JPS6321918A - 高モジユラス性ポリ−p−フエニレンテレフタルアミド繊維 - Google Patents

高モジユラス性ポリ−p−フエニレンテレフタルアミド繊維

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JPS6321918A
JPS6321918A JP62133544A JP13354487A JPS6321918A JP S6321918 A JPS6321918 A JP S6321918A JP 62133544 A JP62133544 A JP 62133544A JP 13354487 A JP13354487 A JP 13354487A JP S6321918 A JPS6321918 A JP S6321918A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本口の術背景 本発明の分野−−ポリ−p−フェニレンテレフタルアミ
ド繊維はその重量の軽いこと、及び高い強度及び高いモ
ジュラスによって従来から知られており、その独特な性
質の組み合わせを必要とする多数の用途に広く用いられ
てきた。しかし広く受は入れられてきた結果、なお−層
多い需要或いは用途に使用するために、−段と高い強度
及びモジュラスを有する繊維に対する需要及び要求が生
起してきた。溶解度及び化学反応性が小さく、全体的な
結晶性及び水分率に対する耐性の大きい繊維が探し求め
られ且つ要求されている。 従来技術の説明−−H,ブレーズ(B fades)の
出願による1975年3月4日付けの米国特許第3.8
69.430号はポリ−p−フェニレンテレフタルアミ
ド繊維及び重合体及び線維の製法を開示している。該特
許は特に該繊維を乾燥した後該繊維を熱処理する方法に
関している。該特許は一最に繊維が湿潤又は乾燥状態に
あるに拘わらず熱処理できると記載しているが、実施例
中においては乾燥繊維の熱処理のみを教示しており、明
細書の他の部分では、強力(tenac i ty)が
減少し、重合体の固有粘度が減少する結果を来すと警告
して、余分な時間余分に加熱する繊維の熱処理に対して
注意を促している。 1980年3月27日付けの日本国特許公報昭55−1
1763号及び昭55−11764号は高いモジュラス
及び高い強力を有するが中程度の固有粘度のみを呈する
ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維を開示して
いる。これらの明細書の方法は特に紡糸した重合体を凝
固した後、且つ繊維を乾燥する前に行なわれる繊維伸張
工程に関している。伸張工程において繊維は実際に破断
前に達し得る最大の伸張率である20ないし80又は9
0%まで伸張されている゛。伸張後繊維は各種の時間及
び約300度以上の温度で、且つ3秒間600度もの高
温で乾燥されている。かくして製造された繊維重合体の
固有粘度は8発重合体の固有粘度よりも常に小さいこと
が記載されており、固有粘度が何等かの熱処理によって
増加するという示唆は存在しない。 ザ・ジャーナル・オブ・イースト・チャイナ・インステ
ィテユート・オブ・テキスタイル・サイエンス・アンド
・テクノロジー(The  Jounalof  Ea
st  China  In5titute  of 
 TextileS cience and  Tec
hnology)、第10巻、第2号(1984)、3
0−34頁には極めてわずかな張力下での繊維の熱処理
が記載されている。該処理により分解、分校及び分子量
の増大を伴う架橋会合(cross−associat
io口)を起こすことが教示されている。繊維のモジュ
ラス及び結晶化度については言及されていない。 本九吸些監副 湿潤し、水で膨潤した繊維を加熱雰囲気に暴露し、暴露
の際繊維に張力を掛けることにより、高いモジュラス及
び高い強力を有するポリ−p−フェニレンテレフタルア
ミド繊維を製造する方法が本発明により提供される。膨
潤した繊維は好適には乾燥した繊維材料に対し約20な
いし100パーセントの水を有し、該雰囲気は通常50
0ないし660度で繊維の暴露は0.25ないし12秒
である。繊維に掛ける張力はデニール当たり約1゜ジな
いし4 g (gpd)である。又加熱処理の間に重合
体の固有粘度及び強力の変化を与えるために水で膨潤し
た(未乾燥)繊維の酸性及び塩基性を調節することが必
要である。熱処理後の重合体の固有粘度は高<;5.5
以上で20又はそれ以上高く;熱処理の際に増大する。 工程の作業性及び生成物の性状を満足すべき状態に保つ
ために、塩基性度は約10以下に保持され、酸性度は約
60以下に保持される。約2以下の塩基性度及び約1.
0以下の酸性度が好適である。熱処理重合体の結晶化指
数は高く;少なくとも70%で、85%程度も高度であ
る。 本発明の一つの具体化例では、・エントレインメント・
ジx ’yト(entrainment  jet)が
、膨潤した繊維を効率的に且つ効果的に乾燥及び処理す
るために加熱気体を作用させる目的で使用される。本工
程は非常に速く、そしてその結果本工程のジェット処理
の生成物は75%よりも高い結晶化指数を有する繊維と
なる。ジェット処理を使用する場合、膨潤した繊維は好
適には500ないし660度に加熱された雰囲気中に、
約0.25ないし3秒、及び最も好適には約0,5ない
し2秒暴露されるべきである。最も好適な範囲において
は、糸の太さが異なることにより成程度許容範囲があり
、−一400デニールの糸については0.5ないし1秒
で、1200デニールの糸については0.5ないし2秒
の範囲であるのが最も好適である。 本発明の別な具体化においては、膨潤した繊維のより遅
い乾燥を起こすために放射熱を作用させる目的でオーブ
ン(oven)が利用される;そしてその結果、オーブ
ン処理の生成物は約6.5以上の用する際には、膨潤し
た繊維は500ないし660度で加熱された雰囲気に約
3ないし12秒間、そして最も好適には550ないし6
60度に約5ないし12秒間暴露することが好適である
が、低デニールの糸の場合上記の温度では、より少ない
時間が必要である。本発明の目的のためには、オーブン
処理の放射加熱は水で膨潤した糸により吸収される熱エ
ネルギーの少なくとも75%が放射熱エネルギーである
ことを意味する。 他の具体化例においては、固有粘度の増大及び結晶化度
の増加の両者と共に、高いモジュラス、高い靭性を持っ
た繊維を与える上記の熱処理重合体を併用することがで
きる。 本 日の詳細tW 1 本発明は全く予期しないことに、高いモジュラスと結晶
化指数を有すると共に極限固有粘度を調節して増大させ
ることの可能な繊維が生じるポリ−p−フェニレンテレ
フタルアミドの処理法に関している。本発明は固有粘度
が6.5よりも太き−フェニレンテレフタルアミドの高
