JPH077703Y2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH077703Y2
JPH077703Y2 JP7922289U JP7922289U JPH077703Y2 JP H077703 Y2 JPH077703 Y2 JP H077703Y2 JP 7922289 U JP7922289 U JP 7922289U JP 7922289 U JP7922289 U JP 7922289U JP H077703 Y2 JPH077703 Y2 JP H077703Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety cover
section
combine
control box
mowing
Prior art date
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Application number
JP7922289U
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English (en)
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JPH0318727U (ja
Inventor
利克 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は刈取装置と引起し装置と後方搬送装置とを備え
る刈取部を上下揺動自在に装備し、この刈取部の横側方
に操縦ボックスを挟んで運転部を配置したコンバインの
安全カバーに関する。
〔従来の技術〕
この種のコンバインは、刈取穀稈を機体横一側方のフィ
ードチェーン側に送るために前記後方搬送装置が斜設さ
れている等の関係から、前記刈取部とその横側方の運転
部間に比較的大きな空間が存在する。この空間を通じ
て、刈取装置部分で発生する塵埃が運転部側に吹上がっ
たり、運転部の下方に配置したエンジンの熱風が上昇し
たりして運転部の雰囲気を損ね、各種駆動装置への動力
伝達プーリーなども露出していて危険である。
従来のコンバインは上記の不都合を解消するために、前
記刈取部側に、運転部との間の前記空間を覆う硬質材製
の安全カバーを固設していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
硬質材で形成した従来技術の安全カバーによれば、刈取
部と後方の脱穀装置との間に、刈取部の昇降を許すため
の隙間の形成が不可欠であるために前記空間を完全に覆
い隠せない問題があった。また、この隙間をもなくせる
ように前記安全カバーを刈取部側と脱穀装置側とに分割
して伸縮する構成にしたとしても、前記動力伝達プーリ
ー等への保守点検の際には安全カバーを取り外す必要が
あり、点検しずらくなる問題があった。
本考案は従来技術が有する以上の問題点を解消するもの
であり、昇降する刈取部と固定の運転部間を確実に塞ぐ
ことができ、しかも運転部下方への保守点検も実施し易
いコンバインの提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案のコンバインは、
前記引起し装置を後方から支えるフレームに前記刈取部
と前記操縦ボックス間を覆う可撓材からなる安全カバー
の一端を取り付けるとともに、前記操縦ボックス側から
刈取部側に延設したカバーガイドで前記安全カバーの他
端を摺動自在に支持したものである。
〔作用〕
可撓材からなる安全カバーは昇降する刈取部と一体にな
って移動し、運転部側から延設した固定のカバーガイド
に端部が摺動自在に支持されて末端が垂れ下がる。この
安全カバーは、刈取部の昇降に伴う脱穀装置との間の隙
間変化を垂れ下がり部分の進退によって吸収するように
働く。そして前記カバーガイドは、フレームへの取り付
け部側を支点とした安全カバーの上方への跳ね上げを可
能にする。
〔考案の効果〕
したがって本考案によれば次の効果が得られる。
イ.刈取部の昇降にかかわらず刈取部と運転部間を常に
覆うことができ、この両者間からの塵埃の吹上やエンジ
ン熱風の上昇を防いで運転部の雰囲気を良好に維持し易
い。
ロ.上記(イ)の効果を得ながら同時に次の効果が得ら
れる。すなわち、安全カバーを上方に跳ね上げるだけで
前記両者間を開放できるので運転部下方の動力伝達プー
リー等への保守点検も簡単に実施し易く、運転部の雰囲
気維持と保守点検のし易さを共に達成し易い。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第7図に示すコンバインは、植立穀稈の刈取装置(1)
・横方向に並設した複数の引起し装置(2)・刈取穀稈
の後方搬送装置(3)の夫々を備える刈取部(A)を、
クローラ装置(4)を備えるとともに脱穀装置(6)を
搭載した走行機体に油圧シリンダ(5)で昇降自在に連
設している。刈取穀稈は、前記後方搬送装置(3)で機
体横一側方に搬送されて脱穀装置(6)のフィードチェ
ーン(6a)に供給され、脱穀処理される。
第3図に示すように前記刈取部(A)の横側方には走行
変速レバー(7)等を配置した側部操縦ボックス(8)
を挟んで運転部(B)が形成してある。第5図及び第6
図はこの運転部(B)に設けた座席(9)の構成を示し
ている。圃場内で運転するときには、条合わせ等のよう
に引起し装置(2)前部の分草具(13)を見て位置を確
かめるために立ち姿勢で運転することがあり、この場合
に座席(9)を尻当てに利用できれば運転姿勢の安定と
疲労の軽減を図れる。座席(9)は、このような使用を
