JP3150362B2 - Eprom仮想接地アレイ - Google Patents

Eprom仮想接地アレイ

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JP3150362B2 JP16737391A JP16737391A JP3150362B2 JP 3150362 B2 JP3150362 B2 JP 3150362B2 JP 16737391 A JP16737391 A JP 16737391A JP 16737391 A JP16737391 A JP 16737391A JP 3150362 B2 JP3150362 B2 JP 3150362B2
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    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0491Virtual ground arrays
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Read Only Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、EPROMアレイに関
するものであって、更に詳細には、従来可能であったも
のよりも与えられたアレイ寸法に対し一層小型の集積回
路とすることを可能とするためにアレイ内の各セルの寸
法を実質的に減少させるような態様で仮想接地を使用す
るEPROMアレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】「EPROM」と呼ばれる電気的に書込
み可能なリードオンリーメモリにおけるセル寸法を小型
化するための広範な努力がなされている。一般的に、セ
ル寸法が小さければ小さいほど、与えられた数のEPR
OMセルを有する集積回路ダイ乃至はチップが一層小型
となり、従って製造プロセスにおける有用な半導体ダイ
の歩留りは一層高くなる。更に、セル寸法がより小さけ
れば、与えられた寸法のEPROMアレイ用の集積回路
ダイがより小型となり、与えられた寸法のウエハからよ
り多くの半導体ダイを得ることが可能であり、従ってダ
イ当りの製造コストは低下される。従って、EPROM
セル寸法、従って与えられた寸法のEPROMアレイを
有する半導体チップのダイ寸法を減少するための努力が
なされている。EPROM集積度を改善するための業界
における一般的な傾向は、EPROMアレイに対し、共
通接地アーキテクチャではなく仮想接地アーキテクチャ
を適用することである。仮想接地アプローチは、コンタ
クト及びソースラインに関連するアレイ内のオーバーヘ
ッド面積の多くを除去している。この様な努力の一例
は、例えば、米国特許第4,267,632号に示され
ている。この特許においては、第一複数個の平行な互い
に離隔された多結晶シリコン(ポリシリコン)ライン
が、シリコン半導体基板の1表面上でそれから絶縁され
て画定されている。平行で互いに離隔されたドープ領域
が、これらのラインと整合しこれらの第一ポリシリコン
ラインの間のシリコン基板内に形成されている。
【0003】基板内のドープ領域及び第一ラインから絶
縁されている第二複数個の平行で且つ互いに離隔したポ
リシリコンラインが、第一ライン及びドープ領域に対し
て垂直に形成されている。これらの第二ラインは、エッ
チマスクとして使用し、第二ラインによって被覆されて
いない第一ラインの部分を取除く。第二ラインの下側に
残存する第一ラインの部分は、ドープ領域の間に位置さ
れており、且つEPROMトランジスタの浮遊ゲートを
形成する。上記特許は、比較的高い集積度のアレイにお
いて複数個の浮遊ゲート装置を発生するが、そのセル寸
法はいまだに所望のものよりも大きいものである。この
ことの一つの理由は、シリコン基板内の各長尺状のドー
プ領域の上方に1本のメタルラインが形成されているか
らである。従って、該アレイの寸法は、これらのメタル
(金属)ラインの幅及びこの様なメタルラインと下側に
存在する長尺状の平行で且つ互いに離隔したドープ領域
との間に多数のコンタクト(それは、メタルラインの幅
よりも幅広であることが必要である)を設けねばならな
い必要性の両方によって増大されている。対称的なトラ
ンジスタ(ソース及びドレインが交換可能なもの)を有
することは、仮想接地アレイにおけるプログラミング
(書込み)機能を複雑とさせる。この複雑性を補償する
ために、一層複雑なYデコーダが必要となる。この複雑
なYデコーダはチップ寸法を増加させる。更に、ドレイ
ンターンオン問題(ドレイン電圧を浮遊ゲートへカップ
リングさせ且つVG =0であってもEPROMセルが電
流をリークさせる)のために、EPROMセルは、現在
の技術を使用して可能な最小チャンネル長よりも長いチ
ャンネル長を有している。このことは、セル寸法を増加
させ且つセル性能に妥協を要求する。
【0004】上述した問題の幾つかを解消するために、
分割ゲート非揮発性EPROMアレイが、1987年1
月27日に発行された米国特許第4,639,893号
(発明者、Eitan、出願日:1984年5月15
日)に開示されている。このEitan特許において
は、メモリセルが制御ゲートと浮遊ゲートの両方を有し
ている。その浮遊ゲートは、ドレイン領域に自己整合さ
れているが、制御ゲートは自己整合されていない。この
Eitan特許では、浮遊ゲート下側のトランジスタチ
ャンネル長の部分は、製造上の不整合とは無関係に浮遊
ゲート自身によって画定され、その際に浮遊ゲート下側
に一定のチャンネル長を確保している。このことは、ド
レイン領域の一方の端部を画定するために浮遊ゲートを
使用することによって達成される(即ち、ドレインの一
方の端部を浮遊ゲートの一方の端部へ自己整合させ
る)。上記Eitan特許において開示されるプロセス
においては、自己整合した分割ゲート構成体を形成する
ために、ソース領域がドレイン領域と同時に画定される
が、浮遊ゲートと相対的なソース領域のアライメント
(整合)は、ソース領域が下側に存在しておらず且つ浮
遊ゲートから離隔されている限り、臨界的なものではな
い。
【0005】上記Eitan特許の分割ゲートトランジ
スタは、製造公差とは独立した精密に画定した長さで浮
遊ゲートの下側にチャンネル領域を得ると共に、浮遊ゲ
ートとソース領域の間で制御ゲート電極(それは、ワー
ドラインの一部)下側に比較的低下した精度で画定され
た残部のチャンネル領域を得ている。
【0006】上述したEitan特許発明の利点は、浮
遊ゲートとソース領域との間の不整合は、制御ゲートに
よって被覆され、且つメモリセルの動作にほとんど影響
を与えることがなく、同時に、浮遊ゲートがドレイン領
域に自己整合されるということである。上述したEit
an特許発明の非対称的な分割ゲートセルは、上述した
仮想接地アレイ内の対称的なEPROMセルに関連する
ドレインターンオン問題及び書込み撹乱の問題を解消し
ている。
【0007】上述した’893特許の分割ゲート構造
は、各セルにおいて一対のトランジスタを必要としてお
り、即ち1ビットの情報を格納するために使用する浮遊
ゲートトランジスタと制御トランジスタとを必要として
いる。浮遊ゲートトランジスタ及び制御トランジスタの
両方は、複合構造のソースとドレインとの間に直列的に
設けられている。制御トランジスタは場所をとり、従っ
て単に浮遊ゲートトランジスタのみを有するセルの寸法
と比較してセル寸法を増加させる。
【0008】上述した’632特許においては、その長
さに沿って選択した箇所において拡散ビットラインと接
触するために全ての拡散ビットライン上にメタルライン
を形成せねばならない。コンタクト(接触)の数が少な
いために(32個のセル毎に一つ、又は64個のセル毎
に一つ)、コンタクトを有するメタルピッチは、それら
のコンタクトを互い違いとさせることによりよりよく集
積化させることが可能である。しかしながら、セルピッ
チは、リソグラフィのみに起因して可能な最小設計基準
よりも常に幅広であるメタルピッチによって制限され
る。
【0009】EPROMの集積度を増加させるのには二
つの方法がある。一つの方法は、設計基準を減少させ且
つ小さくさせることである。他の方法は、アーキテクチ
ャの改良を行なうものである。図1は、EPROMの集
積度がほぼ1.8年毎に2倍となっていることを示して
いる。図2は、セル寸法(面積において)は同時的に減
少しておらず3.5年毎に半分に減少していることを示
している。その結果、EPROMチップ寸法は、198
0年頃の256KのEPROMに対する170平方ミル
から1989年における4メガビットのEPROMに対
する360乃至380平方ミルへ劇的に増加している。
図2は、理論的な最小セル寸法は、同一の設計基準を有
するスタンダードなセル寸法よりも約2.5乃至3倍小
さいものであることを示している。図2に示した最小の
理論的セル寸法は最小特徴寸法に関連している。従来、
最小特徴寸法は、1本のラインの最小幅及びこの様な二
つのラインの間の最小空間に対応している。理論的に
は、多結晶シリコンラインに対する最小幅が0.8ミク
ロンであり且つ二つの多結晶シリコンラインの間の最小
ピッチが0.8ミクロンである場合には、片側上が1.
