JPS63239063A - インクジェット記録ヘッドの表面処理方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの表面処理方法

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JPS63239063A
JPS63239063A JP62285596A JP28559687A JPS63239063A JP S63239063 A JPS63239063 A JP S63239063A JP 62285596 A JP62285596 A JP 62285596A JP 28559687 A JP28559687 A JP 28559687A JP S63239063 A JPS63239063 A JP S63239063A
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弘道 野口
Akihiko Shimomura
明彦 下村
Hideko Moriyama
森山 英子
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1606Coating the nozzle area or the ink chamber

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録液体であるインクをインク吐出口から小
滴として吐出し飛翔させ、この小滴の被記録面への付着
を以って記録を行なうインクジェット記録ヘッドの表面
処理方法に関し、さらに詳しくは、インク吐出口を有す
る面を表面処理層で被覆するインクジェット記録ヘッド
の表面処理層。
法に関するものである。
[従来の技術] インクジェット記録法は、インクと称される記録液体の
液滴(droplet)を飛翔させ、それを紙等の被記
録部材に付着させて記録を行なうものである。その中で
所謂インクオンデマンド方式と称される記録方式がある
このようなインクジェット記録方式では、記録品位を向
上させる為にインクの液滴が被記録面の所望の位置に付
着すること、すなわち記録するための飛翔インク滴の吐
出方向が一定で、かつその吐出速度が一定であること、
また飛翔インク滴の粒径が一様であることが要求される
[発明が解決しようとする問題点] しかし、インクジェット記録ヘッドでは、特に吐出口を
有する面が荒れていたり、割れや欠は等のきすが生じて
いたりする場合等に、インクの吐出を続けている間にイ
ンク吐出口を有する面(インク吐出口面)に不均一にイ
ンクが付着し、インクがインク吐出口から吐出されて離
れる時に不均一に、吐出するインクを引っ張ることがあ
るので、インク滴の吐出方向や吐出速度、またインク滴
の粒径がばらつき、記録品位の低下をもたらすことがあ
った。また、インク吐出口が異種の材料から成る部材を
組合せて構成されている米国特許第4417251号等
で開示された発明により製造されるようなインクジェッ
ト記録ヘッドにおいては、インクに対する濡れ易さがそ
れぞれの構成部材で異なるため、やはりインクの吐出を
長く続けている間にインク吐出口を有する面でインクの
局在化が起こることがあり、上記した問題が発生するこ
とがあった。
このような問題点を解決する方法として、インク吐出口
を有する面に、撥液性の材料または親液性の材料を一様
に設ける提案が米国特許第4368476号等をはじめ
として多数なされている。
しかしながら、製造上の諸点、例えばコスト、精度1歩
留り等を考慮した場合、充分なものはいまだ得られてい
なかった。
すなわち、インク吐出口の内方に表面処理剤が入り込む
ことがなく、均一かつ簡易にインク吐出口面の表面処理
を施すという点において充分な表面処理方法がないとい
う問題があった。
本発明の目的は、前述したような問題点を解決し、イン
ク吐出口が設けられた面が均一な材料で覆われ、さらに
表面の荒れやキズ等形状的な不均一さをなくすことかで
き、以てインクが吐出される時に、吐出方向、吐出速度
およびインク滴の粒径が一定化され、記録品位が高いイ
ンクジェット記録ヘッドを得ることができるインクジェ
ット記録ヘッドの表面処理方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、その処理の際インク吐出口内
方に表面処理剤が入り込むことがなく、インク吐出口内
方に詰め物をする等の工程を要さずに、廉価にインクジ
ェット記録ヘッドを作成できるインクジェット記録ヘッ
ドの表面処理方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、処理前にインク吐出口の形
状を変える等設計に制限を与えることを排除できるイン
クジェット記録ヘッドの表面処理方法を提供することに
ある。
E問題点を解決するための手段] そのために、本発明は、支持体上に設けられた表面処理
剤を、支持体からインクジェット記録ヘッドのインク吐
出口が形成されているインク吐出口面に転写させる工程
を有することを特徴とする。
[作 用] 本発明によれば、支持体に設けた表面処理剤をインク吐
出口面に転写させることにより、インク吐出口面に表面
処理が施される。
[実施例] 以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
本発明においてはインク吐出口の付近に問題の解決が絞
られるものであるから、以下の説明においては記録ヘッ
ドのインク吐出口を含む部分のみを抽出して詳述するが
、本発明の主旨に沿うものであれば、例えば図示の如き
インクジェット記録ヘッドに限定されることはなく、如
何なる形態のインクジェット記録ヘッドであっても、本
発明は有効に適用されるものである。
本発明においては、支持体上に設けられた表面処理剤の
一部または全部を該支持体からインクジェット記録ヘッ
ドのインク吐出口が形成されているインク吐出口面に転
