JP2550944B2 - 時分割多重時間スイツチの制御方式 - Google Patents

時分割多重時間スイツチの制御方式

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JP2550944B2
JP2550944B2 JP61106142A JP10614286A JP2550944B2 JP 2550944 B2 JP2550944 B2 JP 2550944B2 JP 61106142 A JP61106142 A JP 61106142A JP 10614286 A JP10614286 A JP 10614286A JP 2550944 B2 JP2550944 B2 JP 2550944B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、時分割多重通信方式を用いる交換機の時分
割多重時間スイッチの制御メモリの書き換え方式に関
し、特に、発呼側および着呼側の制御メモリを同時に書
き換える時分割多重時間スイッチの制御方式に関する。
〔概要〕
本発明は、時分割多重時間スイッチと、この時分割多
重時間スイッチの制御メモリと、この制御メモリへの上
記制御命令を記憶し上記制御メモリへの書込みを行う命
令メモリと、この命令メモリへの上記制御命令の書込み
アドレスと実行アドレスとを規定するN進フレームカウ
ンタと、上記制御命令を発生しその書込みを制御する制
御手段とを含む複数の通信ノードと、この通信ノードを
結合するネットワークとから構成される通信システムの
上記時分割多重時間スイッチの制御を行う時分割多重時
間スイッチの制御方式において、 あらかじめ上記通信ノード間で上記制御命令の書込み
を命令する制御信号を送信してから受信するまでのフレ
ーム数iを定めておき、上記制御手段からの上記命令メ
モリへの上記制御命令の書込みアドレスと実行アドレス
とを、発呼側通信ノードと着呼側通信ノードにおいて、
上記フレーム数iに関連して定まるそれぞれのN進フレ
ームカウンタの示す所定の値より相対的に定まるように
することにより、 発呼側通信ノードと着呼側通信ノードの制御メモリを
同時に書き換え、すでに通話中の呼であってもその呼を
瞬断させることなく通話チャネルの移動ができるように
したものである。
〔従来の技術〕
従来時分割多重通信方式を用いる交換機は、第6図に
示すように制御メモリ32および42にそれぞれ直接制御手
段33および43が接続されており、制御メモリ32および42
を書き換える場合には、発呼側および着呼側の制御手段
33および43で呼の情報をやりとりした後、発呼側および
着呼側でそれぞれ制御メモリ32および42を独立に書き換
えていた。
以下、第6図を参照して動作を説明する。第6図の通
信ノードC30において、通信ノードD40への呼が発呼した
とすると、その呼に関する情報が集められ、それぞれの
制御手段33と制御手段43とを結ぶネットワーク112を介
して通信ノードC30と通信ノードD40の間でどのチャネル
を使用してパスを設定するかを決定する。使用するパス
が決まれば、制御手段33および制御手段43はそれぞれ制
御メモリ32および42の変更内容を決定することができる
ので、その変更内容によって制御メモリ32および42の内
容を独立して変更する。そして制御手段33と制御手段43
とはそれぞれネットワーク112を介して制御メモリ32お
よび42を変更したことを確認した後、通信ノードC30と
通信ノードD40との間の通信が許可され、その後通信ノ
ードC30と通信ノードD40との間の通信が始められてい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の時分割多重時間スイッチの制御方式に
おいては、各通信ノードの時間スイッチの制御メモリを
独立に変更するため、すでに通信中の呼などを他のパス
へ移し換える動作をさせようとすると、呼が途中で瞬断
を起こし、すでに通信をはじめている呼のパスを動かす
ことができない欠点があった。
本発明の目的は、上記の欠点を除去することにより、
すでに通話中の呼であってもその呼を瞬断させることな
く、通話チャネルを移動できる時分割多重時間スイッチ
の制御方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、時分割多重時間スイッチと、この時分割多
重時間スイッチの制御メモリと、この制御メモリへの制
御命令を記憶し上記制御メモリへの書込みを行う命令メ
モリと、この命令メモリへの上記制御命令の書込みアド
レスおよび実行アドレスを規定するN進フレームカウン
