JP2966425B2 - プリペイドカードの不正使用防止方法 - Google Patents

プリペイドカードの不正使用防止方法

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JP2966425B2 JP63329886A JP32988688A JP2966425B2 JP 2966425 B2 JP2966425 B2 JP 2966425B2 JP 63329886 A JP63329886 A JP 63329886A JP 32988688 A JP32988688 A JP 32988688A JP 2966425 B2 JP2966425 B2 JP 2966425B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プリペイドカードの不正使用防止方法に関
する。
(従来の技術) 近年、磁気記録媒体に機械読取り可能な情報を記録し
てなるカード類の普及には著しいものがあり、IDカー
ド、クレジットカード、キャッシュカード、ギフトカー
ドをはじめとして、テレフォンカードに代表されるプリ
ペイドカード、乗車券、回数券、定期券等、多くの分野
で利用されている。
この種のカードは、例えばカード基体上に磁気記録層
を設け、この磁気記録層に情報を磁気記録するものであ
る。磁気記録とは、磁性体を磁気ヘッドの鋭い分布を有
する磁界内を通過させ、そのヒステリシス作用によって
情報を磁性体上の残留磁気の変化として記録する方法で
ある。この方法で記録された情報は、永久保存が可能で
あり、消去または変更が容易である。しかも、磁気記録
は記録密度が高いので、多くの情報を記録することがで
きる。このような優れた性質を有するため、磁気記録は
数多くの記録媒体に用いられている。
また、バーコード、MICR、OCR等の手段をもってカー
ド表面に情報を記録することも行なわれている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述の通り、磁気記録情報は容易に変
更することができるので、残額チェックを磁気記録情報
のみで行なっているカード類は、使用済みカードの磁気
記録情報さえ書き換えれば不正使用可能であった。一
方、バーコード等の手段により、表面に情報を記録させ
たカードは、情報そのものが判読できるため、偽造等の
不正行為が容易に行なえるという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、プ
リペイドカードの不正使用防止方法を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、基体と、該基体上の一方の面上に設
けられた赤外反射層と、該赤外反射層上に設けられた赤
外記録バーコードと、該赤外記録バーコード上に設けら
れた隠蔽層と、該基体の他方の面上に設けられた磁気記
録層とを具備するカードを用い、残額に応じて該赤外記
録バーコードをパンチングにより除去していくことを特
徴とするプリペイドカードの不正使用防止方法によって
達成することができる。
(作用) 本発明に用いられるプリペイドカードでは、残額情報
は磁気記録層に記録されており、その残額情報と赤外記
録バーコードの情報が関連づけられている。カードが使
用されると、使用相当分の残額情報が消去または変更さ
れ、さらにその残額情報と関連づけられている赤外記録
バーコードがパンチングにより除去される。上述した通
り、本発明では赤外記録バーコードの情報と磁気記録層
の情報を照合し、その使用真偽を確認する。従って、使
用済みとなったカードの磁気記録層を書き換えたとして
も、赤外記録バーコード等の情報がパンチングによって
除去されているので不正使用することができない。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明を詳しく説明する。
第1図は、本発明の方法に用いられるカードの縦断面
図である。これによると、保護層7の上に磁気記録層6
が設けられており、該磁気記録層上に基体5が設けられ
ている。この3層構造は、磁気記録情報を有する従来の
カード類と同じであり、ここで用いられている保護層、
磁気記録層および基体は従来から用いられているものを
使用することができる。本発明に用いるカードは、この
3層構造の上に赤外反射層が設けられており、該赤外反
射層上に赤外記録バーコード3が設けられている。そし
て、さらに該赤外記録バーコード上に隠蔽層2が設けら
れている。
ここで、赤外反射層はアルミニウム、クロム等の金属
蒸着層あるいは炭酸カルシウムまたは酸化チタンを主成
分とする白インキ等からなるものである。また、赤外記
録バーコードは、有機金属錯体系、アンスラキノン系、
アルミニウム系、ポリメチレン系およびジイモニウム系
等の赤外線吸収剤からなるものである。さらに、隠蔽層
2は赤外線は透過させるが可視光は透過させないものか
らなる。なお、基体自体が赤外線を反射する性質を有す
る場合、赤外反射層4を設ける必要がない。
第2図は、本発明に用いられるカードの変形例であ
り、その縦断面図を示している。これによると、保護層
