JPS6320558B2 - - Google Patents

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JPS6320558B2
JPS6320558B2 JP53024435A JP2443578A JPS6320558B2 JP S6320558 B2 JPS6320558 B2 JP S6320558B2 JP 53024435 A JP53024435 A JP 53024435A JP 2443578 A JP2443578 A JP 2443578A JP S6320558 B2 JPS6320558 B2 JP S6320558B2
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JP
Japan
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machine
personal identification
data
identification symbol
player
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JP53024435A
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English (en)
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JPS54120044A (en
Inventor
Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS54120044A publication Critical patent/JPS54120044A/ja
Publication of JPS6320558B2 publication Critical patent/JPS6320558B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、パチンコ機の遊技データ処理装置
に関する。
<従来の技術> 従来、特開昭53−19235号公報により、ゲーム
カード貸出し時に当該ゲームカードに記録されて
いる情報を読取つてコンピユータに記録する様に
したゲームカード貸機(以下「従来ゲームカード
貸機」という))が知られている。この従来ゲー
ムカード貸機で貸出されるゲームカードには、コ
ンピユータの記憶装置の番地を示す番地情報が予
め記録されている。
又、特開昭50−152799号公報により、個人認識
票挿入口の読取器と球の増減を表示する表示装置
とを有する複数の遊技台と、自動球貸機と、個人
認識票の挿入により持ち球数に応じて所望の景品
に交換する景品交換機とを有し、これらの装置を
制御する制御回路、電子スイツチ網、並びに個人
メモリ及び台メモリを備えた演算処理装置から成
る遊技システム(以下「従来遊技システム」とい
う)が知られている。この従来遊技システムで
は、個人認識票(カード)を使用して遊技並びに
景品の交換を行ない、この個人認識票には例えば
1、2、3…等の番号を穿孔して置き、この番号
に基づいてプレーヤ各個人を区別して、演算処理
装置との情報のやりとりを行なつている。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、前者の従来のゲームカード貨機では、
ゲームカードに記憶されている番地情報の割当て
方に関しての記載はないが、一般的に番地の割当
てにはある種の規則があるため、この規則性を悪
用されて、カード特有の不正が行なわれるおそれ
が高い。即ち、番地の規則性が遊技者に知られて
しまうと、ゲームカードに記録されている番地情
報を故意に書換えて、他人の情報に基づいて不正
に遊技が行なわれたり、不正に景品交換が行なわ
れるおそれがある。
又、後者の従来システムでは、個人認識票を自
由に抜取ることができるばかりでなく、個人認識
票にはその番号が単に穿孔されているだけなの
で、個人認識票の偽造も一層容易であるばかりで
なく、本システムにあつては個人認識票の使用手
順が複雑で且つ面倒であるという欠点がある。
<問題点を解決するための手段> そこで本発明は前記問題点を解決するものであ
つて、以下にその内容を実施例に対応する図面を
用いて説明する。
本発明は、貨幣投入口を有し、この貨幣投入口
に貨幣を投入することにより遊技者の個人識別記
号(個人ナンバー)を発行すると共に、投入され
た貨幣に対応した遊技球数データを発生する登録
機(遊技者登録機5)と;この登録機5により発
行された個人識別記号を入力できる入力手段(テ
ンキー45)と、遊技を途中で中止するためのス
トツプ信号を出力するストツプ指令手段(ストツ
プスイツチ82)とを有するパチンコ機1と;前
記個人識別記号を入力できる入力手段と(テンキ
ー91)と、遊技者が所望する景品101を指令
するための景品指令信号を出力する景品指令手段
(テンキー91)と、上記景品指令信号に基づき
対応する景品101を遊技者に対して排出する景
品排出手段(排出マグネツト96、リンク97、
押出棒98)とを有する景品交換機(品目別景品
交換機8)と;前記登録機5、パチンコ機1及び
景品交換機8に電気的に接続された入出力制御手
段(入出力制御装置11)と、登録機5への貨幣
の投入に基づき、乱数を利用して唯一の個人識別
記号を特定し、この特定した個人識別記号を登録
