JPS6325967A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPS6325967A JPS6325967A JP61167934A JP16793486A JPS6325967A JP S6325967 A JPS6325967 A JP S6325967A JP 61167934 A JP61167934 A JP 61167934A JP 16793486 A JP16793486 A JP 16793486A JP S6325967 A JPS6325967 A JP S6325967A
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- gate electrode
- floating gate
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- memory cell
- integrated circuit
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B20/00—Read-only memory [ROM] devices
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に。
読出専用の不揮発性記憶機能を有する半導体集積回路装
置(以下、マスクROMという)に適用して有効な技術
に関するものである。
置(以下、マスクROMという)に適用して有効な技術
に関するものである。
横型のマスクROMはlMISFETでメモリセルを構
成している。1つのメモリセルには、情報” o ”又
は′″11パ [biヒ]が記憶される。
成している。1つのメモリセルには、情報” o ”又
は′″11パ [biヒ]が記憶される。
この種のマスクROMにおいては、1 [bijlの情
報を記憶する1つのメモリセルを1つのMISFETで
構成するので、比較的、高装積化を図り易い特徴がある
。
報を記憶する1つのメモリセルを1つのMISFETで
構成するので、比較的、高装積化を図り易い特徴がある
。
なお、マスクROMについては1例えば、特開昭56−
130963号公報に記載されている。
130963号公報に記載されている。
本発明者は、前述のマスクROMにおける検討の結果、
次の問題点が生じることを見出した。
次の問題点が生じることを見出した。
メモリセルに記憶される情報がl [bit、]である
ため、情報の大容量化を図るには、メモリセル面積を縮
小する必要がある。ところが、2 [bitlを構成す
るために、メモリセル面積を一度に2分の1程度にする
微細加工の進展を期待することはできないので、高集積
化に限界があり、情報の大容量化を図ることができない
。
ため、情報の大容量化を図るには、メモリセル面積を縮
小する必要がある。ところが、2 [bitlを構成す
るために、メモリセル面積を一度に2分の1程度にする
微細加工の進展を期待することはできないので、高集積
化に限界があり、情報の大容量化を図ることができない
。
本発明の目的は、マスクROMにおいて、情報の大容量
化を図ることが可能な技術を提供することにある。
化を図ることが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、マスクROMにおいて。
1つのメモリセルに記憶できる情報量を増大し。
情報の大容量化を図ることが可能な技術を提供すること
にある。
にある。
本発明の他の目的は、マスクROMにおいて。
メモリセル面積を低減し、しかも、1つのメモリセルに
記憶できる情報量を増大し、情報の大容量化を図ること
が可能な技術を提供することにある。
記憶できる情報量を増大し、情報の大容量化を図ること
が可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
マスクROMにおいて、メモリセルを構成するM I
S FETのゲート電極の両側部に、しきい値電圧を制
御する不純物が、夫々、独立に導入されたフローティン
グゲート電極を設ける。
S FETのゲート電極の両側部に、しきい値電圧を制
御する不純物が、夫々、独立に導入されたフローティン
グゲート電極を設ける。
上記した手段によれば、1つのメモリセルに2[biし
]の情報を記憶させることができるので。
]の情報を記憶させることができるので。
マスクROMの情報の大容量化を図ることができる。
以下、本発明の構成について、本発明をnチャネルMI
SFETをメモリセルとする横型マスクROMに適用し
た一実施例とともに説明する。
SFETをメモリセルとする横型マスクROMに適用し
た一実施例とともに説明する。