弾性繊維の製造を可能とするものである。 “ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド″とはp−フ
ェニレンジアミンと塩化テレフタロイルのモル対モル重
合から得られるホモポリマー、及びp−フェニレンジア
ミンと共に少量の他の芳香族ジアミン、及び塩化テレフ
タロイルと共に少量の他の芳香族二塩基性酸塩Cヒ物を
組み込んで得られる共重合体を意味する。許容し得る他
の芳香族ジアミンは、m−フェニレンジアミン、4,4
′−ジフェニルジアミン、3,3′−ジフェニルジアミ
ン、3.4°−ジフェニルジアミン、4,4°−オキシ
ジフェニルジアミン、3.3″−オキシジフェニルジア
ミン、3.4′−オキシジフェニルジアミン、4.4′
−スルホニルジフェニルジアミン、3.3′−スルホニ
ルジフェニルジアミン、3,4′−スルホニルジフェニ
ルジアミン、等を含む。許容し得る他の芳香族三塩基性
酸塩化物は2,6−ナフタレンジカルボン酸塩化物、塩
化イソフタロイル、塩化4,4°−オキシジベンゾイル
、塩化3.3’−オキシジベンゾイル、塩化3.4″−
オキシジベンゾイル、塩化4,4°−スルホニルジベン
ゾイル、塩化3,3′−スルホニルジベンゾイル、塩化
3゜4′−スルホニルジベンゾイル、塩化4.4″〜ジ
ベンゾイル、塩化3.3′−ジベンゾイル、塩化3゜4
゛−ジベンゾイル、等を含む。一般原則として、他の芳
香族ジアミン及び他の芳香族三塩基性酸塩化物は、他の
ジアミン及び三塩基性酸塩化物が重合反応を妨害する反
応基を持たない限り、p−フェニレンジアミン又は塩化
テレフタロイルの最高約10モル%程度に使用できる。 少量の他の三塩基性酸又はジアミンを含み、本発明によ
って熱可塑性処理されたポリ−p−フェニレンテレフタ
ルアミドは、他の三塩基性酸又はジアミンが存在しなか
った時に得られるものと倶に異なった物理的性質を示す
ことができる。 重合体は米国特許第3,063,966号及び米国特許
第3.869.429号の教示するような周知の重合法
の任意の方法によって便利に製造することができる。重
合体を製造する一つの方法は、1モルのp−フェニレン
ジアミンを、約1モルの塩化カルシウム及び約2.gの
N−メチル−2−とロリドンから成る溶剤系に溶解し、
次いで撹拌並びに冷却しながら塩化テレフタロイルを添
加することを含んでいる。三塩基性酸塩化物の添加は普
通二段階で行なわれる;−一第一添加段階は全体の約2
5−35重量%であり、その系を約15分間撹拌した後
で第二の添加段階が行なわれる。 第二の添加段瑠の後で温度を約60℃以下に保つために
反応系を冷却する。連続撹拌の力によって重合体はゲル
化し、次いで脆化する:そして二、三時間又はそれ以上
たってから、得られるパン屑様重合体を磨砕し、数回水
中で洗い、約100−150℃のオーブン中で乾燥する
。 重合体の分子量は多くの条件に依存する。例えば高分子
量の重合体を得るためには、反応剤及び溶剤は不純物を
含むものであってはならず、全反応系の水含量はできる
だけ少ない一−0,03重景%より多くなく、好適には
それ以下であるm−ことが必要である。反応剤物貫が僅
に平衡を欠いたたけで低い分子量の重合体が得られるの
で、ジアミン及び三塩基性酸を確実に等モル量で使用す
るように注意を払わねばならない。重合体の溶液を生成
した状態で保持させるために溶剤に無機塩を添加するこ
とは好適であるが、四級アンモニウム塩も又重合体溶液
を保持するのに効果的であることが見出だされた。有用
な四級アンモニウム塩はメチル−トリーn−ブチルアン
モニウム塩化物、メチル−トリーn−プロピルアンモニ
ウム塩化物、テトラ−n−プロピルアンモニウム塩化物
、テトラ−n−ブチルアンモニウム塩化物等を含む。 繊維は重合体のドープ(dope)を或種の条件下で押
し出すことにより本発明に従って製造される。 該ドープは適当量の重合体を適当な溶剤中に溶解するこ
とによって製造される。硫酸、りロワ硫酸、フルオロ硫
酸及びこれらの酸の混合物を適当な溶剤として特定する
ことができる。硫酸は極めて好適な溶剤であり、重合体
の過度な分解を避けるために98%又はそれ以上の濃度
で使用しなけれはならない。重合体は溶剤100zn当
たり少なくとも30、好適には401g以上の量でドー
プ中に溶解されなければならない。酸溶剤の密度は下記
のようである:H2SO,,1,839/ zl ;H
3O,CI、1.79 g / zl ;及びH3O,
F、1゜74 g/x1゜ 重合体を溶解して紡糸用ドープを製造する前に、重合体
は注意深く乾燥して、好適には水分含量1重量%以下と
すべきである;且つ重合体及び溶剤は乾燥条件下で混合
すべきである。ドープは重合体の分解を減少させるため
に、事実上それらが液状を保てるだけの低い温度で、紡
糸工程の際、混合され、保持されなければならない。ド
ープを90°C以上の温度に暴露することは出来るだけ
避ける必要がある。 一度製造されたドープは直接使用し、又は将来の使用に
備えて貯蔵することができる。貯蔵する場合は、好適に
はドープを冷凍し、乾燥窒素ガスシール下のような不活
性条件下で固体状として貯蔵する。ドープを直接使用す
る場合は、好都合な方法として連続的に製造して紡糸口
金に直接供給することができる。連続製造及び直接使用
によって紡糸工程における重合体の分解が最少となる。 ドープは一般には室温で固体状で、紡糸に際しては重合
体溶融液のような挙動を呈する。例えば約5.4の固有
粘度を有する重合体の100%硫酸100zji中の4
5 gのドープは、20秒−1の剪断速度で測定した結
果、105℃において約900ボイズ、80°Cで約1
000ボイズのの見掛は粘度(bulk  visco
sity)を呈し、約70°Cで不透明の固体状として
固形化することが普通である。一定の重合体で作成した
ドープの見掛は粘度は所与の温度及び濃度の場合重合体
の分子量と共に増大する。 ドープは一般に充分に流動性であれば任意の温度で押し
出すことができる。分解の度合は時間及び温度によるか
ら、約120°C以下の温度が一般に使用され、約90
℃以下の温度が好適である。 何等かの理由によりもっと高い温度が必要となるか又は
要求される時は、加工装置はドープがより高い温度には
最少の時間しか暴露されないように設計されるべきであ
る。 本発明の繊維を製造するためのドープは光学的に異方性
であり、即ちドープの顕微鏡的領域は複屈折性であり、
ドープの塊状試料はドープの顕微鏡的領域の光りの透過
性が方向によって変わるので、平面偏光を偏光解消する
。本発明において使用されるドープが少なくとも部分的
には異方性である必要があることは、重要であると考え
られる。 本発明の繊維は特に米国特許第3.869.429号に
開示された条件を用いて製造する高分子量ドープは直径
約0.025ないし0.25a+z、又は或いはそれよ
り多少大きいか小さい範囲のオリフィスを有する紡糸口
金を通して押し出される。 オリフィスの数、寸法、形状及び形態はとくに重要では
