JPH09294859A - 遊技店の管理装置 - Google Patents

遊技店の管理装置

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JPH09294859A
JPH09294859A JP8137497A JP13749796A JPH09294859A JP H09294859 A JPH09294859 A JP H09294859A JP 8137497 A JP8137497 A JP 8137497A JP 13749796 A JP13749796 A JP 13749796A JP H09294859 A JPH09294859 A JP H09294859A
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JP8137497A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Nagano
光容 永野
Shigeki Yamamori
茂喜 山森
Nobuo Ogura
信雄 小椋
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、非接触式カードの会員カードを介
して、遊技店の管理を目的とする。 【解決手段】 本発明の管理装置は、非接触方式でデー
タの読書き可能な会員カードのデータを読出し及び書込
むカード装置4を遊技店の入口とパチンコ機に設置し
て、カード装置4を介して会員カードの内容を読み込
む。そのため、遊技者の所持する会員カードに記載のデ
ータを介して、遊技店に出入する時刻や遊技に使用のパ
チンコ機等の情報を得ることができ、遊技店の管理に役
に立つものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、非接触式カードの
会員カードを介して、遊技店を管理する管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、スロットマシンやアレンジ
ボール機等を設置の遊技店においては、遊技者のサービ
ス向上を図るために、遊技者の情報として、性別、年
齢、職業等を知ることを要する。しかしながら、これら
の情報は、店員が遊技場内の状況からおおよそ把握して
いるのが実体である。又、駐車場においては、遊技者で
あるか否かに拘らず、駐車を認めていて、駐車の管理を
していないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、遊技者のき
め細かな情報を得ることが困難であり、年齢層、性別等
に対応する交換景品の種類、数量を的確に準備したり、
遊技日や遊技時間帯毎の遊技者層の利用頻度が多い遊技
機(パチンコ機等)の機種の把握が困難で、将来の機種
選定に困難を来したり等の、種々の問題解決策が望まれ
ている。そこで、遊技者の個人情報として、予め、氏
名、住所、年齢、職業、性別等を磁気カードに記録した
「会員カード」を利用させて、情報収集することも考え
られるが、係るカードは、遊技者が一々所定口に挿入す
ることを要し、利用される頻度が減少することが推定さ
れる。又、駐車場についても、原則として、遊技者に限
定して駐車を認める管理が、遊技者に対するサービスの
提供として望ましい。そこで、本発明は、遊技者が簡便
に利用できる会員カードを介して、種々の情報を収集で
きる遊技店の管理装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の管理装置は、
非接触方式でデータの読書き可能な会員カードと、この
会員カードのデータを読出し及び書込むカード装置と、
このカード装置を介して前記会員カードを管理する中央
制御装置とを有して、カード装置を遊技店の入口と遊技
機に設置するものである。会員カードに非接触式を使用
するため、この会員カードを有する遊技者は、特定の挿
入口に挿入する必要がない。そこで、係る会員カードを
読み取り或は書き込みが可能なカード装置を、遊技店の
入口と遊技機に設置することによって、会員カードに記
録のデータを介して、遊技店に出入する時刻や遊技に使
用の遊技機等の情報を得ることができ、遊技店の管理に
役に立つ。
【0005】請求項2の管理装置は、非接触方式でデー
タの読書き可能な会員カードと、該会員カードのデータ