6ミクロンの正方形が可能である。典型的に、ある技術
に対し最小特徴寸法を定義する場合には、それは、実際
に最小特徴寸法を有する多結晶シリコンである。更に、
典型的に、最小拡散は、多結晶シリコンの最小特徴寸法
よりも1.3乃至1.5倍大きく、一方メタル及びコン
タクトは、最小特徴寸法よりも1.5乃至2.0倍大き
いものである。EPROMセルで理論的な最小寸法に近
付くためには、「ポリピッチ制限型」のセルを画定せね
ばならず、即ち、その最小特徴部が、拡散部又はメタル
及びコンタクト寸法ではなく、多結晶シリコンによって
画定されている型のセルを画定せねばならない。
【0010】図3は、従来のスタンダードのEPROM
レイアウトを概略平面図で示している。臨界的な設計基
準は、メタル及びコンタクトピッチからなるYピッチ
(X軸に沿ってとってある)及び共用するドレインコン
タクトの半分を反映するXピッチ(Y軸に沿ってとって
ある)、ドレインコンタクトから二重ポリシリコンへの
距離、最小ポリシリコンピッチ、及び共用ソースライン
に対する拡散ピッチの半分などを包含している。0.8
ミクロン技術においては、セル寸法は約7.5平方ミク
ロンである。
【0011】図4は、従来の対称的な仮想接地EPRO
Mのレイアウトを示している。図4において、Yピッチ
に沿っての(X軸に沿っての)臨界的設計基準は、メタ
ル及びコンタクトであり、一方臨界的Xピッチ設計基準
(Y軸に沿って)はポリピッチ制限型である。図4の構
成の平面図に示した対称的仮想接地アプローチは、複雑
な書込みサイクルを必要とし、それは多数の周辺オーバ
ーヘッド回路を必要とする。従って、全体的には、減少
されたセル寸法を周辺回路の複雑性と共にすれば、ダイ
寸法において実質的な改良はないことになる。
【0012】ウエハスケールインテグレーション社によ
って使用されているタイプの非対称的な仮想接地構成
(図5(a)及び(b)及び上記’893特許参照)
は、Yピッチにおいて(X軸に沿って)メタル及びコン
タクトの半分を有しており、且つXピッチにおいて(Y
軸に沿って)拡散ピッチ制限を有している。図5(a)
及び(b)に示した如く、このセルは非対称的である。
これは、非常に簡単な周辺回路とさせ、従って最も攻撃
的でない設計基準及び最も簡単な周辺回路でもって最小
のダイ寸法が得られる。同一の0.8ミクロン技術の場
合、このセル寸法は約4.5平方ミクロンである。従っ
て、セル寸法を最小特徴セル寸法へ減少させるアーキテ
クチャに関する改良が、EPROMの寸法を減少させる
(即ち、「スケーリング」)において採用するのに好適
なアプローチである。
【0013】
【課題を解決するための手段】従来技術においては、非
対称的なセルを使用して、制御トランジスタ乃至は転送
トランジスタが各浮遊ゲートトランジスタと共に使用さ
れていた。各浮遊ゲートトランジスタに隣接して制御ト
ランジスタが存在することはシリコン空間を占有してい
た。従って、各分割ゲート構成から転送トランジスタを
取除くと、実質的なシリコン面積の節約となる。本発明
によれば、この転送トランジスタは、各分割ゲートトラ
ンジスタから取除かれ且つウエハの別の部分へ移動され
ている。更に、複数個の転送トランジスタが1個の転送
トランジスタへ結合されており、該1個の転送トランジ
スタが複数個の浮遊ゲートトランジスタの何れか一つへ
の電流を制御する。典型的に、例えば、64個の浮遊ゲ
ートトランジスタの各々への電流を制御するために本発
明に従って1個の転送トランジスタが使用されるが、設
計容量に依存して、1個の転送トランジスタと共に使用
する浮遊ゲートトランジスタの数をその他の値のものと
することが可能である。従来のEPROMにおける非対
称的なトランジスタから転送トランジスタを取除くこと
は何ら空間を獲得することにはならない。なぜならば、
最小寸法はメタルピッチによって制御されていたからで
ある。このメタルピッチは、最小トランジスタ寸法より
もかなり大きなものであり、従って、各浮遊ゲートトラ
ンジスタに転送トランジスタが設けられていたか否かは
問題ではなかった。メタルピッチが制限要因であったの
で、転送トランジスタの除去は何ら面積の節約を達成す
るものではなかった。
【0014】本発明によれば、一つ置きのメタルライン
を取除き且つ仮想接地を使用することにより、メタルピ
ッチはもはや支配的な寸法ではない。各分割ゲートトラ
ンジスタから転送トランジスタを除去し且つ除去した複
数個の転送トランジスタを1個の転送トランジスタへ結
合させ且つこの1個の転送トランジスタをシリコンの異
なった部分へ配置させることにより面積における実質的
な節約が得られる。直接的に隣接する各浮遊ゲートトラ
ンジスタから各転送トランジスタを除去し且つ複数個の
転送トランジスタを一つ又は二つの離れた転送トランジ
スタへ結合するにも拘らず、各浮遊ゲートメモリセルの
基本的な非対称性は維持される。
【0015】更に、本発明によれば、転送トランジスタ
は、自己整合技術を使用して製造され、一方、従来技術
においては、特に上記Eitanの’893特許におい
ては、転送トランジスタは自己整合されたものではなか
った。転送トランジスタを自己整合させることにより、
アレイに亘ってより予測可能な性能を確保することが可
能である。なぜならば、転送トランジスタの特性は、従
来技術におけるのと同一な程度に製造公差に依存するも
のではなく、従ってこれらのトランジスタの各々の性能
は一層予測可能なものだからである。
【0016】本発明によれば、セル寸法は、従来技術に
おける如く、設計考慮事項によるのではなくホトリソグ
ラフィの理論的限界へ減少されている。従って、0.8
ミクロン技術においては(即ち、最小設計特徴寸法が
0.8ミクロン)、最小セル寸法は片側において1.6
ミクロンであり、且つ最小セル面積は2.56平方ミク
ロンである。一方、0.6ミクロンの最小設計基準の場
合には、最小セル寸法は1.44ミクロンである。0.
5ミクロン技術の場合には、最小セル寸法は1平方ミク
ロンである。
【0017】本発明によれば、共用メタル仮想接地アレ
イが提供され、それは、同一の設計基準に対する従来の
セルの寸法と比較して、各EPROMセルの寸法を実質
的に減少させることを可能としている。更に、アレイ内
の各浮遊ゲートトランジスタは二つの平行なドープした
ソース領域及びドレイン領域の間に配列されており、そ
の場合に、複数個の長尺状の平行なドープ領域がアレイ
の基板内に形成され且つ多数の浮遊ゲートトランジスタ
が各対のドープしたソース領域とドレイン領域との間に
おいてライン上に配列されているが、メタルコンタクト
は一つ置きの長尺状のドープ領域にのみ形成されてお
り、その際に導電性メタルライン及びその下側のドープ
領域へのそれらのコンタクトによってとられるスペー
ス、即ち空間を著しく減少させている。この場合には、
セルピッチは、平行なドープしたソース領域とドレイン
領域との間の最小な理論的ピッチによって制限される。
【0018】本発明によれば、複数個のトランジスタへ
の電流を制御するために1個の制御トランジスタで適当
であるが、実際には、この目的のために二つの並列な制
御トランジスタが使用されており、その際に与えられた
浮遊ゲートトランジスタを介して通過する電流によって
見られる抵抗値を実質的に減少させている。
【0019】本発明の構成に関して重要な点は、セグメ
ント化したビットラインを使用していることである。こ
のセグメント化したビットラインは、メタルラインの数
を半分だけ減少させることを可能とし、その際にメタル
ラインピッチがアレイ内のセル寸法に関し支配的な寸法
であることを取除いている。2本の制御ラインと共にこ
のセグメント化したビットラインは、周辺オーバーヘッ
ドを減少させるためにセルにおいて必要とされる非対称
性を達成し、同時に、メタルラインピッチが最小セル寸
法における支配的な要因であることを解消している。
【0020】更に、本発明のアーキテクチャは、同一の
アレイ寸法に対する従来のコンタクトと比較して、コン
タクト数を実質的に減少させることを可能としている。
例えば、図3の従来技術を使用する16メガビットのア
レイにおいては、ビットラインに対し8,388,60
8個のコンタクトが存在している。しかしながら、本願
出願人であるウエハスケールインテグレーション社によ
って製造されている従来の非対称的な分割ゲート16メ
ガビットEPROM(図5(a)及び(b)に断面で示
してある)は、ビットラインに対し524,288個の
コンタクトを有している。本発明に基づく同一の寸法の
EPROMアレイは、ビットラインに対し単に131,
072個のコンタクトを有するに過ぎない。コンタクト
数における減少は、最小セル寸法、従ってアレイ用の全
ダイ寸法を減少する上で重要なファクタである。このコ
ンタクト数(131,072)は、256KのEPRO
Mに関して、当該業界が現在のところ有するコンタクト
数である。従って、本発明は、同一のコンタクト数を有
する業界スタンダードの256KのEPROMよりも6
4倍大きなEPROMアレイとすることを可能としてい
る。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について詳細に説
明するが、この説明に基づいて、当業者は本発明がその
技術的範囲を逸脱することなしにその他の形態や形状を
取り得ることが可能であることは勿論である。従って、
以下の説明は、単に例示的なものとして理解すべきであ
って何ら限定的意図を持ってなされるものではない。
【0022】図6は本発明の原理に基づいて構成された
EPROMアレイの一部を概略示している。EPROM
アレイの一部が図6に示されているに過ぎない。典型的
には、図6に示した部分は、例えば、1メガビット、4
メガビット、又は16メガビットのEPROMアレイな
どのようなより大型のアレイの一部である。例えば、正
方形の形態で配列された16メガビットのアレイは、1
側部上に4096個のメモリセルを有しており、全体で
16,777,216個のメモリセルを有している。図
6に示した構成は、本発明に基づいて構成されるこの様
なアレイの単に一部であるに過ぎない。
【0023】図6に示した如く、複数個の浮遊ゲートト
ランジスタQ1,1乃至Q64,6及びQ60,1乃至
Q65,6が示されている。説明の便宜上、各浮遊ゲー
トトランジスタは、英文字記号Q及びそれに続いて行r
を示す数字と列cを示す2番目の数字とが使用されてい
る。従って、典型的なアレイは、RC個の浮遊ゲートト
ランジスタを有しており、尚Rはアレイ内の浮遊ゲート
トランジスタの行の総数であり、且つCはアレイ内の浮
遊ゲートトランジスタの列の総数である。従って、与え
られたトランジスタQr,cは、アレイ内のRC個の浮
