JP3474614B2 - 不揮発性半導体メモリ装置及びその動作方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置及びその動作方法

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JP3474614B2 JP31303493A JP31303493A JP3474614B2 JP 3474614 B2 JP3474614 B2 JP 3474614B2 JP 31303493 A JP31303493 A JP 31303493A JP 31303493 A JP31303493 A JP 31303493A JP 3474614 B2 JP3474614 B2 JP 3474614B2
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克典 大西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体メモリ
装置及びその動作方法に関し、殊に、電気的にプログラ
ム可能な金属−酸化物−半導体(MOS)型の読み出し
専用の不揮発性半導体メモリ装置であり、その動作方法
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、読み出し専用メモリ(以下、R
OMと称する)等の半導体メモリ装置では、高密度化が
要求されており、このような要求に対して、従来、不揮
発性半導体メモリ装置の仮想接地構造が提案されてい
る。仮想接地型メモリ構造は、通常の二層ポリシリコン
からなる二層ゲート電極構造のnチャネルプロセスとの
互換性を保ったままアレイ内のメモリセルの集積密度を
高めることができる周知の技術である。
【0003】図3及び図4に示した仮想接地構造のEP
ROM(Erasable and ProgrammbleROM)は、IEEE
Electron Device Lett, vol.12, P.450, 1991 に発表
されたものであり、ここで提案されたアレイ構造は、仮
想接地構造の埋め込み拡散層による2本の配線層に対し
て金属ビット線1本を配置し、適宜に配置された選択ト
ランジスタを利用することにより、メモリセルを選択す
るものである。また、このアレイ構造では典型的な例と
して、ゲートに12V、ドレインに7V、半導体基板と
ソースを接地して、チャネルホット電子を浮遊ゲートに
注入することによってEPROMセルをプログラムする
ことを特徴とするものである。
【0004】以下、従来の不揮発性半導体メモリ装置及
びその動作方式について、図3及び図4を参照して説明
する。尚、図3(a)は、そのEPROMの等価回路を
示し、図4(a)は不揮発性半導体メモリ装置の配置の
概要を示す平面図であり、図4(b)はその平面図のX
−Y線に沿った断面図であり、同一部分には同一符号が
付与されている。図3(a)は、浮遊ゲート2を有する
メモリトランジスタ(以下、メモリセルと略記する。)
1,1a,1b…が複数配列されており、それらの制御
ゲートはワード線3と接続されている。全てのメモリセ
ルに対して埋込拡散層(ビット線)5,5a…がドレイ
ンとし、埋込拡散層(ビット線)4,4a,4b…がソ
ースとして機能している。各メモリセルは、浮動ゲート
2と、ワード線に接続された制御ゲート3と、ソース及
びドレインとして機能する埋め込み拡散層とからなり、
埋め込み拡散層からなる2本のビット線4,5と、2本
のビット線に対して1本配置された金属線6と、選択ト
ランジスタ7,8と、選択トランジスタ7,8のゲート
に接続された選択線9,10とから不揮発性半導体メモ
リ装置が形成されている。尚、図3の不揮発性半導体メ
モリ装置のアレイ構造の配置について、図4(a)の平
面図で示しており、メモリセルが行列状に配列されてお
り、図4(b)はそのアレイ構造の断面図を示してい
る。埋込み拡散層4,5、4a,5a…は平行に形成さ
れ、絶縁層で覆われている。ワード線3はこれらの埋込
み拡散層に対して直交するように配置されている。通
常、ワード線3は導電性を有するポリシリコン層から形
成されている。
【0005】一方、従来型アレイ構造のフラッシュメモ
リ、所謂、仮想接地構造でないアレイ構造では、プログ
ラムと消去の両方の動作にFowler-Nordheim トンネル電
流を用いることによって低電圧単一電源で達成すること
ができることが知られている。特に、NOR型と呼ばれ
