JPS63225647A - フエノ−ル樹脂成形材料 - Google Patents

フエノ−ル樹脂成形材料

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JPS63225647A
JPS63225647A JP5965287A JP5965287A JPS63225647A JP S63225647 A JPS63225647 A JP S63225647A JP 5965287 A JP5965287 A JP 5965287A JP 5965287 A JP5965287 A JP 5965287A JP S63225647 A JPS63225647 A JP S63225647A
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JP
Japan
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phenolic resin
resin molding
molding material
magnesium silicate
filler
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Takanori Kushida
孝則 櫛田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野J 本発明は、ノンアスベストの7二7−ル樹脂成形材料に
関するものである。
[背景技術1 電気部品等の樹脂成形品をフェノール樹脂を用いて作成
する場合、耐熱性や機械的強度、電気的特性などが成形
品に要求される。そして従来はこれらの特性をバランス
良く満足させるためにフェノール樹脂成形材料にアスベ
ストを充填剤として配合するようにしていた。
しかしアスベストは人体に対して有害であって作業環境
を悪化させるために使用が規制されるに至っており、ノ
ンアスベストのフェノール樹脂成形材料を開発すること
が急務となっている。
[発明の目的1 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、アス
ベストを用いることなく耐熱性や機械的強度、電気的特
性などを高めることができるフェノール樹脂成形材料を
提供することを目的とするものである。
[発明の開示] しかして本発明に係るフェノール樹脂成形材料は、フェ
ノール樹脂に充填剤として5in2・CaO・M g 
O−Hz Oを主成分とする含水珪酸マグネシウムが配
合されて成ることを特徴とするものであり、以下本発明
の詳細な説明する。
本発明において用いる含水珪酸マグネシウム(含水珪酸
マグネシウムカルシウム)は、SiO2・CaO°Mg
O°H20を主成分とするものであり、SiO2の含有
量が30〜50fi量%、CaOの含有量が2〜20重
量%、MgOの含有量が10〜30重量%のものが好ま
しい、またこの含水珪酸マグネシウムは繊維状の形態を
有するものであり、その繊維径は0.01〜0.5μ、
繊維長は3〜100μのものが好ましい、このような含
水珪酸マグネシウムとしては昭和鉱業株式会社からミル
コン(商標)として提供されているものを用いることが
できる。
この含水珪酸マグネシウムを7エノール樹脂に配合して
混練することによって7二7−ル樹脂成形材料を調製す
ることができるが、その他必要に応じて〃ラス繊維や木
粉など他の充填剤や、硬化剤、着色剤、離型剤などを配
合することもできる。
フェノール樹脂の配合量は全量に対して20〜80重量
%、また含水珪酸マグネシウムの配合量は全量に対して
0.1〜80重量%に設定するのが望ましい。ここで7
エノール樹脂としては、フェノール、クレゾール、キシ
レノール等の単独あるいは混合物からなるフェノール樹
脂、フェノールと相溶性のあるす7タリン、糖蜜、エポ
キシ、芳香族炭化水素等による変性フェノール樹脂等を
用いることができ、ノボラック型フェノール樹脂、レゾ
ール型フェノール樹脂のいずれでも用いることができる
上記のようにして調製されるフェノール樹脂成形材料は
、圧縮成形、トランスファー成形、射出成形などの一般
的な成形手段を用いて成形品の成形に供することができ
る。そして、従来から用いられているアスベストの替わ
りに含水珪酸マグネシウムが補強・充填作用をなし、ア
スベストを用いる必要なく耐熱性や機械的強度、電気的
特性などを向上させることができるのである。尚、アス
ベストの替わりに含水珪酸マグネシウムを用いるように
した本発明は、フェノール樹脂成形材料の他にエポキシ
樹脂成形材料やアミノ系樹脂成形材料にも適用すること
ができる。
次ぎに本発明を実施例及び比較例によって例証する。
1   3  び     1 第1表の配合で混練して粉砕するqとによって7エノー
ル樹脂成形材料を調製した。第1表における含水珪酸マ
グネシウムとしては、昭和鉱業株式会社製の「ミルフン
LSJを用いた。[ミルコンLSJの性状を第2表に示
す、そしてこのように調製したフェノール樹脂成形材料
を射出成形によって成形し、得られた成形品について曲
げ強さ、耐熱温度、煮沸後絶縁抵抗をそれぞれ測定した
。結第1表の結果、含水珪酸マグネシウムを配合した各
実施例のものは、機械的強度、耐熱性、電気的特性のい
ずれにおいてもアスベストを配合した比較例1のものと
同等かもしくは優れており、アスベストの代替えとして
含水珪酸マグネシウムを用いて成形品の機械的強度、耐
熱性、電気的特性などを向上できることが確認される。
[発明の効果1 上述のように本発明にあっては、フェノール樹脂に光J
RMとしてSiO2・CaO・Mg0−H2゜を主成分
とする含水珪酸マグネシウムを配合するようにしたので
、含水珪酸マグネシウムによって成形品の耐熱性や機械
的強度、電気的特性などを高めることができ、人体に有
害なアスベストを用いる必要をなくすことができるもの
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェノール樹脂に充填剤としてSiO_2・Ca
    O・MgO・H_2Oを主成分とする含水珪酸マグネシ
    ウムが配合されて成ることを特徴とするフェノール樹脂
    成形材料。
  2. (2)含水珪酸マグネシウムは繊維径が0.01〜0.
    5μ、繊維長が3〜100μの繊維状のものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフェノール樹
    脂成形材料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5076986A (en) * 1990-10-03 1991-12-31 Ceram Sna Inc. Process for manufacturing a composite material
US5250588A (en) * 1990-01-16 1993-10-05 Ceram Sna Inc. Organic friction material composition for use to produce friction linings

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JPS5829849A (ja) * 1981-08-14 1983-02-22 Matsushita Electric Works Ltd フエノ−ル樹脂成形材料
JPS59102960A (ja) * 1982-12-02 1984-06-14 Sumitomo Metal Ind Ltd 金属被覆用組成物

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