JP2006181138A - 遊技台予約管理システムおよび方法、予約管理サーバおよび方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 開店時刻が経過したのち予約時間に入店順に遊技客の会員コードに予約設定されたにもかかわらず占有権が行使されなかった遊技台に優先権を設定する。
【解決手段】 ステップS261において、予約時間が終了したと判定されると、ステップS262において、予約モードにより遊技不能状態の遊技台識別コードを予約情報DBより読み込む。ステップS263において、読み込んだ遊技台識別コードをカウントする。ステップS264において、カウントした遊技台識別コードの数だけ予約情報DBより開店後に入店した遊技客の会員コードを読み出す。ステップS265において、読み出した会員コードに対して優先権を設定して、優先権通知情報を会員コードの遊技客の所持する携帯電話機に送信する。本発明は、遊技店の予約管理システムに適用することができる。
【選択図】 図44

Description

本発明は、遊技台予約管理システムおよび方法、予約管理サーバおよび方法、並びにプログラムに関し、特に、遊技店の開店後にも予約が受け付けられるようにした遊技台予約管理システムおよび方法、予約管理サーバおよび方法、並びにプログラムに関する。
複数のパチンコ台やパチスロ台に代表される遊技台が遊技店には設けられている。遊技店の開店から入賞チャンスが大きそうな、いわゆる優良台を確保しようと遊技客が並ぶことがある。このような熱心な遊技客の熱い想いに応えるべく、遊技店のサービス向上施策の一環として、遊技客が所持する端末から遊技台の予約が可能となるシステムが提案されている。
遊技店に設置される遊技台を予約する技術として、遊技店と離れた場所に設置される利用者端末から、空き台となっている遊技台(遊技客が占有していない遊技台)に対する予約を受け付け、予約を受け付けた遊技台の動作を所定時間が経過するまで、または所定時間が経過する前に予約客が所定の操作をするまで不能動化するとともに、予約終了時刻を遊技台に表示する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。なお、この特許文献1には予約客が実行する所定の操作の具体例として、予約客が所持する会員カードを遊技台に備わるカード挿入口に差し込むことが記載されており、会員カードに記録された会員番号と予約時に登録された会員番号が一致するか否かが判別され、一致すれば遊技台が遊技可能状態となる技術が開示されている。さらに、別の場合に所定の操作の具体例には、遊技台に備わるキーボードから予約客が会員番号や暗証番号を入力することが記載されている。
また、遊技店に設置される遊技台を予約する技術として、遊技客が操作する入力部から特定の遊技台に対する予約指示を入力すると、指定された遊技台を予約状態に切り替えるとともに、予約状態となった遊技台が非稼動状態にあった場合にはこれを直ちに遊技不能状態に切り替え、稼動状態にあった場合にはその稼動の終了を待ってこれを遊技不能状態に切り替える技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。なお、この特許文献2には遊技不能状態の遊技台を遊技可能状態に戻す具体例として、予約状態に切り替えた遊技台の台番号を記憶した情報記憶媒体を発行し、発行された情報記憶媒体を予約客が遊技台の読み取り装置にセットすると、情報記憶媒体に記憶する台番号が遊技台の台番号と一致した場合に遊技不能状態から遊技可能状態に戻す技術が開示されている。
さらに、遊技店に設置される遊技台を予約する技術として、遊技店の開店前に並ばずとも遊技台の予約が出来るように、翌日における遊技台の予約を受け付ける技術が開示されている(例えば、特許文献3,4参照)。ただし、このようにただ予約を受け付けるだけでは稼動していない遊技台が増えるばかりで(遊技台の稼働率が低下し、)遊技店の経営に悪影響を及ぼしかねない。
ゲートを通過する利用者の所持する情報記憶媒体または利用者端末から情報を取得する技術として、移動体の出入り口を利用者が通過する際に、その利用者が所持する情報記憶媒体や利用者端末から情報を取得する技術が開示されている(例えば、特許文献5参照)。
特許第2616369号公報 特許第3193432号公報 特開平7−185100号公報 特開2004−154514号公報 特開2004−133530号公報
ところで、上記の特許文献1においては、空き台となっている遊技台に対して予約処理を受け付け、受け付けた遊技台には予約状態であることを表示し、予約した遊技客以外の遊技客にその遊技台が使用されてしまわないように、遊技不能とするとともに予約されていることを周りの遊技客に知らせるようにしている。
しかしながら、開店中の遊技店で優良台は常に遊技客に占有されていることが多く、いつまで経っても予約できないことが多い。なぜなら、遊技客は絶えず優良台を求めているものであり、ひとたび優良台にめぐり会えると入賞チャンスが大きい優良台であるが故に、その遊技台を使用中の遊技客は遊技を止めることがないからである。結局のところ、早いもの勝ちの論理で必然的に占有されてしまう優良台は、いつまで経っても空き台とならない。つまり、必然的にこのような予約システムで予約できるような遊技台に優良台はないことになり(あえて予約サービスを使うと優良台でない遊技台ばかりを予約してしまうことになり)、これではせっかくのサービスどころか遊技店に対する遊技客の不評を招きかねないというという課題があった。
また、特許文献2においては、予約状態となった遊技台が稼動状態である場合にはその稼動の終了を待ってこれを遊技不能状態としているが、同様の論理で優良台は常に占有されるためにその稼動の終了を待っているだけでは優良台はいつまで経っても予約できないという課題があった。
つまり、遊技客は自らの遊技ために優良台を確保したいのであって、優良台が予約できないのであれば、遊技台の予約システムが利用されないのは道理でもあり、利用もされずサービス向上に何も寄与しないのであれば何のためのシステム投資かわからなくなってしまうという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、実際に遊技店に足を運ばなくとも遊技店の外から優良台を予約できて、かつ、実際に遊技店に足を運んでくれた遊技客にも優良台を予約できるようにするものである。
本発明の遊技台予約管理システムは、操作端末が、遊技店の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込む予約申込手段を備え、予約管理サーバが、遊技店の開店時刻前に、予約申込手段により予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付手段と、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付手段とを備えることを特徴とする。
前記操作端末は、遊技台周辺端末、遊技店端末、若しくは、パーソナルコンピュータ、PDA、または携帯電話機等の携帯端末、または情報通信端末とするようにすることができる。
前記操作端末には、操作端末を所有する遊技者の会員コードを記憶する端末会員コード記憶手段とをさらに設けるようにさせることができ、予約管理サーバには、遊技台の動作モードを設定する動作モード設定手段と、端末会員コード記憶手段より会員コードを遊技台毎に読み取る第1の会員コード読取手段とをさらに設けるようにさせることができ、予約申込手段には、遊技店の開店時刻前に、端末会員コード記憶手段に記憶された会員コードを、予約管理サーバに送信することにより遊技台の占有権の予約を申し込ませるようにすることができ、占有権予約受付手段には、遊技店の開店時刻前に、予約申込手段より送信されてくる会員コードに基づいて、会員コードに対応付けて遊技台の占有権の予約を受け付けさせるようにすることができ、占有権予約受付手段が遊技台の占有権の予約を受け付けた場合、動作モード設定手段は、開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、遊技台の動作モードを、第1の会員コード読取手段により遊技台の占有権の予約が受け付けられた会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする予約モードに設定させるようにすることができる。
前記予約管理サーバには、遊技店の開店日の開店時刻後の遊技店の入口において、会員コードを読み取る第2の会員コード読取手段と、第2の会員コード読取手段により読み取られた会員コードを遊技店への入店順にデータベースとして記憶する入店会員コード記憶手段とをさらに設けるようにさせることができ、予約申込手段には、遊技店の開店時刻後に、会員コードを第2の会員コード読取手段により読み取らせることにより、遊技店の開店時刻後から第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定された遊技台のうち、占有権が行使されなかった開店日の遊技台の優先権の予約を申し込ませるようにすることができ、優先権予約受付手段には、入店会員コード記憶手段に記憶されている会員コードに対して、遊技店の開店時刻後から第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定された遊技台のうち、占有権が行使されなかった開店日の遊技台の優先権の予約を受け付けるようにさせることができる。
前記第2の会員コード読取手段には、指向性アンテナを用いて、遊技店の開店日の開店時刻後の遊技店の入口において、IDタグに記録された会員コードを読み取らせるようにすることができる。
前記予約管理サーバには、開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定されたままの遊技台の数をカウントするカウント手段と、入店会員コード記憶手段にデータベースとして記憶されている会員コードのうち、カウント手段によりカウントされた遊技台の数までの入店順位の会員コードを抽出する抽出手段とをさらに設けるようにさせることができる。
前記予約管理サーバには、優先権予約受付手段が、抽出手段により抽出された会員コードに、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定されたままの遊技台の優先権の予約を受け付けさせるようにすることができ、動作モード設定手段には、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定されたままの遊技台の動作モードを、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過した後の第2の所定の時間、第1の会員コード読取手段により、遊技台の優先権の予約が受け付けられた会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする優先モードに変更させるようにすることができる。
前記動作モード制御手段には、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過し、さらに第2の所定の時間が経過した後、優先モードに設定されている遊技台の動作モードを、常に遊技可能とする通常モードに変更させるようにすることができる。
前記予約申込手段は、1の会員コードについて、1の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込ませるようにすることができ、占有権予約受付手段、または優先権予約受付手段には、予約申込手段により予約が申し込まれた1の遊技台の占有権または優先権の予約を、1の会員コードについて受け付けるようにすることができる。
前記予約申込手段には、1の会員コードについて、複数の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込ませるようにすることができ、占有権予約受付手段、または優先権予約受付手段には、予約申込手段により予約が申し込まれた複数の遊技台の占有権または優先権の予約を、1の会員コードについて受け付けるようにさせることができ、動作モード設定手段には、開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、第1の会員コード読取手段により遊技台の占有権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となる以外のとき、遊技台の動作モードを、遊技不能状態とする予約モードに設定させるようにすることができ、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過した後の第2の所定の時間、第1の会員コード読取手段により、遊技台の優先権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となる以外のとき、遊技不能状態とする優先モードに設定させるようにすることができる。
前記予約申込手段には、遊技者が設定されていない会員コードに基づいて、遊技台の占有権または優先権の予約を申し込ませるようにすることができ、占有権予約受付手段、または優先権予約受付手段には、遊技店の開店時刻前に、予約申込手段により予約が申し込まれた開店日の遊技台の占有権または優先権の予約を、遊技者が設定されていない会員コードに基づいて受け付けるようにさせることができる。
前記占有権予約受付手段、または優先権予約受付手段が遊技台の占有権または優先権の予約を受け付けた場合、動作モード設定手段には、開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、遊技台の動作モードを、第1の会員コード読取手段により遊技台の占有権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする予約モード、または、第1の会員コード読取手段により遊技台の優先権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする優先モードに設定し、遊技台に設けられた動作モードを提示する装置を、予約モードまたは優先モードを提示させるように動作させるようにすることができる。
前記遊技台に設けられた動作モードを提示する装置は、可倒式のプレートとするようにすることができる。
本発明の遊技台予約管理システムの遊技台予約管理方法は、操作端末の遊技台予約管理方法が、遊技店の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込む予約申込ステップを含み、予約管理サーバの遊技台予約管理方法が、遊技店の開店時刻前に、予約申込手段により予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付ステップと、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、操作端末を制御するコンピュータに、遊技店の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込む予約申込ステップを含む処理を実行させ、予約管理サーバのコンピュータに、遊技店の開店時刻前に、予約申込手段により予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付ステップと、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付ステップとを含む処理を実行させることを特徴とする。
本発明の予約管理サーバは、遊技店の開店時刻前に、予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付手段と、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付手段とを備えることを特徴とする。
前記遊技台の動作モードを設定する動作モード設定手段と、端末会員コード記憶手段より会員コードを遊技台毎に読み取る第1の会員コード読取手段とをさらに設けるようにさせることができ、占有権予約受付手段には、遊技店の開店時刻前に、会員コードに基づいて、会員コードに対応付けて遊技台の占有権の予約を受け付けさせるようにすることができ、占有権予約受付手段が遊技台の占有権の予約を受け付けた場合、動作モード設定手段には、開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、遊技台の動作モードを、第1の会員コード読取手段により遊技台の占有権の予約が受け付けられた会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする予約モードに設定させるようにすることができる。
前記遊技店の開店日の開店時刻後の遊技店の入口において、会員コードを読み取る第2の会員コード読取手段と、第2の会員コード読取手段により読み取られた会員コードを遊技店への入店順にデータベースとして記憶する入店会員コード記憶手段とをさらに設けるようにさせることができ、優先権予約受付手段には、入店会員コード記憶手段に記憶されている会員コードに対して、遊技店の開店時刻後から第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定された遊技台のうち、占有権が行使されなかった開店日の遊技台の優先権の予約を受け付けるようにすることができる。
前記第2の会員コード読取手段には、指向性アンテナを用いて、遊技店の開店日の開店時刻後の遊技店の入口において、IDタグに記録された会員コードを読み取るようにさせることができる。
前記開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定されたままの遊技台の数をカウントするカウント手段と、入店会員コード記憶手段にデータベースとして記憶されている会員コードのうち、カウント手段によりカウントされた遊技台の数までの入店順位の会員コードを抽出する抽出手段とをさらに設けるようにさせることができる。
前記優先権予約受付手段には、抽出手段により抽出された会員コードに、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定されたままの遊技台の優先権の予約を受け付けるようにさせることができ、動作モード設定手段には、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定されたままの遊技台の動作モードを、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過した後の第2の所定の時間、第1の会員コード読取手段により、遊技台の優先権の予約が受け付けられた会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする優先モードに変更させるようにすることができる。
前記動作モード制御手段には、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過し、さらに第2の所定の時間が経過した後、優先モードに設定されている遊技台の動作モードを、常に遊技可能とする通常モードに変更させるようにすることができる。
前記占有権予約受付手段、または優先権予約受付手段には、予約申込手段により予約が申し込まれた1の遊技台の占有権または優先権の予約を、1の会員コードについて受け付けるようにさせることができる。
前記占有権予約受付手段、または優先権予約受付手段には、予約申込手段により予約が申し込まれた複数の遊技台の占有権または優先権の予約を、1の会員コードについて受け付けるようにさせることができ、動作モード設定手段には、開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、第1の会員コード読取手段により遊技台の占有権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となる以外のとき、遊技台の動作モードを、遊技不能状態とする予約モードに設定させるようにすることができ、遊技店の開店時刻から第1の所定の時間が経過した後の第2の所定の時間、第1の会員コード読取手段により、遊技台の優先権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となる以外のとき、遊技不能状態とする優先モードに設定させるようにすることができる。
前記占有権予約受付手段、または優先権予約受付手段には、遊技店の開店時刻前に、予約申込手段により予約が申し込まれた開店日の遊技台の占有権または優先権の予約を、遊技者が設定されていない会員コードに基づいて受け付けるようにさせることができる。
前記占有権予約受付手段、または優先権予約受付手段が遊技台の占有権または優先権の予約を受け付けた場合、動作モード設定手段には、開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、遊技台の動作モードを、第1の会員コード読取手段により遊技台の占有権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする予約モード、または、第1の会員コード読取手段により遊技台の優先権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする優先モードに設定し、遊技台に設けられた動作モードを提示する装置を、予約モードまたは優先モードを提示させるように動作させるようにすることができる。
前記遊技台に設けられた動作モードを提示する装置は、可倒式のプレートとするようにすることができる。
本発明の予約管理方法は、遊技店の開店時刻前に、予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付ステップと、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、遊技店の開店時刻前に、予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付ステップと、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の遊技台予約管理システムおよび遊技台予約方法、並びに第1のプログラムにおいては、操作端末により、遊技店の遊技台の占有権または優先権の予約が申し込まれ、予約管理サーバにより、遊技店の開店時刻前に、予約申込手段により予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約が受け付けられ、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約が受け付けられる。
本発明の予約管理サーバおよび予約管理方法、並びに第2のプログラムにおいては、遊技店の開店時刻前に、予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約が受け付けられ、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約が受け付けられる。
本発明によれば、実際に遊技店に足を運ばなくとも遊技店の外から優良台を予約することが可能で、かつ、開店前に予約しなくても実際に遊技店に足を運んだ遊技客が優良台を予約することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