写させて、該インク吐出口面上に撥インク性(インクが
水性の場合撥水性、油性の場合撥油性)の表面処理層を
形成する。
表面処理剤は、インク吐出口面上に最終的に形成される
表面処理層が撥インク性をもっと同時に本発明の目的が
達成されるという条件を満たす範囲において、適宜所望
に応じて選択され得る。すなわち、表面処理剤そのもの
が撥インク性を当初からもつ材料であってもよいし、何
らかの処理が施されることで撥インク性をもつようにな
る材料であってもよい。いずれにしても、最終的に形成
される表面処理層の表面が撥インク性を有するものとな
るものであればよい。
本発明における表面処理剤は、前記表面処理層の撥イン
ク性に直接的に寄与する液体状あるいは固体状の表面処
理物質そのもの、あるいは該表面処理物質を溶媒に溶か
した溶液、または前記表面処理物質を分散媒中に分散さ
せた分散液等を含むものである。
このような表面処理剤を支持体上に設けるには、液体状
または固体状の感光性樹脂、液体状または固体状の熱硬
化性樹脂、液体状または固体状のカップリング剤、これ
らの少なくとも一つを溶媒中に溶解させた溶液、あるい
はこれらの少なくとも一つを分散媒中に分散させた分散
液等を用いて行なわれる。
表面処理剤が表面に設けられる支持体とじては、ガラス
、金属、セラミック、非弾性のプラスチックおよび木材
等の剛体(非弾性部材)と、ゴムおよび弾性のプラスチ
ック等の弾性部材が用いられる。その中でも特に、弾性
部材が好ましく用いられる。
なお、表面処理剤および支持体の材料の具体例について
は、後述する各実施態様例の説明の欄([1]、 [+
11(i)、  [11](ii))等で挙げるが、各
材料はその材料が挙げられている実施態様例のみに限定
されて用いられるものではない。
本発明においては、インク吐出口の径に対する支持体上
に設けられる表面処理剤の厚みの比率を、好ましくは1
/3以下、より好ましくは1/4以下、最適には175
以下とする。前記比率があまり大きいと、表面処理剤が
インク吐出口内に入り込むことがあり、本発明の転写工
程において全てのインク吐出口が開口しない場合がある
からである。但し、インク吐出口の径が大きい場合、前
記比率が1/3以下であってもインク吐出口内に表面処
理剤が入り込むことがあるので、支持体上における表面
処理剤の厚みとしては、好ましくは10μm以下、より
好ましくは8μm以下、@適には6μm以下とする。
さらに、支持体上の表面処理剤の厚さの下限としては、
好ましくは0.1μm以上、より好ましくは0.2 μ
m以上、最適には0.3μm以上である。
表面処理剤があまり薄いと、支持体上に表面処理剤を設
けること自体がむずかしくなる上、インク吐出口面への
表面処理剤の付着が均一でなくなることがあるからであ
る。
以下、次の3つの好ましい実施態様例について詳述する
[I]支持体上に設けた液体状(インクジェット記録ヘ
ッドの通常の使用環境下で液体状)の表面処理剤を支持
体からインク吐出口面に転写させた後表面処理剤に硬化
処理を施して、表面処理層を形成する。この場合、支持
体上に設けた表面処理剤に予め固体化処理を施してもよ
い。
[+1](i)支持体上に設けた固体状(インクジェッ
ト記録ヘッドの通常の使用環境下で固体状)の表面処理
剤を支持体からインク吐出口面に転写させて、表面処理
層を形成する。
[0] (百)前記[II ] (i)における転写を
行なう際に、支持体とインク吐出口面とが表面処理剤を
はさんで一体になっている状態において、表面fi処理
剤活性光線の照射を行なうことを除いては、前記[o 
] (+)と同様にして、表面処理層を形成する。
なお、上記3つの実施態様例は、本発明において好まし
い実施態様例として詳述したのであるが、特に上記[+
11(ilおよび[It ] (it)の実施態様例が
最も好ましい。
また、これらの実施態様例においては、後述する通り、
必要に応じて前記転写を行なう前や後等に、表面処理剤
に更に硬化処理を施す工程を加えてもよい。
[Iコ まず、第1の好ましい実施態様例においては、液体状の
表面処理剤を設けた支持体をインク吐出口面に対して接
合した後に離脱させることで、表面処理剤を支持体から
インク吐出口面に転写させ、インク吐出口面上に表面処
理層を形成する。
この実施態様例においては、液体状の表面処理剤として
は、転写するまで液体状であることができるものであっ
て、必要に応じてなんらかの処理を施すことで固体層が
形成されるものを用いることができる。具体的には、液
体状の感光性樹脂、感光性樹脂を溶媒に溶解した感光性
樹脂溶液、または液体状の熱硬化性樹脂、熱硬化性樹脂
を溶媒に溶解した熱硬化性樹脂溶液、ざらにシラン系。
チタネート系、クロム系、アルミニウム系等の液状カッ
プリング剤あるいはこれらを溶媒に溶解した溶液が挙げ
られる。固体化する処理としては、溶液状のものであれ
ば自然乾燥、加熱等による強制乾燥による乾燥処理、感
光性樹脂あるいは該樹脂溶液であれば該樹脂に対して化
学的に活性な光線の照射処理、熱硬化性樹脂あるいは該
樹脂の溶液であれば加熱処理等が選択される。
表面処理剤が表面に設けられる支持体としては、具体的
にはガラス、金属、セラミック、木材、ゴム、プラスチ
ック等から成る固体状のものを挙げることができる。ガ
ラス、金属、セラミック、木材、非弾性のプラスチック
等変形しにくい剛体(非弾性部材)では表面処理剤を塗
布する面がインク吐出口面と均一に接する形状が望まし
い。ゴム、弾性のプラスチックフィルム等の弾性部材は
、それ自体の変形が可能なので、必ずしもインク吐出口
面と同一の面形状すなわち平面でなくてもよく、本発明
においては弾性を有する支持体が好ましく用いられる。
、  第1図(八)および第1図(B)は、本発明が適
用可能なインクジェット記録ヘッドの一例として、液吐
出に利用されるエネルギを発生する手段として電気熱変
換素子を用い、複数の吐出口を有して成るインクジェッ
ト記録ヘッドのインク吐出口108の近傍の模式的斜視
図およびそのA−A’面に沿う模式的断面図である。