を読出し及び書込むカード装置と、カード装置を介して
前記会員カードを管理する中央制御装置とを有して、貸
球に関する情報を記録したプリペイドカードを発行する
プリペイドカード発行機にカード装置を付設すると共
に、駐車場の入口に設置の駐車券発行機と出口に設置の
駐車精算機にカード装置を付設するものである。この管
理装置は、駐車場の入口に設置の駐車券発行機と出口に
設置の駐車精算機にカード装置が付設してあり、更に、
貸球に関する情報を記録したプリペイドカードを発行す
るプリペイドカード発行機にカード装置が設置してあ
る。そこで、会員カードを有する遊技者は、駐車場入口
でカード装置に会員カードを提示することによって、中
央制御装置を介して会員カードに駐車開始時刻が記録さ
れる。又、遊技者が、貸球に関する情報が記録してある
プリペイドカードを購入すると、その貸球に対応の無料
駐車時間が中央制御装置を介して記録される。そのた
め、遊技者が駐車場を出るとき、会員カードを駐車精算
機に付設のカード装置に提示することによって、前記無
料時間等を考慮の上、不足のときには金額を請求する、
という制御をなす。
【0006】
【実施例】図1は遊技店の平面配置図を示し、設置の各
機器等は後記で詳述する。1は、所謂「島」と称され、
複数台の遊技機(パチンコ機)2が配列してあり、各パ
チンコ機には、後述の会員カード(非接触式カード)を
読み取ったり、或は、書き込みも可能なカード装置5が
備えてあり、遊技者が会員カードをポケット等に入れた
状態でカード装置5に近付くと、そのカード装置5を介
して読み取りと書き込みが可能である。尚、このカード
装置5は、遊技者が通過する遊技店の出入り口5a、非
常口5c、トイレ5d、休憩所5e、自動販売機5f等
にも設置してあり、遊技者が前記各カード装置5に近付
くと会員カードの内容を読みとって、中央制御装置40
0に伝送して、図5に示す様に、会員番号と出入時刻の
データを記録し、遊技者の動きを知ると共に、後述のデ
ータとして活用する。又、遊技者が所持する会員カード
には、図5に示す、会員番号、氏名、貸球数、獲得賞品
球数等が、必要に応じて記録されている。又、自動車の
駐車場においては、後記で管理方式を詳述する、自動ゲ
ート30とカード装置5を付設の駐車券発行機35が入
口に、自動ゲート31とカード装置5を付設の駐車精算
機36が出口に、又、各駐車位置には自動車が駐車して
いるかを検出する自動車センサ32(32a、32b
…)が、それぞれ配設してある。又、入口横には、満車
であるか等を表示する駐車場表示器33が設置してあ
る。
【0007】10は会員カード(非接触式カード)の発
行機であって、従業員が操作するため、景品交換カウン
タに設置してある。100は、遊技者が購入金額を投入
することによって、その金額相当の遊技球数が記録され
たカードを発行するプリペイドカード発行機である。4
0は、会員カードを有する遊技者を前提に作動する情報
表示装置であって、各パチンコ機の当たり回数、履歴や
パチンコ機の入れ換え日時等、或は、プロ野球、競馬等
の結果を報知する。50は獲得賞品球を投入することに
よって計数する賞品球カウンタであって、原則として、
会員カードを挿入の条件の基で有効に作動する。60は
景品カウンタに設置の賞品球カウンタであって、会員カ
ードを有さない者に対して、従業員が行うものである。
又、この賞品球カウンタにはカード装置5hが付設して
いて、会員カードに記録の獲得賞品球(特に、少ない余
り球)を遊技球として排出可能となっている。70は、
カード装置5iが付設のチケット端末機であって、会員
カードを挿入することによって有効に操作可能で、各種
チケット等の予約が可能である。80は、カード装置5
fが設置の自動販売機であって、遊技者は、会員カード
を挿入して、欲しい景品を直接交換することができると
共に、景品に対応の賞品球数が減算処理される。
【0008】前記各機器の制御ブロック図を図2に示
し、各機器とのデータは中央制御装置で処理される。4
00は中央制御装置、400aは中央制御装置400に
付随する記憶装置、400bはモニター、400cはキ
ーボード、400dはプリンターである。又、この中央
制御装置400は、シリーズの回線403a、403b
を介して会員カードの発行機10、遊技店の入口等に設
置のカード装置5(5a……5L)、プリペイドカード
