JPH08287203A - 安全な光学的識別方法および手段 - Google Patents

安全な光学的識別方法および手段

Info

Publication number
JPH08287203A
JPH08287203A JP7093011A JP9301195A JPH08287203A JP H08287203 A JPH08287203 A JP H08287203A JP 7093011 A JP7093011 A JP 7093011A JP 9301195 A JP9301195 A JP 9301195A JP H08287203 A JPH08287203 A JP H08287203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
diffraction grating
pattern
information
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7093011A
Other languages
English (en)
Inventor
S Bianco James
エス ビアンコ ジェイムズ
J Holan David
ジェイ ホラン デイヴィド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Control Module Inc
Original Assignee
Control Module Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Control Module Inc filed Critical Control Module Inc
Priority to JP7093011A priority Critical patent/JPH08287203A/ja
Publication of JPH08287203A publication Critical patent/JPH08287203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 識別または同一であることの確認が真正で偽
造でないことを保証し、人間の介在なしに確認または証
明を行なうための識別方法と手段の提供。 【構成】 各回折格子エレメント40が光源52からの光を
3つの選択された異なる平面の一つに回折する一連の回
折格子エレメントのパターンを含む回折格子ストリップ
を物品30への付与と、回折格子エレメントが順次に照ら
されるときに回折された光の平面における変化の検出
と、平面における変化が表わす第1の情報と、平面上の
変化を表わす第2の情報をそれぞれ発生させること、次
に、第1および第2の情報を比較して物品が真正である
か否かを決定する。符号化されたパターンは、符号化さ
れたパターンおよび回折格子エレメントのパターンの一
方が他のものに関して先行するように回折格子ストリッ
プに配置され、符号化されたパターンが読み取られ、第
1および第2の情報の一部として蓄積される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には安全な識別
または確認、より詳細には、制限によらない、複数の要
素からなる回折格子ストリップを用いる独特の識別また
は確認の方法および手段に関する。
【0002】
【従来の技術】識別または確認は様々な場面において重
要性が増してきた。例えば、被雇用者身分証明書は、施
設の機密場所へのアクセスのためにおよび/または時間
および出席の報告のために使用される。運転免許証はそ
の所持者の身元確認のために用いられる。様々なタイプ
のクレジットカードは、例えば、買い物をし、現金また
は旅行者用小切手を入手し、および/または、送金する
ために用いられている。これらの場面の全てにおいて、
このような識別手段または確認手段の偽造および複製
は、秘密の情報と、年間あたり製品および現金の10億
ドル分の損失の危険を生じさせる。多くの場合、クレジ
ットカード型の身元確認は販売の時点で行なわれるが、
無人クレジットカード使用の必要性が増大すると、取り
引きが請求されるクレジットカードの信頼性を証明する
ことの必要性が増大する。
【0003】クレジットカードの偽造者が使う大多数の
方法の1つは、合法的な取り引きの間に有効なクレジッ
トカードの記号化された数字を手に入れ、後に、この番
号を他のクレジットカードに含めることである。偽造さ
れたクレジットカードが後に取り引きに使用されると、
負債が有効な番号に適用され、したがって、有効なクレ
ジットカードの所有者の預金口座に請求される。このタ
イプの窃盗を回避するための唯一の方法は、買い物を行
なっているときに取り引きごとにコンピュータ確認を行
ない、また、確認コンピュータによって戻された名前に
対して品物を買った人物の同一性をレジ係にチェックさ
せることである。買い物が比較的多額でありかつレジ係
がいるときにはこの手続が経済的に正当であると認めら
るが、自動販売機、公衆電話、通過料金支払機、現金自
動入出機、および、他の多数の無人支払機を使うような
少額の取り引きにこの方法を利用することはできない。
【0004】また、偽造クレジットカードが簡単に作ら
れることを防ぐためにホログラフ写真画像で飾られた図
式模様を形成する手の込んだ試みがある。しかし、今日
の高度技術犯罪要素により、クレジットカードおよびホ
ログラフ模様が違法に作られ、高利潤で売却されてい
る。さらに、この安全な方法は、カードを調べ、保持者
を識別し、また、取引、必要ならば、最も人目にさらさ