タと、上記制御命令を発生しその書込みを制御する制御
手段とを含む複数の通信ノードを備え、この通信ノード
を結合するネットワークが構成された通信システムの上
記時分割多重時間スイッチの動作を制御する時分割多重
時間スイッチの制御方式において、あらかじめ上記通信
ノード間で上記制御命令の書込みを命令する制御信号を
送信してから受信するまでのフレーム数i(iは自然
数)を定めておき、上記通信ノード間で通信の設定ある
いは開放のために上記制御メモリの内容を変更する場合
に、発呼側通信ノードの上記制御手段は着呼側通信ノー
ドの上記制御手段と打合わせの上その制御命令を決定
し、上記発呼側通信ノードにおいては、上記制御信号を
上記着呼側通信ノードへ送信するときに、上記N進フレ
ームカウンタの値に基づいて上記制御命令の上記命令メ
モリへの書込アドレスおよび実行アドレスに少なくとも
上記フレーム数iの差を設定して、上記制御命令の上記
命令メモリへの書込みおよび上記命令メモリによる上記
制御メモリの内容変更を行い、上記着呼側通信ノードに
おいては、上記制御信号を上記発呼側通信ノードから受
信したときに、上記N進フレームカウンタの値に基づい
て上記制御命令の上記命令メモリへの書込みアドレスお
よび実行アドレスを設定して、上記制御命令の上記命令
メモリへの書込みと、上記命令メモリによる上記制御メ
モリの内容変更とを行うことを特徴とする。
また、本発明は、発呼側通信ノードにおいては、制御
命令の書込みを命令する制御信号を着呼側通信ノードに
送信した時点にN進フレームカウンタが示している値m
にあらかじめ定められた値k(k≧i)を加えた値(m
+k)に対応する命令メモリのアドレスに上記制御命令
を書き込み、上記値mからあらかじめ定められた値p
(0<p<N)を差し引いた値(m−p)に対応する上
記命令メモリのアドレスに記憶された上記制御命令を実
行して制御メモリの内容を変更し、着呼側通信ノードに
おいては、上記制御信号を上記発呼側通信ノードから受
信した時点にそのN進フレームカウンタが示している値
(n+k−i)に対応するその命令メモリのアドレスに
上記制御命令を書き込み、値(n−p)に対応する上記
命令メモリのアドレスに記憶された上記制御命令を実行
してその制御メモリの内容を変更することが好ましい。
また、本発明は、発呼側通信ノードにおいては、制御
命令の書込みを命令する制御信号を着呼側通信ノードへ
送信した後あらかじめ定められたk′フレーム待った時
点にN進カウンタが示している値m′に対応する命令メ
モリのアドレスに上記制御命令を書き込み、上記値m′
からあらかじめ定められた値p′を差し引いた値(m′
−p′)に対応する上記命令メモリのアドレスに記憶さ
れた上記制御命令を実行して制御メモリの内容を変更
し、着呼側通信ノードにおいては、上記制御信号を上記
発呼側通信ノードから受信したときから(k′−i)フ
レーム待った後そのN進フレームカウンタが示している
値n′に対応するその命令メモリのアドレスに上記制御
命令を書き込み、値(n′−p′)に対応する上記命令
メモリのアドレスに対応する上記命令メモリのアドレス
に記憶された上記制御命令を実行してその制御メモリの
内容を変更することが好ましい。
また、本発明は、発呼側通信ノードの制御手段による
制御命令の書込みは、前に発信された制御信号について
の実行確認信号を着呼側通信ノードから受信したときに
行うことが好ましい。
また、本発明は、着呼側通信ノードにおいて、複数の
通信ノードから送信された制御信号が同一のフレーム内
に到着した場合、その制御信号が指示する制御命令を一
つの上記制御メモリに記憶し、他の上記制御命令の書込
みを命令する制御信号に対しては実行不可能信号を付加
して送信元通信ノードへ送り返し、上記送信元通信ノー
ドにおいては、その制御命令を実行不可能として処理す
る。
(作用) 通信ノード間で通信の設定あるいは開放のために、制
御メモリの内容を変更する場合、発呼側通信ノードにお
いては、N進フレームカウンタと命令メモリにより、制
御手段からの命令メモリへの制御命令の書込アドレスと
実行アドレスとを、発呼側通信ノードと着呼側通信ノー
ド間の通信時間以上離しておく、例えば、発呼側通信ノ
ードでは、制御命令の書込み命令が着呼側通信ノードで
受信され、その時点におけるN進フレームカウンタの示
す命令レジスタのアドレス位置にその制御命令を書き込
む時点まで待って、その時点においてカウンタの示す命
令レジスタのアドレスに上記制御命令を書き込む。そし
て、両通信ノードの制御メモリへの制御命令の書込みを
同時に行うようにする。
すなわち通信ノード間で絶対時刻を作ることなく、通