るアレイ構造では、過剰な電子を浮遊ゲートに蓄積した
状態、つまりメモリセルのしきい値が高い状態を消去状
態と規定することによって、Fowler-Nordheim トンネル
電流によるプログラムと消去の動作でフラッシュメモリ
としての機能を持たせることができる。即ち、消去状
態、つまりしきい値の高い状態にあるメモリセルをプロ
グラムし、しきい値を下げるには、ドレイン或いはソー
スの一方に5V或いは3.3V等の電源電圧を印加し、
他方の電極を浮遊状態とし、半導体基板を接地し、且つ
ゲートに負電圧を印加する。この条件下では、ドレイン
或いはソースの一方の端のゲート酸化膜に高電圧が印加
され、このために浮遊ゲートに蓄積された電子がトンネ
ル電流として、引き抜かれ、メモリセルのしきい値が下
がり、プログラムされる。この際、ワード線とビット線
を適当に選択することにより、任意のメモリセルが独立
に選択し得ることが重要である。
【0006】また、Fowler-Nordheim トンネル電流によ
るプログラムは、チャネルホット電子によるプログラム
動作に比べて消費する電流が少ないので、選択されたワ
ード線を制御ゲートとして共有するメモリセル群のビッ
ト線を独立に選択し、並列にプログラム動作をさせるこ
とが可能である。また、消去動作は、ゲートに高電圧を
与え、半導体基板を接地或いは負電圧とすることによ
り、チャネル部分のゲート酸化膜を通してトンネル電流
を得、過剰電子を浮遊ゲートに注入し、しきい値を高く
することで可能となる。この動作は、チップ全体、或い
はブロック内のすべてのメモリ装置に対して同時に行わ
れ、フラッシュメモリとしての機能を持たせることがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現在、電子機器の電源
は、5V或いは3.3Vの低電圧単一電源化に向かって
いるのが趨勢であり、このような状況下で、図3(a)
に示したような仮想接地型アレイ構造を用いたEPRO
M或いはフラッシュメモリでは問題がある。即ち、チャ
ネルホット電子によってプログラムする際には、ドレイ
ンに印加される電圧として高電圧が印加され、しかも高
電流が必要であり、低電圧単一化電源(5V或いは3.
3V)での使用に適さない欠点がある。
【0008】更に、図3(a)のアレイ構造は、各メモ
リセルに対して常にビット線4がソースとして、ビット
線5がドレインとして機能しており、この対称性を保持
したままでFowler-Nordheim トンネル電流によるプログ
ラム或いは消去動作を実現するのは不可能である。例え
ば、メモリセル1bをプログラムしようとする場合、ビ
ット線5aに電源電圧を印加し、ワード線3を負電圧に
する必要があるが、この条件では、ビット線5aを介し
てメモリセル1bと対称の位置にあるメモリセル1cに
対しても同時にプログラム条件として作用する。同様
に、メモリセル1bのソース4aに電位を与えてプログ
ラムしようとする場合、メモリセル1aのソースにも電
位を与えていることになり、隣接する二つのセルを分離
してプログラムすることは不可能である。
【0009】上記のようなメモリセルが対称性を保った
まま、トンネル電流によるプログラムを実現することは
不可能であるので、図3(b)に示すようなビット線4
aをメモリセル1aにはドレインとし、メモリセル1b
に対してはソースとして働き、各メモリセルのドレイン
とソースの配置が全て同一方向となるような対称性を持
つ場合について考える。メモリセル1aをプログラムす
るには、ビット線4aに電源電圧を与え、ワード線3を
負電圧とする。ビット線4aはメモリセル1bに電圧を
印加するが、メモリセル1bのソースと接続されている
ので、メモリセル1aを独立にプログラムすることは可
能である。しかし、メモリセル1bをプログラムするに
は、そのドレイン側のビット線5aに電源電圧を印加す
る必要があるが、このビット線は金属線に直接接続され
てないので、選択トランジスタ7或いは8を通じて金属
線6a或いは6bから電源電圧を供給されなければなら
ない。つまり、この場合、ビット線4a或いは4bに電
圧を印加することになり、メモリセル1a或いは1cに
もプログラム条件となる。従って、すべてのメモリセル
を独立にプログラムすることは不可能である。この仮想
接地アレイ構造では、選択トランジスタの状態に如何に
かかわらず金属線6の電位は常に埋め込み拡散層4に与
えられているので、これと独立にもう一つの埋め込み拡