機5を介して発行する個人識別記号付与手段(乱
数エリヤ19)と、登録機5から送出される遊技
球数データを当該個人識別記号毎に分類記憶可能
な分類データ記憶手段(ナンバーエリヤ17)、
この分類データ記憶手段17との間でデータの転
送が可能であつて、前記パチンコ機1の稼動デー
タと景品交換機8の景品交換関連データを、パチ
ンコ機1毎と景品交換機8毎に各々分類記憶可能
な稼動データ記憶手段(台エリヤ18)と、各手
段を統括制御する中央処理手段(中央処理装置1
2)を有する管理装置(コンピユータ部3)とを
備えて成り、遊技者が登録機5の貨幣投入口に貨
幣を投入することにより、管理装置3の個人識別
記号付与手段19を稼動させて、乱数を利用して
唯一の個人識別記号を特定し、この特定した個人
識別記号を登録機5を介して発行すると共に、登
録機5から送出される遊技球数データを当該個人
識別記号毎に管理装置3の分類データ記憶手段1
7で分類記憶し、遊技者が選択したパチンコ機1
において、登録機5で先に発行された個人識別記
号が入力手段45により管理装置3の入出力制御
手段11を介して該管理装置3に入力されたなら
ば、管理装置3の分類データ記憶手段17に分類
記憶されている当該個人識別記号に対応する遊支
球数データを検索して、当該個人識別記号及び遊
技球数データを、管理装置3の稼動データ記憶手
段18に遊技者が選択したパチンコ機1別に分類
記憶させて置き、この稼動データ記憶手段18に
分類記憶された遊技球数データに基づいて当該パ
チンコ機1で以後の遊技を行なわせ、当該パチン
コ機1において、そのストツプ指令手段82が遊
技者により操作されて、そのストツプ信号が管理
装置3の入出力制御手段11を介して該管理装置
3に入力されたならば、管理装置3の稼動データ
記令手段18に分類記憶されている当該パチンコ
機1の稼動データを、ストツプ指令手段82を操
作した遊技者の遊技結果データとして、稼動デー
タ記憶手段18から分類データ記憶手段17に当
該個人識別記号毎に再度分類記憶させ、前記景品
交換機8において、登録機5で先に発行された個
人識別記号が入力手段91により管理装置3の入
出力制御手段11を介して該管理装置3に入力さ
れたならば、管理装置3の分類データ記憶手段1
7に分類記憶されている当該個人識別記号に対応
する遊技球数データを検索して、当該個人識別記
号及び遊技球数データを、管理装置3の稼動デー
タ記憶手段18に当該景品交換機8別に分類記憶
させて置き、遊技者により景品指令手段91が操
作されて、景品排出手段96〜98により遊技者
が所望する景品101が排出されたならば、景品
交換後に遊技球数データが残つていることを条件
に、残余の遊技球数データを稼動データ記憶手段
18から分類データ記憶手段17に当該個人識別
記号毎に再度分類記憶させ、パチンコ機1におい
て登録機5で発行された個人識別記号が再度入力
されたときには、管理装置3の分類データ記憶手
段17に分類記憶されている残余の遊技球数デー
タに基づいて当該パチンコ機1で再遊技ができる
様にしたことを特徴とするものである。
<作用> 従つて本発明によれば、遊技者は遊技に先立つ
て、まず登録機5の所に行き、その貨幣投入口に
貨幣を投入することにより、乱数を利用した唯一
の個人識別記号の発行を受ける。
即ち、遊技者が登録機5の貨幣投入口に貨幣を
投入することにより、管理装置3の個人識別記号
付与手段19を稼動させて、乱数を利用して唯一
の個人識別記号を特定し、この特定した個人識別
記号を登録機5を介して発行すると共に、登録機
5から送出される遊技球数データを当該個人識別
記号毎に管理装置3の分類データ記憶手段17で
分類記憶し、以後、発行を受けた唯一の個人識別
記号に基づいて遊技や景品の交換を行なう。
即ち、遊技を行なう際には、パチンコ機1の所
に行き、登録機5で先に発行された個人識別記号
を入力手段45を介して当該パチンコ機1に入力
することにより、管理装置3の稼動データ記憶手
段18に分類記憶された遊技球数データに基づい
て当該パチンコ機1で以後の遊技を行なうことが
できる。
一方、遊技を途中で中止したいときには、当該
パチンコ機1のストツプ指令手段82を操作すれ
ばよい。
こうして、ストツプ指令手段82を操作する
と、当該パチンコ機1の稼動データが管理装置3
の分類データ記憶手段17に当該個人識別記号毎
に再度分類記憶されるので、別なパチンコ機1に
移動して、再度個人識別記号を入力することを条
件に、同様に再遊技ができる。
これに対して、遊技者が獲得した遊技球(遊技
球データ)を景品交換したいときには、景品交換
機8の所に行き、登録機5で先に発行された個人
識別記号を入力手段91を介して入力した上、遊
技者が所望する景品101を景品指令手段91を
介して入力すればよい。
こうして、景品を交換後に、遊技球数データが
残つていれば、例えば一服するために飲み物やた
ばこ等と交換した場合や、端数が出たときには、
残余の遊技球数データを分類データ記憶手段17
に当該個人識別記号毎に再度分類記憶させ、再遊
技ができる様にしている。
従つて、景品を交換後であつても、再度個人識
別記号を入力することを条件に、残余の遊技球数
データに基づいて再遊技を行なうことができる。
<実施例> 以下に本発明を図面に示した実施例に基づいて
説明する。
パチンコホールには、第1図に示す如く、多数
のパチンコ機1…が機列を成す様に配列され、各
パチンコ機1が管理室2に配設された管理装置と