信ノード内に設けたN進フレームカウンタの値のみによ
る相対時刻によって命令実行の空き時間のサーチ等をす
ることなく、発呼側通信ノードと着呼側通信ノードで、
制御メモリに対する制御命令を同時に実行することがで
きる。従って発呼側時間スイッチと着呼側時間スイッチ
の接続関係が同時に接続されるため、すでに通話中の呼
であっても瞬断を起こすことなくチャネルを移動するこ
とが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明を適用した通信システムの一実施例を
示すブロック構成図である。通信ノードA10は、時間ス
イッチ11と、時間スイッチ11に接続された時間スイッチ
11での情報の出入を制御する制御メモリ12と、制御メモ
リ12への変更命令を記憶する命令メモリ14と、1フレー
ムを1カウントとして、命令メモリ14への命令書込みア
ドレスとそのフレームに実行すべき命令の書込みアドレ
スとを発生して命令メモリ14へ送出するN進フレームカ
ウンタ15と、命令メモリ14へ書き込む命令を生成する制
御手段13とを含んでいる。
また通信ノードB20も、通信ノードA10と同様に時間ス
イッチ21と、制御メモリ22と、命令メモリ24と、N進フ
レームカウンタ25と制御手段23とを含んでいる。
そして、通信ノードA10と通信ノードB20とは時間スイ
ッチどうしを結ぶネットワーク101と、制御手段どうし
を結ぶネットワーク102によって結ばれる。
第2図および第3図は、本発明の一実施例を説明する
ために、それぞれ通信ノードA10および通信ノードB20に
おける動作を、それぞれの命令メモリ14および24を中心
に、その呼接続命令実行手順を示す説明図で、第2図は
通信ノードA10の時刻iフレームの状態を表し、第3図
は通信ノード20の時刻(i+2)フレームの状態を表
す。さらにこの場合の制御命令は制御メモリの内容を変
更するための変更命令であるとする。
通信ノードA10において、通信ノードB20への通信の発
呼、またはすでに通話中の呼のチャネル変更の要求が起
こったとする。すると、通信ノードA10の制御手段13
は、呼の要求に従って通信ノードB20の制御手段23とネ
ットワーク102を介してやりとりを行い、通信ノードA10
と通信ノードB20との間のネットワーク101のどのパスを
使用するかを決定する。ネットワーク101の使用パスが
決定すると、時間スイッチ11と時間スイッチ21との接続
関係が決定するので、その接続関係に対応した制御メモ
リ12および22の変更命令を、それぞれの制御手段13およ
び23で作る。
制御メモリ12および制御メモリ22への変更命令が制御
手段13および制御手段23で準備できたことを制御手段13
および制御手段23で確認した後、第2図に示すように、
N進フレームカウンタ15がフレーム時刻mを示している
とすると、命令メモリ14のアドレスm+k(k=2)に
制御メモリ12への変更命令を命令m+2として書き込
む。それと同時に制御手段13は制御手段23に対し命令メ
モリ24へ変更命令を書き込むように命令(以下この変更
命令を制御メモリを書込むよう指令する命令を制御信号
という)を送る。制御手段13から制御手段23への制御信
号は決められた時間i、ここではi=2フレームとする
と、2フレーム後に制御手段23で受信される。このと
き、通信ノードB20のN進フレームカウンタ25は、第3
図に示すように、フレーム時刻nを示しているとする
と、制御手段23は、先に制御手段13と取り決めた制御メ
モリ22の変更命令を、命令メモリ24のアドレスnに命令
nとして書き込む。
通信ノードA10と通信ノードB20のN進フレームカウン
タ15およびN進フレームカウンタ25の値は一致してなく
てもよいが、1フレームに1カウントずつ進む。従っ
て、通信ノードB20の命令メモリ24のアドレスnに命令
nを書き込んだフレーム時刻には、通信ノードA10のN
進フレームカウンタ15はm+2を示している。従って、
通信ノードA10および通信ノードB20ともにN進フレーム
カウンタ15およびN進フレームカウンタ25の示している
値より、一定の値pを引いた値のアドレス(ここではp
=1を引いたアドレスとする。)に入っている変更命令
を実行することにより、通信ノードA10および通信ノー
ドB20は、通信ノードA10と通信ノードB20との間に起こ
った呼に関するパスの設定および変更を同時に行うこと
ができる。すなわち、第2図の命令m+2と第3図の命
令nとは同じ呼に対する命令であることになる。
以上、通信ノードの制御手段間の通信にi=2フレー
ム、また着呼側で制御信号が受信されてから命令を命令
メモリへ書込むまでが0フレーム(k−i=0、k=