なお、実施例の全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、そのくり返しの説明は省略する。
同一符号を付け、そのくり返しの説明は省略する。
本発明の一実施例である横型マスクROMのメモリセル
アレイを第1図(要部平面図)で示し、第1図の■−■
線で切った断面を第2図で示す。第1図は、本実施例の
構成をわかり易くするために、各導電層間に設けられる
フィールド絶縁膜以外の絶縁膜は図示しない。
アレイを第1図(要部平面図)で示し、第1図の■−■
線で切った断面を第2図で示す。第1図は、本実施例の
構成をわかり易くするために、各導電層間に設けられる
フィールド絶縁膜以外の絶縁膜は図示しない。
第1図及び第2図において、1は単結晶シリコンからな
るP−型の半導体基板(又はウェル領域)である、2は
フィールド絶縁膜、3はp型のチャネルストッパ領域で
あり、これらは半導体素子間を電気的に分離するように
構成されている。
るP−型の半導体基板(又はウェル領域)である、2は
フィールド絶縁膜、3はp型のチャネルストッパ領域で
あり、これらは半導体素子間を電気的に分離するように
構成されている。
メモリセルを構成するnチャネルM I S FETQ
rnは、フィールド絶縁膜2で囲まれた領域の半導体
基板1の主面に設けられている。すなわち。
rnは、フィールド絶縁膜2で囲まれた領域の半導体
基板1の主面に設けられている。すなわち。
MISFETQmは、主に、半導体基板1、ゲート絶縁
膜4.ゲート電極5、絶縁膜6、フローティングゲート
電極7、ソース領域又はドレイン領域であるrl’型の
半導体領域9で構成されている。
膜4.ゲート電極5、絶縁膜6、フローティングゲート
電極7、ソース領域又はドレイン領域であるrl’型の
半導体領域9で構成されている。
このMISFETQmは、一方の半導体領域9を隣接す
る他の3つのMISFETQmの一方の半導体領域9と
一体に構成し、メモリセルアレイを構成している。つま
り、M I S F E T Q mは、フィールド絶
縁膜2(分離領域)に要する面積を縮小するように構成
されている。ソース領域(又はドレイン領域)である半
導体領域9には、層間絶縁膜10に設けられた接続孔1
1を通して、ソースfi(S L又はデータaDL)1
2が接続されている。
る他の3つのMISFETQmの一方の半導体領域9と
一体に構成し、メモリセルアレイを構成している。つま
り、M I S F E T Q mは、フィールド絶
縁膜2(分離領域)に要する面積を縮小するように構成
されている。ソース領域(又はドレイン領域)である半
導体領域9には、層間絶縁膜10に設けられた接続孔1
1を通して、ソースfi(S L又はデータaDL)1
2が接続されている。
ドレイン領域(又はソース領域)である半導体領域9に
は、前記接続孔11を通して、データ線(DL又はソー
ス線SL)が接続されている。ソース線及びデータ線1
2は、行方向に延在するように構成されている。
は、前記接続孔11を通して、データ線(DL又はソー
ス線SL)が接続されている。ソース線及びデータ線1
2は、行方向に延在するように構成されている。
半導体基板1は、MISFETQmのチャネル形成領域
として使用される。
として使用される。
前記ゲート電極5は、抵抗値を低減するn型不純物(例
えば、P、As)が導入された多結晶シリコン膜で構成
されている。また、ゲートff電極5は。
えば、P、As)が導入された多結晶シリコン膜で構成
されている。また、ゲートff電極5は。
例えば、単層の多結晶シリコン膜、高融点金属シリサイ
ド(MoSi2.TiSi2.Ta5ii 、WSi2
)膜若しくは高融点金属(M o 、 T i 、 T
a 、 W )膜、或は多結晶シリコン膜の上部に高
融点金属シリサイド膜若しくは高融点金属膜を設けた複
合膜で構成してもよい。
ド(MoSi2.TiSi2.Ta5ii 、WSi2
)膜若しくは高融点金属(M o 、 T i 、 T
a 、 W )膜、或は多結晶シリコン膜の上部に高
融点金属シリサイド膜若しくは高融点金属膜を設けた複
合膜で構成してもよい。
ゲート電極5は、列方向に配置された他のMISFET
Qmのゲート電極5と一体に構成されており、列方向に
延在するワード線(WL)5Aを構成している。
Qmのゲート電極5と一体に構成されており、列方向に
延在するワード線(WL)5Aを構成している。
半導体領域9は、フローティングゲート電極7の端部の
半導体基板1の主面部に、フローティングゲート電極7
に対して自己整合的に構成されている。
半導体基板1の主面部に、フローティングゲート電極7
に対して自己整合的に構成されている。
フローティングゲート電極7は、ゲート電極5の両側部
