JPS63194991A - 磁気カ−ド - Google Patents

磁気カ−ド

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JPS63194991A
JPS63194991A JP62027654A JP2765487A JPS63194991A JP S63194991 A JPS63194991 A JP S63194991A JP 62027654 A JP62027654 A JP 62027654A JP 2765487 A JP2765487 A JP 2765487A JP S63194991 A JPS63194991 A JP S63194991A
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security
coercive force
layer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は偽造変造を極めて困難とした新規な磁気記録層
の構造を有する磁気カード及び磁気カードの判定方法に
関する。
(従来の技術) 従来の磁気カードにおいては、その磁気記録層の構造が
磁気スコープや磁気現像液などによって簡単に解析解読
できるから、偽造又は変造した磁気カードが簡単に作ら
れてしまうという欠点があった。その為、磁気カードを
用いた料金収納システムを構築した場合に、一旦偽造又
は変造カードが出現すると当該料金収納システムの信用
が落ちシステム全体が崩壊してしまうおそれがあり、磁
気カードの偽装変造を効果的に防止することは磁気カー
ドを用いる料金収納システムにとっては緊急に解決すべ
き重大な問題として存在していたものである。
(発明が解決しようとする問題点) 本願第一発明は、上記の点に鑑み熟考を重ねた結果創案
されたもので、ベースの一方の面の一部又は全体に第一
磁気層を設け該第一磁気層にデータトラックを設け、該
第一磁気層の抗磁力とは異なる抗磁力を有しかつ磁気記
録及び磁気消去可能な多数の第二磁気層のセキュリティ
コード体からなるセキュリティトラックを該データトラ
ック以外の磁気面に設け、データトラックの読取書込み
とは別に該セキュリティトラックの記録読取消去を可能
としセキュリティコードを読み取ることによって、該磁
気カードの真偽を判断する構成とし、セキュリティコー
ドのコードパターンを多様に形成することが可能となり
、したがって磁気カードの偽造変造が極めて困難となり
、磁気カードによる料金収納システムを安心して構築す
ることができるようにした磁気カードの構造を提供する
ことを目的とする。
本願第二発明は、セキュリティコード体からなるセキュ
リティトラックを複数本設けた場合に、それらのセキエ
リティコード体のパターンの相互関係を論理回路に投入
して該セキュリティ情報を判定することによって、従来
にないセキュリティコードの判定を行い一層セキュリテ
ィ効果を高めることを可能とした磁気カードの判定方法
を提供することを目的とする。
本願第三発明は、低抗磁力磁気層のセキュリティトラッ
クをデータトラック面及びデータトラック面以外のベー
ス面の双方に設けることによって、セキュリティ効果を
高めるとともに製作コストア、フプしない磁気カードを
提供することを目的とする。
本願第四発明は、低抗磁力磁気層のダミー磁気層をデー
タトラック面に該データトラックの幅と同一の幅をもっ
て設けることにより、セキュリティ効果を高めるととも
に製作コストのアップしない磁気カードを提供すること
を目的とする。
(問題を解決するための手段) 本願第一発明の要旨は、ベースの一方の面の一部又は全
体に第一磁気層を設け該第一磁気層にデータトラックを
設け、該第一磁気層の抗磁力とは異なる抗磁力を育しか
つ磁気記録及び磁気消去可能な多数の第二磁気層のセキ
ュリティコード体からなるセキュリティトラックを該デ
ータトラック以外の磁気面に設けたことを特徴とする磁
気カードに存する。
該第一磁気層を高抗磁力磁気層とし、該第二磁気層を低
抗磁力磁気層とするのが好ましい。
該第二磁気層として一種類以上の異なる抗磁力を有する
磁気層とすることもできる。
セキュリティトラックの設置本数は特別な制限はなく、
1本でもよく複数本でもよい、セキュリティトラックの
他にセキュリティコード体と同じ構造の多数のダミーコ
ード体からなるダミートラックを設けておけば、磁気記
録層の第三者による解読はさらに困難となり、偽造変造
を防ぐ上からは極めて効果的である。
少なくともセキュリティトラックの表面を不透明なマス