散層5を選択することは不可能である。即ち、図3
(a)の不揮発性半導体メモリ装置ではトンネル電流に
よるプログラムを実現することは不可能であることを示
している。
【0010】即ち、このアレイ構造で埋め込み拡散層で
形成されるビット線は、金属線に対して直接接続されて
いるものと、選択トランジスタを介して接続されている
ものがあり、トンネル電流による方法でメモリセルをプ
ログラムするためには、メモリセルに独立に電位を与え
ることができなければならない。しかし、このアレイ構
造では、ビット線5に電位を与える際に、少なくともビ
ット線4に同電位を与えざるを得ず、メモリセルに独立
にプログラムすることができない。更に、EPROMや
フラッシュメモリに限らず、一般に仮想接地型アレイ構
造のメモリの問題としては、読み出し時のもれ電流を挙
げることができる。即ち、この仮想接地型アレイ構造で
は、読み出し時にドレインとなるビット線から、ソース
側への本来の読み出し電流の流れとは反対側のビット線
の方向に、もれ電流が流れる可能性があり、メモリセル
の読み出し特性を劣化させるおそれがある。
【0011】本発明は、上述のような課題に鑑みなされ
たもので、低電圧でプログラム動作及び消去動作が可能
な不揮発性半導体メモリ装置及びその動作方法を提供す
ることを目的とするものである。また、本発明は、仮想
接地型アレイ構造の不揮発性半導体メモリ装置及びその
動作方法を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成する為
に、本発明は、半導体基板上に平行に配置され、ソース
拡散層或いはドレイン拡散層として用いられると共に、
ビット線又はソース線として用いられる埋込み拡散層
と、前記埋込み拡散層とは直交方向に配置された多結晶
シリコンからなるワード線を兼ねる制御ゲートと、前記
埋込み拡散層間が前記ワード線と交差する部分をチャネ
ルとする前記半導体基板に接する第一の絶縁膜と、少な
くとも前記第一の絶縁膜上に形成された浮遊ゲート電極
と、前記浮遊ゲート電極と前記ワード線が交差する部分
に形成された第二の絶縁膜とを有するメモリトランジス
タが、前記埋込み拡散層を隣接するメモリトランジスタ
で共有して前記半導体基板面に行列状に配置してなる不
揮発性半導体メモリ装置であって、前記埋込み拡散層と
金属線に対して直交するように複数のワード線が形成さ
れ、且つ、金属線が二本の埋込み拡散層に対して一本の
割合で、埋込み拡散層に対し平行に配置されて単位ブロ
ックを形成し、金属線がコンタクトを介して第1と第2
のブロックトランジスタのドレインに接続され、それら
のソースが第1と第2の埋込み拡散層にそれぞれ接続さ
れ、前記第1と第2の埋込み拡散層の他端が第3と第4
のブロックトランジスタのドレインにそれぞれ接続さ
れ、該第3のブロックトランジスタのソースが該金属線
に接続されて第1のブロックを形成し、前記第3のブロ
ックトランジスタのソースが隣接する第2のブロックの
第4のブロックトランジスタのソースに接続され、前記
第1のブロックの第4トランジスタのソースが隣接する
第3のブロックの第3のブロックトランジスタのソース
に接続されると共に、第3のブロックの金属線に接続さ
れ、各ブロックの埋込み拡散層が各ブロックの第1乃至
第4のブロックトランジスタを介して蛇腹状に連続して
いることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明は、前記の不揮発性半導体メ
モリ装置に於いて、選択すべきメモリトランジスタの制
御ゲートに接続されたワード線に負の電圧を印加し、半
導体基板を接地する第1の過程と、前記第1乃至第4の
ブロックトランジスタを動作しない状態とする第2の過
程と、前記メモリトランジスタのドレインとなる埋込み
拡散層を選択するために、前記第1と第2のブロックト
ランジスタの何れかの制御ゲートに選択線を介して選択
電圧を印加し、選択されたブロックトランジスタのソー
スに接続された埋込み拡散層を選択する第3の過程と、
前記第1と第2のブロックトランジスタのドレインに接
続された金属線に正の電圧を印加し、前記第3の過程で
選択された埋込み拡散層に正の電圧を印加して前記選択
すべきメモリトランジスタのドレインを正の電圧とし、
且つ、隣接する他方の埋込み拡散層を浮遊状態とする第
4の過程とを経て、前記選択すべきメモリトランジスタ
の浮遊ゲートに蓄積された電荷をF−Nトンネル電流に