遊ゲートトランジスタのうちの任意の選択した一つを表
わしており、尚rは、1≦r≦Rによって与えられる整
数であり且つcは1≦c≦Cによって与えられる整数で
ある。
【0024】典型的な浮遊ゲートトランジスタQr,c
は、チャンネルによって分離されたソース領域とドレイ
ン領域、及び該チャンネルの上側に存在し且つ該チャン
ネルから分離されている浮遊ゲートから構成されてい
る。典型的に、浮遊ゲートは、後に説明する如き態様で
「ポリ1(poly 1)」として示される第一多結晶
シリコン(ポリシリコン)層から形成されている。その
浮遊ゲートの上側には付加的な絶縁層が設けられてお
り、それは、典型的には、二酸化シリコンであるが、時
々、二酸化シリコンと窒化シリコンのサンドイッチした
構成のものである場合があり、且つ制御ゲートは、典型
的に、「ポリ2」として示される第二多結晶シリコン
(ポリシリコン)層から形成される。この制御ゲート
は、又、「ワードライン」とも呼ばれる。
【0025】図6に示した各浮遊ゲートトランジスタに
関連して、例えば、トランジスタQN2,QN4,QN
6,Q(N+1)1,Q(N+1)3及びQ(N+1)
5などのような選択トランジスタが設けられている。図
6に示した選択トランジスタは、例えば、上述した米国
特許第4,639,893号に記載したタイプの典型的
な分割ゲートEPROMにおけるポリ2トランジスタと
同一の機能を達成する。例えば、QN2乃至Q(N+
1)5などのような選択トランジスタは、図示した如
く、選択ラインSELN及びSEL(N+1)へ接続さ
れている。
【0026】各浮遊ゲートトランジスタQr,cは、一
対のビットラインの間の半導体基板上に形成されてい
る。例えば、ビットラインM−1,S−1,M,S,M
+1,S+1,M+2は、図6において垂直に走って示
されている。例えば、トランジスタQ1,2は、ビット
ラインS−1及びMの間に形成されている。従って、ト
ランジスタQ1,2は、そのドレインがビットラインM
へ接続しており、且つそのソースがビットラインS−1
へ接続している。浮遊ゲートトランジスタQ2,2乃至
Q64,2は、同様に、ビットラインS−1とMとの間
に形成されている。更に、浮遊ゲートトランジスタQ6
5,2乃至Q128,2(不図示)は、ビットラインS
−1とMとの間に形成されている。以下に説明する理由
により、一つ置きのビットラインはセグメント化されて
いる。従って、図6において、ビットラインS−1,
S,S+1は、所定の長さにセグメント化されており、
その所定の長さの各々は、64個の浮遊ゲートトランジ
スタQr,cに対するドレイン乃至はソース領域を形成
するのに十分な長さであり、且つ例えばQN2,Q(N
+1)1,QN′2,Q(N′+1)1などのような制
御トランジスタの選択したものへ電気的に接続される。
しかしながら、ビットラインM−1,M,M+1,M+
2は、以下に述べる理由により、セグメント化されてい
ない。従って、本発明の一つの重要な特徴として、各制
御トランジスタ(しばしば、「選択(セレクト)」又は
「パス」トランジスタとも呼ばれる)は、従来技術にお
いては対応する浮遊ゲートトランジスタに直接的に隣接
していたが、本発明においては、それが物理的に直列的
に接続されていた対応する浮遊ゲートトランジスタから
物理的に離隔されたEPROMアレイ内の別の位置へ移
動されている。この様にして除去された多数の選択トラ
ンジスタはダイの二つの別々の部分の上の2個の選択ト
ランジスタで置換されている。従って、例えば、選択ト
ランジスタQN2及びQ(N+1)1は、図6に示した
如く、浮遊ゲートトランジスタQ1,1乃至Q64,1
及びQ1,2乃至Q64,2を有するEPROMアレイ
のセクションの上部において、それぞれ、ソース領域
(S−1)とドレイン領域Mとの間及びドレイン領域
(M−1)及びソース領域(S−1)との間に配置され
ている。従って、本発明に基づく1個の選択トランジス
タは、64個の浮遊ゲートトランジスタを制御するため
に使用することが可能であり、そのことは、各メモリセ
ルの寸法を著しく実質的に減少させることに貢献してい
る。
【0027】しかしながら、図6に示した如く、実際に
は、単に一つの選択トランジスタではなく2個の選択ト
ランジスタが、64個の浮遊ゲートトランジスタを制御
するために本発明に基づいて実際には使用されている。
図6に示した如く、選択トランジスタQ(N+1)1及
びQ(N′+1)1は、メタルビットラインM−1(ド
レインとして機能する)とビットライン(S−1)のセ
グメント(S−1)aとの間に接続されており、一方選
択トランジスタQN2及びQN′2は、ドレインとして
機能するメタルビットラインMと、ソースとして機能す
るビットライン(S−1)のセグメント(S−1)aと
の間に並列的に接続されている。選択トランジスタQ
(N+1)1及びQ(N′+1)1は、浮遊ゲートトラ
ンジスタQ1,2乃至Q64,2の何れかの選択した一
つと直列的な一対の並列接続された選択トランジスタと
して機能する。並列接続された選択トランジスタQN2
及びQN′2は、浮遊ゲートトランジスタQ1,1乃至
Q64,1のうちの選択した一つと直列的に接続されて
いる。以下に説明する如く、2個の選択トランジスタの
並列接続は、実際に、該選択トランジスタを包含する回
路によって提供される電流の流れに対する抵抗値を、単
に一つの選択トランジスタで提供される場合の大きさの
4分の1へ減少させる。
【0028】ビットライン(M−1),(S−1),
M,S,(M+1),(S+1)などは、典型的に、半
導体基板内に垂直な長尺状ストリップの形状に不純物を
注入することによって形成し、導電性のソース領域及び
/又はドレイン領域を形成する。本発明によれば、メタ
ルビットラインM−1,M,M+1,M+2は、常に、
ドレイン領域であり、一方ビットラインS−1,S,S
+1は常にソース領域である。
【0029】メタルビットラインM−1,M,M+1,
M+2は、基本的に、例えば、第二多結晶シリコン層か
ら形成されているワードラインWL1,WL
2,...,WL64上の絶縁層上に形成されているメ
タル導電性ストリップから構成されている。該メタル導
電性ストリップは、例えば、コンタクト(j−1),
j,(j+1),(j+2)又はコンタクト(k−
1),k,(k+1),(k+2)などのようなコンタ
クトによってN番目のセル毎に下側に存在する長尺状の
拡散ビットラインとコンタクトしている。尚、Nは選択
された整数(典型的には、8,16,32又は64)で
あって、例えば、拡散ビットライン(S−1),S,
(S+1)に関連する許容可能な抵抗電圧降下を考慮し
て選択される。メタルストリップM−1,M,M+1,
M+2を下側に存在する拡散ビットラインと並列的に配
置させることにより、ビットラインの全体的な抵抗値
は、著しく低下され、大型の1メガビット、4メガビッ
ト又は16メガビットのメモリアレイを製造することを
可能とする。
【0030】与えられた浮遊ゲートトランジスタQr,
cの内容を読取る場合、その回路の動作は、ドレインビ
ットライン(例えば、ライン(M−1),M,(M+
1)又は(M+2))及びワードライン(例えば、ライ
ンWL1,WL2,...又はWL64)上の電圧が書
込みの場合よりも低く維持されるという点を除いて、書
込み動作の場合と類似している。例えば、トランジスタ
Q1,2を読取るためには、メタルビットラインMを高
電圧へ上昇させ、その際にトランジスタQ1,2のドレ
インを高電圧へ上昇させる。ビットライン(S−1)の
セグメント(S−1)aは、選択乃至は制御トランジス
タQ(N+1)1及びQ(N′+1)1を介してメタル
ビットライン(M−1)へ接続されている。メタルビッ
トライン(M−1)は接地電位に保持される。チップの
周辺部上の論理により高電圧がSEL(N+1)及びS
EL(N′+1)へ印加され、その際に高ゲート電圧を
選択トランジスタQ(N+1)1及びQ(N′+1)1
へ印加し従ってそれらのトランジスタをターンオンさせ
る。その結果、ソースビットラインセグメント(S−
1)aは、メタルビットライン(M−1)と同一の低電
圧に維持される。従って、選択された高電圧がワードラ
インWL1へ印加される。その他のワードラインWL2
乃至WLR(尚、Rは行の最大数を表わす整数)が低電
圧に維持される。トランジスタQ1,2のドレインが高
電圧にあるので、その浮遊ゲートが電子を格納していな
い場合には、電流がトランジスタQ1,2を介して流
れ、その際に浮遊ゲートトランジスタQ1,2のワード
ライン(即ち、ゲート)上の高電圧がトランジスタQ
1,2をターンオンさせることを可能とする。しかしな
がら、トランジスタQ1,2の浮遊ゲートが負の電荷で
帯電されている場合には、ワードラインWL1に印加さ
れる通常の電圧は浮遊ゲートトランジスタQ1,2をタ
ーンオンさせるのには十分ではなく、従ってメタルビッ
トライン(M−1)及びMへ接続されているセンスアン
プ(公知の構成のものであり従って図示されていない)
において電流の流れは検知されない。
【0031】トランジスタQ1,2を読取っている間、
トランジスタQ1,3は読取られない。なぜならば、そ
のドレイン(ビットラインMへ接続されている)及びそ
のソース(ビットラインSのセグメントSaへ接続され
ている)上の電位は両方とも比較的高いからである。な
ぜならば、選択トランジスタQ(N+1)3及びQ
(N′+1)3は両方ともSEL(N+1)及びSEL
(N′+1)へ印加されている信号によってターンオン
されており、且つビットラインM上の高電圧をビットラ
インセグメントSaへ通過させるからである。しかしな
がら、ビットラインSのセグメントSaへソースを接続
しているトランジスタQ1,4は読取られることはな
い。なぜならば、トランジスタQ1,4は、そのドレイ
ンをメタルビットライン(M+1)へ接続しており、且
つビットライン(M+1)及び(M−1)を除いてその
他の全てのビットラインはビットラインMと同一の電位
又はその近くに保持されているからである。
【0032】浮遊ゲートトランジスタQ1,2をプログ
ラム、即ち書込むためには、メタルビットラインMが高
電圧とされる。SEL(N+1)選択ライン及びSEL
(N′+1)選択ラインも、本装置の周辺部分における
選択論理によって高電圧とされ(その様な選択論理は従
来公知であり従ってその詳細な説明は割愛する)、その
際に選択トランジスタQ(N+1)1及びQ(N′+
1)1をターンオンさせる(これらは、「選択トランジ
スタ」とも呼ばれる)。メタルビットラインM−1が低
電圧とされる。従って、それに接続されている全ての浮
遊ゲートトランジスタQ1,1乃至Q64,1及びQ
1,2乃至Q64,2に対するソースとして機能するビ
