JP7339102B2 - 遊技場用システム - Google Patents

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Description

本発明は遊技場用システムに関する。
遊技場にて遊技する遊技者の中には例えば新規オープンした場合や特定の機種の設定を遊技者に有利にしたイベント開催日にのみ来場して遊技を行う遊技者も存在し、中には大人数で来場し、遊技者に有利となった遊技機を大人数で確保してしまう集団も存在する。このような集団を敬遠したいと思う遊技場も多数あり、このような集団が所謂分割発行処理や合算処理により獲得した出玉を共有する傾向があるため、例えば特許文献1では、発行した記録媒体により遊技者を紐付けることで上記した集団を管理することを提案している。
特開2014-23770号公報
さて、上記した特定方法によれば集団を特定することができるものの、記録媒体により特定する点で特定精度が落ちる虞がある。例えば遊技場としては問題ないと判断される常連客のような遊技者である遊技者Aと遊技者Bとが持玉共有を行った場合に遊技者Aの持玉の一部を分割発行処理して遊技者Bに渡す。その後、遊技者Bが持玉を使用し尽くし、再度、遊技者Aから持玉の一部を遊技者Bに渡した場合、今回持玉を渡した遊技者Bを、前回持玉を渡した遊技者Bとは別の遊技者Cと判断して3人、或いはそれ以上と人数を特定して集団と誤認する虞がある。この場合、顔認証機能により遊技者Cが遊技者Bと同一人物であるか否かを判定すれば良いとも考えられるが、顔認証機能の精度は未だ十分であるとは言えず、更には顔認証機能を有しない場合には誤判定が乱発する虞すらある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者が少人数しかいないにも関わらず多人数であると誤認したり誤判定したりする虞を低減し得る遊技場用システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、遊技者単位で遊技期間を特定し、遊技者により獲得された遊技価値である獲得価値を一の遊技者と他の遊技者とで共有した場合に、当該双方の遊技者に関する遊技者情報を関連付け、その関連付けられた遊技者情報の内、対応する遊技期間が同時期に重複する遊技者情報の件数である同時件数に関する同時遊技情報を特定して出力するようにしたので、遊技者が少人数しかいないにも関わらず多人数であると誤認したり誤判定したりする虞を低減することが可能となる。
一実施形態における遊技場用システムの全体構成を概略的に示す図 遊技装置を中心に示す機能ブロック図 メニュー画面を示す図 メニュー画面を示す図 持玉共有検索画面を示す図 同時遊技人数を説明する図 検索結果を説明する図 持玉共有検索詳細画面を示す図 合算ツリーを説明する図 合算ツリーを説明する図 合算ツリーを説明する図 合算ツリーを説明する図 合算ツリーを説明する図 合算ツリーを説明する図 合算ツリーを説明する図 イベント画像検索画面を示す図 合算ツリーを説明する図 合算ツリーを説明する図 合算リストを説明する図 分割ツリーを説明する図 分割ツリーを説明する図 分割リストを説明する図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場内には、複数の遊技機島(図示略)が設けられており、各遊技機島には、多数の遊技機1、これに対応する多数の遊技装置2及び情報表示装置3が設置されている。1台の遊技機1に対し、その左側方に1台の遊技装置2が配置され、その上方に1台の情報表示装置3が配置されている。これら遊技機1、遊技装置2及び情報表示装置3は、中継装置4と接続されている。中継装置4は、LAN5を介して管理装置6と接続されている。
管理装置6は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード7、モニタ8(出力手段に相当する)、プリンタ(図示略)等が接続されている。管理装置6は、遊技機側(遊技機1、遊技装置2及び情報表示装置3等)から送信される遊技信号を受信することにより、遊技機1毎の遊技情報を管理したり、会員登録された会員毎の個人データ等の各種情報を管理したり、後述するように遊技者の顔画像データを管理したりする。尚、図1では図示しないが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となっている。
遊技機1は、CR(カードリーダ)パチンコ遊技機であり、盤面9に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル10、上部受皿11、下部受皿12を有すると共に、盤面9に、液晶表示部13、普図入賞口14、第1始動口15、第2始動口16及び大入賞口17等を有する。
遊技機1は以下に示すように動作する。
(1)第1始動口15は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口16は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。各始動口15,16への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部13にて行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当りとなる。