よってドレインに引き抜いて書き込みを行うことを特徴
とする不揮発性半導体メモリ装置の動作方法としたもの
である。
【0014】また、本発明は、前記不揮発性半導体メモ
リ装置に於いて、待機状態として全ての金属線に第1の
電圧源からドレイン電圧を与える過程と、選択すべきメ
モリトランジスタの制御ゲートとなるワード線を選択す
る過程と、前記メモリトランジスタを選択するため、前
記第1と第4のブロックトランジスタ或いは前記第2と
第3のブロックトランジスタの組み合わせによって選択
して、メモリトランジスタのドレインに接続される金属
線に第2の電圧源から第1の電圧源と等しい電位のドレ
イン電圧を印加し、且つ、センスアンプに接続する過程
と、前記メモリトランジスタのソースが接続されるビッ
ト線を接地する過程とを経て、前記メモリトランジスタ
に記憶された情報を前記センスアンプを介して読み出す
ようにしたことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置
の動作方法としたものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の不揮発性半導体メモリ装置及
びその動作方法の一実施例について、図1の等価回路を
参照して説明する。図1に於いて、11,11a,11
b…は浮遊ゲート型メモリセルである。各メモリセル
は、浮遊ゲート12と、ワード線として働く制御ゲート
13と、ビット線で各メモリセルに対してはドレイン或
いはソースとして機能する埋め込み拡散層14,15を
有する。2本の埋込み拡散層14,15に対して1本の
金属線16が配置され、この金属線16に与えられた電
位がブロックトランジスタ(以下、BTと称する。)1
7,18,19,20により選択されて各埋め込み拡散
層14,15に印加されようになされおり、メモリセル
群からあるブロックBが形成されている。埋め込み拡散
層14は、その一端がBT17のソースに接続され、そ
の他端がBT20のドレインに接続され、埋め込み拡散
層15の一端は、BT18のソースに接続され、その他
端がBT19のドレインに接続され、BTによって選択
され得るようになされている。
【0016】又、それぞれのブロックB,Ba,Bb…
の埋込み拡散層14,15…は、BTを介して蛇腹状に
接続され、コンタクトを介して金属線に接続されてい
る。例えば、図1の金属線16aはブロックBaの上部
でコンタクト25aを介してBT17a,18aのドレ
インに接続され、それらのソースがビット線(埋め込み
拡散層)14a,15aにそれぞれ接続され、ビット線
14aの下部でBT20aのドレインに接続され、その
ソースがコンタクト26aを介して金属線16aに接続
されると共に、隣接するブロックBのBT19のソース
に接続されている。又、BT19aのソースは金属線1
6bに接続されると共に、隣接するブロックBbのBT
20bのソースに接続されている。BT17,18,1
9,20は、それぞれ選択線21,22,23,24に
印加される選択電圧によって制御されている。このアレ
イ構造内部でのメモリセルの対称性は、各メモリセルの
ソース・ドレインとなる埋込拡散層が、隣接するメモリ
セル同志で拡散層を共通とし、各メモリセルのドレイン
とソースの配置が全て同一方向となるように設定されて
おり、ドレイン或いはソースどちらか一方の側において
のみFowler-Nordheim トンネル電流によるプログラムが
可能となるような構造となっている。
【0017】図2は、図1の実施例の配置図を示してお
り、同一部分には同一符号が付与されている。図2は、
埋め込み拡散層2本に対して1本の金属線を配置する1
つブロックを単位として繰り返して配置されており、埋
込み拡散層14の一端は、BT17のソースであり、他
端はBT20のドレインを形成している。埋込み拡散層
15も、その一端がBT18のソースであり、他端がB
T19のドレインとなっている。埋め込み拡散層14,
15…がBT17,18,19,20…によって接続さ
れて蛇腹状に接続されている。埋込み拡散層14,1
5、14a,15bがワード線13a…と交差する部分
の半導体基板にゲート絶縁膜が形成され、そのゲート絶
縁膜に接して浮遊ゲートが形成され、その浮遊ゲートの
表面に絶縁層が形成され、導電性を有するポリシリコン
層等による制御ゲートを形成すると共に、ワード線13
a…として用いてメモリセル11,11a…が形成され
ている。また、ワード線13aに沿って切断した断面図