れるレジ係や販売員によって識別されないあることを無
効にするため、人間的要素に未だ依存している。
【0005】識別手段に記録された光学的および/また
は磁気的情報を含む安全な識別手段を作り出す数多くの
試みがある。しかし、今までに知られている識別手段の
いずれも、偽造および/または複製に対して高度な保護
を与えるものではない。また、このような識別手段の多
くは、複製の識別手段が2またはそれ以上のユーザーに
発行されないという高度の確実性を提供しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
主目的は、識別または同一であることの確認が真正であ
って偽造でないことを保証し、また、人間の介在なしに
この確認または証明を行なうための識別方法および手段
を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、識別手段を複製また
は偽造することを非常に困難にするこのような方法およ
び手段を提供することにある。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、経済的に引
き合うこのような方法および手段を提供することにあ
る。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、ホストコン
ピュータの支援を必要としないこのような方法および手
段を提供することである。
【0010】さらに、本発明の他の目的は、複製の識別
手段が2またはそれ以上のユーザーに発行されることが
ほとんど起こらないようにするこのような方法および手
段を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、本発明の特別な特
徴、要素、および有利性とともに、以下の説明および添
付図面により、説明されまた明らかとなろう。
【0012】
【課題を解決するための手段、発明の作用および効果】
本発明は、前記した目的を、特に、好ましい実施例にお
いて、物品のための安全な識別または同一確認を与える
方法により達成する。この方法は、一連の回折格子エレ
メントのパターンであって各回折格子エレメントが光源
からの光を少なくとも3つの選択された異なる平面の一
つに回折させる前記パターンを含む回折格子ストリップ
を前記物品上に設け、前記回折格子エレメントを順次に
照らし、前記回折格子エレメントが順次に照らされると
きに回折された光の平面における変化を検出し、平面に
おける前記変化を表わす第1の情報を生じさせ、平面に
おける前記変化を表わす前記第1の情報を蓄積し、引き
続き、前記回折格子エレメントを順次に照らし、前記回
折格子エレメントが順次に照らされるときに回折された
光の平面における変化を検出し、平面における前記変化
を表わす第2の情報を生じさせ、次いで、前記第1の情
報と前記第2の情報とを比較して前記物品が真正である
か否かを決定することを含む。本発明の他の面では、符
号化されたパターンが前記符号化されたパターンおよび
前記回折格子エレメントのパターンの一方が他のものに
関して先立つように前記回折格子ストリップ上に配置さ
れ、前記したように、前記符号化されたパターンが読み
取られ、蓄積され、前記第1および第2の情報の一部と
して比較される。
【0013】すなわち、本発明に係る物品のための安全
な識別を付与するための方法は、(a)一連の回折格子
エレメントであって各回折格子エレメントが光源からの
光をすくなとも3つの選択された平面の少なくとも1つ
に回折する一連の回折格子エレメントを前記物品上に設
けること、(b)前記回折格子エレメントを順次に照ら
すこと、前記回折格子エレメントが順次に照らされると
きに回折された光の平面における変化を検出すること、
平面における前記変化を表わす第1の情報を発生させる
こと、(c)平面における前記変化を表わす前記第1の
情報を蓄積すること、(d)引き続き、前記回折格子エ
レメントを照らし、前記回折格子エレメントが順次に照
らされるときに回折された光の平面における変化を検出
すること、前記平面における変化を表わす第2の情報を
発生させること、(e)次に、前記物品の真偽を決定す
るために前記第1の情報および前記第2の情報を比較す
ることを含む。さらに、(f)前記物品の物理的特徴に
関して位置的に任意の方法で前記物品上に前記回折格子
ストリップを配置すること、(g)工程(b)が、前記
回折格子エレメントの選択された一つから前記回折格子
ストリップ上の既知平面変化列までの距離を測定し、前
記距離を前記第1の情報に含めることを含み、また、
(h)工程(d)が前記回折格子エレメントの選択され
た一つから前記回折格子ストリップ上の既知平面変化列
までの距離を測定し、前記距離を前記第2の情報に含め
ることを含む。工程(b)は、前記物品上に配置された
磁気ストリップ上に前記情報を蓄積することを含み得
る。さらに、符号化された、予め定められた関係を有す
る2またはそれ以上の数字を含む前記回折格子ストリッ
プを提供し、また、前記識別手段の真偽が、さらに、前
記予め定められた関係が前記数字間に存在するかどうか
を決定するために前記2またはそれ以上の数字を解読す
ることにより決定されることができる。前記回折格子エ
レメントの選択された一つからの前記距離を測定するこ
とは、平面の第1の前記変化からの距離を測定すること
を含む。また、前記物品の物理的特徴に関して位置的に
任意の方法で前記物品上に前記回折格子ストリップを配
置することは、前記物品の縁に関して任意の方法で前記
