JP2508472B2 - カ−ドの真偽判定方法 - Google Patents

カ−ドの真偽判定方法

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JP2508472B2 JP62002085A JP208587A JP2508472B2 JP 2508472 B2 JP2508472 B2 JP 2508472B2 JP 62002085 A JP62002085 A JP 62002085A JP 208587 A JP208587 A JP 208587A JP 2508472 B2 JP2508472 B2 JP 2508472B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金券、回数券等として利用されるカードの
真偽を判定する方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、カードの真偽を判定する方法において、カ
ードに記録されている第1及び第2の情報を再生し、所
定の演算処理をして比較し、カードの真偽を判定するよ
うにしたことにより、カードの真偽を確実に判定できる
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、金券、回数券等として利用されるカードとして
種々の磁気カード、光カードが提案されている。そし
て、これら磁気カード、光カードの不正使用を防止する
ために、例えばカード発行時に、使用者のみが知り得る
インデックス番号(以下「ID番号」という)をカードに
記録し、このID番号と同じ番号を入力するとき、このカ
ードの使用が可能となるようになされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、磁気カードに記録されたID番号は比較的容易
に解読され、使用済みカード、もしくは不正に入手した
未使用カードに対し、磁気ヘッドを用いて同じものを書
くことによって容易に偽造される不都合がある。
また、光カードは媒体そのものを作るのに大規模設備
を必要とし、またリーダー・ライターも素人には偽造が
難しく、さらに書き込まれた情報は解読しにくい。しか
し、システムが広く普及したときには、本物の未使用カ
ードとリーダー・ライターを不正に入手する機会も増え
てくる。このような状況において、従来のようにID番号
を記録しておくだけでは、機械を用いて再生、再記録さ
れることによって偽造される機会が増す不都合がある。
本発明は斯る点に鑑み、カードの真偽を確実に判定
し、偽造カードの使用を確実に防止するようにするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、カードに、第1の情報が予め書き換え不可
能な状態で記録されている第1の情報記録部と、情報信
号の記録が可能で、且つ第1の情報を演算して求められ
た第2の情報が記録されている第2の情報記録部とを設
け、カードにより再生された第1の情報に演算処理を施
すとともに、演算処理により求められた結果とカードよ
り再生された第2の情報とを比較し、演算の結果と再生
された第2の情報とが一致するか否かに基づいてカード
の真偽を判定するようにしたものである。
例えば、第1の情報Yと、この第1の情報Yを演算処
理した第2の情報X(=f(Y))をカード(1)に記
録し、このカード(1)より再生された第2の情報X
と、第1の情報Yを演算処理した情報f(Y)とを比較
し、これらの一致不一致によりカード(1)の真偽を判
定するものである。
〔作用〕
上述構成においては、書き換え不可能な状態で記録さ
れている第1の情報と、この第1の情報を演算処理した
第2の情報とよりカード(1)の真偽が判定されるもの
であり、演算処理の内容の解読は非常に困難であるか
ら、偽造は困難である。したがって、カード(1)の真
偽を確実に判定し得る。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について
説明しよう。
第1図は本例におけるカード(1)の構成を示すもの
である。このカード(1)にはROM材料で形成された再
生専用のパターン部(ROM部)(2)と、 Sb2Se3等のレーザー記録材料で形成された記録部
(3)とが設けられる。この場合、例えば第2図に示す
ようにROM部(2)の形成されたポリエステルフィルム
(4)と記録部(3)の形成された透明基板(5)とが
接着剤(6)を用いて貼り合せられて形成される。
ROM部(2)には、通し番号Yが記録される。この場
合、ROM部(2)には、記録部(3)と同様のドット列
が記録され、例えば512ビットのセクターSEを使用して0
0〜99の2桁の数字が記録され、結局5つのセクターSE
を使用して10桁の通し番号Yが記録される。ここで、各