してのコンピユータ部3のデータバスライン4に
接続されている。
又、例えばパチンコホールの入口付近には、個
人識別記号としての個人ナンバーを発行する登録
機としての遊技者登録機5や、預球カード類登録
機6及び預球カード類発行機7が夫々配設され、
これらの機器が上記した管理装置としてのコンピ
ユータ部3の端末機器としてデータバスライン4
を介して接続されている。同様に端末機器として
は、景品交換機としての品目毎に独立した多数の
品目別景品交換機8が配設され、同様にデータバ
スライン4を介してコンピユータ部3に接続され
ている。
前記管理装置としてのコンピユータ部3は、第
2図に示す様に、データバスライン4に接続され
た入出力制御手段としての入出力制御装置11
と、演算処理を行なう中央処理手段としての中央
処理装置12と、複数の記憶エリヤから成る記憶
手段としての記憶装置13を有して成る。
上記入出力制御手段としての入出力制御装置1
1は、例えば入出力機器のアドレスを決定するデ
コーダや、中央処理装置12とのデータの授受を
行なうドライバ等を有するLSI等より構成され
る。
前記中央処理手段としての中央処理装置12
は、各種のプログラムを実行することにより、入
出力データの一時記憶、処理及び論理演算を行な
うもので、例えば8ビツトのマイクロプロセツサ
より構成される。
前記記憶手段としての記憶装置13は、中央処
理装置で取扱う各種の情報を記憶するもので、第
3図Aに示す様に、中央処理装置12が実行すべ
きプログラムを記憶しているプログラムエリヤ1
5と、中央処理装置12がプログラムを実行する
際に処理データを一時記憶するワーキングエリヤ
16と、遊技者登録機5から送出される遊技球数
データを当該個人ナンバー毎に分類記憶可能な分
類データ記憶手段としてのナンバーエリヤ17
と、このナンバーエリヤ17との間でデータの転
送が可能であつて、パチンコ機1の稼動データと
景品交換機8の景品交換関連データを、パチンコ
機1毎と景品交換機8毎に各々分類記憶可能な稼
動データ記憶手段としての台エリヤ18と、遊技
者登録機5への貨幣の投入に基づき、乱数を利用
して唯一の個人ナンバーを特定し、この特定した
個人ナンバーを遊技者登録機5を介して発行する
個人ナンバー付与手段としての乱数エリヤ19よ
り構成される。
上記分類データ記憶手段としてのナンバーエリ
ヤ17は、第3図Bに示す様に、各遊技者の個人
ナンバーを記憶するナンバーレジスタ21と、遊
技者が弾発できる遊技球数を示す遊技球数データ
を記憶するナンバーレジスタ21と対を成す遊技
球数レジスタ22を多数対備えて成る。
前記稼動データ記憶手段としての台エリヤ18
は、第3図Cに示す様に、上下二段に別れ、上段
は各パチンコ機1に対応し、下段は各景品交換機
8に対応している。
上記台エリヤ18の上段には、各パチンコ機1
の台番号を記憶する台番号レジスタ25と、当該
パチンコ機1の稼動データを記憶する台番号レジ
スタ25と組みを成す各種レジスタ群が少なくと
もパチンコ機1の数だけ設けられている。本実施
例にあつては、上記レジスタ群は、遊技球の入賞
時に排出される入賞球を積算記憶する損益レジス
タ26と、入賞回数を記憶する稼動率レジスタ2
7と、当該台番号のパチンコ機1を使用した遊技
者の個人ナンバーを記憶するナンバーレジスタ2
8と、この個人ナンバーを有する遊技者の保有す
る遊技球数を表わす遊技球数データを記憶する遊
技球数レジスタ29より構成されている。
又、台エリヤ18の下段には、各景品交換機8
の台番号を記憶する台番号レジスタ31と、景品
交換数を累積記憶する交換品数レジスタ32と、
当該台番号の景品交換機8を使用した遊技者の個
人ナンバーを記憶するナンバーレジスタ33と、
この個人ナンバーを有する遊技者が交換した品目
及び品数を遊技球数に換算した交換球数(交換品
の球数×交換品数)を記憶する景品球数レジスタ
34を一組みとして、これ等の組みを成すレジス
タ群が少なくとも景品交換機8の数だけ設けられ
ている。
一方、前記したホールの管理室2には、第1図
及び第2図に示す様に、データバスライン4に接
続された操作パネル36が設けられ、管理者がこ
の操作パネル36を用いて中央処理装置12を介
して各端末機を操作できる様にすると共に、必要
に応じて管理上のデータを検索してデイスプレイ
パネル37に表示したり、プリンタ38や高速ラ
インプリンタ39や、磁気テープやフロツピー4
0等に記録できる様にしている。
又、ホール内で得られる各種のデータは、管理
室2に配置されたモデム(変復調装置)41を介
して他のホールの管理室2へ伝送できる様にして
いる。
前記遊技者登録機5は、遊技球を購入した(換
言すれば遊技料を支払つた)遊技者をコンピータ
部3へ登録すると共に、この遊技者に対してコン
ピータ部3の個人識別記号付与手段としての乱数
エリヤ19により特定された個人ナンバーを発行
する。こゝでは、個人ナンバーを印字した例えば
レシートを遊技者に発行する。即ち、遊技者が遊
技登録機5の貨幣投入口としての硬貨投入口又は
紙幣挿入口から貨幣を投入すると共に、遊技金額
を金額セレクトスイツチによつて選択すると、こ
れを金額表示器によつて表示すると同時に、コン
ピユータ部3へ遊技球数データを送る。尚、必要
であれば釣銭を払い戻す。
一方、コンピユータ部3は、中央処理装置12
においてこの遊技球数データの内容(すなわち遊
技金額)を遊技球数に換算してナンバーエリヤ1
7の空きの遊技球数レジスタ22へ当該個人ナン