物品上に前記回折格子を配置することを含む。さらに、
(i)前記回折格子ストリップ上に符号化されたパター
ンを該符号化されたパターンおよび回折格子エレメント
の前記パターンの一方が他のものに関して先立つように
配置すること、(j)工程(b)が前記符号化されたパ
ターンを読み取ることを含み、また、前記符号化された
パターンが表わすものを前記第1の情報に含めることを
含み、また、(k)工程(d)が前記符号化されたパタ
ーンを読み取ることを含み、また、前記符号化されたパ
ターンが表わすものを前記第2の情報に含めることを含
む。前記読み取りの工程は、前記回折格子エレメントに
より回折された光の不存在を検出することを含む。さら
に、(l)前記物品の物理的特徴に関して位置的に任意
の方法で前記物品上に前記回折格子ストリップを配置す
ること、(m)工程(b)が前記符号化されたパターン
における第1の選択されたエレメントから前記符号化さ
れたパターンにおける第2の既知のエレメントまでの距
離を測定し、前記距離を前記第1の情報に含めることを
含み、また、(n)工程(d)が第1の選択されたエレ
メントから第2の選択されたエレメントまでの距離を測
定し、前記距離を前記第2の情報に含めることを含む。
さらに、伝熱プリンタで前記回折格子パターン上に前記
符号化されたパターンを配置することを含む。本発明に
係る安全な識別のための物品は、(a)基板と、(b)
前記物品上に配置された回折格子ストリップであって該
回折格子ストリップが一連の回折格子エレメントのパタ
ーンを含み、各回折格子エレメントが光源からの光を少
なくとも3つの異なる平面の一つに回折する、回折格子
ストリップと、(c)前記回折格子ストリップが前記物
品の物理的特徴に関して位置的に任意の方法で前記物品
に配置されている。前記物品の物理的特徴は前記物品の
縁とすることができる。本発明に係る他の安全な識別の
ための物品は、(a)基板と、(b)前記物品上に配置
された回折格子ストリップであって該回折格子ストリッ
プが一連の回折格子エレメントのパターンを含み、各回
折格子エレメントが光源からの光を少なくとも3つの異
なる平面の一つに回折する、回折格子ストリップと、
(c)前記回折格子ストリップ上に配置された符号化さ
れたパターンであって該符号化されたパターンおよび回
折格子エレメントの前記パターンの一方が他のものに関
して先立つ、符号化されたパターンとを含む。前記回折
格子ストリップは、前記物品の物理的特徴に関して位置
的に任意の方法で前記物品上に配置されることができ
る。前記物品の物理的特徴は前記物品の縁とすることが
できる。
【0014】
【実施例】先ず、図面の各図について触れると、類似ま
たは同一の要素に個々の図を通して一致した識別番号が
付されており、また、前記要素が他の図にも見られると
しても、図の番号に対する挿入的な説明が前記要素が最
もよく見えるように説明されている図に読者を導く。
【0015】図1には、銀行クレジットカード、被雇用
者身分証明書等である、全体を符号30で示された身分
証明書が示されている。この証明書すなわちカード30
は基板32を含み、該基板はその上に配置され複数の回
折格子エレメントを含む箔ストリップ(foil strip)34
を有する。基板32は、その上に配置された、情報が磁
気的に記号化される従来の磁気ストリップ36を有す
る。磁気ストリップ36は図1に示すように箔ストリッ
プ34から離されており、あるいは、箔の打ち出しと題
する1986年12月23日発行の米国特許第4,631,222 号明細
書、および、一体化されたホログラムおよび磁気ストリ
ップを有する安全テープと題する1987年8月4日に発行
された米国特許第4,684 号明細書であっていずれも参照
によりここに組み入れられた明細書に記載されているよ
うに、磁気ストリップは該ストリップの上にある箔スト
リップを有する。
【0016】箔ストリップ34は、カード30の上縁と
平行でありかつ該上縁から間隔をおかれており、A、
B、CおよびDの各タイプの格子を示すために40A、
40B、40Cおよび40Dで指示され、したがって光
を異なる平面に回折する一列または一連の回折格子エレ
メント40を含む。図示のこの特定の実施例では、全て
の回折格子エレメント40は、各タイプの回転方向が他
のものと独特に異なることを除き、同一である。格子エ
レメント40は、連続パターン、例えばD、B、A、
D、C、A、B....を形成するように、好ましく
は、同じタイプの2つの格子が隣接しないように配列さ
れる。箔ストリップ34はその技術分野で使用された写
真またはエンボス技術のような従来の技法を用いて製造
することができる。連続したパターンは、発行される同
一のストリップ34を有する2もしくはそれ以上のカー
ド30に対する保護を与えるために高度に可変とされ
る。高度の可変性または多様性を作り出すための方法
は、1992年10月19日出願の同時係属米国特許出願第07/9
62,931号および第 07/962,934 号明細書に開示されてい
る。
【0017】追加的な可変性は、箔ストリップ34がカ
ード30の製造中に導入されるときに導入することがで
きる。標準的なクレジットカードのこのような製造にお
いて、例えば、8.89cm(3.5 インチ)カードを製造する
ときには約9.6cm(3.785 インチ) の長さの箔セグメント
が用いられる。エンボシングロール(embossing roll)を
用いてシートであって該シートから複数のセグメントが
切断されるシートを形成するとき、例えば、前記ロール
の直径が、前記パターンが反復の前に一時に約9.6cm(3.
