JPS63226920A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS63226920A
JPS63226920A JP5894287A JP5894287A JPS63226920A JP S63226920 A JPS63226920 A JP S63226920A JP 5894287 A JP5894287 A JP 5894287A JP 5894287 A JP5894287 A JP 5894287A JP S63226920 A JPS63226920 A JP S63226920A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造方法に関するものであシ、
特に、高密度、高速MOSLSI用の微細MOSトラン
ジスタ等を形成するためにシリコン基板中に浅いポロン
拡散層を形成する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
MO8LSIK搭載LSI側MO8)ランジスタにおい
てソース・ドレインのゲート電極直下への横広がシは、
実効チャネル長の減少と寄生容量の増大を生じさせる。
前者は、MOS )ランジスタの短チヤネル効果を生じ
させやすくシ、後者は、スイッチング速度の低下を引き
起こす。又、ソース・ドレインの深さが増大すると、ド
レイン電流対ゲート電圧特性のサブスレシュホールド部
の傾きが小さくなるため、トランジスタのスイッチング
速度の低下を引き起こす。さらに1短チヤネル効果防止
のための埋め込みチャネルデバイスにおいては、ソース
・ドレイン領域よシさらに浅いカウンタドープ層を形成
する必要がある。従って、微細MOSトランジスタに於
て、ゲート酸化膜直下に形成するソース−ドレインある
いはチャネルドープ領域は非常に浅いものが要求されて
おシ、現在、浅いソース・ドレイン、浅いチャネルドー
プ層の形成に有効な唯一の方法としてイオン注入法が用
いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、特にp型層の形成のためのポロン注入では、ポ
ロン元素イオンの質景が軽いため、通常の30に@V以
上程度のイオン注入では、どうしても注入深さが深くな
ってしまうため、イオン注入時の効率を大幅に仏性にし
て低エネルギーでイオン注入を行うか、あるいは、素子
へのダメージ等を犠牲にしてBF2イオンを注入するし
か方法がなかった。これらの方法に於ても、イオン注入
に伴う、投影飛程の確率的なゆらぎあるいはチャネリン
グテールによるポロン分布の拡がシといった問題は回避
できなかった。又、イオン注入法では、イオンビームの
オフ角度あるいはビーム偏向角度によるソースψドレイ
ン領域のゲート電極直下へのまわり込みの問題もあった
。又、イオン注入法によって導入された不純物を電気的
に活性化し、イオン注入損傷をとり除くためには、不活
性ガス中で900℃以上程度の熱処理を必要とし、特に
良好な特性のソース・ドレインあるいはチャネルドープ
屑の形成のためには、この熱処理でイオン注入不純物を
わずかに拡散させることが重要であシ、これに伴う拡が
りも微細MO8)ランジスタでは問題となることがあっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は上記問題点に鑑みてな
されたものであシ、シリコン基板上にシリコン酸化膜を
介してポロン・シリコン含有膜を形成する工程と、前記
シリコン酸化膜中に水素あるいは弗素が含まれる状態で
加熱処理することにより、前記ポロン・シリコン含有膜
から前記シリコン酸化膜を通して前記シリコン基板中に
ポロンを拡散させる工程とを含むものである。
〔作用〕
シリコン酸化膜中に水素あるいは弗素が含まれる状態で
加熱処理を行うと、シリコン酸化膜におけるポロンの拡