発行機100、情報表示装置40、賞品球カウンタ5
0、賞品球カウンタ60、チケット端末機70、自動販
売機80等と接続してある。又、中央制御装置400
は、所謂「島」に設置してあるパチンコ機2を単位とし
てシリーズに接続された回線404a、404b…を介
して接続してある。尚、これらの各パチンコ機にはカー
ド装置5が付設してあって、会員カードの読み取りの
他、必要に応じて書き込み可能となっている。
【0009】前記中央制御装置400と各機器との接続
方式及び通信方式は、従来のように中央制御装置と各パ
チンコ機2或は会員カード発行機10やカード装置5等
を各々個別に接続する方法でないため、回線本数が少な
くて経済的である。即ち、これらの信号伝達は、特定の
機器と中央制御装置400とがデータの授受を行ってい
るときには、他の機器とは接続できない制御回路を有す
る、所謂LAN(ローカルエリアネットワーク)システ
ムで構成されている。例えば、複数台設置のパチンコ機
2の特定台とデータの授受を行っているときには、他の
パチンコ機2とのデータ授受は禁止されていて順次デー
タを処理して行うものである。尚、中央制御装置400
の処理速度は各機器とのデータ授受に対応できるように
選定してあることはいうまでもない。
【0010】次に、会員カードの作成について説明する
と、従業員は、景品カウンタに設置の会員カード発行機
10を介して行う。具体的には、会員カード発行機10
に付設のモニターを見ながらキーボード等で、遊技者が
申請した氏名、住所、年齢、職業、性別等を入力する。
尚、遊技者によっては、正確に申請しないこともあるた
め、モニタ10bを見ながらキーボード10aを介して
従業員が修正入力することによって、より正確なデータ
を得ることができる。尚、この会員カードとして使用す
る非接触式カードの構成はよく知られていて、データを
記憶するメモリ、コントローラ、電波回路(マイクロ波
回路)、アンテナ及び電源等で構成してあるとともに、
その発行機もよく知られたものを使用する。前記の操作
によって発行の会員カードには、会員番号、氏名の他カ
ードの発行年月日がメモリに記録されると共に、これら
のデータは中央制御装置400に送られて記録される
(図5)。又、この会員カードは、プリペイドカードと
して使用する貸球数や獲得賞品球を賞品球カウンタ50
で計数したときの値等、必要に応じて種々のデータが記
憶可能となっている。
【0011】前記会員カードを所持するものが、遊技店
に入ると、入口に設置のカード装置5aによって、会員
カードのデータが読み込まれて、中央制御装置400に
送られ、来店時刻が記録される(図5)。遊技者は、会
員カードを所定口に挿入することがないため、煩わしく
ないし、遊技店にとっては、遊技者の来店時刻を知るこ
とができると共に、性別、年齢、住所別等に区分するデ
ータを得ることができる。これらのデータを集計するこ
とによって、曜日に対する遊技者層が分かったり、月別
の変位等を知ることができる。尚、前記カード装置5a
で会員カードを読み取るが、遊技者が来店したか出店し
たかの判断は、来店したデータが既にあるときには、出
店と判断することができ、区別できる。そして、出店の
際、会員カードに遊技価値のある「貸球数」や「獲得賞
品球数」の後日の使用を認める場合には、遊技者の所持
する会員カードの読み取りを行う必要がないが、認めな
いときには、カード装置5aを介して会員カードに「貸
球数」と「獲得賞品球数」が残っているかを判断し、残
っているときには、後日に持ち越しを禁止するため、ブ
ザー等を介して遊技者に知らせて、精算を行わせること
によって、会員カードの貸球数の変造を防止でき、不正
使用の減少を図ることができる。
【0012】次に、貸球交換の便宜を図るために、遊技
者がプリペイドカードを購入する場合について説明す
る。図3は、磁気を介して記憶されるプリペイドカード
のカード発行機100の正面図を示す。カード発行機1
00の正面左上には、カード発行機100が動作中を示
すランプ102が配設してあり、動作中はランプが点灯
している。右側には硬貨投入口104、紙幣投入口10
5が設けられていて、投入された金額は従来よく知られ
た投入金額確認装置によって、偽の硬貨か紙幣かを判別
し合計を算出するようになっている。又、該投入金額確