ここで、101はインクジェット記録ヘッド全体、10
2は電気熱変換素子としての発熱素子、103は基板、
104は接着剤層、105は天板、1Ofiはインク路
、107はインク吐出口を有する面(インク吐出口面)
、108はインク吐出口、111はインク路106およ
びインク吐出0108を形作るインク路壁構成部材であ
る。
このような熱を液吐出に利用するエネルギとして用いる
インクジェット記録ヘッドの液吐出原理を以下に筒車に
説明する。
基板103に設けられた発熱素子102に不図示の電気
的導線を通してパルス状の電流を流すことにより発熱素
子102が瞬時に短時間発熱すると、インク路106内
にあるインクに発泡を伴う急激な圧力変化が発生し、こ
れによりインク吐出口108よりインクが吐出される。
これら図に示すインクジェット記録ヘッドでは、特にイ
ンク吐出口面107が異種材料から成る複数部材で構成
されている場合、濡れ性が一様でなく液吐出が不安定に
なることがあった。
そこで、本発明の第1の実施態様例に係る方法で以下の
如き表面処理を行なった実施例を以下に説明する。
(第1実施例) 第2図(A)および第2図(B)は、本発明の第1の実
施態様例による表面処理方法の1つを説明するためのも
ので、第1図(A)に示したインクジェット記録ヘッド
101のA−A’面に沿う模式的断面図である。
まず、第2図(A) に示すように、第1表に示す構成
を有する紫外線硬化型の感光性樹脂溶液(表面処理剤)
 110を支持体109に塗布したものをインクジェッ
ト記録ヘッド101 (インク吐出口の径が30μmの
ものを用いた)に押し当てた。本例では支持体109と
してはポリエステルフィルム(25μm厚)を用いた。
支持体IQQ上への表面処理剤11Gの塗布は、ワイヤ
ーバーコータを用いて行なった。
次に、支持体109をヘッド101から離脱させると、
第2図(B) に示すようにインク吐出口面107には
表面処理剤110C’ が残留した。表面処理剤110
c’ を設けた面を上向きにして、上方より1kWの超
高圧水銀灯により1分間紫外線を照射して表面処理剤1
10G’ に硬化処理を施して、インク吐出口面に表面
処理層を形成した。
第3図はこのようにして表面処理が完了して表面処理層
110Cが設けられたインクジェット記録ヘッドのイン
ク吐出口の近傍の模式的斜視図である。
第1表 フォトマー6008 (サンノプコ■製)40重量部リ
ポキシVR−60  (昭和高分子■製)10重量部ト
リメチロールプロパントリアクリレート20重量部 N−ビニルピロリドン         30重量部A
−189(日本ユニカー味製)0.2重量部アロンG 
(GF−300)  (東亜合成化学工業■製)0.1
重量部 イルガキュア651(チバイガイギー社製)5.0重量
部 ターシャリブチルハイドロキノン  0,03重二部こ
のような第1実施例において、支持体上に設けた表面処
理剤の厚さを第2表に記すように色々と変えて、各厚さ
についてそれぞれ100個のヘッドに対して表面処理を
行なった。その結果、第2表に記す通りの結果が得られ
た。
第4図は本発明方法が適用可能なインクジェット記録ヘ
ッドの他の例を示す模式的断面図で、電気機械変換体を
、吐出に利用されるエネルギを発生する手段として用い
たものである。このようなインクジェット記録ヘッド2
01は、ガラス管を溶融、引張りを行なった後切断する
ことによって作製された細く絞った開口部すなわちイン
ク吐出口208を有するガラス管203の周囲に、イン
クを吐出するために利用されるエネルギを発生する手段
として、ピエゾ素子202を配設したものである。
このインクジェット記録ヘッドの吐出原理を簡単に説明
すると、インクはインク導入管212の内側を通ってガ
ラス管203内のインク路206に導入される。ピエゾ
素子202にパルス状の電圧を加えるとピエゾ素子20
2が歪みインク路206の体積が変化し、それによりイ
ンクがインク吐出口208より吐出される。このような
インクジェット記録ヘッド201においても本発明の方
法により容易にインク吐出口を有する面(インク吐出口
面)207を均一な表面処理層で覆うことができる。
(第2実施例) 第5図は、本発明の第1の実施態様例に係る方法による
第2例による表面処理が完了したインクジェット記録ヘ
ッドの模式的断面図である。
まず、表面処理剤として第3表に示すような組成のエポ
キシ樹脂溶液を用い、これをワイヤーバーコータにより
25μm厚のポリエステルフィルム上に塗布した後、径
が50μmのインク吐出口面207(第4図参照)に押
しつけて液体状の表面処理剤を転写した。その後80℃
で30分子備加熱した後150℃で2時間本加熱して表
面処理剤に硬化処理を施した。この結果、第5図に示す
ような表面処理層211Gを有するインクジェット記録
ヘッドを得た。
第3表 このような第2実施例において、支持体上に設けた表面
処理剤の厚さを第4表に記すように色々と変えて、各厚
さについてそれぞれ100個のヘッドに対して表面処理
を行なった。その結果、第4表に記す通りの結果が得ら
れた。
第6図は、第1図(A)および第1図(B)または第4
図に示すようなインクジェット記録ヘッドに対し、液体
状の表面処理剤を用いて第1の方法で行なう大量生産用
の例を示した模式図である。
液体状の表面処理剤310は、リバースロール313 
と支持体であるコーティングロール312により均一な
厚さに形成される。処理に係るインクジェット記録ヘッ
ド301は、コンベア314にインク吐出口面がコーテ
ィングロール312に塗布された液体状の表面処理剤3
10と接するようにセットされる。インクジェット記録
ヘッド301が液体状の表面処理剤310と接すると、
インク吐出口面には液体状の表面処理剤310が効率高
く転写されてゆく。この後に、上述の如き表面処理剤に
硬化処理を施して表面処理層を形成することで、インク
吐出口面の表面処理が完了する。
[11](i) 次に第2の表面処理法による例を詳述する。