(2)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合には図柄変動は保留されない。
(3)遊技機設定値(以下、モード)が6段階で設けられ、このモードによりモード別スペック値の通り大当り抽選の当選確率(大当り確率)を大当り後に大当りでも確変状態(確変)でもない状態である通常遊技状態(通常状態)と確変とを対象として調整することで出率を調整可能である。大当りがその後に確変となる大当り(確変大当り)となる割合である確変率等の大当りの継続回数に関わる値等も調整可能としても良い。通常状態における大当り確率の違いにより時短状態において発生する大当り等によって、継続回数もモードに応じて多少の違いが生じ得る。同様に通常状態と確変状態の大当り確率もモードにより不変としても良く、通常状態と確変状態との大当り確率や継続回数及び後述するラウンド振分率等の少なくとも1つがモードにより調整可能であれば良い。
(4)大当りが発生すると対応するラウンド(R)分だけ大入賞口を開放する。1Rの上限入賞数は10個、上限開放期間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放期間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。対応するラウンドも大当り抽選と同様に抽選され、その振分率は第1始動口15に入賞した場合は2Rが10%で4Rが51%で15Rが39%であるが、第2始動口16の場合は4Rが10%で15Rが90%であり、入賞に応じた図柄変動の保留消化優先順位は第1始動口15よりも第2始動口16の方が高く設定される。
(5)確変中は大当り確率が向上すると共に、第2始動口16の入賞率が高くなる時短状態(時短)になる。確変は次回大当りまで継続するため、通常状態となる大当り(通常大当り)が発生するまで継続し、その後は所定の時短回数分(例えば100回)の図柄変動を行うまで時短状態となる。
(6)第2始動口16は普図入賞口14への入賞に応じて変動する普通図柄(普図)が当りとなった場合に入賞率の高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動期間は通常状態では30秒であり時短状態では3秒となる。又、開放期間は通常状態では0.3秒であり時短状態では5秒となる。即ち、時短状態では通常状態と比較して普図変動期間が短くなる一方、開放期間は長くなることで第2始動口16の入賞率が高くなる。以上は機種Aを例にして説明したが、例示した値は例えば機種Bであればラウンドの振分が異なる等、機種に応じて様々な値となる。
遊技機1及び当該遊技機1に付設された周辺機器は、遊技者による玉の打ち込みや各始動口15,16への始動入賞等の遊技の進行に伴って、以下に示す遊技信号を出力する。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。遊技機側から出力される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機側から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号。入賞に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。又、玉を実際に払出した際に出力される実セーフ信号と、入賞に応じて払出が予約された場合に出力される入賞セーフ信号とがあるが、入賞から出力までのタイムラグを極力省くため後者を採用することが望ましい。
スタート信号=遊技機側から出力される始動入賞(S入賞)により変動(作動)する液晶表示部13(役物)におけるスタート処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)及びスタート(スタート処理数)を特定可能な信号。図柄変動確定時に出力されるので信号入力に応じてスタート処理を特定する。
S入賞信号=遊技機側から出力されるS入賞を特定可能な信号。始動入賞時に出力されるので、信号入力に応じて始動入賞を特定する。スタートとS入賞との何れか一方のみを管理する等、兼用して管理対象としても良い。
大当り信号=遊技機側から出力される大当り期間を特定可能な信号。大当り中にレベル出力される状態信号なので、大当り信号入力中を大当り中として特定する。
特別状態信号=遊技機側から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。第2始動口16の入賞率が向上する特別状態中(時短中(確変時を含む))にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態中として特定する。大当り確率が向上する確変中にレベル出力される状態信号(確変信号)であっても良い。又、大当り信号と特別状態信号の何れも入力していない期間を通常状態として特定する。
遊技装置2は、所謂各台計数機能付の貸出機であり、当該遊技装置2や遊技機1等の状態を示す状態表示部18、貨幣(貨幣価値、有価価値)が投入される紙幣投入口19、周知のCMOSセンサやCCDセンサ等の撮像素子を含むカメラ20(図1では前面のカメラ窓のみ図示)、遊技者からの操作入力を受け付けると共に遊技の進行に伴って図柄変動回数(スタート回数)や大当り確率等の遊技情報を表示するタッチパネル式の液晶表示部21、持玉(会員であれば貯玉も含む、獲得価値、有価価値)を払い出すための払出ボタン22、払い出された玉が通過する払出ノズル23、一般カード24や会員カード25(図2参照)が挿入されるカード挿入口26、遊技機1の下部受皿12の下方に位置する着脱可能な計数受皿27等を有する。