認装置の下部には釣銭を排出する排出口106が設けら
れ、釣銭排出は釣銭排出装置を介して行われる。107
a〜107dはランプ付きカード選択釦を示し、107
aはA円分の貸球に対応する記号を附したプリペイドカ
ードを選択する釦である。同様に、107bはB円分、
107cはC円分、107dはD円分に対応するプリペ
イドカードを選択する押釦である。108はランプ付き
のカード発行釦であって、前記硬貨又は紙幣を投入し、
前記カード選択釦107a〜107dの何れかを押した
後に作動して、カード選択釦に対応する貸球数のデー
タ、発行日を記録したプリペイドカード(図5)をカー
ド排出口109から排出する。又、前記の貸球数を確認
するため、プリンタ111が設置してあって、印字紙が
排出される。又、このプリペイドカード発行機100に
は、カード装置5bが付設してあって、遊技者が所持す
る会員カードのデータを読出すと共に、貸球数を中央制
御装置400に送り、遊技者の特定が出来ると共に、貸
球数及び購入時期等の把握ができる。尚、プリペイドカ
ード購入者の特定をより確実にするため、カード発行機
100に会員カードの挿入口を設け、カード装置を介し
て該カードの会員番号等を読取るように構成してもよ
い。又、このプリペイドカード発行機100は、前記の
様に専用のプリペイドカードの発行を行わずに、会員カ
ードをカード排出口109に挿入することによって、そ
の会員カードに貸球数を記録する形式のものであっても
よい。
【0013】次に、情報表示装置40について説明する
と、遊技者は、各パチンコ機の大当り回数等の履歴情報
を入手することによって、今から行うパチンコ機の選定
等に役立つものである。この情報表示装置40は、よく
知られたものであって、後述の各パチンコ機で生じた大
当りの回数等の遊技情報が表示されるものであるし、更
には、本日のプロ野球、競馬等の結果(外部情報)を表
示して、遊技者のサービスを図るものである。そこで、
遊技者が、この情報表示装置40の操作釦(図示略)を
押すと、表示器に各種情報が表示される。しかしなが
ら、この情報表示装置40に、会員カードを読み取るこ
とができるカード装置(図示略)を備えることによっ
て、この会員カードを所持している遊技者に対してのみ
利用可能としたり、会員カードを所持していない遊技者
と報知する情報の差別を図ることができる。この様に、
情報表示装置40にカード装置を備えることによって、
会員カードを所持する遊技者は、会員カードを特定口に
挿入することなく利用することができるし、会員カード
を有しない遊技者に対して、情報の差別化を図ることが
できる。又、前記情報表示装置40の利用に際して、有
料とすることもでき、会員カードの利用の他、プリペイ
ドカードの読み取り装置20を付設することによって、
プリペイドカードの利用も可能となる。遊技者が情報表
示装置40を利用すると、利用情報によって予め決めら
れた利用料(貸球数や獲得賞品球数に換算)を、遊技価
値を記録の会員カード或はプリペイドカード或は中央制
御装置400から減算処理を行えばよく、簡便に有料化
を図ることもできる。例えば、会員番号のみを記録の会
員カードの場合には、貸球数、獲得賞品球数等を記録の
中央制御装置400から利用料を減算処理する。
【0014】次に、パチンコ機に於ける会員カードにつ
いて説明する。パチンコ機2(図4(A))は、遊技者
がプリペイドカード、或は他の手段によって、直接貸球
を上皿に排出して、遊技を行うものである。遊技者は、
付設のプリペイドカードの読み取り装置20の挿入口2
1にプリペイドカードを挿入後、釦22を1回押すこと
によって、予め決められた数の貸球が、パチンコ機に備
えてある計数機を介して上皿3に排出する。又、このパ
チンコ機の下皿4の下には、遊技者が保持している会員
カードのデータを読むことができるカード装置5が付設
してあって、所定時間毎に、会員カードを読み取り、遊
技者がいなくなったか、替ったか、を検出している。一
方、図4(B)は、上皿3にほぼ対応する裏面を示し、
発射装置8に遊技球を送る通路9aには、遊技球の有無
を検出するリミットスイッチ9が付設してある。
【0015】遊技者が、プリペイドカード或は他の手段
で、貸球(遊技球)を上皿3に入れて、リミットスイッ
チ9が遊技球を検知したときには、遊技者がこのパチン
コ機で遊技を行うので、カード装置5を介して、遊技者