バー毎に分類記憶させる。しかるに、この遊技球
数レジスタ22に登録記憶された遊技球数データ
は、以後遊技球数データの遊技球数が零になるま
で(即ち遊技終了まで)当該遊技者が遊技球数デ
ータに基づいて遊技や景品の交換ができることを
意味する。
又、コンピユータ部3の中央処理装置12は、
個人識別記号付与手段としての乱数エリヤ19に
記憶されている乱数表を索引しながら、例えば4
桁の個人識別記号としての唯一の個人ナンバーを
特定し、この特定した個人ナンバーを分類データ
記憶手段としてのナンバーエリヤ17中のナンバ
レジスタ21に登録する。これと共に、特定した
個人ナンバーを遊技者登録機5を介して当該遊技
者に発行する。
このとき遊技者登録機5は、当該個人ナンバー
データを内蔵のプリンタによつてレシートに印字
し、この印字したレシートを発行口から遊技者の
手元へ供給する。このレシートは、当該遊技者が
個人ナンバーを憶えて置くための控えとして利用
される。
こうして遊技者は、個人ナンバーに基づいて任
意のパチンコ機1で遊技をすることができる。
本発明で使用する各パチンコ機は、第4図に示
す様に、前面下部に個人ナンバーの入力手段とし
てのテンキー45と、スタートスイツチ46とを
有し、上記テンキー45を用いて遊技者登録機5
で先に発行された個人識別記号としての個人ナン
バーを入力後、スタートスイツチ46を操作して
スタート指令信号を入力し得る様になされてい
る。こうして入力された個人ナンバーデータ及び
スタート指令信号は、コンピユータ部3へのスイ
ツチ検出用インターフエース47のエンコーダ4
8に与えられてコード化され、レジスタ49に一
時記憶されるが、スタート指令信号の到来時、こ
れらがスイツチデータとしてバツフア回路50を
介してコンピユータ部3の中央処理装置12に取
込まれる。このとき、中央処理装置12はスイツ
チデータの内容が「スタート」であることを判別
し、表示用インターフエイス51のラツチ52及
びドライバ53を介して点灯出力をパチンコ機1
に送り、その前面下部に設けた遊技中表示器54
を点灯する。
続いて、中央処理装置12は、スイツチ検出用
インターフエイス47のレジスタ49から個人ナ
ンバーデータを取込むと共に、この入力された個
人ナンバーに基づいて分類データ記憶手段として
のナンバーエリヤ17中のナンバレジスタ21に
先に登録されている個人ナンバーを検索し、入力
個人ナンバーと一致する登録個人ナンバーの有無
を確認する(第3図B)。
その結果一致する登録個人ナンバーがなけれ
ば、表示用インターフエイス51を介して遊技中
表示器54を消灯する。かくして非登録者による
不正遊技行為を未然に阻止する。
これに対して、一致する登録個人ナンバーがあ
れば、当該個人ナンバー、並びにこの個人ナンバ
ーが登録されているナンバーレジスタ21と対を
成す遊技球数レジスタ22に記憶されている遊技
球数データを、稼動データ記憶手段としての台エ
リヤ18のうち、現在操作されているパチンコ機
1の台ナンバーレジスタ25が属する組みのナン
バーレジスタ28及び遊技球数データ29に転送
する(第3図C)。尚、この転送と同時に今迄記
憶していた分類データ記憶手段としてのナンバー
エリヤ17の記憶データをクリアし、かくしてナ
ンバーエリヤ17に登録されていた個人ナンバー
及びその遊技球数データが、稼動データ記憶手段
としての台エリヤ18のうち、遊技者の選択した
パチンコ機1の台番号に相当する記憶エリヤにそ
のまゝ転送される。
その後、中央処理装置12は、台エリヤ18の
遊技球数レジスタ29に転送された遊技球数デー
タを、表示器用インターフエイス51を介してパ
チンコ機1の前面上部に設けられた球数表示器6
0にて表示する。これと共に、中央処理装置12
は、供給制御用インターフエイス61のレジスタ
62及びドライバ63を介して打球供給制御装置
64に対して駆動信号を与え、これにより弾発ハ
ンドル65の操作毎に発射位置保留樋66内の打
球を1個宛供給する。
尚、上記一連の動作は、プログラムエリヤ15
に記憶されているプログラムを中央処理装置12
が実行することにより行なわれる。
この様にして遊技者登録機5によつてコンピユ
ータ3部に登録された遊技者のみが、自己が選択
したパチンコ機1で自由に遊技を成し得る。しか
もかくするに付き、遊技球を持ち運ぶ必要は全く
なく、遊技者は特定された個人ナンバーを憶えて
置くだけで良い。
こうしてパチンコ機1が遊技可能状態になつた
ならば、遊技者は弾発ハンドル65によつて打球
を1個宛発射することで遊技を行なう。
この実施例のパチンコ機1は、予定数、例えば
20個の打球を封入して置き、この遊技球を弾発ハ
ンドル65の操作毎に、打球供給装置64によつ
て保留樋66から供給された打球を1個宛発射す
る。こうして発射された打球は、セーフ入賞口6
8に入れば、入賞集合樋69を経由して再度不留
樋66に戻され、又、アウト球口70に入れば、
アウト球樋71を経由して同様に保留樋66に戻
され、更にフアールとなつた場合にはフアール樋
72を経由して保留樋66に戻される。
かくして発射された打球は、全て保留樋66に
回収され、この回収された打球が打球供給装置6
4によつて保留樋66から再度供給され、以後繰
り返して遊技に使用される。
又、弾発ハンドル65の近傍のレール73上に
は、第4図に示す様に、発射された打球を1個宛
に検出して発射球検出信号を発生する発射球検出
装置75が設けられている。この発射球検出装置