785 インチ) の長さを通して1エレメント40を増大さ
せるようなものであるように保証することのみが必要で
ある。実際には、次に、箔ストリップ34が位置的に任
意の方法で基板32上に配置される。
【0018】図2を参照すると、光学ブロック50であ
って、矢印で示されているように前記光学ブロックに関
してカード30が移動されるときに格子エレメント40
を連続的に検出するため、箔ストリップ34の上方に配
置されている。光学ブロック50は、光源52と、エレ
メント40を連続的に照らすためにストリップ34に対
して光を直角に向けるように配列されたレンズ54とを
含む。光学ブロック50の内部には、エレメント40A
〜40Dにより回折された光を受け入れるために4つの
光電検出器56〜59がそれぞれ配置されている。した
がって、各エレメント40が光学ブロック50の下方を
通過し、光が4つの光学平面の一つに回折されるとき、
光検出器56〜59の一つが信号を出力する。これは図
3に示されており、例えば、エレメント40Aが光によ
り照らされ、当該エレメントが光を光電検出器56に回
折する。図4においても同様である。
【0019】780 ナノメートルで約 0.178×0.533mm
(0.007×0.021 インチ) のスポットを有する光を発生さ
せる0.3 ミリワットのレーザダイオードのような光源5
2が回折格子エレメント40を検出するのに申し分のな
いことがわかった。他の組み合わせも同様に採用するこ
とができる。
【0020】箔ストリップ34(図1)から識別番号を
得る方法を図3に関して説明する。説明上の目的のみの
ため、カード30が標準的な銀行クレジットカードであ
り、また、各回折格子エレメントが約0.864mm(0.034 イ
ンチ) の幅寸法を有するものと仮定する。
【0021】パターン識別番号「X」は、例えば、同期
番号(synchronization number)とこれに続く16ビット
の2進数とからなる。情報は、例えば、次の表に従って
格子の変化の順序により格子パターンにおいて符号化さ
れる。 AB=1 AC=1 BC=1 BA=0 CA=0 CB=0 各格子番号の始まりは、「同期文字(synchronization c
haracter) 」と呼ばれる独特の格子順序により特徴付け
られる。同期文字は一連の「DBAB」のように符号化され
る。「D」格子のみが同期文字に用いられるため、この
独特の順番が各格子番号の始まりを識別するための手段
を提供する。同期パターンの非対称は、格子順序が決定
されるように読み取られる方向性を与える。すなわち、
「DBAD」対「DABD」である。
【0022】16ビットの格子番号は4 6ビットの数
字(four six bit digits) からなる。完全な格子番号は
28格子エレメント、すなわち4つの同期文字とこれに
続く24の格子(4×6)とからなる。
【0023】図3を参照し、また、箔ストリップ34が
前記カードの縁に関して本質的に任意に配置されている
ということを想起すると、第1の読み取り可能の格子エ
レメント40カードの縁から第1の同期文字まで、オフ
セットすなわち「同期オフセット」が存在し、前記同期
文字は、仮定のケースでは、長さにおいて0および27
の格子エレメントの間に存在する。読み取り過程の間、
第1の読み取り可能の格子エレメント40が検出され、
第1の同期文字に対する格子エレメントの番号が計数さ
れ、第1の格子番号「X」が解読される。次に、第2の
格子番号「X+1」が解読される。カード30上の箔ス
トリップ34の置き方により、3つまたは4つの格子番
号が存在する。カードの識別番号は、同期オフセットに
1またはそれ以上の格子番号を足したものからなる。こ
のカードの識別番号は次に記号化され、カード30上の
磁気ストリップ36内に符号化され、および/または確
認コンピュータに蓄積されることができる。
【0024】第1の読み取り可能の格子番号40の使用
は、例えば、基準点としてカード30のエッジすなわち
縁を用いるよりも有利である。後者は、カードが磨り減
ったとき、前記基準点が移動するという欠点を有する。
考慮中のサイズの回折格子エレメント40は、前記格子
エレメントの幅の10パーセントほどしか存在しないと
きに読み取ることができるため、基準点としての第1の
読み取り可能の格子エレメントの使用は、前記基準点が
変わる前にカード30の縁が格子エレメントの幅の少な
くとも9/10(加えて、それに先立つ格子エレメント
の一部のどれでも)を摩滅することができることを意味
する。更なる摩滅を可能とするため、この確認過程は同
期オフセットがプラスマイナス1格子エレメント幅だけ
変わることを許容する。この許容は、また、例えば、符
号化読み取り装置が格子エレメント40の小さい細長い
部分を読み取るのに十分な感度を有しないが、確認読み
取り装置が前記細長い部分を読み取る場合を補償する。
【0025】前記カード識別番号を記号化するための好
ましい方法は、イメージデータをユーザーの判断で記号
化し、あるいは、他の識別番号をカード30の発行者に
のみ知られた秘密のパスワードで記号化することであ
る。カード30が真正であることの証明のために後に提
