JPH10247229A - 磁気カードシステム - Google Patents
磁気カードシステムInfo
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- JPH10247229A JPH10247229A JP9049217A JP4921797A JPH10247229A JP H10247229 A JPH10247229 A JP H10247229A JP 9049217 A JP9049217 A JP 9049217A JP 4921797 A JP4921797 A JP 4921797A JP H10247229 A JPH10247229 A JP H10247229A
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- Japan
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- card
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- magnetic card
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 予め記憶されたＩＤ情報、金銭価値が複製さ
れて次々と偽造されることのない磁気カードを提供する
ことである。 【解決手段】 磁気カード１、磁気カードリーダ・ライ
タ２及びホストコンピュータ３から構成されている。磁
気カードリーダ・ライタ２には、リーダ・ライタ番号及
び日時を種として乱数を作成する乱数発生部４、磁気情
報リード・ライト用磁気ヘッド５、磁気カード１が具備
する固有文字情報であるロット番号１１の読取りシステ
ム６及び磁気カード１が具備する固有穿孔情報である穿
孔部１２の磁気的読取り用磁気ヘッド７及び光学的読取
りヘッド７′が、ホストコンピュータ３には、暗号化機
能８及び認証子比較・照合機能９が設けられている。
れて次々と偽造されることのない磁気カードを提供する
ことである。 【解決手段】 磁気カード１、磁気カードリーダ・ライ
タ２及びホストコンピュータ３から構成されている。磁
気カードリーダ・ライタ２には、リーダ・ライタ番号及
び日時を種として乱数を作成する乱数発生部４、磁気情
報リード・ライト用磁気ヘッド５、磁気カード１が具備
する固有文字情報であるロット番号１１の読取りシステ
ム６及び磁気カード１が具備する固有穿孔情報である穿
孔部１２の磁気的読取り用磁気ヘッド７及び光学的読取
りヘッド７′が、ホストコンピュータ３には、暗号化機
能８及び認証子比較・照合機能９が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、偽造・変造がしに
くく、セキュリティ性に富む磁気カードシステムに関す
るものである。
くく、セキュリティ性に富む磁気カードシステムに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、カードの磁気記録層に予め金銭
価値が記憶され、取引き時に売買代金が減額されるよう
に構成された、所謂、前払い式プリペイカードとして利
用される磁気カードが知られている。このような磁気カ
ードは、鉄道代金の支払い、レジャー施設利用料の支払
い、また、商店街での商品購入代金の支払い等に広く利
用されている。
価値が記憶され、取引き時に売買代金が減額されるよう
に構成された、所謂、前払い式プリペイカードとして利
用される磁気カードが知られている。このような磁気カ
ードは、鉄道代金の支払い、レジャー施設利用料の支払
い、また、商店街での商品購入代金の支払い等に広く利
用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これら磁気カードの安
全性は、磁気記録層に記憶された、例えば、ＩＤ情報等
を照合する方法で確保するのが一般的であるが、それだ
けでは磁気記録層の直接書き換え、あるいは、磁気カー
ドと磁気カードリーダ・ライタ間の通信路への割り込み
による改竄等の不正行為への対策としては不十分であっ
た。即ち、前記のような磁気カードは、予め金銭価値が
磁気記録層に記録されてから利用者に手渡されるため、
悪用者が元磁気カードのＩＤ情報、金銭価値データを別