図2は、遊技装置2の構成を中心に示す機能ブロック図である。制御部28は、CPU28a、ROM28b、RAM28c、I/O28d等を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。制御部28に接続された周辺部としては、上記した状態表示部18、液晶表示部21、払出ボタン22を含むと共に、管理装置6や遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部29、紙幣投入口19に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部30、液晶表示部21上に設けられたタッチパネル31、カード挿入口26に挿入されたカード24,25に記憶されている各種情報を読取ったり、書込んだりするカードRW(リーダライタ)32、最大10枚の一般カード24をストック可能なカードストック部33、払出ボタン22が操作されたときに、1度数分の玉を払出ノズル23から払い出す払出部34、計数受皿27から流入する玉数を計数する計数部35等を含む。
一般カード24は、当日限り有効なカードであり、ICチップ24aが内蔵されている。ICチップ24aには、カードを特定可能な一般IDが記憶されていると共に、遊技装置2に入金された入金残高や持玉数が記憶される。この一般カード24の持玉数は当日のみ有効とされ、入金残高は翌日以降も利用可能とされている。
会員カード25は、予め設定されている有効期限(例えば3年間)まで有効なカードであり、ICチップ25aが内蔵されている。ICチップ25aには、会員登録を行った遊技者を特定可能な会員ID(識別情報)が記憶されていると共に入金残高が記憶される。会員カード25に対応する持玉数や貯玉数は管理装置6の会員口座に記憶される。この会員カード25の持玉数、貯玉数、並びに入金残高は、翌日以降も利用可能とされている。
カメラ20は、図1に示すように4台ずつ画像処理装置36と接続されている。カメラ20は、対応する遊技機1にて遊技を行う遊技者を撮像する機能を有し、所定周期毎に(例えば4秒毎に)撮像し、その撮像した画像を画像処理装置36に送信する。カメラ20の撮像範囲は、遊技者が遊技機1に対して正対している状態で当該遊技者の少なくとも顔全体を含む領域となるように設定されている。
画像処理装置36は、LAN5を介して管理装置6に接続されており、4台のカメラ20から送信される各画像を1秒間隔で取込み、その取込んだ画像を分析して当該画像の中に遊技者の顔画像(遊技者画像)が存在するか否かを判定し、顔画像が存在すると判定すると、その顔画像を管理装置6に送信する。画像処理装置36は、カメラ20から送信される画像に遊技者が含まれている場合であっても、その遊技者が遊技機1に正対しない不自然な姿勢で遊技しているために顔画像を認識不可であるときは、その画像を管理装置6に送信することはない。尚、上記の通り、画像処理装置36は4台の遊技装置2に対して1台が配置されるので、4台を超える遊技装置2を配置する場合には複数配置され、それぞれがLAN5を介して管理装置6と接続される。
遊技装置2は、以下に示す機能を備えている。
(1)貨幣を受け付けると(貨幣受付処理)と、遊技機1と遊技装置2の双方に入金額を表示すると共に貸出1単位(例えば500円)分の貸出玉(対価付与価値)を遊技機1から払い出させ(対価付与処理)、その対価付与処理に応じて入金額の表示を貸出玉の対価を除いた残高の表示とする。貨幣は複数回分の対価付与処理の対応分を受付可能である(例えば1万円まで)。
(2)残高がある状態で遊技機1に設けられた貸出ボタン37が押下(貸出操作、付与操作)されると、貸出1単位分の貸出玉を遊技機1から払い出させ、その対価分を残高から引き落とす。又、所謂各台計数機能も備えており、遊技者が獲得した獲得玉を計数し、その計数した獲得玉を対価として再度玉を払い戻すことも可能であり、その払い戻し分の対価を除いた玉数を持玉として特定することも可能である。
(3)残高や持玉が残存する状態で遊技機1に設けられた返却ボタン38が押下(発行操作)されると、残高や持玉を特定可能な一般カードを発行する。
(4)中継装置4とのシリアル通信(売上信号の受信)により貨幣受付処理や対価付与処理、残高や貸出玉数、入金額や貸出玉数や貸出玉の対価となる売上額、計数玉、持玉、払戻玉、及び一般カードの受付や発行処理を特定可能であるが、これらはパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)でも特定可能である。
管理装置6は、遊技機側から出力される遊技信号に基づいて当日における各遊技機1の遊技情報を集計している。管理装置6は、制御部39(遊技期間特定手段、関連付手段、同時遊技情報特定手段、合算特定手段、分割特定手段、共有経緯情報特定手段、最終価値情報特定手段に相当する)及び記憶部40から構成されており、制御部39は、CPU39a、ROM39b、RAM39c、I/O39d等を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。管理装置6は、画像処理装置36から受信した顔画像の内、1時間以上遊技した遊技者の顔画像を、直近1カ月を上限として記憶部40に顔画像データベースとして蓄積する。これは、検索対象とする遊技時間が短くなったり蓄積期間が長くなったりすると、画像数が膨大になり、記憶させるメモリ容量及び処理が膨大となるためである。