75からの発射球検出信号は、コンピユータ部へ
の打球検出用インターフエイス76の打球検出用
レジスタ77にレシーバ78を介して一時記憶さ
れる。この記憶データは中央処理装置12にバツ
フア回路79を介して取込まれ、台エリヤ18の
当該使用中のパチンコ機1の台番号の遊技球数レ
ジスタ29に与えられ、これにより遊技球数レジ
スタ29の内容から打球数「1」を減算する。そ
の後、遊技球数レジスタ29の内容を表示器用イ
ンターフエイス51を介して球数表示器60に与
えて、「1」を減算した結果を表示させる。
又、入賞球集合樋69の保留樋66への出口に
は、例えば磁気的、光学的、乃至は機械的通過検
出器構成のセーフ球検出器80が設けられ、セー
フ球が1個通過する毎にセーフ球検出パルスを発
生し、このセーフ球検出パルスが上述の場合と同
様にして、この打球検出用インターフエイス76
を介して中央処理装置12に取込まれる。このと
き中央処理装置12は、損益レジスタ26及び遊
技球数レジスタ29に対して賞球数「15」を加算
すると共に、稼動率レジスタ27に対して入賞回
数「1」を加算する。しかるにこの場合も遊技球
数レジスタ29の内容は、パチンコ機1の球数表
示器60に与えられ、「15」を加算した結果が表
示される。
又、フアール樋72には、セーフ球検出器80
と同様の構成のフアール球検出器81が設けら
れ、そのフアール球検出パルスが同様にして中央
処理装置12に取込まれる。しかるにこの場合
は、中央処理装置12は遊技球数レジスタ29に
フアール球数「1」を加算する。
この様にして台エリヤ18のうち使用されてい
るパチンコ機1の台番号に相当する遊技球数レジ
スタ29の内容は遊技結果に応じて増減するが、
その内容が「0」になると、これを中央処理装置
12が検知して、遊技を終了させるために供給制
御用インターフエイス61を介してパチンコ機1
の打球供給制御装置64の遊技球の供給動作を停
止させると共に、表示器用インターフエイス51
を介して遊技中表示器54を消灯させる。
これと共に、台エリヤ18の当該パチンコ機1
の台番号に相当するナンバーレジスタ28の内容
をクリアする。かくすると、今までこのパチンコ
機1を使用していた遊技者は、このホールでの個
人ナンバーの登録が抹消されることに成る。
従つて再度遊技したい場合は、新たに登録する
場合と同様にして、遊技者登録機5によつて再登
録をしなければならない。尚、かくした場合、こ
の遊技者には前回と同じ個人ナンバーが発行され
るのではなく、乱数を利用して全く新たに特定さ
れた唯一の個人ナンバーが新規に発行される。
しかるに遊技者の個人ナンバーが抹消されて
も、台エリヤ18のその他のデータ、即ち損益レ
ジスタ26及び稼動率レジスタ27の内容は、当
該パチンコ機1の遊技データを累積的に残すため
に消されず、そのまゝ残され、次の遊技者が遊技
した場合には、ナンバーレジスタ28及び遊技球
数レジスタ29の内容が新たに入れられるだけ
で、当該次の遊技者の遊技結果は損益レジスタ2
6及び稼動率レジスタ27に累積される。
ところで、上述の場合の様に遊技球数レジスタ
29の内容が「0」とならずに、逆に予定の打止
め数に達すると、これを中央処理装置12が検知
し、上記帰零の場合と同様に遊技を終了させるた
めに打球供給制御装置64の動作を停止し、同時
に遊技中表示器54を消灯させると共に、打止め
表示器57を点灯させる。
しかるに打止めの場合は、台エリヤ18の記憶
内容のうちナンバーレジスタ28及び遊技球数レ
ジスタ29の内容を、ナンバーエリヤ17の空き
のナンバーレジスタ21及び遊技球数レジスタ2
2に転送する。この転送が行われると、当該遊技
者が最初に個人ナンバー及び遊技球数データを登
録したのと同様の状態(但し台エリヤ18の損益
レジスタ26及び稼動率レジスタ27の内容は異
なる)に戻る。従つて当該遊技者は、この打止め
になつたパチンコ機1以外のパチンコ機1を選択
すれば再度遊技ができることになる。勿論、精算
をしても良い。
以上はパチンコ機1を選択して遊技を開始した
後、帰零又は打止めになる迄の構成について述べ
たが、遊技中に遊技者の意思で遊技を中止させる
ことができる様にするために、パチンコ機1の前
面下部に遊技を途中で中止するためのストツプ信
号を出力するストツプ指令手段としてのストツプ
スイツチ82を設けている。
そして、遊技者がこのストツプスイツチ82を
操作すると、ストツプスイツチ82からストツプ
指令信号が出力され、このストツプ指令信号はス
トツプスイツチデータとしてスイツチ検出用イン
ターフエイス47を介して中央処理装置12に取
込まれる。これにより中央処理装置12は、スト
ツプスイツチデータの内容が「ストツプ」である
ことを判別し、上述の打止めの場合と同様に打球
供給制御装置64を停止させると共に、遊技中表
示器54を消灯させ、台エリヤ18に分類記憶さ
れている当該パチンコ機1の稼動データ、即ちナ
ンバーレジスタ28及び遊技球数レジスタ29の
記憶内容を、ストツプスイツチ82を操作した遊
技者の遊技結果データとして、ナンバーエリヤ1
7のナンバーレジスタ21及び遊技球数レジスタ
22に転送させ、以後これに基づいて他のパチン
コ機1で再遊技したり、又は精算ができる様にし
ている。
一方、前記景品交換機8は、打止め又は遊技の
中止により遊技を終了した遊技者が精算するため
の手段として、遊技者が獲得した遊技球数を好み
の景品と交換できる様にするために設けられたも