セクターSEに記録される00〜99までの数字は、第3図に
示すように00〜99までの100個のパターンを有するフォ
トマスク(7)の対応する部分を用いて順次露光され、
記録される。
また、記録部(3)はID部(3a)とデータ記録部(3
b)とに分けられ、ID部(3a)には、カード(1)のイ
ンデックス番号(ID番号)Xが記録される。このID番号
Xは、カード発行時に、通し番号Yを参照して、これが
演算処理された値とされている。即ち、X=f(Y)と
されている。f(Y)は、例えば通し番号Yの各桁の数
字を(Y1,Y2,‥‥,Y10)とするとき、(a1,a2,‥
‥,a10)を用いて、 とされる。尚、ID番号Xは、例えば1個のセクターSE内
に記録される。
以上のように通し番号Y及びID番号Xの記録されたカ
ード(1)において、このカード(1)の真偽は次のよ
うにして判定される。即ち、第4図は真偽判定装置を示
すものであり、同図において、(1)は上述したカード
であり、保持装置(8)によって保持及び移動される。
また、(9)は読取光学系であり、この読取光学系
(9)によってROM部(2)より読み取られた通し番号
Yはデコーダ(10)を介してメモリ(11)に書き込まれ
る。また、読取光学系(9)によって記録部(3)のID
部(3a)より読み取られたID番号Xはデコーダ(10)を
介してメモリ(12)に書き込まれる。また、メモリ(1
1)に書き込まれた通し番号Yは演算処理回路(13)に
供給され、この演算処理回路(13)より が出力される。そして、メモリ(12)に書き込まれたID
番号Xと、演算処理回路(13)の出力f(Y)とは判定
回路(14)に供給されて比較され、真偽が判定される。
即ちX=f(Y)のときには真カードと判定され、一
方、X≠f(Y)のときには偽カードと判定される。
このように本例によれば、通し番号Yと、この通し番
号Yと所定の関係(X=f(Y))を有するID番号Xが
カード(1)に記録され、カード(1)より再生される
通し番号Y及びID番号Xが上述所定の関係を満たしてい
るか否かにより真偽を判定するものである。したがっ
て、所定の関係を秘密にしておけば、ID番号Xの書かれ
ていない、いわゆる生カードを不正に手に入れると共
に、リーダー・ライターを手に入れて通し番号Yを読ん
だとしても、ID番号Xを書き込むことができず、偽造は
困難である。したがって、カード(1)の真偽を確実に
判定でき、偽造カードの使用を確実に防止することがで
きる。
尚、上述実施例においては、通し番号Yと、ID番号X
との関係式はX=f(Y)であり、f(Y)は、例えば とされたものであるが、この逆の関係となるようにして
もよい。即ち、通し番号Yと、ID番号Xとの関係式はY
=f(X)とされる。f(X)は、例えばID番号Xの各
桁の数字を(X1,X2,‥‥,Xk)とするとき、(a1
a2,‥‥,ak)を用いて、 とされる。そしてこの場合も、ID番号Xは、カード発行
時に通し番号Yを参照して、上述関係式を満たす値とさ
れる。
以上のように通し番号Y及びID番号Xの記録されたカ
ード(1)において、このカード(1)の真偽は次のよ
うにして判定される。即ち、第5図はこの場合の真偽判
定装置を示すものであり、第4図と対応する部分には同
一符号を付して示している。同図において、読取光学系
(9)によってROM部(2)より読み取られた通し番号
Yはデコーダ(10)を介してメモリ(11)に書き込まれ
る。また、読取光学系(9)によって記録部(3)のID
部(3a)より読み取られたID番号Xはデコーダ(10)を
介してメモリ(12)に書き込まれる。また、メモリ(1
2)に書き込まれたID番号Xは演算処理回路(15)に供
給され、この演算処理回路(15)より が出力される。そして、メモリ(11)に書き込まれた通
し番号Yと、演算処理回路(15)の出力f(X)とは判
定回路(14)に供給されて比較され、真偽が判定され
る。即ち、Y=f(X)のときには真カードと判定さ
れ、一方Y≠f(X)のときには偽カードと判定され
る。
このように本例によれば、通し番号Yと、この通し番
号Yと所定の関係(Y=f(X))を有するID番号Xが
カード(1)に記録され、カード(1)より再生される
通し番号Y及びID番号Xが上述所定の関係を満たしてい
るか否かにより真偽を判定するものである。したがっ
て、所定の関係を秘密にしておけば、上述実施例と同様
に、ID番号Xを書き込むことができず、偽造は困難とな
り、カード(1)の真偽を確実に判定でき、偽造カード
の使用を確実に防止することができる。また本例によれ
ば、通し番号Yが読まれ、(a1,a2,‥‥,ak)がわか
っても、これよりID番号Xを逆算するにはより多くの手
間と時間が必要となり、偽造が一層困難となる利益があ
る。
また、上述実施例において、通し番号YはROM部
(2)に記録された例であったが、第6図に示すよう