に、夫々、絶縁膜6を介して自己整合的に設けられてい
る。このフローティングゲート電極7は、例えば、多結
晶シリコン膜で構成されており、夫々、独立にn型不純
物(例えば、B)又はn型不純物(例えば、P)が導入
されている。フローティングゲート電極7の電位は、ゲ
ート電極5、絶縁膜6及びフローティングゲート電極7
で構成される寄生容量の容量値と、フローティングゲー
ト電極7、ゲート絶縁膜4及び半導体領域9で構成され
る寄生容量の容量値とで設定される。、このように構成
されるMI SFETQmのしきい値電圧(Vth)は
、フローティングゲート電極7の電位と、フローティン
グゲート電極7に導入される不純物とで実質的に制御さ
れる。P型不純物が導入されたフローティングゲート電
極7は、n型不純物が導入されたフローティングゲート
電極7に比べて、MI SFETQmのしきい値電圧を
約1.2 [:V]程度高く設定することができる。こ
のしきい値電圧の差は、物理的な仕事関数差により得る
ことができる。さらに、MISFETQmのしきい値電
圧は、ソース領域側(ソース線12側)、つまり、電位
の低い側に設けられたフローティングゲート塩t!7に
より支配される、ドレイン領域側(データ線12側)、
つまり、電位の高い側に設けられたフローティングゲー
トff1f47は、しきい値電圧の制御に寄与しない。
に、夫々、絶縁膜6を介して自己整合的に設けられてい
る。このフローティングゲート電極7は、例えば、多結
晶シリコン膜で構成されており、夫々、独立にn型不純
物(例えば、B)又はn型不純物(例えば、P)が導入
されている。フローティングゲート電極7の電位は、ゲ
ート電極5、絶縁膜6及びフローティングゲート電極7
で構成される寄生容量の容量値と、フローティングゲー
ト電極7、ゲート絶縁膜4及び半導体領域9で構成され
る寄生容量の容量値とで設定される。、このように構成
されるMI SFETQmのしきい値電圧(Vth)は
、フローティングゲート電極7の電位と、フローティン
グゲート電極7に導入される不純物とで実質的に制御さ
れる。P型不純物が導入されたフローティングゲート電
極7は、n型不純物が導入されたフローティングゲート
電極7に比べて、MI SFETQmのしきい値電圧を
約1.2 [:V]程度高く設定することができる。こ
のしきい値電圧の差は、物理的な仕事関数差により得る
ことができる。さらに、MISFETQmのしきい値電
圧は、ソース領域側(ソース線12側)、つまり、電位
の低い側に設けられたフローティングゲート塩t!7に
より支配される、ドレイン領域側(データ線12側)、
つまり、電位の高い側に設けられたフローティングゲー
トff1f47は、しきい値電圧の制御に寄与しない。
これは一つには、フローティングゲート電Vj、7下の
チャネル形成領域が、半導体領域9と半導体基板1との
pn接合部から半導体基板1内に形成される空乏領域内
に入るためである。又、読出時フローティングゲート電
極7の電位がゲート電極5及び半導体領域9の高電位と
の結合容量により充分高い値となるためである。
チャネル形成領域が、半導体領域9と半導体基板1との
pn接合部から半導体基板1内に形成される空乏領域内
に入るためである。又、読出時フローティングゲート電
極7の電位がゲート電極5及び半導体領域9の高電位と
の結合容量により充分高い値となるためである。
本発明は、このフローティングゲート電極7でしきい値
電圧を制御し、第3図及び第4図(MISFETQmの
模写図)に示すように、情報の書込みを行うことができ
るようにしたものである。
電圧を制御し、第3図及び第4図(MISFETQmの
模写図)に示すように、情報の書込みを行うことができ
るようにしたものである。
第3図に示すMI SFETQmは、情報読出動作で選
択されるとソース領域、ドレイン領域間が導通するよう
になっており、情報” 0 ” (又は゛1′″)が記
憶されている。つまり、MI SFETQmは、情報続
出期間内にデータ線12のプリチャージ電位Vdが減少
しソース線12の電位に近づく、具体的には、ゲート電
極5(ワード線)の選択電位は例えば3.0 [V]
、データ線12のプリチャージ電位V d ハ例えば3
.0[Vコ、’/−ス1!12の電位は例えばO[V]
である。ソース領域側のフローティングゲート電極7の
電位は、前述の寄生容量比を1:1とすると、約1.5
[V]になる。すなわち、n型不純物が導入されたフ
ローティングゲート電極7をソース領域側に設けたMI
SFETQmは1通常のしきい値電圧である例えば約0
゜8 [V]に設定されるので1通する。
択されるとソース領域、ドレイン領域間が導通するよう
になっており、情報” 0 ” (又は゛1′″)が記
憶されている。つまり、MI SFETQmは、情報続