のである。本実施例の景品交換機8は、第5図に
示す様に、個人ナンバーを入力できる入力手段と
遊技者が所望する景品を指令するための景品指令
信号を出力する景品指令手段とを兼ねたテンキー
91によつて個人ナンバーを入力できる様になつ
ている。
しかるに打止め又は遊技を中止した遊技者が、
景品交換機8のテンキー91により個人ナンバー
を入力すると、中央処理装置12がこれを取込
み、同じ個人ナンバーがナンバーエリヤ17にあ
るか否かを検索し、一致するものがあれば当該個
人ナンバーが登録されているナンバーレジスタ2
1と、このナンバーレジスタ21と対を成す遊技
球数レジスタ22の記憶内容を、ナンバーエリヤ
17から台エリヤ18のうち当該景品交換機8の
台番号が属する組のナンバーレジスタ33及び遊
技球数レジスタ34に転送する。(第3図C)。こ
のとき中央処理装置12は、台エリヤ18のナン
バーレジスタ33及び遊技球数レジスタ34の記
憶内容を当該景品交換機8に伝送し、その前面に
設けられた個人ナンバー表示装置92に個人ナン
バーを、及び球数表示装置93に遊技球数データ
を表示させる(第5図A)。
かくして遊技者は、自分が獲得している遊技球
数を限度として景品の交換ができることを知り得
る。尚、ナンバーエリヤ17に入力した個人ナン
バーと一致する登録個人ナンバーがない場合に
は、景品交換機8への個人ナンバー及び遊技球数
データの表示がなされず、これにより適格者以外
の者の景品の交換を未然に防止できる。
次に、遊技者がテンキー91から交換希望数量
を入力し(これを交換数量表示器90が表示す
る)、その後スタートスイツチ94を操作する。
このとき中央処理装置12は、台エリヤ18の遊
技球数レジスタ34の内容を交換球数n(交換品
の球数×交換品数)だけ減算し、その減算結果を
当該景品交換機8へ送つて球数表示装置93に表
示させると共に、排出個数制御信号を当該交換機
8の商品排出制御装置95へ与え、これにより景
品排出手段としての排出マグネツト96を所定の
排出回数だけ動作させて同じく景品排出手段とし
てのリンク97及び押出棒98によつて景品収納
筒99から景品排出口100に景品101を排出
させる。尚、景品収納筒99には、品不足を検出
するスイツチ102が設けられ、品不足の際には
品切れアラームランプ103を点灯して警告す
る。
しかるに台エリヤ18の遊技球数レジスタ34
の減算結果が「0」であれば、過不足なく景品の
交換ができたことになるので、中央処理装置12
は台エリヤ18のナンバーレジスタ33の内容を
クリヤし、これにより登録されていた個人ナンバ
ーを抹消させる。
これに対して、台エリヤ18の遊技球数レジス
タ34の減算動作において、遊技者が入力した交
換球数nが遊技球数レジスタ34の内容より多い
場合には減算できないので、中央処理装置12は
景品交換機8の品切れアラームランプ103′を
表示させ、遊技者に対して交換品数の指定のやり
直しを促す。
ところで球数表示装置93に残数があるにも拘
らず、その時点で景品の交換を止めたいときは、
遊技者が交換ストツプスイツチ104を操作す
る。この交換ストツプスイツチ104が操作され
ると、中央処理装置12は上述のパチンコ機1の
停止動作の場合と同様に、台エリヤ18の当該景
品交換機8の台番号に相当するナンバーレジスタ
33及び遊技球数レジスタ34の内容を、ナンバ
ーエリヤ17の空きのナンバーレジスタ21及び
遊技球数レジスタ22へ転送し、これにより遊技
者は再び任意のパチンコ機1にて再遊技ができた
り、又、他の景品交換機8による景品交換ができ
たり、更に預球カード類発行機7による預球カー
ドの発行を求め得る様にしている。
尚、景品交換機8には、コンピユータ部3との
間のデータ乃至は指令のやりとりをするための、
第4図で示したパチンコ機1について上述したと
同様のインターフエイス(図示せず)を備えてい
る。
一方、前記預球カード類発行機7は、遊技を終
了した遊技者がいずれかの景品とも交換できない
端数値が残つて次回の遊技に供する様な場合に、
遊技球数データを遊技者に持ち帰らせるために、
この遊技球数データを書込んだカード状、鍵状、
棒状等の持ち帰り用預球カード類を発行するもの
である。
この預球カード類発行機7は、第6図に示す様
に、その前面に個人ナンバーを入力できる入力手
段としてのテンキー111を有し、このテンキー
111を用いて個人ナンバーを入力し得る様にな
されている。しかるに、入力された個人ナンバー
データは、上述のパチンコ機1の場合と同様に、
中央処理装置12に取込まれ、ナンバーエリヤ1
7のナンバーレジスタ21に先に登録されている
個人ナンバーを検索し、入力個人ナンバーと一致
する登録個人ナンバーの有無を確認し、一致する
登録個人ナンバーがあれば、このナンバーレジス
タ21と対を成す遊技球数レジスタ22の記憶内
容を、預球カード類発行機7の球数表示器112
に送つて、表示する。
このとき、遊技者が預球スイツチ113を操作
すれば、その預球指令信号によつて中央処理装置
12が預球カード類発行機7のカードライタ11
4(例えば磁気記録方式のもの、又は穿孔カード
方式のもの等が用いられる)を駆動させて、遊技
球数レジスタ22に記憶されている遊技球数デー
タを、カードプール115から取出したカード類
に書込み、その後、預球カード類発行口116か
ら遊技者の手元に排出する。
その後、中央処理装置12はナンバーエリヤ1
7のナンバーレジスタ21及び遊技球数レジスタ
22の記憶内容をクリアし、かくして当該遊技者