散速度が増す。そのため、通常ではポロンがほとんど拡
散しない程度の温度で加熱処理を行うことによシ、シリ
コン酸化膜中は増速拡散し、シリコン基板に到達した後
は、ポロンのシリコシ基板での拡散が抑えられる。した
がって、浅く、シかも構体がシの少ないポロン拡散層が
シリコン基板表面に形成される。
〔実施例〕
第1図は・本発明の一実施例を示す製造工程図であって
、1はシリコン基板、2はフィールド酸化膜、3はゲー
ト酸化膜、4はポロンドープシリコン酸化膜、5はB拡
散層、6はゲート電極、Tはソース−ドレイン補償拡散
層である。まず、単結晶のn型シリコン基板1に、選択
酸化工程等によってフィールド酸化膜2を形成し、さら
に熱酸化工程によってゲート酸化膜3を形成する。つづ
いて、ポロンドープシリコン酸化膜4、即ち、はう珪酸
ガラスをCVD法等によシ形成し、さらにホト工程によ
シゲート酸化膜3の上にこれを残す(第を図(a))。
尚、ポロンドープシリコン酸化膜のエツチングには弗酸
と弗化アンモニウムを水で希釈した低温度緩衝液による
エツチングが適している。
次に1これを水素を含有する雰囲気、たとえば、水素と
窒素の混合雰囲気中で加熱することによってポロンドー
プシリコン酸化膜4直下のゲート酸化膜下に微細MO8
)ランジスタのソース・ドレインとして用いるための浅
く、構体がシの少ないポロン拡散層5が形成される(第
1図(b))。例えば、ゲート酸化膜厚10!l!!l
に於て表面ポロン濃度10”〜1at@α−3で深さ5
0nmのポロン拡散層を形成する際、水素と窒素が1=
1の混合雰囲気中で □800℃数10分の熱処理を行
えばよい。これは、水素を含有する雰囲気の中では、シ
リコン酸化膜中のポロン拡散が増速される効果を利用し
たものである。すなわち、通常はポロンの拡散がほとん
ど起こらない800℃という低温熱処理を行うことによ
り、シリコン酸化膜中においてはポロンの増速拡散を生
ぜしめるとともに、シリコン基板に到達したポロンの該
基板への拡散については増速効果がないことから十分に
抑制できることを利用したものである。
続いて、耐熱性のゲート電極6を肇成しく第1図(c)
)、つづいてポロンのイオン注入を行い、850℃程度
の不活性ガス中の熱処理を行うことにより、ソース・ド
レイン補償拡散層Tが形成される(第1図(d))。
第2図は、本発明の他の一実施例を示す製造工根因であ
る。第1図で説明した工程によシフイールド酸化膜2と
ゲート酸化膜1を形成した後、ホト工程と酸化膜エッチ
工程によシ、スルーホール8を形成する(第2図(a)
)。つづいてポロンドープシリコン酸化膜4を形成し、
さらにホト工程によ)ゲート電極形成領域を除いた領域
に、これを残す(第2図6))。
次に、まず非酸化性で且つ水素を含まない雰囲気中で熱
処理を行いソース・ドレイン補償拡散層1を形成する。
との条件としては、例えば窒素中900〜1000℃数
10分程度が適当である。さらに第1図で説明した水素
を含む雰囲気中での低温熱処理によってポロンドープシ
リコン酸化膜4直下のゲート酸化膜下にソース−ドレイ
ンのためのポロン拡散層5を形成する(第2図(C))
。次にゲート電極6を形成する(第2図(d))。
第2図の工程は、ソース・ドレイン補償拡散層7の形成
の際、ポロンイオン注入およびその後の熱処理を行わず
に、スルーホールからのポロン拡散によって、ポロン拡
散層5の形成前に行うので、ポロン拡散層5を形成した
後の熱処理がなくなり、第1図の製造方法よシ、さらに
浅いポロン拡散層の形成が可能である。
第3図は、本発明の他の一実施例を示す製造工程図であ
って、9はシリコン窒化膜、10はボロ/ドープシリコ
ン膜である。第1図で説明した工程によシ、フィールド
酸化JIa2とゲート酸化膜1を形成した後、シリコン
窒化膜9をCV’D法等により形成し、さらにホト工程
によシフイールド酸化膜上とゲート電極形成領域にこれ