固体状の表面処理剤を設けた支持体を、インク吐出口面
に接合させた後に難脱させることで、表面処理剤を支持
体からインク吐出口面に転写させ、インク吐出口面上に
表面処理層を設ける。支持体としては、前記したような
ガラス、金属、セラミック、木材、ゴム、プラスチック
等が用いられる。また、支持体上に固体状の表面処理剤
を設けるには、感光性樹脂、熱硬化性樹脂、あるいはこ
れら樹脂を溶剤に溶解した溶液等を用いて行なわれる。
これらの樹脂または樹脂溶液は、液状のまま、または固
体状のまま支持体上に設けられる。液状の場合は、支持
体上に設けた後、または設けると同時に固体化処理を施
して固体化する。
また、液状のものを予め固体化して支持体上に設けても
よい。
ここで支持体と固体状の表面処理剤とについては、イン
ク吐出口面に固体状の表面処理剤を付設させた後、支持
体を剥離する時に、インク吐出口に面した固体状の表面
処理剤は支持体に付着したまま取り除かれ、インク吐出
口面に直接後した固体状の表面処理剤はインク吐出口面
と密着した部分で凝集破壊することなく支持体との界面
で剥離し、インク吐出口面に付着することが必要である
。そのために以下の力関係を満たすものが好ましい。
(固体状の表面処理剤と支持体との密着力)く(固体状
の表面処理剤の凝集力) (固体状の表面処理剤と支持体との密着力)く(固体状
の表面処理剤とインク吐出口面との密着力) (第3実施例) 第7図および第8図は、本発明の第2の方法による表面
処理例を説明するためのもので、第1図(八)に示した
インクジェット記録ヘッド101のB−B’ 面に沿う
模式的断面図である。
まず、第7図に示すように、第5表の如き組成を有する
感光性樹脂溶液を、ワイヤーバーを用いてポリエステル
フィルム(厚さ25μm)の支持体409上に塗布した
後乾燥させ、固体状の表面処理剤410を得た。これを
インクジェット記録ヘッド401(インク吐出口の径が
40μmのものを用いた)のインク吐出口面407にロ
ーラ41′lを用いて圧着した。次に、第8図に示すよ
うに、支持体409を91JI!lだ。このとき、イン
ク吐出口408に面した固体状の表面処理剤410の部
分は支持体409側に、インク吐出口面407に直接接
した固体状の表面処理剤410の部分はインクジェット
記録ヘッド401側に残った。これは前述した固体状の
表面処理剤410の支持体409とインク吐出口面40
7 とに対する密着力および固体状の表面処理剤410
の凝集力の力関係によるためである。またインク吐出口
の端部、ずなわち部分408と407との境界部では、
711随時に起こる支持体409および固体状の表面処
理剤4!0の変形による応力が一点に集中し、表面処理
剤の凝集破壊が発生し支持体と表面処理剤とを分断させ
ることができた。
次の工程では表面処理剤に紫外線を照射して硬化処理を
施し、耐インク性、耐摩耗性を高めて処理を終了した。
このようにして処理が完了して表面処理層110[:が
設けられたインクジェット記録ヘッドのインク吐出口の
近傍は、第3図に示す通りである。
なお、この硬化処理は、固体状の表面処理剤410が上
記のように感光性樹脂であれば化学的活性光線の照射に
よって、熱硬化性樹脂であれば加熱によって、溶剤を含
むものであれば加熱または乾燥によって行なうことがで
きる。
第5表 ダイヤナール81−80 (アクリルポリマーMW、9
5000トリメチロールプロパントリアクリレートこの
ような第3実施例において、支持体上に設けた表面処理
剤の厚さを第6表に記すように色々と変えて、各厚さに
ついてそれぞれ100個のヘッドに対して表面処理を行
なった。その結果、第6表に記す通りの結果が得られた
第6表 (第4実施例) 第9図は、本発明の第4実施例を説明するための模式的
断面図である。まず、第7表に示すような組成を有する
熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂if(?lを、ワイヤ
バーコータにより、支持体となる厚み25μmポリエス
テルフィルム509上に塗布して80℃で5分乾燥する
ことによりトルエンを除去し、固体状の表面処理剤51
0の層を作成した。
これを第9図に示すようにインクジェット記録ヘッド5
01(インク吐出口の径が40μmのものを用いた)の
インク吐出口面507に圧着した後、支持体を7!In
S’lシた。これによりインク吐出口面507に固体状
の表面処理剤が転写された。
次の工程では、これを150℃で2時間加熱することで
固体状の表面処理剤に硬化処理を施し、耐インク性、耐
摩耗性を高めて処理が完了した。
第1O図はこのようにして処理が完了して表面処理層5
10Gが設けられたインクジェット記録ヘッドの模式的
断面図である。
第7表 このような第4実施例において、支持体上に設けた表面
処理剤の厚さを第8表に記すように色々と変えて、各厚
さについてそれぞれ100個のへ・ノドに対して表面処
理を行なった。その結果、第8表に記す通りの結果が得
られた。
第8表 [0](百) 次に、第3の表面処理法による例を詳述する。
本実施態様例において特に好ましく用いられる支持体と
しては、酸素非透過性であり活性光線に対して透明で、
可撓性を有しているものが挙げられるが、これに限定さ
れるものではない。特に好ましいものとしては、ポリエ
ステルフィルム、例えばポリエチレンテレフタレートが
挙げられる。
そのほか、ポリアミド、ポリイミド、ポリスチレン、ポ
リオレフィン例えばポリエチレン、ポリプロピレンフィ
ルムも使用できる。
また、本実施態様例において、特に好ましく用いられる
表面処理剤としては、有機重合体結合剤、ラジカル重合
可能なビニルi量体、および活性光線により遊離ラジカ
ルを生成する増感剤とを含有する感光性樹脂が挙げられ
るが、これに限定されるものではない。
有機重合体結合剤としては各種ビニル単量体の単独また
は共重合体が用いられる。ビニル単量体の適当な例とし
てはメタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチル、アクリ
ル酸エチル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン、2−ヒドロキシエチルメタクリレート12−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、グリシジ
ルメタクリレート、t−ブチルアミノエチルメタクリレ
ート、2.3−ジブロモプロピルメタクリレート、3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、アク
リルアミドおよびアクリロニトリル等を挙げることがで
きる。
ラジカル重合可能なビニル!#量体としては上記したビ
ニル単量体を使用で診る。さらに多官能のビニル!#量
体も使用できる。これらの例としては1.3−ブタンジ
オールジアクリレート、1.4−ブタンジオールアクリ
レート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ポ
リエチレングリコール200ジアクリレート、ポリエチ
レングリコール400ジアクリレート、ポリエチレング
リコール600ジアクリレート、ジエチレングリコール
ジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ−
ト、トリエチレングリコールジアクリレート。
トリプロピレングリコールジアクリレート、ヒドロキシ
ピバリン酸エステルネオペンデルグリコールジアクリレ
ート、トリメチロールプロパンジアクリレート、ビス(
アクリロキシエトキシ)ビスフェノールA、ビス(アク
リロキシエトキシ)テトラブロモビスフェノールA、ビ
ス(アクリロキシポリエトキシ)ビスフェノールA、1
.3−ビス(ヒドロキシエチル)5.5−ジメチルヒダ
ントイン、3−メチルベンタンジオールジアクリレート
、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエ
リストールトリアクリレート、トリス(2−ヒドロキシ
エチル)イソシアネート、ペンタエリスリドーステトラ
アクリレート、ジペンタエリスリトールへキサアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタア
クリレート等を挙げることができる。
さらに、本実施態様例において好ましく使用される表面
処理剤である感光性樹脂は、活性光線の照射によって、
前記ビニル単量体のラジカル重合を開始する増感剤を含
有する。使用できる増感剤としては、アセトフェノン、
2.2−ジェトキシアセトフェノン、p−ジメチルアミ
ノアセトフェノン、p−ジメチルアミノプロピオフェノ
ン、ベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノン、 p
、p−ジクロロベンゾフェノン、 p、p−ビスジエチ
ルアミノベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンジル、
ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエ
チルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ニー
ベンゾインn−プロピルエーテル、ベンゾインイソブチ
ルエーテル、ベンゾインn−ブチルエーテル、ベンジル
ジメチルケタール、テトラメチルチウラムモノサルファ
イド、チオキサンソン、2−クロロチオキサンソン、2
−メチルチオサンソン、アゾビスイソブチロニトリル、
ベンゾインパーオキサイド、ジーtert−ブチルパー
オキサイド、l−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケ
トン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1
オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロ
キシ−2−メチルプロパ>−1−オン、メチルベンツ゛
イルフォーメートなどを挙げることができる。
このような表面処理剤を支持体上に設ける方法について
簡単に述べると、例えば液体状の表面処理剤をスピンナ
ーコート、ロールコート、バーコードなどにより塗布し
た後乾燥を行なえば容易である。また通称表面処理剤の
膜厚としては、薄い程後述する酸素阻害の影響を受けや
すく凝集破壊を起こしやすいので好適であるが、均一に
王者する工程を考慮すると、0.1 μm−10μmが
適当と考えられる。
本実施態様例の第1の工程である表面処理剤をインク吐
出口面に対して接合するときには、加熱状態で行なうこ
とが望ましい。この際、ホットロールラミネータまたは
真空ラミネータなどが使用できる。
本実施態様例の第2の工程である表面処理剤への活性光
線の照射時には、少なくともインクジェット記録ヘッド
のインク路内を酸素を含有する雰囲気にするのが良い。
これは空気雰囲気としても充分であるが、さらに積極的
に酸素雰囲気とすることはより好ましい。これは活性光
線の照射により増感剤がラジカルを発生し、ビニル単量
体のラジカル重合を開始させるのであるが、酸素がラジ
カル重合の阻害剤となることを利用するためである。イ
ンク路内を酸素を含む雰囲気とするには、そのような気
体を例えばインク路後方から、すなわちインク供給経路
となる部分を介して導入する。
活性光線の光源としては、増感剤の反応を有効に開始で
きる波長365nm付近の光を発生するものが好ましく
、例として紫外線けい光灯、キセノンランプ、高圧水銀
灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ等が使用でき
る。
本実施態様例の第3の工程ではインク吐出口面から支持
体を剥離する。この時、インク吐出口面に密着した表面