の登録を抹消する。
尚、カードプール115には、カード不足検出
器117が設けられ、カードが不足すると、カー
ド切れアラームランプ118を点灯させる。
こうして、遊技者は景品と交換しなくとも、獲
得した遊技球数データを預球カードにより持ち帰
り、再度パチンコホールに来店した際に、この預
球カード類を用いて預球カード類登録機6によつ
て再登録することにより、後日遊技を続けること
ができる。
預球カード類登録機6は、この様に預球カード
類のデータを読取つて遊技者にコンピユータ部3
へ再登録させるのものである。
即ち、第7図に示す様に、遊技者が持参した預
球カード類を、預球カード類登録機6の預球カー
ド挿入口121に挿入すると、この預球カード類
に記録されている遊技球数データを、カードリー
ダ122によつて読取ると共に、これをコンピユ
ータ部3へ伝送する。
中央処理装置12は、このデータを取込んで、
遊技者登録機5について前述したと同様にして、
ナンバーエリヤ17のうちの空きの遊技球数レジ
スタ22に記憶すると共に、このデータを登録機
6に送つて球数表示装置123に表示させる。続
いて中央処理装置12は、乱数エリヤ19に記憶
されている乱数表を索引しながら個人ナンバーを
再度新たに特定し、この個人ナンバーデータを対
応するナンバーレジスタ21へ登録する。これと
共に中央処理装置12はこの個人ナンバーデータ
を預球カード類登録機6に返送する。
このとき預球カード類登録機6は、個人ナンバ
ーデータを内蔵のナンバーレシートプリンタ12
4によつてレシートに印字し、このレシートを発
行口125から遊技者の手元へ供給する。尚、1
26はカードプールを示す。
この様にして預球カード類を持参した遊技者
は、この預球カード類に記録されている遊技球数
データに基づいて預球カード登録機6によつてコ
ンピユータ部3に再登録され、従つて以後発行さ
れたレシートに表示された個人ナンバーを使つて
任意のパチンコ機1で遊技することができると共
に、好みの景品交換機8を利用して景品と交換す
ることもできる。
尚、預球カード類登録機6及び預球カード類発
行機7には、コンピユータ部3との間のデータ、
指令の受授のためのインターフエイス(図示せ
ず)が、第4図で示したパチンコ機1の場合と同
様に設けられており、又、一連の動作はプログラ
ムエリヤ15(第3図A)に記録されているプロ
グラムを中央処理装置12が実行することにより
行う。
又、図面に示した実施例では、個人識別記号と
しての個人ナンバーをテンキー入力する様にした
が、登録機としての遊技者登録機5から磁気や穿
孔、或は特殊インクにより個人ナンバーを記録し
たカード類を発行させ、各機器でカードリーダを
使用してカード類から個人ナンバーを読み出す様
にしてもよい。
<発明の効果> 以上説明した様に本発明によれば、遊技者が登
録機の貨幣投入口に貨幣を投入することにより、
管理装置の個人識別記号付与手段を稼動させて、
乱数を利用して唯一の個人識別記号を特定し、こ
の特定した個人識別記号を登録機を介して発行す
ると共に、登録機から送出される遊技球数データ
を当該個人識別記号毎に管理装置の分類データ記
憶手段で分類記憶する様にしているので、個人識
別記号の唯一性を確保できるばかりでなく、他人
に知られ難い個人識別記号を発行できる。
これにより、個人識別記号に基づく管理装置と
パチンコ機や景品交換機等との間での信号のやり
とりや、管理装置における遊技データの分類記憶
にあつても誤動作がなく、管理面で非常に有利で
あるばかりでなく、個人識別記号を乱数を利用し
て特定しているので、他人の個人識別記号の盗用
が非常に困難であり、個人識別記号の安全性が信
頼性を向上でき、個人識別記号に基づいて各種遊
技データを総合的に且つ円滑に管理できるパチン
コ機の遊技データ処理装置を提供することができ
る。
又、登録機で個人識別記号が発行された後は、
パチンコ機に移動してすぐに遊技ができるので、
従来の遊技方法とほゞ同様の手順で遊技が行なえ
るばかりでなく、その際に複雑で且つ面倒な遊技
手順を踏まなく済むので、違和感なく、遊技者に
受入れ易い現代感覚にマツチした新規な遊技方式
を提供できる。
更に、登録機で発行された個人識別記号には、
遊技者が投入した貨幣に対応した遊技球数データ
の価値が付与されるので、遊技者による個人識別
記号の取扱いが慎重となり、トラブルの発生が減
少し、ホーム全体の遊技を円滑に運営することが
できる。従つて、登録機の無人化も可能であつ
て、省力化を一層促進することができる。一方、
管理装置にあつては、分類データ記憶手段と稼動
データ記憶手段により取扱うデータの種類に応じ
て、遊技データを分けて別個独立して管理してい
るので、両記憶手段を目的別に有効に且つ合理的
に活用することができる。即ち、登録機から遊技
球数データが送られてきて始めて、当該遊技球数
データを個人識別記号毎に分類データ記憶手段で
分類記憶すれば足りるので、従来のものゝ様に現
に使用されていないか、或は不必要に発行された
個人認識票のために記憶エリヤが独占される心配
がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はパチンコホールの概略を示す平面図、第2図は
遊技データ処理装置の概略を示すブロツク図、第
3図Aは記憶装置の説明図、同図Bはナンバーエ
リヤの説明図、同図Cは台エリヤの説明図、第4
図はパチンコ機の説明図、第5図はA及びBは品
目別景品交換機の斜視図とその内部構造を示す概
