JPS63240977A - 選果装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、被選果物（例えば果実）の大きさや被選果
物の表面の性状（傷や色）等を測定する１１１’ｌ定装
置を有する選実装にに係るものである６［従来技術及び
発明が解決しようとする問題点コこの種の実用化されて
いる選果装置における果実等を載置する受皿は、搬送方
向に対しては固定式であったので、受皿上に載置された
被選果物を１１１１１定する場合、搬送方向に対して一
定の方向からしか外表面を測定することが出来ず、選別
（例えば大きさ）不良の原因や傷つき果実が混入して、
商品価値を低下させる原因となることがある。

そこで、搬送途中の被選果物を縦軸回りに回転させて、
被選果物の外周面の状態を広い範囲で測定する装置とし
て、特公昭５４−２７２６３号公報がある。この特公昭
５４−２７２６３号公報のものにあっては、搬送ベルト
上に所定間隔毎に短円筒状の果物受皿を縦軸回りに回転
自在に支持し、この搬送ベルトの一横側方には一対のｙ
ＪＡ動ロールに巻き付けられた駆動ベルトを配置して、
この駆動ベルトを果物受皿の横側面に接触させて果物受
皿を縦軸回りに回転させて、搬送ベルトの池槽側方に位
置している光学的な検出器で、果物の外側面を広範囲に
測定するものである。

この特公昭５４−２７２６３号公報のものは、被選果物
の戟はされる果物受皿を縦軸回りに回転させる駆動ベル
トが、搬送ベルトの一横側方に位置しているため、果物
の検出個所では、搬送ベルトの一側方には、検出器が位
置し、また、他側方には駆動ベルトが位置していて、装
置全体の横方向の巾が広くなり、装置全体が大型化し、
この問題は果実等を複数条に搬送しつつ選別する場合に
は、特に大きな問題点であった。

そこで、この発明は、搬送装置に載置されて搬送中の果
実を縦軸回り回転させる回転駆動手段を、果実を搬送す
る搬送装置の内周側下方に位置させて、装置の横幅を狭
くしたものでありながら、搬送中の果実を縦軸回りに回
転させて、果実の外周面を広範囲に検出する装置を具現
しようとするものである。

［問題を解決するための手段］ この発明は、上述の問題点を解消する為に、次の技術的
手段を講じた。

即ち、被選果物１を載置して搬送装置８，９で搬送され
る受皿２の搬送途中で且つ該搬送装置８゜９の下方に位
置していて該受皿２を縦軸回りに回動させる受皿回動装
置３と、該搬送装置８，９の搬送方向の一横側方に位置
していて、該受皿回動装置３における搬送方向の上手側
及び下手側部位に前記被選果物１の外形を４１ｑ定する
測定装［４゜４を設けてなる選果装置の構成とした。

［発明の作用及び効果コ この発明は、上述の技術的構成によって、次の技術的効
果を奏するものである。即ち、■受皿２の搬送途中にお
いて、この受皿２を縦軸回りに回動させる構成であるか
ら、搬送方向の一横側方に位置している測定装置４，４
で被選果物の縦軸回りに回動する重役の外形（例えば、
大きさ、色、傷等）を測定できるものであり、Δ１′４
定装置４が被選果物１の外形を広範囲に的確にａｌｌ定
して、正確な選別作業を行なうことができる。

■この３１す定装置４，４を受皿２の搬送方向に対して
一横側方に位置させる構成であるので、測定装置４の設
置空間が受皿搬送方向の両横側部に配置するものに比較
して少なくてすみ、装置全体がコンパクトになり、また
、受皿２の搬送方向−横側方からだけ測定するものであ
るから、測定装置４をＣＣＤカメラで構成した場合には
、左右両側方から測定するもののように、左右の照明差
に配慮する必要もなく、安定した正確な測定作業を行な
うことができる。

■受皿２を縦軸回りに回動する受皿回動装置３を受皿２
を搬送する搬送装置８，９の内周側の下方空間に配置す
る構成であるので、搬送装置８，９の上部横側方のスペ
ースを節約できて、装置全体をコンパクトに構成するこ
とができるものである。

［実施例コ 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて、具体的に
説明する。

まず、その構成について説明する。被選果物１を載置す
る受皿２は、中央部を外周側端より低くした平面部を有
する皿状に形成し、この受皿２の中央下部には回動軸５
を下方に突出するように取り付けている。また、この受
皿２を挾んで相対向するようにレール６．７を架設し、
このレール６゜７の上方を無端チェノ８，９が摺動移動
するように構成されている。この無端チェノ８，９の間
を連結している連結杆１０の中間部に、回動メタル１１
を取り付けて、この回動メタル１１に受皿２の底部の円
形の支持部分を嵌合して、受皿２を縦軸回りに回転でき
る構成としている。１２は、Ｃ型止め輸で、このＣ型止
め輸１２は回動メタル１１の連結杆１０の軸芯方向への
移動を規制する機能を有する。この受皿２は下方からの
支持状態がなくなると、連結杆１０の軸心を中心にして
受皿２は進行方向（矢印イ方向）後方に転倒するように
構成されている。１５は、回動メタル１１に固定状態に
支持されている案内メタルで、受皿２の底部から下方に
突出した回動軸５をこの案内メタル１５の支持孔で支持
して、受皿２を縦軸回りに回転できる構成としている。