ク層によって被覆し、かつカードリーダーライターから
出す時は必ずセキュリティトラックの磁気を消去し、目
視又は磁気スコープ、磁気現象液等ではセキュリティト
ラックのパターンの判別を不可能とすることができる。
セキュリティトラックとダミートラックをランダムにか
つ連続的に結合させ、どの部分がセキュリティトラック
か判別不能とすることも可能である。
データトラックと異なる抗磁力を有する磁気層を文字及
び/又は図形として形成し、その文字及び/又は図形の
一部をセキュリティトラックとして用いることもできる
データトラックにアジマス角を設けておけば、同、じア
ジマス角を持ったカードリーダーライターでなければデ
ータの読み取りができないという利点がある。
セキュリティトラックにアジマス角を設けておけば、同
じアジマス角を持ったカードリーダーライターでなけれ
ばセキュリティ情報の読み取りができないという利点が
ある。
本願第二発明の要旨は、磁気記録及び磁気消去可能な多
数の磁気層のセキエリティコード体からなるセキュリテ
ィトラックを複数本設け、それらのセキュリティコード
体のパターンの相互関係を論理回路に投入して該セキュ
リティ情報を判定するようにしたことを特徴とする磁気
カードの判定方法に存する。
この判定方法を適用すれば、セキュリティトラックの解
読は一層困難となり、磁気カードの偽造変造防止に極め
て効果的である。
本願第三発明の要旨は、ベースの一方の面の一部又は全
体に高抗磁力磁気層を設け咳高抗磁力磁気層にデータト
ラックを設け、磁気記録及び磁気消去可能な多数の低抗
磁力磁気層のセキュリティコード体からなる1本以上の
セキュリティトラックを該デー、クトラック面及び該デ
ータトラック以外の該磁気面の双方にそれぞれ設けたこ
とを特徴とする磁気カードに存する。
本願第四発明の要旨は、ベースの一方の面の一部又は全
体に高抗磁力磁気層を設け該高抗磁力磁気層にデータト
ラックを設け、磁気記録及び磁気消去可能な低抗磁力磁
気層のダミー磁気層を該データトラック面に設けたこと
を特徴とする磁気カードに存する5゜ (実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて゛説明す
る。
図中、2は本発明に係る磁気カードである。該磁気カー
ド2はポリエステル、ポリ塩化ビニル等のプラスチック
、又は紙等からなるベース4を有している。該ベース4
の一方の面の全体には高抗磁力磁気層の第一磁気層5が
設けられている。該高抗磁力磁気Fw5の一部には情報
を記録するデータトラック6が形成さている。8は所定
形状を有しかつ所定の間隔をおいて咳高抗磁力磁気層5
上に設置された低抗磁力物質の第二磁気層からなるセキ
ュリティコード体である。該セキュリティコード体8は
該第一磁気層5の抗磁力とは異なる抗磁力を有しく本実
施例では低抗磁力)かつ磁気記録及び磁気消去可能な磁
気層から形成されている、該セキュリティコード体8を
多数配列することによってセキュリティトラック10が
構成されている。該セキュリティトラック10はデータ
トラック6以外の高抗磁力磁気層5上に設置される。
12は咳高抗磁力磁気層5及びセキュリティトラック1
0を被覆する非磁性体のマスク層である。
該マスク層12を不透明なインク又はフィルムとしてお
けば、外部から目視しても磁気層の構造が分からないも
のである。また、セキュリティトラックlO上の磁界は
カードリーダーライターRから外へ出ると、必ず磁気消
去されるようにしておくため磁気スコープ等によるセキ
ュリティコード′パターンが判定できないようにしてお
く。上記した高抗磁力磁気層5と低抗磁力磁気層のセキ
ュリティトラ・ツク10の磁力の差は、セキュリティト
ラックlOの磁気層の記録を行うために弱い磁界をかけ
た場合に高抗磁力磁気層5に影響がでない程度であれば
よい。
このような磁気記録層を有する磁気カード2を用いて料
金収納システム等を構築する場合のカードリーダーライ
ターRの構造としては、第3図に示すごとく、カード投
入側には、弱い磁界によってセキュリティトラック10
の磁気層のみを変化させるセキュリティトラック10専
用の記録ヘッド14及び読取ヘッド16及び消去ヘッド
18を設け、カード排出側にはセキュリティトラック1
0専用の消去へラド20を設けておく。カード投入口が
カード排出口を兼ねる構造の場合には、投入側の消去ヘ
ッド18と排出側の消去ヘッド20とを兼用してもよい
ことはいうまでもない。
このカードリーダーライターRに該磁気カード2を投入
すれば1.まず消去ヘッド18が高低再磁気層5及び1