は、図4(b)と同様な断面となる。
【0018】次に、図1の不揮発性半導体メモリ装置の
等価回路に基づいて、その読み出し動作について説明す
る。この実施例は、各メモリ装置はある対称性を有して
おり、メモリセル11aではビット線14aがドレイン
として機能し、ビット線15aがソースとして機能す
る。他のメモリセルはすべてメモリセル11aの位置関
係を平行に移動した形になっている。しかし、このよう
な対称性を守ることなく、仮想接地アレイ構造内のメモ
リセルを読み出すことができることは明らかである。
【0019】メモリセルが待機状態、即ち、読み出しを
行わない状態にある時は、すべての金属線16,16a
…に読み出し時の電圧、例えば、1.2Vが与えられて
いる。この電圧をDV0 とする。メモリセル11aを読
み出す際は、まずワード線13aを選択して5V或いは
3Vの電源電圧を印加する。メモリセル11aのドレイ
ンに読み出し時の電位を与えるために、金属線16aを
センスアンプに接続するとともに、金属線16aに電圧
DV0 と同じ電位を与える。この電圧をDV1とする。
この電位をメモリセル11aのドレインにのみ与えるた
めに選択線21を選択する。選択線22は選択しない。
また、メモリセル11aのソースを接地するために、金
属線16bを接地した後、選択線23を選択する。選択
線24は選択しない。この条件下で金属線16aに与え
られた電圧DV1 は、BT17aとビット線である埋め
込み拡散層14aを通してメモリセル11aのドレイン
に印加され、メモリセル11aのソースが埋め込み拡散
層15aとBT19bを通して金属線16bに接続され
て接地される。メモリセル11aの浮遊ゲートの蓄積電
荷の状態によってメモリセル11aに読み出し電流が流
れ、その読み出し電流をセンスアップで検出して“1”
“0”の判定をする。
【0020】無論、メモリセル11aを読み出す場合
は、選択線21と23に制御電圧が印加され、それらを
ゲート電圧とするトランジスタ17,17a,17b…
及び19,19a,19b…がオン状態となる。メモリ
セル11aのドレインのビット線14aに隣接するビッ
ト線15には、BT19の動作によって金属線16aに
印加された電圧DV1 がビット線15に印加される。金
属線16には電圧DV0が与えられており、電圧DV1
とDV0 は等しい電位であり、金属線16aからメモリ
セル11にはリーク電流が流れないことになる。
【0021】メモリセル11bの読み出し動作は、メモ
リセル11aのときと同様なワード線と金属線の選択方
法によってなし得る。BT18a,20aを選択すべく
選択線22,24を選択し、選択線21,23は選択し
ない。金属線16aに与えられた電圧DV1 はトランジ
スタ18aと埋め込み拡散層15aを通してメモリセル
11bのドレインに与えられ、メモリセル11bのソー
スは埋め込み拡散層14bとBT20aを通して接地さ
れた金属線16bに接続される。他のビット線(電圧D
1 を与えた2本と、接地された2本以外)には電圧D
0 が与えられているため、金属線16aから読み出し
電流以外の漏れ電流が流れない。この仮想接地アレイ構
造は、金属線1本に対して埋め込み拡散層2本を接続す
る構造を繰り返す配置となっているので、他のブロック
のメモリセルを読み出す場合も同様な方法によって読み
出すことができる。
【0022】次に、図1の実施例のプログラム動作につ
いて説明する。各メモリセルは読み出し動作の説明のと
きと同じく、例えばメモリセル11aに対してビット線
14aがドレイン、15aがソースとして機能し、他の
メモリセルも同様の対称性を持って配置されている。こ
の仮想接地アレイ構造では、メモリセルをプログラムす
るために、ゲートに負電圧を、半導体基板を接地し、ド
レインとソースの内、Fowler-Nordheim トンネル電流の
流れ得るように形成れた一方の埋込み拡散層に正の電源
電圧を、他方を浮遊状態とすることにより、ドレインと
ゲート酸化膜間に高電圧を印加し、浮遊ゲートの余剰電
子を、正の電源電圧が印加された埋込み拡散層にFowler
-Nordheim トンネル電流として取り出し、メモリセルの
閾値を下げることで、プログラムを行う。以下の実施例
ではメモリセルの両側の埋込み拡散層のうち、ドレイン
端でのみFowler-Nordheim トンネル電流が流れる場合に
ついて説明する。このプログラム条件を、メモリセル1
1aに基づいて説明する。先ず、ワード線13aを選択