管理装置6は、後述するように顔画像により同一人物判定を行う。管理装置6は、同一人物判定では、蓄積している顔画像に対して例えば特徴点の抽出等の画像処理を行い、顔画像データベースに既に登録されている顔画像同士を照合することで同一人物か否かを判定する。管理装置6は、照合した顔画像が未だ顔画像データベースに登録されていない顔画像(即ち、新規の遊技者)であると判定した場合には、顔IDを付与して顔画像データベースに登録すると共に、その顔IDを遊技データと対応付けて記憶する。一方、管理装置6は、照合した顔画像が既に顔画像データベースに登録されている顔画像(即ち、既知の遊技者)であると判定した場合には、その顔IDに対応付けている遊技データを更新する。
又、管理装置6は、要注意客や指定客判定では、その顔画像と、要注意客データベースや指定客データベースに登録されている顔画像とを照合し、同一人物の顔画像が要注意客データベースや指定客データベースに登録されているか否かを判定する。管理装置6は、同一人物の顔画像が要注意客データベースや指定客データベースに登録されていると判定すると、要注意客や指定客が来店した旨を例えばインカム装置(図示略)等により遊技場の従業員に報知する。
さて、管理装置6は、上述した機能に加え、[発明が解決しようとする課題]で説明した課題である遊技者が少人数しかいないにも関わらず多人数であると誤認する虞を低減することを目的とし、持玉共有検索の機能を有する。以下、持玉共有検索の機能について説明する。
管理装置6は、図3に示すように、メニュー画面を表示し、「来店者検索」ボタン41、「画像検索」ボタン42、「追跡者確認」ボタン43及び「メンテナンス」ボタン44を選択操作可能に表示する。「画像検索」ボタン42がクリックされると、管理装置6は、図4に示すように、「来店者検索」ボタン41、「追跡者確認」ボタン43及び「メンテナンス」ボタン44を不活性化すると共に、クリックされた「画像検索」ボタン42に関連付けて「イベント画像検索」ボタン45、「精算イベント検索」ボタン46及び「持玉共有検索」ボタン47を選択操作可能に表示する。「持玉共有検索」ボタン47がクリックされると、管理装置6は、図5に示すように、持玉共有検索画面を表示する。
管理装置6は、持玉共有検索画面では、日付入力部51、同時遊技人数入力部52、最終合算チェック部53、玉数入力部54、枚数入力部55、「検索」ボタン56を表示する。日付入力部51には、持玉共有の検索対象日が選択入力される。同時遊技人数入力部52には、同時遊技人数が選択入力される。同時遊技人数については後述する。最終合算チェック部53には、最終合算を検索条件に加えるか否かのチェックが入力され、チェックが入力された場合には最終合算の合算値が検索条件に加えられ、チェックが入力されなかった場合には最終合算の合算値が検索条件に加えられない。玉数入力部54には、最終合算の検索条件とするときのパチンコ玉の玉数が選択入力される。枚数入力部55には、最終合算の検索条件とするときのメダルの枚数が選択入力される。「検索」ボタン56がクリックされると、管理装置6は、日付入力部51に選択入力されている日付、同時遊技人数入力部52に選択入力されている同時遊技人数、最終合算チェック部53のチェック状態等に応じた検索結果を表示する。
ここで、同時遊技人数について図6を参照して説明する。同時遊技人数とは、後述する合算や分割等により持玉を共有した遊技者グループの内、遊技開始から遊技終了までの遊技時間が重複している最大の遊技人数である。遊技開始は遊技装置2へのカード挿入や入金といった遊技開始条件の成立により特定し、遊技終了は遊技装置2からのカード返却(発行)や持玉を使用尽くして消費するといった遊技終了条件の成立により特定する。図6に例示する台番「1」~「6」における遊技者A~Fの遊技履歴では、破線Aにて示す時間帯の人数が最大の遊技人数に該当し、同時遊技人数は遊技者A~D、Fを含む「5人」である。つまり、同じ遊技者グループであっても遊技者Eは遊技者Bと遊技期間が重複しておらず、破線Aに示す期間が遊技期間となっていないため、同時遊技人数の対象となっていない。これは遊技者Eが遊技者Bと同一人物である可能性を考慮したためである。尚、管理装置6は、同時遊技人数を特定する際に、顔認証の機能を用いても良い。
持玉共有検索画面における検索結果について図7も参照して説明する。図5及び図7は、同時遊技人数を「2人」で選択入力した場合を例示している。図5の例示では、管理装置6は、一度に3件分の行番号に該当する検索結果(行番号:23,24,25)を表示しているが、スクロールバー57が操作されると、別の行番号に該当する検索結果をスクロール表示する。持玉共有検索画面における各項目は以下の通りである。上記した例示では、同時遊技人数を「2人」で抽出しているが、後述の通り、同時遊技人数にてソートしているので、同時遊技人数が多い順に確認していけば、上述した集団を特定し易くなる。勿論、同時遊技人数を「5人」等、高い数値にて抽出しても良い。
ソートボタン61=クリックされると、検索結果を行番号で降順又は昇順にソート表示する。図5の例示は降順である。