0の磁気パターンを消去しておく、次にセキュリティト
ラック10の低抗磁力磁気層だけに書き込める強さで記
録へラド14から所定の信号が記録され、この信号を読
取ヘッド16で読み取ることによって、セキュリティコ
ード体8のコード配列即ちセキュリティトラック10の
コードパターンが読み取られる。この読み取られたセキ
ュリティトラック10のコードパターンが予め設定した
コードパターンと一致すれば、正規なカードと判定して
カードリーダーライターR内に搬送してデータトラック
6の読取書込みを行い、排出される。排出時には、排出
側消去ヘッド20によってセキュリティトラック10の
みの磁気記録の消去を行い、セキュリティトラック10
が磁気的に読み取りできないようにしておく、一方、読
取ヘッド16で読み取られたセキュリティトラック10
のコードパターンが予め設定したコードパターンと異な
る場合には、当該磁気カードは偽造又は変造したもので
あるからそのまま逆送又は排出して投入を拒否する。こ
のように、全く同じ磁気記録層を有する磁気カードを作
成しない限り(こレバ磁気カードの製造設備を持ってい
ない限り不可能である)正常な使用はできないこととな
るから、偽造変造の磁気カードが用いられる虞は殆ど皆
無となるものである。
上記実施例では、セキュリティトラックlOを1本設け
た場合を示したが、セキュリティトラック10を複数本
設けてもよく、この場合はコードパターンがさらに多様
となり、またパターン同士の相互関係を得る読み取り手
段を用いることができるから一層偽造変造が困難となる
ものである(第4図)。
また、セキュリティトラック10の設置によって、コー
ドパターンを多様化して偽造変造防止を図った例を示し
たが、セキュリティトラック10のほかに多数の低抗磁
力磁気層のダミーコJド体21からなるダミートラック
22を設けておけば、どれがダミートラック22であり
どれがセキュリティトラックであるかわからなくなるた
め、さらに偽造変造防止の点で効果が上がるものである
(第5図及び第6図)、このダミートラック22は、読
取ヘッド16による読取の対象とはならないものである
。ダミートラック22を用いない場合は、マスク層を剥
離することによりセキュリティトラックのパターンを知
ることができるが、ダミートラックが存在することによ
り仮にパターンを知ってもどの部分がセキュリティトラ
ックかが分からなくなる。
このようにセキュリティトラック10を複数本設ける構
成とすればパターンの相互関係を読み取る手段が取れる
ため、■カードの搬送速度に対して追従する幅が広がっ
て速度変化に強くなり読み取りエラーを防止することが
できる、■各トラックの相互関係の取り方が種々あるた
めどのトランクとどのトラックをどのような相互関係及
び論理式によるものなのかは第三者にはわからない、■
セキュリティコードの密度を高くとることができる、と
いう利点がある。
さらに、上記実施例では、第一磁気層5を高抗磁力層と
し、第二磁気層(セキュリティトラソ、り)を低抗磁力
層とした場合を示したが、この逆に第一磁気層を低抗磁
力層とし、第二磁気層を高抗磁力層とすることもできる
。またさらに、高及び低の二種の抗磁力磁気層を設けた
例を示したが、二種以上の異なる抗磁力層を設けること
も可能である。
第1図〜第6図の例では、データトラック6、セキュリ
ティトラック10及びダミートラック22のいずれにた
いしてもアジマス角を設けない場合を示しであるが、例
えば第7図に示す如(、アジマス角を持ったデータトラ
ック6を設けておけば、同じアジマス角を持ったカード
リーダーライターでなければデータトラックを読み取る
とかできないという利点がある。また、同図に示すごと
く、アジマス角を持ったセキュリティトラック10を設
けておけば、同じアジマス角を持ったカードリーダーラ
イターでなければセキエリティトラックを読み取るとか
できないという利点がある。
さらに、ダミートラック22にもセキエリティトラック
10に合わせたアジマス角を設けることはいうまでもな
い。
セキュリティトラック10及びダミートラック22とは
明瞭にトランク状としておく必要はないもので、例えば
、第8図に示す如く、セキュリティトラック10とダミ
ートラック22とをランダムに配し連続的に図案化して
結合させかつダミートラック22の幅も色々変化させ、
どの部分がセキュリティトラックlOであるかわからな
くすることができる。また、第9図に示す如く、低抗磁
力磁気層(第二磁気層)を文字や図形とし、その一部を
セキュリティトラック10とすることもできる。このよ