出期間内にデータ線12のプリチャージ電位Vdが減少
しソース線12の電位に近づく、具体的には、ゲート電
極5(ワード線)の選択電位は例えば3.0 [V]
、データ線12のプリチャージ電位V d ハ例えば3
.0[Vコ、’/−ス1!12の電位は例えばO[V]
である。ソース領域側のフローティングゲート電極7の
電位は、前述の寄生容量比を1:1とすると、約1.5
[V]になる。すなわち、n型不純物が導入されたフ
ローティングゲート電極7をソース領域側に設けたMI
SFETQmは1通常のしきい値電圧である例えば約0
゜8 [V]に設定されるので1通する。
また、第4図に示すMISFETQmは、情報読出動作
で選択されても非導通状態であり、情報”1”(又は0
″′)が記憶されている。つまり、MISFETQmは
、情報読出期間内にデータ線12のプリチャージ電位V
dを実質的に変化させない、具体的には、P型不純物が
導入されたフローティングゲート電極!極7をソース領
域側に設けたMI SFETQmは9通常の約0.8[
Vコのしきい値電圧が仕事関数で約2.0(=0.8+
1.2) [V]のしきい値電圧に設定されるので導通
しない(フローティングゲート電極7の電位は1.5
[V] ”) ’。
で選択されても非導通状態であり、情報”1”(又は0
″′)が記憶されている。つまり、MISFETQmは
、情報読出期間内にデータ線12のプリチャージ電位V
dを実質的に変化させない、具体的には、P型不純物が
導入されたフローティングゲート電極!極7をソース領
域側に設けたMI SFETQmは9通常の約0.8[
Vコのしきい値電圧が仕事関数で約2.0(=0.8+
1.2) [V]のしきい値電圧に設定されるので導通
しない(フローティングゲート電極7の電位は1.5
[V] ”) ’。
そして、ソース17.12とデータ線12との機能を入
れ換える(ソース領域とドレイン領域との機能を入れ換
える)と、前述と同様に、MISFETQmは、ソース
領域側に設けられたフローティングゲート電極7でしき
い値電圧が設定され、導通、非導通状態になる。つまり
、MISFETQmは、情報読出動作でソース領域とド
レイン領域とを入れ換えることにより1両方向、独立に
導通。
れ換える(ソース領域とドレイン領域との機能を入れ換
える)と、前述と同様に、MISFETQmは、ソース
領域側に設けられたフローティングゲート電極7でしき
い値電圧が設定され、導通、非導通状態になる。つまり
、MISFETQmは、情報読出動作でソース領域とド
レイン領域とを入れ換えることにより1両方向、独立に
導通。
非導通を行えるように、フローティングゲート電極7で
しきい値電圧を制御することができる。
しきい値電圧を制御することができる。
このように、マスクROMにおいて、MISFETQm
のゲート電FIA7の両側部に、しきい値電圧を制御す
る不純物が、夫々、独立に導入されたフローティングゲ
ート電極7を設けることにより、1つのメモリセルに2
[bijlの情報を記憶させることができるので、情
報の大容量化を図ることができる。
のゲート電FIA7の両側部に、しきい値電圧を制御す
る不純物が、夫々、独立に導入されたフローティングゲ
ート電極7を設けることにより、1つのメモリセルに2
[bijlの情報を記憶させることができるので、情
報の大容量化を図ることができる。
なお、第1図に示すように、フローティングゲート電極
7は、ゲートfI!極5及びワードfi5Aの延在する
方向に延在し、隣接する他のMISFETQmのブロー
ティングゲート電極7と接続されているが、しきい値電
圧の制御に対する影響はない、また、隣接するMISF
ETQmの夫々のフローティングゲート電極7間は、切
断してもよい。
7は、ゲートfI!極5及びワードfi5Aの延在する
方向に延在し、隣接する他のMISFETQmのブロー
ティングゲート電極7と接続されているが、しきい値電
圧の制御に対する影響はない、また、隣接するMISF
ETQmの夫々のフローティングゲート電極7間は、切
断してもよい。
次に1本実施例の製造方法に゛ついて、第5図乃至第8
図(MI SFETQmの各製造工程毎の断面図)を用
いて簡単に説明する。
図(MI SFETQmの各製造工程毎の断面図)を用
いて簡単に説明する。
まず、MISFETQm形成領域間の半導体基板1の主
面に、フィールド絶av2及びp型のチャネルストッパ
領域3を形成する。
面に、フィールド絶av2及びp型のチャネルストッパ
領域3を形成する。
この後、第5図に示すように、MISFET0m形成領
域の半導体基板1の主面上に、ゲート絶!1114を形
成する。このゲート絶縁膜4は、フローティングゲート
[極7下のしきい値電圧を高め、情報の判定を確実に行