を残す(第3図(a))。尚、シリコン窒化膜のエツチ
ングは、CF4系ガスによるドライエツチングにて可能
である。
また、多少、加工形状にテーパが生じるが、熱リン酸に
よるウェットエツチングにても可能である。
つづいて、ポロンドーズシリコン膜10をCVD法等に
より形成する(第3図(b))。さらに、(イ)水素を
含む雰囲気たとえばウェット雰囲気中でポロンドープシ
リコン膜10を酸化する。(ロ)水素を含む雰囲気中の
熱処理後、シリコン膜を酸化する。tiは、(ハ)シリ
コン膜のドライ酸化を行う。
これら(イ)(ロ)(ハ)のいずれか、あるいはその組
合せの工程を行うことによシ、ポロンドープシリコン酸
化膜4及びポロン拡散ff15が形成される。
ただし、この段階ではシリコン窒化膜9が残っているの
で、その後、シリコン窒化膜9のエツチングによる・リ
フトオフ除去を行うことによって、ゲート酸化膜3に接
する部分にのみポロンドーグシリコン酸化膜4が残る。
このポロンドープシリコン酸化膜4の直下のゲート酸化
膜3の下には浅くて構体がシの少ないポロン拡散層5が
形成されている(第3図(C))。なお、(ハ)におい
ては、シリコン窒化膜9に通常含まれている水素の作用
により、ゲート酸化膜を通したポロン拡散を増進させる
効果を利用するものである。第3図(e)は第1図(b
)と同様の構造であシ、第1図(e) 、 (d)に示
した工程によって微細MO8)ランジスタが形成可能で
ある。
第4図は、本発明の他の一実施例を示す製造工程図であ
る。まず、第1図に示した通常の方法によってフィール
ド酸化膜2とゲート酸化膜3を形成した後、ソース・ド
レイン補償拡散層Tを形成しないゲート酸化膜上の領域
を覆うように第1のイオン注入マスク材11を形成する
。イオン注入マスク材11はホトレジストでも重金属で
も、つづいて行うイオン注入時の阻止能が大きい物質で
おればよい。次にマスク材11をマスクにしてボロ/の
イオン注入を行ないソース・ドレイン補償拡散層7を形
成する(第4図(1))。
次にイオン注入不純物を電気的に活性化するための非酸
化性雰囲気中の熱処理を行った後、シリコンJ[12を
堆積する。これにポロンイオンをクリコン膜120表面
近傍にイオン注入する(第4図(b))。これは、この
シリコン膜12の一部を、後に説明するようにゲート電
極とすることから、その低抵抗化のために行うものでお
る。
つづいてゲート電極となるべき領域にイオン注入のため
のマスク材13を形成し、これをマスクにシリコン膜1
2の深い領域すなわちゲート酸化gI3との界面近傍に
ポロンイオンを注入する(第4図(C))。つづいてイ
オン注入マスク材13の除除去後、先に示した水素を含
む雰囲気中で低温熱処理を行うことによって浅くて横方
内拡がpの少ないポロン拡散層5が形成できる(第4図
(d) )。
つづいて不活性ガス雰囲気中で850〜900℃の熱処
理を行いゲート電極を低抵抗化する。
第5図は、本発明の他の一実施例を示す製造工程図であ
る。先に示した方法によって第2図(a)の構造形成後
、ポロン拡散阻止能の大きい耐熱性ゲート電極14を形
成する(第5図(a))。耐熱性ゲート電極14は、後
に行う熱処理時にポロン拡散阻止能が大きい物質であれ
ば十分であるが、M・。
W等の高融点金属が適している。つづいてポロンドープ
シリコン酸化膜4を形成し、先に第2図(e)の工程で
説明した熱処理を行うことによって微細MO8)ランジ
スタを形成する(第5図う))。
以上、浅いソース・ドレインへの適用のためのポロン拡
散層5の形成法について述べてきたが、例えば第1図、
2図で説明したゲート電極としてポロンドープシリコン
を選択し、先に実施例中で述べたような水素を含む条件
下での熱処理を行えば、ゲート電極中のポロンのゲート
酸化膜を通した拡散によってゲート電極直下のシリコン
基板表面に浅いチャネルドープ層、即ち、カウンタード
ーグ層が形成される。