案内メタル１５の横側方にはピン１４を突出して、この
ピン１４をレール１３上を摺動する構成とし、また、回
動軸５の案内メタル１５から下方に突出している部分に
、ピニオン１６を回転不能にＩＫ合し、ナツト１７で締
付けている。そして、この案内メタル１５の回動状態の
位置決め用の溝部と、受皿２に形成した溝部（１８０度
位はをずらして２個形成している）との間に、スプリン
グ１８とボール１９とを圧縮状態で挿入し、受皿２を案
内メタル１５に対して所定回動位置で保持できるように
構成している。

３は、受皿２を搬送する無端チェノ８，９の下方に位置
している受皿回動装置で、この受皿回動装置３は、支持
枠２０．この支持枠２０にボルト・ナツト２１．２２で
固定されていて、且つ、前記ピニオン１６の歯部と噛合
する歯部を有するラック２３で構成されている。そして
、このピニオン１６とラック２３との歯数関係は、第２
図に示すように受皿２が回動軸５の回りに１８０度回動
させてもよく、第３図に示すように９０度ずつ回動させ
てもよい。

測定装置４は、受皿２の搬送方向の一横側方に位置して
、前記受皿回動装＠３における受皿２の搬送方向上手側
位置、及び、下手側位置に配置するようにして、測定装
置４自体はＣＣＤカメラ等で構成されている。そして、
該測定装置４が被選果物１の大きさを１１１１定した場
合には、このｄＩす定結果に基づいて送られる分級制御
４７４号によって、レール１３の選別用のポイン１−レ
ール（図示せず）が切換えられ、所定の分級位はで受皿
２を連結杆１０回りに回動して受皿２を転倒させ、被選
果物１を落下させるように構成しているが、この手段に
ついては周知のものと同様の構成であるので説明を省略
する。なお、傷の有無を測定する場合には、格外取出し
部を設けて、傷がついているものを分級選別部とは別個
に取出す構成にすればよい。

次に、その作用について説明する。レール６゜７によっ
て案内される無端チェノ８，９の移動に関連して、被選
果物１を載置した受皿２もそれと同方向に搬送され、こ
の搬送途中において、被選果物１の一横側面は測定装置
４で測定される。その後、ピニオン１６がラック２３と
噛合すると、ピニオン１６は時計方向に回動軸５の回り
を１８０度回動するので、受皿２もスプリング１８の張
力に抗してボール１９を案内メタル１５側に押し下げ乍
ら、それと同じ方向に１８０度回動し、そこで再びスプ
リング１８によってボール１９は受皿２の溝部に嵌入し
て、受皿２の回動姿勢を保持する。そして、更に所定の
方向へ受皿２が移動すると、受皿回動装置３よりも受皿
２の搬送方向（矢印イ方向）下手側に位置する測定装置
４でもって回動後の受皿２上に載置されている被選果物
１の外面を測定する。従って、測定装置４により、被選
果物１の外側面は広範囲にわたって傷の有無・色・大き
さ等の外形が正確に測定されて、選別性能の向上が図ら
れる。尚、第３図に示すように、９０度ずつ受皿２の方
向を回動するように構成すると、被選果物１の搬送方向
に対して前・後の横側面及び左・右の横側面ともに測定
できるので、一層正確に測定出来る。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は、選
果装置の斜視図、第２図は、受皿の断面図、第３図は、
受皿を９０度ずつ回動させる実施例を示す平面図である
。 符号の説明 １　　被選果物　　　　２　　受皿 ３　　受皿回動装置　　４　　測定装置５　　回動軸　
　　　　６　　レール ７　　レール ８　　無端チェノ（搬送装置） ９　　無端チェノ（搬送装置）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被選果物１を載置して搬送装置８、９で搬送される受皿
   ２の搬送途中で且つ該搬送装置８、９の下方に位置して
   いて該受皿２を縦軸回りに回動させる受皿回動装置３と
   、該搬送装置８、９の搬送方向の一横側方に位置してい
   て、該受皿回動装置３における搬送方向の上手側及び下
   手側部位に前記被選果物１の外形を測定する測定装置４
   、４を設けてなる選果装置。