即ち、本発明の遊技台予約管理システムは、操作端末が、遊技店の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込む予約申込手段(例えば、図25の予約情報送信部348)を備え、予約管理サーバが、遊技店の開店時刻前に、予約申込手段により予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付手段(例えば、図26の予約情報受信部376)と、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付手段(例えば、図37の会員コード記憶制御部467)とを備えることを特徴とする。
本発明の遊技台予約管理システムの遊技台予約管理方法は、操作端末の遊技台予約管理方法が、遊技店の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込む予約申込ステップ(例えば、図30のフローチャートにおけるステップS102の処理)を含み、予約管理サーバの遊技台予約管理方法が、遊技店の開店時刻前に、予約申込手段により予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付ステップ(例えば、図30のフローチャートにおけるステップS114の処理)と、遊技店の開店時刻後に、遊技店の開店時刻前までに、占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付ステップ(例えば、図38のフローチャートにおけるステップS213の処理)とを含むことを特徴とする。
図1は、本発明に係る遊技店における遊技台予約システムの一実施の形態の構成を示す図である。この予約管理システムは、いわゆるパチスロ店やパチンコ店などの遊技店に設置される複数の遊技台(パチンコ台、パチスロ台、またはゲーム機など)の開店前、または、開店後の予約を管理する(遊技台の占有権または優先権の取得を管理する)ものである。
ホールコンピュータ1は、遊技店の経営者により管理運営されるコンピュータであり、遊技台3−1乃至3−nの動作を監視している。ホールコンピュータ1は、遊技台の出玉もしくはメダルの払い出しの情報、各遊技台3−1乃至3−nの遊技客の呼出し情報、またはエラーの発生などの監視状況に応じて、所定の処理を実行する。尚、遊技台3−1乃至3−nを個々に区別して称する必要がない場合、単に、遊技台3と称するものとし、その他の構成についても同様に称するものとする。
また、ホールコンピュータ1は、各遊技台3の占有権または優先権の予約を受け付ける予約管理サーバとして機能する。尚、本明細書においては、ホールコンピュータ1が、予約管理サーバとして機能する場合について説明していくため、以降においては、予約管理サーバ1と称するものとするが、ホールコンピュータとは同一のものである。
予約管理サーバ1は、会員情報データベース2に記録されている遊技客の情報に基づいて、携帯電話機6やパーソナルコンピュータ7といった遊技客の所有する携帯端末に遊技台の出玉情報(遊技台の当たり回数や払い出しされた玉の数などの情報)などの優良台を判断するための、いわゆる優良台情報や、遊技台の予約状況情報(各遊技台毎の予約有無の状況を示す情報)を配信する。また、予約管理サーバ1は、開店時刻の前までに、携帯電話機6やパーソナルコンピュータ7といった遊技客の所有する携帯端末より送信されてくる遊技台の予約(遊技台の占有権の予約)を受け付ける。尚、遊技客は、事前に遊技店の会員登録を行い、それぞれが会員コードの配給を受けており、遊技客が所有する会員カード121(図4)や携帯電話機6に記録されている。このため、遊技客は、配信された優良台情報に基づいて、所望とする遊技台を決定し、必要に応じて、携帯電話機(PDAなどの携帯端末を含む)6やパーソナルコンピュータ7を操作して、遊技台を予約する。
また、予約管理サーバ1による遊技台の予約の受け付けは、開店時刻からの遊技台のうち、未予約状態の遊技台の占有権として受け付けられる。換言すれば、予約の受付は、すべての遊技台3が占有されていない開店時からの占有権について受け付けられているとも言える。
さらに、予約管理サーバ1による予約の受付は、開店時刻までとされ、開店時刻を過ぎた場合の占有権の予約は、翌日以降の遊技台の予約として受け付けられることになる。尚、予約の受付は、全ての遊技台3が占有されていない状態における遊技台3に対しての予約であるので、遊技店の入店口が開放される時刻まで予約を受け付けるようにしても良い。
なお、新台(遊技店に新しく設置された遊技台のこと)のように、遊技客が我先にと殺到する遊技台の予約は遊技客にサービスにはなり得ず、占有(遊技店はその遊技台を使わせないようにしていると遊戯客に感じさせてしまう)にしかならない。つまり、せっかく訪れた遊技客の不評を買うことにもなるので、このように遊技客が殺到するような遊技台3はあえて予約対象としない(予約を受け付けない、予約を登録できない)ようにしてもよい。
また、予約管理サーバ1は、遊技店の開店時刻から所定の時間が経過するまでの間(遊技台を予約した遊技客の予約が有効である時間、つまりは予約時間の間)、予約対象の会員コード(その遊技台3を予約した遊技者の会員コード)が提示されるまで、予約を受け付けた遊技台を遊技不能状態にする。
さらに、予約管理サーバ1は、予約を受け付けた遊技台3には、予約が設定されていることを提示させる。
尚、以降においては、予約を受け付けた会員コードが提示されるまで遊技不能状態とされ、予約を受け付けた会員コードが提示されることにより遊技可能状態に切り替わる遊技台の動作モードを予約モードと称する。
予約を受け付けた会員コードの提示は、遊技台3または遊技台周辺端末4(図中では、遊技台周辺端末4−1乃至4−n:基本的に遊技台周辺端末4は、遊技台3と一対で構成されており、それぞれに対応したものとして機能する)に設けられた会員コード受付部(後述する図3のカード受付用会員受付部62または携帯電話用会員受付部63)によって、会員コードが記録されたパンチ、磁気式、光学式、もしくは磁気光学式のカード型記録媒体、または、携帯電話機6などに代表される携帯端末に記憶されている予約を受け付けた会員コードを読み取ることにより提示を受ける方法の他、遊技台3に設置された情報入力部から予約を受け付けた会員コードと暗証番号を入力することにより提示を受けるなどの方法があり、その遊技台3を正規な手続きで予約した遊技客であることが確認できるように、会員コードの提示が受けられれば、その手段は特に問わない。
また、予約管理サーバ1は、開店時刻から遊技店の入口10に設置された会員コード読取部8によって入場順に遊技客の所持する(会員コードを記憶部に記憶する)会員カード9、または(会員コードを記憶部に記憶する)携帯電話機6から会員コードを読み取り、読み取った順に会員コードを記憶しておく。尚、会員コード読取部の構成については、詳細を後述する。
予約管理サーバ1は、遊技台3または遊技台周辺端末4に設置された会員コード受付部(後述する図3のカード受付用会員受付部62または携帯電話用会員受付部63)に遊技客により(会員コードを記憶部に記憶する)会員カード、または、(会員コードを記憶部に記憶する)携帯電話機6がセットされると、セットされた会員カード9または携帯電話機6から会員コードを読み取り、読み取った順に会員コードをデータベースとして記憶する。
予約時間が経過すると(遊技店の開店から所定の時間が経過すると)、予約管理サーバ1は、遊技不能状態のままとなった遊技台の台数をカウントし、開店時刻から記録した会員コードのうち、カウントした遊技台の数だけ(開店時刻から読み取った順に)データベースから会員コードを読み込む。
予約管理サーバ1は、データベースから読み込んだ会員コードに優先権を与え、この会員コード(優先権が設定された会員コード)に対応する携帯電話機6に優先権が設定された遊技台を通知する通知情報(優先権通知情報)を送信する。
ここで、優先権とは、予約が受け付けられた遊技台であって、開店時刻から所定の時間に(予約時間内に)、予約を受け付けた会員コードの提示がなく、遊技不能状態のままとなっている遊技台(予約により発生している占有権が行使されなかった遊技台)を、開店時刻から所定の時間が経過した後、さらに別途設定される所定の時間だけ行使可能な占有権である。
また、優先権が設定された会員コードによって遊技不能状態から遊技可能状態に切り替わる遊技台の動作モードのことを「優先モード」の遊技台と称するものとする。さらに、優先モードに設定されて、遊技台3が動作不能状態とされている時間は、「優先時間」と称するものとする。
予約モードから優先モードとなった遊技台3は、予約モード(予約時間)の終了から別途設定される所定の時間(優先権が設定された会員コードを持つ遊技客が、遊技台を占有することができる時間、つまりは優先時間の間)、会員コード受付部(後述する図3のカード受付用会員受付部62または携帯電話用会員受付部63)によって優先権が設定された会員コードが提示される(会員コードが読み取られる)まで遊技不能状態が継続される。
尚、優先権通知情報は、対象となる携帯電話機6に一斉に配信してもよいし、開店時刻から読み取った順に時間差を設定して順次送信してもよい。つまり、従来の予約管理システムのように予約時間が終了した直後から全遊技者に対して全遊技台を遊技可能状態とするのではなく、予約時間が終了しても、遊技不能状態を維持したまま、遊技店に来店した遊技客のために先着順に優先権を設定することで、遊技台3を予約せずに、来店した遊技客に対しても、早く入店することに対するインセンティブを付与することができる。
予約管理サーバ1は、優先モードが終了すると、(優先権が設定された会員コードが提示されなくても)優先モードの遊技台3を遊技可能状態にする(通常モードに設定する)。
尚、優先モード、優先モードの終了(もうすぐ終了)などの遊技台の状態を、遊技台に設置されたランプなどによって周囲に通知するようにしていもよい。予約モード、予約モードの終了(もうすぐ終了)などの状態通知についても同様である。
遊技店端末5−1乃至5−nは、遊技店の従業員などによって操作され、遊技者が登録されていない会員コード(例えば、遊技店の会員コード)により遊技台3を予約するとき操作される。
尚、遊技台3の占有権または優先権の予約については、1の会員コードについて1台の遊技台とするのが基本であるが、1の会員コードで複数の遊技台を予約できるようにしても良い。この場合、1の会員コードで複数の遊技台3を予約はできるが、同時に占有できる遊技台3は予約した複数の遊技台3のうちの1台のみである。また、予約時間または優先時間中であれば、占有権または優先権が設定されている会員コードを有する遊技客は、予約した複数の遊技台3であれば、そのうちの占有する遊技台3を自由に変更できるようにしても良い。
さらに、遊技台3の占有権または優先権の予約の代わりに整理券情報を電子的に配布するようにしても良い。
次に、図2を参照して、ホールコンピュータ(予約管理サーバ)1の構成について説明する。
CPU(Central Processing Unit)21は、ROM(Read Only Memory)22、または記憶部28に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)23には、CPU21が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU21、ROM22、およびRAM23は、バス24により相互に接続されている。
CPU21には、バス24を介して入出力インタフェース25が接続されている。入出力インタフェース25には、キーボードやマウスなどから構成される入力部26、スピーカやディスプレイなどから構成される出力部27が接続されている。CPU21は、入力部26からの情報に基づいて所定の処理を実行し、出力部27を介して処理結果となる画像や音声を出力させる。
入出力インタフェース25に接続されている記憶部28は、例えばハードディスクなどで構成され、CPU21が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部29は、イントラネットなどに代表されるネットワークを介して遊技台3または遊技台周辺端末4から供給される情報を取得する。
また、記憶部28は、各種のプログラムを記憶しており、CPU21は、これらのプログラムを読み出して対応する処理を実行する。記憶部28に記憶されるプログラムは、上述のほかにも、通信部29を介してプログラムを取得して記憶するようにしてもよい。
入出力インタフェース25に接続されているドライブ30は、磁気ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、或いは半導体メモリ44などが挿入されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部28に転送され、記憶される。
次に、図3を参照して、遊技台周辺端末4の構成について説明する。ここでいう遊技台周辺端末4とは、実際に遊技客が遊技をする、例えば、パチンコ台やパチスロ台そのものではなく、遊技台3が配置された間の空間であって、台間玉貸機などが設けられる部分に設置される機器や遊技台3の上部に設けられている表示部の動作を制御したり、予約管理サーバ1からの信号に基づいて、遊技台3を遊技不能状態または遊技可能状態に動作させるものである。
制御部51は、遊技台周辺端末4の動作の全体を制御しており、入力部52より供給された信号に応じて、所定の処理を実行し、処理結果を出力部53に出力する。また、制御部51は、処理結果を通信部54を介して予約管理サーバ1に送信したり、予約管理サーバ1より供給されてくる各種の信号を取得して、対応する処理を実行する。
入力部52の操作ボタン61は、遊技客が自らの会員コードを直接入力するとき操作されるボタンであり、遊技客の操作内容に応じた操作信号を発生し、制御部51に供給する。
カード受付用会員受付部62は、遊技客の会員コードが記録された会員カードから会員コードを読み出し、読み出した会員コードの情報を制御部51に供給する。カード受付用会員受付部62は、例えば、図4で示されるように、遊技台3が配置されている間の例えば、台間玉貸機101−1,101−2に設けられている。尚、台間玉貸機101は、遊技台周辺端末4としての機能も備えている。さらに、図5で示されるように、カード受付用会員受付部62は、カード差込部111に会員カード121(図1のカード9と同一のものでもよい)が挿入されると会員カード121に記録されている会員コードを読み出し、読み出した会員コードを制御部51に供給する。カード受付用会員受付部62は、会員コードの読み出しが完了すると、挿入された会員カード121をカード差込部111より抜き出す。
また、図6で示されるように、例えば、上述した操作ボタン61は、カード差込部121の上部に設けられるようにしても良い。このような構成とすることにより、入力部52は、会員コードを操作ボタン61またはカード受付用会員受付部62のいずれでも受け付けることができる。
さらに、カード受付用会員受付部62は、例えば、図6で示されるように、発光部81からなる呼出ランプ73に設けるようにしても良い。図6においては、呼出しランプ73の筐体部の遊技客からみて側面部にカード差込部111が設けられており、会員カードが挿入される構成となっている。カード取り出しボタン131は、会員カード121に記録されている会員コードの読み出しが完了し、会員カードを遊技客がカード差込部111より抜き出すとき操作され、会員カード121が挿入された状態で、会員カードの挿入方向に対して押圧することにより、会員カード121が抜き出される構成となっている。
携帯電話機会員受付部63は、携帯電話機6に記憶されている遊技客の会員コードを読み出し、制御部51に供給する。携帯電話機会員受付部63は、たとえば、図7で示されるように、遊技台3間に設けられている。携帯電話機会員受付部63は、台間玉貸機101に設けられた携帯電話差込口63A−1,63A−2に遊技客の携帯電話機6を差込むことでBlueTooth等の近距離無線通信により、携帯電話機6に記憶されている会員コードを読み出す。また、図8で示されるように、携帯電話機会員受付部63は、遊技台3間の台間玉貸機101に設けられている、携帯電話通信用の接続ケーブル63B−1,63B−2を介して(コネクタについては、複数の携帯電話機の形式に対応できるように、それぞれの形式ごとに設けられており、図8においては3種類設けられている)携帯電話機6に記憶されている会員コードを読み出す。また、接続ケーブル63Bは、図示されていないが、巻取り機構により台間玉貸機101本体から伸縮自在な構成となっている。
出力部53の予約表示部71は、例えば、図9,図10で示されるように、遊技台3の上部に設けられたプレート状のものであり、軸Axを中心に矢印A,B方向に回動することにより、遊技台3に対して平行の状態または垂直の状態に可動する構成となっている。予約管理サーバ1より遊技台3の占有権の予約が設定されたことを示す情報が供給されると、対応して図10の矢印A方向に回動し、予約が設定されていることを示す「予約中」と表記された文字が提示される状態となり、逆に、予約の設定がされていないとき、矢印B方向に回動して「予約中」の文字が提示されない状態となる。なお、予約表示部71は、例えば、矢印A方向に回動した場合、発光するような構成とするようにしても良い。
台情報表示部72yまたは72xは、例えば、図6または図5で示されるように、遊技台の上部または台間玉貸機101に設けられ、遊技台3の当たり回数や出玉数などの情報を表示する。
呼出ランプ73は、図示せぬ操作ボタンにより、遊技台3に動作の異常や遊技店の店員を呼び出す場合に遊技客に操作されたとき、発光するランプである。
制御部51に接続されているドライブ55は、磁気ディスク56、光ディスク57、光磁気ディスク58、或いは半導体メモリ59などが挿入されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得し、必要に応じて制御部51により利用される。
次に、図11を参照して、携帯電話機6の構成について説明する。尚、携帯電話機6の構成については、基本的に、ホールコンピュータ(予約管理サーバ)1と同様の構成であり、CPU151、ROM152、RAM153、バス154、入出力インタフェース155、入力部156、出力部157、記憶部158、通信部159、ドライブ160、磁気ディスク171、光ディスク172、光磁気ディスク173、および半導体メモリ174は、それぞれホールコンピュータ(予約管理サーバ)1のCPU21、ROM22、RAM23、バス24、入出力インタフェース25、入力部26、出力部27、記憶部28、通信部29、ドライブ30、磁気ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、および半導体メモリ44に対応するものである。ただし、携帯電話機6においては、ホールコンピュータ(予約管理サーバ)1とは異なり、携帯性が重視された小型のものであり、さらに、記憶部158の記憶容量についても、必要以上に大きくする必要がないため、ハードディスクドライブなどではなく、例えば、小型の半導体メモリなどから構成されるようにしてもよい。
次に、図12を参照して、会員コード読取部8の構成について説明する。
会員コード読取部8の情報取得部191は、遊技店入口10の近傍の壁面に設置されており、会員カード121を遊技者が手に持って情報取得部191の近傍にかざすと、会員カード121に記録されている会員コードを読み出す。尚、図1,図12においては、会員コード読取部8の情報取得部191が、会員カード121に記録されている会員コードを読み出す例について示されているが、ブルートゥースなどの非接触近距離通信手段を有する携帯電話機6で同様に会員コードを読み出すようにしても良い。
また、会員コードについては、例えば、図13で示されるように、遊技店入口211に指向性会員コード読取部201を設け、遊技客221が所持する非接触式ID(Identifier)タグ202に記憶された会員コードを、電波強度の強い範囲Arに入ったところで読み取るようにしてもよい。非接触式IDタグ202は、例えば、RF−ID(Radio Frequency Identifier)タグである。
非接触式IDタグ202がRF−IDタグである場合、非接触式IDタグ202は、IC(集積回路)チップとICチップに接続したコイル状アンテナで構成されており、ICチップは制御部、情報記憶部、電源整流部、情報送信部および情報受信部で構成されている。指向性会員コード読取部201は、ICチップの情報記憶部に記憶されている会員コードを、コイル状アンテナを介して電波や電磁波で通信し、読み取る。近年では非接触電力伝送技術により、指向性会員コード読取部201のアンテナ221−1,221−2から非接触式IDタグ202に電力を供給し、電力を供給している間だけ指向性会員コード読取部201が会員コードを読み出せるようにすることもできる。
非接触式IDタグ202にはラベル型、カード型、コイン型、スティック型など様々な形状があり、用途に合わせて選択することができる。
指向性会員コード読取部201は、図14で示されるように、アンテナ221−1,221−2で構成され、1/2λ(λ:電波の波長)の倍数の間隔で配設されている。図15で示されるように、縦方向(円柱状のアンテナ221の軸方向)ではアンテナ221−1の電波(電力)とアンテナ221−2の電波にズレはなく、その合成波は強くなる。尚、図15においては、第1段目がアンテナ221−1により発生される電波の時間方向の振幅を示し、第2段目がアンテナ221−2により発生される電波の時間方向の振幅を示し、第3段目がアンテナ221−1,221−2のそれぞれにより発生される電波の時間方向の合成振幅を示しており、図16,図17も同様である。
同様に横方向(円柱状のアンテナ221の軸に対して水平の方向)では、図16で示されるように、アンテナ221−1とアンテナ221−2の電波に1/2λの位相のズレが生じるために、その合成波は相殺されてゼロとなる。さらに、図17で示されるように、斜め方向(図17においては、円柱状のアンテナ221の軸に対して45°の方向)ではアンテナ221−1とアンテナ221−2の電波に√2/2λのズレが生じるために、その合成振幅は弱くなる。
この結果、アンテナ221−1,221−2により構成される電波の強度分布は、図18で示されるように、円柱状のアンテナ221−1,221−2の軸により構成される直線に対して接するような楕円状の範囲において電波強度の強い範囲が分布する。
また、図19で示されるように、アンテナ221に代えて、円形パッチアレーアンテナ231−1乃至231−4を方形状の頂点位置に配置すると、図20で示されるように、円形パッチアレーアンテナ231−1乃至231−4が配置された平面に対して接するように3次元の長楕円球状の範囲において電波強度の強い範囲を分布させることができる。
次に、図13の指向性会員コード読取部201が非接触式IDタグ202に記録された会員コードを読み出すときの動作を説明する。
第1に、指向性会員コード読取部201は、非接触IDタグ202に内蔵されたICチップに電源供給するための電波または電磁波を発生すると共に、会員コードの返信を要求する返信要求信号を出力する。このとき、非接触IDタグ202のICチップに電源供給するための電波または電磁波、並びに会員コードの返信を要求する返信要求信号は、上述したように所定の強度として分布される領域Arに供給されることになる。