が保持しているカードの内容を読み取り、このデータを
中央制御装置400に送って記録する。このデータによ
って、会員番号と使用するパチンコ機の機種の関係を知
ることができ、年齢、性別等による人気のあるパチンコ
機の形式を知ることができる。又、遊技が続行中、遊技
者がトイレに行くために席を離れたり、タバコを買いに
自動販売機に行くこと等がある。この場合、遊技球は上
皿3に入れられたままであることを想定すると、リミッ
トスイッチ9は遊技球の存在を検知しているが、パチン
コ機に付設のカード装置は、会員カードを検出しなくな
る。この場合、遊技者は、このパチンコ機で遊技の続行
を望んでいると判断すると共に、中央制御装置にその時
刻を記録する。又、一方、各場所に設置のカード装置で
ある、トイレ5d、休憩所5e、自動販売機5fは、常
時、遊技者の会員番号を検出した時、その時刻を中央制
御装置400で記録すると共に、自動販売機では離れた
ときの時刻、トイレ及び休憩所では、再度、検出したと
きの時刻を記録する。
【0016】そして、前記のデータを基に中央制御装置
400では、種々の監視を行う。先ず、遊技者がトイレ
に入った時刻から、所定時間経過して、トイレカード装
置5dで検出しないときには、遊技者に健康上のトラブ
ルが発生したのか、従業員を介して調査させる。又、前
記遊技続行状態でパチンコ機を離れた時には、どこに行
ったかを検索することが出来るし、所定時間経過まで、
他の者の遊技を禁止(ハンドルの回転を停止する等の措
置)をする。しかし、所定時間経過しても遊技者が戻っ
てこないときには、会員番号を場内放送をして、その旨
を促す。尚、パチンコ機で大当り等が発生したときに
は、その回数を、中央制御装置400に送り記録するこ
とによって、会員番号に対する大当り回数を知ることが
できるし、更には、中央制御装置400で貸球数や獲得
賞品球数の変更を逐次記録することによって、会員カー
ドに記録の項目を減らすこともできる。
【0017】尚、プリペイドカードの替りに、会員カー
ドに貸球を記入する方式のものは、前記パチンコ機に付
設のカード装置5をなくし、プリペイドカードの読み取
り装置20の替りに、会員カードの読み取りが可能なカ
ード装置を設置する形式のパチンコ機にすればよい。更
には、賞品球が排出されず、発射球数と獲得賞品球数と
の差を逐次演算する形式(賞品球として排出しない形
式)のパチンコ機にあっては、カード装置を付設し、遊
技者が座ることによって、会員カードに記録の貸球を表
示して遊技を開始する。そして、遊技終了釦を押すこと
によって、カード装置を介して、会員カードに残球(獲
得賞品球数)を書き込む形式のものである。前記のよう
に、遊技者は、会員カードを介して遊技をすることがで
き、いちいち、現金を介して貸球を得ることの不便さを
解消することができる。
【0018】遊技者が獲得した賞品球は、カード装置5
を付設の賞品球カウンタ50に投入することによって計
数され、その会員カードに書き込まれる。尚、他人の会
員カードへの書き込みを禁止するためには、会員カード
を挿入したときに限定して、賞品球の投入を可能にす
る。そして、遊技者は、この会員カードをもって、自動
販売機80で所定の景品と交換することが出来る。尚、
景品と交換したことによって、それに対応の遊技球数
が、獲得賞品球数から減算される。又、その場合、獲得
賞品球数が残っているときには、遊技者は、カード装置
5を付設の賞品球カウンタ60を介して、遊技球(余り
球)として排出し、この遊技球によって、再度、遊技す
ることができる。このような処理を行うことによって、
会員カードに記録の獲得賞品球数及び貸球数がゼロとな
り、遊技者が遊技店外で所持の会員カードに記録の貸球
は常時ゼロであり、遊技価値(獲得賞品球数、貸球数)
を後日使用可能に変造することを防止することができ
る。即ち、会員カードには、貸球数や獲得賞品球数等を
記録しておくことなく、会員番号、氏名等のみを記録し
ておくと、不正行為の防止を図ることができる。尚、こ
の場合、貸球数や獲得賞品球数等は中央制御装置400
に記録しておくことはいうまでもないし、かかる会員カ
ードを他の遊技店で使用可能とするには遊技店を通信装
置を介して照会可能とするシステムにする。前記したよ
うに、会員カードを介して、自動販売機で景品に交換可
能となり、自分で好きなものの選択が可能となるし、遊