うにすれば、社名、会社マークとを表示させることがで
きる。また、これらの文字図形部分を不透明又は透明マ
スクを被覆することもできる。マスクしない場合は、−
見して意味のある文字図形として判断され磁気のパター
ンとは分り難い、マスクした場合には、厚さの変化とし
て文字図形を浮き出させておくか、その部分をわざと着
色することにより磁気のパターンがあることを分りにく
くする効果がある。さらに、下の文字図形に合わせた被
覆印刷を行ない、文字図形を−層鮮明に表示することも
できる。
セキュリティトラック10を複数本設定した場合に、そ
れらの相互関係を判定する方式としては、一方をクロッ
クトラックとして他方のデータを読む方式、又は一方の
トランク情報と他方のトラック情報とを論理式又は論理
回路に投入してその結果を得る方式、又それらを符号化
させた方式がとれる。
例えば、第1O図に示すごとく、トランクAとトラック
Bとがある場合に、トラックAの立ち上がりでトラック
Bがあるかないかのデータを判定する方法、又はトラン
クAの立ち下がりでトランクBがあるかないかのデータ
を判定する方法、トラックAとトラックBをANDでと
って正しい論理式に通用して正規の磁気カードか否かを
判定する方法等が考えられる。
第1図〜第9図に示された磁気カード2の構成は、いず
れもデータトラック6以外のベース4面にセキュリティ
トラック10を設けた場合が例示されているが、第11
図に示す如くデータトラック6以外のベース4面にセキ
ュリティトラック10を設ける他に該データトラック6
の上にも磁気記録及び磁気消去可能な多数の低抗磁力磁
気層のセキュリティコード体8aからなるセキュリティ
トラック10aを設ける構成を採用することもできる。
この構成において、該セキュリティトラック10aのみ
の消去または書込みを可能とし、該セキュリティトラッ
ク10aへの書込みが有る場合にはデータトラック6に
かき込まれているデータの読み取りは、セキュリティト
ラック10aの存在によって邪魔され、極めて困難とな
る。また、該セキエリティトラック10aの書込みを消
去した場合には、磁気カード2のデータトラック6面の
磁気の強さは第12図に示した如き状態となっている。
同図において、hは高抗磁力磁気ji!(セキエリティ
トラック10aが存在しない部分)の磁気の強さを示し
、Eは低抗磁力磁気層の存在によって邪魔されて低下し
た部分(セキュリティトラック10aが存在する部分)
の磁気の強さを示している。この状態で読み取り磁気感
度をmの高さで行えばデータトラック6のデータの正規
の読み取りを行うことができ、読み取り磁気感度をnの
高さで行えばセキュリティトラック10aのセキュリテ
ィパターンを読み出すことができるものである。したが
って、セキュリティトラック10aの解読はさらに困難
になり、さらに前述したセキュリティトラック10の解
読も併せて行わなければならないこととなるから、セキ
リティ効果は極めて向上するものである。このセキュリ
ティトラック10a及びセキュリティトラックlOの他
にダミートラック22を設けることも勿論可能である。
また、この第11図の磁気カード2の製作コストは前述
した磁気カードのコストに比較して特別増加するもので
もないものである。なお、該セキュリティトラック10
aを複数本設けることも可能である。第11図のセキュ
リティトラック10aにアジマス角を設ければ解読がさ
らに困難となる。この場合、前述したごとく、データト
ラック及びダミートラックにもアジマス角を設けること
ができることはいうまでもない(第13図)。
第1図〜第9図の構成に加えて、第14図及び第15図
に示す如く、高抗磁力磁気層のデータトラック6面に該
データトラック6と同じ幅の低抗磁力磁気層からなるダ
ミー磁気層22aを設ける構成とすることもできる。こ
の場合、高抗磁力磁気層のデータトラック6と低抗磁力
磁気層のダミー磁気層22aに最初は一緒に正規のデー
タを書込み、次にダミー磁気N 22 aだけに偽情報
をかき込んでおく、この磁気カード2の読み取りを行う
時は、ダミー磁気iit 22 aの偽情報を消去して
おいて、データトラック6の正しいデータを読み取る。
その後は、該磁気カード2のデータの書き換えを行い、
この時データトラック6とダミー磁気層22aを一緒に
書き換え(強い磁気で)、ついでダミー磁気層22aの
みに偽の情報を書き込む(弱い磁気で)。このような構
成としておけば、◆はリセキュリティ効果は極めて向上
する。このダミー磁気ii 22 a及びセキュリティ
トラック10の他にダミートラック22を設けることも