示されるとき、箔ストリップ34が前記したようにして
読み取られ、また、磁気ストリップ36中の情報が読み
取られる。読み取られた前記イメージデータと判断番号
とは、次に、記号化された情報を解読しパスワードを生
じさせるために安全保護モジュールにより使用される。
確かめられたパスワードがユーザーの秘密のパスワード
と一致していれば、そのカードは真正であると推定され
る。
【0026】カード上の格子番号は、図5に示すように
ある互いに確定可能の関係を与えることが望ましい。こ
れは、前記のように、仮に前記カードの番号を決定する
のに第1の格子番号のみが用いられるが、前記第1の格
子番号における1またはそれ以上の格子が破壊され、そ
の番号が直接に読み取ることができない場合、カード3
0の真正の証明を可能にする。前記第1の格子番号と1
またはそれ以上の他の格子番号との間の関係を知ること
が前記第1の格子の再現を可能にする。また、箔ストリ
ップ34上の全ての格子番号をこれらが真正であること
を明確にするためにチェックすることは有用である。こ
れは、偽造者が、カードの識別番号を生み出す際に用い
られる前記ストリップの一部ではなく、ストリップの全
部を偽造することを必要とする。
【0027】対称の格子エレメント40が採用されると
き、箔ストリップ34を複製するためにある「密着」印
画法を用い、これにより、カード30の無許可複製を作
ることができる。このような密着印画を回避するため、
図6に示された格子エレメント40A’におけるよう
に、非対称の格子セグメントから形成された格子エレメ
ントが用いられる。格子エレメント40A’は、非対称
80/20「A」格子の3つの象限と、非対称80/2
0「S」格子の第4の象限とを含む。同様の非対称80
/20格子エレメント40B’〜40D’が箔ストリッ
プ34’に存在し、それぞれが非対称80/20「S」
格子の象限を有することは理解されよう。
【0028】光学ブロック50’が図2〜図4に関して
前記したように箔ストリップ34’を読み取るために前
記箔ストリップの上方に配置されている。(明確にする
ため、光源は図6に示されていない。)「S」格子セグ
メントにより回折された低強度ビームを検出するために
光電検出器60が設けられ、図示のように方向付けら
れ、他方、40A’〜40D’格子により回折された高
強度ビームを検出するために図示のように光電検出器5
6’〜59’が方向付けられており、後者のビームの検
出が図2に関して先に述べたように本質的である。も
し、非対称80/20「S」格子が密着法を用いて複製
されると、前記格子は40度の回折角度を有する対称格
子として複製に記録される。このコンセプトは、Xおよ
び−X、すなわち約80%の高強度におけるXおよび約
20%の低強度における−Xでの2つの回折ビームを伴
う非対称格子が、ほぼ同じ強度の50%を有するXおよ
び−Xにおける2つの回折ビームを有する対称格子とし
て記録するという事実に基づく。次に、箔ストリップ3
4’の密着印画は対称格子を生じさせ、A,B,Cおよ
びD格子の強度は減少され、前記S回折ビームは全く検
出されない。このような密着印画箔ストリップをもつカ
ードは真正でないないものとして検出され、真正ではな
いとして拒絶される。
【0029】したがって、2もしくはそれ以上の複製識
別手段が形成される可能性を最小にする高度の可変性ま
たは多様性を提供する安全な確認または識別手段が開示
された。これは、回折格子パターンのそれ自体における
多様性によるものであり、一つには、多数の異なるこの
ようなストリップが用いられ、また、任意の方法でカー
ド30上に配置された箔ストリップ34および34’を
有するためである。
【0030】この安全な識別手段は該識別手段に設けら
れまたは該識別手段から得られるタイミング信号を必要
とすることなしに解読され、前記安全な識別手段を読み
取るために時間基準を全く必要としない。全てのデータ
が推移または変化のなかで符号化されているからであ
る。格子エレメント40は広くまたは薄く、あるいはこ
れらのエレメントは重なり合うことができ、いずれも本
発明の操作に影響を与えることはない。また、本発明は
大きさではなく、格子エレメント40の存否を測るのみ
であるから、回折効率は重要でない。
【0031】さらに可変性または多様性を増大させるた
め、第2の符号化された識別番号を箔ストリップ34ま
たは34’上に配置することができる。図7は、一連の
バーとこれらの上に重ね合わされたスペースとからなる
バーパターンを有する箔ストリップ34を示す。箔スト
リップ34上の格子パターンの構成と同様、前記バーパ
ターンは一連の関連番号、ここでは、「N」、「N+
1」等を含む。図示の実施例に関して、前記バーの幅は
常に0.254mm(0.010 インチ) 幅であり、また、0.762mm
および1.524mm(0.030 インチおよび0.060 インチ) の2
つの異なるスペース幅があり、「n」および「w」は、
それぞれ、「1」を表わすために用いられる狭いエレメ
ントおよび「0」を表わすために用いられる広いエレメ
ントを有する数字のパターンを作るために用いられる。
より広いスペースすなわち「sw」スペースと称される3.