ットラインS−1のセグメント(S−1)aは、ビット
ラインMへ接続されている浮遊ゲートトランジスタQ
1,2のドレインが高電圧にある間、低電圧にある。従
って、十分な振幅の正の電圧がワードラインWL1へ印
加されると、電子がソースS−1からドレインMへ流れ
る。これらの電子は、チャンネル内の横方向電界からエ
ネルギを獲得し、且つそれらのうちの幾つかは酸化物電
位障壁を取り巻くのに十分なエネルギを有し従って浮遊
ゲート上に集積される。これらのエレクトロンは、浮遊
ゲートを充電即ちプログラム(書込み)し、使用される
論理規則に従って二進0(1)を格納する。(浮遊ゲー
ト上に電荷なし)EPROMセルがプログラム、即ち書
込みが行なわれていない場合には、それは二進1(0)
に対応する。従って、各トランジスタは1ビットの情報
を格納する。
【0033】ホットエレクトロン注入によるトランジス
タQ(1,2)の効果的な書込みのためには、ドレイン
及びワードライン上に高電圧を有し且つソース上に低電
圧を有さねばならない。
【0034】このアレイアーキテクチャが動作するため
には、セルQ(1,2)の書込みを行なっている間にそ
の他のセルに書込みが行なわれてはならない。高ワード
ライン電圧が書込みのために必要であるので、書込みを
行なうことが可能な唯一のその他のセルはワードライン
WL1の下側に位置されているものである。書込みを行
なう場合に、M以外の全てのビットラインが非常に弱い
プルダウンにより接地に維持される。高ドレイン電圧も
書込みのために必要とされるので、ビットラインMに十
分近いセルのみに対して書込みを行なうことが可能であ
る。要約すると、セルQ1,1,Q1,3,Q1,4が
偶発的な書込みが行なわれることの可能性のある候補者
であるに過ぎない。セルQ1,1の場合には、書込み動
作期間中、メタルビットライン(M−1)上の電圧は低
であり、一方ビットラインセグメント(S−1)a上の
電圧も、選択トランジスタQ(N+1)1及びQ(N′
+1)1がターンオンされているので、低である。従っ
て、浮遊ゲートトランジスタQ1,1は書込みが行なわ
れることはない。
【0035】浮遊ゲートトランジスタQ1,3のドレイ
ンも高電圧にある。なぜならば、このドレインもメタル
ビットラインMへ接続されているからである。しかしな
がら、浮遊ゲートトランジスタQ1,3のソースはビッ
トラインSのセグメントSaへ接続されている。ビット
ラインSのセグメントSaは、パストランジスタQ(N
+1)3及びQ(N′+1)3によって高電圧レベルに
あるメタルビットラインMへ接続されている。従って、
トランジスタQ1,3乃至Q64,3及びトランジスタ
Q1,4乃至Q64,4のソースを構成するビットライ
ンセグメントSaも比較的高い電圧にある。従って、ト
ランジスタQ1,3のソースは高であり、且つ低ソース
電圧に対する条件は満足されず、従ってトランジスタQ
1,3は、対称的に配置されたトランジスタQ1,2が
書込みを行なっても、書込みを行なうことはない。注意
すべきことであるが、浮遊ゲートトランジスタQ2,3
乃至Q64,3は何れの場合にも書込みを行なうことは
ない。なぜならば、ワードラインWL2乃至WL64は
低電圧レベルに保持され、その際に、ワードラインWL
1が高電圧レベルへ上昇される場合に、トランジスタQ
2,3乃至Q64,3をターンオフした状態に維持する
からである。
【0036】トランジスタQ1,4は、そのソースをビ
ットラインSのビットラインセグメントSaへ接続して
おり、且つそのドレインをビットライン(M+1)へ接
続している。ビットライン(M+1)は弱いプルダウン
により接地に保持される。しかしながら、ビットライン
セグメントSaは、トランジスタQ(N+1)3及びQ
(N′+1)3がターンオンしているということにより
比較的高い電圧に保持され、その際にメタルビットライ
ンM上の高電圧の一部がビットラインSのセグメントS
aへ伝達されることを可能とする。このビットラインM
高及び分割ゲートトランジスタ(選択トランジスタQ
(N+1)3及びQ(N′+1)3及び浮遊ゲートトラ
ンジスタQ(1,4)の結合)が逆モードにある形態
は、書込み動作において非常に非効率的である。それ
は、ドレインが高に維持され且つソースが低に維持され
た同一のトランジスタの書込み動作よりも10倍程度小
さいものである。従って、トランジスタQ1,4は、そ
れが浮遊ゲートトランジスタQ1,2を書込むのにかか
る時間内に書込みを行なうことはない。勿論、メタルビ
ットライン(M+1)は弱く接地へ保持され、従って最
悪の場合において、それは0Vであるが、実際には、ト
ランジスタQ1,4及び選択トランジスタQ(N+1)
3及びQ(N′+1)3を介して流れる電流により、そ
れは2,3又は4Vへプルアップされ、その際にトラン
ジスタQ1,4が書込みを行なうという可能性を更に低
下させる。更に、ソースビットラインSのセグメントS
aは、多分、逆方向において約6又は7Vにあり、従っ
て、VDS(トランジスタQ1,4のドレインとソース
の間の電圧)が小さすぎるので、トランジスタQ1,4
は書込みを行なうことはない。この逆書込み動作につい
ては米国特許第4,639,893号に詳細に記載され
ている。
【0037】効率的な書込み動作のためには、ビットラ
インMを、ビットラインデコーダを介して高電圧へプル
アップさせねばならない。高電圧の供給が問題となる唯
一の場合は、ビットラインMからM−1への電流が高す
ぎる場合である。高ビットライン電圧を維持しながらト
ランジスタQ1,2を介して書込み電流を供給すること
は設計上保証されている。しかしながら、ビットライン
M上のその他のトランジスタを介してのリークが過剰で
ある場合には、問題が発生する場合がある。この過剰な
リークは、ビットラインMの隣のトランジスタQ1,2
以外の浮遊ゲートトランジスタのドレインターンオンを
介して発生することが可能である。これらのトランジス
タが単に僅かにターンオンされて、例えば、16Mアレ
イ上のセル当り単に1μAの電流を導通するのに過ぎな
い場合であっても、各ビットラインに関連して4096
個のセルが存在しているので、全体的なリークは4mA
の大きさとなり、それは書込み動作速度問題を発生させ
る。
【0038】セグメント化したビットラインS,S+1
などの概念を使用することにより、選択したセグメント
Saのみがターンオン問題を有するものとさせることが
可能である。なぜならば、それが、ビットラインMから
選択トランジスタを介してビットラインM−1への接続
を有する唯一のセグメントであるからである。その結
果、上述した例における選択されなかったトランジスタ
からの最大洩れ電流は、セグメントしなかった場合にお
ける4mAではなくG4mAとなる。この書込み電流に
対する小さな負荷は、0.5mAの範囲内のものであ
り、問題となることはない。
【0039】例えばソースビットラインSのセグメント
Sa及びSb及びソースビットライン(S−1)のセグ
メント(S−1)a及び(S−1)bなどのようなセグ
メントを形成することは、本発明の重要な特徴の一つで
ある。ワードラインWLは、浮遊ゲートトランジスタの
みの上を延在しており、従来技術における如く選択乃至
は制御トランジスタの上側を延在するものではない。こ
の点に関し、ワードラインが浮遊ゲートトランジスタと
選択トランジスタの両方の上を延在するものとして米国
特許第4,639,893号を参照するとよい。)選択
ラインSELN,SEL(N+1),SELN′,SE
L(N′+1)は、読取られるべき又は書込まれるべき
特定の転送(即ち、浮遊ゲート)装置を選択する相補的
ワードラインである。
【0040】上述した説明から明らかな如く、SEL
(N+1)が高レベル信号で活性化されると、周辺論理
によって、SEL(N′+1)も同一の信号で活性化さ
れる。従って、例えば、ビットラインS−1上のセグメ
ント(S−1)aへ接続されている2個の選択トランジ
スタQ(N+1)1及びQ(N′+1)1がターンオン
される。これら2個のトランジスタは並列的であり、従
って、セグメント(S−1)aへ接続されており且つ2
個の並列接続されている選択トランジスタQ(N+1)
1及びQ(N′+1)1によって制御される特定の浮遊
ゲートトランジスタQr,2と関連する浮遊ゲートを読
取るか又は充電する電流によって見られる抵抗値の4分
の1へ減少させる。
【0041】1個の選択トランジスタの場合における最
大の抵抗値はセグメント(S−1)aの完全な抵抗値で
ある。2個の並列トランジスタを有する最大抵抗値は、
並列的に二つの側部が接続されているセグメント(S−
1)aの抵抗値の半分である。二つの等しい並列抵抗
は、各々の半分、即ちそれらの抵抗値の和の4分の1に
等しい全体的な抵抗値を有している。それが一端部のみ
が接続されている場合には、その和は単に全体的なセグ
メント抵抗値であるに過ぎない。
【0042】本発明に基づいてメタル層(M−1),
M,(M+1),(M+2)とその下側に存在する長尺
状の拡散(実際には、イオン注入してある)ドレイン領
域との間のコンタクト(j−1),j,(j+1),
(j+2),(k−1),k,(k+1),(k+2)
が、アレイの一列に沿ってN個のトランジスタ毎に配置
されており、尚Nは、例えば8,16,32,64,1
28などのような選択した整数である。図6に示した如
く、本アレイは、一実施例においては、64個の行から
なる浮遊ゲートトランジスタQr,c(即ち、N=6
4)に分割されている。ワードラインWLは、浮遊ゲー
トトランジスタQr1乃至Qrcの各行rと関連してい
る。4個の選択ラインSELN,SEL(N+1),S
ELN′,SEL(N′+1)が、64個の行からなる
浮遊ゲートトランジスタの各グループと関連している。
例えば、行64及び行65の浮遊ゲートトランジスタの
間などのような、隣接するグループの浮遊ゲートトラン
ジスタの間のアレイの区域は、空間Kを有しており、そ
の空間内において、コンタクト(k−1),k,(k+
1),(k+2)が、メタルライン(M−1),M,
(M+1),(M+2)から下側に存在する長尺状のド
レイン領域へ下側に存在する絶縁層を介してビア(貫通
導体)によって形成されている。これらのコンタクト
は、メタルビットラインM,(M+1),(M+2)の
幅よりもより大きな寸法を有することが許容される。な
ぜならば、これらのメタルビットラインは、実際には、
一つ一つのビットラインではなく一つ置きのビットライ
ン毎に離隔されているからである。従って、各コンタク
ト(j−1),...,(j+2),...,(k−
1),...,(k+2)の面積は、メタルビットライ
ン(M−1),M,(M+1)のピッチに何ら顕著な影