又、ポロンの酸化膜中の拡散の増速効果は、先に示した
水素の介在によるものの他に弗素でもその作用が生じる
ことを発見した。それ故、先に説明したポロンドープシ
リコン膜あるいはボロ/ドーグシリコン酸化膜の形成に
際して、BF2イオン注入等の方法を用いて弗素も同時
に膜中に導入しておけは、水素を含まない雰囲気での熱
処理によっても実施例で示したと同様の浅いポロンの拡
散層の形成が可能である。
本発明は、バイポーラトランジスタ製造工程への適用も
可能である。第6図は本発明のバイポーラトランジスタ
の適用例を示す製造工程図であって、15は表面シリコ
ン酸化膜、16は埋め込みシリコン酸化膜、17は埋め
込みn十層、18はn″″″コレクタ層9は表面n中層
、2Gは表面p十層、21はポロンイオン注入層、22
はp型ベースffi、23ハポロンドープシリコン、2
4.25は砒素ドープポリシリコン、26はn十エミッ
タである。
先ず、通常のイオン注入、エピタキシャル成長。
シリコン溝形成、酸化膜埋め込み、酸化等の方法によっ
てシリコン基板1上に埋め込みn十層17゜埋め込みシ
リコン膜16、「−レクタ層18、表面酸化膜15、表
面p+420.表面n十層19を形成する(第6図(a
))。続いて、表面p十層20および、これと隣あうn
−コレクタ層18の領域の一部の直上の表面酸化膜15
の中にイオン注入法によシポロンを導入し、ポロンイオ
ン注入層21を形成する(第6図(b))。そして、先
の実施例で示した水素含有雰囲気での熱処理を行うこと
によシ11″″コレクタ層18の表面の一部に薄いp型
ベース層22を形成する(第6図(C))。次に表面口
中層19、表面p十層20および薄いp型ベース層22
の一部の領域の直上の表面シリコン酸化膜を除去し、表
面にポリシリコンを形成し、パタニングし、イオン注入
法で選択的に砒素とポロンを導入し分けることによって
、ポロンドーグポリシリコン23および砒素ドープポリ
シリコン24 、25を形成する。さらに900℃程度
で短時間熱処理を行うことによって浅いn十エミッタ層
26を形成する(第6図(d))。
以上、ポロンの酸化膜中の増速拡散効果を利用して極め
て浅いポロン拡散層が形成でき、これによる各種の半導
体装置製造方法について述べて来た。これらの本発明は
以下のようにまとめることができる。すなわち、 (1)シリコン基板上にシリコン酸化膜を熱酸化等によ
って形成し、このシリコン酸化膜上にポロンを含むシリ
コン膜あるいはポロンを含むシリコン酸化膜を堆積する
(2)この構造を(イ)水素を含む雰囲気中で低温熱処
理する。あるいは、(ロ)ポロンを含む膜中にポロンの
他に弗素を含ませて低温熱処理する。あるいは、(ハ)
この構造に接して過剰水素を含有する膜、例えば熱CV
D法あるいはプラズマCVD法で形成したシリコン窒化
膜を形成し低温熱処理する。
これら(イ)(ロ)(ハ)のいずれかあるいはその組合
せを行うことによって酸化膜中のポロンの増速拡散を生
じさせた上、基板シリコンに到達したポロンの拡散を抑
制して極めて薄層のポロン拡散層、即ちp型導電層を得
ることができる。
以上の説明では、シリコン酸化膜上にポロンを含むシリ
コン膜あるいはポロンを含むシリコン酸化膜を堆積する
という工程を用いる場合について主に述べたが、シリコ
ン酸化膜上の膜がシリコン酸化膜である場合、必ずしも
別々に形成する必要はないことは当然である。その場合
には、第6図のバイポーラトランジスタの実施例で示し
たように、シリコン酸化膜を熱酸化あるいはCVD等の
方法によってシリコン基板上に形成し、その表面にあら
かじめポロンを含有させることによって実現できる。こ
の構造もシリコン基板−シリコン酸化膜−ポロン含有シ
リコン酸化膜からなる3層構造の概念に含まれる事は言
うまでもない。ポロンを表面部分にのみ含有させる方法
としては、イオン注入法、熱拡散法等が利用できる。
最後に、上記発明実施例の基本となるポロンの増速拡散