81mm(0.150インチ) の第3の幅が同期文字を形成するた
めに用いられる。数字は一連の狭いスペースおよび広い
スペースの組み合わせにより表わされる。数字の始まり
は、このケースでは「nswswnn」として形成された同期文
字により識別される。これに、前記バーの番号の2つの
数字の16進法表示が続く。
【0032】前記バーパターンの重要な面は、前記パタ
ーンが限定された長さを有し、したがってこの長さの後
繰り返すけれども、それが箔ストリップ34に関して
「少しずつ移動し」、その結果、それが前記箔ストリッ
プ上に任意に配置されまたカード30上に任意に表われ
るということにある。したがって、前記バーパターン
は、前記カードの縁から第1の同期文字まで、それ自体
の同期オフセットを有する。再び、前記格子パターンに
関して、前記したように、前記バーパターンの同期オフ
セットは、磁気ストリップ36(図1)で記号化され得
る第2のカード番号を生じさせるべく符号化された番号
の1またはそれ以上で組み合わされる。図8に示すよう
に、前記バーは、光電検出器56〜59からのいかなる
信号もないものとして光学ブロック50により検出され
る。前記バーのパターンは従来のバーコード読み取り手
法を用いて解読される。
【0033】格子エレメント40はバー間のスペースの
幅を測定する際の識別を向上させかつ引っ掻き傷の影響
を無効にすることを助ける読み取り速度を決定するため
に用いることができるため、格子エレメント40の特定
の既知サイズの使用法を前記バーパターンの読み取りに
用いることができる。また、前記バーパターンは、前記
バーパターンにおけるいかなるあいまいさも排除するた
め、前記第1のバーの読み取りよりも、前記格子パター
ン同期文字に関して読み取られることができる。
【0034】前記バーパターンにより占められたスペー
スには、図6に関して先に述べた利点を得るため、
「S」格子の浮き出し模様を形成しまたは「S」格子を
打ち出すことができる。
【0035】前記バーが輪転グラビア法により箔ストリ
ップ34上に印刷されるときに好ましい配列である前記
バーパターンのバーは傾斜して示されている。前記バー
は、また、箔ストリップ34の軸線に対して直角であっ
てもよく、箔ストリップ34に脱金属領域を形成するこ
とによりまたは加熱のような手段を用いることにより形
成することができ、あるいは、前記バーは他の印刷手法
により形成することができる。本発明に従う一つのこの
ような手法は、前記バーを溶かして箔34上に配置され
た保護層に変化させるため、従来のバーコードを印刷す
る際に使用されているような伝熱プリンタを用いること
ができる。この方法の利点は、カード30が製造された
後に前記カードに自分の名前を印刷するために用いるこ
とができることである。多数の独特の番号のセットおよ
びオフセットをこの方法を用いて提供することができ
る。
【0036】シートから箔ストリップ34が形成される
前記シートがロールで浮き出し模様が形成されるとき、
輪転グラビア印刷ロールの直径は前記バーおよび格子の
パターンの一方の先行を、他のものに関して、可変性ま
たは多様性の程度をできる限り高く与えるように選択さ
れる。例えば、図9に関して、箔ストリップ34を形成
する際、輪転グラビアロール80が直径「D1」を有する
ように選択され、他方、ロール82は「D1」とは異なる
直径「D2」を有するように選択される。理論上、前記格
子パターンおよび前記バーパターンの長さであって格子
エレメント40(図1)の幅により分割されたそれぞれ
の繰り返しパターン間の長さの差は重要な数であり、ま
たは、回転比である。前記バーパターンが前記したよう
に伝熱プリンタで形成されるとき、非常に大きい範囲ま
たは程度の可変性または多様性がもたらされる。
【0037】図10は、追加的な安全性がカード30に
付与される手段を示す。ここでは、箔ストリップ34
が、クロスハッチングで示された、前記ストリップがIR
光により読み取られるときにスペクトル反応を有する
が、しかし密着印画または密着プリントにより求められ
る低周波光を通す重ね合わされた光学フィルタを有す
る。これは、カード30を複製するための通常の密着印
画を使用することを不能にする。
【0038】図11は、箔ストリップ34’上の回折格
子エレメントおよびバーパターンを読み取るための回路
を示し、前記回路はレーザ光源52’と光電検出器5
6’〜59’および60とを有する光学ブロック50’
を含む。光学ブロック50’は、光電検出器56’〜5
9’および60にそれぞれ接続されたレベルコンパレー
タ81〜85を内部に含む信号調節装置80と、光源5
2’に接続されたレーザ調節装置90とに接続されてい
る。信号調節装置80の前記エレメントは、また、内部
記憶装置(図示せず)を含むマイクロプロセッサ100
に接続されている。磁気読み取り/書き込みヘッド10
2が、ストリップ36(図1)のイメージデータを読み
取るためにマイクロプロセッサ100に接続され、ある
いは、前記データは確認コンピュータの記憶装置から検
索される。
【0039】カード30(図1)が符号化されていると
き、箔ストリップ34’が光学ヘッド50’により読み
取られ、マイクロプロセッサ100が信号調節装置80
から、箔ストリップ34’上の前記格子およびバーのパ
ターンのための同期オフセットと、前記格子およびバー
のパターンの番号のそれぞれの1またはそれ以上とを表
わす信号を受け取る。この情報は、前記したように、マ
イクロプロセッサ100に供給された他の情報ととも
に、前記カードの使用に従って磁気ストリップ36’に
記号化されまた符号化され、あるいは、確認コンピュー
タに蓄積される。この他の情報は顧客識別、口座番号等
を含む。マイクロプロセッサ100は、また、ホストコ
ンピュータまたは外部記憶装置にカード識別番号を提供
する。
【0040】カード30が真正であることの証明のため
に提示されるとき、マイクロプロセッサ100が箔スト
リップ34’上のイメージを表わす入力を受け取り、次
いで読み取られ、磁気ストリップ36または確認コンピ
ュータの記憶装置に蓄積されたイメージ情報を受け取
り、前記マイクロプロセッサは、次に、前記したように
前記カードの真正の証明を行なう。もしこの処理または
過程がホストコンピュータによりなされる場合、前記イ
メージ情報は前記ホストコンピュータに蓄積されたイメ
ージ情報と比較すべく前記ホストコンピュータに移され
る。
【0041】したがって、先の説明において明らかにさ
れあるいは先の説明から明らかとなった前述の目的が効
果的に達成されることが見てとれ、また、ある変形が本
発明の範囲から逸脱することなしに前記構成においてな
されるため、前述の説明に含まれまたは添付図面に示さ
れた全ての事項が実例としてのみ説明され、制限する意
味ではないことを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一面を示す、安全な光学的識別を有す
る身分証明の拡大部分斜視図である。
【図2】図1の光学的識別を読み取るための装置の概略
的な拡大部分斜視図である。
【図3】図2の装置が図1の光学的識別をどのようにし
て読み取るかを示す拡大平面図である。
【図4】図2の装置が図1の光学的識別をどのようにし
て読み取るかを示す拡大平面図である。
【図5】図1の光学的識別に関して識別番号がどのよう