ない。押し出されなドープは非凝固流体層を通って凝固
浴中に導かれる。該流体層にある間に押し出されたドー
プはその初期の長さの1倍から15倍菫で大きく延伸さ
れる(紡糸延伸因子;5pin 5trech fac
tor)。流木層は一般に空気であるが、任意の他の不
活性ガススはドープを凝固させない液体であることがで
きる。非凝固性流体層は−iに厚さが0.1ないし10
cxである。 凝固浴は水性であり、純水又はブライン(brine)
から70%の硫酸までの範囲にある。浴温は凍結点以下
から約28°C1又は多少高温の範囲であることができ
る。最高の初期強度を持った繊維を得るためには、凝固
浴の温度は約10°C以下に、及びより好適には5℃以
下に保つことが好ましい。 押し出しなドープを凝固浴を通して導いた後で、ドープ
は水で膨潤した繊維として凝固し、容易に乾燥及び熱処
理することができる。繊維は、乾燥繊維重量に対し約2
0ないし100%の水性凝固媒体を含んでおり、本発明
の目的のためには膨潤した繊維の内部から適当量の塩及
び酸を除去するなめに徹底的に洗浄しなければならない
。繊維洗浄溶液は純水であることができ、又は仔にアル
カリ性であることができることは理解されよう。洗浄液
は膨潤した繊維の内部の液体が、繊維生成物の熱処理の
条件及び所望最終固有粘度に依存して、60よりも小さ
い、且つ好適には10よつも小さい酸性度、及び10よ
りも小さい・、且つ好適には2よりも小さい塩基性成を
有するようになるものでなければならない。 未乾燥のポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維の
熱処理の結果、熱処理が重合、解重合、分枝、及び架橋
反応の複雑な組み合わせを引き起こして、繊維中の重合
体を変化させると現在信じられている。 500℃以上ないし約660°Cの温度での、本発明の
比較的短時間の暴露(0,25−12秒)において、主
な反応は、−層高分子量且つ一層高い固有粘度を持った
繊維に誘導する分枝及び架橋結合であると信じられてお
り;これらの反応は酸で触媒されると考えられる。従っ
て約5.5の固有粘度を有し、約9ミリ当量又はそれ以
下の酸を含むポリ−p−フェニレンテレフタルアミドの
未乾燥繊維を、450−500°Cのオーブン温度で6
−9秒間加熱した時に固有粘度はほとんど、又は少しも
著しい変化を示さなかった。しかし、550−660°
Cのオーブン温度で加熱した時に、同じ未乾燥繊維が、
予期しなかったことには、最高6.5又はそれより大き
い値まで固有粘度の顕著な増大を示し、モジュラスは約
11.00gpd又はそれ以上に増加し、一方、強力は
1sgpcl又はそれ以上に保たれた。これと対照的に
1  kgの繊維当たり約150ミリ当量の酸を含むポ
リ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維をオーブン中
で410′Cもの低い温度で5秒間加熱した時に、繊維
の固有粘度は約5、うないし7以上に増大し、同時に繊
維の強力は約25gpdから本発明の関心の範囲以下で
ある16gpd以下まで劣化した。 本発明の温度(500−660’C)及び暴露時間(0
,25−12秒)以内で、ヤーン1 kg当たり酸約6
0meqまでの酸性度は許容できる。その酸性度限界以
内では工程の作業性及び生成物の性質は合格とされる。 酸性度60という上限はほぼポリ−p−フェニレンテレ
フタルアミド重合体に付着している酸基の合計量と思わ
れる所に対応している。酸基はカルボン酸基とスルホン
酸基からなっている。繊維洗浄工程中に水酸化ナトリウ
ムのような塩基が用いられた時には、酸基は該洗浄工程
の結果として繊維中に存在する塩基性基と反応しこれを
中和すると思われる。ヤーン1  kg当たり酸約60
meq以上では、生成物の性質及び加工性は急に劣化す
る。 本発明の時間及び温度条件下での加熱より前に、未乾燥
のポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維中に水酸
化ナトリウムのような塩基性物質が少址存在しても、高
い分子量及び固有粘度を与えるような熱反応にはほとん
ど影響を及ぼさないように見える。即ち繊維1  kg
当たり水酸化ナトリウムを1.5meq含む一連のポリ
−p−フェニレンプレフタルアミド繊維をオーブン中で
550−640°Oで7−9秒間加熱した時に、固有粘
度は7゜0から20以上に増大し、モジュラスは106
0から1244に増加し、一方強力は18gpd以上に
保たれた。500℃のオーブン温度で約9秒間加熱した
時は、この程度の塩基を含むポリ−p −フェニレンテ
レフタルアミド繊維は固有粘度の変が高水準の時には固
有粘度は急に減少しな。即ちポリ−p−フェニレンテレ
フタルアミド繊維中にある約400 meqの水酸化ナ
トリウムは、410℃と低いオーブンにおいても5秒間
で、固有粘度を3.0に、強力を3 、7 gpciに
、且つモジュラスを450gpdに下げ、繊維の性質の
劇的な低下を引き起こした。 本発明の温度及び暴露時間の範囲内で、ヤーン1  k
g当たり最高塩基的10meqまでの塩基性成は許容で
きる。その範囲内では工程の作業性及び生成物の性質は
合格である。塩基的10meqを越えるときは、熱処理
による加工性は悪(ヒし、繊維重合体は熱処理による加
水分解及び解重合反応によって激しく劣化すると信じら
れる。 本発明の作業にとって非常に重要なことは、固有粘度の
増大は繊維1  kg当なり酸のミリ当量が60未満、
及び好適には10未満の酸性度を有し、1!維1  k
g当たり塩基のミリ当量が10未満、及び好適には2未
満の塩基性成を有する未乾燥の繊結果であると言う発見
である。 固有粘度の増大は繊維生成物を構成する重合体の分子量
の増大を示している。温和に増大した分子量を有する重
合体の繊維は溶解性の低下をもたらし、又湿気及び化学
的暴露による劣化に対する抵抗性の増加をもたらす。固
有粘度が20又はそれ以上であることによって示される
ような大きく増大した分子量を有する重合体の繊維は完
全に不溶性である。多くの用途に対して、本発明の実施
に用いられる洗浄媒体は中性が又は僅にアルカリ性であ
ることが必要である。 本発明の熱処理は各種の手段によって実施することがで
きる。本発明の一つの具体化は熱処理すべき繊維に相対
して加熱流体、通常は空気、窒素又は蒸気を誘導する流
体ジェットの使用にある6該ジエツトはジェットの後背
端に繊維を導入し、ジェットを通して加熱流体の流れの
中にある正面部から繊維を誘導する、いわゆるフォワー
ディング・ジェット(foru+ardinHjet)
である。該ジェットは加熱気体の乱流であるが亜音速的
な移動を提供する。第1図は本発明の実施に効果的なジ
ェットを図示している。該ジェットは繊維を導入する後
背部1、流体導入体部2、及び熱処理バレル・エクステ
ンダー(barrel  extender) 3を含