第2に、会員コードが記録された非接触IDタグ202が、上述した電波または電磁波が所定の強度だけ分布されている領域Arにセットされる、接触する、または通過すると、会員コードが記録された非接触IDタグ202は、指向性会員コード読取部201より供給されてくる電波または電磁波により、内蔵されたICチップに電源供給を受けると共に、会員コードの返信を要求する返信要求信号を受信する。
第3に、非接触IDタグ202においては、指向性会員コード読取部201より受信した電波または電磁波による共振作用で非接触IDタグ202内に起電力が発生する。
第4に、発生した起電力がICチップに供給され、指向性会員コード読取部201より供給されてきた(ICチップの情報記憶部に記憶する)会員コードの返信要求信号が、情報受信部で受信される。
第5に、情報受信部で受信した返信要求信号に応じて非接触IDタグ202は、情報記憶部に記憶する会員コードを読み出し、情報送信部によってコイル状アンテナを介して会員コード読み取り部に送信する。
第6に、指向性会員コード読取部201は、非接触IDタグ202から送信されてくる会員コードを受信する(結果として、会員コードを非接触IDタグ202より読み取る)。
尚、遊技店端末5の構成については、ホールコンピュータ1と同様であるので、その説明は省略する。
次に、各種の動作について説明する。尚、以降の説明においては、会員コードは携帯電話機6に記憶されているものとし、遊技客は、自らの会員コードが記憶されたものを所持し、必要に応じて各種の動作に使用するものとして説明を進めるものとするが、上述したように、会員カードや非接触IDタグに記憶されたものを用いても良いことは言うまでもない。
まず、会員登録処理について説明する。尚、会員登録処理には、事前に会員登録フォーマットの配布処理が必要であるが、この処理についても併せて説明するものとする。
図21は、会員登録処理において、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
依頼受信部301は、通信部29を制御して、携帯電話機6から会員コードの発行を依頼する発行依頼情報を受信し、読込部302に供給する。読込部302は、依頼受信部301より供給される会員コードの発行依頼情報を取得すると、会員情報DB(データベース)303で管理されている登録情報フォーマットを読み込み、フォーマット送信部304に供給する。フォーマット送信部304は、通信部29を制御して、読込部302より供給された登録情報フォーマットを会員コードの発行を依頼してきた携帯電話機6に送信する。
登録情報受信部305は、通信部29を制御して、携帯電話機6より送信されてくる、登録情報が入力されている登録情報フォーマットを受信し、発行部306に供給する。発行部306は、登録情報受信部305より供給された登録情報フォーマットに記録された登録情報に基づいて、会員コードを発行し、会員コード送信部308に供給すると共に、発行した会員コードと、会員コードに対応する登録情報を登録部307に供給する。
登録部307は、発行部306より供給された会員コードと、その会員コードに対応する登録情報を、それぞれ対応付けた状態で会員情報DB303に登録させる(DBとして記憶させる)。会員コード送信部308は、発行部306より供給された会員コードと共に会員登録が完了したことを示す報告情報を携帯電話機6に送信する。
次に、図22を参照して、会員登録処理において、携帯電話機6により実現される機能を説明する。
登録依頼受付部321は、入力部156の操作内容に基づいて、携帯電話機6の遊技者により会員コードの発行依頼を受け付け、発行依頼情報を生成して発行依頼情報送信部322に供給する。発行依頼情報送信部322は、通信部159を制御して、登録依頼受付部321より供給された発行依頼情報を予約管理サーバ1に送信する。
フォーマット取得部323は、通信部159を制御して、会員コードの発行依頼情報に基づいて、予約管理サーバ1より送信されてくる登録情報フォーマットを取得し、フォーマット出力制御部324に供給する。フォーマット出力制御部324は、フォーマット取得部323より供給された登録情報フォーマットを、例えば、ディスプレイなどからなる出力部157に供給し表示する。
入力受付部325は、フォーマット出力制御部324により表示されている登録情報フォーマットに基づいて、遊技者により入力部156が操作されることにより、登録情報フォーマットへの登録情報の入力を受け付けて、登録情報が入力されている登録情報フォーマットを生成して、登録情報送信部326に供給する。
登録情報送信部326は、入力受付部325より供給されてくる、登録情報が入力済みの登録情報フォーマットを取得し、通信部159を制御して、予約管理サーバ1に送信する。会員コード受信部327は、通信部159を制御して、予約管理サーバ1より送信されてくる会員コードと共に会員登録が完了したことを示す報告情報を受信し、記憶制御部328に供給する。記憶制御部328は、会員コード受信部327より供給される会員コードを記憶部329に記憶させると共に、会員コードが取得され、記憶部329に記憶されて、会員登録が完了したことを示す情報を報告情報出力部330に供給する。報告情報330は、記憶制御部328より供給される、会員コードが取得されて、記憶部329に記憶され、会員登録が完了したことを示す報告情報を取得すると、出力部157に出力させ遊技者に対して提示する。
次に、図23のフローチャートを参照して、会員登録フォーマット配信処理について説明する。
ステップS1において、登録依頼受付部321は、携帯電話機6を所持する遊技者が、入力部156を操作して、会員登録を依頼してきた場合、会員登録の依頼を受け付け、その処理は、ステップS2に進む。
ステップS2において、登録依頼受付部321は、入力部156の操作内容に基づいて、携帯電話機6の遊技者により会員コードの発行依頼を受け付け、発行依頼情報を生成して発行依頼情報送信部322に供給する。さらに、発行依頼情報送信部322は、通信部159を制御して、登録依頼受付部321より供給された発行依頼情報を予約管理サーバ1に送信する。
ステップS11において、依頼受信部301は、通信部29を制御して、携帯電話機6から会員コードの発行を依頼する発行依頼情報を受信し、読込部302に供給する。読込部302は、依頼受信部301より供給される会員コードの発行依頼情報を取得すると、会員情報DB(データベース)303で管理されている登録情報フォーマットを読み込み、フォーマット送信部304に供給する。フォーマット送信部304は、通信部29を制御して、読込部302より供給された登録情報フォーマットを会員コードの発行を依頼してきた携帯電話機6に送信する。
ステップS3において、フォーマット取得部323は、通信部159を制御して、会員コードの発行依頼情報に基づいて、予約管理サーバ1より送信されてくる登録情報フォーマットを取得し、フォーマット出力制御部324に供給する。フォーマット出力制御部324は、フォーマット取得部323より供給された登録情報フォーマットを、例えば、ディスプレイなどからなる出力部157に供給し表示する。
以上の処理により、携帯電話機6より会員登録依頼情報が予約管理サーバ1に送信されると、会員登録処理を実行するための会員登録フォーマットが、予約管理サーバ1より携帯電話機1に配信される。遊技者は、携帯電話機6を操作して、配信された会員登録フォーマットに、自らの登録情報を入力することで、後述する会員登録処理を実行することが可能となる。
次に、図24のフローチャートを参照して、会員登録処理について説明する。
ステップS21において、入力受付部325は、上述の処理により取得した登録情報フォーマットに対しての入力を受け付けると、その処理は、ステップS22に進む。
ステップS22において、入力受付部325は、遊技者により入力部156が操作されることにより、登録情報フォーマットへの登録情報の入力済みの登録情報フォーマットを登録情報送信部326に供給する。登録情報送信部326は、入力受付部325より供給されてくる、登録情報が入力済みの登録情報フォーマットを取得し、通信部159を制御して、予約管理サーバ1に送信する。
ステップS31において、登録情報受信部305は、携帯電話機6より送信されてくる、登録情報が入力されている登録情報フォーマットを受信し、発行部306に供給する。発行部306は、登録情報受信部305より供給された登録情報フォーマットに記録された登録情報に基づいて、会員コードを発行し、会員コード送信部308に供給すると共に、発行した会員コードと、会員コードに対応する登録情報を登録部307に供給する。
ステップS32において、登録部307は、発行部306より供給された会員コードと、その会員コードに対応する登録情報を、それぞれ対応付けた状態で会員情報DB303に登録させる(DBとして記憶させる)。
ステップS33において、会員コード送信部308は、発行部306より供給された会員コードと共に会員登録が完了したことを示す報告情報を携帯電話機6に送信する。
ステップS23において、会員コード受信部327は、通信部159を制御して、予約管理サーバ1より送信されてくる会員コードと共に会員登録が完了したことを示す情報を受信し、記憶制御部328に供給する。記憶制御部328は、会員コード受信部327より供給される会員コードを記憶部329に記憶させると共に、会員コードが取得され、記憶部329に記憶されて、会員登録が完了したことを示す情報を報告情報出力部330に供給する。
ステップS24において、報告情報330は、記憶制御部328より供給される、会員コードが取得されて、記憶部329に記憶され、会員登録が完了したことを示す情報を取得すると、出力部157に出力させ遊技者に対して提示する。
以上の処理により、会員登録が実行されて、予約管理サーバ1においては、会員登録された遊技者の会員コードを発行して、会員コードに対応付けて登録情報を会員情報DB303に記憶させると共に、遊技者は、自らの携帯電話機6に会員コードを取得して記憶させることが可能となる。
次に、予約処理について説明する。予約処理については、予約状況情報の配信処理が事前に含まれることになるので、その処理も併せて説明する。
まず、図25を参照して、予約処理を実行するとき、携帯電話機6により実現される機能について説明する。図25は、予約処理を実行するとき、携帯電話機6により実現される機能を示す機能ブロック図である。
優良台情報取得依頼受付部341は、入力部156が操作されることにより、優良台情報の取得依頼を受け付け、優良台の取得依頼を受け付けたことを依頼情報送信部342に供給する。依頼情報送信部342は、優良台情報取得依頼受付部341より供給された優良台情報の取得依頼を受け付けたことを示す情報に基づいて、通信部159を制御して、優良台情報の取得を依頼する依頼情報を予約管理サーバ1に送信する。
優良台情報受信部343は、通信部159を制御して、優良台情報の依頼情報に基づいて、予約管理サーバ1より送信されてくる優良台情報を受信し、優良台情報出力部344に供給する。優良台情報出力部344は、出力部157を制御して、取得した優良台情報を出力させる(ディスプレイなどに表示して、遊技者に提示する)。
予約情報受付部345は、入力部156が操作されて、遊技者により指定された遊技台3を指定された予約日の占有権の予約を予約情報として受け付ける。会員コード読込部346は、予約情報受付部345より遊技者により指定された遊技台3の予約を受け付けた予約情報を取得すると、記憶部351(図22の記憶部329と同一のもの)に記憶されている会員コードを読み出し、併せて会員コード付与部347に供給する。会員コード付与部347は、予約情報に会員コードの情報を付与し、予約情報送信部348に供給する。予約情報送信部348は、会員コードが付与されている予約情報を、通信部159を制御して、予約管理サーバ1に送信する。
報告情報受信部349は、通信部159を制御して、予約管理サーバ1より予約情報に基づいて送信されてくる報告情報を取得し、報告情報より予約完了情報を抽出して予約完了情報記憶制御部350に供給すると共に、報告情報を報告情報出力部352に供給する。報告情報出力部352は、報告情報受信部349より供給された報告情報を出力部157に出力し、携帯電話機6を所有する遊技者に提示する。
次に、図26を参照して、予約処理を実行するとき、予約管理サーバ1により実現される機能について説明する。
優良台情報取得依頼受信部371は、通信部29を制御して、携帯電話機6より送信されてくる優良台情報の取得についての依頼情報を受信し、受信した依頼情報を優良台情報読込部372に供給する。優良台情報読込部372は、優良台情報取得依頼受信部371より供給された優良台情報の取得についての依頼情報に基づいて、優良台情報DB373にアクセスし、優良台情報を読み込み、予約状況情報読込部374に供給する。
予約状況情報読込部374は、優良台情報読込部372より優良台情報が供給されると、予約情報DB379にアクセスし、予約状況情報を読み込み優良台情報送信部374に、優良台情報に予約状況情報を付加して供給する。優良台情報送信部375は、通信部29を制御して、予約状況情報読込部374より供給される、予約状況情報が付加された優良台情報を携帯電話機6に送信する。
予約情報受信部376は、通信部29を制御して、携帯電話機6より会員コードと共に送信されてくる、予約する遊技台3を指定する予約情報を受信し、予約情報受付可否判断部377に供給する。予約情報受付可否判断部377は、内蔵するRTC(Real Time Clock377aの時刻情報、および、予約情報DB379に記憶されている予約状況情報に基づいて、予約情報を受け付けるか否かを判断する。例えば、予約情報による遊技台3の占有権の予約を受け付けると判断した場合、予約情報受付可否判断部377は、会員コードと共に予約情報を予約情報記憶制御部378に供給する。一方、予約情報による遊技台3の占有権の予約を受け付けないと判断した場合、予約情報受付可否判断部377は、予約情報に基づいた予約を受け付けない旨の報告情報を報告情報送信部380に供給する。
予約情報記憶制御部378は、予約情報受付可否判断部377により予約が受け付けられた予約情報と会員コードに基づいて、予約情報を記憶させる。より具体的には、予約が指定された遊技台3を特定する遊技台識別コード、予約を申し込んだ遊技者の会員コード、および予約日を対応付けて記憶させる。さらに、予約情報記憶制御部378は、予約が完了した旨の報告情報を報告情報送信部380に供給する。
報告情報送信部380は、通信部29を制御して、予約情報を送信してきた携帯電話機6に対して、予約を受け付けない旨の報告情報、または、予約が完了した旨の報告情報を送信する。
次に、図27のフローチャートを参照して、予約状況情報配信処理について説明する。
ステップS41において、優良台情報取得依頼受付部341は、入力部156に問い合わせて、優良台情報の取得依頼を受け付けると、その処理は、ステップS42に進む。
ステップS42において、優良台情報取得依頼受付部341は、入力部156が操作されることにより、優良台の取得依頼を受け付けたことを依頼情報送信部342に供給する。依頼情報送信部342は、優良台情報取得依頼受付部341より供給された優良台情報の取得依頼を受け付けたことを示す情報に基づいて、通信部159を制御して、優良台情報の取得を依頼する依頼情報を予約管理サーバ1に送信する。
ステップS51において、優良台情報取得依頼受信部371は、通信部29を制御して、携帯電話機6より送信されてくる優良台情報の取得についての依頼情報を受信し、受信した依頼情報を優良台情報読込部372に供給する。優良台情報読込部372は、優良台情報取得依頼受信部371より供給された優良台情報の取得についての依頼情報に基づいて、優良台情報DB373にアクセスし、優良台情報を読み込み、予約状況情報読込部374に供給する。
ステップS52において、予約状況情報読込部374は、優良台情報読込部372より優良台情報が供給されると、予約情報DB379にアクセスし、予約状況情報を読み込み優良台情報送信部374に、優良台情報に予約状況情報を付加して供給する。
ステップS53において、優良台情報送信部375は、通信部29を制御して、予約状況情報読込部374より供給される、予約状況情報が付加された優良台情報を携帯電話機6に送信する。
ステップS43において、優良台情報受信部343は、通信部159を制御して、予約管理サーバ1より優良台情報の依頼情報に基づいて送信されてくる予約状況情報が付加された優良台情報を取得し、優良台情報出力部344に供給する。優良台情報出力部344は、優良台情報受信部343より供給された優良台情報と予約状況情報を出力部157に出力し、携帯電話機6を所有する遊技者に提示する。
以上の処理により、遊技台を予約しようとする遊技者は、携帯電話機6を用いて、優良台情報と予約状況情報を取得することができるので、優良台情報と予約状況情報とに基づいて、予約しようとする遊技台3を吟味することが可能となる。
次に、図28のフローチャートを参照して、予約処理について説明する。
ステップS71において、予約情報受付部345は、上述した予約状況情報配信処理により配信された遊技台3の予約状況情報と優良台情報とに基づいて、遊技客が、予約しようとする遊技台3を決定し、対応する遊技台3と予約日を指定するように携帯電話機6の入力部156を操作されることにより、遊技台3を指定する予約情報の入力を受け付けると、その処理は、ステップS72に進む。
ステップS72において、予約情報受付部345は、入力部156が操作されて、遊技者により指定された遊技台3の指定された予約日の占有権の予約を予約情報として受け付ける。会員コード読込部346は、予約情報受付部345より遊技者により指定された遊技台3の予約を受け付けた予約情報を取得すると、記憶部351に記憶されている会員コードを読み出し、併せて会員コード付与部347に供給する。会員コード付与部347は、予約情報に会員コードの情報を付与し、予約情報送信部348に供給する。予約情報送信部348は、会員コードが付与されている予約情報を、通信部159を制御して、予約管理サーバ1に送信する。
ステップS81において、予約情報受信部376は、通信部29を制御して、携帯電話機6より会員コードと共に送信されてくる、予約する遊技台3を指定する予約情報を受信し、予約情報受付可否判断部377に供給する。予約情報受付可否判断部377は、内蔵するRTC377aの時刻情報に基づいて、予約情報を受け付けるか否かを判断する。より具体的には、予約情報受信部376は、RTC377aに問い合わせて、予約情報の予約日が翌日以降であるか否かを判断する。例えば、ステップS81において、予約情報の予約日が翌日以降であった場合、その処理は、ステップS82に進む。
ステップS82において、予約情報受付可否判断部377は、予約情報DB379にアクセスし、予約情報により指定されている遊技台3について予約状況情報を取得する。
ステップS83において、予約情報受付可否判断部377は、取得した予約状況情報に基づいて、予約情報により指定されている遊技台3が未予約であるか否かを判定する。例えば、未予約であると判定された場合、すなわち、予約情報による遊技台3の占有権の予約を受け付けると判断した場合、ステップS84において、予約情報受付可否判断部377は、会員コードと共に予約情報を予約情報記憶制御部378に供給する。予約情報記憶制御部378は、予約情報受付可否判断部377により予約が受け付けられた予約情報と会員コードに基づいて、予約情報を記憶させる。より具体的には、予約が指定された遊技台3を特定する遊技台識別コードと、予約を申し込んだ遊技者の会員コードを対応付けて記憶させる。さらに、予約情報記憶制御部378は、予約が完了した旨の報告情報を報告情報送信部380に供給する。
ステップS85において、報告情報送信部380は、通信部29を制御して、予約情報を送信してきた携帯電話機6に対して、予約が完了したこと旨の報告情報を送信する。
一方、ステップS83において、予約情報に基づいて、予約が希望されている遊技台3が予約済みであった場合、ステップS86において、予約情報受付可否判断部377は、指定されていた遊技台3が予約済みであったので予約を受け付けず、同様の理由により予約を受け付けない旨の報告情報を報告情報送信部380に供給する。結果として、報告情報送信部380は、通信部29を制御して、予約情報を送信してきた携帯電話機6に対して、予約済みであったので予約を受け付けなかった旨の報告情報を送信する。
さらに、ステップS81において、予約情報の予約日が翌日以降ではなかった場合、ステップS87において、予約情報受付可否判断部377は、RTC377aに問い合わせて、今現在の時刻が開店時刻を過ぎているか否かを判定し、開店時刻を過ぎていない場合、すなわち、まだ、当日の予約が受け付けられる状態である場合、その処理は、ステップS82に進む。
一方、ステップS87において、開店時刻を過ぎていると判定された場合、ステップS88において、予約情報受付可否判断部377は、指定されていた予約日が受付時刻を過ぎているので予約を受け付けず、同様の理由により予約を受け付けない旨の報告情報を報告情報送信部380に供給する。結果として、報告情報送信部380は、通信部29を制御して、予約情報を送信してきた携帯電話機6に対して、受付時刻を過ぎているので予約を受け付けなかった旨の報告情報を送信する。
以上の処理により、遊技者は、携帯電話機6を利用して、優良台情報と予約状況情報に基づいて、指定する予約日の指定する遊技台3についての占有権の予約を実行することが可能となる。また、指定した遊技台3が予約済みであったり、予約の受付時刻を過ぎているような場合、予約が受け付けられないように処理されるので、1の遊技台3に対して複数の予約が入ってしまうと言った、いわゆるダブルブッキングや、開店時刻が過ぎた後に予約を受け付けてしまうと言ったトラブルを抑制することが可能となる。
尚、以上においては、予約の受付時刻を開店時刻とした場合について説明したが、開店時刻は常に一定なのではなく、入店が開始されたタイミングであればよいので、遊技店の入口の扉が開放されたタイミングまでを予約の受付可能時刻とするようにしてもよい。
図29は、予約の受付可能時刻を遊技店の入口が開放されるまでとした場合の予約管理サーバ1により実現される機能を説明する機能ブロック図である。尚、図26を参照して説明した機能と同一の機能については同一の符号を付しており、その説明は適宜省略するものとする。
図29において、図26における予約管理サーバ1により実現される機能と異なる機能は、予約受付可否判断部377に変えて予約受付可否判断部391を設けている点である。予約受付可否判断部391は、基本的な機能は予約受付可否判断部377と同様である(RTC391aはRTC377aと同一のもの)が、遊技店の入口10の扉の開放を検知する開放検知部391bを備えており、開放検知部391bにより検知される扉の開放検知結果に基づいて、予約を受け付けるか否かを判断する。
次に、図30のフローチャートを参照して、図29を参照して説明した予約管理サーバ1の機能により実現される予約処理について説明する。尚、携帯電話機6により実現される機能は、図25の場合と同様である。また、予約状況情報配信処理については、図27の場合と同様であるので、その説明は省略する。さらに、図30のフローチャートにおいて、ステップS101乃至S103、および、ステップS111乃至S116,S118の処理は、図28のフローチャートにおけるステップS71乃至S73、および、ステップS81乃至S86,S88の処理と同様であるので、その説明は省略する。