2)、命令メモリの実行アドレスをN進フレームカウン
タの値−1(p=1)としたが、これらの値は一例とし
て用いたものであり、ハードウェア、ソフトウェアの都
合でi、kおよびpを自由に決めてよく、その場合も上
記動作は同様に行われる。
第4図および第5図は本発明第二実施例を説明するた
めに、それぞれ通信ノードA10および通信ノードB20にお
ける動作をそれぞれの命令メモリ14および24を中心に、
その呼接続命令実行手順を示す説明図で、第4図は通信
ノードA10の時刻iフレームの状態を表し、第5図は通
信ノードB20の時刻(i+2)フレームの状態を表す。
通信ノードA10において、通信ノードB20への通信の発
呼またはすでに通話中の呼のチャネル変更の要求が起こ
ったとする。すると、通信ノードA10の制御手段13は、
呼の要求に従って通信ノードB20の制御手段23とネット
ワーク102を介してやりとりを行い、通信ノードA10と通
信ノードB20との間のネットワーク101のどのパスを使用
するかを決定する。ネットワーク101の使用パスが決定
すると、時間スイッチ11と時間スイッチ21との接続関係
が決定するので、その接続関係に対応した制御メモリ12
および22の変更命令(制御命令)を、それぞれの制御手
段13および23で作る。
制御メモリ12および制御メモリ22への変更命令が制御
手段13および制御手段23で準備できたことを制御手段13
および制御手段23で確認した後(このときN進フレーム
カウンタ15がフレーム時刻m′−3を示しているものと
する。)、制御手段13は制御手段23に対し命令メモリ24
へ変更命令を書き込むように命令を送る。その後、制御
手段13はk′=3フレーム待って、命令メモリ14に対し
てN進フレームカウンタの示すアドレスに上記変更命令
を書き込むように制御信号を送る。制御手段13から制御
手段23への制御信号は決められた時間i、ここではi=
2フレームすると、1フレーム後に制御手段23で受信さ
れる。このとき通信ノードB20のN進フレームカウンタ2
5はフレーム時刻n′−1を示しているとすると、制御
手段23はk′−i=1フレーム待ってフレーム時刻n′
となったとき、先に制御手段13ととり決めた制御メモリ
22の変更命令を、第5図に示すように命令メモリ24のア
ドレスn′に命令n′として書き込む。
通信ノードA10および通信ノードB20のN進フレームカ
ウンタ15およびN進フレームカウンタ25の値は一致して
いなくてもよいが、1フレームに1カウントずつ進むよ
うにされる。従って通信ノードB20の命令メモリ24のア
ドレスn′に変更命令n′を書き込んだフレーム時刻に
は、通信ノードA10のN進フレームカウンタ15はm′を
示している。制御手段13は、このときすなわち制御手段
23へ制御信号を送出してから3フレーム後に、制御メモ
リ12に対する変更命令を、第4図に示すように命令メモ
リ14のアドレスm′に命令m′として書き込む。
従って通信ノードA10と通信ノードB20はともにN進フ
レームカウンタ15およびN進フレームカウンタ25の示し
ている値より、一定の値を引いた値のアドレス(ここで
は、1を引いたアドレスとする。)に入っている命令を
実行することにより、通信ノードA10および通信ノードB
20は、通信ノードA10と通信ノードB20との間に起こった
呼に関するパスの設定および変更を同時に行うことがで
きる。すなわち、第4図の命令m′と第5図の命令n′
は同じ呼に対する命令であることになる。
以上、通信ノードの制御手段間の通信にi=2フレー
ム、発呼側である通信ノードA10での変更命令書き込み
までの待ち時間k′=3、また着呼側通信ノードで制御
信号が受信されてから変更命令を命令メモリへ書込むま
でが1フレーム(k′−1=1)、命令メモリの実行ア
ドレスをN進フレームカウンタの値−1(p′=1)と
したが、これらの値は一例として用いたものであり、ハ
ードウェア、ソフトウェアの都合でi、k′およびp′
を自由に決めてよく、その場合も上記動作は同様に行わ
れる。
また、本発明において、命令メモリはN進でサイクリ
ックに使用されるが、制御命令が書き込まれる前に制御
命令を実行するように(N、i、k、p)あるいは
(N、i、k′、p′)を決めることができ、その場合
制御命令は必ず実行される。また制御命令を実行した
後、新たに制御命令を実行する前に内容を消去しておけ
ば、制御命令が新たに書き込まれないために、2度以上
制御命令が実行されることはない。
さらに、実行するアドレスと発呼側通信ノードの制御
命令を実行するアドレスとを、あらかじめ決められた通