えるように、できる限り薄い膜厚で形成することが望ま
しい、また、ゲート絶縁膜4は、ソース領域、ドレイン
領域間に流れるチャネル電流量を高めるためにも、薄い
膜厚で形成することが望ましい。
域の半導体基板1の主面上に、ゲート絶!1114を形
成する。このゲート絶縁膜4は、フローティングゲート
[極7下のしきい値電圧を高め、情報の判定を確実に行
えるように、できる限り薄い膜厚で形成することが望ま
しい、また、ゲート絶縁膜4は、ソース領域、ドレイン
領域間に流れるチャネル電流量を高めるためにも、薄い
膜厚で形成することが望ましい。
次に、ゲート絶縁膜4上にゲート電極5を形成し、第6
図に示すように、ゲート電極5の両側部のゲート絶縁膜
4上に、絶l#膜6を介在させてフローティングゲート
電極7を形成する。
図に示すように、ゲート電極5の両側部のゲート絶縁膜
4上に、絶l#膜6を介在させてフローティングゲート
電極7を形成する。
ゲート電極5は1例えば、CVDで形成した多結晶シリ
コン膜に、抵抗値を低減するn型不純物を導入した後、
反応性イオンエツチング(RIE)でパターンニングす
ることで形成できる。n型不純物としては、例えば、P
又はAsを用いる。
コン膜に、抵抗値を低減するn型不純物を導入した後、
反応性イオンエツチング(RIE)でパターンニングす
ることで形成できる。n型不純物としては、例えば、P
又はAsを用いる。
絶81106は、例えば、ゲートff電極5の表面を酸
化して形成した酸化シリコン膜で形成する。
化して形成した酸化シリコン膜で形成する。
フローティングゲート電tTA7は、絶8膜6を介在さ
せて、ゲート絶縁膜5を覆う多結晶シリコン膜をCVD
で形成し、P型不純物を導入した後1反応性イオンエツ
チング(RIE)を施すことで形成できる。p型不純物
は、メモリセルに情報″゛1″(又は’0”)を記憶さ
せるしきい値電圧を設定するため、例えば、 1014
〜10” ’ [at、oms/am2コ程度の濃度
のBをイオン打込みで導入する。P型不純物は、フロー
ティングゲート電極7下のしきい値電圧を高め、情報の
判定を確実に行えるように、できる限り高い濃度で導入
することが望ましく1゜ 前記フローティングゲート電極7は、CVDで形成した
多結晶シリコン膜の膜厚と、反応性イオンエツチング量
とでチャネル長方向の膜厚を制御する。この膜厚の制御
性は良好である。しかも、フローティングゲート電極7
は、ゲート電極5に対して自己整合的に形成されている
ので、製造工程におけるマスク合せ余裕を低減すること
ができる。つまり、MI SFETQmは、マスク合せ
余裕を必要とする製造手段に比べて、フローティングゲ
ート電極7に要する面積を縮小することができる。
せて、ゲート絶縁膜5を覆う多結晶シリコン膜をCVD
で形成し、P型不純物を導入した後1反応性イオンエツ
チング(RIE)を施すことで形成できる。p型不純物
は、メモリセルに情報″゛1″(又は’0”)を記憶さ
せるしきい値電圧を設定するため、例えば、 1014
〜10” ’ [at、oms/am2コ程度の濃度
のBをイオン打込みで導入する。P型不純物は、フロー
ティングゲート電極7下のしきい値電圧を高め、情報の
判定を確実に行えるように、できる限り高い濃度で導入
することが望ましく1゜ 前記フローティングゲート電極7は、CVDで形成した
多結晶シリコン膜の膜厚と、反応性イオンエツチング量
とでチャネル長方向の膜厚を制御する。この膜厚の制御
性は良好である。しかも、フローティングゲート電極7
は、ゲート電極5に対して自己整合的に形成されている
ので、製造工程におけるマスク合せ余裕を低減すること
ができる。つまり、MI SFETQmは、マスク合せ
余裕を必要とする製造手段に比べて、フローティングゲ
ート電極7に要する面積を縮小することができる。
次に、ゲートffi tM 5及びフローテイングゲー
トff1t17を覆う絶縁膜8A、及びソース領域、ド
レイン領域形成領域の半導体基板1上を覆う絶縁膜8B
を形成する。絶縁膜8Aは、絶a膜8Bに比べて厚い膜
厚で形成するために、例えば、夫々の表面を酸化して形
成した酸化シリコン膜を用いる。
トff1t17を覆う絶縁膜8A、及びソース領域、ド
レイン領域形成領域の半導体基板1上を覆う絶縁膜8B
を形成する。絶縁膜8Aは、絶a膜8Bに比べて厚い膜
厚で形成するために、例えば、夫々の表面を酸化して形
成した酸化シリコン膜を用いる。
つまり、絶縁膜8Aは、単結晶シリコンからなる半導体
基板lに比べて、多結晶シリコン膜の酸化速度が速い性
質を利用し形成する。絶a膜8Aは。
基板lに比べて、多結晶シリコン膜の酸化速度が速い性
質を利用し形成する。絶a膜8Aは。
ソース領域及びドレイン領域を形成するためのn型不純
物の導入を防止するマスクとして使用する。