ステップS117において、予約情報受付可否判断部391は、開放検知部391bに問い合わせて、遊技店の入口10の扉が開放されているか、すなわち、遊技客を遊技店内に入店させている、実態としての遊技店が開店しているか否かを判定し、扉が開放されていない場合、すなわち、まだ、当日の予約が受け付けられる状態である場合、その処理は、ステップS112に進む。
一方、ステップS117において、扉の開放が検知されていると判定された場合、すなわち、実態として遊技店が開店している場合、その処理は、ステップS118に進む。
以上の処理により、遊技者は、携帯電話機6を利用して、優良台情報と予約状況情報に基づいて、指定する予約日の指定する遊技台3についての占有権の予約を実行することが可能となるだけでなく、実際に遊技店の営業が開始される直前まで、当日の予約を受け付けることが可能となる。
次に、予約が受け付けられた遊技台3の動作モードを切り替える状態切替処理について説明する。
図31は、状態切替処理が実行される場合に予約管理サーバ1により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
スケジュール情報読込部401は、遊技店の開店日や開店時刻、または、遊技台3の動作モードのスケジュールの情報がデータベース化された状態で記憶されているスケジュール情報DB402にアクセスし、遊技店の当日のスケジュール情報を読み込み、開店準備開始信号出力部403に供給する。開店準備開始信号出力部403は、スケジュール情報読込部401より供給される当日のスケジュール情報に基づいて、開店時刻となった場合、開店準備を開始すべきタイミングで開店準備開始信号を予約情報読込部404に供給する。
予約情報読込部404は、開店準備開始信号出力部403より開店準備開始信号を受信すると予約情報DB405(図26の予約情報DB379と同一のもの)にアクセスして、予約が受け付けられている遊技台3の遊技台識別コードを読み込み切替指示情報送信部406に供給する。切替指示情報送信部406は、通信部29を制御して、予約情報読込部404より供給された予約が受け付けられている遊技台3の遊技台識別コードに基づいて、対応する遊技台3の遊技台周辺端末4に対して、遊技台3の遊技不能状態に状態を切り替える切替指示情報を送信する(予約モードに切り替えるように切替指示情報を送信する)。
報告情報受信部407は、通信部29を制御して、遊技台3より送信されてくる切替指示情報に基づいた切替完了を示す報告情報を受信し、切替が完了した遊技台3の遊技台識別コードの情報を含む報告情報をモード記憶制御部408に供給する。モード記憶制御部408は、報告情報受信部407より供給された報告情報に基づいて、遊技台識別コードに対応する遊技台3の動作モードが予約モードであるものとして、予約情報DB405に記憶させる。
次に、図32を参照して、状態切替処理が実行される場合に遊技台3の遊技台周辺端末4により実現される機能を説明する。
切替指示情報受信部421は、通信部54を制御して、予約管理サーバ1より供給されてくる切替指示情報を受信し、状態切替部422に供給する。状態切替部422は、切替指示情報に基づいて、遊技台3(遊技台周辺端末4と対になる遊技台3)の動作状態を切り替えて(動作モードを切り替えて)、切替後の動作状態(動作モード)の情報を状態提示部423に供給すると共に、切替指示情報に基づいて、切替が完了したことを示す報告情報を報告情報送信部424に供給する。
状態提示部423は、状態切替部422より供給された動作状態(動作モード)の情報に基づいて、予約表示部71を動作させる。すなわち、例えば、動作状態が予約モードである場合、状態提示部423は、予約表示部71を図10における予約表示部71aの状態に動作させ、逆に、予約モードが解除された状態の場合、予約表示部71を図10における予約表示部71bの状態に動作させる。
報告情報送信部424は、通信部54を制御して、状態切替部422より供給されてきた切替指示情報に基づいて、動作の切替が完了したことを示す報告情報を予約管理サーバ1に送信する。
次に、図33のフローチャートを参照して、状態切替処理について説明する。
ステップS131において、予約情報読込部404は、開店準備開始信号出力部403により、スケジュール情報読込部401から供給される当日のスケジュール情報に基づいて、開店時刻が近づいてきて、開店準備を開始すべきタイミングで開店準備開始信号を受信すると、その処理は、ステップS132に進む。
ステップS132において、予約情報読込部404は、開店準備開始信号出力部403より開店準備開始信号を受信すると予約情報DB405(図26の予約情報DB379と同一のもの)にアクセスして、予約が受け付けられている遊技台3の遊技台識別コードを読み込み切替指示情報送信部406に供給する。
ステップS133において、切替指示情報送信部406は、通信部29を制御して、予約情報読込部404より供給された予約が受け付けられている遊技台3の遊技台識別コードに基づいて、対応する遊技台3の遊技台周辺端末4に対して遊技不能状態に状態を切り替える切替指示情報を送信する(予約モードに切り替えるように切替指示情報を送信する)。
ステップS151において、切替指示情報受信部421は、通信部54を制御して、予約管理サーバ1より供給されてくる切替指示情報を受信し、状態切替部422に供給する。状態切替部422は、切替指示情報に基づいて、遊技台3の動作状態を切り替えて(動作モードを切り替えて)、切替後の動作状態(動作モード)の情報を状態提示部423に供給すると共に、切替指示情報に基づいて、切替が完了したことを示す報告情報を報告情報送信部424に供給する。ここでは、予約を受け付けた会員コードが提示される状態となるまで、遊技不能状態とする、予約モードへの切替指示情報であるので、状態切替部422は、遊技台3を予約を受け付けた会員コードが提示される状態となるまで、遊技不能状態とするように制御する。
ステップS152において、報告情報送信部424は、通信部54を制御して、状態切替部422より供給されてきた切替指示情報に基づいて、動作の切替が完了したことを示す報告情報を予約管理サーバ1に送信する。このとき、状態提示部423は、状態切替部422より供給された動作状態(動作モード)の情報に基づいて、予約表示部71を動作させる。すなわち、今の場合、動作状態が予約モードへの切替指示情報であるので、状態提示部423は、予約表示部71を図10における予約表示部71aの状態に動作させる。
ステップS134において、報告情報受信部407は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる切替指示情報に基づいた切替完了を示す報告情報を受信し、切替が完了した遊技台3の遊技台識別コードの情報を含む報告情報をモード記憶制御部408に供給する。モード記憶制御部408は、報告情報受信部407より供給された報告情報に基づいて、遊技台識別コードに対応する遊技台3の動作モードが予約モードであるものとして、予約情報DB405に記憶させる。
以上の処理により、予約が受け付けられた遊技台3の遊技台周辺端末4は、開店時刻が近づいてくると、対応する遊技台3を予約モード(予約が受け付けられた会員コードが提示されるまで、遊技不能状態とするモード)に切り替えられた状態とすることが可能となり、さらに、予約表示部71により開店直後に遊技店に入店した遊技客に対して、どの遊技台3が予約されているかを提示することが可能となる。
次に、予約が受け付けられた遊技台3を、予約した遊技客が、開店後に遊技可能とするように遊技を受け付ける遊技受付処理について説明する。
図34は、遊技受付処理を実行するときに、遊技台3の遊技台周辺端末4により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
会員コード受信部431は、携帯電話機用会員コード受付部63により携帯電話機6から読み出された会員コードを受信し、遊技台識別コード読込部432に供給する。遊技台識別コード読込部432は、遊技台識別コードを遊技台識別コード記憶部433より読み出し、会員コード受信部431より供給された会員コードと共に会員コード遊技台識別コード送信部434に供給する。会員コード遊技台識別コード送信部434は、通信部54を制御して、遊技台識別コード読込部432より供給された会員コードと遊技台識別コードを予約管理サーバ1に送信する。
次に、図35を参照して、遊技受付処理を実行するときに、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する
遊技台識別コード会員コード受信部451は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる遊技台識別コードと会員コードを受信し、予約情報読込部452に供給する。予約情報読込部452は、遊技台識別コード会員コード受信部451より供給された遊技台識別コードに基づいて、対応する予約情報を予約情報DB457にアクセスして読み込み、照合部453に供給する。照合部453は、予約情報に含まれている予約を受け付けた会員コードと、遊技台3より送信されてきた会員コードが一致するか否かを照合し、照合結果を切替指示情報送信部454に供給する。切替指示情報送信部454は、通信部29を制御して、照合結果に基づいて、切替指示情報を遊技台識別コードと会員コードを送信してきた遊技台3に送信する。例えば、照合結果が一致していた場合、切替指示情報送信部454は、予約モード、すなわち、遊技不能状態を解除して、遊技可能な状態とするように切替指示情報を生成して送信する。一方、照合結果が一致しなかった場合、既に、遊技不能状態であるので、その遊技不能状態を維持したままとするように切替指示情報を送信しない。
報告情報受信部455は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる報告情報を受信し、モード記憶制御部456に供給する。モード記憶制御部456は、報告情報受信部455より供給される報告情報に基づいて、遊技台3の動作モードを予約情報DB457に記憶させる。
尚、遊技受付処理の際、切替指示情報に基づいて、動作する遊技台3の遊技台周辺端末4の機能については、図32を参照して説明した機能と同一であるので、その説明は省略する。
次に、図36のフローチャートを参照して、遊技受付処理について説明する。
ステップS191において、会員コード受信部431は、遊技者により、遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員コード受付部63に携帯電話機6がセットされ、携帯電話機用会員コード受付部63により会員コードを読み取ると、その処理は、ステップS192に進む。
ステップS192において、会員コード受信部431は、携帯電話機用会員コード受付部63により携帯電話機6から読み出された会員コードを受信し、遊技台識別コード読込部432に供給する。遊技台識別コード読込部432は、遊技台識別コードを遊技台識別コード記憶部433より読み出し、会員コード受信部431より供給された会員コードと共に会員コード遊技台識別コード送信部434に供給する。会員コード遊技台識別コード送信部434は、通信部54を制御して、遊技台識別コード読込部より供給された会員コードと遊技台識別コードを予約管理サーバ1に送信する。
ステップS171において、遊技台識別コード会員コード受信部451は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる遊技台識別コードと会員コードを受信し、予約情報読込部452に供給する。予約情報読込部452は、遊技台識別コード会員コード受信部451より供給された遊技台識別コードに基づいて、対応する予約情報を予約情報DB457にアクセスして読み込み、照合部453に供給する。
ステップS172において、照合部453は、予約情報に含まれている予約を受け付けた会員コードと、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてきた会員コードとを照合し一致するか否かを判定する。例えば、ステップS172において、照合結果が一致すると判定された場合、ステップS173において、正規の予約を行った遊技者の携帯電話機6が遊技台3の携帯電話機用会員コード受付部63にセットされたものとみなし、照合結果が一致したことを示す切替指示情報を切替指示情報送信部454に供給する。切替指示情報送信部454は、通信部29を制御して、照合結果に基づいて、切替指示情報を遊技台識別コードと会員コードを送信してきた遊技台3の遊技台周辺端末4に送信する。例えば、照合結果が一致していた場合、切替指示情報送信部454は、予約モード(遊技不能状態)を解除して、遊技可能状態とするように切替指示情報を生成して送信する。
ステップS193において、切替指示情報受信部421(図32)は、予約管理サーバ1より送信されてくる切替指示情報を受信し、状態切替部422(図32)に受信した切替指示情報を供給する。状態切替部422は、遊技可能状態となるように遊技台3を制御し、遊技不能状態(予約モード)が解除されたことを状態提示部423に通知すると共に、報告情報送信部424に通知する。このとき、状態提示部423は、予約表示部71を制御して予約モードではない状態を遊技者に提示する。より具体的には、予約表示部71は、例えば、図10の予約表示部71bのような状態とされる。
ステップS194において、報告情報送信部424は、動作不能状態から動作可能状態に切替が完了したことを示す旨の報告情報を生成し、通信部54を制御して、予約管理サーバ1に送信させる。
ステップS174において、報告情報受信部455は、通信部29を制御して、遊技台3に遊技台周辺端末4より送信されてくる報告情報を受信し、モード記憶制御部456に供給する。モード記憶制御部456は、報告情報受信部455より供給される報告情報に基づいて、遊技台3の動作モードを予約情報DB457に記憶させ、処理は、終了する。
一方、ステップS172において、照合結果が一致しなかった場合、ステップS173,S174の処理がスキップされて、処理は終了する。この場合、切替指示情報送信部454は、予約が受け付けられた会員コードではなかった旨を遊技台3の遊技台周辺端末4に通知し、遊技台3遊技台周辺端末4においては、遊技不能状態が維持されることになる。
以上の処理により、正規の予約処理を行った会員コードが読み取られると、予約処理により予約が受け付けられた遊技台3は、遊技台周辺端末4により遊技不能状態から遊技可能状態に状態が変更されることになるので、予約処理を行った遊技客は遊技店に入って、携帯電話機用会員受付部63に正規の会員コードが記録された携帯電話機6を携帯電話機用会員受付部63にセットするだけで、予約していた遊技台3にて遊技を開始することが可能となる。また、正規の予約処理がなされていない会員コードが記録されていない携帯電話機6が携帯電話機用会員受付部63にセットされても、遊技台3は、遊技不能状態が維持されるままとなるので、予約処理を行っていない携帯電話機6を使うなどして、予約が受け付けられている遊技台3の不正な使用を防止することが可能となる。
次に、遊技店に入店する会員登録済みの遊技客(会員コードが記録されている携帯電話機6を所持した遊技客)の先着来店会員DB生成処理について説明する。この先着来店会員DBは、後述する優先権を設定する上で必要となる情報である。
図37は、先着来店会員DB生成処理を実行するとき、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
スケジュール情報読込部461は、スケジュール情報DB462(図31のスケジュール情報DB402と同一のもの)より遊技店の当日のスケジュール情報を読み込み、予約時間終了信号出力部463に供給する。予約時間終了信号出力部463は、スケジュール情報読込部461より供給された遊技店の当日のスケジュール情報の予約時間の情報に基づいて、予約時間の終了時刻を読み出し、その時刻になった時点で、予約時間終了信号を発生して、記憶停止部464に供給する。記憶停止部464は、予約時間終了信号出力部63より供給される予約時間終了信号の供給を受けると、会員コード記憶制御部466を制御して、会員コードの記憶処理を停止させるようにする。
会員コード受信部465は、遊技店の入口10の開放を検知する開放検知部468からの開放検知情報に基づいて、遊技店の入口10に設けられた会員コード読取部8により読み出される会員コードを受信し、会員コード記憶制御部466に供給する。会員コード記憶制御部466は、会員コード受信部465より供給された会員コードを、供給された順に先着来店会員情報DB467に記憶していく。会員コード記憶制御部466は、記憶停止部464により記憶を停止させるように制御されると、会員コード受信部465より供給された会員コードを、供給された順に先着来店会員情報DB467に記憶していく処理を停止する。
次に、図38のフローチャートを参照して、先着来店会員DB生成処理について説明する。
ステップS211において、会員コード受信部465は、遊技店の入口10の開放を検知する開放検知部468からの開放検知情報に基づいて、入口10が開放されているか否かを判定し、開放されていると判定されるまで、同様の処理を繰り返す。そして、例えば、遊技店が開店し、ステップS211において、開放検知があったと判定された場合、その処理は、ステップS212に進む。
ステップS212において、会員コード受信部465は、遊技店の入口10に設けられた会員コード読取部8により読み出される会員コードを受信したか否かを判定する。遊技店が開店し、入口10から会員コードが記憶されている携帯電話機6を所持した遊技客が来店した場合、会員コード受信部465は、遊技店の入口10に設けられた会員コード読取部8により読み出される会員コードを受信することになるので、その処理は、ステップS213に進む。
ステップS213において、会員コード受信部465は、遊技店の入口10に設けられた会員コード読取部8により読み出される会員コードを受信し、会員コード記憶制御部466に供給する。会員コード記憶制御部466は、会員コード受信部465より供給された会員コードを、供給された順に先着来店会員情報DB467に記憶させると共に、その処理は、ステップS212に戻る。
一方、ステップS212において、会員コード読取部8より会員コードが読み出されないと判定された場合、すなわち、入口10から会員コードが記憶されている携帯電話機6を所持した遊技客が来店してきていない場合、ステップS214において、予約時間終了信号出力部463は、スケジュール情報読込部461より供給された遊技店の当日のスケジュール情報の予約時間の情報に基づいて、予約時間の終了時刻を読み出し、予約時間の終了時刻になったか否かを判定し、予約時間の終了時刻になっていない場合、その処理は、ステップS212に戻る。すなわち、予約時間となっている間は、ステップS212,S213の処理が繰り返されることにより、入口10から会員コードが記憶されている携帯電話機6を所持した遊技客が来店してくる度に会員コードが先着来店会員情報DB467に先着順に記憶されていくことになる。
ステップS214において、予約時間の終了時刻であると判定された場合、予約時間終了信号出力部463は、予約時間終了信号を発生して、記憶停止部464に供給する。記憶停止部464は、予約時間終了信号出力部63より供給される予約時間終了信号の供給を受けると、会員コード記憶制御部466を制御して、会員コードの記憶処理を停止させるようにする。結果として、先着来店会員情報DB生成処理は終了する。
以上の処理により、入口10から会員コードが記憶されている携帯電話機6を所持した遊技客が来店してくる度に会員コードが先着来店会員情報DB467に先着順に記憶される。
以上の処理においては、入口10に会員コードが記憶されている携帯電話機6を所持した遊技客が来店してくる度に会員コードを先着来店会員情報DB467に先着順に記憶していく例について説明してきたが、予約モードにされている遊技台3の携帯電話機用会員受付部63に、会員コードが記憶されている携帯電話機6がセットされて、会員コードと共に遊技台識別コードが先着順に記憶されていくようにしても良い。
図39は、予約モードにされている遊技台3の携帯電話機用会員受付部63に、会員コードが記憶されている携帯電話機6がセットされて、会員コードが先着順に記憶されていく場合の先着来店会員情報DB生成処理において、遊技台3により実現される機能を示す機能ブロック図である。
会員コード遊技台識別コード送信部481は、携帯電話機用会員受付部63に携帯電話機6がセットされて、携帯電話機6より読み出された会員コードを取得すると共に、遊技台識別コード記憶部482(図34の遊技台識別コード記憶部433と同一)より遊技台識別コードを読み出し、通信部54を制御して、取得した会員コードと読み出した遊技台識別コードを予約管理サーバ1に送信する。
次に、図40を参照して、予約モードにされている遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員受付部63に、会員コードが記憶されている携帯電話機6がセットされて、会員コードが先着順に記憶されていく場合の先着来店会員情報DB生成処理において、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する。
会員コード遊技台識別コード受信部491は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4の会員コード遊技台識別コード送信部481より送信されてくる会員コードと遊技台識別コードを受信し、会員コード記憶制御部492に供給する。会員コード記憶制御部492は、内蔵するRTC492の時刻に基づいて、予約時間内である場合、会員コード遊技台識別コード受信部491より供給された会員コードと遊技台識別コードを、先着順に先着来店会員情報DB493に先着順に記憶させる。尚、実質的に、先着来店会員情報DB493は、先着来店会員情報DB467と同一であるが、会員コードに対応付けて遊技台識別コードが記憶されている点が異なる。
次に、図41のフローチャートを参照して、予約モードにされている遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員受付部63に、会員コードが記憶されている携帯電話機6がセットされて、会員コードが先着順に記憶されていく場合の先着来店会員情報DB生成処理について説明する。
ステップS241において、会員コード遊技台識別コード送信部481は、携帯電話機用会員受付部63に携帯電話機6がセットされた、携帯電話機6より会員コードを読み取り、その処理は、ステップS242に進む。ステップS242において、会員コード遊技台識別コード送信部481は、遊技台識別コード記憶部482(図34の遊技台識別コード記憶部433と同一)より読み取った会員コードと読み出した遊技台識別コードを予約管理サーバ1に送信する。
ステップS231において、会員コード遊技台識別コード受信部491は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4の会員コード遊技台識別コード送信部481より送信されてきた会員コードと遊技台識別コードを受信し、その処理は、ステップS232に進む。