響を与えることなしに、拡散ソース((S−1),S,
(S+1))及びドレイン((M−1),M,(M+
1))ビットラインの幅よりもかなり幅広とすることが
可能である。コンタクトKのコンタクトJ(図6のアレ
イの上部)からの実際の間隔は、所望のビットライン抵
抗値に依存する。ある状況下においては、例えばJ及び
Kなどのような隣接する二つの行のコンタクトの間隔
を、図6に示した浮遊ゲートトランジスタQr,cの6
4行ではなく、浮遊ゲートトランジスタQr,cの12
8個の行だけ離隔させることが可能である。その場合の
唯一の条件は、ビットライン抵抗値が余り高くなり過ぎ
ないことである。
【0043】本発明の独特の構成の動作は、選択トラン
ジスタと浮遊ゲートトランジスタとが各セルの一部とし
て直列的に一体的に形成されているスタンダードの分割
ゲートEPROMに対して説明した動作と同一である。
この様なトランジスタの動作は、Syed B. Al
i et al.著「50nsの256KのCMOS分
割ゲートEPROM(A 50−ns 256K CM
OS Split−Gate EPROM)」、IEE
Eジャーナル・オブ・ソリッド・ステート・サーキッ
ツ、Vol.23、No.1、1988年2月、79乃
至85頁の文献に記載されている。検知回路及びデコー
ド回路は、上記したAli et al.の文献におけ
るものと本発明におけるものと同一である。しかしなが
ら、選択ライン(SELN,SEL(N+1),SEL
N′,SEL(N′+1))の動作は、異なっており、
且つ読取り及び書込み動作に関するセクションにおいて
上述してある。プロセスの説明この説明はモジュール型
である(即ち、本発明にとって独特の個別的な一組の処
理ステップを構成している)。このプロセス即ち方法に
おける最初のステップは、スタンダード、即ち標準的な
ものであり、従ってその詳細な説明は割愛する。更に、
本発明に基づいてアレイ内にセルを形成した後にアレイ
上にコンタクト及び相互接続を形成するために使用され
る標準的なステップについてもその詳細な説明は割愛す
る。
【0044】最初に、好適にはシリコンからなる半導体
ウエハ上に全体的なアレイを形成する。最初に、典型的
には20Ω−cmの固有抵抗を有するP型シリコンから
なるウエハに対してシート拡散乃至は典型的にはボロン
であるP型の不純物で注入を行なって、後に形成すべき
MOSトランジスタのスレッシュホールドを調節する。
この不純物は、Nウエルが存在しないウエハの上部表面
の部分に亘って注入を行なう。これは、下側に存在する
ウエハの上部部分内に約1×1017原子数/ccのボロ
ンの不純物ノードを形成するためのボロン注入を使用し
て薄い酸化膜を介して行なうスタンダードのイオン注入
である。この注入に続いて、ウエハを、例えば、硫酸
と、弗化水素酸と、過酸化水素からなる混合物から構成
されるエッチを使用してクリーニングを行なう。その他
の適宜のエッチを使用することも可能である。次いで、
ウエハ表面上にアレイトランジスタ用のゲート酸化膜
を、TCA又はHCIと共に1000℃の乾燥酸素を使
用して約200Åの厚さに形成する。次いで、このゲー
ト酸化膜の形成直後に、全ウエハ上に約1000Å乃至
2000Åの厚さの第一多結晶シリコン(ポリシリコ
ン)層を付着形成する。「ポリ1(poly 1)」と
して知られるこの第一ポリシリコン層から、メモリセル
のアレイ内の浮遊ゲートトランジスタQr,cの浮遊ゲ
ートを形成する。このゲート酸化膜及び多結晶シリコン
アレイの厚さは、セルの性能を最適化するために、上述
した値から異なるものとすることも可能である。この第
一多結晶シリコン層を、POCl3 を使用して約920
℃においてドーピングを行ない、約30乃至50Ω/□
の抵抗値を得る。次いで、このウエハを、例えば、1
0:1HF中において約60秒の間クリーニングを行な
い、表面を脱グレーズ処理し、次いで例えば、硫酸を使
用してクリーニングを行なう。所望により、この同一の
結果を達成するためにその他の化合物を使用することも
可能である。
【0045】次いで、第一多結晶シリコン層と後に形成
すべき第二多結晶シリコン層との間に絶縁用の酸化物−
窒化物−酸化物からなるサンドイッチ層を形成する。最
初に、第一多結晶シリコン層を酸化して約1075℃に
おいて約150Åの厚さの酸化膜を形成する。所望によ
り、結果的に得られる酸化膜の品質を向上させるため
に、この酸化期間中にTCAを使用することが可能であ
る。次いで、約150Åの厚さに窒化シリコンを付着形
成し、次いでこの窒化シリコンをウエット酸化に露呈さ
せて、該窒化物上に約30Å乃至50Åの厚さの酸化膜
を成長させる。この酸化物−窒化物−酸化物サンドイッ
チの全体的な絶縁体の厚さは約350Åであるが、窒化
物はこの全体的な厚さの半分に等しいので、等価的な酸
化物の厚さは約250Åである。この絶縁層に対する2
50Åの等価的な酸化物の厚さは、後に形成すべき「ポ
リ2(poly 2)」ワードライン(即ち、制御ゲー
ト)と下側に存在するポリ1浮遊ゲートとの間の結合比
をより厚い絶縁層の場合に得られるものよりもより高い
ものとしている。
【0046】この酸化物−窒化物−酸化物からなる絶縁
サンドイッチ層を形成した後に、ウエット酸化の後の短
い時間内に、このサンドイッチ絶縁層上に500Åの厚
さの多結晶シリコン層を付着形成する。この短い時間
は、「Q時間」として定義され、且つ環境の影響による
酸化物の劣化を最小とすべく選択される。この非常に薄
い500Åの厚さの層は、本構成体の全体を被着する。
この500Åの厚さの多結晶シリコンキャップ(被着
層)を形成した後に、150Åの厚さの窒化シリコン層
を構成体全体に付着形成する。この付着も、多結晶シリ
コン付着の後Q時間内に行なわれる。後に、この500
Åの厚さの多結晶シリコンキャップ層は、電極、及び上
側に存在するワードラインからアレイのワードラインを
形成し且つ浮遊ゲートへ結合されねばならないこれから
形成されるべき第二多結晶シリコン層へのコンタクトと
して作用する。従って、このキャップ層は導体として作
用する。
【0047】500Åの多結晶シリコンキャップ上に1
50Åの窒化膜を形成した後に、本構成体上にホトレジ
ストを形成し且つパターン形成する。次いで、この15
0Åの窒化膜と、500Åの多結晶シリコンキャップ
と、酸化物−窒化物−酸化物サンドイッチ構成体と、そ
の下側に存在するポリ1とを、例えば、臭化水素エッチ
を使用して等方性エッチャ内においてエッチングする。
その結果得られる構成体を検査して、下側に存在するゲ
ート酸化膜上においてエッチングした領域内に残存する
多結晶シリコン(ポリ1)が存在しないことを検証す
る。その結果得られる構成体を図7において平面図で示
してあり図8において概略断面で示してある。理解され
る如く、第一多結晶シリコン層(ポリ1)は選択的に除
去されて、ウエハ上に、多結晶シリコンの垂直ストリッ
プと、それを被覆する酸化物−窒化物−酸化物サンドイ
ッチ構成と、その上に設けられており約500Åの厚さ
を有し且つ150Åの窒化シリコン層で被覆されている
多結晶シリコンキャップとが形成されている。
【0048】次いで、例えば、15秒の間50対1HF
ディップを使用してレジストを剥離し、次いで硫酸及び
高温脱イオン化水を使用してクリーニングする。このク
リーニングに続いて、ウエハを、乾燥酸素中において約
1000℃で酸化させて、多結晶シリコン層の両側に2
50Åの厚さのスペーサ酸化物を形成する。その結果得
られる構成体を図9において概略平面図で且つ図10に
おいて概略断面図で示してある。この構成体は、多結晶
シリコンフィンガ71−1及び71−2の側部上に形成
したスペーサ酸化物71a,71b,71c,71dを
有している。例えば第一多結晶シリコン層のフィンガ7
1−1及び71−2などのようなフィンガの側部及び例
えばフィンガ71の上側に存在するキャップ用酸化物7
2−1及び72−2などのようなキャップ用酸化物のフ
ィンガの側部上にスペーサ酸化物を形成した後に、本ウ
エハをホトレジストで被覆し、該ホトレジストをパター
ン形成して、アレイ内のコンタクト領域J及びK(ビッ
トラインが形成すべき以外の箇所)のみならず、選択ト
ランジスタQN2,QN4,QN6,Q(N+1)1,
Q(N+1)3,Q(N+1)5,QN′2,QN′
4,QN′6,Q(N′+1)1,Q(N′+1)3,
Q(N′+1)5の区域を、ビットラインを形成するた
めに使用すべき不純物の注入から保護する。
【0049】このパターン形成に続いて、80kVの強
度で砒素を注入して、第一多結晶シリコン層のフィンガ
71の間の下側に存在するシリコン内に4×1015原子
数/cm2 のドーズを形成する。選択トランジスタを形
成すべき区域からビットライン注入を阻止するために使
用したホトレジストを公知の態様で除去する。その結果
得られる構成を、図9において概略平面図で、且つ図1
0において概略断面図で示してある。次いで、ウエハ上
にホトレジストマスクを配置して、後に形成すべき浮遊
ゲートトランジスタの浮遊ゲートを形成するためにウエ
ハ上に残存させるべきポリ1の島状部を画定する。次い
で、塩酸−臭化水素酸を使用して本ウエハをエッチング
する。このエッチングに続いて、ウエハを検査して、ウ
エハ上に残留する多結晶シリコンが存在しないことを検
証し、次いでアレイ上にフィールド不純物を注入して浮
遊ゲート島状部間の区域のフィールドスレッシュホール
ドを調節する。この注入は、4.0×1013原子数/c
2 のドーズで、45keVのエネルギでボロン11を使
用する。このドーズは、本装置のフィールドを横断して
デバイス間のリーク電流を防止するためにP型半導体基
板内にチャンネルストップを形成する。次いで、公知の
態様で、ホトレジストをウエハから剥離する。
【0050】次いで、本ウエハを乾燥酸素中において1
000℃の温度で酸化させ、本装置のフィールドに約1
000Åの厚さの酸化膜を成長させ、且つ第一多結晶シ
リコン層71−r,1及び71−(r+1),1の側部
上に付加的な酸化物71c,71dを形成すると共に、
第一多結晶シリコン層71のみならず絶縁性サンドイッ
チ構成体73及びその上側に存在する500Åの厚さの
キャップ用多結晶シリコン72をもエッチングした前の
エッチングステップの後に残存するキャップ用多結晶シ
リコン72−r,1及び72−(r+1),1の側部上
に酸化物72c,72dを形成する。
【0051】その結果得られる構成を図11,12及び
13に示してある。図13において、分離酸化膜71e
が装置のフィールド上に形成されており、且つ特に一つ
のトランジスタを別のトランジスタから分離させること
を助けるためにボロン注入領域上に形成されている。こ
