JPS63227145A - デ−タリンク制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 データリンク制御方式であって、通信先と回線接続を行
なう場合、導入された識別番号に対応した接続情報を出
力し、該接続情報を基に回線接続を行なうことにより、
識別番号の指定のみで回線接続ができ、通信システムの
設計、変更が容易にできる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、データリンク制御方式に関し、特に、データ
通信を行なうときに回線を接続するためのデータリンク
制御方式に関するものである。

〔従来の技術〕

複数の端末装置が接続された通信システムにおいて使用
される回線は、大別すると専用回線と交換機を介した公
衆回線とに分けられる。更に、それぞれは、接続手順に
着目して細分化される。

一般に、通信システムの１つの端末装置から他の端末装
置とデータのやりとりを行なおうとすると、まず最初に
通信先である端末装置との間で回線を接続する必要があ
る。

専用回線を用いた場合は、端末装置ごとに付されたステ
ーションアドレスと称する番号を専用回線を通して送信
し、該当端末装置がステーションアドレスを受は取って
回線接続を行なう。

また、交換機を介した公衆回線を用いた場合は、電話に
より通信先を呼び出し、ステーションアドレス等のデー
タを受は取って回線を接続する。

そして、回線接続した後にデータ通信を行なう。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、通信先のステーションアドレスは通信システ
ム設計時に決まるので、該ステーションアドレスを考慮
して通信システムを設計する必要があった。また、種類
の異なる回線を併用して使用する場合は、接続方法が異
なるため、使用する回線ごとにインターフェースを変え
る必要があった。

以上のように、上述した従来方式にあっては、通信シス
テムの設計が複雑になり、そのためシステム変更も容易
でないという問題点があった。

本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、通信システムの設計、変更が容易にできるように
したデータリンク制御方式を提供することを目的として
いる。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は、本発明のデータリンク制御方式の原理ブロッ
ク図である。

図において、回線を用いてデータ通信を行なうためのデ
ータリンク制御方式における接続情報格納手段１２１は
、通信先に付した識別番号と接続情報を格納する。

接続指示手段１１１は、識別番号が導入され、接続情報
格納手段】２１に格納された情報を基にして、該識別番
号に対応した接続情報を出力する。

接続手段１３１は、接続指示手段１１１から出力される
接続情報に応じて、通信先との回線接続を行なう。

従って、全体として、識別番号に応じて回線接続を行な
うように構成されている。

〔作　用〕

接続情報格納手段１２１には、通信先の識別番号と接続
情報が格納される。接続指示手段１１１は、接続情報格
納手段１２１に格納された情報に基づき、入力された識
別番号に応じて接続情報を出力し、接続手段１３１は、
該接続情報に応じて回線を接続する。

本発明にあっては、入力された識別番号に応じて接続情
報格納手段１２１から接続情報を得て回線接続ができる
ので、識別番号の指定のみで回線接続ができ、通信シス
テムの設計、変更が容易になる。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第２図は、本発明の一実施例におけるデータリンク制御
方式の構成を示す。

■、　　　　と　ｌ゛との、心間ζ。

ここで、本発明の実施例と第１図との対応関係を示して
おく。

接続指示手段１１１は、制御部２１１に相当する。

接続情報格納手段１２１は、制御テーブル２２１に相当
する。

接続手段１３１は、制御部２１１．インターフェース２
３１に相当する。

以とのような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。

↓−大隻皿少盪底 第２図において、端末装置２００は、外部の回線を介し
てデータの入出力を行なうためのデータリンク層２１Ｏ
１外部の回線と物理的な接続を行なうインターフェース
２３１．入出力データの処理を行なう上位層２４１を備
えている。また、データリンク層２１０は、当該データ
リンク層２１０の全体を制御する制御部２１１９通信先
の接続情報を格納する制御テーブル２２１から成ってい
る。

制御部２１１は、制御テーブル２２１．インターフェー
ス２３１．上位層２４１と接続されている。また、端末
装置２００のインターフェース２３１は、専用回線を介
して３つの端末装置２５１〜２５５、及び公衆回線、交
換機２６１を介して端末装置２５７，２５９と接続され
ている。

ここで、第２図において、５つの端末装置２５１〜２５
９の枠内右下の２桁数字は、その端末装置の識別番号を
示している。また、端末装置２５１〜２５９のそれぞれ
のステーションアドレスを、ｒｏＩＪ、ｒ０２Ｊ、ｒ０
３Ｊ、ｒａｌＪ、ｒａ２」とする。