ステップS232において、会員コード遊技台識別コード受信部491は、通信部29を制御して、受信した遊技台3の会員コード遊技台識別コード送信部481より送信されてきた会員コードと遊技台識別コードを、会員コード記憶制御部492に供給する。さらに、会員コード記憶制御部492は、内蔵するRTC492の時刻に基づいて、今現在の時刻が予約時間内である否かを判定する。例えば、予約時間内であると判定された場合、ステップS233において、会員コード記憶制御部492は、会員コード遊技台識別コード受信部491より供給された会員コードと遊技台識別コードを、それぞれ対応付けて先着順に先着来店会員情報DB493に先着順に記憶させ、処理が終了する。
一方、ステップS232において、予約時間内ではないと判定された場合、ステップS233の処理がスキップされて、処理が終了する。
以上の処理により、予約モードにされている遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員受付部63に、会員コードが記憶されている携帯電話機6がセットされて、会員コードが先着順に記憶されて先着来店会員情報DB493が生成されることになるので、遊技店が開店後、予約されている遊技台3の遊技台周辺端末4毎に、それぞれ先着順に来店した遊技客の会員コードを記憶させることが可能となる。
次に、上述した処理により生成された先着来店会員情報DBの登録された会員コードに対して、予約時間が終了した後、占有権の予約が受け付けられていた遊技台3のうち、占有権が行使されなかった遊技台3(予約時間内に遊技不能状態から遊技可能状態に変更されなかった遊技台3)についての優先権を設定し、通知する優先権通知情報通知処理について説明する。
図42は、優先権通知情報通知処理が実行されるとき、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
スケジュール情報読込部501は、スケジュール情報DB502(図31のスケジュール情報DB402と同一のもの)より遊技店の開店当日のスケジュール情報を読み込み、予約時間終了信号出力部503に供給する。予約時間終了信号出力部503は、スケジュール情報読込部501より供給されたスケジュール情報に基づいて、予約終了時刻を抽出し、さらに、現在の時刻がその予約終了時刻を過ぎているか否かを判定する。さらに、予約時間終了信号出力部503は、現在の時刻がその予約終了時刻を過ぎた場合、予約時間終了信号を生成し、遊技不能状態遊技台識別コード読込部504に出力する。
遊技不能状態遊技台識別コード読込部504は、予約時間終了信号出力部503より予約時間終了信号が入力されると、予約情報DB505(図26の予約情報DB379と同一のもの)より遊技不能状態の遊技台3の遊技台周辺端末4(予約モードに設定されたまま、予約を受け付けた会員コードが提示されること無く予約時間が終了した遊技台3の遊技台周辺端末4)の遊技台識別コードを読み込み、カウント部506および優先権通知情報送信部509に供給する。カウント部506は、遊技不能状態遊技台識別コード読込部504より供給された遊戯不能状態の遊技台識別コードの数をカウントし、カウント結果を会員コード読込部507に供給する。
会員コード読込部507は、先着来店会員情報DB508(図37の先着来店会員情報DB467または図40の先着来店会員情報DB493と同一のもの)にアクセスし、カウント部506より供給されたカウント数と同数の上位に記録されている会員コードを全て読み込み、優先権通知情報送信部509に供給する。
優先権通知情報送信部509は、会員コード読込部507より供給された全ての会員コードを、遊技不能状態遊技台識別コード読込部504より供給された遊技不能状態の遊技台識別コードに割振って優先権を設定し、対応する会員コードが記録されている携帯電話機6に対してそれぞれ優先権通知情報を送信すると共に、優先権が設定された遊技台識別コードと会員コードを優先権会員コード記憶制御部510と切替指示情報送信部512に供給する。優先権会員コード記憶制御部510は、優先権通知情報送信部509より供給された、優先権が設定されている遊技台識別コードと会員コードの情報を優先来店会員情報DB511に記憶させる。切替指示情報送信部512は、優先権通知情報送信部509より供給された遊技台識別コードに基づいて、対応する遊技台3の遊技台周辺端末4に対して動作モードを予約モードから優先モードに切り替える切替指示情報を生成して、送信する。
報告情報受信部513は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる切替指示情報に基づいた切替完了を示す報告情報を受信し、切替が完了した遊技台3の遊技台周辺端末4の遊技台識別コードの情報を含む報告情報をモード記憶制御部514に供給する。モード記憶制御部514は、報告情報受信部513より供給された報告情報に基づいて、遊技台識別コードに対応する遊技台3の動作モードが予約モードから優先モードに変更されたものとして、予約情報DB405に記憶させる。
次に、図43を参照して、優先権通知情報通知処理が実行されるとき、携帯電話機6により実現される機能を説明する。
優先権通知情報取得部521は、予約管理サーバ1より優先権通知情報が送信されてくると、その優先権通知情報を取得し、出力部157に出力して、携帯電話機6を所持する遊技者に提示させる。
尚、優先権通知情報通知処理が実行されるとき、予約管理サーバ1から遊技台3の遊技台周辺端末4に対して動作モードを予約モードから優先モードに切り替える切替指示情報が送信されるが、このときの遊技台3の遊技台周辺端末4により実現される機能は、図32を参照して説明した機能と同様であるので、その説明は省略する。
次に、図44のフローチャートを参照して、優先通知情報通知処理について説明する。
ステップS261において、予約時間終了信号出力部503は、スケジュール情報読込部501より供給されたスケジュール情報に基づいて、予約終了時刻を抽出し、さらに、現在の時刻がその予約時間が終了する時刻を過ぎているか否かを判定し、予約時間が終了する時刻まで同様の処理を繰り返す。
そして、ステップS261において、予約時間が終了したと判定された場合、ステップS262において、予約時間終了信号出力部503により、予約時間終了信号が生成され、遊技不能状態遊技台識別コード読込部504に出力されることになるため、遊技不能状態遊技台識別コード読込部504は、予約時間終了信号出力部503より予約時間終了信号が入力されると、予約情報DB505(図26の予約情報DB379と同一のもの)より遊技不能状態の遊技台3の遊技台周辺端末4(予約モードに設定されたまま、予約を受け付けた会員コードが提示されること無く予約時間が終了した遊技台3の遊技台周辺端末4)の遊技台識別コードを読み込み、カウント部506および優先権通知情報送信部509に供給する。
ステップS263において、カウント部506は、遊技不能状態遊技台識別コード読込部504より供給された遊戯不能状態の遊技台識別コードの数をカウントし、カウント結果を会員コード読込部507に供給する。
ステップS264において、会員コード読込部507は、先着来店会員情報DB508(図37の先着来店会員情報DB467または図40の先着来店会員情報DB493と同一のもの)にアクセスし、カウント部506より供給されたカウント数と同数の上位に記録されている会員コードを全て読み込み、優先権通知情報送信部509に供給する。
このとき、例えば、先着来店会員情報DB508が図37の先着来店会員情報DB467と同一である場合(入口10の会員コード読取部8により先着順に読み取られた会員コードからなるDBの場合)、カウント数分の上位に記憶されている会員コードが全て読み込まれることになるが、先着来店会員情報DB508が図40の先着来店会員情報DB493と同一である場合(遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員受付部63により先着順に読み取られた会員コードからなるDBの場合)、遊技台3の遊技台周辺端末4毎に上位の会員コード(実質的に最初に読み取られた会員コードのみ)が読み込まれることになる。
ステップS265において、優先権通知情報送信部509は、遊技不能状態遊技台認識コード読取部504より供給された遊技不能状態の遊技台3の遊技台周辺端末4に対して、会員コード読込部507より供給された全ての会員コードを割り当てて優先権を設定し、対応する会員コードが記録されている携帯電話機6に対してそれぞれ優先権通知情報として送信する。
ステップS271において、優先権通知情報取得部521は、予約管理サーバ1より優先権通知情報が送信されてくると、その優先権通知情報を取得し、出力部157に出力して、携帯電話機6を所持する遊技者に優先権を取得した遊技台識別コードを提示させる。尚、必要に応じて、優先権通知情報取得部521は、取得した優先権通知情報を図示せぬ記憶部に記憶させるようにしても良い。
一方、ステップS266において、優先権通知情報送信部509は、優先権が設定された遊技台識別コードと対応する会員コードとを優先権会員コード記憶制御部510および切替指示情報送信部512に供給する。優先権会員コード記憶制御部510は、優先権通知情報送信部509より供給された、優先権が設定されている遊技台識別コードに対応付けて会員コードの情報を優先来店会員情報DB511に記憶させる。
ステップS267において、切替指示情報送信部512は、優先権通知情報送信部509より供給された遊技台識別コードに基づいて、対応する遊技台3の遊技台周辺端末4に対して動作モードを予約モードから優先モードに切り替える切替指示情報を生成して、通信部29を制御して送信する。
ステップS281において、切替指示情報受信部421は、通信部54を制御して、予約管理サーバ1より供給されてくる切替指示情報を受信し、状態切替部422に供給する。状態切替部422は、切替指示情報に基づいて、遊技台3の動作状態を予約モードから優先モードに切り替えて(動作モードを切り替えて)、切替後の動作状態(動作モード)の情報を状態提示部423に供給すると共に、切替指示情報に基づいて、切替が完了したことを示す報告情報を報告情報送信部424に供給する。状態切替部422は、遊技台3を優先権が設定された会員コードが提示される状態となるまで、遊技不能状態とするように制御する。
ステップS282において、報告情報送信部424は、通信部54を制御して、状態切替部422より供給されてきた切替指示情報に基づいて、予約モードから優先モードへの動作モードの切替が完了したことを示す報告情報を予約管理サーバ1に送信する。このとき、状態提示部423は、動作状態が優先モードへの切替指示情報であるので、状態提示部423は、予約表示部71を図10における予約表示部71bの状態に動作させ、例えば、図示せぬ同様の機構からなり「予約中」と記載されている代わりに、「優先中」と記載されているプレートを図10の予約表示部71aのようにさせても良いし、遊技台3の遊技台周辺端末4が特定の会員コードが提示されるまで遊技不能状態である状態は、予約モードも優先モードも同様であり、優先権の設定は、開店時刻前の予約を第1の予約と考えれば、予約時間が経過した後の第2の予約であるとも考えることができるので、予約表示部71を図10で示される予約表示部71aの状態のままとしておいても良い。
ステップS268において、報告情報受信部513は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる切替指示情報に基づいた切替完了を示す報告情報を受信し、切替が完了した遊技台3の遊技台識別コードの情報を含む報告情報をモード記憶制御部514に供給する。モード記憶制御部514は、報告情報受信部514より供給された報告情報に基づいて、遊技台識別コードに対応する遊技台3の動作モードが予約モードから優先モードに変更されたものとして、予約情報DB505に記憶させる。
以上の処理により、優先権が入口10の会員コード読取部8により読み取られた会員コードに対して先着順に設定される、または、遊技台3の遊技台周辺端末4毎に携帯電話用会員受付部63により読み取られた会員コードに対して、遊技台3毎に先着順に優先権が設定されることになる。このため、遊技客は、事前に予約処理を行うことなく遊技店に入店しても、入店時の順番が早ければ、通常予約処理により予約済みにされてしまうような、いわゆる優良台の占有権を取得できる可能性を高めることが可能となるので、予約処理による優良台を遊技店と離れた場所で予約することができるというメリットを活かしつつ、予約処理を行わずに遊技店まで出向いてきた遊技客に対しても、入店の先着順、または、遊技台3(の遊技台周辺端末4)の指定順位により、優良台を獲得できるチャンスを付与することが可能となる。
また、優先権が設定された会員コードが記録されている携帯電話機6を所持する遊技客に対して優先権通知情報が通知されることになるので、予約時間が終了すると共に、予約が受け付けられたものの会員コードが提示されること無く遊技不能状態となっているような遊技台3に対して、優先権が設定された会員コードが記録されている携帯電話機6を所持する遊技客を素早く誘導することが可能となるので、いわゆる空き台となっている遊技台3の数を抑制することが可能となり、遊技台3の稼働率を向上させることが可能となる。
次に、優先権が設定された会員コードが記録された携帯電話機6を所持した遊技客が、優先権を利用して優先権が設定されている遊技台3を利用するときの優先権利用処理について説明する。
図45は、優先権利用処理が実行されるとき、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
会員コード受信部531は、遊技台3の遊技台周辺端末4より遊技台識別コードと共に送信されてくる会員コードを受信し、優先権設定会員コード読込部532に供給する。優先権設定会員コード読込部532は、会員コード受信部531は、会員コード受信部531より供給される遊技台識別コードと会員コードに基づいて、その遊技台識別コードの遊技台3に設定されている優先権の対象となっている会員コードを優先来店会員情報DB532より読み出し、照合部534に供給する。照合部534は、優先権設定会員コード読込部532が優先来店会員情報DB533より読み出した会員コードと、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてきた会員コードが一致するか否かを照合し、照合結果を切替指示情報送信部535に供給する。切替指示情報送信部535は、照合結果が一致していた場合、遊技不能状態から遊技可能状態に動作モードを切り替える切替指示情報を遊技台3の遊技台周辺端末4に送信する。すなわち、今の場合、遊技台3の動作モードは優先モードであるので、通常モードに切り替えるような切替指示情報が生成されることになる。
報告情報受信部536は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる報告情報を受信し、モード記憶制御部537に供給する。モード記憶制御部537は、報告情報受信部536より供給される報告情報に基づいて、遊技台3の動作モードを予約情報DB538(図26の予約情報DB372と同一のもの)に記憶させる。尚、この場合、遊技台3の動作モードは、優先モードから通常モードに切り替えて記憶される。
尚、優先権利用処理が実行されるとき、遊技台3の遊技台周辺端末4により実現される機能は、図32および図34を参照して説明した機能と同様であるので、その説明は省略する。
次に、図46のフローチャートを参照して、優先権利用処理のついて説明する。尚、図46のフローチャートにおけるステップS301,S302の処理は、図36のフローチャートにおけるステップS191,S192の処理と同様であるので、その説明は省略する。
ステップS291において、会員コード受信部531は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる遊技台識別コードと会員コードを受信し、優先権設定会員コード読込部532に供給する。優先権設定会員コード読込部532は、会員コード受信部531は、会員コード受信部531より供給される遊技台識別コードと会員コードに基づいて、その遊技台識別コードの遊技台3に設定されている優先権の対象となっている会員コードを優先来店会員情報DB532より読み出し、照合部534に供給する。
ステップS292において、照合部534は、優先権設定会員コード読込部532が優先来店会員情報DB533より読み込んだ会員コードと、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてきた会員コードが一致するか否かを照合し、照合結果を切替指示情報送信部535に供給する。切替指示情報送信部535は、照合結果が一致していたか否かを判定し、例えば、照合結果が一致していた場合、ステップS293において、遊技不能状態から遊技可能状態に動作モードを切り替える(優先モードから通常モードに切り替える)切替指示情報を遊技台3の遊技台周辺端末4に送信する。
ステップS303において、切替指示情報受信部421は、予約管理サーバ1より送信されてくる動作モードを優先モードから通常モードに切り替える切替指示情報を受信し、状態切替部422に受信した切替指示情報を供給する。状態切替部422は、遊技可能状態となるように動作モードを優先モードから通常モードに切り替えるように遊技台3を制御し、遊技不能状態(優先モード)が解除され、通常モードになったことを状態提示部423に通知すると共に、報告情報送信部424に通知する。このとき、状態提示部423は、予約表示部71を制御して予約モードではない状態を遊技者に提示する。より具体的には、予約表示部71は、例えば、図10の予約表示部71bのような状態とされる。
ステップ304において、報告情報送信部424は、動作不能状態から動作可能状態に切替が完了したこと(優先モードから通常モードに切替が完了したこと)を示す旨の報告情報を生成し、通信部54を制御して、予約管理サーバ1に送信させる。
ステップS294において、報告情報受信部536は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる報告情報を受信し、モード記憶制御部537に供給する。モード記憶制御部537は、報告情報受信部536より供給される報告情報に基づいて、遊技台3の動作モードを予約情報DB537に記憶させ、処理は、終了する。
一方、ステップS292において、照合結果が一致しなかった場合、ステップS293,S294の処理がスキップされて、処理は終了する。すなわち、この場合、遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員受付部63にセットされている携帯電話機6に記憶されている会員コードは、優先権が設定されていない会員コードであるとみなされ、優先モードの動作モードが維持され、遊技不能状態が維持されたままとなる。
以上の処理により、優先権が設定された会員コードが記録されている携帯電話機6が、遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員受付部63にセットされると、優先モードに設定された遊技台3は、遊技可能状態にされる。結果として、優先権が設定された会員コードの遊技客のみが、優先モードに設定された遊技台3を用いて遊技することが可能となる。従って、優先権が設定されていない会員コードの遊技客を、優先モードの遊技台3で遊技させないようにすることができ、優先権が設定された会員コードの遊技客に対してのみに、優良台の占有権を付与すると言うインセンティブを与えることが可能となる。
次に、遊技台3の遊技台周辺端末4の動作モードが優先モードに設定されている優先時間が終了するときの優先時間終了処理について説明する。
図47は、優先時間終了処理が実行されるとき、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
スケジュール情報読込部541は、スケジュール情報DB542(図31のスケジュール情報DB402と同一のもの)にアクセスし、遊技店の当日のスケジュール情報を読み込み、優先時間終了信号出力部543に供給する。優先時間終了信号出力部543は、スケジュール情報読込部541より供給される当日のスケジュール情報に基づいて、優先時間の終了時刻となった場合、優先時間終了信号を遊技不能状態遊技台識別コード読込部544に供給する。
遊技不能状態遊技台識別コード読込部544は、優先時間終了信号出力部543より優先時間終了信号を受信すると予約情報DB545(図26の予約情報DB379と同一のもの)にアクセスして、動作モードが遊技不能状態になっている(優先モードの動作モードに設定されている)遊技台3の遊技台周辺端末4の遊技台識別コードを読み込み切替指示情報送信部546に供給する。切替指示情報送信部546は、通信部29を制御して、予約情報読込部544より供給された優先モードの遊技台3の遊技台周辺端末4の遊技台識別コードに基づいて、対応する遊技台3の遊技台周辺端末4に対して遊技可能状態に状態を切り替える切替指示情報を送信する(通常モードに切り替えるように切替指示情報を送信する)。
報告情報受信部547は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる切替指示情報に基づいた切替完了を示す報告情報を受信し、切替が完了した遊技台3の遊技台周辺端末4の遊技台識別コードの情報を含む報告情報をモード記憶制御部548に供給する。モード記憶制御部548は、報告情報受信部547より供給された報告情報に基づいて、遊技台識別コードに対応する遊技台3の動作モードが通常モードであるものとして、予約情報DB545に記憶させる。
尚、優先時間終了処理が実行されるとき、遊技台3の遊技台周辺端末4により実現される機能は、図32を参照して、状態切替処理が実行される場合に遊技台3の遊技台周辺端末4により実現される機能と同一であるので、その説明は省略する。
次に、図48のフローチャートを参照して、優先時間終了処理について説明する。
ステップS321において、優先時間終了信号出力部543は、スケジュール情報読込部541より供給される当日のスケジュール情報に基づいて、今現在の時刻が優先時間の終了時刻を過ぎているか否かを判定し、優先時間の終了時刻が過ぎるまでその処理を繰り返す。例えば、ステップS321において、優先時間の終了時刻が過ぎていると判定された場合、ステップS322において、優先時間終了信号出力部543は、優先時間終了信号を遊技不能状態遊技台識別コード読込部544に供給する。遊技不能状態遊技台識別コード読込部544は、優先時間終了信号出力部543より優先時間終了信号を受信すると予約情報DB545にアクセスして、動作モードが遊技不能状態になっている遊技台3の遊技台周辺端末4の遊技台識別コードを読み込み切替指示情報送信部546に供給する。
ステップS323において、切替指示情報送信部546は、通信部29を制御して、予約情報読込部544より供給された優先モードの遊技台3の遊技台周辺端末4の遊技台識別コードに基づいて、対応する遊技台3に対して遊技可能状態に状態を切り替える切替指示情報を送信する(遊技台3の動作モードを優先モードから通常モードに切り替えるように切替指示情報を送信する)。