*人目=イベント時刻が1番早い遊技者を(1人目)に表示する。同時遊技人数が「2人」の場合には、イベント時刻が1番早い遊技者を1人目に表示し、イベント時刻が次に早い遊技者を2人目に表示する。同時遊技人数が「3人以上」の場合も同様である。
詳細ボタン62=クリックされると、持玉共有検索画面から後述する持玉共有検索詳細画面(図8等参照)に切替える。
行番号=検索結果全件のうち上からの行番号を表示する。
合算=「合算」イベントが含まれる場合は合算アイコン63を表示する。図5の例示では、行番号「23」,「24」の検索結果において「合算」イベントが行われたことを示している。即ち、合算アイコン63を表示することで、持玉が残存する遊技装置2にて持玉が対応付けられた一般カード等のカード(記録媒体)を受付けることで、双方の持玉を合算する合算処理の実施を特定可能となる。
分割(分割発行)=「分割」イベントが含まれる場合は分割アイコン64を表示する。図5の例示では、行番号「23」,「25」の検索結果において「分割」イベントが行われたことを示している。即ち、分割アイコン64を表示することで、持玉や残高が残存する遊技装置2にて持玉や残高の一部をカードに対応付けて発行する分割発行処理のような処理により持玉等を分割する分割処理の実施を特定可能となる。尚、持玉を分割する態様として本実施形態ではカードを発行する場合を例示するが、カードを発行しない場合にも適用することができる。即ち、分割対象の持玉数を指定し、台番を指定する、又は従業員による認証処理を分割元と分割先との両方で行う構成にも適用することができる。
同時遊技人数=同時に遊技した人数を表示する。検索結果の行番号毎に並んで表示される顔画像の数である。遊技期間が同時期に重複する遊技者情報の件数である同時件数に関する同時遊技情報に相当する。
要注意客/指定客=要注意客又は指定客として登録した人数を表示する。要注意客/指定客の人数は同時遊技人数を超える場合がある。
最終合算=最終(最新)の合算イベント時の合算結果(玉数又は枚数)を表示する。図5では最終合算後の遊技終了時の玉数等を表示しているが、合算処理時の玉数等を採用しても良い。即ち、最終合算に対応したデータであればどのようなデータであっても良く、他も同様である。又、合算イベントがある場合は表示するが、合算イベントがない場合は表示しない。即ち、行番号「23」,「24」の検索結果では「合算」イベントが行われているので表示するが、即ち、行番号「25」の検索結果では「合算」イベントが行われていないので表示しない。
会員番号=最終(最新)の合算イベント時に会員カードを使用した場合はカード番号を表示する。上記した最終合算と同様に、合算イベントがある場合は表示するが、合算イベントがない場合は表示しない。又、一般カードを使用した場合は「-」を表示する。
イベント時刻=対象となる遊技者のイベント時刻を表示する。
台番=対象となる遊技者が遊技した台番号を表示する。
機種名=対象となる遊技者が遊技した機種名を表示する。
イベント=対象となる遊技者の分割処理や合算処理といった対象となるイベント名を表示する。
検索該当件数(図5)=検索該当件数を表示する。
顔ズームスライダーボタン58(図5)=クリックされると、選択されている遊技者の画像にて顔が検出されている場合は顔中心に向かって拡大表示する。顔が検出されていない場合は正しく拡大表示されない場合がある。
閉じるボタン59(図5)=クリックされると、持玉共有検索画面を閉じる。
詳細ボタン62がクリックされると、管理装置6は、図8に示すように、持玉共有検索詳細画面を表示する。管理装置6は、持玉共有検索詳細画面では、持玉共有検索の検索結果として同時遊技人数の顔画像を表示すると共に、合算ツリータブ71、合算リストタブ72、分割ツリータブ73、分割リストタブ74を選択操作可能に表示する。合算ツリータブ71、合算リストタブ72、分割ツリータブ73、分割リストタブ74がクリックされると、管理装置6は、それぞれ対応する合算ツリー、合算リスト、分割ツリー、分割リストを表示する。合算ツリーは、合算処理の経緯である合算経緯情報(共有経緯情報)をツリー形式により表示する画面であり、合算リストは、合算経緯情報をリスト形式により表示する画面である。分割ツリーは、分割処理の経緯である分割経緯情報(共有経緯情報)をツリー形式により表示する画面であり、分割リストは、分割経緯情報をリスト形式により表示する画面である。尚、管理装置6は、合算イベントがない場合には合算ツリータブ71及び合算リストタブ72は表示せず、分割イベントがない場合には分割ツリータブ73及び分割リストタブ74は表示しない。即ち、管理装置6は、持玉共有検索画面から持玉共有検索詳細画面に表示を切替えたときの初期状態として、合算イベントがあれば、分割イベントの有無に関係なく、合算ツリーを表示し、合算イベントがなく、分割イベントがあれば、分割ツリーを表示する。尚、何れも同時遊技人数の対象者だけでなく、上述した持玉共有した遊技者グループ内の全ての遊技者を表示対象としている。
合算ツリーについて図9を参照して説明する。管理装置6は、合算ツリーでは、最終の合算処理を行った遊技者である親遊技者の情報、階層毎(1階層目、2階層目、…)の遊技者の情報を表示する。階層の値が大きいほど過去を示す。管理装置6は、親遊技者の欄には、合算後情報(台番号、イベント時刻、機種名、操作内容、カード番号)を表示すると共に、顔画像の左上に自台番種別の合算後の玉数又は枚数を表示する。管理装置6は、階層毎の遊技者の欄には、合算前情報(台番号、時刻、機種名、操作内容、カード番号)を表示すると共に、顔画像の左上に合算前における合算を行った台番種別の玉数又は枚数を表示する。