信ノード間の通信時間iフレームの2倍より離しておけ
ば、着呼側通信ノード制御手段において命令メモリに書
き込む命令が他の呼の命令と重複した場合、命令実行不
可能信号を発呼側に返すことができる。もし着呼側で命
令実行不可能であれば、発呼側通信ノードの制御手段で
は命令(制御信号)を送出してから、2×iフレーム後
に着呼側通信ノードからの命令実行不可能信号を受信す
るので、その制御命令に対する発呼側通信ノードの制御
メモリの制御命令の実行を停止することができる。
また、制御信号が着呼側通信ノードで確実に受け取れ
たことを示す着呼側受信信号を発呼側通信ノードに返信
し、発呼側通信ノードでは着呼側受信信号が受信された
ことを制御メモリへの命令実行条件とすることができ
る。
また、通信ノードB20が発呼側となることもあるが、
その場合には上記の通信ノードA10と同様の動作を行
う。なお着呼側となった場合、すでにそのアドレスに発
呼命令が書き込まれている可能性もあるが、その場合に
も命令メモリの内容を確認して発呼側通信ノードへ命令
実行不可能信号を送信すればよい。
なお、以上の命令メモリへの書込みは同一フレーム内
に行えばよく、1フレームは通常125μs以上にとるの
で、上記動作を行っても命令メモリのアクセスタイムは
十分にある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、命令実行時刻を管理
するためにN進フレームカウンタと命令メモリを各通信
ノードに持ち、制御手段からの命令メモリへの命令書込
みアドレスと、命令実行アドレスを発呼側では決められ
た通信ノードの制御手段間の通信時間以上に離しておく
ことにより、 通信ノード間で絶対時刻を作ることなく、通信ノード
内のN進フレームカウンタの値のみにより、相対時刻に
よって命令実行の空時間のサーチ等をすることなく、発
呼側通信ノードと着呼側通信ノードで、制御メモリに対
する変更命令を同時に実行することができる効果があ
る。従って、本発明によれば、発呼側時間スイッチと着
呼側時間スイッチの接続関係が同時に変更されるため、
すでに通話中の呼であっても瞬断を起こすことなくチャ
ネルを移動することができる時分割多重時間スイッチの
制御方式が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した通信システムの一実施例を示
すブロック構成図。 第2図は本発明の第一実施例の通信ノードAでの呼接続
命令実行手順を示す説明図。 第3図は本発明の第一実施例の通信ノードBでの呼接続
命令実行手順を示す説明図。 第4図は本発明の第二実施例の通信ノードAでの呼接続
実行手順を示す説明図。 第5図は本発明の第二実施例の通信ノードBでの呼接続
実行手順を示す説明図。 第6図は従来例の通信システムを示すブロック構成図。 10…通信ノードA、11、21、31、41…時分割多重時間ス
イッチ、12、22、32、42…制御メモリ、13、23、33、43
…制御手段、14、24…命令メモリ、15、25…N進フレー
ムカウンタ、20…通信ノードB、30…通信ノードC、40
…通信ノードD、101、102、111、112…ネットワーク。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時分割多重時間スイッチと、この時分割多
    重時間スイッチの制御メモリと、この制御メモリへの制
    御命令を記憶し上記制御メモリへの書込みを行う命令メ
    モリと、この命令メモリへの上記制御命令の書込みアド
    レスおよび実行アドレスを規定するN進フレームカウン
    タと、上記制御命令を発生しその書込みを制御する制御
    手段とを含む複数の通信ノードを備え、この通信ノード
    を結合するネットワークが構成された通信システムの上
    記時分割多重時間スイッチの動作を制御する時分割多重
    時間スイッチの制御方式において、 あらかじめ上記通信ノード間で上記制御命令の書込みを
    命令する制御信号を送信してから受信するまでのフレー
    ム数i(iは自然数)を定めておき、 上記通信ノード間で通信の設定あるいは開放のために上
    記制御メモリの内容を変更する場合に、 発呼側通信ノードの上記制御手段は着呼側通信ノードの
    上記制御手段と打合わせの上その制御命令を決定し、 上記発呼側通信ノードにおいては、上記制御信号を上記
    着呼側通信ノードへ送信するときに、上記N進フレーム
    カウンタの値に基づいて上記制御命令の上記命令メモリ
    への書込アドレスおよび実行アドレスに少なくとも上記
    フレーム数iの差を設定して、上記制御命令の上記命令