ステップS331において、切替指示情報受信部421は、通信部54を制御して、予約管理サーバ1より供給されてくる切替指示情報を受信し、状態切替部422に供給する。状態切替部422は、切替指示情報に基づいて、遊技台3の動作モードを優先モードから通常モードに切り替えて、切替後の動作モードが通常モードであることを示す情報を状態提示部423に供給すると共に、切替指示情報に基づいて、切替が完了したことを示す報告情報を報告情報送信部424に供給する。
ステップS332において、報告情報送信部424は、通信部54を制御して、状態切替部422より供給されてきた切替指示情報に基づいて、優先モードから通常モードへと動作モードの切替が完了したことを示す報告情報を予約管理サーバ1に送信する。
ステップS324において、報告情報受信部547は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる切替指示情報に基づいて優先モードから通常モードに切替が完了したことを示す報告情報を受信し、切替が完了した遊技台3の遊技台識別コードの情報を含む報告情報をモード記憶制御部548に供給する。モード記憶制御部548は、報告情報受信部547より供給された報告情報に基づいて、遊技台識別コードに対応する遊技台3の動作モードが通常モードであるものとして、予約情報DB545に記憶させる。
以上の処理により、優先時間内に優先モードが設定された遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員受付部63により優先権が設定された会員コードが記憶されている携帯電話機6から会員コードがよみだされず、優先時間が終了した遊技台3は、動作モードが優先モードから通常モードに変更されることにより、優先時間が終了した後は、誰でも遊技台3を遊技することが可能となる。
以上においては、1の会員コードで、1の遊技台3の占有権を予約処理する場合について説明してきたが、1の会員コードで、複数の遊技台3に対する占有権を予約するようにしても良い。ただし、この場合、1の会員コードで同時に遊技することができる遊技台3は、常に1であるが、予約時間内であれば予約した複数の遊技台3について自由に試すことが可能である。この場合の予約処理については、図28または図30のフローチャートを参照して説明した処理において、予約しようとする遊技台3を複数台数指定する点が異なるのみであって、処理そのものは同様であるので、その説明は省略する。また、状態切替処理については、図33のフローチャートを参照して説明した処理と同様であるので、その説明は省略する。
図49は、1の会員コードで、複数の遊技台3に対する占有権を予約する場合の遊技受付処理が実行されるとき、遊技台3の遊技台周辺端末4で実現される機能を説明する機能ブロック図である。
抜取検知部551は、携帯電話機用会員コード受付部63により携帯電話機6から読み出された会員コードを受信し、遊技台識別コード読込部552に供給すると共に、携帯電話機用会員コード受付部63により携帯電話機6から会員コードが読み出しできない状態、すなわち、携帯電話機6が携帯電話機用会員コード受付部63より抜き取られた状態を検地した場合、その抜取検知結果を予約時間終了判断部556に供給する。
遊技台識別コード読込部552は、遊技台識別コードを遊技台識別コード記憶部553(図34の遊技台識別コード記憶部433と同一のもの)より読み出し、抜取検知部551より供給された会員コードと共に会員コード遊技台識別コード送信部554に供給する。会員コード遊技台識別コード送信部554は、通信部54を制御して、遊技台識別コード読込部552より供給された会員コードと遊技台識別コードを予約管理サーバ1に送信する。
スケジュール情報受信部555は、予め予約管理サーバ1に対して遊技店のスケジュール情報を要求し、これに応じて予約管理サーバ1より送信されてくるスケジュール情報を受信し、予約時間終了判断部556に供給する。
予約時間終了判断部556は、スケジュール情報受信部555より供給されたスケジュール情報に基づいて、現在時刻が予約時間の終了時刻を過ぎているか否かを判断し、終了時間を過ぎていない場合、状態切替部558に遊技台3の動作モードを通常モードから予約モードに切り替える切替指示情報を生成して供給する。
切替指示情報受信部557は、通信部54を制御して、予約管理サーバ1より供給されてくる切替指示情報を受信し、状態切替部558に供給する。状態切替部558は、切替指示情報受信部557または予約時間終了判断部556より供給される切替指示情報に基づいて、遊技台3の動作状態を切り替えて(動作モードを切り替えて)、切替後の動作状態(動作モード)の情報を状態提示部559に供給すると共に、切替指示情報に基づいて、切替が完了したことを示す報告情報を報告情報送信部560に供給する。
状態提示部559および報告情報送信部560については、図32における状態提示部423および報告情報送信部424と同様であるので、その説明は省略する。
次に、図50のフローチャートを参照して、1の会員コードで複数台の遊技台3を予約する場合の遊技受付処理について説明する。尚、図50のフローチャートにおけるステップS351乃至S354の処理については、図36のフローチャートにおけるステップS171乃至S174と同様の処理であるので、その説明は省略する。
ステップS361において、抜取検知部551は、遊技者により、遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員コード受付部63に携帯電話機6がセットされ、携帯電話機用会員コード受付部63により会員コードを読み取り、その処理は、ステップS362に進む。
ステップS362において、抜取検知部551は、携帯電話機用会員コード受付部63により携帯電話機6から読み出された会員コードを受信し、遊技台識別コード読込部552に供給する。遊技台識別コード読込部552は、遊技台識別コードを遊技台識別コード記憶部553より読み出し、抜取検知部551より供給された会員コードと共に会員コード遊技台識別コード送信部554に供給する。会員コード遊技台識別コード送信部554は、通信部54を制御して、遊技台識別コード読込部より供給された会員コードと遊技台識別コードを予約管理サーバ1に送信する。
ステップS363において、切替指示情報受信部557は、予約管理サーバ1より送信されてくる切替指示情報を受信し、状態切替部558に受信した切替指示情報を供給する。状態切替部558は、遊技可能状態となるように遊技台3を制御し、遊技不能状態(予約モード)が解除されたことを状態提示部559に通知すると共に、報告情報送信部560に通知する。
ステップ364において、報告情報送信部560は、動作モードを予約モードから通常モードに切り替えたこと(動作不能状態から動作可能状態に切替が完了したこと)を示す旨の報告情報を生成し、通信部54を制御して、予約管理サーバ1に送信させる。
ステップS365において、抜取検知部551は、携帯電話機用会員コード受付部63により携帯電話機6から会員コードが読み取られない状態となったか否か、すなわち、携帯電話機用会員コード受付部63から携帯電話機6が抜き取られた状態となったか否かを判定し、携帯電話機6が抜き取られた状態となったと判定されるまで、同様の処理を繰り返す。例えば、遊技者が自らの会員コードで予約している複数の遊技台3のうちのいずれかに移動するために携帯電話機6が抜き取られた場合、携帯電話機6が抜き取られた状態となったと判定され、抜取検知部551は、携帯電話機6が抜き取られたことを示す情報を予約時間判断部556に供給する。
ステップS366において、予約時間判断部556は、予め受信しているスケジュール情報に基づいて、今現在の時刻が予約時間が終了している時刻であるか否かを判断する。例えば、予約時間が終了している時刻ではない場合、予約が受け付けられた会員コードが記憶されている携帯電話機6が携帯電話機用会員コード受付部63より抜き取られているので、ステップS367において、予約時間判断部556は、遊技台3の動作モードを通常モードから予約モードに戻す必要があると判断し、状態切替部558に対して、動作モードを通常モードから予約モードに戻す切替指示情報を生成し供給する。状態切替部558は、予約時間終了判断部556より供給される切替指示情報に基づいて、遊技台3の動作モードを通常モードから予約モードに切り替えて、切替後の動作モードが予約モードであることを示す情報を状態提示部559に供給する。さらに、ステップS368において、切替指示情報に基づいて、切替が完了したことを示す報告情報を報告情報送信部560に供給する。
一方、ステップS366において、予約時間が終了した時刻であったと判定された場合、既に予約時間ではないので、動作モードを予約モードに戻す必要がないので、ステップS367,S368の処理がスキップされて、そのまま処理は終了する。
以上の処理により、1の会員コードにより複数の遊技台3を予約した場合でも、同時に遊技できる遊技台3を1台に制限することが可能となるので、複数の遊技台3を同時に遊技するといった不正な遊技などを防止させつつ、複数の遊技台3に対して1の会員コードで予約処理を行うようにすることが可能となる。
以上においては、会員コードは、遊技客が使用する場合に限った場合について説明してきたが、会員コードは、必ずしも遊技客に設定されるものでなく、遊技店で管理する会員コードを設定し、遊技店の遊技店端末5−1乃至5−nにより予約を入れるようなことをしてもよい。
図51は、遊技店により会員コードが設定され、遊技店端末5により予約処理が実行されるとき、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
予約状況情報取得依頼情報受信部571は、遊技店端末5より送信されてくる予約状況情報の取得依頼情報を受信し、受信した依頼情報を予約状況情報読込部572に供給する。
予約状況情報読込部572は、予約状況情報取得依頼情報受信部571より予約状況情報の取得依頼情報が供給されると、予約情報DB577にアクセスし、予約状況情報を読み込み予約状況情報送信部573に供給する。予約状況情報送信部573は、予約状況情報読込部572より供給される予約状況情報を遊技店端末5に送信する。
予約情報受信部574は、遊技店端末5より遊技店の会員コードと共に送信されてくる、予約する遊技台3を指定する予約情報を受信し、遊技店会員コード発行部575に供給する。遊技店会員コード発行部575は、遊技客に用いられる会員コードと識別可能な遊技店で管理する遊技店会員コードを発行し、予約情報と共に予約情報記憶制御部576に供給する。
予約情報記憶制御部576は、遊技店会員コード発行部575より供給されてくる遊技店で管理する遊技店会員コードと予約情報を予約情報DB577に記憶させる。さらに、予約情報記憶制御部576は、予約が完了した旨の報告情報を報告情報送信部578に供給する。
報告情報送信部578は、遊技店端末5に対して、予約が完了したこと旨の報告情報を送信する。
図52は、遊技店により会員コードが設定され、遊技店端末5により予約処理が実行されるとき、遊技店端末5により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
予約状況情報受付部581は、予約状況情報の取得依頼を受け付け、予約状況情報の取得依頼を受け付けたことを依頼情報送信部582に供給する。依頼情報送信部582は、予約状況情報取得依頼受付部581より供給された予約状況情報の取得依頼を受け付けたことを示す情報に基づいて、予約状況情報の取得を依頼する依頼情報を予約管理サーバ1に送信する。
予約状況情報受信部583は、予約状況情報の依頼情報に基づいて、予約管理サーバ1より送信されてくる予約状況情報を受信し、予約状況情報出力部584に供給する。予約状況情報出力部584は、図示せぬ出力部を制御して、取得した予約状況情報を出力させる(ディスプレイなどに表示して、遊技店の従業員に提示する)。
予約情報受付部585は、遊技店の従業員により指定された遊技台3を、指定された予約日の占有権の予約を予約情報として受け付け、予約情報送信部586に供給する。予約情報送信部586は、予約情報を遊技店端末5の識別コードと共に予約管理サーバ1に送信する。
報告情報受信部587は、予約管理サーバ1より予約情報に基づいて送信されてくる報告情報を取得し、報告情報を報告情報出力部588に供給する。報告情報出力部588は、報告情報受信部587より供給された報告情報を図示せぬ出力部に出力し、遊技店の従業員に提示する。
次に、図53のフローチャートを参照して、遊技店で管理する会員コードを用いた予約状況情報配信処理について説明する。
ステップS381において、予約状況情報取得依頼受付部581は、予約状況情報の取得依頼を受け付けると、その処理は、ステップS382に進む。
ステップS382において、予約状況情報取得依頼受付部581は、予約状況情報の取得依頼を受け付け、予約状況情報の取得依頼を受け付けたことを依頼情報送信部582に供給する。依頼情報送信部582は、予約状況情報取得依頼受付部581より供給された予約状況情報の取得依頼を受け付けたことを示す情報に基づいて、予約状況情報の取得を依頼する依頼情報を予約管理サーバ1に送信する。
ステップS391において、予約状況情報取得依頼受信部571は、遊技店端末5より送信されてくる予約状況情報の取得についての依頼情報を受信し、受信した依頼情報を予約状況情報読込部572に供給する。予約状況情報読込部572は、予約状況情報取得依頼受信部571より供給された予約状況情報の取得についての依頼情報に基づいて、予約情報DB577にアクセスし、予約状況情報を読み込み、予約状況情報送信部573に供給する。
ステップS392において、予約状況情報送信部573は、予約状況情報読込部572より供給される、予約状況情報を遊技店端末5に送信する。
ステップS383において、予約状況情報受信部583は、予約管理サーバ1より予約状況情報を取得し、予約状況情報出力部584に供給する。予約状況情報出力部584は、予約状況情報受信部583より供給された予約状況情報を図示せぬ出力部に出力し、遊技店端末5を操作する、例えば、遊技店の従業員に提示する。
以上の処理により、遊技台を予約しようとする遊技店の従業員は、遊技店端末5を用いて、予約状況情報を取得することができるので、予約状況情報に基づいて、予約しようとする遊技台3の吟味をすることが可能となる。
次に、図54のフローチャートを参照して、予約処理について説明する。
ステップS411において、予約情報受付部585は、上述した予約状況情報配信処理により配信された遊技台3の予約状況情報に基づいて、遊技店の従業員が、予約しようとする遊技台3を決定し、対応する遊技台3と予約日を指定するように遊技店端末5が操作されて、遊技台3を指定する予約情報の入力を受け付けると、その処理は、ステップS412に進む。
ステップS412において、予約情報受付部585は、遊技店の従業員により指定された遊技台3の指定された予約日の占有権の予約を予約情報として受け付け、遊技店端末5の識別コードと共に、予約情報送信部587に供給する。予約情報送信部587は、予約情報を、予約管理サーバ1に送信する。
ステップS421において、予約情報受信部574は、遊技店端末5より送信されてくる、予約する遊技台3を指定する予約情報を受信し、遊技店会員コード発行部575に供給する。遊技店会員コード発行部575は、遊技客に用いられる会員コードと識別可能な遊技店で管理する遊技店会員コードを発行し、予約情報と共に予約情報記憶制御部576に供給する。
ステップS422において、予約情報記憶制御部576は、遊技店会員コード発行部575より供給されてくる遊技店で管理する遊技店会員コードと予約情報を予約情報DB577に記憶させる。さらに、予約情報記憶制御部576は、予約が完了した旨の報告情報を報告情報送信部578に供給する。
ステップS423において、報告情報送信部578は、予約情報を送信してきた遊技店端末5に対して、予約が完了したこと旨の報告情報を送信する。
ステップS413において、報告情報受信部587は、予約管理サーバ1より予約情報に基づいて送信されてくる報告情報を取得し、報告情報を報告情報出力部588に供給する。報告情報出力部588は、報告情報受信部349より供給された報告情報を図示せぬ出力部に出力し、遊技店の従業員に提示する。
以上の処理により、遊技店の従業員は、遊技店端末5を利用して、予約状況情報に基づいて、指定する予約日の指定する遊技台3についての占有権の予約を実行することが可能となる。結果として、例えば、遊技店の遊技台3のうち、予め遊技店の会員コードにより予約を設定することで、遊技店の開店から予約時間内にその遊技台3は遊技可能状態とならず(遊技店の会員コードで予約されているので、いずれの遊技客の会員コードでも遊技可能とされることが無い)、その間に入店した遊技者に対して上述した優先権が設定された後、優先権が設定された会員コードが記録された携帯電話機6を所持した遊技者に優良台を取得するチャンスを設定することができる。このため、遊技店の采配で、必要に応じて優先時間になるまで遊技者が使えないようにすることができ、予約ができないまま遊技店に足を運んだ遊技者に対して、優良台を獲得させるより大きなチャンスを設定することができ、遊技店の娯楽性をさらに高めることが可能となる。
以上においては、遊技店端末5を用いて予約状況情報に基づいて、遊技台3の占有権の予約を設定する場合について説明してきたが、遊技店端末5を用いて稼動実績情報に基づいて、遊技台3の占有権の予約を設定するようにしてもよい。
図55は、遊技店により会員コードが設定され、遊技店端末5により稼動実績情報に基づいて予約処理が実行されるとき、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
稼動実績情報取得依頼情報受信部591は、遊技店端末5より送信されてくる稼動実績情報の取得依頼情報を受信し、受信した依頼情報を稼動実績情報読込部592に供給する。
稼動実績情報読込部592は、稼動実績情報取得依頼情報受信部591より稼動実績情報の取得依頼情報が供給されると、稼動実績情報DB593にアクセスし、稼動実績情報を読み込み稼動実績情報送信部593に供給する。稼動実績情報送信部593は、稼動実績情報読込部592より供給される稼動実績情報を遊技店端末5に送信する。
尚、予約情報受信部595、遊技店会員コード発行部596、予約情報記憶制御部597、予約情報DB598、および報告情報送信部599は、図51の予約情報受信部574、遊技店会員コード発行部575、予約情報記憶制御部576、予約情報DB577、および報告情報送信部578と同一であるので、その説明は省略する。
図56は、遊技店により会員コードが設定され、遊技店端末5により稼動実績情報に基づいて予約処理が実行されるとき、遊技店端末5により実現される機能を説明する機能ブロック図である。
稼動実績情報受付部601は、稼動実績情報の取得依頼を受け付け、稼動実績情報の取得依頼を受け付けたことを依頼情報送信部602に供給する。依頼情報送信部602は、稼動実績情報取得依頼受付部601より供給された稼動実績情報の取得依頼を受け付けたことを示す情報に基づいて、稼動実績情報の取得を依頼する依頼情報を予約管理サーバ1に送信する。
稼動実績情報受信部603は、稼動実績情報の依頼情報に基づいて、予約管理サーバ1より送信されてくる稼動実績情報を受信し、稼動実績情報出力部604に供給する。稼動実績情報出力部604は、図示せぬ出力部を制御して、取得した稼動実績情報を出力させる(ディスプレイなどに表示して、遊技店の従業員に提示する)。
予約情報受付部605、予約情報送信部606、報告情報受信部607、および報告情報出力部608は、予約情報受付部585、予約情報送信部586、報告情報受信部587、および報告情報出力部588と同一のものであるので、その説明は省略する。
次に、図57のフローチャートを参照して、遊技店で管理する会員コードを用いた稼動実績情報配信処理について説明する。
ステップS441において、稼動実績情報取得依頼受付部601は、稼動実績情報の取得依頼を受け付けると、その処理は、ステップS442に進む。
ステップS442において、稼動実績情報取得依頼受付部601は、稼動実績情報の取得依頼を受け付け、稼動実績情報の取得依頼を受け付けたことを依頼情報送信部602に供給する。依頼情報送信部602は、稼動実績情報取得依頼受付部601より供給された稼動実績情報の取得依頼を受け付けたことを示す情報に基づいて、稼動実績情報の取得を依頼する依頼情報を予約管理サーバ1に送信する。
ステップS451において、稼動実績情報取得依頼受信部591は、遊技店端末5より送信されてくる稼動実績情報の取得についての依頼情報を受信し、受信した依頼情報を稼動実績情報読込部592に供給する。稼動実績情報読込部572は、稼動実績情報取得依頼受信部591より供給された稼動実績情報の取得についての依頼情報に基づいて、稼動実績情報DB593にアクセスし、稼動実績情報を読み込み、稼動実績情報送信部594に供給する。
ステップS452において、稼動実績情報送信部593は、稼動実績情報読込部592より供給される、稼動実績情報を遊技店端末5に送信する。
ステップS443において、稼動実績情報受信部603は、予約管理サーバ1より稼動実績情報を取得し、稼動実績情報出力部604に供給する。稼動実績情報出力部604は、稼動実績情報受信部603より供給された稼動実績情報を図示せぬ出力部に出力し、遊技店端末5を操作する、例えば、遊技店の従業員に提示する。
以上の処理により、遊技台を予約しようとする遊技店の従業員は、遊技店端末5を用いて、稼動実績情報を取得することができるので、稼動実績情報に基づいて、予約しようとする遊技台3の吟味をすることが可能となる。稼動実績情報とは、例えば、各遊技台3が稼動していた時間などの情報である。
次に、稼動実績情報に基づいた予約処理についてであるが、図58に示されるフローチャートにおけるステップS461乃至S463、および、ステップS471乃至S473の処理に着いては、図54のフローチャートにおけるステップS411乃至S413、および、ステップS421乃至S423の処理と同様であるので、その説明は省略する。
結果として、稼動実績情報に基づいて、予約処理を実行することが可能となるので、例えば、稼動実績の低い遊技台3に遊技店の会員コードで占有権の予約を設定することで、優先時間になるまで遊技不能とすることができ、上述した優先権の設定により、予約せずに開店後に入店した遊技者に対して興味をひかせる事ができ、優良台を含む遊技台3の稼働率を向上させるようにすることができる。
なお、遊技店端末5によって予約された遊技台3については、予約表示部71の構成に2次元平面に複数のLED(Light Emmision Diode)が配列され、それらの点滅パターンを変化させることにより文字や図柄などを表示する電子ポップを用いるようにしてもよい。電子ポップには、遊技店端末5から入力された情報に合わせて、遊技台3がパチンコ機であれば「優良台」、「おすすめ台」、「甘釘台」などの文字とともに遊技台3の機種を表す図柄を表示し、遊技台3がパチスロ機であれば、「優良台」、「高設定」、「設定456」などの文字とともに遊技台機種を表す図柄を表示するようにしてもよい。
このように表示することで、これまで遊技台3に都度掲げられていた「優良台」、「おすすめ台」、「甘釘台」、「高設定」、または「設定456」などと記載されたポップが不要になるとともに、どの遊技台3に立てるべきかをチェックしながら設置する、遊技店の従業員の作業量を低減させることが可能となる。