にして得られるかを示す平面図である。
【図6】読み取られる選択的な安全な光学的識別の拡大
部分平面図である。
【図7】図1の光学的識別に関して追加の識別番号がど
のようにして得られるかを示す拡大部分平面図である。
【図8】図2の装置がどのようにして図7の追加の識別
番号を読み取るかを示す拡大部分斜視図である。
【図9】図5および図7の関連パターンがどのようにし
てシフトされ得るかを示す概略的な側面図である。
【図10】安全な光学的識別に安全性を与える方法を示
す拡大部分斜視図である。
【図11】本発明のための解読/符号付け回路を示す概
略的なブロック線図である。
【符号の説明】
30 カード(物品) 32 基板 34 箔ストリップ(回折格子ストリップ) 36 磁気ストリップ 40 回折格子エレメント 52 光源

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品のための安全な識別を付与するため
    の方法であって、(a)一連の回折格子エレメントであ
    って各回折格子エレメントが光源からの光をすくなとも
    3つの選択された平面の少なくとも1つに回折する一連
    の回折格子エレメントを前記物品上に設けること、
    (b)前記回折格子エレメントを順次に照らすこと、前
    記回折格子エレメントが順次に照らされるときに回折さ
    れた光の平面における変化を検出すること、平面におけ
    る前記変化を表わす第1の情報を発生させること、
    (c)平面における前記変化を表わす前記第1の情報を
    蓄積すること、(d)引き続き、前記回折格子エレメン
    トを照らし、前記回折格子エレメントが順次に照らされ
    るときに回折された光の平面における変化を検出するこ
    と、前記平面における変化を表わす第2の情報を発生さ
    せること、(e)次に、前記物品の真偽を決定するため
    に前記第1の情報および前記第2の情報を比較すること
    を含む、物品のための安全な識別を付与するための方
    法。
  2. 【請求項2】 さらに、(f)前記物品の物理的特徴に
    関して位置的に任意の方法で前記物品上に前記回折格子
    ストリップを配置すること、(g)工程(b)が、前記
    回折格子エレメントの選択された一つから前記回折格子
    ストリップ上の既知平面変化列までの距離を測定し、前
    記距離を前記第1の情報に含めることを含み、また、
    (h)工程(d)が前記回折格子エレメントの選択され
    た一つから前記回折格子ストリップ上の既知平面変化列
    までの距離を測定し、前記距離を前記第2の情報に含め
    ることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記回折格子エレメントの選択された一
    つからの前記距離を測定することが、平面の第1の前記
    変化からの距離を測定することを含む、請求項2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記物品の物理的特徴に関して位置的に
    任意の方法で前記物品上に前記回折格子ストリップを配
    置することが、前記物品の縁に関して任意の方法で前記
    物品上に前記回折格子を配置することを含む、請求項2
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 さらに、(i)前記回折格子ストリップ
    上に符号化されたパターンを該符号化されたパターンお
    よび回折格子エレメントの前記パターンの一方が他のも
    のに関して先立つように配置すること、(j)工程
    (b)が前記符号化されたパターンを読み取ることを含
    み、また、前記符号化されたパターンが表わすものを前
    記第1の情報に含めることを含み、また、(k)工程
    (d)が前記符号化されたパターンを読み取ることを含
    み、また、前記符号化されたパターンが表わすものを前
    記第2の情報に含めることを含む、請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 読み取りの工程が、前記回折格子エレメ
    ントにより回折された光の不存在を検出することを含
    む、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 (l)前記物品の物理的特徴に関して位
    置的に任意の方法で前記物品上に前記回折格子ストリッ
    プを配置すること、(m)工程(b)が前記符号化され
    たパターンにおける第1の選択されたエレメントから前
    記符号化されたパターンにおける第2の既知のエレメン
    トまでの距離を測定し、前記距離を前記第1の情報に含
    めることを含み、また、(n)工程(d)が第1の選択
    されたエレメントから第2の選択されたエレメントまで
    の距離を測定し、前記距離を前記第2の情報に含めるこ
    とを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、伝熱プリンタで前記回折格子パ
    ターン上に前記符号化されたパターンを配置することを
    含む、請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 工程(b)が、前記物品上に配置された
    磁気ストリップ上に前記情報を蓄積することを含む、請
    求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 さらに、符号化された、予め定められ
    た関係を有する2またはそれ以上の数字を含む前記回折
    格子ストリップを提供し、また、前記識別手段の真偽
    が、さらに、前記予め定められた関係が前記数字間に存
    在するかどうかを決定するために前記2またはそれ以上
    の数字を解読することにより決定される、請求項1に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 安全な識別のための物品であって、
    (a)基板と、(b)前記物品上に配置された回折格子
    ストリップであって該回折格子ストリップが一連の回折
    格子エレメントのパターンを含み、各回折格子エレメン
    トが光源からの光を少なくとも3つの異なる平面の一つ
    に回折する、回折格子ストリップと、(c)前記回折格
    子ストリップが前記物品の物理的特徴に関して位置的に
    任意の方法で前記物品に配置されている、安全な識別の
    ための物品。
  12. 【請求項12】 前記物品の物理的特徴が前記物品の縁
    である、請求項11に記載の物品。
  13. 【請求項13】 安全な識別のための物品であって、
    (a)基板と、(b)前記物品上に配置された回折格子
    ストリップであって該回折格子ストリップが一連の回折
    格子エレメントのパターンを含み、各回折格子エレメン
    トが光源からの光を少なくとも3つの異なる平面の一つ
    に回折する、回折格子ストリップと、(c)前記回折格
    子ストリップ上に配置された符号化されたパターンであ