7の上に磁気記録層6が設けられており、該磁気記録層
6上に基体5が設けられている。この3層構造の上に赤
外吸収層が設けられており、該赤外吸収層上に赤外記録
バーコードが設けられている。本変形例において、該赤
外記録バーコードは一部をパターン状に抜いた赤外反射
層10である。そして、この赤外反射層10上に隠蔽層2が
設けられている。基体自体が赤外線を吸収する性質を有
する場合は、赤外吸収層9を設ける必要がない。
次に、残額情報のチェック方法について説明する。
本発明に用いるプリペイドカードの残額情報のチェッ
ク方法は、大きく分けると以下の三つからなる。
(A)初期エンコード まず初めに赤外記録バーコードを読取り、磁気記録層
の残額情報と関連づけて暗号化し記録する。
(B)利用時における真偽チェック 赤外線センサーおよび磁気センサーを有する装置によ
り、赤外記録バーコードの情報および磁気記録層の情報
を別個に判読し、装置内においてこれらの情報を照合す
る。上述の通り、赤外記録バーコードと磁気記録層の情
報は互いに関連づけられており、これら両者の関連が認
められたときに初めてカードを使用することができる。
照合の結果、不適合な場合は使用することができない。
(C)残額更新 カード使用後は、使用相当分の磁気情報が消去または
変更される。そして、さらにその消去または変更された
磁気情報と関連づけられている赤外記録バーコードがパ
ンチングにより除去される。パンチングされた部分とパ
ンチングされていない部分の赤外センサー出力波形(11
および12)は相違しており、この波形の相違によって残
額マーキングのチェックを行い磁気記録情報との照合を
行なう。この赤外センサー出力波形を第3図に示した。
このパンチングは読取り装置内で行う。
その後、新たな赤外記録バーコードを読取り、新たな
残額情報と関連づけ、残額情報を暗号化し記録を更新す
る。
(発明の効果) 本発明によれば、カードが使用されると使用相当分の
残額情報が消去または変更され、さらにその残額情報と
関連づけられている赤外記録バーコードがパンチングに
より除去される。上述の通り、本発明の残額チェック方
法は赤外記録バーコードの情報と磁気記録層の情報を別
個に読取り、これらの情報を照合することにより行なう
ので、パンチングにより赤外記録バーコードが除去され
た後は、磁気記録情報を書換えても再使用することがで
きない。従って、偽造等によるプリペイドカードの不正
使用を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いられるプリペイドカードの縦断
面図。 第2図は、本発明に用いられるプリペイドカードの変形
例の縦断面図。 第3図は、赤外センサー出力波形を示した図。 1……赤外センサー、2……隠蔽層、3……赤外記録バ
ーコード、4……赤外反射層、5……基体、6……磁気
記録層、7……保護層、8……パンチ穴、9……赤外吸
収層、10……一部をパターン状に抜いた赤外反射層、11
……パンチングされた部分における赤外センサーの出力
波形、12……パンチングされていない部分における赤外
センサーの出力波形。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と、該基体上の一方の面上に設けられ
    た赤外反射層と、該赤外反射層上に設けられた赤外記録
    バーコードと、該赤外記録バーコード上に設けられた隠
    蔽層と、該基体の他方の面上に設けられた磁気記録層と
    を具備するカードを用い、残額に応じて該赤外記録バー
    コードをパンチングにより除去していくことを特徴とす
    るプリペイドカードの不正使用防止方法。
  2. 【請求項2】該基体が赤外反射層を兼ねることを特徴と
    する請求項1記載のプリペイドカードの不正使用防止方
    法。
  3. 【請求項3】該カードが、さらにその表裏に保護層を具
    備することを特徴とする請求項1ないし請求項2のいず
    れかに記載のプリペイドカードの不正使用防止方法。
  4. 【請求項4】基体と、該基体上の一方の面上に設けられ
    た赤外吸収層と、該赤外吸収層上に設けられた赤外記録
    バーコードと、該赤外記録バーコード上に設けられた隠
    蔽層と、該基体の他方の面上に設けられた磁気記録層と
    を具備するカードを用い、残額に応じて該赤外記録バー
    コードをパンチングにより除去していくことを特徴とす
    るプリペイドカードの不正使用防止方法。
  5. 【請求項5】該赤外記録バーコードが、一部をパターン
    状に抜いた赤外反射層であることを特徴とする請求項4
    記載のプリペイドカードの不正使用方法。
  6. 【請求項6】該基体が赤外吸収層を兼ねることを特徴と
    する請求項4ないし請求項5のいずれかに記載のプリペ
    イドカードの不正使用防止方法。
  7. 【請求項7】該カードが、さらにその表裏に保護層を具
    備することを特徴とする請求項4ないし請求項6のいず
    れかに記載のプリペイドカードの不正使用防止方法。
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