んでいる。繊維4は繊維供給オリフィス5において後背
部1中に導入され、その部分を通って加熱室6へ、且つ
そこからバレル・エクステンダー3を通って誘導される
。加熱した流体は、加熱室6の回りに一個又は多数の任
意の数で、−個以上の場合には事実上等間隔に配置して
いる導管7によって加熱室6に導入される。 熱処理すべき加熱された流体及び繊維は、同−又は異な
った速度で、同方向でバレル・エクステンダー3を通し
て誘導される。加熱流体の一部は、冷たい外部の気体が
巻き込まれることを避けるために背後部1に繊維供給オ
リフィス5を通って射出される。加熱流体の流速はジェ
ット装置を通る流体から熱の移動が高度に行なわれるよ
うに注意深く選択される。本発明の目的のためにはレイ
ノルズ(Reynolds)数で表される流れが約10
.000よりも大きいことが好ましいことが結論された
。 レイノルズ数は下記式によって定義される:ηvD Rc=− μ 但し D−ジェットの直径 V−加熱流体の速度 η−加熱流体の密度 μ=加熱流体の粘度 そしてこれらの各員に対する総ての次元が一致した単位
とする。 本発明のレイノルズ数の測定例として、加熱流体として
40psigの蒸気を使用した場合を考える。 この圧力下における蒸気はジェットの直径(スロート[
throat])が0.18czの時に約550°Cの
温度で2.O3CFM(1分当たりの標準立法フィート
)であることが測定された。有効蒸気速度は1秒当たり
2.8X10’czと計算される。標準表によればかよ
うな蒸気の密度は9.7X10−’2/c1であり、蒸
気の粘度は3.0X10−’ボイズである。この一連の
条件の場合のレイノルズ数は16,000である: (3,0X10−’) =1.6X10″ 繊維を加熱する手段としてジェットを使用することによ
り、放射オーブンを使用して得られる速度の約10倍の
速度で対流的に加熱することがてきる。 レイノルズ数又はジェット中の気体も乱流の度合はジェ
ットを通って移動する糸又は繊維とは事実上無関係であ
ると解される。ジェットを通る糸又は繊維の移動速度は
所望の又は必要な加熱時間を提供するためにのみ重要で
ある。実際問題として、加熱気体の乱流は熱処理されて
いる糸又は繊維と向流的であることができる。 本発明の別な具体化は放射熱源を備え、前記のようにジ
ェットに関連して繊維及び加熱流体の相対的な高速を用
いずに乾燥及び加熱処理を提供するオーブンの使用にあ
る。本具体化例のオーブンは熱処理されるべき繊維より
もかなり大きい寸法を持った管又は長方形のキャビ・テ
ィの形状をしていることが普通である。加熱流体はほと
んど乱れがないような速度でオーブン中に導入され、加
熱する力は主として放射的な性買のものである。第2図
は本発明の実施に有効なオーブンを図示している。オー
ブンは繊維導入端11及び繊維出口端12を持った管1
0を含んでいる。管10は絶縁ジャケット13中に包含
されており、−個又は多数の任意の数で、−個以上の場
合には事実上等間隔に配置して管10の周囲に存在して
いる導管14によって加熱流体を管10中に導入する設
備を備えている。 熱処理されるべき繊維15は繊維を乾燥し、乾燥した繊
維を適当な熱エネルギー暴露するのに適度な速度でオー
ブンを通って案内される。加熱流体はオーブン中に所望
の温度を維持させ、蒸発した膨潤媒体を運び出すのに適
当な流速で供給される。 本発明の実施のための上記の二種の具体化法は種々の点
のうちでも、ジェットによる具体化は加熱流体の乱流を
利用しその結果非常に薄い境界層及び非常に高度な、事
実上対流的な熱移動が生じるが;オーブンによる具体化
は比較的動きの遅い加熱流体の層流を利用し、その結果
比較的厚い境界層及び低度な、事実上放射性の熱移動が
生じる点が異なっている。 本発明の具体化の異なった熱移動のメカニズムにより、
繊維が加熱される時間及び、加熱が起こる温度の関数と
して異なった結果が期待できる。 予め述べたように本発明の実施にけるジェットの使用に
よって高度な結晶化指数を有する繊維を製造することが
でき、オーブンを用いる具体化によって高い固有粘度を
有する繊維を製造することができる。結晶化度の増大は
繊維の加熱温度を上げることにより繊維中に発現し、且
つ結晶化度の発現は極めて迅速で、実際には結晶化度は
繊維が暴露された最高温度が問題である程遠やかに発現
すると信じられている。 又、固有粘度の増大を導く反応は上記の結晶化の速度と
比較すると比較的遅い過程をたどると信じられている。 繊維が結晶性の増加に必要な時間よりもかなり長い時間
高温に暴露されると、固有粘度の増大に導く反応が開始
する。加熱速度が比較的遅い時には、分校及び架橋反応
が結晶化反応と競合し、得られる結晶化の最終の度合を
ある程度制限する。 上記から判明するように、迅速な熱移動及び高速加熱を
伴うジェット具体化の実施は結晶化度が相当程度上昇し
1、固有粘度は促しか増大しない熱処理繊維を与えるこ
とが理解できる。更に比較的遅い熱移動及び遅い加熱速
度を伴うオーブン具体化の実施は、顕著に増大した固有
粘度と結晶化度の度合の少ない熱処理繊維を与えること
も理解できよう。 本発明の記載は新規に紡糸され、熱処理工程操作の前に
は水分が20%以下には乾燥されたことのない繊維の使
用を指向している。予め乾燥された繊維では本工程によ
る熱処理が好都合にいかないのは、繊維が加熱され配列
されて緊密な繊維構造を取る時点で重合体分子に熱処理
が施された時に有効であると考えられるからである。 下記の試験方法は本発明を実証するものである実施例に
おいて、製造された繊維を評価するために使用される方
法を記載する。 mえ 固有粘度 固有粘度(r v)は下記式 %式%) 但し Cは重合体溶液の濃度(溶剤100xR中に重合
体0.5y)であり、 ηrelは毛細管粘度計において30℃で測定された重
合体溶液と溶剤の流下時間の比である、 によらて定義される。本文で報告され特記される固有粘
度値は濃硫酸(961%H2SO,)を用いて測定され
た。20dl/g又はそれ以上と報告された固有粘度は
、試験下にある重合体が不溶解であることの指標である
。本発明の繊維は不溶性であることができる。 引張り特性 引っ張り特性を試験した糸は最初に状態調節され、次い
で撚り乗数(buist  multiplier) 
1 、1 *で撚られた。糸の撚り乗数(TM)は下記
のように定義される: TM=(撚り7インチ)/(75315/糸のデニール
) 実施例1−16及び25−33で試験された糸は25°
C1相対湿度55%、で最少14時間状態調節され、こ
の状態で引っ張り試験を行った。実施例17−24で試
験された糸は21℃、相対湿度65%、で最少48時間
状態調節され、この状態で引っ張り試験を行った。 強力[tenacityl(破断強力)、伸び(破断点
伸び)及びモジュラスはインストロン(I n5tro
n)試験機(インストロン エンジニアリング[I n