    メモリへの書込みおよび上記命令メモリによる上記制御
    メモリの内容変更を行い、 上記着呼側通信ノードにおいては、上記制御信号を上記
    発呼側通信ノードから受信したときに、上記N進フレー
    ムカウンタの値に基づいて上記制御命令の上記命令メモ
    リへの書込みアドレスおよび実行アドレスを設定して、
    上記制御命令の上記命令メモリへの書込みと、上記命令
    メモリによる上記制御メモリの内容変更とを行う ことを特徴とする時分割多重時間スイッチの制御方式。
  2. 【請求項2】発呼側通信ノードにおいては、制御信号を
    着呼側通信ノードに送信した時点にN進フレームカウン
    タが示している値mにあらかじめ定められた値k(k≧
    i)を加えた値(m+k)に対応する命令メモリのアド
    レスに上記制御命令を書き込み、上記値mからあらかじ
    め定められた値p(0<p<N)を差し引いた値(m−
    p)に対応する上記命令メモリのアドレスに記憶された
    上記制御命令を実行して制御メモリの内容を変更し、 着呼側通信ノードにおいては、上記制御信号を上記発呼
    側通信ノードから受信した時点にそのN進フレームカウ
    ンタが示している値(n+k−i)に対応するその命令
    メモリのアドレスに上記制御命令を書き込み、値(n−
    p)に対応する上記命令メモリのアドレスに記憶された
    上記制御命令を実行してその制御メモリの内容を変更す
    る 特許請求の範囲第(1)項に記載の時分割多重時間スイ
    ッチの制御方式。
  3. 【請求項3】発呼側通信ノードにおいては、制御信号を
    着呼側通信ノードへ送信した後あらかじめ定められた
    k′フレーム待った時点にN進カウンタが示している値
    m′に対応する命令メモリのアドレスに上記制御命令を
    書き込み、上記値m′からあらかじめ定められた値p′
    を差し引いた値(m′−p′)に対応する上記命令メモ
    リのアドレスに記憶された上記制御命令を実行して制御
    メモリの内容を変更し、 着呼側通信ノードにおいては、上記制御信号を上記発呼
    側通信ノードから受信したときから(k′−i)フレー
    ム待った後そのN進フレームカウンタが示している値
    n′に対応するその命令メモリのアドレスに上記制御命
    令を書き込み、値(n′−p′)に対応する上記命令メ
    モリのアドレスに対応する上記命令メモリのアドレスに
    記憶された上記制御命令を実行してその制御メモリの内
    容を変更する 特許請求の範囲第(1)項に記載の時分割多重時間スイ
    ッチの制御方式。
  4. 【請求項4】上記発呼側通信ノードの命令メモリのアド
    レスと、上記着呼側通信ノードの命令メモリのアドレス
    とにおいて、上記制御命令を実行するそれぞれのノード
    における命令メモリのアドレスを、あらかじめ定められ
    た当該ノード間の通信に要するフレーム数の2倍以上の
    フレーム差に設定し、 上記着呼側通信ノードは上記発呼側通信ノードから送出
    された上記制御信号を受信すると、当該制御信号の受信
    確認を示す着呼側受信信号を上記発呼側通信ノードに返
    送し、 上記発呼側通信ノードは、上記着呼側通信ノードから返
    送される上記着呼側受信信号の確認により上記制御命令
    の実行を許可する 特許請求の範囲第(1)項ないし第(3)項のいずれか
    に記載の時分割多重時間スイッチの制御方式。
  5. 【請求項5】上記発呼側通信ノードの命令メモリのアド
    レスと、上記着呼側通信ノードの命令メモリのアドレス
    とにおいて、上記制御命令を実行するそれぞれのノード
    における命令メモリのアドレスを、あらかじめ定められ
    た当該ノード間の通信に要するフレーム数の2倍以上の
    フレーム差に設定し、 上記着呼側通信ノードは複数の発呼側通信ノードから送
    出された制御信号を同一フレーム内に受信すると、上記
    複数の制御信号のいずれか一つの制御信号による制御命
    令を上記命令メモリに記憶し、他の制御信号の送信元発
    呼側通信ノードに命令実行不可能信号を返送し、 上記命令実行不可能信号を受信した発呼側通信ノード
    は、上記制御命令の実行を停止する特許請求の範囲第
    (1)項ないし第(4)項のいずれかに記載の時分割多
    重時間スイッチの制御方式。
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