の酸化プロセスにより、多結晶シリコン島状部71−
r,1及び71−(r+1),1上に厚い側壁酸化物7
1c及び71dが形成され、尚該島状部は、アレイ内に
形成すべき浮遊ゲートトランジスタのうちの2個のトラ
ンジスタの浮遊ゲートとなる。同様に、厚い側壁酸化物
72c及び72dがキャップ用酸化物72−r,1及び
72−(r+1),1の側部上に形成される。この側壁
酸化物は、注入したフィールド不純物上に延在してお
り、且つ各浮遊ゲートを他のデバイスから分離すべく機
能している。
【0052】重要なことであるが、図9及び10に示し
たスペーサ酸化物71a,71bは、多結晶シリコンフ
ィンガ71の間の拡散ビットラインの注入が多結晶シリ
コンに直接的に隣接するものではなく、この多結晶シリ
コンから多少離隔されており、従って爾後の熱処理によ
って横方向拡散が発生し、それによりビットライン拡散
が、例えばフィンガ71−1及び71−2などのような
多結晶シリコンフィンガを構成している多結晶シリコン
物質のちょうど下側へ移動させる。
【0053】スペーサ酸化物71a,71bも、浮遊ゲ
ート71下側のビットラインの横方向拡散を最小とすべ
く貢献し、従って、パンチスルーを制御することが可能
であるように各浮遊ゲート71−iの下側に十分なチャ
ンネル長さが残存されることを確保する。パンチスルー
を回避するために、チャンネル長さは約0.3ミクロン
以下であってはならない。なぜならば、そうでない場合
には、ソース領域からドレイン領域へのパンチスルーが
発生する可能性があるからである。従って、約0.8乃
至0.9ミクロンとされるポリ1物質の幅の画定から開
始し、アレイトランジスタを製造するために使用される
処理ステップを完了すると、例えばゲート71−r,1
及び71−(r+1),1などのような各多結晶シリコ
ン浮遊ゲート(ポリ1)は非常に短いものである。従っ
て、スペーサ酸化物71a,71bは、トランジスタを
破壊するおそれのあるパンチスルーを防止するために必
須のものである。更に、スペーサ酸化物71a,71b
は、機能性の装置を得るために幾分かのオーバーラップ
が存在せねばならない場合であっても、ビットラインと
浮遊ゲート61との間のオーバーラップを最小とするこ
とに貢献する。
【0054】酸化物スペーサ71c,71dを形成する
ためにフィールド領域及びポリ1の側部を酸化している
間に、多結晶シリコン72の上側に存在する窒化物75
が、この多結晶シリコンを熱酸化から保護する。注意す
べきことであるが、アレイ内のフィールド酸化はアレイ
内においてのみ行なわれる。周辺区域におけるフィール
ド酸化は、アレイ内のフィールド酸化物が発生される前
に行なわれる。
【0055】注意すべきことであるが、ウエハのフィー
ルドの酸化期間中に、ビットライン上においても酸化が
発生する。しかしながら、このことは許容可能なもので
ある。なぜならば、後に、ワードラインが第二多結晶シ
リコン層(ポリ2)から付着される場合に、ビットライ
ン上のこの厚いフィールド酸化物のために、ワードライ
ンとビットラインとの間の容量は極めて低いからであ
る。このことは、後に図15を参照してワードラインと
ビットラインとの関係について説明する場合に明らかと
なる。不純物注入なしの場合、ウエハの領域上よりも、
ビットライン上により厚い酸化物からなるフィールド酸
化物が得られる。なぜならば、シリコンの酸化速度は、
軽度にドープされているか又はドープされていないシリ
コン物質上におけるよりも、高度にドープされているシ
リコン物質上においてより高速だからである。
【0056】次いで、メモリアレイ内の全てのトランジ
スタの上にマスクを配置させ、且つ本装置の周辺部分の
上の酸化膜を、例えば、室温において、50:1BOE
からなるエッチを使用して剥離し、1800Åの周辺酸
化膜を除去する。この周辺酸化膜の除去に続いて、ウエ
ハからホトレジストを剥離する。スタンダードのクリー
ニング溶液を使用してウエハをクリーニングし、次い
で、ウエハを乾燥酸素中において約920℃の温度で酸
化させて、周辺装置及び選択トランジスタのゲート酸化
膜を形成する。この酸化膜は200Åの厚さに形成され
る。次いで、周辺部分上にホトレジストを形成する。こ
の周辺マスクを形成した後に、最初に、例えば、室温に
おいて13:2BOEを使用して窒化膜75上の表面酸
化膜を除去し次いで165℃の燐酸エッチ(H3 PO
4 )を使用して窒化膜自身を除去することにより、多結
晶シリコンキャップ74の上側に存在する窒化膜75を
除去する。次いで、スタンダードの方法により、ウエハ
からホトレジストを剥離する。
【0057】次いで、ウエハ上に第二多結晶シリコン層
(ポリ2)を付着形成する。最初に、公知の方法により
ウエハをクリーニングし、次いで多結晶シリコンを約2
50Åの厚さに付着形成させる。図13に示される如
く、浮遊ゲート71−r,1及び71−(r+1),1
などのような浮遊ゲートは、実際に実施されるか又は本
装置の周辺部において実施されるべき他のプロセスとは
独立的な高品質の酸化膜で全ての側部が完全にシールさ
れている。特に、浮遊ゲートは、ワードラインシリサイ
ドを形成する前に完全にシールされている。シリサイド
は、高温で酸化する場合に不変の状態を維持することが
困難な物質であるから、このことは特に有利である。1
000℃以下の温度で例えば浮遊ゲート71−r,1な
どのような浮遊ゲートの側部を酸化することにより、ビ
ットラインにおけるドーパントの横方向拡散の量が最小
とされる。
【0058】多結晶シリコン72の上部から窒化膜75
を除去する間、本装置の周辺部上にはレジストが存在し
ており、従って本装置の周辺部上の窒化膜は除去されな
い。次いで、ポリ2付着形成の後Q時間内で850℃の
温度においてPOCl3 を使用して、第二多結晶シリコ
ン層をドーピングする。その結果得られるドーパント
は、約55Ω/□の固有抵抗を発生させるのに十分であ
る。この第二多結晶シリコン層のドーピングに続いて、
本ウエハを約60秒の間10:1HF内において脱グレ
ーズ化し、次いで10分間の間硫酸においてクリーニン
グさせる。
【0059】クリーニングの後、本ウエハを10:1H
F内にディップさせて、シリサイドを付着形成するため
の準備としてウエハのプレクリーニングを行なう。この
プレクリーニングの後、ウエハ上に約2500Åの厚さ
で約33Ω/□の固有抵抗を有するタングステンシリサ
イドを付着形成させる。次いで、本ウエハをマスクし且
つパターン形成し、且つエッチングして、多結晶シリコ
ンの一部を除去し、その際に図14に示した如き構成を
形成する。多結晶シリコンとタングステンシリサイドの
サンドイッチ構造は、例えば塩酸と臭化水素酸との混合
物などのようなスタンダードなエッチング液によって例
えばストリップ76−1及び76−2などのような水平
なストリップに形成される。本装置の周辺部における残
存する酸化物は100Å厚さよりも大きいものである。
次いで、エッチの検査を行なって、ウエハ上に不所望の
残留シリサイドが残存することがないことを検証する。
次いで、50:1HFディップにより、本ウエハからホ
トレジストを剥離する。その結果得られる構成及び断面
を、図15に示してあり、シリサイド76−2は多結晶
シリコンキャップ72−r,1及び72−r,2と導電
接触している。
【0060】図16は、図14を反時計方向に90度回
転させたものである。図17は、図示した如く図16の
断面を示しており、且つ図17に示した浮遊ゲートセク
ション71−r,1,71−(r+1)1に対するワー
ドライン76−1及び76−2の不整合の可能性を示し
ている。シリサイドストリップ76−1,76−2は、
浮遊ゲート島状部71−r,1,71−(r+1),1
の右側へずれている状態で示されている。しかしなが
ら、処理中の最大の不整合乃至はずれは約±0.25ミ
クロンである。スペーサ酸化物71a,71bと共に、
浮遊ゲート71iは、約1乃至1.2ミクロンの厚さを
有しているので、シリサイドは、高々、多結晶シリコン
キャップ72上で0.25ミクロンだけ不整合、即ちず
れることがあり、従って高々この量だけ、下側に存在す
る多結晶シリコンキャップ物質72と緊密にコンタクト
する。従って、キャップ物質72は、シリサイドワード
ラインに対する導電性コンタクトを与え、且つワードラ
イン76と下側に存在する浮遊ゲート71との間の容量
性結合を適切なものとすることを確保する。
【0061】ワードラインの不整合、即ちずれが、浮遊
ゲートからずれ落ち且つフィールド酸化物と接触するよ
うなものである場合には、ワードラインが高電圧へ上昇
された場合に、リーク用のトランジスタが形成される可
能性がある。しかしながら、この不所望のトランジスタ
によるリークは、幾つかの理由により極めて小さなもの
である。第一に、ビットライン上のフィールド酸化膜は
極めて厚い。第二に、フィールド酸化膜下側のフィール
ド注入が、フィールド酸化膜下側のこの不所望の寄生ト
ランジスタをターンオンするために必要とするスレッシ
ュホールド電圧を増加させている。第三に、ワードライ
ンのずれ落ちた部分の厚さは、高々、約0.25ミクロ
ンであり、それは、高々、実際の浮遊ゲートトランジス
タの幅の約20%である。従って、これらの全ての効果
の寄せ集めによって、リーク電流は浮遊ゲートトランジ
スタを介して流れる電流の極めて小さな部分であり、ト
ランジスタ及びアレイの不正確な動作を発生させるのに
は十分なものではない。この寄生トランジスタの最大リ
ークは、書込みがなされていないトランジスタに対する
リークの約5%である。この種類のリークはアレイの性
能に悪影響を与えるものではなく誤った読取り動作を発
生させるものではない。
【0062】この後の処理は、ウエハからホトレジスト
を除去することであり、特に、本装置の周辺部からホト
レジストを除去し、次いでスタンダードな方法で950
℃において再度酸化を行なって周辺部に400Åの厚さ
の酸化膜を形成する。次いで、ソース及びドレイン注入
マスク用ホトレジスト層を本装置上に形成し、且つ最初
に75keVで燐+31イオンを8×1015原子数/c
2 のドーズで次いで50keVで砒素イオン注入を
8.5×1015原子数/cm2 のドーズでイオン注入を
行ないN+ソース及びドレインを形成する。
【0063】次いで、本ウエハの表面からレジストを除
去する。次いで、ソース及びドレインを窒素雰囲気中に
おいて950℃乃至700℃の間の温度でドライブイン
を行ない、且つ二弗化ボロンを使用してP型ソース及び
ドレイン注入を行なう(BF2 を使用し80keVで4
×1015原子数/cm2 のドーズを使用する)。この動
作の次に、該レジストを剥離し、次いで約390℃の温
度で低温酸化を行なって1000Åの厚さの酸化膜を形