さらに、電子ポップは遊技台3または遊技台周辺端末4でなく、(遊技台の前に設置され、遊技客が座るための)椅子に設置されていてもよい。この場合は、遊技台と椅子とを対応づける必要があるため、例えば椅子側の表示装置はその表示内容を予約管理サーバ1により制御できるようにしても良い。
すなわち、椅子側の表示装置は、技術的に遊技台3からその表示内容を受信することも可能であるが、遊技台3から取得できる情報はIN情報(遊技台3に入った玉数の情報)、OUT情報(遊技台から出た玉数の情報)およびエラーコード程度に(法的に)制限されているので、予約管理サーバ1により制御できるようにする。この場合、椅子にはどの遊技台にどの椅子が対応づけられているかを遊技台識別コードと椅子識別コードを用いた情報テーブルで管理する必要があり、この情報テーブルは予約管理サーバ1がデータベース内に持っており、遊技台周辺端末4に対して遊技台3を遊技不能状態に切り替えるための切替指示情報を送るとともに、この遊技台3に対応する椅子をこの情報テーブルを参照して椅子識別コードを抽出し、抽出した椅子識別コードに基づいて椅子側に設置された表示装置に表示内容を示す情報を送信する。
ところで、現状の遊技店では前日に整理券が配付され、当日朝開店前に整理券を持っている遊技客は、整理券を持っていない遊技客とは別の遊技店入口や通路に並んで開店前に入店できるようにすることがある。この整理券は、前日の夕方頃になると遊技店内で配付開始がアナウンスされ、整理券を所望する遊技客は受付カウンタまで整理券を貰いに行き、枚数制限のある整理券は無くなり次第、配付終了となる。
このような遊技店の整理券配布の実態に配慮して、整理券情報を取得した遊技者の携帯電話機6に対応する会員コードによって予約モードの遊技不能状態を遊技可能状態に切り替えることができるようにしてもよい。
そこで、次に、図59を参照して、整理券情報を配布する整理券配布処理が実行されるとき、携帯電話機6により実現される機能について説明する。
整理券情報取得依頼受付部611は、入力部156が操作されることにより、整理券情報の取得依頼を受け付ける。会員コード読込部612は、整理券情報受付部611より整理券情報の取得の依頼情報を取得すると、記憶部631(図22の記憶部329と同一のもの)に記憶されている会員コードを読み出し、併せて会員コード付与部614に供給する。会員コード付与部614は、整理券情報の取得の依頼情報に会員コードの情報を付与し、依頼情報送信部615に供給する。依頼情報送信部615は、会員コードが付与されている依頼情報を、通信部159を制御して、予約管理サーバ1に送信する。
報告情報受信部616は、通信部159を制御して、予約管理サーバ1より依頼情報に基づいて送信されてくる報告情報を取得し、報告情報より整理券情報を抽出して整理券情報記憶制御部617に供給すると共に、報告情報を報告情報出力制御部618に供給する。報告情報出力制御部618は、報告情報受信部618より供給された整理券情報を出力部157に出力し、携帯電話機6を所有する遊技者に提示する。整理券情報記憶制御部617は、供給された整理券情報を記憶部613に記憶させる。
次に、図60を参照して、整理券情報を配布する整理券配布処理が実行されるとき、予約管理サーバ1により実現される機能について説明する。
整理券取得依頼受信部631は、通信部29を制御して、携帯電話機6より会員コードと共に送信されてくる整理券情報の取得についての依頼情報を受信し、遊技店会員コード読込部632に供給する。架空会員コード読込部632は、予約情報DB633(図26の予約情報DB379と同一のもの)より遊技店により整理券情報の管理のために整理券情報として配信する数に制限が設けられている架空の会員コードを読み込み、携帯電話機6より送信されてきた会員コードと共に置換部634に供給する。また、架空会員コード読込部632は、予約情報DB633に読み出す架空の会員コードが終了してしまっていた場合、すなわち、整理券情報として付するための架空の会員コードが全て配布されてしまった場合、配布終了報告生成部637にその旨を通知する。
置換部634は、架空会員コード読出部632より供給された架空の会員コードと、携帯電話機6より送信されてきた会員コードとを置き換えて予約情報DB633に記憶させると共に、架空の会員コードを報告情報生成部635に供給する。報告情報生成部635は、取得された架空の会員コードを整理券情報として報告情報を生成し、報告情報送信部636に供給する。報告情報送信部636は、報告情報生成部635より供給された整理券情報として架空の会員コードを含んだ報告情報を携帯電話機6に送信する。また、報告情報送信部636は、配布終了報告情報生成部637により生成される、架空の会員コードがなくなり、整理券情報が取得できないことを示す配布終了報告情報を携帯電話機6に送信する。
次に、図61のフローチャートを参照して、整理券配信処理について説明する。
ステップS491において、整理券情報取得依頼受付部611は、入力部156が操作されることにより、整理券情報の取得依頼を受け付けると、その処理は、ステップS492に進む。
ステップS492において、整理券情報取得依頼受付部611は、入力部156が操作されることにより、整理券情報の取得依頼を受け付ける。会員コード読込部612は、整理券情報受付部611より整理券情報の取得の依頼情報を取得すると、記憶部631(図22の記憶部329と同一のもの)に記憶されている会員コードを読み出し、併せて会員コード付与部614に供給する。会員コード付与部614は、整理券情報の取得の依頼情報に会員コードの情報を付与し、依頼情報送信部615に供給する。依頼情報送信部615は、会員コードが付与されている依頼情報を、通信部159を制御して、予約管理サーバ1に送信する。
ステップS501において、整理券取得依頼受信部631は、通信部29を制御して、携帯電話機6より会員コードと共に送信されてくる整理券情報の取得についての依頼情報を受信し、遊技店会員コード読込部632に供給する。架空会員コード読込部632は、予約情報DB633(図26の予約情報DB379と同一のもの)より遊技店により整理券情報の管理のために整理券情報として配信する数に制限が設けられている架空の会員コードを読み込む。
ステップS502において、架空会員コード読込部632は、架空の会員コードを予約情報DB633より読み込むことができたか否か、すなわち、整理券情報の配布が終了しているか否かを判定し、例えば、架空の会員コードが受信されたと判定された場合、その処理は、ステップS503に進む。
ステップS503において、架空会員コード読込部632は、取得した架空の会員コードを、携帯電話機6より送信されてきた会員コードと共に置換部634に供給する。置換部634は、架空会員コード読出部632より供給された架空の会員コードと、携帯電話機6より送信されてきた会員コードとを置き換えて予約情報DB633に記憶させると共に、架空の会員コードを報告情報生成部635に供給する。
ステップS504において、報告情報生成部635は、取得された架空の会員コードを整理券情報として報告情報を生成し、報告情報送信部636に供給する。
ステップS505において、報告情報送信部636は、報告情報生成部635より供給された整理券情報として架空の会員コードを含んだ報告情報を携帯電話機6に送信する。
一方、ステップS502において、架空の会員コードが読み込めなかった場合、すなわち、整理券情報の配布が終了していると判定された場合、ステップS506において、配布終了報告情報生成部637は、整理券の配布が終了したことを示す報告情報を生成し、報告情報送信部636に送信する。
この場合、ステップS505において、報告情報送信部636は、配布終了報告情報生成部637により生成される、架空の会員コードがなくなり、整理券情報が取得できないことを示す配布終了報告情報を携帯電話機6に送信する。
ステップS493において、報告情報受信部616は、通信部159を制御して、予約管理サーバ1より依頼情報に基づいて送信されてくる報告情報を取得し、報告情報に整理券情報が含まれているか否かを判定する。例えば、ステップS503の処理により整理券情報が取得されていた場合、報告情報には整理券情報が含まれていることになるので、その処理は、ステップS494に進む。
ステップS494において、報告情報受信部616は、報告情報より整理券情報を抽出して整理券情報記憶制御部617にすると共に、報告情報を報告情報出力制御部618に供給する。整理券情報記憶制御部617は、供給された整理券情報を記憶部613に記憶させる。
ステップS495において、報告情報出力制御部618は、報告情報受信部616より供給された整理券情報を出力部157に出力し、携帯電話機6を所有する遊技者に提示する。
一方、ステップS493において、整理券情報が含まれていないと判定された場合、ステップS494の処理がスキップされる。この場合、ステップS495においては、整理券情報として付するための架空の会員コードが全て配布されてしまったことが報告情報として供給されることになるので、その旨を出力部157に出力して、遊技者に提示させる。
以上の処理により、整理券取得を依頼する携帯電話機6には、先着で(=架空の会員コードの数だけ)整理券情報が送信される。すなわち、架空の会員コードを携帯電話機6より受信した会員コードで置換し、架空の会員コードがある分だけ整理券情報が配信され、置換する架空の会員コードが無くなったところで整理券情報の配信が停止される。結果として、遊技店に足を運ばなくても遊技者は携帯電話機6により整理券情報を取得することが可能となる。
次に、図62を参照して、上述した処理により配信された整理券情報が記憶された携帯電話機6を所持した遊技者が、整理券情報を利用して、遊技受付処理を実行するときに、予約管理サーバ1により実現される機能を説明する
遊技台識別コード会員コード受信部651は、通信部29を制御して、遊技台3より送信されてくる遊技台識別コードと会員コードを受信し、整理券発行済み会員コード読込部652に供給する。整理券発行済み会員コード読込部652は、遊技台識別コード会員コード受信部651より供給された遊技台識別コードに基づいて、対応する整理券発行済み会員コードを予約情報DB657にアクセスして読み込み、照合部653に供給する。照合部653は、予約情報DB657より読み込まれた整理券発行済み会員コードと、遊技台3より送信されてきた会員コードが一致するか否かを照合し、照合結果を切替指示情報送信部654に供給する。切替指示情報送信部654は、通信部29を制御して、照合結果に基づいて、切替指示情報を遊技台識別コードと会員コードを送信してきた遊技台3の遊技台周辺端末4に送信する。例えば、照合結果が一致していた場合、切替指示情報送信部654は、予約モード、すなわち、遊技不能状態を解除して、遊技可能な状態とするように切替指示情報を生成して送信する。一方、照合結果が一致しなかった場合、既に、遊技不能状態であるので、その遊技不能状態を維持したままとするように切替指示情報を送信しない。
報告情報受信部655は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる報告情報を受信し、モード記憶制御部656に供給する。モード記憶制御部656は、報告情報受信部655より供給される報告情報に基づいて、遊技台3の動作モードを予約情報DB657に記憶させる。
尚、遊技受付処理の際、切替指示情報に基づいて、動作する遊技台3の遊技台周辺端末4の機能については、図32のフローチャートを参照して説明した処理と同様であるので、その説明は省略する。また、整理券情報が配信されることにより対応して動作モードが予約モードに設定される遊技台3の遊技台周辺端末4の状態切替処理については、図33のフローチャートを参照して説明した処理と同様であるので、その説明は省略する。
次に、図63のフローチャートを参照して、整理券情報を配信した場合の遊技受付処理について説明する。尚、図63のフローチャートにおけるステップS522乃至S524の処理、および、ステップS531乃至S534の処理は、図36のフローチャートにおけるステップS172乃至S174の処理、および、ステップS191乃至S194の処理と同様であるので、その説明は省略する。
ステップS521において、遊技台識別コード会員コード受信部651は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる遊技台識別コードと会員コードを受信し、整理券発行済み会員コード読込部652に供給する。整理券発行済み会員コード読込部652は、遊技台識別コード会員コード受信部651より供給された遊技台識別コードに基づいて、対応する整理券発行済み会員コードを予約情報DB657にアクセスして読み込み、照合部653に供給する。照合部653は、予約情報DB657より読み込まれた整理券発行済み会員コードと、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてきた会員コードが一致するか否かを照合し、照合結果を切替指示情報送信部654に供給する。
以上の処理により、携帯電話機用会員コード受付部63により読み取られた会員コードは、予約情報DB657に記憶する整理券発行済みの会員コードと照合され、整理券発行済みの会員コードのいずれかに一致するか否かを判断し、いずれかに一致すれば遊技不能状態の遊技台を遊技可能状態の遊技台に切り替えることが可能となる。この結果、整理券情報を発行したm個の架空の会員コードのいずれかで、n台の遊技台3が利用可能となるだけでなく、(整理券情報をあらかじめ取得しておいた遊技客は)整理券情報を持っていない遊技客と同時に入店しても優良台を選ぶことができ、2つの開店時間を設定したり、整理券の所持ありなしで遊技客を選別・誘導するなどの遊技店従業員の労力を低減させることが可能となる。
もちろんこれまで通り、整理券情報を取得している遊技客を早めの入店させてもよく、整理券情報を携帯電話機6にあらかじめ取得しておいた遊技客は、携帯電話機6を用いて遊技店の入口10を開放させて入店するか、遊技店の入口10に立つ遊技店従業員に携帯電話機6により提示される整理券情報を見せることによって入店できるようにしても良い。
この場合の予約管理システムは、整理券情報を持った遊技客が優先的に入店できる時刻を第1の開店時刻、通常の開店時刻を第2の開店時刻とし、スケジュール情報における予約時間を第1の開店時刻からとするとよい。
次に、図65のフローチャートを参照して、整理券情報に対応した優先時間終了処理について説明する。尚、優先時間終了処理が実行されるとき、予約管理サーバ1により実現される機能は図47の機能ブロック図により説明した機能と同様であり、遊技台3の遊技台周辺端末4により実現される機能は、図32を参照して、状態切替処理が実行される場合に遊技台3の遊技台周辺端末4により実現される機能と同一であるので、その説明は省略する。
ステップS551において、優先時間終了信号出力部543は、スケジュール情報読込部541より供給される当日のスケジュール情報に基づいて、今現在の時刻が整理券情報に対応した優先時間の終了時刻を過ぎているか否かを判定し、優先時間の終了時刻が過ぎるまでその処理を繰り返す。例えば、ステップS551において、整理券情報に対応した優先時間の終了時刻が過ぎていると判定された場合、ステップS552において、優先時間終了信号出力部543は、優先時間終了信号を遊技不能状態遊技台識別コード読込部544に供給する。遊技不能状態遊技台識別コード読込部544は、優先時間終了信号出力部543より優先時間終了信号を受信すると予約情報DB545にアクセスして、動作モードが遊技不能状態になっている遊技台3の遊技台周辺端末4の遊技台識別コードを読み込み切替指示情報送信部546に供給する。
ステップS553において、切替指示情報送信部546は、通信部29を制御して、予約情報読込部544より供給された優先モードの遊技台3の遊技台周辺端末4の遊技台識別コードに基づいて、対応する遊技台3の遊技台周辺端末4に対して遊技可能状態に状態を切り替える切替指示情報を送信する(遊技台3の動作モードを優先モードから通常モードに切り替えるように切替指示情報を送信する)。
ステップS561において、切替指示情報受信部421は、通信部54を制御して、予約管理サーバ1より供給されてくる切替指示情報を受信し、状態切替部422に供給する。状態切替部422は、切替指示情報に基づいて、遊技台3の動作モードを整理券情報に対応した優先モードから通常モードに切り替えて、切替後の動作モードが通常モードであることを示す情報を状態提示部423に供給すると共に、切替指示情報に基づいて、切替が完了したことを示す報告情報を報告情報送信部424に供給する。
ステップS562において、報告情報送信部424は、通信部54を制御して、状態切替部422より供給されてきた切替指示情報に基づいて、予約モードから通常モードへと動作モードの切替が完了したことを示す報告情報を予約管理サーバ1に送信する。
ステップS554において、報告情報受信部547は、通信部29を制御して、遊技台3の遊技台周辺端末4より送信されてくる切替指示情報に基づいて優先モードから通常モードに切替が完了したことを示す報告情報を受信し、切替が完了した遊技台3の遊技台識別コードの情報を含む報告情報をモード記憶制御部548に供給する。モード記憶制御部548は、報告情報受信部547より供給された報告情報に基づいて、遊技台識別コードに対応する遊技台3の動作モードが通常モードであるものとして、予約情報DB545に記憶させる。
以上の処理により、整理券情報に対応した優先時間内に予約モードが設定された遊技台3の遊技台周辺端末4の携帯電話機用会員受付部63により整理券情報が設定された会員コードが記憶されている携帯電話機6から会員コードがよみだされず、整理券情報に対応する優先時間が終了した遊技台3は、動作モードが予約モードから通常モードに変更されることにより、整理券情報に対応した優先時間が終了した後は、誰でも遊技台3を遊技することが可能となる。
本発明によれば、実際に遊技店に足を運ばなくとも遊技店の外から優良台を予約することが可能で、かつ、開店前に予約しなくても実際に遊技店に足を運んだ遊技客が優良台を予約することが可能となる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行させることが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からインストールされる。
プログラムが記録されている記録媒体は、図2,図3,図11に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク41,56,171(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク42,57,172(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク43,58,173、もしくは半導体メモリ44,59,174などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM22,152や、記憶部28,158に含まれるハードディスクなどで構成される。
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用した予約管理システムの一実施の形態の構成を示す図である。 図1のホールコンピュータの構成を示すブロック図である。 図1の遊技台周辺端末の構成を示すブロック図である。 図3の遊技台周辺端末のカード受付用会員受付部の構成例を示す図である。 図3の遊技台周辺端末のカード受付用会員受付部の構成例を示す図である。 図3の遊技台周辺端末のカード受付用会員受付部の構成例を示す図である。 図3の遊技台周辺端末の携帯電話機用会員受付部の構成例を示す図である。 図3の遊技台周辺端末の携帯電話機用会員受付部の構成例を示す図である。 図3の遊技台周辺端末の予約表示部の構成例を示す図である。 図3の遊技台周辺端末の予約表示部の構成例を示す図である。 図1の携帯電話機の構成を示す図である。 会員コード読取部の構成を示す図である。 指向性会員コード読取部の構成を示す図である。 指向性会員コード読取部のアンテナの構成を示す図である。 指向性会員コード読取部の動作を示す図である。 指向性会員コード読取部の動作を示す図である。 指向性会員コード読取部の動作を示す図である。 指向性会員コード読取部の動作を示す図である。 指向性会員コード読取部のアンテナのその他の構成を示す図である。 図19のアンテナの構成による指向性会員コード読取部の動作を示す図である。 会員登録フォーマット配信処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 会員登録フォーマット配信処理を実行するとき、携帯電話機により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 会員登録フォーマット配信処理を説明するフローチャートである。 会員登録処理を説明するフローチャートである。 予約処理を実行するとき、携帯電話機により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 予約処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 予約状況情報配信処理を説明するフローチャートである。 予約処理を説明するフローチャートである。 予約処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現されるその他の機能を説明する機能ブロック図である。 その他の予約処理を説明するフローチャートである。 状態切替処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 状態切替処理を実行するとき、遊技台周辺端末により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 予約状況情報配信処理を説明するフローチャートである。 モード記憶制御処理を実行するとき、遊技台周辺端末により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 モード記憶制御処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 遊技受付処理を説明するフローチャートである。 先着来店会員情報DB生成処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 先着来店会員情報DB生成処理を説明するフローチャートである。 その他の先着来店会員情報DB生成処理を実行するとき、遊技台周辺端末により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 その他の先着来店会員情報DB生成処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 その他の先着来店会員情報DB生成処理を説明するフローチャートである。 優先権通知情報通知処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 優先権通知情報通知処理を実行するとき、携帯電話機により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 優先権通知情報通知処理を説明するフローチャートである。 優先権利用処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 優先権利用処理を説明するフローチャートである。 優先権時間終了処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 優先権時間終了処理を説明するフローチャートである。 複数の遊技受付処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 複数の遊技受付処理を説明するフローチャートである。 その他の予約状況情報取得処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 その他の予約状況情報取得処理を実行するとき、携帯電話機により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 その他の予約状況情報取得処理を説明するフローチャートである。 その他の予約処理を説明するフローチャートである。 稼動実績情報に基づいて予約処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 稼動実績情報に基づいて予約処理を実行するとき、携帯電話機により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 稼動実績情報配信処理を説明するフローチャートである。 稼動実績情報に基づいて予約処理を説明するフローチャートである。 整理券情報配信処理を実行するとき、携帯電話機により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 整理券情報配信処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 整理券情報配信処理を説明するフローチャートである。 整理券情報に基づいた遊技受付処理を実行するとき、予約管理サーバにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。 整理券情報に基づいた遊技受付処理を説明するフローチャートである。 整理券情報に基づいた優先時間終了処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ホールコンピュータ(予約管理サーバ)