に、バーコード(17)で示すようにしてもよい。この場
合、バーコード(17)は、同図Bに示すように、同図A
に示す記録部(3)の読み取り側とは反対側に貼り付け
られる。
以上のように通し番号Yがバーコード(17)で示され
たカード(1)において、このカード(1)の真偽は次
のようにして判定される。即ち、第7図はこの場合の真
偽判定装置を示すものであり、第4図と対応する部分に
は同一符号を付して示している。この例は、通し番号Y
と、ID番号Xとの関係式がX=f(Y)とされている例
である。
同図において、読取光学系(9)によって記録部
(3)のID部(3a)より読み取られたID番号Xはデコー
ダ(10)を介して判定回路(14)に供給される。また、
(18)はバーコードの読取光学系であり、この読取光学
系(18)によってバーコード(17)より読み取られた通
し番号Yはデコーダ(19)を介して演算処理回路(13)
に供給され、この演算処理回路(13)の出力f(Y)は
判定回路(14)に供給される。そして、この判定回路
(14)においては、ID番号Xと演算処理回路(13)の出
力f(Y)とが比較され、真偽が判定される。即ち、X
=f(Y)のときには真カードと判定され、一方、X≠
f(Y)のときは偽カードと判定される。
ところで、通し番号Yと、ID番号Xとの関係式がY=
f(X)とされているときには、第7図例のデコーダ
(19)の後に演算処理回路(13)が配される代わりに、
デコーダ(10)の後に演算処理回路(15)(第5図参
照)が配されることとなる。そして、判定回路(14)に
おいては、通し番号Yと演算処理回路(15)の出力f
(X)とが比較され、真偽が判定される。即ち、Y=f
(X)のときには真カードと判定され、一方、Y≠f
(X)のときには偽カードと判定される。
また、上述実施例とは異なり、第8図に示すように記
録部(3)に通し番号部(3c)を設け、ここに通し番号
Yを記録するようにしてもよい。また、上述実施例とは
異なり、第9図に示すように磁気ストライプ(20)を設
け、この磁気ストライプ(20)にID番号Xを記録するよ
うにしてもよい。また、上述実施例とは異なり、第10図
に示すように磁気ストライプ(21)を設け、この磁気ス
トライプ(21)に通し番号Yを記録するようにしてもよ
い。
また、上述実施例は光カードの真偽を判定する例であ
るが、本発明は磁気カードの真偽を判定する場合にも同
様に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、カードの真偽の判定にあ
たって、カードの第1の情報記録部に予め書き換え不可
能な状態で記録された第1の情報と、第2の情報記録部
に第1の情報に演算して求められた第2の情報を記録し
ておき、カードから読み出された第1の情報に演算処理
を施した結果とカードから再生された第2の情報とを比
較してカードの真偽を判定しているので、カード及びカ
ードのリーダ/ライタ、所謂、記録再生装置があっても
カードの偽造を行うことはできず、即ち、第1の情報に
演算処理を施した結果と再生された第2の情報とを比較
しているため、第1の情報に施す演算処理の方法や仕方
が判らないとカードの偽造は難しく、偽造はほとんど不
可能であり、従って、カードの真偽を確実に判定でき、
偽造カードの使用を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第6図、第8図、第9図及び第10図は本発明方
法の説明に供するカードの構成図、第2図は第1図例の
カードの断面図、第3図は第1図例のカード作成に使用
されるフォトマスクを示す図、第4図、第5図及び第7
図は本発明方法の説明に供する真偽判定装置の構成図で
ある。 (1)はカード、(2)はROM部、(3)は記録部、(3
a)はID部、(3b)はデータ記録部、(9)及び(18)
は読取光学系、(10)及び(19)はデコーダ、(11)及
び(12)はメモリ、(13)及び(15)は演算処理回路、
(14)は判定回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードに、第1の情報が予め書き換え不可
    能な状態で記録されている第1の情報記録部と、情報信
    号の記録が可能で、且つ上記第1の情報を演算して求め
    られた第2の情報が記録されている第2の情報記録部と
    を設け、 上記カードにより再生された上記第1の情報に演算処理
    を施すとともに、演算処理により求められた結果と上記
    カードより再生された第2の情報とを比較し、上記演算
    の結果と上記再生された第2の情報とが一致するか否か
    に基づいて上記カードの真偽を判定するようにしたこと
    を特徴とするカード真偽判定方法。
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