物の導入を防止するマスクとして使用する。
絶縁膜8Bは、前記n型不純物の導入による半導体基板
1表面の損傷を緩和するバッファ層及び汚染をゲッタリ
ングするマスクとして使用する。
1表面の損傷を緩和するバッファ層及び汚染をゲッタリ
ングするマスクとして使用する。
次に、主として、絶縁膜8A及びフィールド絶縁膜2を
不純物導入用マスクとして用い、第7図に示すように、
フローティングゲート電極7の側部にn゛型の半導体領
域9を形成する。半導体領域9は、ソース領域又はトレ
イン領域を形成する。
不純物導入用マスクとして用い、第7図に示すように、
フローティングゲート電極7の側部にn゛型の半導体領
域9を形成する。半導体領域9は、ソース領域又はトレ
イン領域を形成する。
半導体領域9は、フローティングゲート電極1極7に導
入さ汎ないように1例えば10” [atoms/c
m”コ程度の濃度のAsをイオン打込みで導入する。
入さ汎ないように1例えば10” [atoms/c
m”コ程度の濃度のAsをイオン打込みで導入する。
この半導体領域9を形成する工程で、 M I S F
ETQmは完成する。
ETQmは完成する。
次に、第8図に示すように、ゲー)−1! t! 5の
一側部又は両側部の所定のブローティングゲート1陽7
にn型不純物を導入し、情報の書込みを行う。
一側部又は両側部の所定のブローティングゲート1陽7
にn型不純物を導入し、情報の書込みを行う。
n型不純物は、イオン打込みにより、フローティングゲ
ート電極7に導入されたB濃度に比べて。
ート電極7に導入されたB濃度に比べて。
高濃度に導入される。n型不純物の導入は、例えば、フ
ォトレジスト膜(情報書込用マスク)を用いて行う。
ォトレジスト膜(情報書込用マスク)を用いて行う。
このように、MI SFETQmを形成した後に。
情報の書込みを行うことができるので、製品完成までに
要する時間を短縮することができる。
要する時間を短縮することができる。
次に、前記第1図及び第2図に示すように1層間絶#膜
10.接続孔11及びソース線、データfi12を順次
形成することにより、マスクROMは完成する。
10.接続孔11及びソース線、データfi12を順次
形成することにより、マスクROMは完成する。
以上1本発明者によってなされた発明を、前記実施例に
基づき具体的に説明したが、本発明は。
基づき具体的に説明したが、本発明は。
前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において1種々変形し得ることは勿論である
。
しない範囲において1種々変形し得ることは勿論である
。
例えば、本発明は、予じめフローティングゲート電極7
にn型不純物を導入しておき、所定のフローティングゲ
ートf!17にn型不純物を導入して情報の書込みを行
ってもよい。
にn型不純物を導入しておき、所定のフローティングゲ
ートf!17にn型不純物を導入して情報の書込みを行
ってもよい。
また、フローティングゲートff電極7の構成としては
、RIEを用いたサイドウオール構造に限定されない。
、RIEを用いたサイドウオール構造に限定されない。
例えば、第9図又は第10図に示すように、ゲート電極
5の下部又は上部に、電極7を形成してもよい。
5の下部又は上部に、電極7を形成してもよい。
第9図に示す構造は、例えば、次のようにして形成され
る。電極7形成のため基板上全面に形成された多結晶シ
リコン膜の一部にn型、他の一部にn型の不純物を夫々
導入した後、所定の形状にパターニングする。この後、
絶縁膜(シリコン酸化膜)4.13を形成した後、1を
極5を形成する。
る。電極7形成のため基板上全面に形成された多結晶シ
リコン膜の一部にn型、他の一部にn型の不純物を夫々
導入した後、所定の形状にパターニングする。この後、
絶縁膜(シリコン酸化膜)4.13を形成した後、1を
極5を形成する。
さらに、電極5をマスクとして、露出している電極7を
パターニングし、ゲート電極5,7を完成する。この後
、ゲート電極5,7をマスクとして、基板1に不純物を
イオン打込みして、n°型の半導体領域を形成する。こ
のイオン打込みのとき、電極5がマスクとなるので、P
型の電極7にn型不純物が導入されない、なお、14は
例えばシリコン酸化膜である。
パターニングし、ゲート電極5,7を完成する。この後
、ゲート電極5,7をマスクとして、基板1に不純物を
イオン打込みして、n°型の半導体領域を形成する。こ
のイオン打込みのとき、電極5がマスクとなるので、P
型の電極7にn型不純物が導入されない、なお、14は
例えばシリコン酸化膜である。
第10図に示す構造は、例えば1次のようにして形成さ
れる。電極5、絶縁膜(シリコン酸化膜)13を形成し
た後、基板上全面に多結晶シリコン膜及びシリコン酸化