5tron  EBineeriB]社、カントン[C
anton]、マサチューセッツ[Mass、 ])を
用い、試験糸の破断により測定した。 強力及び伸びは25.4czの長さの試験系を用い、5
0%伸び7分の速度でASTM  D2101−198
5に従って測定した。 実施例16及び25−33から得た糸のモジュラスは応
力−歪曲線の0及び12≦歪における割線の傾斜から計
算され、1%の歪(絶対)の応カタの100倍を試験し
た糸のデニールで割ったものに等しい。 実施例17−24から得た糸のモジュラスは応力−歪曲
線が、歪軸に平行な、破断までの全荷重の22及び27
%を表す線と交差する点の間を走る線の傾斜から計算さ
れた(400デニールの糸の場合破断までの全スケール
は20ボンドであり、1200デニールの糸の場合10
0ボンドであった)。モジュラスを測定する二種の方法
の試験結果は事実上等価であると信じられている。特許
請求の範囲に従う糸のモジュラスの測定の目的には、実
施fM1−16及び25−33の方法が使用された。 デニール 糸のデニールは既知の長さの糸を秤量することによって
測定される6デニールはり000メートルの糸の、gで
表した重量と定義されている。 実際に行う際には、試験糸の測定したデニール、試験条
件及び試t1の識別を試験の開始前にコンピューターに
人力する;コンピューターは糸が破断するに至る荷重−
沖び曲線を記録し、次いで特性を計算する。 糸の水分 試験糸に含まれる水分の量は、秤量した湿潤糸を160
℃で1時間92燥し、次いで除去された水の量を乾燥し
た糸の重量で割り、100を乗することによって測定さ
れる。 糸の酸性度及び塩基性度 試料糸中に残っている酸及び塩基は、湿潤した試料糸の
一定量(約203)を約200xlの脱イオン水及び約
1gの0.IN水酸化ナトリウム中で1時間沸騰させ、
次いで標定した水性MCIで中性(pH7,0):4で
溶液を滴定することによって測定された。糸を数回水で
洗浄し、オーブン乾燥した後、試料糸の重量を基礎とし
て測定した。酸性度及び塩基性度は乾燥糸1  kg当
たりの酸又は塩基のミリ当量(meq)として計算しな
。 溶液に添加される水酸化ナトリウムの量は本試験法の沸
騰段階を通してpHが11.0ないし11゜5であるよ
うな量でなくてはならない。 水分率 糸の水分率は70°F、相対湿度65%で24時間の間
に吸収される水分の重量を、繊維の乾燥重量の%で表し
た巣である。繊維の乾燥重電は105−110°Cで少
なくとも2時間加熱後、これをデシケータ−中で冷却し
、秤量する。 見掛けの微結晶の寸法(^pparent Cryst
allitcSize)及び結晶化指数 ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維の見掛けの
微結晶の寸法及び結晶化指数は繊維材料のX線回折図か
ら誘導される。見掛けの微結晶の寸法は装置による・幅
の広がりのみを補正して、約23°(2θ)の回折ピー
クの半値幅の測定から計算される。他の総ての広がりの
効果は微結晶の大きさの結果であると仮定する。 ポリ−p−フェニレンテレフタルアミドの回折図形はX
線のピークが約20及び23°(2θ)に出来るという
特徴がある。微結晶が増加すると、結晶のピークの強度
が増大するに従い、これらのピークの相対的な重なり合
いが減少する。ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド
の結晶1ヒ指数は、約23°のピークの強度値と約22
°における谷の最少値との間の差に対する約23°にお
けるピーク強度との比を%で表したものとして定義され
る。これは経験的な値であって、結晶化度の%と解釈し
てはならない。 試験糸のX線回折図形はX線回折装置(フィリップス・
エレクトロニック・インストラメント[Ph1lips
  E Iectronic  I nstrumen
tl;カタログ番号P W 1075 / OO)の反
射方式を用いて得られる。強度のデータは計数率計で測
定し、帯記録紙又はコンピューターを用いたデータ集積
−換算方式のいずれかで記録する。回折図形は装置の設
定を下記のようにして得られた: 走査速度 1°、20/分; 時間常数 2; 走査範囲 6°から38°、20;及びパルス波高分析
機、°′微分型”[:Pu1Se tleight A
nat)+zer、 ”Dirferentiaド]。 23°のピークの場合は最大ピーク高さの半分の位置を
計算し、この強度に対する2θの値を高角度側で測定す
る。この2θ値と最高ピーク高さの値の差を2倍すれば
、半分の高さにおけるピーク幅を与え、度に換算される
(1in=4°)。二個のパラメーターに関する表を使
用してピーク幅を見掛けの結晶寸法(^pparent
 Crystal 5ize)に換算する。 結晶化指数は下記式: 但し A=約23°におけるピーク値 C=約22°における谷の最少値 り一約23°における基線 から計算される。 p f具体イの説明 ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド重合体の製造 ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド重合体は1,7
28部のp−フユニレンジアミン(PPD)を、27,
166部のN−メチルピロリドン(NMP)及び2,4
78部の塩化カルシウムの混合物中に溶解し、窒素でガ
スシールした重合がまに入れ約15°Cに冷却し、速や
かに撹拌しつつ3,243部の溶融した塩化テレフタロ
イル(TC+)を添加することによって製造された。溶
液は3ないし4分でゲル化した。温度を25℃以下に保
つために冷却しながら約1.5時間撹拌を継続する。反
応物はパン屑状の生成物を形成した。パン屑状の生成物
を小粒状に粉砕し、次いで=23%のN(10H溶液と
共にスラリー状とし;3部の水と1部のN M Pから
成る洗浄液で洗い;そして最後に、水で洗った。 次いでスラリーを最終回は水で洗浄し、そして洗浄した
重合体を脱水し、乾燥空気中で100°Cで乾燥した。 乾燥した重合体生成物は6.3の固有粘度(I V)を
有し、NMPの金板は0.6%以下、Ca+++の含量
は440PPM以下、CI−の含量は550PPM以下
、及び水分含量は1%以下であった。 繊維の紡糸及び熱処理は極めて複雑な工程である。試験
結果を追試して繊維を評価することはしばしば困難であ
る。以下に述べる本発明の実施例においては、本発明の
境界に糸の物性を設定した眼界外の試験結果を持った糸
が少数ある。かような本発明の設定した限界外の試験結
果は少数であり、一般には予想された実験誤差範囲内の
ものである。 u例 1 本実施例は上記のようにして製造されたポリーp−フェ
ニレンテレフタルアミド製の、相互に主としてデニール
及び水分含量が異なる一連の糸の製造法を記載する。 19.3重量%の溶液が生じるように重合体を100.