成する。次いで、P+ソース及びドレイン領域を、20
分間の間900℃でウエハ内へドライブインさせる。こ
れに続いて、ボロンリンガラス(BPSG)をウエハ上
に9000Åの厚さに付着形成する。このBPSGガラ
スは、表面上に良好な平坦化を発生させる。
【0064】図18はポリ1を付着形成し且つストリッ
プ(細条部)へパターン形成した後の本発明の構成のア
レイ部分を示した概略平面図である。図18は、平面図
において、メタルビットライン拡散(M−1),M,
(M+1)を示している。更に、ソースビットライン拡
散(S−1)a,Sa,(S+1)aも示されている。
尚、例えばトランジスタQN2,QN4,QN6,Q
(N+1)1,Q(N+1)3,Q(N+1)5などの
ような選択トランジスタが形成されるアレイの部分は、
これらの領域内に不純物が注入することを防止するため
にホトレジストでマスクされる。多結晶シリコンストリ
ップ71−0乃至71−17が、ウエハ上に示されてお
り、且つストリップ71−0乃至71−17の側部に沿
って形成されるスペーサ酸化物と共に(図7乃至図17
に関連して上述した)、ビットライン(例えば、(M−
1),(S−1)a,M,...,(S+1)
a,...)をポリ1シリコンストリップ71−0乃至
71−17が浮遊ゲートに形成される前に、これらのス
トリップと自己整合させる。
【0065】図19は、図18の構成を示しており、ホ
トレジスト81−1乃至81−6の水平方向のストリッ
プがポリ171−0乃至71−13の垂直方向のストリ
ップと直交してウエハ上に配置されている。これらのホ
トレジストストリップ81−1乃至81−6は、後に形
成されるべき浮遊ゲートトランジスタの浮遊ゲートをウ
エハ上に残存させるためにホトレジスト下側以外の残存
するポリ1の全てのエッチングの期間中に下側に存在す
る多結晶シリコンが除去されることから保護するために
使用される。
【0066】図20は、エッチング処理及びホトレジス
ト81−1乃至81−6を除去した後の図9の構成を示
している。トランジスタQ1,1及びQ1,3の一部と
なるべき浮遊ゲートが特にこの図面中において示されて
いる。図20は、更に、メタルビットライン(M−
1),M,(M+1),(M+2)のそれぞれとコンタ
クト、即ち接触するメタルコンタクトj−1,j,j+
1,j+2を有する本発明の構成を示している。メタル
ライン(M−1),M,(M+1),(M+2)は、ポ
リ2の後に形成され、且つN個のトランジスタセル毎に
(本発明において示した実施例においてはNは64)図
18中の符号と同一の符号で示した下側に存在する拡散
ビットラインとコンタクトする。選択ラインSELN及
びSEL(N+1)及びワードラインWL1乃至WL6
も図20内における概略平面図中に示されている。
【0067】図21は図20の構成における小さな部分
の概略平面図であり、第二多結晶シリコン(ポリ2)層
が、例えばストリップ71−1乃至71−5などのよう
なポリ1ストリップと直交してアレイの上部上に形成さ
れている。ポリ2ストリップ76−1乃至76−5は、
タングステンシリサイドで被覆された場合には、ワード
ラインWL1乃至WL64(図6参照)のみならず、例
えばSELN及びSEL(N+1)などのような選択ラ
インを形成する。図21における平面図から明確に理解
される如く、このアレイの各浮遊ゲートトランジスタの
最小セル寸法は、例えば71−1乃至71−5などのよ
うなポリ1ストリップのピッチ、及び、例えば、WL
1,WL2,WL3を有するポリ2ストリップのピッチ
によって制限される。従って、本発明に基づくメモリセ
ルを有する浮遊ゲートトランジスタは、本発明技術及び
与えられた設計基準に従って理論的に可能な最小寸法で
ある。
【0068】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 約1.8年毎に集積度が2倍となる状態を示
したEPROM集積度と年数との間の関係を示したグラ
フ図。
【図2】 約3.5年毎にセル寸法が半分となる状態を
示したEPROMセル寸法と年数との間の関係を示した
グラフ図。
【図3】 拡散ドレインが2個の隣接する浮遊ゲートト
ランジスタによって共用されており且つ各拡散ドレイン
に対しコンタクトが必要とされるスタンダードなEPR
OMセルレイアウトを示した概略図。
【図4】 仮想接地を使用する対称的なセルのスタンダ
ードなEPROMレイアウトを示した概略図。
【図5】 米国特許第4,639,893号において記
載されるウエハスケールの非対称的な浮遊ゲートトラン
ジスタの構成を示した概略図(a)及び断面図(b)。
【図6】 本発明の一実施例に基づいて構成したアレイ
内の浮遊ゲートトランジスタと選択トランジスタの配列
状態を示した概略図。
【図7】 本発明の一実施例に基づく製造方法における
所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図8】 本発明の一実施例に基づく製造方法における
所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図9】 本発明の一実施例に基づく製造方法における
所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図10】 本発明の一実施例に基づく製造方法におけ
る所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図11】 本発明の一実施例に基づく製造方法におけ
る所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図12】 本発明の一実施例に基づく製造方法におけ
る所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図13】 本発明の一実施例に基づく製造方法におけ
る所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図14】 本発明の一実施例に基づく製造方法におけ
る所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図15】 本発明の一実施例に基づく製造方法におけ
る所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図16】 本発明の一実施例に基づく製造方法におけ
る所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図17】 本発明の一実施例に基づく製造方法におけ
る所定のステップにおける状態を示した概略図。
【図18】 本発明の原理に基づいて構成されたアレイ
の一部のレイアウトを示した概略図。
【図19】 本発明の原理に基づいて構成されたアレイ
の一部のレイアウトを示した概略図。
【図20】 本発明の原理に基づいて構成されたアレイ
の一部のレイアウトを示した概略図。
【図21】 本発明の原理に基づいて構成されたアレイ
の一部のレイアウトを示した概略図。
【符号の説明】
Qr,c 浮遊ゲートトランジスタ QN 選択トランジスタ SELN 選択ライン M メタルビットライン S 拡散ビットライン WL ワードライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−5470(JP,A) 特開 平1−181572(JP,A) 特開 平1−166565(JP,A) 特開 昭64−23570(JP,A) 特開 昭64−5072(JP,A) 特開 昭63−186477(JP,A) 特開 昭63−170969(JP,A) 特開 昭63−155769(JP,A) 特開 昭61−230362(JP,A) 特開 昭61−136274(JP,A) 特開 昭61−51880(JP,A) 特開 昭59−103352(JP,A) 特開 昭57−200997(JP,A) 特開 昭57−172598(JP,A) 特開 昭57−143795(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮遊ゲートトランジスタのアレイを有す
    る電気的に書込み可能なリードオンリーメモリにおい
    て、仮想電源が設けられており、第一グループ及び第二
    グループの浮遊ゲートトランジスタが設けられており、
    尚前記第一及び第二グループ内の各浮遊ゲートトランジ
    スタは、ドレイン領域及び前記ドレイン領域と前記仮想
    電源との間に形成されたチャンネル領域を有すると共
    に、前記仮想電源と前記ドレイン領域との間において前
    記チャンネル領域上方に形成されており且つ前記チャン
    ネル領域から絶縁物質によって分離されている浮遊ゲー
    トを有しており、少なくとも1個の第一選択トランジス
    タが前記仮想電源と前記第二グループの浮遊ゲートトラ
    ンジスタに対するソースとしてのものを除き前記第一グ
    ループの浮遊ゲートトランジスタに対するドレインとし
    て機能する第一ビットラインとの間に接続されており、
    少なくとも1個の第二選択トランジスタが前記仮想電源
    と前記第一グループの浮遊ゲートトランジスタに対する
    ソースとしてのものを除いて前記第二グループの浮遊ゲ
    ートトランジスタに対するドレインとして機能する第二
    ビットラインとの間に接続されており、前記第一及び第
    二選択トランジスタが、前記第二選択トランジスタが前
    記アレイ内の前記第一グループの浮遊ゲートトランジス
    タにおける各トランジスタに対する制御トランジスタと
    して作用し且つ前記第一選択トランジスタが前記アレイ
    内の前記第二グループの浮遊ゲートトランジスタにおけ
    る各トランジスタに対する制御トランジスタとして作用
    するように配設されていることを特徴とするメモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記仮想電源が前記
    アレイ内の長尺状のソース領域であり、且つ前記第一グ
    ループの浮遊ゲートトランジスタ及び前記第二グループ
    の浮遊ゲートトランジスタの各々が一列内にN個の浮遊
    ゲートトランジスタを有することを特徴とするメモリ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記2N個の浮遊ゲ
    ートトランジスタが二つの隣接する列内に配列されてお
    り、同一の長尺状ソース領域が前記二つの列内の前記2
    N個のトランジスタの各々に対するソースとして機能し