技店側にとっても、従業員の労力の軽減になる。
【0019】尚、遊技者に交換可能な多数の景品を景品
陳列棚に並べておき、手にとって見ることができるよう
にしておくことは有意義なことである。そのためには、
これらの景品の盗難を防止することも必要であり、これ
らの景品には、タグと称されるコイルが見えない箇所に
付設してある。又、賞品球カウンタ60にはバーコード
リーダが付設してあって、景品に付してあるバーコード
を読み取ると、遊技者の賞品球数から景品に対応の賞品
球数が差し引かれる。そこで、遊技者がこれらの景品の
交換を望む場合には、従業員は、賞品球カウンタ60に
設けてあるバーコードリーダを介して景品に付してある
バーコードを読み取ると共に前記タグの抹消を行えばよ
いため、簡便に景品交換の処理ができると共に、前記景
品棚に陳列の景品の盗難防止にもなる。
【0020】次に、駐車場の管理について説明する。中
央制御装置400は、常時、自動車センサ32(32
a、32b…)を検索し、全てのセンサ32が自動車を
検知したときには、駐車場表示器33に満車である旨表
示し、空いている箇所がある場合には、随時その場所を
表示して、自動車の駐車を管理すると共に、遊技者に便
宜を与える。遊技者は前記駐車場表示器33によって空
車状態であることを知って、駐車場の入口に設置の駐車
券発行機35に会員カードを示す(又は、挿入口がある
ときには挿入する)と、内蔵のカード装置5によって、
会員カードの「会員番号」が読み取られる。そして、そ
の会員番号に基づいて、中央制御装置400には、駐車
開始時刻がデータとして記録される(図5)。尚、会員
カードを有さない遊技者に対しては、会員カードを有さ
ないことを検出して、駐車券を発行する。その後、前記
自動ゲート30が開いて、遊技者は空いた場所に自動車
を止めて、遊技店の入口から入って遊技を行う。この
際、遊技店の入口に設置のカード装置5aによって、会
員カードを読み込んで、所定データを中央制御装置40
0に記録することは、前記したので省略する。
【0021】次に、遊技者が遊技を終了して、駐車場か
ら出て行くときの処理について説明する。会員カードを
有する遊技者は、出口に設置の駐車精算機36に会員カ
ードを提示(又は挿入口に入れる)すると、内蔵のカー
ド装置5は会員番号を読み取って、中央制御装置400
のデータから会員番号の貸球数のデータを取りだす。
尚、この貸球数は、会員カードを有する遊技者に対して
は、プリペイドカード発行機100を利用したときに、
記録されている。そして、例えば、予め決められた貸球
数に対応の無料の駐車時間を算出し、駐車開始時刻から
無料に該当するものであるかの判定を行い、無料の場合
には自動ゲート31を開き、不足の場合には、その旨の
金額を要求する。又、会員カードに貸球数(又は獲得賞
品球)を記録した状態で店外の持ち出しを認める場合に
は、前記不足金額に対応の貸球数(獲得賞品球)を減算
処理することもでき、遊技者に対して煩わしさの解消と
なる。他方、会員カードに貸球数(又は獲得賞品球)を
記録した状態で店外に持ち出しを禁止している場合に
は、店内に設置のカード装置5を付設の賞品球カウンタ
50に獲得賞品球を投入したとき、この遊技者が駐車し
ているかを中央制御装置40を介して調査し、駐車して
いる場合には、数分後に、店を出て行くことを想定し
て、前記獲得遊技球数から駐車時間に対応の獲得賞品球
数を予め減算処理しておくこともでき、この処理を行う
ことによって、前記と同様に、遊技者が駐車場から出て
行くとき便利である。尚、係る処理を行うことを遊技者
が確認することが望ましいときには、賞品球カウンタ5
0に、その旨の処理を行う、押し釦を設けておくことが
望ましい。又、前記処理を行った後、数分後に、遊技者
が店を出ていかない場合であっても、その時までの駐車
使用料を既に収めていることは中央制御装置400に記
録してあるため、遊技者が、再度、獲得賞品球を精算す
る場合や駐車場を出て行くときに精算可能であり、遊技
者にとって不利益を被らない。
【0022】一方、会員カードを有さない遊技者の場合
には、駐車開始のときに、駐車開始時刻を記録の駐車券
が発行されているし、その遊技者が、プリペイドカード
発行機100を利用したときには、プリペイドカードに
貸球数と共に、貸球数に対応の無料駐車時間を記録する
(図5)。そして、遊技者が駐車場を出るときには、駐