1%の硫酸に溶解して異方性の紡糸溶液を製造した。紡
糸溶液を約74°Cで紡糸口金を通して、3℃の温度に
保たれた10%水性硫酸の凝固浴に続<4xxの空隙に
押し出し、該浴中で溢流する浴液はフィラメントと共に
オリフィスを通って下方に進む。紡糸口金は直径0.0
64zzの134ないし1000個の紡糸孔(デニール
による)を有していた。フィラメントは約0.025秒
間凝固浴液と接触した。フィラメントは凝固浴液から分
離し、所望の糸のデニールにより各種の速度(300−
475xxm)で前進し、二段階で洗浄された。第一段
階では糸に15°Cの温度を有する水をスプレーして大
部分の酸を除去した。第二段階では、水酸化ナトリウム
の水溶液を糸にスプレーし、次いで水でスプレーした。 第二段階においてはスプレー液の温度は15℃であった
。糸に残留する酸又は塩基は糸1  kg当たりのミリ
当量として測定された。糸の外面から過剰の水を収り去
り、糸は乾燥せずに(糸の水分は85%)巻き上げるか
、又は乾燥繊維材料当たり糸の水分が35重呈%程度に
なるまで蒸気加熱したローラー上で部分的に乾燥された
。こうして製造された系中の重合体は、5.4ないし5
.6の固有粘度を持っていた。このようにして製造され
た一連の糸の性質は第1表に示されている。この実施例
、A−Gの糸は、デニール、糸の水分及び酸性度又は塩
基性成が互いに異なっていた。 弓 <p  Qp  印匡O 腹側 2−11 これらの実施例はオーブン中で実施例1〈A−ド項)の
糸を熱処理することにより高いモジュラス、高い靭性及
び高い固有粘度を有する一連のポリ−p−フェニレンテ
レフタルアミドの製造を記載する。 実施例1の湿潤糸の各々を所与の時間、温度及び張力を
用い40ftのオーブン中で張力を掛は且つ熱処理した
。糸の速度は775−200ypの範囲であり、所望の
滞留時間を与えるように選択した。オーブンは電気的に
加熱され、そして糸は主として放射熱により、且つ部分
的には対流熱により加熱された。オーブンは予めオーブ
ンの温度に加熱され、乾燥中の糸から出る蒸気と混合さ
れて窒素/蒸気雰囲気を創成している窒素によって連続
的にパージされた。オーブンを出る糸は一連の水冷式ロ
ーラーにより前進し、その間に糸の温度は約25 ’C
4,:減少する。実施例2−11のオーブン処理条件は
第2表に示されており、熱処理された糸の性質は第3表
に与えられている。 ジ Gω豐い[F]トωCI O− 以上の実施例は、約1100gpd以上のモジュラス、
約6,5以上の固有粘度、18.pd以上の靭性及び少
なくとも70%の結晶化指数を有する本発明のポリ−p
−フェニレンテレフタルアミド糸は、下記のようなオー
ブン加熱条件:即ち500℃以上のオーブン温度(好適
には550−660’C)、4−11秒の加熱時間、及
び1.5−3.Ogpdの張力という条件を用いて製造
されたことを指示している。実施例2及び8の重合体は
不溶解性であることに留意されたい。 火1」[−13− 380デニール、糸の水分含量85%のポリ−p−フェ
ニレンテレフタルアミド糸(供給系は第1表の実施例I
E)を、熱処理の際の張力を0.75gpdにとどめた
以外は、実施例2−11と同じ一般的方法により640
℃のオーブン中で5.75秒間熱処理した。かくして製
造された糸は15゜8 gladの強力及び1045g
pdのモジュラスを呈した。約2 gpdの張力を与え
ると、本実施例12の糸のモジュラスは1250gpd
よりも大きく、及び強力は、用いられた時間及び温度の
場合、18gpdよりも大きいものと予想される(比較
のため第2及び3表の実施例10を参照のこと)。 実施例 13−1に れらの実施例は好適な温度よりも低い温度で400及び
11710デニールのポリ−p−フェニレンテレフタル
アミド糸をオーブンで熱処理することと記載する。 供給系(実施例1、C,D及びE項)を、温度を450
−500℃とした以外は実施例2−11の場合と同じ一
般的方法に従ってオーブン中で熱処理した。実施例13
ないし16の各々に特定の熱処理条件は第4表に表示さ
れている。熱処理された糸の性質は第5表に示されてい
る。これらの実施例の糸のいずれらが本発明の糸を代表
するモジュラス/固有粘度/強力/結晶化指数の組み合
わせを呈示しなかった;即ちモジュラス及び固有粘度の
両者が所望の範囲以下に落ちている。 H+−+      − X4例 17−22 これらの実施例はフォワーディング・ジェット中におい
て張力下に未乾燥の供給系を熱処理することによって、
高い強力及び高い結晶化度を持つ一連のポリ−p−フェ
ニレンテレフタルアミド糸の製造法を記載する。 これらの実施例の各々について18以外の総ての実施例
に用いたE項及び上記実施例18のG項の実施例1から
得た糸を水中に浸漬した。浸漬した糸からの末端をテン
ションゲート(tenSion  gate)を通して
供給ローラー上に導いた。得られる糸の水分は約100
%であった。供給ローラーから、ジェットの全長を8イ
ンチとしたバレル・エクステンダーを備えた第1図に示
す形式のフオワーディング・ジェットに糸を通した。ジ
ェット中において、糸は特定の実施例に従い過熱蒸気又
は加熱空気を用いて乾燥及び熱処理された。ジェットか
ら出た糸は、加熱処理区域において糸に掛けられた〈実
施例により2ないし4 gpdの間)張力を維持するよ
うに、糸を引き取りロール上を通して、巻取りロールに
導く。静的ブルーム(static  bl。 on)を減少させるためにジェットを出た直後の糸に水
をかける。第6表は各実施例に使用された特定の供給系
及びジェット条件を包含し、一方策7表はかくして製造
された熱処理系の性質を呈示している。 実施例17−22の糸は高いモジュラス(1100gp
d以上)、高い強力(18gpd以上)及び高い結晶化
度(結晶化指数が少なくとも76%で見掛けの結晶寸法
が少なくとも74人)を兼備している。 一施例 23−24 これらの実施例は、500℃における暴露時間を所望の
性質を兼備した糸を与えるよりムー段と長く又は−段と
短くした以外は、実施例17−22に記載されたジェッ
ト加熱処理方法によるポリ−p−フェニレンテレフタル
アミド糸の製造法と記載している。加工条件は第6表に
与えられ、糸の性質は第7表に示されている。実施例2
5の場合500°Cで0.5秒という短い加熱時間では
、糸のモジュラス(1053gpd)及び結晶化度的性
質(結晶(ヒ指数、72%;見掛けの結晶寸法、71人
)の両者は所望の範囲外であった。500°Cで2.5
秒という長い加熱時間では、糸の強力(16゜78pd
>が所望の範囲以下に低下した。 糸の水分糸の速度 気体 大族憇−Uひ −儲乙峠 界皿気 17  100  17   空気 18  100  17   蒸気 19  100 25   蒸気 20  100  50   蒸気 21  100  15   蒸気 22  100  10   蒸気 23  100   5   蒸気 24  100  25   蒸気 6表 圧力 気体温度 流速  張力 滞留時間レイノルズ1
旺a ユ (ト)紺肛 (gpd>   (秒) し1
卯東40  550   1.9  4.0  0.7
  2280  600   2.7  3.8  0
.7  2640 600   1.8  2.0  
0.5  1440 600   1.8  2.2 
 0.25 1440  500   2.0  2.