勿論可能である。また、この第14図の磁気カード2の
製作コストは前述した磁気カードのコストに比較して特
別増加するものでもないものである。
なお、該ダミー磁気層22aを複数本設けることも可能
である。第14図のダミー磁気層22aにアジマス角を
設ければ解析がさらに困難となる。
この場合、前述したごとく、データトラック及びダミー
トラックにもアジマス角を設けることができることはい
うまでもない。
(発明の効果) 以上のように、本発明は、ベースの一方の面の一部又は
全体に第一磁気層を設け該第一磁気層にデータトラック
を設け、該第一磁気層の抗磁力とは異なる抗磁力を有し
かつ磁気記録及び磁気消去可能な多数の第二磁気層のセ
キュリティコード体からなるセキュリティトラックを該
データトラック以外のベース面に設け、データトラック
の読取書込みとは別に該セキュリティトラックの読取書
込み消去を可能としセキュリティコードを読み取ること
によって、該磁気カードの真偽を判断する構成としであ
るから、セキュリティコードのコードパターンを多様に
形成することが可能となり、また全体がマスクされセキ
ュリティトラックが磁気消去しであるため目視において
も磁気スコープ等においてもセキュリティパターンの読
み取りが難しくなりさらにダミートラックの存在のため
解析が困難化し、したがって磁気カードの偽造変造が極
めて困難となり、磁気カードによる料金収納システムを
安心して構築することができるという極めて大きな効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録層を有する磁気カードの一例
を示す部分断面図、第2図は同上の磁気面側の図面、第
3図は上記磁気カード用のカードリーダーライターの機
構を示す説明図、第4図は本発明の磁気記録層を有する
磁気カードの他の例を示す上面図、第5図は本発明の磁
気記録層を有する磁気カードのさらに他の例を示す上面
図及び第6図は本発明の磁気記録層を有する磁気カード
のさらにまた他の例を示す上面図、第7図は他の実施例
の磁気カードの磁気記録層を示す図面、第8図は別の実
施例の磁気カードのセキュリティトラック及びダミート
ラックを示す図面、第9図はさらに別の実施例の磁気カ
ードのセキュリティトラック及びダミートラックを示す
図面、第10図は複数のセキュリティトラックの相互関
係を読み取る方式の例を示す説明図、第11図はまた別
の構成の磁気カードの一例を示す上面図、第12図は第
11図の磁気カードの磁気面と読取感度との関係を示す
説明図、第13図は第11図の磁気カードにアジマス角
を設けた場合の例を示す説明図、第14図はもう一つ別
の構成の磁気カードの一部 例を示す上面図及び第15図は第1S図のXrV−XI
V線断面図である。 2・−磁気カード、4・・・ベース、5・−・・・第一
磁気層、6・・・・データトラック、8−・セキュリテ
ィコード体、10・−セキエリ−トラック、12−マス
クグイ 層、14・・・・記録ヘッド、16・・−・読取ヘッド
、18.20・・−・・消去ヘッド、22・・−ダミー
トラック第2図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベースの一方の面の一部又は全体に第一磁気層を
    設け該第一磁気層にデータトラックを設け、該第一磁気
    層の抗磁力とは異なる抗磁力を有しかつ磁気記録及び磁
    気消去可能な多数の第二磁気層のセキュリティコード体
    からなるセキュリティトラックを該データトラック以外
    の磁気面に設けたことを特徴とする磁気カード。
  2. (2)該第一磁気層を高抗磁力磁気層とし、該第二磁気
    層を低抗磁力層としたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の磁気カード。
  3. (3)該セキュリティトラックを1本設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の磁気カー
    ド。
  4. (4)該セキュリティトラックを複数本設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の磁気カ
    ード。
  5. (5)該セキュリティトラックを構成する第二磁気層と
    して一種類以上の異なる抗磁力を有する磁気層を設けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の磁気カー
    ド。
  6. (6)データトラック及びセキュリティトラック以外の
