JPS63219317A - コンバインにおけるキヤビン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コンバインにおけるキャビン装置に関する
ものである。

従来技術 従来のこの種装置、例えば、実開昭５ｓ−ｔｓ０９２７
号公報には、コンバインのキャビン装置が示されている
。

しかし、この従来型の構成は、操縦座席とキャビン天上
とが上下に調節できたり、操縦座席とキャビン天上との
間隔を調整できるものではない。

発明が解決しようとする問題点 この発明は、上述した従来型の改良に関するものであっ
て、作業の実態にあう装置を作り出さんとするものであ
る。

すなわち、コンバインは、これを路上走行するときは、
法規の定めるところにしたがってその車高が制限され、
運転者は天上の低いキャビン内で窮屈な運転を余儀なく
される。

しかし、圃場における刈取脱穀作業を行なう場合は、運
転者が、ゆっくりと余裕をもって座り運転できるように
することが必要であり、この発明はこれをねらったもの
である。

問題を解決するための手段 この発明は、上述の目的を達成するためにつぎの如き技
術的手段を講する。すなわち、刈取装置１と脱穀機２と
を有するコンバインにおいて、車台３に設けた操縦座席
４を囲むキャビン５を装備し、該キャビン５の少なくと
も天上部分６と前記操縦座席４とを上下方向に移動調節
できるとともに１両者の相対的間隔を調整できる構成と
したキャビン装置である。

実施例 まず、その構成について述べる。

刈取装置１は、車台３の前部に昇降自由に取付けた刈取
搬送枠体７の低位置に設けている。

脱穀機２は車台３に搭載し、前記刈取装置１によって刈
り取られた後、刈取搬送枠体７に装備した搬送装置によ
って供給された殻稈を脱穀処理する構成としている。

８はグレンタンク、９は穀粒排出筒、１ｏはクローラ−
を示す。

操縦座席４は、車台３の前部で刈取搬送枠７の後側に設
け、車台３の各操作部を操作できる構成としている。

キャビン５は、上述の操縦座席４を囲うように覆わせて
設けている。

そして、操縦座席４は、上下調節具１１に支持させ、こ
れの調節により高さを変更できる構成としている。

また、キャビン５は、その天上部分６を上下調節可能に
設け、かつ操縦座席４との間隔を伸縮装置１３によって
変更調節できる構成としている。

つぎに第２実施例（第４図参照）に示すキャビン５は、
油圧式リフト装置１４によって、車台３に対して上下移
動調節できる構成としている。

なお、油圧式リフト装置！！１４の操作は、キャビンＳ
内でできる構成としている。

作用・効果 まず、コンバインを、路上走行するときは、法規に定め
られた高さ以下に位置決めする。そして。

走行すれば、コンバイン３は、きわめて安全に路上を走
行することができる。

つぎに、圃場で刈取脱穀作業を行なう場合は、運転者の
体格に応じて上下調節具１１を操作して、操縦座席４を
高くし、つぎに、キャビン５の天上部分６を必要に応じ
て伸縮装置１３によって調節する。

このようにすれば、運転者は、比較的楽な姿勢で作業を
続けることができる。

また、第２実施例の構成では、油圧式リフト装置ｉ！１
４によって、キャビン５全体を車台３から上方に移動さ
せることができて、前方あるいは側方の視界を広くし、
安全な作業を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すものであって、第１図は
要部を示す断面図、第２図は側面図、第３図は正面図、
第４図は別実流側を示す側面図である。 １・・・刈取装置　　　２・・・脱穀機３・・・車台　
　　　　４・・・操縦座席５・・・キャビン　　　６・
・・天上部分７・・・刈取搬送枠　　８・・・グレンタ
ンク９・・・穀粒排出筒　１ｏ・・・クローラ−１１・
・・上下調節具　１３・・・伸縮装置１４・・・油圧式
リフト装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 刈取装置と脱穀機とを有するコンバインにおいて、車台
   に設けた操縦座席を囲むキャビンを装備し、該キャビン
   の少なくとも天上部分と前記操縦座席とを上下方向に移
   動調節できるとともに、両者の相対的間隔を調整できる
   構成としたキャビン装置。