可能にするために機体側の固定フレーム(11)に対して
下面前部を横軸(X1)周りで揺動自在に枢支するととも
に、後部を腰折れリンク(10)を介して持ち上げ自在に
取り付けている。この腰折れリンク(10)の腰折れ点
(X2)に一端を枢支して座席(9)の下から前方に操作
レバー(12)を延出し、レバー(12)の途中部分に前記
横軸(X1)に係合できる金具(12a)を取り付けてい
る。座席(9)を尻当てとして利用する場合は、前記操
作レバー(12)を引き出して腰折れリンク(10)を広
げ、前記金具(12a)を横軸(X1)に係合させて座席
(9)を前傾姿勢に固定する。図中の符号(14)は通常
姿勢のときに座席(9)を支持する脚である。
第1図乃至第3図に示すように、走行機体の前部に設け
たオイルタンク兼用の取付支柱(T)の上部に、刈取部
(A)を支持する筒状のギアケース(16)を枢支して横
軸心(P)周りに昇降自在に構成している。ギアケース
(16)の運転部(B)側には前記運転座席(9)の下部
に搭載した図外のエンジンから走行用ミッションケース
(M)を介して動力伝達される入力プーリ(15)が設け
てあり、ギアケース(16)に内装した図外の伝導軸を介
して刈取装置(1)や引起し装置(2)等に動力伝達し
ている。引起し装置(2)の取り付け強度を高めるため
に、前記ギアケース(16)には引起し装置(2)の上端
を後方から支えるパイプフレーム(17)の後端を連結し
ている。前記運転部(B)の側部操縦ボックス(8)は
前記取付支柱(T)に立設したパネルステー(18)にて
脱穀装置側部分を支持している。
次に刈取部(A)と運転部(B)の前記側部操縦ボック
ス(8)との間を覆う安全カバー(C)について説明す
る。前記パイプフレーム(17)には安全カバー(C)の
取付ブラケット(19)を脱穀装置(6)側に延出して固
着している。側部操縦ボックス(8)の側面には、棒状
部分を横側方に向ける状態で前記パネルステー(18)と
一体にカバーガイド(20)を共締めして固着している。
前記安全カバー(C)の一端は前記取付ブラケット(1
9)を介して刈取部(A)側に取り付け、安全カバー
(C)の他端は固定の前記カバーガイド(20)の棒状部
分に載せ付けて前後に摺動移動自在に支持している。こ
の支持構成により、刈取部(A)の昇降に連れて前後移
動するとともにカバーガイド(20)から垂れ下がる部分
の進退で刈取部(A)の昇降に伴う脱穀装置(6)との
間の隙間変化を吸収し、しかも前記取付ブラケット(1
9)側部分を支点とした上方への跳ね上げで前記ギアケ
ース(16)の入力プーリー(15)の保守点検等を直接に
行えるように構成している。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は刈取部の昇降に伴う安全カバーの姿
勢変化を示す要部の側面図、第3図はコンバイン前部の
平面図、第4図はパネルステーとカバーガイドの共締め
状態を示す分解斜視図、第5図及び第6図は運転座席の
通常姿勢と尻当て姿勢とを示す側面図、第7図はコンバ
イン前部の側面図である。 (1)……刈取装置、(2)……引越し装置、(3)…
…後方搬送装置、(8)……操縦ボックス、(17)……
フレーム、(20)……カバーガイド、(A)……刈取
部、(B)……運転部、(C)……安全カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈取装置(1)と引起し装置(2)と後方
    搬送装置(3)とを備える刈取部(A)を上下揺動自在
    に装備し、この刈取部(A)の横側方に操縦ボックス
    (8)を挟んで運転部(B)を配置したコンバインにお
    いて、前記引起し装置(2)を後方から支えるフレーム
    (17)に前記刈取部(A)と前記操縦ボックス(8)間
    を覆う可撓材からなる安全カバー(C)の一端を取り付
    けるとともに、前記操縦ボックス(8)側から前記刈取
    部(A)側に延設したカバーガイド(20)で前記安全カ
    バー(C)の他端を摺動自在に支持したことを特徴とす
    るコンバイン。
JP7922289U 1989-07-04 1989-07-04 コンバイン Expired - Lifetime JPH077703Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7922289U JPH077703Y2 (ja) 1989-07-04 1989-07-04 コンバイン

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JP7922289U JPH077703Y2 (ja) 1989-07-04 1989-07-04 コンバイン

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Publication Number Publication Date
JPH0318727U JPH0318727U (ja) 1991-02-25
JPH077703Y2 true JPH077703Y2 (ja) 1995-03-01

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JP7922289U Expired - Lifetime JPH077703Y2 (ja) 1989-07-04 1989-07-04 コンバイン

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