    該ベース面に一種類以上の異なる抗磁力を有しかつ磁気
    記録及び磁気消去可能な多数の磁気層のダミーコード体
    からなるダミートラックを設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第5項記載の磁気カード。
  7. (7)少なくともセキュリティトラックの表面を不透明
    なマスク層によって被覆し、かつカードリーダーライタ
    ーから出す時は必ずセキュリティトラックの磁気を消去
    し、目視又は磁気スコープ、磁気現象液等ではセキュリ
    ティトラックのパターンの判別を不可能としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第6項記載の磁気カー
    ド。
  8. (8)セキュリティトラックとダミートラックをランダ
    ムにかつ連続的に結合させ、どの部分がセキュリティト
    ラックか判別不能としたことを特徴とする特許請求の範
    囲第6項又は第7項記載の磁気カード。
  9. (9)データトラックと異なる抗磁力を有する磁気層を
    文字及び/又は図形として形成し、その文字及び/又は
    図形の一部をセキュリティトラックとして用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項〜第8項のいずれか一
    項記載の磁気カード。
  10. (10)データトラックにアジマス角を設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第9項記載の磁気カー
    ド。
  11. (11)セキュリティトラックにアジマス角を設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の磁気カー
    ド。
  12. (12)磁気記録及び磁気消去可能な多数の磁気層のセ
    キュリティコード体からなるセキュリティトラックを複
    数本設け、それらのセキュリティコード体のパターンの
    相互関係を論理回路に投入して該セキュリティ情報を判
    定するようにしたことを特徴とする磁気カードの判定方
    法。
  13. (13)ベースの一方の面の一部又は全体に高抗磁力磁
    気層を設け該高抗磁力磁気層にデータトラックを設け、
    磁気記録及び磁気消去可能な多数の低抗磁力磁気層のセ
    キュリティコード体からなる一本以上のセキュリティト
    ラックを該データトラック面及び該データトラック以外
    の磁気面の双方にそれぞれ設けたことを特徴とする磁気
    カード。
  14. (14)データトラック及びセキュリティトラック以外
    の該ベース面に磁気記録及び磁気消去可能な多数の低抗
    磁力磁気層のダミーコード体からなるダミートラックを
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲第13項記載の
    磁気カード。
  15. (15)データトラックにアジマス角を設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第13項又は第14項記載の磁
    気カード。
  16. (16)セキュリティトラックにアジマス角を設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第15項記載の磁気カー
    ド。
  17. (17)ベースの一方の面の一部又は全体に高抗磁力磁
    気層を設け該高抗磁力磁気層にデータトラックを設け、
    磁気記録及び磁気消去可能な多数の低抗磁力磁気層のセ
    キュリティコード体からなるセキュリティトラックを該
    データトラック以外のベース面に設けかつ磁気記録及び
    磁気消去可能な低抗磁力磁気層のダミー磁気層を該デー
    タトラック面に設けたことを特徴とする磁気カード。
  18. (18)データトラックにアジマス角を設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第17項記載の磁気カード。
  19. (19)セキュリティトラックにアジマス角を設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第18項記載の磁気カー
    ド。
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