図9の例示では、後述する図19に示す合算リストを参照し、628番台にて20時21分48秒にカード返却した一般カードの943枚と、917番台にて20時39分42秒にカード返却した一般カードの202枚とを、628番台にて20時40分23秒に合算して1145枚としている(1回目の合算)。その後、628番台にて20時54分18秒に分割した一般カードの1940枚と、647番台にて21時29分14秒にカード返却した一般カードの157枚とを、628番台にて21時29分42秒に合算して2097枚としている(2回目の合算)。その後、142番台にて22時09分25秒に初回計数した一般カードの4350玉と、精算機2号機にて21時55分27秒に精算した会員カードの0玉とを、142番台にて22時35分52秒に合算して4350玉としている(3回目の合算(最終合算))。ここで、図9ではイベント名として直前のイベントを表示しているため上記の場合が想定され得るが、例えば1回目の合算では628番台で1回目の合算に関わらずカード返却があり、その後、917番台にて返却されたカードを628番台にて受付けた場合であっても図9のようになる。つまり、当該イベントは持玉共有に必ずしも関連しなくとも良い。他のイベント表示も同様である。又、遊技を行わずに合算を行うだけのために会員カードが挿入された場合には、図10に示すように、遊技情報が表示されずに会員カードのカードIDのみを表示する。
又、例えばCtrl(コンロトール)キーを押下しながらスクロール操作されると、管理装置6は、図11に示すように、合算ツリーの全体を縮小表示したり拡大表示したりする。又、各セルにて右クリックされると、管理装置6は、図12に示すように、台番号やカード番号をクリップボードにコピーする。
又、合算箇所の画像がダブルクリックされると、管理装置6は、図13及び図14に示すように、ツリー表示を折り畳み、折り畳んだ箇所を破線にて表示する。合算箇所の画像が再度ダブルクリックされると、管理装置6は、折り畳みを解除して元に戻す。図13では、図9に示した状態で3階層目から2階層目に移行する際の合算箇所のツリー表示を折り畳んだ場合を例示しており、図14では、更に、2階層目から1階層目、1階層目から親遊技者に移行する際の合算箇所のツリー表示を折り畳んだ場合を例示している。
合算ツリーにおいて、顔画像がクリックされると、管理装置6は、そのクリックされた顔画像の周辺領域を反転表示し、図15にも示すように、該当する関連イベントを関連イベント欄75に表示する。尚、管理装置6は、イベント時刻が古い順に関連イベントを最大で3個表示し、その3個の関連イベントのうちイベント時刻が最も新しい関連イベントを反転表示する。又、管理装置6は、スクロールバー81が操作されると、表示される3個に時系列で続く関連イベントをスクロール表示する。
持玉共有検索詳細画面において、詳細表示ボタン60がクリックされると、管理装置6は、図16に示すように、イベント画像検索画面を表示する。又、拡大鏡タブ82がクリックされると、管理装置6は、図17に示すように、選択中の顔画像を拡大表示する。又、登録情報タブ83がクリックされると、管理装置6は、図18に示すように、登録情報編集画面を表示する。登録情報編集画面では、要注意客/指定客の登録、メモ編集、解除が可能である。
持玉共有検索詳細画面において合算リストタブ72がクリックされると、管理装置6は、図19に示すように、図8に示した合算ツリーのツリー形式をリスト形式に変換して合算リストを表示し、合算後の情報、合算元1枚目の情報、合算元2枚目の情報を表示する。即ち、管理装置6は、合算後の欄には、合算後情報を表示すると共に、顔画像の左上に自台番種別の合算後の玉数又は枚数を表示する。合算元1枚目及び合算元2枚目の欄には、合算前情報を表示すると共に、顔画像の左上に合算前における合算を行った台番種別(自台番種別)の玉数又は枚数を表示する。図19で例示している3段のリストは下から順に1回目の合算、2回目の合算、3回目の合算(最終合算)を示している。尚、合算ツリーと合算リストとを切替えて表示しているが、合算ツリーと合算リストとを左右に並べて表示しても良く、合算ツリーと合算リストとを左右に並べて表示すれば、合算の経緯を速やかに且つ確実に把握可能となる効果を期待することができる。ここで、自台番種別について説明する。遊技場では玉やメダルといった遊技媒体の種類や、対応するレートの種類等により遊技価値が種類分けされており、この種類分けを種別と称している。そして、この種別は台番単位で対応付けられており、対象となる遊技装置2に対応した台番における対応する種別が自台番種別となる。例えば319番台では遊技媒体の種類が玉であり、4円レートであることを想定しているので、玉の4円レートの持玉が自台番種別の持玉となる。一方で、カードには複数の種別の持玉や残高等を対応付け可能であるが、合算処理では全ての種別を対象として合算処理を行うので、例え自台番種別が「0」であっても他の種別の持玉や残高等があれば合算対象となる。本実施形態では自台番種別しか表示対象としていないが、他の種別の持玉等を表示対象としても勿論良い。