し負電圧を与える。メモリセル11aのドレイン端であ
るビット線14aに電源電圧を印加し、そのソースであ
るビット線15aを浮遊状態とするために、金属線16
aに電源電圧を与え、BT17aを選択する。他のBT
18a〜20aを選択しない。ビット線14aは金属線
16aからBT17aを通して電源電圧が供給され、ビ
ット線15aはBT18aと19bが閉じているために
浮遊状態となる。ビット線14aの電圧は隣接するメモ
リセル11にも印加されるが、これはメモリセル11の
ソース側なので、浮遊ゲートの電荷状態を乱されない。
【0023】この時、この仮想接地アレイ構造に属する
BT17,17a…はすべて選択されている。従って、
この条件下ではビット線14,14a…がBT17,1
7a…を通して金属線16,16a…に接続される。ワ
ード線13aが選択されて負電圧が印加されているの
で、金属線16,16a…を任意に選択しメモリセルの
ドレインに電源電圧を与えることにより、ワード線13
aを制御ゲートとするメモリセルのうち、ビット線1
4,14a…をドレインとするメモリセルを並列にプロ
グラムすることが可能である。また、メモリセル11b
を選択するときは、ワード線13aと金属線16aを選
択することは上記と同様であり、更に、選択線22を選
択してBT18aをオン状態とする。他のBTを選択し
ない。金属線16aに与えられた電圧はBT18aを通
してビット線15aに印加され、ビット線14,14a
…に対してはBT17,17a…が選択されていないた
め遮断されている。ビット線14bも選択線21,24
が選択されていないためメモリセル11bのソースは浮
遊状態が実現される。この際も上記と同様に、金属線1
6,16a…を任意に選択することによりビット線1
5,15a…をドレインとして用いているメモリセルの
すべてを並列にプログラムすることができる。また、ア
レイ構造のところで述べたように、当構造は埋め込み拡
散層からなるビット線2本を単位に同じ構造が繰り返す
形になっているので、上記の実施例の動作方法に限定す
ることなく、メモリセルを選択する他の動作方法も容易
に導かれる。
【0024】上記の実施例では、ドレイン側でのみプロ
グラムされソース側に電圧を印加しても各メモリセルの
電荷状態を乱されない例を示したが、逆にソース側での
みプログラムされ得るメモリセルを用いた場合でもこの
仮想接地型アレイ構造の不揮発性半導体メモリ装置は機
能することは明らかである。例えば、メモリセル11a
をプログラムするために、ワード線13aが選択され負
電圧を印加される。BTの選択線のうち、選択線22の
みが選択され、BT18aがオン状態となり、他の選択
線は選択されない。金属線16aに与えられた電源電圧
は選択されたBT18aを通じてビット線15aに供給
され、メモリセル11aをプログラムする。この際、ワ
ード線13aを制御ゲートとして用いているメモリセル
のうち、ビット線15,15a,15b…をソースとし
て用いるメモリセルを同時にプログラムすることができ
る。又、メモリセル11bをプログラムするために、ビ
ット線14,14a…をソースとして用いているメモリ
セルをプログラムする際は、BTの制御ゲートのうち選
択線22の代わりに、選択線21を選択すればよいこと
は、ドレイン側でプログラムする場合と同様であるので
説明を省略する。
【0025】次に、図1の実施例の消去動作について説
明する。この仮想接地型アレイ構造のメモリセルでは、
浮遊ゲートに電荷を蓄積してメモリセルのしきい値を高
くすることにより、消去状態と定めている。従って、こ
の消去状態は、しきい値の低いプログラム状態にある各
メモリセルに対して、すべてのワード線に正の高電圧
を、半導体基板と埋込み拡散層を接地或いは負電圧にす
ることにより、浮遊ゲートと半導体基板の間に高電圧を
得て、半導体基板から浮遊ゲートにトンネル電流により
電子を注入し、メモリセルのしきい値を高くすることに
よって設定する。この動作はすべてのメモリセル、或い
はブロック内のメモリセルすべてに対して同時に行うこ
とができることによって、フラッシュメモリとして機能
を得ることができる。
【0026】
【効果】上述のように、本発明は、1本の金属線を埋め
込み拡散層からなるビット線2本で共有している仮想接
地型のフラッシュメモリアレイであって、プログラムと
消去動作の両方に対してFowler-Nordheim トンネル電流
を用いることのできるメモリセルで構成と、その動作方