0  0.8  1840  500   2.0  
2.0  1.3  1840  500   2.0
  2.0  2.5  1840  500   2
.0  2.0  0.5  18強力   破断時の 夾族鮮デニール −jP■  伸々へ%y17   3
77 18.6    1.g8  1165 19.
7    1.g9   375 20.2    1
.520   36B  19.1    1.421
   376 18.1    1.522  377
 18.3    1.523    B72 16.
7    1.424  370 19.0    1
.7第  7−点 見掛けの モジュラス結晶化指数結晶寸法  水分率 固有粘度−
ムP用−(%)   (入)    (%) 包ム4呈
ユ1141  79   78   1.2  5.7
1304  76   74   1.0   5.ら
1278  76   77   1.1  6.71
268  77   78   1.1   5.41
125  76   74   1.4  5゜811
45  77   76   1.4  6.0118
B   77   77   1.2  6.0105
3  72   71   2.4  5.01色例2
拶二シユ返び比穀実方1!qC1−C7実施例25−3
3及び比較実施例C1−C7は酸性度及び塩基性度が各
種の水準となるようにした濯ぎ及び洗浄工程を使用した
一連のポリ−p−フェニレンテレフタルアミド糸の製造
法を記載する。 呼称400デニール(糸−本当たり267本のフィラメ
ント)のポリ−p−フェニレンテレフタルアミド糸を実
施例1に記載されたようにして、但しこの一連の糸の洗
浄の第二段階を水のスプレーから水酸化ナトリウムの濃
度を0.1から1.8%の範囲に増加させた苛性溶液の
スプレーとし、次いで水のスプレー又は0.01ないし
0.5%の範囲の濃度の苛性溶液のスプレーを行うこと
に変更して製造した。糸に残留する酸又は塩基は糸1k
g当たり136meqの酸という高濃度から、事実上中
性の糸を経て、糸t hg当たり 106meqの塩基
という高濃度までの範囲にわたっていた。 糸の外面を過剰の水で露出させ、乾燥することなく糸を
巻き収った(糸の水分は約85%)。 上記のようにして製造した糸に張力を掛け、2゜0−2
.5gpdの張力下で600℃で5.7秒間オーブン(
長さ1フインチ)中で熱処理した。熱処理前後の糸の性
質は第8表に表示されている。 第8表から最高約60の酸性度までの水準の酸性度を持
つ糸(実施例25−30)はオーブン加熱に際して許容
し得る加工性、高いモジュラス、強度の良好な保留、及
び高い固有粘度を与えることが判明した。約60以上の
酸性度においては糸の加工性は突然低下し、緊張を与え
ることができなかったく比較実施例(C1−C3)。 塩基性側では、最高約10の塩基性度を持つ紡糸糸は充
分に加工することができ、得られたオーブン処理系の性
質は合格であった(実施例3l−33)。塩基性度が約
10より大きい場合は、糸の性質及び加工性は低下した
(比較実施例C4−C7)。 亀−一一影  及 7J[l  !!LUか 酸性度又は 塩基性度   固有粘度    加熱中の火膿鮮 」慎
重」Lと 仙7)ユ   −生束1−C1136酸  
5.4   オーブン破壊9張不可能 C2123ノI    5.2          ツ
ノC365II     5.6          
 ツノ25    54     /j    5.7
      合  格26   42    /7  
5.6       t+2724/15.2ツノ 2821ツノ5.9ツノ 29       7      ノ!    5.7
           ノ!304)j5.1ツノ 31      2   塩基   5.3     
    ツノ324It5.6I+ 338ツノ5,7u C414ノI  4,5   オーブン破壊緊張不可能 05  23   ノ!  5.4  工程の連続性不
足 0663ツノ4.8ノI C7103II   5.8   オーブン破壊緊張不
可能 阿−怨一吸 強度 モジュラス  保留性  固有粘度 −hy■−1%尤−(近Z」ユ 1160    73   >20 1180    68   17.0 1150    64   16.g 170    66    9.g1 80    58   10.g1g     60    8.g.064     54    8.81140    58  
  8.71084     50    8.21061     50    4.34、
【図面 の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に効果的なジエ・ント装置を示す
ものである。 第2図は本発明の実施に効果的なオーブン装置を図示す
るものである。 1、−一−4 外1名 r  I  G、  I FIG、2 Iと L 1./

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、デニール当たり1100gよりも大きいモジュラス
    及びデニール当たり18gよりも大きい強力、及び少な
    くとも70%の結晶化指数を有し、繊維を構成する重合
    体が少なくとも5.4の固有粘度を有するポリ−p−フ
    ェニレンテレフタルアミドの繊維を製造する方法におい
    て、下記工程:即ち 乾燥繊維の重量に対し20ないし100%の水を繊維中
    に吸収して有し、且つ60よりも小さい酸性度及び10
    よりも小さい塩基性度を有するポリ−p−フェニレンテ
    レフタルアミドの湿潤繊維を、500ないし660°で
    、0.25ないし12秒間、加熱された雰囲気に暴露し
    、暴露の間、デニール当たり1.5gないし4gの張力
    を該繊維に掛ける工程から成ることを特徴とする製造方
    法。 2、該酸性度が10よりも小さいことを特徴とする特許
    請求の範囲1項記載の方法。 3、固有粘度が5.4ないし不溶解までであることを特
    徴とする特許請求の範囲1項記載の方法。 4、結晶化指数が70ないし85%であることを特徴と
    する特許請求の範囲3項記載の方法。 5、デニール当たり1100gよりも大きいモジュラス
    及びデニール当たり18gよりも大きい強力、及び少な
    くとも70%の結晶化指数を有し、繊維を構成する重合
    体が少なくとも5.4の固有粘度を有するポリ−p−フ
    ェニレンテレフタルアミドの繊維を製造する方法におい
    て、乾燥繊維の重量に対し20ないし100%の水を繊
    維中に吸収して有し、且つ60よりも小さい酸性度及び
    10よりも小さい塩基性度を有するポリ−p−フェニレ
    ンテレフタルアミドの湿潤繊維を、デニール当たり1.