車精算機36に、前記駐車券とプリペイドカードを挿入
すると、無料範囲か否かを判定すると共に不足金額の要
求をなす。尚、この不足額は、プリペイドカードに貸球
数(又は獲得賞品球)を記録した状態で店外の持ち出し
を認める場合には、前記不足金額に対応の貸球数を減算
処理することもでき、遊技者に対して煩わしさの解消と
なる。更に、プリペイドカードに対する処理は、前記し
た会員カードと同じ処理を行うことも可能であって、こ
の様な処理を行うことによって、遊技者にとって、駐車
場を出て行くときの手続の繁雑さを解消することができ
る。尚、前記プリペイドカードの持ち出しを禁止してい
る場合には、遊技者が従業員にプリペイドカードを提示
して、無料駐車券を手渡す様に構成する。以上のよう
に、駐車場を管理することによって、遊技をなさないも
のの駐車場の利用を避けることができて、真に遊技をな
すものに迷惑をかけずに済むと共に、自動車で来る遊技
者に対する、日時、年齢層、性別等のデータを得ること
ができき、パチンコ店や他の遊技店(スロットマシー
ン、ゲームセンター等)において有意義である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、非接触式の会員カードを遊技
者に所持して貰うことによって、遊技者にとっても、挿
入口に会員カードを入れる煩わしさから開放されるし、
遊技店にとっても、会員カードを利用して、遊技店の入
口等に設置のカード装置を介して種々の有効な情報を得
ることができ、遊技店の経営の向上を図ることが出来
る。又、駐車場の管理も容易に行うことが出来て、真
に、遊技を行うものに迷惑をかけずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技店の平面配置図である。
【図2】遊技店に設置の各機器と制御ブロック図であ
る。
【図3】プリペイドカード発行機の正面図である。
【図4】パチンコ機の正面図と一部を示す裏面図であ
る。
【図5】中央制御装置のデータと会員カード、プリペイ
ドカードのデータ内容を示す図である。
【符号の説明】
5、5a〜5j カード装置 10 会員カード(非接触式カード)の発行機 40 情報表示装置 50 賞品球カウンタ 60 賞品球カウンタ 70 チケット端末機 80 自動販売機 100 プリペイドカード発行機 400 中央制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触方式でデータの読書き可能な会員
    カードと、該会員カードのデータを読出し及び書込むカ
    ード装置と、該カード装置を介して前記会員カードを管
    理する中央制御装置とを有し、前記カード装置を遊技店
    の入口と遊技機に設置することを特徴とする遊技店の管
    理装置。
  2. 【請求項2】 非接触方式でデータの読書き可能な会員
    カードと、該会員カードのデータを読出し及び書込むカ
    ード装置と、該カード装置を介して前記会員カードを管
    理する中央制御装置とを有し、貸球に関する情報を記録
    したプリペイドカードを発行するプリペイドカード発行
    機にカード装置を付設すると共に、駐車場の入口に設置
    の駐車券発行機と出口に設置の駐車精算機にカード装置
    を付設することを特徴とする遊技店の管理装置。
JP8137497A 1996-05-07 1996-05-07 遊技店の管理装置 Pending JPH09294859A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002136745A (ja) * 2000-10-31 2002-05-14 Ai Denshi Kk 遊技場用駐車場の管理システム
JP2006181138A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Omron Corp 遊技台予約管理システムおよび方法、予約管理サーバおよび方法、並びにプログラム
JP2007021185A (ja) * 2005-06-16 2007-02-01 Takeya Co Ltd 遊技場用会員管理システム

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