3,3−1乃至3−n 遊技台
4,4−1乃至4−n 遊技台周辺端末
6 携帯電話機
11,11−1乃至11−n 遊技店端末
51 制御部
62 カード用会員受付部
63 携帯電話用会員受付部
71 予約表示部
461 スケジュール情報読込部
463 予約時間終了信号出力部
464 記憶停止部
465 会員コード受信部
466 会員コード記憶制御部
467 先着来店会員情報
504 遊技不能状態遊技台識別コード読込部
506 カウント部
507 会員コード読込部
509 優先通知情報送信部
510 優先権設定会員コード記憶制御部
521 優先権通知情報取得部
531 会員コード受信部
532 優先権設定会員コード読込部
534 照合部
535 切替指示情報送信部

Claims (29)

  1. 遊技客により操作される操作端末と遊技店の遊技台の占有権の予約を受け付ける予約管理サーバから構成される遊技台予約管理システムにおいて、
    前記操作端末は、
    前記遊技店の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込む予約申込手段を備え、
    前記予約管理サーバは、
    前記遊技店の開店時刻前に、前記予約申込手段により予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付手段と、
    前記遊技店の開店時刻後に、前記遊技店の開店時刻前までに、前記占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、前記占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付手段と
    を備える
    ことを特徴とする遊技台予約管理システム。
  2. 前記操作端末は、遊技台周辺端末、遊技店端末、若しくは、パーソナルコンピュータ、PDA、または携帯電話機等の携帯端末、または情報通信端末である
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技台予約管理システム。
  3. 前記操作端末は、
    前記操作端末を所有する遊技者の会員コードを記憶する端末会員コード記憶手段とをさらに備え、
    前記予約管理サーバは、
    前記遊技台の動作モードを設定する動作モード設定手段と、
    前記端末会員コード記憶手段より前記会員コードを前記遊技台毎に読み取る第1の会員コード読取手段とをさらに備え、
    前記予約申込手段は、前記遊技店の開店時刻前に、前記端末会員コード記憶手段に記憶された前記会員コードを、前記予約管理サーバに送信することにより前記遊技台の占有権の予約を申し込み、
    前記占有権予約受付手段は、前記遊技店の開店時刻前に、前記予約申込手段より送信されてくる前記会員コードに基づいて、前記会員コードに対応付けて前記遊技台の占有権の予約を受け付け、
    前記占有権予約受付手段が前記遊技台の占有権の予約を受け付けた場合、前記動作モード設定手段は、前記開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、前記遊技台の動作モードを、前記第1の会員コード読取手段により前記遊技台の占有権の予約が受け付けられた会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする予約モードに設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技台予約管理システム。
  4. 前記予約管理サーバは、
    前記遊技店の開店日の開店時刻後の前記遊技店の入口において、前記会員コードを読み取る第2の会員コード読取手段と、
    前記第2の会員コード読取手段により読み取られた会員コードを前記遊技店への入店順にデータベースとして記憶する入店会員コード記憶手段とをさらに備え、
    前記予約申込手段は、前記遊技店の開店時刻後に、前記会員コードを前記第2の会員コード読取手段により読み取らせることにより、前記遊技店の開店時刻後から第1の所定の時間が経過するまでの間、前記予約モードに設定された遊技台のうち、前記占有権が行使されなかった前記開店日の遊技台の優先権の予約を申し込み、
    前記優先権予約受付手段は、前記入店会員コード記憶手段に記憶されている会員コードに対して、前記遊技店の開店時刻後から第1の所定の時間が経過するまでの間、前記予約モードに設定された遊技台のうち、前記占有権が行使されなかった前記開店日の遊技台の優先権の予約を受け付ける
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技台予約管理システム。
  5. 第2の会員コード読取手段は、指向性アンテナを用いて、前記遊技店の開店日の開店時刻後の前記遊技店の入口において、IDタグに記録された前記会員コードを読み取る
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技台予約管理システム。
  6. 前記予約管理サーバは、
    前記開店時刻から前記第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定されたままの遊技台の数をカウントするカウント手段と、
    前記入店会員コード記憶手段にデータベースとして記憶されている会員コードのうち、前記カウント手段によりカウントされた遊技台の数までの入店順位の会員コードを抽出する抽出手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊技台予約管理システム。
  7. 前記予約管理サーバは、
    優先権予約受付手段が、前記抽出手段により抽出された会員コードに、前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過するまでの間、前記予約モードに設定されたままの遊技台の優先権の予約を受け付け、
    前記動作モード設定手段は、前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過するまでの間、前記予約モードに設定されたままの遊技台の動作モードを、前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過した後の第2の所定の時間、前記第1の会員コード読取手段により、前記遊技台の優先権の予約が受け付けられた会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする優先モードに変更する
    ことを特徴とする請求項6に記載の遊技台予約管理システム。
  8. 前記動作モード制御手段は、前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過し、さらに前記第2の所定の時間が経過した後、前記優先モードに設定されている遊技台の動作モードを、常に遊技可能とする通常モードに変更する
    ことを特徴とする請求項7に記載の遊技台予約管理システム。
  9. 前記予約申込手段は、1の前記会員コードについて、1の前記遊技台の占有権または優先権の予約を申し込み、
    前記占有権予約受付手段、または前記優先権予約受付手段は、前記予約申込手段により予約が申し込まれた1の遊技台の占有権または優先権の予約を、1の前記会員コードについて受け付ける
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技台予約管理システム。
  10. 前記予約申込手段は、1の前記会員コードについて、複数の前記遊技台の占有権または優先権の予約を申し込み、
    前記占有権予約受付手段、または前記優先権予約受付手段は、前記予約申込手段により予約が申し込まれた複数の遊技台の占有権または優先権の予約を、1の前記会員コードについて受け付け、
    前記動作モード設定手段は、
    前記開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、前記第1の会員コード読取手段により前記遊技台の占有権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となる以外のとき、前記遊技台の動作モードを、遊技不能状態とする予約モードに設定し、
    前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過した後の第2の所定の時間、前記第1の会員コード読取手段により、前記遊技台の優先権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となる以外のとき、遊技不能状態とする優先モードに設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技台予約管理システム。
  11. 前記予約申込手段は、前記遊技者が設定されていない会員コードに基づいて、前記遊技台の占有権または優先権の予約を申し込み、
    前記占有権予約受付手段、または前記優先権予約受付手段は、前記遊技店の開店時刻前に、前記予約申込手段により予約が申し込まれた開店日の遊技台の占有権または優先権の予約を、前記遊技者が設定されていない会員コードに基づいて受け付ける
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技台予約管理システム。
  12. 前記占有権予約受付手段、または前記優先権予約受付手段が前記遊技台の占有権または優先権の予約を受け付けた場合、前記動作モード設定手段は、前記開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、前記遊技台の動作モードを、前記第1の会員コード読取手段により前記遊技台の占有権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする予約モード、または、前記第1の会員コード読取手段により前記遊技台の優先権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする優先モードに設定し、前記遊技台に設けられた動作モードを提示する装置を、予約モードまたは優先モードを提示させるように動作させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技台予約管理システム。
  13. 前記遊技台に設けられた動作モードを提示する装置は、可倒式のプレートである
    ことを特徴とする請求項12に記載の遊技台予約管理システム。
  14. 遊技客により操作される操作端末と遊技店の遊技台の占有権の予約を受け付ける予約管理サーバから構成される遊技台予約管理システムの遊技台予約管理方法において、
    前記操作端末の遊技台予約管理方法は、
    前記遊技店の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込む予約申込ステップを含み、
    前記予約管理サーバの遊技台予約管理方法は、
    前記遊技店の開店時刻前に、前記予約申込手段により予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付ステップと、
    前記遊技店の開店時刻後に、前記遊技店の開店時刻前までに、前記占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、前記占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付ステップと
    を含む
    ことを特徴とする遊技台予約管理システムの遊技台予約管理方法。
  15. 遊技客により操作される操作端末と遊技店の遊技台の占有権の予約を受け付ける予約管理サーバから構成される遊技台予約管理システムを制御するコンピュータのうち、
    前記操作端末を制御するコンピュータに、
    前記遊技店の遊技台の占有権または優先権の予約を申し込む予約申込ステップを含む処理を実行させ、
    前記予約管理サーバのコンピュータに、
    前記遊技店の開店時刻前に、前記予約申込手段により予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付ステップと、
    前記遊技店の開店時刻後に、前記遊技店の開店時刻前までに、前記占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、前記占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付ステップと
    を含む処理を実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  16. 遊技店の開店時刻前に、予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付手段と、
    前記遊技店の開店時刻後に、前記遊技店の開店時刻前までに、前記占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、前記占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付手段と
    を備えることを特徴とする予約管理サーバ。
  17. 前記遊技台の動作モードを設定する動作モード設定手段と、
    前記端末会員コード記憶手段より前記会員コードを前記遊技台毎に読み取る第1の会員コード読取手段とをさらに備え、
    前記占有権予約受付手段は、前記遊技店の開店時刻前に、前記会員コードに基づいて、前記会員コードに対応付けて前記遊技台の占有権の予約を受け付け、
    前記占有権予約受付手段が前記遊技台の占有権の予約を受け付けた場合、前記動作モード設定手段は、前記開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、前記遊技台の動作モードを、前記第1の会員コード読取手段により前記遊技台の占有権の予約が受け付けられた会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする予約モードに設定する
    ことを特徴とする請求項16に記載の予約管理サーバ。
  18. 遊技店の開店日の開店時刻後の前記遊技店の入口において、前記会員コードを読み取る第2の会員コード読取手段と、
    前記第2の会員コード読取手段により読み取られた会員コードを前記遊技店への入店順にデータベースとして記憶する入店会員コード記憶手段とをさらに備え、
    前記優先権予約受付手段は、前記入店会員コード記憶手段に記憶されている会員コードに対して、前記遊技店の開店時刻後から第1の所定の時間が経過するまでの間、前記予約モードに設定された遊技台のうち、前記占有権が行使されなかった前記開店日の遊技台の優先権の予約を受け付ける
    を備えることを特徴とする請求項17に記載の予約管理サーバ。
  19. 前記第2の会員コード読取手段は、指向性アンテナを用いて、前記遊技店の開店日の開店時刻後の前記遊技店の入口において、IDタグに記録された前記会員コードを読み取る
    ことを特徴とする請求項17に記載の予約管理サーバ。
  20. 前記開店時刻から前記第1の所定の時間が経過するまでの間、予約モードに設定されたままの遊技台の数をカウントするカウント手段と、
    前記入店会員コード記憶手段にデータベースとして記憶されている会員コードのうち、前記カウント手段によりカウントされた遊技台の数までの入店順位の会員コードを抽出する抽出手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項18に記載の予約管理サーバ。
  21. 前記優先権予約受付手段は、前記抽出手段により抽出された会員コードに、前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過するまでの間、前記予約モードに設定されたままの遊技台の優先権の予約を受け付け、
    前記動作モード設定手段は、前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過するまでの間、前記予約モードに設定されたままの遊技台の動作モードを、前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過した後の第2の所定の時間、前記第1の会員コード読取手段により、前記遊技台の優先権の予約が受け付けられた会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする優先モードに変更する
    ことを特徴とする請求項20に記載の予約管理サーバ。
  22. 前記動作モード制御手段は、前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過し、さらに前記第2の所定の時間が経過した後、前記優先モードに設定されている遊技台の動作モードを、常に遊技可能とする通常モードに変更する
    ことを特徴とする請求項21に記載の予約管理サーバ。
  23. 前記占有権予約受付手段、または前記優先権予約受付手段は、前記予約申込手段により予約が申し込まれた1の遊技台の占有権または優先権の予約を、1の前記会員コードについて受け付ける
    ことを特徴とする請求項17に記載の予約管理サーバ。
  24. 前記占有権予約受付手段、または前記優先権予約受付手段は、前記予約申込手段により予約が申し込まれた複数の遊技台の占有権または優先権の予約を、1の前記会員コードについて受け付け、
    前記動作モード設定手段は、
    前記開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、前記第1の会員コード読取手段により前記遊技台の占有権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となる以外のとき、前記遊技台の動作モードを、遊技不能状態とする予約モードに設定し、
    前記遊技店の開店時刻から前記第1の所定の時間が経過した後の第2の所定の時間、前記第1の会員コード読取手段により、前記遊技台の優先権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となる以外のとき、遊技不能状態とする優先モードに設定する
    ことを特徴とする請求項17に記載の予約管理サーバ。
  25. 前記占有権予約受付手段、または前記優先権予約受付手段は、前記遊技店の開店時刻前に、前記予約申込手段により予約が申し込まれた開店日の遊技台の占有権または優先権の予約を、前記遊技者が設定されていない会員コードに基づいて受け付ける
    ことを特徴とする請求項17に記載の予約管理サーバ。
  26. 前記占有権予約受付手段、または前記優先権予約受付手段が前記遊技台の占有権または優先権の予約を受け付けた場合、前記動作モード設定手段は、前記開店時刻から第1の所定の時間が経過するまでの間、前記遊技台の動作モードを、前記第1の会員コード読取手段により前記遊技台の占有権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする予約モード、または、前記第1の会員コード読取手段により前記遊技台の優先権の予約が受け付けられている会員コードが読取可能となるまで遊技不能状態とする優先モードに設定し、前記遊技台に設けられた動作モードを提示する装置を、予約モードまたは優先モードを提示させるように動作させる
    ことを特徴とする請求項17に記載の予約管理サーバ。
  27. 前記遊技台に設けられた動作モードを提示する装置は、可倒式のプレートである
    ことを特徴とする請求項26に記載の予約管理サーバ。
  28. 遊技店の開店時刻前に、予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付ステップと、
    前記遊技店の開店時刻後に、前記遊技店の開店時刻前までに、前記占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、前記占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付ステップと
    を含むことを特徴とする予約管理方法。
  29. 遊技店の開店時刻前に、予約が申し込まれた遊技台の占有権の予約を受け付ける占有権予約受付ステップと、
    前記遊技店の開店時刻後に、前記遊技店の開店時刻前までに、前記占有権の予約を受け付けた遊技台のうち、前記占有権が行使されていない開店日の遊技台について、優先権の予約を受け付ける優先権予約受付ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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