略側面図、第6図A及びBは預球カード類発行機
の斜視図とその内部構造を示す概略側面図、第7
図A及びBは預球カード類登録機の斜視図とその
内部構造を示す概略側面図を夫々示す。 図中、1はパチンコ機、3はコンピユータ部、
4はデータバスライン、5は登録機としての遊技
者登録機、8は景品交換機としての品目別景品交
換機、11は入出力制御手段としての入出力制御
装置、12は中央処理手段としての中央処理装
置、17は分類データ記憶手段としてのナンバー
エリヤ、18は稼動データ記憶手段としての台エ
リヤ、19は個人識別記号付与手段としての乱数
エリヤ、45はパチンコ機の入力手段としてのテ
ンキー、82はストツプ指令手段としてのストツ
プスイツチ、91は景品交換機の入力手段並びに
景品指令手段としてのテンキー、96は景品排出
手段を構成する排出マグネツト、97は同じく景
品排出手段を構成するリンク、98は同じく景品
排出手段を構成するリンク押出棒、101は景品
を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 貨幣投入口を有し、この貨幣投入口に貨幣を
    投入することにより、遊技者の個人識別記号を発
    行すると共に、投入された貨幣に対応した遊技球
    数データを発生する登録機と; この登録機により発行された個人識別記号を入
    力できる入力手段と、遊技を途中で中止するため
    のストツプ信号を出力するストツプ指令手段とを
    有するパチンコ機と; 前記個人識別信号を入力できる入力手段と、遊
    技者が所望する景品を指令するための景品指令信
    号を出力する景品指令手段と、上記景品指令信号
    に基づき対応する景品を遊技者に排出する景品排
    出手段とを有する景品交換機と; 前記登録機、パチンコ機及び景品交換機に電気
    的に接続された入出力制御手段と、登録機への貨
    幣の投入に基づき、乱数を利用して唯一の個人識
    別記号を特定し、この特定した個人識別記号を登
    録機を介して発行する個人識別記号付与手段と、
    登録機から送出される遊技球数データを当該個人
    識別記号毎に分類記憶可能な分類データ記憶手段
    と、この分類データ記憶手段との間で相互にデー
    タの転送が可能であつて、前記パチンコ機の稼動
    データと景品交換機の景品交換関連データを、パ
    チンコ機毎と景品交換機毎に各々分類記憶可能な
    稼動データ記憶手段と、各手段を統括制御する中
    央処理手段を有する管理装置とを備えて成り、 遊技者が登録機の貨幣投入口に貨幣を投入する
    ことにより、管理装置の個人識別記号付与手段を
    稼動させて、乱数を利用して唯一の個人識別記号
    を特定し、この特定した個人識別記号を登録機を
    介して発行すると共に、登録機から送出される遊
    技球数データを当該個人識別記号毎に管理装置の
    分類データ記憶手段で分類記憶し、 遊技者が選択したパチンコ機において、登録機
    で先に発行された個人識別記号が入力手段により
    管理装置の入出力制御手段を介して該管理装置に
    入力されたならば、管理装置の分類データ記憶手
    段に分類記憶されている当該個人識別記号に対応
    する遊技球数データを検索して、当該個人識別記
    号及び遊技球数データを、管理装置の稼動データ
    記憶手段に遊技者が選択したパチンコ機別に分類
    記憶させて置き、この稼動データ記憶手段に分類
    記憶された遊技球数データに基づいて当該パチン
    コ機で以後の遊技を行なわせ、 当該パチンコ機において、そのストツプ指令手
    段が遊技者により操作されて、そのストツプ信号
    が管理装置の入出力制御手段を介して該管理装置
    に入力されたならば、管理装置の稼動データ記憶
    手段に分類記憶されている当該パチンコ機の稼動
    データを、ストツプ指令手段を操作した遊技者の
    遊技結果データとして、稼動データ記憶手段から
    分類データ記憶手段に当該個人識別記号毎に再度
    分類記憶させ、 前記景品交換機において、登録機で先に発行さ
    れた個人識別記号が入力手段により管理装置の入
    出力制御手段を介して該管理装置に入力されたな
    らば、管理装置の分類データ記憶手段に分類記憶
    されている当該個人識別記号に対応する遊技球数
    データを検索して、当該個人識別記号及び遊技球
    数データを、管理装置の稼動データ記憶手段に当
    該景品交換機別に分類記憶させて置き、遊技者に
    より景品指令手段が操作されて、景品排出手段に
    より遊技者が所望する景品が排出されたならば、
    景品交換後に遊技球数データが残つていることを
    条件に、残余の遊技球数データを稼動データ記憶
    手段から分類データ記憶手段に当該個人識別記号
    毎に再度分類記憶させ、 パチンコ機において登録機で先に発行された個
    人識別記号が再度入力されたときには、管理装置
    の分類データ記憶手段に分類記憶されている残余
    の遊技球数データに基づいて当該パチンコ機で再
    遊技ができる様にしたことを特徴とするパチンコ
    機の遊技データ処理装置。
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