法を示すものである。この構造的特徴は、各ビット線
(埋込み拡散層)の両端にBTを配置したことにあり、
このBTを任意に選択することにより各々のビット線を
独立に制御することを可能にしている。従って、高密度
に集積された仮想接地型のフラッシュメモリアレイを低
電圧で動作させることができる利点がある。また、埋め
込み拡散層からなる各ビット線は、それぞれBTで制御
されることにより、電圧を印加するか否かを決定してお
り、ビット線の上端と下端に設けられた2種類のBTを
作動させることにより、1本置きにビット線を制御する
ことが可能であるので、1本の金属線で、2本の埋め込
み拡散層に対して別々に電位を与えることが可能であ
る。
【0027】また、1本の金属線が接続される2本の埋
め込み拡散層を、ブロックの上端と下端で1本ずつずら
して動作させることで、読み出し時にメモリ構造のドレ
インとソースに独立な電位を与えることが可能である。
また、このアレイ構造によれば、もれ電流なしでメモリ
セルを読みだす方法が、読み出し速度を犠牲にすること
なしに実現される利点がある。即ち、本発明では待機状
態として各金属線にドレインの読み出し電位を与えてお
く。これにより、読み出し時のドレインからのもれ電流
を防ぐと同時に、読み出し速度の劣化を防ぐことができ
る利点がある。
【0028】また、このアレイ構造によれば、ブロック
の下端で全てのブロックトランジスタを選択せず、上端
の二種類の内一種類を選択することで、アレイ内のビッ
ト線の内、1つ置きの半数が選択可能となる。このアレ
イ内の各メモリセルはドレイン或いはソースの何れか一
方の端でのみプログラム可能であるので、アレイ内のワ
ード線を一本選択し負電圧を与え、このワード線を制御
電極として用いるメモリセルの内、上記で選択可能とな
ったビット線をプログラム可能な端として用いる1つ置
きの半数のメモリセルをプログラムすることが可能とな
る。これらのメモリセルは記憶すべきデータに応じて任
意で同時にプログラムすることができる。更に、ブロッ
ク上端のBTのうち、残ったもう一方のものを選択する
ことにより、このワード線を制御電極として用いるメモ
リセルの内、残った半数のメモリセルをプログラムする
ことができる利点がある。上述のように、本発明の不揮
発性半導体メモリ装置及びその動作方法によれば、メモ
リセルが高密度に形成できる利点を保持しつつ、隣接す
るメモリセル間で漏れ電流が発生することなく、プログ
ラム及び書き込み動作等に多様性を与えることができる
利点があるとともに、仮想接地型のフラッシュメモリア
レイを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不揮発性半導体メモリ装置の等価
回路を示す図である。
【図2】本発明に係る不揮発性半導体メモリ装置の配置
図を示す図である。
【図3】(a)は、従来の不揮発性半導体メモリ装置の
等価回路を示す図、(b)は、対称性のメモリセルを示
す等価回路である。
【図4】(a)は、図3の本発明に係る不揮発性半導体
メモリ装置の配置図を示し、(b)はそのX−Y線に沿
った断面図である。
【符号の説明】
11,11a,11b,11c メモリセル 12 浮遊ゲート 13 制御ゲート 13a ワード線 14,14a,14b 埋め込み拡散層(ビット線) 15,15a,15b 埋め込み拡散層(ビット線) 16,16a,16b 金属線 17,17a,17b ブロックトランジスタ(BT) 18,18a,18b ブロックトランジスタ(BT) 19,19a,19b ブロックトランジスタ(BT) 20,20a,20b ブロックトランジスタ(BT) 21〜24 選択線 25,25a,25b コンタクト 26,26a,26b コンタクト B,Ba,Bb ブロック
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/788 H01L 27/115 H01L 21/8247 G11C 16/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に平行に配置され、ソース
    拡散層或いはドレイン拡散層として用いられると共に、
    ビット線又はソース線として用いられる埋込み拡散層
    と、前記埋込み拡散層とは直交方向に配置された多結晶
    シリコンからなるワード線を兼ねる制御ゲートと、前記
    埋込み拡散層間が前記ワード線と交差する部分をチャネ