持玉共有検索詳細画面において分割ツリータブ73がクリックされると、管理装置6は、図20に示すように、分割ツリーを表示する。分割ツリーでは、親遊技者の情報、階層毎(1階層目、2階層目、…)の遊技者の情報を表示する。上記した合算ツリーとは反対に、階層の値が小さいほど過去を示す。管理装置6は、最初に分割処理を行った遊技者である親遊技者の欄には、分割前情報(台番号、イベント時刻、機種名、操作内容、カード番号)を表示する。階層毎の遊技者の欄には、分割後情報(台番号、時刻、機種名、操作内容、カード番号)を表示すると共に、顔画像の左上に分割後における分割を行った台番種別の玉数又は枚数を表示する。
図20では、同時遊技人数が3人であり、後述する図22に示す分割リストを参照し、318番台にて16時25分37秒に会員カードから2000玉を分割し(1回目の分割)、同じく318番台にて16時26分20秒に会員カードから2000玉を分割し(2回目の分割)、同じく318番台にて16時27分06秒に会員カードから1000玉を分割している(3回目の分割)。その後、3回目の分割により発行された一般カードを319番台にて16時40分28秒に挿入し、2回目の分割により発行された一般カードの2000玉を16時40分41秒に合算し、3回目の分割により発行された一般カードの2000玉を16時40分52秒に合算している。
その後、320番台にて20時41分57秒に会員カードから2000玉を分割し(4回目の分割)、同じく320番台にて例えば数秒後に会員カードから800玉を分割している(5回目の分割)。その後、5回目の分割により発行された一般カードを321番台にて20時43分10秒に挿入し、4回目の分割により発行された一般カードの2000玉を20時43分21秒に合算している。尚、遊技を行わずに分割を行うだけのために会員カードが挿入された場合には、図21に示すように、遊技情報が表示されずに一般カードのカードIDのみを表示する。又、分割ツリーを表示する場合においても、上記した合算ツリーを表示する場合と同様に、分割ツリーの全体を縮小表示したり拡大表示したり、各セルにて右クリックされると、台番号やカード番号をクリップボードにコピーする。又、分割箇所の画像がダブルクリックされると、ツリー表示を折り畳み、折り畳んだ箇所を破線にて表示する。
持玉共有検索詳細画面において分割リストタブ74がクリックされると、管理装置6は、図22に示すように、図20に示した分割ツリーのツリー形式をリスト形式に変換して分割リストを表示し、分割元の情報、分割先の情報を表示する。即ち、管理装置6は、分割元の欄には、分割前情報を表示すると共に、顔画像の左上に自台番種別の分割前の玉数又は枚数を表示する。分割先の欄には、分割後情報を表示すると共に、顔画像の左上に合算前における分割を行った台番種別の玉数又は枚数を表示する。図22で例示している4段のリストは上から順に1回目の分割、2回目の分割、3回目の分割、4回目の分割を示している。尚、分割ツリーと分割リストとを切替えて表示しているが、分割ツリーと分割リストとを左右に並べて表示しても良く、分割ツリーと分割リストとを左右に並べて表示すれば、分割の経緯を速やかに且つ確実に把握可能となる効果を期待することができる。
以上に説明したように本実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
遊技場用システムにおいて、遊技者単位で遊技期間を特定し、遊技者により獲得された持玉を複数の遊技者で共有した場合に、その複数の遊技者に関する遊技者数を関連付け、その関連付けられた遊技者数の内、対応する遊技期間が同時期に重複する遊技者数を同時遊技人数として特定して出力するようにしたので、通常、遊技場では掛持ち遊技が禁止されており、1人の遊技者が同時期に複数のカードを使用することはできないので、同時期に遊技期間が重複する遊技者数は異なる遊技者の数を示し、遊技者が少人数しかいないにも関わらず多人数であると誤認したり誤判定したりする虞を低減することが可能となる。
同時遊技人数を表示する場合に、分割したか合算したかを区別可能に表示するようにしたので、一般の常連客が持玉共有する場合、分割はするが合算することは少なく、一方、複数の遊技者を含む集団が持玉共有する場合、分割はすることは勿論のこと、遊技終了後にリーダーが持玉を纏める傾向があるために合算することもあるので、一般の常連客であるか集団であるかを判断する上で重要な指標を提示することが可能となる。
集団が持玉共有した場合の経緯を示すツリー表示を行うようにしたので、持玉共有した経緯を把握し易くすることが可能となる。
分割と合算とで経緯を示すツリー表示を別々に行うようにしたので、分割した場合の経緯を示すツリー表示と合算した場合の経緯を示すツリー表示とを切替えることで、ツリー表示を複雑化することなく、分割経緯と合算経緯とをそれぞれ把握し易くすることが可能となる。
最終合算した遊技者の持玉情報を特定するようにしたので、集団による被害の大きさを把握し易くすることができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。又、以下に示す変形例をどのように組み合わせても良い。
遊技者情報を遊技者単位で対応付ける構成を例示したが、遊技者情報をカード単位や遊技期間単位等の遊技者に関する他の遊技者情報により対応付けても良い。
図5等において、合算アイコン63を表示する場合を例示したが、「合算」イベントが含まれることを報知可能であれば、どのような報知態様でも良い。同様に、分割アイコン64を表示する場合を例示したが、「分割」イベントが含まれることを報知可能であれば、どのような報知態様でも良い。