処理剤は酸素による阻害を受けることなく重合が進み、
凝集力およびインク吐出口面との密着力が高められるの
で支持体との界面で容易にiIl!し、インクジェット
記録ヘッドのインり吐出口面上に残留する。一方インク
吐出口に面してそれを塞ぐように覆っている表面処理剤
はインク路内の酸素により重合が阻害され硬化が充分に
進んでいない。このため、インク吐出口に面している表
面処理剤は、その凝集力も弱く、かつインク吐出口面に
対してよりも支持体に対して強く奇岩しているので、支
持体に付着したまま除去される。このようにして、支持
体の71雛によりインク吐出口面にはインク吐出口が開
口する。
以上のように、選択した材料を用い、第1〜第3工程を
経て表面処理は完了するが、この後に耐インク性、耐摩
耗性、密着性を高める目的で加熱処理やさらなる活性光
線の照射を行なうことも好ましい。
(第5実施例) 第11図は、本発明の第5実施例による表面処理方法を
説明するためのもので、第1図(A)に示したインクジ
ェット記録ヘッド101のB−B’ 面に沿う模式的断
面図である。
まず、第9表の如き組成を有する感光性樹脂液を、ワイ
ヤーバーを用いてポリエステルフィルム(厚さ25μm
)の支持体409上に塗布し乾燥させ、表面処理剤41
0の層を得た。これを第7図に示したように、インクジ
ェット記録ヘッド401(インク吐出口の径が50μm
のものを用いた)のインク吐出口面407にローラ41
2を用いて130℃、5mm11gの減圧下で圧着した
(第1の工程)。
次に、第11図に示すように、支持体409を通して表
面処理剤410を全面露光した(第2の工程)。
この露光は、前述のように酸素の霊囲気下で、1kWの
超高圧水銀灯を用い、紫外線(UV)を1秒間照射する
ことにより行なった。
次に、第8図に示したように支持体409を剥離した(
第3の工程)。このとき、インク吐出口408に面した
表面処理剤410の部分は支持体409側に、インク吐
出口面407に直接接した表面処理剤410の部分はイ
ンクジェット記録ヘッド401側に残った。これは前述
したように、インク吐出口408に面してそれを覆って
いる表面処理剤410は、酸素の雰囲気により重合が阻
害され、硬化が充分に進んでいないため、凝集力が弱い
からである。
次の工程では、インク吐出口面に残った表面処理剤に超
高圧水銀灯を用いて10分間紫外線を照射し、さらに硬
化させ、耐インク性、耐摩耗性を高めて処理を終了した
このような処理が完了して表面処理層110cが設けら
れたインクジェット記録ヘッドの吐出口の近傍は第3図
に示す通りである。
第9表 ダーrヤナールBIl−80(7クリルボリV−MW、
95000トリメチロールプロパントリアクリレートこ
のような第5実施例において、支持体上に設けた表面処
理剤の厚さを、第1O表に記すように色々と変えて各厚
さについてそれぞれ100個のヘッドに対して表面処理
を行なった。その結果、第10表に記す通りの結果が得
られた。
第  10   表 (第6実施例) 第9図および第12図を用いて、本発明の第6実施例を
説明する。まず、上記第7表に示すような組成を有する
感光性樹脂を、上述と同様にして支持体となる厚み25
μmのポリエステルフィルム509上に塗布して乾燥す
ることにより表面処理剤510の層を作成した。
これを第9図に示すようにインクジェット記録ヘッド5
01(インク吐出口の径が30μmのものを用いた)の
インク吐出口面507に対し、130℃、5mm11g
の減圧下で圧着した。次に、第12図に示すように、イ
ンク路206内方を酸素雰囲気とし、支持体509を通
して表面処理剤510の全面をtkwの超高圧水銀灯で
紫外線(UV)を1秒間照射することにより露光した後
、支持体509を剥離した。これによりインク吐出口面
507に表面処理剤が転写され、インク吐出口508を
覆っていた表面処理剤は支持体509 と一体に除去さ
れた。
次の工程では、紫外線照射を1kWで10分間行なうこ
とで表面処理剤をさらに硬化させ、その耐インク性、耐
摩耗性を高めて処理が完了した。
このような処理が完了して表面処理層510Cが設けら
れたインクジェット記録ヘッドの模式的断面図を第10
図に示す。
このようなS6実施例において、支持体上に設けた表面
処理剤の厚さを、第11表に記すように色々と変えて各
厚さについてそれぞれ100個のヘッドに対して表面処
理を行なった。その結果、第11表に記す通りの結果が
得られた。
なお、本発明は以上詳述した3つの態様[I]。
[ul(i)および[II ] (ii)に限定される
ものではない。例えば本発明においては、支持体が液体
状の表面処理剤を介してインク吐出口面に接している状
態で表面処理剤を硬化せしめ、しかる後表面処理剤を支
持体からインク吐出口面に転写させて、表面処理層を形
成してもよい。
また、本発明において、インク吐出口の径とは例えば第
1図(A)および第9図のa(すなわち最大の口径)を
さし、支持体上の表面処理剤の厚ざとは例えば第2図(
A)および第9図のbをさす。
但し、図面は、わかり易くするために、a、bの比率等
に関係なく、模式的に強調して示しである。
次に、以上の実施例で得られる作用効果について具体的
に説明する。
第13図はインクの吐出特性を観察するための測定装置
の配置を示す模式図である。301で示すインクジェッ
ト記録ヘッドのインク吐出口から吐出されるインク滴3
02の吐出方向および吐出速度のばらつきを観察するた
め、インク滴302の飛翔方向Xと直交する方向yおよ
びZの2方向に顕微鏡を取り付けたビデオモニタ303
および304を配置した。また、ストロボ発光器305
をインク吐出周波数と同期させて発光させた。
この測定装置に第1〜第6の実施例によりインク吐出口
面を表面処理されたインクジェット記録ヘッドをインク
ジェット記録ヘッド301 としてセットし、インクを
連続的に吐出させてインク滴を観察した。このとき、X
方向、2方向共にインク滴はX方向上で静止して見えた