膜をCVDにより形成する。
れる。電極5、絶縁膜(シリコン酸化膜)13を形成し
た後、基板上全面に多結晶シリコン膜及びシリコン酸化
膜をCVDにより形成する。
この二層膜を同一パターンにエツチングして、電極7及
びその上のシリコン酸化膜15を形成する。
びその上のシリコン酸化膜15を形成する。
次に、ffi罹7.5をマスクとして、基板1にn型不
純物をイオン打込みして、n°型半導体領域を形成する
。このイオン打込みのとき、絶縁膜15が存在するので
、n型の電tTA7にn型不純物が導入されない。
純物をイオン打込みして、n°型半導体領域を形成する
。このイオン打込みのとき、絶縁膜15が存在するので
、n型の電tTA7にn型不純物が導入されない。
また、本発明は、MISFET(メモリセル)のドレイ
ン領域又はソース領域と、隣接する他の1つのMISF
ETのドレイン領域又はソース領域とが一体に構成され
てメモリセルアレイをなすマスクROMに適用すること
ができる。
ン領域又はソース領域と、隣接する他の1つのMISF
ETのドレイン領域又はソース領域とが一体に構成され
てメモリセルアレイをなすマスクROMに適用すること
ができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得ることができる効果を簡単に説明すれば1次のと
おりである。
って得ることができる効果を簡単に説明すれば1次のと
おりである。
マスクROMにおいて、メモリセルを構成するM I
S FETのゲートff1tIの両側部に、しきい値電
圧を制御する不純物が、夫々、独立に導入されたフロー
ティングゲート電極を設けることにより。
S FETのゲートff1tIの両側部に、しきい値電
圧を制御する不純物が、夫々、独立に導入されたフロー
ティングゲート電極を設けることにより。
1つのメモリセルに2 [bih]の情報を記憶させる
ことができるので、マスクROMの情報の大容量化を図
ることができる。
ことができるので、マスクROMの情報の大容量化を図
ることができる。
第1図は1本発明の一実施例である横型マスクROMの
メモリセルアレイを示す要部平面図、第2図は、第1図
の■−■線で切った断面図。 第3図及び第4図は、前記第2図に示すMISFETQ
mの模写図。 第5図乃至第8図は、本発明の一実施例である横型マス
クROMのMI SFETQmを各製造工程毎に示す断
面図、 第9図及び第10図は、本発明の他の実施例を示す断面
図である。 図中、1・・・半導体基板、4・・・ゲート絶縁膜、5
・・・ゲート電極、6・・・絶Bv、7・・・フローテ
ィングゲート電極!極、8A、8B・・・絶縁膜、9・
・・半導体領域、10・・・層間絶縁膜、11・・・接
続孔、12・・・ソース線又はデータ線、Qm・・・M
ISFETである。 /−一−−へ、
メモリセルアレイを示す要部平面図、第2図は、第1図
の■−■線で切った断面図。 第3図及び第4図は、前記第2図に示すMISFETQ
mの模写図。 第5図乃至第8図は、本発明の一実施例である横型マス
クROMのMI SFETQmを各製造工程毎に示す断
面図、 第9図及び第10図は、本発明の他の実施例を示す断面
図である。 図中、1・・・半導体基板、4・・・ゲート絶縁膜、5
・・・ゲート電極、6・・・絶Bv、7・・・フローテ
ィングゲート電極!極、8A、8B・・・絶縁膜、9・
・・半導体領域、10・・・層間絶縁膜、11・・・接
続孔、12・・・ソース線又はデータ線、Qm・・・M
ISFETである。 /−一−−へ、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、MISFETでメモリセルを構成する読出専用の不
揮発性記憶機能を有する半導体集積回路装置において、
前記MISFETのゲート電極の両側部に、しきい値電
圧を制御する不純物が、夫々、独立に導入されたフロー
ティングゲート電極を設けたことを特徴とする半導体集
積回路装置。 2、前記フローティングゲート電極は、前記ゲート電極
に対して、自己整合的に構成されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積回路装置。 3、前記MISFETは、ソース領域側のフローティン
グゲート電極で実質的なしきい値電圧を設定しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体集
積回路装置。 4、前記MISFETのドレイン領域、ソース領域の夫
々には、データ線、ソース線が接続されており、該デー
タ線、ソース線の夫々は、情報の読出動作において、そ
の機能を入れ換えることができるように構成されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体