の実験事実を付記する。第7図は、先に説明した水素あ
るいは弗素の介在による酸化膜中のポロン拡散の増速効
果の実験事実を例示したMOSキャパシタの容量の電圧
依存性であって、特性2Tは窒素中熱処理の場合、特性
28は水素含有雰囲気の場合、特性29は弗素が介在す
る場合の容量−電圧カーブ(Cv左カーブである。MO
Sキャパシタのゲート醸化膜厚は5nmであシ、ゲート
電極はポロンをイオン注入したポリシリコンでボロ/平
均濃度は2×lO″@cIIL″″1であシ、ポリシリ
コンへのポロン導入はイオン注入法である。一方、第8
図は、MOSキャパシタの高周波CV理#l特性を基板
OB濃度別に示したものであシ、同図(&)。
(b) 、 (e)はそれぞれゲート酸化膜厚t(IK
が5nmslOnms 15nmの場合を示している。
この図から明らかなように、基板のB濃度の増加によっ
てCV特性カーブがねてくることが判る。この第8図の
理論特性と対比しながら第7図のCV特性を説明すると
、27番のカーブはポロンのイオン注入後900℃20
分の窒素中の熱処理を行ったものであシ、ポロンの基板
シリコン中への拡散が全くないとして計算した理論計算
カーブと一致している。
このカーブは、その後800℃1000分までの窒素中
の熱処理をしても保たれている。28番のカーブは、上
記の900℃20分の窒素中の熱処理の後、水素50%
、酸素50%の雰囲気中で800℃500分のポリシリ
コン酸化熱処理を加えたサンプルのものであシ、基板シ
リコン中に明らかにポロンが拡散したことを示す容量−
電圧カーブである。解析の結果基板シリコン中に侵入し
たポロンの表面最大濃度は、この場合4 X 10”c
m″″魯であった。
29番のカーブはポリシリコンへのポロン導入の際、B
F、注入を用いた場合で、イオン注入後900”C20
分の窒素中熱処理を加えたサンプルのものであシ、基板
シリコン中に明らかにポロンが拡散したことを示す容量
−電圧カーブである。尚、これはBF、イオン注入時に
侵入したものではないことは物理解析の結果、確認済み
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の工程では、シリコン中の
砒素、燐、ポロンといった不純物の拡散がほとんど起こ
らない低温で、酸化膜を通して基板シリコン表面にポロ
ンを導入できるので、所望の領域以外の不純物導入領域
の不純物分布をくずすことなく、浅くて横方向撚がシの
少ないポロン拡散層の形成が可能であるといった利点が
あシ、微細MO8)ランジスタの製造等に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はそれぞれ本発明の一実施例を示すMO
S)ランジスタ製造工程図、第6図は本発明の他の実施
例であるバイポーラトランジスタの製造工程図、第7図
は水素あるいは弗素の介在によるポロンの拡散増速効果
を説明するためのMOSキャパシタCv特性図、第8図
はMOSキャパシタの高周波CV理論特性図である。 1−・・・シリコン基板、3・・・・ゲット酸化膜、4
・・O・ポロンドープシリコン酸化膜、5・・・・ポロ
ン拡散層、6・−・・ゲート電極、9争・・・シリコン
窒(f[,10会・拳・ポロントーフシリコン膜、22
・・・・p型ベース層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリコン基板上にシリコン酸化膜を介してポロン・シリ
    コン含有膜を形成する工程と、前記シリコン酸化膜中に
    水素あるいは弗素が含まれる状態で加熱処理することに
    より、前記ポロン・シリコン含有膜から前記シリコン酸
    化膜を通して前記シリコン基板中にポロンを拡散させる
    工程を含む半導体装置の製造方法。
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