    5gないし4gの張力下に、0.25ないし12秒の時
    間、500ないし660°の温度に加熱し、 最初に繊維を乾燥し且つ繊維から水を蒸発させることに
    より繊維中の重合体物質を緊縮させ、そして第二に、繊
    維が乾燥する時に繊維を熱処理し繊維構造の内部の温度
    を増加させることにより繊維中の重合体物質を規則正し
    くする工程から成ることを特徴とする製造方法。 6、該酸性度が10よりも小さいことを特徴とする特許
    請求の範囲5項記載の方法。 7、固有粘度が5.4ないし不溶解までであることを特
    徴とする特許請求の範囲5項記載の方法。 8、結晶化指数が70ないし85%であることを特徴と
    する特許請求の範囲7項記載の方法。 9、デニール当たり1100gよりも大きいモジュラス
    及びデニール当たり18gよりも大きい強力を有し、該
    繊維を構成する重合体が少なくとも75%の結晶化指数
    を有するポリ−p−フェニレンテレフタルアミドの繊維
    を製造する方法において、 乾燥繊維の重量に対し20ないし100%の水を繊維中
    に吸収して有し、且つ60よりも小さい酸性度及び10
    よりも小さい塩基性度を有するポリ−p−フェニレンテ
    レフタルアミドの湿潤繊維を、暴露される直接の近傍に
    おいては暴露の期間を通じてレイノルズ数が10,00
    0よりも大きい流れを有し、500ないし660°の温
    度を有する乱流的な加熱された雰囲気に暴露し、 該暴露の持続時間を0.25ないし3秒とし、且つ デニール当たり1.5ないし4g、の張力下に繊維を保
    つ工程からなることを特徴とする製造方法。 10、該酸性度が10よりも小さいことを特徴とする特
    許請求の範囲9項記載の方法。 11、結晶化指数が75ないし85%であることを特徴
    とする特許請求の範囲9項記載の方法。 12、デニール当たり1100gよりも大きいモジュラ
    ス及びデニール当たり18gよりも大きい強力を有し、
    該繊維を構成する重合体が少なくとも75%の結晶化指
    数を有するポリ−p−フェニレンテレフタルアミドの繊
    維を製造する方法において、 乾燥繊維の重量に対し20ないし100%の水を繊維中
    に吸収して有し、且つ60よりも小さい酸性度及び10
    よりも小さい塩基性度を有するポリ−p−フェニレンテ
    レフタルアミドの湿潤繊維を、暴露の期間を通じてレイ
    ノルズ数が10,000よりも大きい流れを有する雰囲
    気中で、デニール当たり1.5ないし49の張力下に、
    0.25ないし3秒の持続時間の間、500ないし66
    0°の温度に加熱し、 最初に繊維を乾燥し且つ繊維から水を蒸発させることに
    より繊維中の重合体物質を緊縮させ、そして第二に、繊
    維が乾燥する時に繊維を熱処理し繊維構造の内部の温度
    を増加させることにより繊維中の重合体物質を規則正し
    くする工程から成ることを特徴とする製造方法。 13、該酸性度が10よりも小さいことを特徴とする特
    許請求の範囲12項記載の方法。14、結晶化指数が7
    5ないし85%であることを特徴とする特許請求の範囲
    12項記載の方法。 15、デニール当たり1100gよりも大きいモジュラ
    ス及びデニール当たり18gよりも大きい強力を有し、
    繊維を構成する重合体が少なくとも6.5の固有粘度を
    有するポリ−p−フェニレンテレフタルアミドの繊維を
    製造する方法において、 乾燥繊維の重量に対し20ないし100%の水を繊維中
    に吸収して有し、且つ60よりも小さい酸性度及び10
    よりも小さい塩基性度を有するポリ−p−フェニレンテ
    レフタルアミドの湿潤繊維を、 500ないし660°の温度で3ないし12秒間 放射熱に暴露し、且つ該暴露の間、繊維にデニール当た
    り1.5ないし4gの張力を掛ける工程からなることを
    特徴とする製造方法。 16、該酸性度が10よりも小さいことを特徴とする特
    許請求の範囲15項記載の方法。17、固有粘度が6.
    5ないし不溶解までであることを特徴とする特許請求の
    範囲15項記載の方法。 18、デニール当たり1100gよりも大きいモジュラ
    ス及びデニール当たり18gよりも大きい強力を有し、
    繊維を構成する重合体が少なくとも6.5の固有粘度を
    有するポリ−p−フェニレンテレフタルアミドの繊維を
    製造する方法において、 乾燥繊維の重量に対し20ないし100%の水を繊維中
    に吸収して有し、且つ60よりも小さい酸性度及び10
    よりも小さい塩基性度を有するポリ−p−フェニレンテ
    レフタルアミドの湿潤繊維を、デニール当たり1.5な
    いし4gの張力下に、3ないし12秒の持続時間の間、
    500ないし660°の温度まで放射エネルギー源に暴
    露することによりに加熱し、 最初に繊維を乾燥し且つ繊維から水を蒸発させることに
    より繊維中の重合体物質を緊縮させ、そして第二に、繊
    維が乾燥する時に繊維を熱処理し繊維構造の内部の温度
    を増加させることにより繊維中の重合体物質を規則正し
    くする工程から成ることを特徴とする製造方法。 19、該酸性度が10よりも小さいことを特徴とする特
    許請求の範囲18項記載の方法。20、固有粘度が6.
    5ないし不溶解までであることを特徴とする特許請求の
    範囲18項記載の方法。 21、デニール当たり1100gよりも大きいモジュラ
    ス及びデニール当たり18gよりも大きい強力を有し、
    該繊維を構成する重合体が少なくとも70%の結晶化指
    数を有するポリ−p−フェニレンテレフタルアミドの繊
    維。 22、結晶化指数が75ないし85%であることを特徴
    とする特許請求の範囲21項記載の繊維。 23、該繊維の重合体が5.5よりも大きい固有粘度を
    有することを特徴とする特許請求の範囲21項記載の繊
    維。 24、固有粘度が5.5ないし不溶解までであることを
    特徴とする特許請求の範囲21項記載の繊維。 25、デニール当たり1100gよりも大きいモジュラ
    ス及びデニール当たり18gよりも大きい強力を有し、
    繊維を構成する重合体が少なくとも6.5の固有粘度を
    有するポリ−p−フェニレンテレフタルアミドの繊維。 26、固有粘度が6.5ないし不溶解までであることを
    特徴とする特許請求の範囲25項記載の繊維。
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