旦−ｍ引螺肱作 第３図は、制御テーブル２２１に格納された接続情報の
説明図である。図において、識別番号に対応して、専用
回線を介して接続された端末装置の場合はステーション
アドレスを、公衆回線、交換機２６１を介して接続され
た端末装置の場合は“ＦＦ”を接続情報として格納しで
ある。“ＳＡ”はステーションアドレスを表す。図に示
す情報は、回線接続に先立って、既に制御テーブル２２
１に格納されているものとする。

いま、端末装置２００の上位層２４１が他の端末装置と
データのやりとりを行なうために、回線の接続を行なう
場合を考える。

最初に、上位Ｎ２４１は、通信先の端末装置に付された
識別番号をデータリンク層２１０の制御部２１１に送る
。例えば、端末装置２５３が通信先ならば、識別番号“
０２”を制御部２１１に送る。

制御部２１１は、制御テーブル２２１に格納された情報
から、識別番号“０２″に対応した接続情報“０２″を
読み出し、インターフェース２３１に発呼の指示を送る
。インターフェース２３１は、専用回線を介して、全端
末装置にステーションアドレス「０２」を送信する。端
末装置２５３では、ステーションアドレス「０２」を受
は取ると、自局に対しての発呼であると認識して回線を
接続する。以後、接続された回線を利用して端末装置２
００と端末装置ｌ！ｆ２５３との間でデータのやりとり
を行なう。

端末装置２００と公衆回線を介した端末装置２５７を接
続する場合は、上位層２４１は制御部２１１に識別番号
“０４”を送る。制御部２１１は、制御テーブル２２１
に格納された情報から、識別番号“０４′に対応した接
続情報“ＦＦ”を読み出し、インターフェース２３１に
指示を送り、端末装置２５７に電話をかけて交換機２６
１によって回線を接続する。端末装置２５７では、回線
接続後、自分の端末装置のステーションアドレス［ａｌ
ｌを端末装置２００に送信し、以後、端末装置２００と
端末装置２５７との間でデータのやりとりを行なう。

■、　方　のまとめ このようにして、上位層２４１から通信先の識別番号を
制御部２１１に送り、制御部２１１では制御テーブル２
２１に格納された情報を基にして、該識別番号に対応し
た接続情報を読み出し、インターフェース２３１から専
用回線を介して直接端末装置を呼び出すか、あるいは公
衆回線、交換機２６１を介して電話番号により発呼を行
なうかして回線を接続する。通信先の端末装置を増設す
るときは、制御テーブル２２１に格納した情報を追加す
るだけでよく、また、上位層２４１では回線の種類に関
係なく識別番号のみを指定すればよいので、通信システ
ムの設計、変更が容易にできる。

■、　日の・形態様 なお、上述した本発明の実施例にあっては、専用回線を
介した場合に、ステーションアドレスを送信して回線を
接続したが、他の接続手順を必要とした専用回線を接続
する場合は、制御テーブル２２１の接続情報及びインタ
ーフェース２３１にその接続手順に従った指示を送って
回線接続を行なえばよい。

また、「■、実施例と第１図との対応関係」において、
第１図と本発明との対応関係を説明しておいたが、これ
に限られることはなく、各種の変形態様があることは当
業者であれば容易に推考できるであろう。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、４人された識別番号
に対応した接続情報を出力し、該接続情報を基に回線接
続を行なうことにより、識別番号の指定のみで回線接続
ができるので、実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデータリンク制御方式の原理ブロック
図、 第２図は本発明の一実施例によるデータリンク制御方式
の構成図、 第３図は実施例の制御テーブルに格納された接続情報の
説明図である。 図において、 １１１は接続指示手段、 １２１は接続情報格納手段、 １３１は接続手段、 ２００は端末装置、 ２１０はデータリンク層、 ２１１は制御部、 ２２１は制御テーブル、 ２３１はインターフェース、 ２４１は上位層、 ２５１．２５３，２５５，２５７，２５９は端末装置、 ２６１は交換機である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 回線を用いてデータ通信を行なうためのデータリンク制
   御方式において、 通信先に付した識別番号と接続情報を格納する接続情報
   格納手段（１２１）と、 識別番号が導入され、接続情報格納手段（１２１）に格
   納された情報を基にして、該識別番号に対応した接続情
   報を出力する接続指示手段（１１１）と、 接続指示手段（１１１）から出力される接続情報に応じ
   て、前記通信先との回線接続を行なう接続手段（１３１
   ）と、 を備え、前記識別番号を指定して回線接続を行なえるよ
   うに構成したことを特徴とするデータリンク制御方式。