    且つ前記二つの列が前記長尺状の仮想電源の両側におい
    て互いに隣接していることを特徴とするメモリ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、第一ビットラインと
    第二ビットラインとが設けられており、前記第一ビット
    ラインが前記第一グループ内の前記N個の浮遊ゲートト
    ランジスタのドレインを有しており、且つ前記第二ビッ
    トラインが前記第二グループ内の他のN個の浮遊ゲート
    トランジスタのドレインを有することを特徴とするメモ
    リ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第一及び第二ビ
    ットラインの各々が、拡散領域と、接触点を除き前記拡
    散領域から絶縁層によって分離されており且つ前記拡散
    領域の上方に形成された金属導電性ラインとの並列結合
    を有しており、二つの隣接する接触点が前記アレイ内の
    選択した数の行の浮遊ゲートトランジスタによって離隔
    されていることを特徴とするメモリ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記選択した数の行
    が8,16,32,64又は128の何れかであること
    を特徴とするメモリ。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記少なくとも1個
    の第一選択トランジスタが、前記仮想電源と前記第一ビ
    ットラインとの間に接続されている2個の選択トランジ
    スタを有しており、且つ前記少なくとも1個の第二選択
    トランジスタが前記仮想電源と前記第二ビットラインと
    の間に接続されている2個の選択トランジスタを有する
    ことを特徴とするメモリ。
  8. 【請求項8】 電気的に書込み可能なリードオンリーメ
    モリにおいて使用する浮遊ゲートトランジスタのアレイ
    において、複数個の浮遊ゲートトランジスタが設けられ
    ており、各浮遊ゲートトランジスタは、仮想ソース領域
    と、ドレイン領域と、それらの間に形成されたチャンネ
    ル領域とを有すると共に、前記ソース領域と前記ドレイ
    ン領域との間であって前記チャンネル領域に亘り形成さ
    れており且つ前記チャンネル領域から絶縁物質によって
    分離されている浮遊ゲートを有しており、且つ前記複数
    個の浮遊ゲートトランジスタの各々の仮想ソース領域と
    前記複数個の浮遊ゲートトランジスタに対するソースと
    して機能する別のビットラインとの間に接続して少なく
    とも1個の第一選択トランジスタが設けられていること
    を特徴とするアレイ。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記少なくとも1個
    の第一選択トランジスタが、前記複数個の浮遊ゲートト
    ランジスタに対するソースとして機能する前記別のビッ
    トラインと、前記複数個の浮遊ゲートトランジスタにお
    けるトランジスタの各々の仮想ソースとの間に並列的に
    接続された二つの選択トランジスタを有することを特徴
    とするメモリ。
  10. 【請求項10】 EPROMにおいて使用する浮遊ゲー
    トトランジスタのアレイにおいて、各浮遊ゲートトラン
    ジスタが、ソース領域と、ドレイン領域と、それらの間
    のチャンネル領域とを有すると共に、前記チャンネル領
    域上方に位置され且つそれから絶縁されている浮遊ゲー
    トを有しており、且つ少なくとも1個の選択トランジス
    タがソースビットラインと複数個の浮遊ゲートトランジ
    スタの各々のソースとの間に接続されており、前記少な
    くとも1個の選択トランジスタが前記複数個の浮遊ゲー
    トトランジスタの各々への電流を制御することが可能で
    あることを特徴とするアレイ。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記少なくとも
    1個の選択トランジスタが、前記ソースビットラインと
    前記複数個の浮遊ゲートトランジスタの各々のソースと
    の間に並列的に接続されている2個の選択トランジスタ
    を有していることを特徴とするアレイ。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記浮遊ゲート
    トランジスタの選択した一つ及び前記ソースビットライ
    ンと前記浮遊ゲートトランジスタのソースとの間に接続
    されている対応する選択トランジスタを活性化させる周
    辺回路が設けられていることを特徴とするメモリ。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記複数個の浮
    遊ゲートトランジスタの各々のソースが仮想ソースを有
    しており、前記仮想ソースの長さが、前記複数個の浮遊
    ゲートトランジスタ内の前記浮遊ゲートトランジスタの
    各々と接触するようなものであることを特徴とするアレ
    イ。
  14. 【請求項14】 請求項13において、複数個の仮想ソ
    ースが前記アレイ内の仮想ソースビットラインから形成
    されており、従って前記仮想ソースの各々が独特の複数
    個の浮遊ゲートトランジスタへ接続されるが、同一の仮
    想ソースビットラインに沿って位置された他の仮想ソー
    スから電気的に分離されていることを特徴とするアレ
    イ。
  15. 【請求項15】 EPROMアレイにおいて、複数個の
    浮遊ゲートトランジスタが行及び列の状態で配列されて
    おり、前記浮遊ゲートトランジスタは、各列内の浮遊ゲ
    ートトランジスタが各々がN個の浮遊ゲートトランジス
    タからなるM個のグループに分割されるように配列され
    ており、尚M及びNは各々選択した整数であり、n番目
    及び(n+1)番目の列における浮遊ゲートトランジス
    タの間に形成したM個のセグメントに分割された仮想接
    地ソースビットラインが設けられており、尚nは1≦n
    ≦(N+1)によって与えられる1,3,...,Nな
    どの奇数整数であり、且つ(N+1)は該アレイ内の最
    大列数であり、前記セグメントの各々は仮想ソースを有
    しており、仮想ソースを有する1個のセグメントを第一
    金属ビットラインへ接続する少なくとも1個の第一転送
    トランジスタが設けられており、前記第一金属ビットラ
    インは前記1個のセグメントへ接続されている(n+
    1)番目の列内のN個の浮遊ゲートトランジスタに対す
    るソースとして機能し、仮想ソースを有する前記1個の
    セグメントを第二金属ビットラインへ接続する少なくと
    も1個の第二転送トランジスタが設けられており、前記
    第二金属ビットラインは前記1個のセグメントへ接続さ
    れているn番目の列内のN個の浮遊ゲートトランジスタ
    に対するソースとして機能することを特徴とするEPR
    OMアレイ。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記第一金属ビ
    ットラインが連続的であり且つ(n+1)番目の列内の
    他のM−1グループの浮遊ゲートトランジスタの各々に
    おけるN個の浮遊ゲートトランジスタの全てに対するソ
    ースとして作用し、且つ前記第二金属ビットラインが連
    続的であり且つn番目の列内の他のM−1個のグループ
    の浮遊ゲートトランジスタの各々におけるN個の浮遊ゲ
    ートトランジスタの全てに対するソースとして作用する
    ことを特徴とするEPROMアレイ。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記第一金属ビ
    ットライン及び前記第二金属ビットラインの各々が一列
    の全長に亘って延在していることを特徴とするEPRO
    Mアレイ。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記第一金属ビ
    ットライン及び前記第二金属ビットラインの拡散部分の
    各々が一列の全長に亘って延在していることを特徴とす
    るEPROMアレイ。
  19. 【請求項19】 EPROMアレイにおいて、P複数個
    の浮遊ゲートトランジスタが設けられており、尚Pは前
    記アレイ内の浮遊ゲートトランジスタの総数に等しく、
    M複数個の選択トランジスタが設けられており、尚Mは
    前記アレイ内の選択トランジスタの総数に等しく且つP
    よりも小さく、前記選択トランジスタが、1個の選択ト
    ランジスタがP/M個の浮遊ゲートトランジスタからな
    るグループにおける各浮遊ゲートトランジスタへの電流
    を制御するように前記アレイ内において配列されている
    ことを特徴とするEPROMアレイ。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記選択トラン
    ジスタが、2個の選択トランジスタが2P/M個の浮遊
    ゲートトランジスタからなるグループ内の各浮遊ゲート
    トランジスタへの電流を制御するように前記アレイ内に
    おいて配列されていることを特徴とするEPROMアレ
    イ。
  21. 【請求項21】 EPROMアレイにおいて、複数個の
    浮遊ゲートトランジスタが設けられており、少なくとも
    1個の選択トランジスタが複数個の浮遊ゲートトランジ
    スタからなるグループ内の各浮遊ゲートトランジスタへ
    の電流を制御するように複数個の選択トランジスタが前
    記アレイ内に配列されており、前記アレイ内の選択トラ
    ンジスタの総数が前記アレイ内の浮遊ゲートトランジス
    タの総数よりも小さいことを特徴とするEPROMアレ
    イ。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記選択トラン
    ジスタが、2個のトランジスタが複数個の浮遊ゲートト
    ランジスタからなるグループ内の各浮遊ゲートトランジ
    スタへの電流を制御するように前記アレイ内において配
    列されていることを特徴とするEPROMアレイ。
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