集積回路装置。 5、前記MISFETは、横型マスクROMのメモリセ
ルを構成することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
至第4項に記載の夫々の半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61167934A JPS6325967A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61167934A JPS6325967A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6325967A true JPS6325967A (ja) | 1988-02-03 |
Family
ID=15858765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61167934A Pending JPS6325967A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6325967A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01161770A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
JPH05211327A (ja) * | 1991-09-19 | 1993-08-20 | Nec Kyushu Ltd | 記憶素子 |
JP2004349330A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Sharp Corp | 半導体記憶装置、半導体装置及びそれらの製造方法、携帯電子機器、並びにicカード |
JP2005514772A (ja) * | 2001-12-20 | 2005-05-19 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | 電気的にプログラムされたソース/ドレイン直列抵抗を有するmosトランジスタ |
JP2007096342A (ja) * | 1998-07-13 | 2007-04-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 不揮発性メモリ装置 |
JP2007258497A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
-
1986
- 1986-07-18 JP JP61167934A patent/JPS6325967A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01161770A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
JPH05211327A (ja) * | 1991-09-19 | 1993-08-20 | Nec Kyushu Ltd | 記憶素子 |
JP2007096342A (ja) * | 1998-07-13 | 2007-04-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 不揮発性メモリ装置 |
JP4732312B2 (ja) * | 1998-07-13 | 2011-07-27 | 三星電子株式会社 | 不揮発性メモリ装置 |
JP2005514772A (ja) * | 2001-12-20 | 2005-05-19 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | 電気的にプログラムされたソース/ドレイン直列抵抗を有するmosトランジスタ |
JP2010177690A (ja) * | 2001-12-20 | 2010-08-12 | Advanced Micro Devices Inc | 電気的にプログラムされたソース/ドレイン直列抵抗を有するmosトランジスタ |
JP2004349330A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Sharp Corp | 半導体記憶装置、半導体装置及びそれらの製造方法、携帯電子機器、並びにicカード |
JP2007258497A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
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