    ルとする前記半導体基板に接する第一の絶縁膜と、少な
    くとも前記第一の絶縁膜上に形成された浮遊ゲート電極
    と、前記浮遊ゲート電極と前記ワード線が交差する部分
    に形成された第二の絶縁膜とを有するメモリトランジス
    タが、前記埋込み拡散層を隣接するメモリトランジスタ
    で共有して前記半導体基板面に行列状に配置してなる不
    揮発性半導体メモリ装置に於いて、 前記埋込み拡散層と金属線に対して直交するように複数
    のワード線が形成され、且つ、金属線が二本の埋込み拡
    散層に対して一本の割合で、埋込み拡散層に対し平行に
    配置されて単位ブロックを形成し、 金属線がコンタクトを介して第1と第2のブロックトラ
    ンジスタのドレインに接続され、それらのソースが第1
    と第2の埋込み拡散層にそれぞれ接続され、前記第1と
    第2の埋込み拡散層の他端が第3と第4のブロックトラ
    ンジスタのドレインにそれぞれ接続され、該第3のブロ
    ックトランジスタのソースが該金属線に接続されて第1
    のブロックを形成し、 前記第3のブロックトランジスタのソースが隣接する第
    2のブロックの第4のブロックトランジスタのソースに
    接続され、前記第1のブロックの第4のブロックトラン
    ジスタのソースが隣接する第3のブロックの第3のブロ
    ックトランジスタのソースに接続されると共に、第3の
    ブロックの金属線に接続され、 各ブロックの埋込み拡散層が各ブロックの第1乃至第4
    のブロックトランジスタを介して蛇腹状に連続し 前記埋込み拡散層を共有する前記隣接するメモリトラン
    ジスタの両方が、ドレインまたはソースの何れか一方の
    側においてのみF−Nトンネル電流によってプログラム
    可能な構造となっており、 前記行列状に配置されたメモリトランジスタのドレイン
    とソースの配置が全て同一方向となるように設定され
    いることを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ
    装置に於いて、 選択すべきメモリトランジスタの制御ゲートに接続され
    たワード線に負の電圧を印加し、半導体基板を接地する
    第1の過程と、 前記第1乃至第4のブロックトランジスタを動作しない
    状態とする第2の過程と、 前記メモリトランジスタのドレインとなる埋込み拡散層
    を選択するために、前記第1と第2のブロックトランジ
    スタの何れかの制御ゲートに選択線を介して選択電圧を
    印加し、選択されたブロックトランジスタのソースに接
    続された埋込み拡散層を選択する第3の過程と、 前記第1と第2のブロックトランジスタのドレインに接
    続された金属線に正の電圧を印加し、前記第3の過程で
    選択された埋込み拡散層に正の電圧を印加して前記選択
    すべきメモリトランジスタのドレインを正の電圧とし、
    且つ、隣接する他方の埋込み拡散層を浮遊状態とする第
    4の過程とを経て、 前記選択すべきメモリトランジスタの浮遊ゲートに蓄積
    された電荷をF−Nトンネル電流によってドレインに引
    き抜いて書き込みを行うことを特徴とする不揮発性半導
    体メモリ装置の動作方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ
    装置に於いて、 待機状態として全ての金属線に第1の電圧源からドレイ
    ン電圧を与える過程と、 選択すべきメモリトランジスタの制御ゲートとなるワー
    ド線を選択する過程と、 前記メモリトランジスタを選択するため、前記第1と第
    4のブロックトランジスタ或いは前記第2と第3のブロ
    ックトランジスタの組み合わせによって選択して、メモ
    リトランジスタのドレインに接続される金属線に第2の
    電圧源から第1の電圧源と等しい電位のドレイン電圧を
    印加し、且つ、センスアンプに接続する過程と、 前記メモリトランジスタのソースが接続されるビット線
    を接地する過程とを経て、 前記メモリトランジスタに記憶された情報を前記センス
    アンプを介して読み出すようにしたことを特徴とする不
    揮発性半導体メモリ装置の動作方法。
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