。これは、インク滴が直進し、吐出速度も一定であるこ
とを示している。長時間の連続吐出後もこの様子は変わ
らなかった。
これに対して、上記の表面処理を行なっていないインク
ジェット記録ヘッドでは、インク滴がX方向からずれた
位置にあることがあり、インク液滴の進行方向でゆらい
でいる場合があった。これはインク滴が直進せず、また
その吐出速度も一定でないことがあることを示している
。また、この時インク吐出口の周辺を観察したところイ
ンクが何者している場合があるのが見られた。このよう
な現象は前記実施例に係る表面処理方法によって処理さ
れたインクジェット記録ヘッドには見られないことであ
った。
次に、インクジェット記録ヘッドをプリンタに取り付け
て印字を行ない、印字品位の評価を行なった。このイン
クジェット記録ヘッドとしては、8個のインク吐出口を
有するものを用いた。この結果、第1〜第6実施例に係
る方法により処理を行なったインクジェット記録ヘット
では、長時間にわたり安定な印字品位が得られた。これ
に対して、未処理のインクジェット記録ヘッドにおいて
は印字を続けるに従って印字不良、すなわち、文字を構
成するドツトの偏りや主ドツト以外に微小ドツトが形成
されるなどの現象が起こることがあった。この時のイン
ク吐出口の周辺には、やはりインクが付着している場合
があった。このインクをふき取ると一時的に良好な印字
品位となるが、すぐ印字不良を起こしてしまうことがあ
った。
更に、比較例として、上記各実施例で用いた表面処理剤
をインク吐出口面に塗布法により設け、表面処理層を形
成した。またそれらとは別に、比較例として、塗布法で
はなく蒸着法によってインク吐出口面に表面処理を施し
た。その結果、表面処理剤がインク吐出口の内部に入り
込んだり、あるいは表面処理層の厚みや特性の点で均一
に設けられていなかったりするものがあった。それ故、
比較例に係るインクジェット記録ヘッドには、インクの
吐出特性が良好でないものがあった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、(1)インク吐
出口面に均一に表面処理を行なうことができる。
(2)インク吐出口の周りのインク吐出口面の荒れやキ
ズ等がなくなる。
(3)吐出されたインク滴の吐出方向、吐出速度および
粒径が一定となり記録品位が向上する。
(4)吐出周波数を上げても良好な印字品位が得られる
ため記録速度を上げることができる。
(5)表面処理を行なう際にインク路内に表面処理剤か
入り込むことを阻止するような特別な処理を必要としな
い。
(6)量産化も容易であり廉価なインクジェット記録ヘ
ッドを提供できる。
(7)表面処理によりインク吐出口の形状を変えること
がなく、設計上の制約を与えることがない。
等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(八)および第1図(B)は、それぞれ、本発明
が適用可能なインクジェット記録ヘッドの一例を示す模
式的斜視図およびそのA−A’面での模式的断面図であ
る。 第2図(八)および第2図(B)は、第1図(A)およ
び第1図CB)に示したインクジェット記録ヘッドに対
して、未発明方法による表面処理を行なう工程を説明す
るための模式的断面図である。 第3図は本発明方法による表面処理が完了したインクジ
ェット記録ヘッドの模式的斜視図である。 第4図は本発明が適用可能なインクジェット記録ヘッド
の他の例を示す模式的断面図である。 第5図は本発明方法による表面処理が完了した第4図示
のインクジェット記録ヘッドの模式的断面図である。 第6図はインクジェット記録ヘッドに液体状表面処理剤
を転写する処理の一例を説明するための模式図である。 第7図および第8図は、本発明の表面処理方法の他の例
を説明するための模式的断面図である。 第9図は本発明の表面処理方法のさらに他の例を説明す
るための模式的断面図である。 第10図は本発明の表面処理方法による処理が完了した
インクジェット記録ヘッドの模式的断面図である。 第11図および第12図は、それぞれ、本発明の表面処
理方法の更に他の例を説明するための模式的断面図であ
る。 第13図はインク吐出特性を観察するための測定装置の
配置を示す模式図である。 101.201,301,401・・・インクジェット
記録ヘッド、106,206,406・・・インク通路
、107.207,407,507・・・インク吐出口
面、108.208,408・・・インク吐出口、+0
9.209,409,509・・・支持体、110.2
10,310,410,510・・・表面処理剤、11
0G、210C,510C・・・表面処理層、302・
・・インクン商、 303.304・・・ビデオモニタ、 305・・・ストロボ発光器、 312・・・コーティングロール、 412・・・ローラ。 バ 第1図(A) 第1図(B) 第2図(A) 第2図([3) 第3図 第4図 第5図 第7図 v 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)支持体上に設けられた表面処理剤を、該支持体から
    インクジェット記録ヘッドのインク吐出口が形成されて
    いるインク吐出口面に転写させる工程を有することを特
    徴とするインクジェット記録ヘッドの表面処理方法。 2)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録ヘ
    ッドの表面処理方法において、前記転写の工程の後に、
    前記表面処理剤を硬化させる工程を有することを特徴と
    するインクジェット記録ヘッドの表面処理方法。 3)特許請求の範囲第2項記載のインクジェット記録ヘ
    ッドの表面処理方法において、前記硬化を活性光線の照
    射によって行なうことを特徴とするインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法。 4)特許請求の範囲第2項記載のインクジェット記録ヘ