合算ツリーと分割ツリーとを並べて表示したり合算リストと分割リストとを並べて表示したりしても良く、そのように構成すれば、合算と分割とを関連付けて経緯を速やかに且つ確実に把握可能となる効果を期待することができる。
各設定値は管理者が任意に操作入力により設定しても、予め管理装置6の製造メーカにて設定しても、外部(例えばチェーン店本部等)のサーバから設定情報をダウンロードして設定しても良いし、過去の遊技情報を基準値として設定しても勿論良い。
例示した全ての遊技情報は入力した信号により直接的に特定しても演算式を利用して間接的に特定しても良い。又、遊技信号としてパルス信号を例示したがシリアル通信等による電文のような信号入力としても良い。
機種としては、例えばレート別やフロア別に機種をグループ化する等、どのような区分により機種を構成しても良い。
数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良いし、適宜採用しない項目を設けても良い。又、識別出力についても例示した以外に記号を付ける等、どのような出力態様としても良く、出力としては印字出力、表示出力が少なくとも想定される。
又、入力の例示として数値を選択することを例示した箇所もあるが、適宜、数値を直接的に入力しても良い。同様に数値を直接的に入力することを例示した箇所にて選択的に入力しても良い。
対象となる遊技機としては遊技媒体をデータのみで管理する所謂封入式やクレジット式等の例示したパチンコ遊技機以外のパチンコ遊技機や、スロットマシン等にも採用し得ることから所謂封入式を考慮して遊技媒体は必要に応じて遊技価値と表現する。
中継装置4を介して遊技装置2を画像処理装置36と接続しても良いし、中継装置4を介さずに遊技装置2を管理装置6と接続しても良く、更には無線で接続する等、例示した以外のどのような接続方法を採用しても良い。
管理装置6が行う処理の一部を中継装置4、情報表示装置3或いは遊技装置2等にて行っても良く、遊技情報の特定や管理等を行う手段はどのように構成しても良い。更に例示した構成は変形例も含めて、どのように組み合わせても良いし、適宜、採用しない構成を設けても良い。
図面中、1は遊技機、8はモニタ(出力手段)、39は制御部(遊技期間特定手段、関連付手段、同時遊技情報特定手段、合算特定手段、分割特定手段、共有経緯情報特定手段、最終価値情報特定手段)である。

Claims (5)

  1. 遊技者単位で遊技開始から遊技終了までの期間である遊技期間を特定する遊技期間特定手段と、
    遊技者により獲得された遊技価値である獲得価値を一の遊技者と他の遊技者とで共有した場合に、当該双方の遊技者に関する遊技者情報を関連付ける関連付手段と、
    前記関連付手段により関連付けられた遊技者情報の内、対応する前記遊技期間が同時期に重複する遊技者情報の件数である同時件数に関する同時遊技情報を特定する同時遊技情報特定手段と、
    前記同時遊技情報を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 一の遊技者の獲得価値と、他の遊技者の獲得価値とを合算するための合算処理の実施を特定する合算特定手段と、
    一の遊技者の獲得価値を分割するための分割処理の実施を特定する分割特定手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記同時遊技情報を出力する場合に、前記合算処理及び前記分割処理の実施を区別可能に出力することを特徴とする請求項1に記載した遊技場用システム。
  3. 前記同時遊技情報の対象となる遊技者を少なくとも含む前記関連付手段により関連付けられた遊技者グループにおける獲得価値の共有経緯を示す共有経緯情報を特定する共有経緯情報特定手段を備え、
    前記出力手段は、前記共有経緯情報をツリー形式により出力することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技場用システム。
  4. 前記共有経緯情報特定手段は、一の遊技者の獲得価値と、他の遊技者の獲得価値とを合算するための合算処理の経緯である合算経緯と、一の遊技者の獲得価値を分割するための分割処理の経緯である分割経緯とを前記獲得価値の共有経緯として前記共有経緯情報を特定可能であり、
    前記出力手段は、前記共有経緯情報であって、前記合算経緯に対応する合算経緯情報と前記分割経緯に対応する分割経緯情報とをそれぞれツリー形式により表示出力可能であり、当該ツリー形式により表示出力される前記合算経緯情報と前記分割経緯情報とを切替え可能であることを特徴とする請求項3に記載した遊技場用システム。
  5. 一の遊技者の獲得価値と、他の遊技者の獲得価値とを合算するための合算処理であって、前記同時遊技情報の対象となる遊技者を少なくとも含む前記関連付手段により関連付けられたグループにおける最終の合算処理に対応する獲得価値である最終獲得価値に関する最終価値情報を特定する最終価値情報特定手段を備え、
    前記出力手段は、前記最終価値情報を出力することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載した遊技場用システム。
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