    って該符号化されたパターンおよび回折格子エレメント
    の前記パターンの一方が他のものに関して先立つ、符号
    化されたパターンとを含む、安全な識別のための物品。
  14. 【請求項14】 前記回折格子ストリップが、前記物品
    の物理的特徴に関して位置的に任意の方法で前記物品上
    に配置されている、請求項13に記載の物品。
  15. 【請求項15】 前記物品の物理的特徴が前記物品の縁
    である、請求項14に記載の物品。
JP7093011A 1995-03-27 1995-03-27 安全な光学的識別方法および手段 Pending JPH08287203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7093011A JPH08287203A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 安全な光学的識別方法および手段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7093011A JPH08287203A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 安全な光学的識別方法および手段

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08287203A true JPH08287203A (ja) 1996-11-01

Family

ID=14070493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7093011A Pending JPH08287203A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 安全な光学的識別方法および手段

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08287203A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011004677A1 (ja) * 2009-07-06 2011-01-13 ビーコア株式会社 光学式自動認識コード及び光学式自動認識コード読み取り方法及び光学式自動認識コードのマーキング方法並びに装置、及び、光学式自動認識コードを付した物品
JP2012178181A (ja) * 2004-08-13 2012-09-13 Engineer Technology (Uk) Ltd 信憑性検証の方法、製品、および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012178181A (ja) * 2004-08-13 2012-09-13 Engineer Technology (Uk) Ltd 信憑性検証の方法、製品、および装置
WO2011004677A1 (ja) * 2009-07-06 2011-01-13 ビーコア株式会社 光学式自動認識コード及び光学式自動認識コード読み取り方法及び光学式自動認識コードのマーキング方法並びに装置、及び、光学式自動認識コードを付した物品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0644508B1 (en) Secure optical identification method and means
US6560017B1 (en) Compound secure optical identification method and means
CA1080354A (en) System and method for providing a security check on a credit card
US5900954A (en) Machine readable record carrier with hologram
WO1993012506A1 (en) Secure optomagnetic identification
RU2427913C2 (ru) Карта, которая может быть аутентифицирована посредством чипа голограммы
US7675662B2 (en) Embedded information carrier for optical data
JPH0550788A (ja) カードおよびカード読み取り装置
JPWO2005055131A1 (ja) 本人認証情報記録媒体、本人確認用セキュリティーカード、および本人確認用セキュリティーカード記録再生方法
JP2906730B2 (ja) 情報メディア及びその読み取り方法及びデータ改ざん防止方法
JPH08287203A (ja) 安全な光学的識別方法および手段
JPH04233684A (ja) バーコード及びそのデータ記録方式、データ記録媒体
JPH068077B2 (ja) カ−ド及びカ−ドの真偽判定方法
US20040113420A1 (en) Cards with enhanced security features and associated apparatus and methods
EP0660959A1 (en) Diffraction surface data detector
JPH04264582A (ja) 情報メディア及びデータ改ざん防止方法
JP3620700B2 (ja) 光記録媒体及び光記録媒体再生装置
CN1107285C (zh) 防伪光学识别方法和装置
EP1321890B1 (en) Optical data carrier having an optical diffractive code, and related reading apparatus
JP2508472B2 (ja) カ−ドの真偽判定方法
JP2000194794A (ja) 光学情報読み取り装置及び光記録媒体
JP2000163530A (ja) 記録媒体及びその記録再生装置
AU673852B2 (en) Diffraction surface data detector
JPH05266243A (ja) 情報メディアと情報メディア読取装置
JPH0822633B2 (ja) カード及びカードの真偽判定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040622

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040921

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050914

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050927

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20051118

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080421

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080428