    ッドにおいて、前記硬化を加熱によって行なうことを特
    徴とするインクジェット記録ヘッドの表面処理方法。 5)特許請求の範囲第2項記載のインクジェット記録ヘ
    ッドの表面処理方法において、前記硬化を乾燥によって
    行なうことを特徴とするインクジェット記録ヘッドの表
    面処理方法。 6)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録ヘ
    ッドの表面処理方法において、前記表面処理剤として液
    体状のものを用いることを特徴とするインクジェット記
    録ヘッドの表面処理方法。 7)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録ヘ
    ッドの表面処理方法において、前記表面処理剤として固
    体状のものを用いることを特徴とするインクジェット記
    録ヘッドの表面処理方法。 8)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録ヘ
    ッドの表面処理方法において、前記表面処理剤として感
    光性樹脂を用いることを特徴とするインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法。 9)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録ヘ
    ッドの表面処理方法において、前記表面処理剤として熱
    硬化性樹脂を用いることを特徴とするインクジェット記
    録ヘッドの表面処理方法。 10)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記表面処理剤として
    カップリング剤を用いることを特徴とするインクジェッ
    ト記録ヘッドの表面処理方法。 11)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体として弾性
    部材を用いることを特徴とするインクジェット記録ヘッ
    ドの表面処理方法。 12)特許請求の範囲第11項記載のインクジェット記
    録ヘッドの表面処理方法において、前記弾性部材として
    ゴムを用いることを特徴とするインクジェット記録ヘッ
    ドの表面処理方法。 13)特許請求の範囲第11項記載のインクジェット記
    録ヘッドの表面処理方法において、前記弾性部材として
    プラスチックを用いることを特徴とするインクジェット
    記録ヘッドの表面処理方法。 14)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体として剛体
    を用いることを特徴とするインクジェット記録ヘッドの
    表面処理方法。 15)特許請求の範囲第14項記載のインクジェット記
    録ヘッドの表面処理方法において、前記剛体としてガラ
    ス、金属、セラミックおよび木材の中から選択される少
    なくとも一つを用いることを特徴とするインクジェット
    記録ヘッドの表面処理方法。 16)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体上に設けら
    れた表面処理剤の厚さを、前記インク吐出口の径に対し
    て1/3以下とすることを特徴とするインクジェット記
    録ヘッドの表面処理方法。 17)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体上に設けら
    れた表面処理剤の厚さを、前記インク吐出口の径に対し
    て1/4以下とすることを特徴とするインクジェット記
    録ヘッドの表面処理方法。 18)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体上に設けら
    れた表面処理剤の厚さを、前記インク吐出口の径に対し
    て1/5以下とすることを特徴とするインクジェット記
    録ヘッドの表面処理方法。 19)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体上に設けら
    れた表面処理剤の厚さを10μm以下とすることを特徴
    とするインクジェット記録ヘッドの表面処理方法。 20)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体上に設けら
    れた表面処理剤の厚さを8μm以下とすることを特徴と
    するインクジェット記録ヘッドの表面処理方法。 21)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体上に設けら
    れた表面処理剤の厚さを6μm以下とすることを特徴と
    するインクジェット記録ヘッドの表面処理方法。 22)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体上に設けら
    れた表面処理剤の厚さを0.1μm以上とすることを特
    徴とするインクジェット記録ヘッドの表面処理方法。 23)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体上に設けら
    れた表面処理剤の厚さを0.2μm以上とすることを特
    徴とするインクジェット記録ヘッドの表面処理方法。 24)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録
    ヘッドの表面処理方法において、前記支持体上に設けら
    れた表面処理剤の厚さを0.3μm以上とすることを特
    徴とするインクジェット記録ヘッドの表面処理方法。
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