近は、曲げ線に対して直交する方向、すなわち、図1において上下方向へ突出されているから、立ち下り部Wがスプリングバックを考慮して例えば90度よりきつく曲げられて、成形加工された後は例えば90度に正確に曲げることができる。
【0037】
ついで、図7(A)、(B)に示されているように、前記上向きパンチ91の上方位置にワークWにおける穴HとHとの間および立ち上り部Wと穴Hの部分が位置決めされるようにワークWを位置決めする。すなわち、ワークWの曲げ線Lの位置に押さえ型55の先端が位置決めされる。そして、図8(A)、(B)に示されているように、移動用シリンダ111を作動させてピストンロッド113を伸ばして昇降用シリンダ105を前記昇降部材81のフランジ83の下方位置に位置決めする。そして、昇降用シリンダ105を作動させてピストンロッド107を伸ばして昇降台109が上方向へ移動される。その結果、昇降部材81が上方向へ移動するから、ダイブロック89の傾斜面89Kが傾斜用ブロック99の傾斜面99Kに沿って上昇すると共にスプリング93の付勢力に抗して図8において左側へ移動し上向きパンチ91でワークWの立ち上り部WをワークWの曲げ線Lに沿って立ち上げられて成形加工される。このとき、上向きパンチ91の先端付近は、曲げ線に対して直交する方向、すなわち、図1において上下方向へ突出されているから、立ち上り部Wがスプリングバックを考慮して例えば90度よりきつく曲げられて、成形加工された後は例えば90度に正確に曲げることができる。
【0038】
このように、ワークWに下向きと上向きの成形加工を交互に容易に行うことができると共に精度のよい上向きと下向きの成形加工品を得ることができる。また、図8(A)に示されているようにワークWにリブや切り越し部があっても、押さえ型55の前面および下面に隙間S、Sが形成されているので、干渉することなく、成形加工することができる。
【0039】
また、押さえ型55が上下に回動可能に設けられているから、成形加工時に突出部37Tの下面に押さえ型55の上面が当接し、しかも、押さえ型77とでワークWを強固にクランプせしめることができる。
【0040】
図9には図1に代わる他の実施の形態が示されている。図9において、図1における部品と同じ部品には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0041】
図9において、押さえ型55の前側上部に、また、押さえ型77の前側下部に、ワークWに上向き、下向きの鋭角曲げ例えばヘミング曲げを行えるように例えば曲面形状の逃げ部55A、77Aを形成せしめる。その結果、例えば図9に示してように、ワークWに対して立ち下り部W、立ち上り部Wを鋭角曲げを形成せしめることができる。この鋭角曲げの角度は下向きパンチ69、上向きパンチ77の押し込み量により適宜決めることができる。
【0042】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0043】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、本発明によれば、ワークに上向きと下向きの成形加工を交互に容易に行うことができると共に精度のよい上向きと下向きの成形加工品を得ることができる。
【0044】
ワークがワーククランプで固定されているので、ワーククランプ近辺を曲げる場合に、パンチ金型とワーククランプでワークをはさみ込む状態となりワークが落下出来なくなる。
【0045】
その時にパンチ金型の押さえ型が回転可能であれば落下を容易にせしめることができる。
【0046】
下向きパンチ、上向きパンチの先端付近は、曲げ線に対して直交する方向へ突出されているから、立ち下り部、立ち上り部がスプリングバックを考慮して所定の曲げ角度よりきつく曲げられて、成形加工された後は所定の曲げ角度正確に曲げることができる。
【0047】
ワークに上向き、下向きの鋭角曲げを行えるようにパンチ金型、ダイ金型における押さえ型に逃げ部55A、77Aが形成されているから、ワークに対して立ち下り部、立ち上り部に鋭角曲げを形成せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の上、下タレットに装着された成形加工用のパンチとダイの拡大正面図である。
【図2】図1におけるるII矢視からみた図である。
【図3】図1におけるるIII−III線に沿った断面図である。
【図4】 ワークに上向きと下向きの成形加工を行うためのワークの一例を示す平面図である。
【図5】(A)、(B)はワークに下向きの成形加工を行うためのワークの位置決めの説明図である。
【図6】(A)、(B)はワークに下向きの成形加工を行うための説明図である。
【図7】(A)、(B)はワークに上向きの成形加工を行うためのワークの位置決めの説明図である。
【図8】(A)、(B)はワークに上向きの成形加工を行うための説明図である。
【図9】この発明の別の実施形態の成形加工用のパンチとダイの拡大正面図である。
【図10】タレットパンチプレスの正面図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(パンチプレスマシン)
11 パンチ(上金型、成形用金型)
13 上部タレット
17 ダイ(下金型)
19 下部タレット
23 打撃子
35 成形用金型
37 パンチガイド
37T 突出部
43 パンチボディ
45 パンチヘッド
51、59、87 切欠き部
53、61 ピン
55、77 押さえ型
55A、77A 逃げ部
57、65、93 スプリング
63 パンチブロック
67、95 押圧ピン
69 下向きパンチ
71、97 穴
73、99 傾斜用ブロック
73S、99S 傾斜面
75 ダイホルダ
79 ダイベース
81 昇降部材
89 ダイブロック
91 上向きパンチ
101 昇降装置
105 昇降用シリンダ
109 昇降台
111 移動用シリンダ

Claims (3)

  1. 板状のワークに曲げ加工を施し前記ワークに立ち上り部と立ち下り部を形成するための、パンチ金型とダイと金型とを備えて構成されたパンチ金型・ダイ金型において、
    前記パンチ金型は、パンチガイドと、このパンチガイド内で前記パンチガイドに対して移動自在に設けられたパンチボディとを備えていると共に、前記ワークの曲げ線の一方側に第1の空所が形成されるように、下向きパンチが前記パンチボディに一体的に設けられて構成されており、
    前記ダイ金型は、ダイホルダと、このダイホルダ内で前記ダイホルダに対して移動自在に設けられた昇降部材とを備えていると共に、前記ワークの曲げ線の一方の側に第2の空所が形成されるように、上向きパンチが前記昇降部材に一体的に設けられて構成されており、
    前記ワークに曲げ加工をするために前記パンチ金型と前記ダイ金型とがパンチプレスマシンに設置された状態では、前記パンチ金型と前記ダイ金型とがお互いに対向しており、前記ワークに下向き加工を行うべく前記パンチボディを前記ダイ金型側に移動したときには、前記第2の空所に前記下向きパンチと前記ワークの立ち下がり部とが入り込み、前記ワークに上向き加工を行うべく前記昇降部材を前記パンチ金型側に移動したときには、前記第1の空所に前記上向きパンチと前記ワークの立ち上り部とが入り込むように構成されていることを特徴とするパンチ金型・ダイ金型。
  2. 請求項1に記載のパンチ金型・ダイ金型において、
    前記パンチボディは、前記パンチプレスマシンの、前記パンチ金型の上方に設けられたラムによって移動するようになっており、
    前記昇降部材は、前記パンチプレスマシンの、前記ダイ金型の下方に設けられた昇降装置によって移動するようになっていることを特徴とするパンチ金型・ダイ金型。
  3. 請求項1または請求項2に記載のパンチ金型・ダイ金型を用いてなされる前記ワークの立ち上り部、立ち下り部の加工方法。
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