の磁気カードに複製し、次々と新たな磁気カードを偽造
するというおそれがあった。
全性は、磁気記録層に記憶された、例えば、ＩＤ情報等
を照合する方法で確保するのが一般的であるが、それだ
けでは磁気記録層の直接書き換え、あるいは、磁気カー
ドと磁気カードリーダ・ライタ間の通信路への割り込み
による改竄等の不正行為への対策としては不十分であっ
た。即ち、前記のような磁気カードは、予め金銭価値が
磁気記録層に記録されてから利用者に手渡されるため、
悪用者が元磁気カードのＩＤ情報、金銭価値データを別
の磁気カードに複製し、次々と新たな磁気カードを偽造
するというおそれがあった。
【０００４】本発明の目的は、予め記憶されたＩＤ情
報、金銭価値が複製されて次々と偽造されることのない
磁気カードを提供することである。
報、金銭価値が複製されて次々と偽造されることのない
磁気カードを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気カ
ード、磁気カードリーダ・ライタ、該磁気カードリーダ
・ライタとオンラインで接続されているホストコンピュ
ータからなる磁気カードシステムにおいて、前記磁気カ
ードは、磁気による度数情報、文字によるカード固有文
字情報、穿孔によるカード固有穿孔情報、前記度数情報
及び前記カード固有文字情報、及び前記カード固有穿孔
情報を鍵として暗号化した認証子を具備し、前記磁気カ
ードリーダ・ライタは、リーダ・ライト磁気ヘッド、前
記カード固有文字情報を読取る文字情報の読取り手段、
前記カード固有穿孔情報を読取る穿孔情報読取り手段、
乱数発生部、穿孔機能を具備し、更に、前記ホストコン
ピュータは、前記度数情報及び前記カード固有文字情報
を前記カード固有穿孔情報を鍵として暗号化する暗号化
機能、該暗号化機能により作成されたホストコンピュー
タ内認証子と先に読込んだ磁気カード内認証子とを比
較、照合する認証子照合機能を具備することを特徴とす
る磁気カードシステムが得られる。
ード、磁気カードリーダ・ライタ、該磁気カードリーダ
・ライタとオンラインで接続されているホストコンピュ
ータからなる磁気カードシステムにおいて、前記磁気カ
ードは、磁気による度数情報、文字によるカード固有文
字情報、穿孔によるカード固有穿孔情報、前記度数情報
及び前記カード固有文字情報、及び前記カード固有穿孔
情報を鍵として暗号化した認証子を具備し、前記磁気カ
ードリーダ・ライタは、リーダ・ライト磁気ヘッド、前
記カード固有文字情報を読取る文字情報の読取り手段、
前記カード固有穿孔情報を読取る穿孔情報読取り手段、
乱数発生部、穿孔機能を具備し、更に、前記ホストコン
ピュータは、前記度数情報及び前記カード固有文字情報
を前記カード固有穿孔情報を鍵として暗号化する暗号化
機能、該暗号化機能により作成されたホストコンピュー
タ内認証子と先に読込んだ磁気カード内認証子とを比
較、照合する認証子照合機能を具備することを特徴とす
る磁気カードシステムが得られる。
【０００６】さらに、本発明によれば、前記穿孔情報読
取り手段は光学的及び磁気的に読み取ることを特徴とす
る磁気カードシステムが得られる。
取り手段は光学的及び磁気的に読み取ることを特徴とす
る磁気カードシステムが得られる。
【０００７】さらに、本発明によれば、予めカード内に
記録されている前記ホストコンピュータ内認証子と前記
ホストコンピュータ内で前記度数情報及びカード固有文
字情報を前記カード固有穿孔情報を鍵として暗号化した
前記ホストコンピュータ内認証子とを比較照合すること
により前記磁気カード内認証子の正当性を確認すること
を特徴とする磁気カードシステムが得られる。
記録されている前記ホストコンピュータ内認証子と前記
ホストコンピュータ内で前記度数情報及びカード固有文
字情報を前記カード固有穿孔情報を鍵として暗号化した
前記ホストコンピュータ内認証子とを比較照合すること
により前記磁気カード内認証子の正当性を確認すること
を特徴とする磁気カードシステムが得られる。
【０００８】さらに、本発明によれば、前記カード固有
穿孔情報は、前記磁気カードリーダ・ライタ内に具備す
る乱数発生部により生成する乱数と１：１に対応するコ
ード情報に変換し、該コード情報に基づいて穿孔して設
けることを特徴とする磁気カードシステムが得られる。
穿孔情報は、前記磁気カードリーダ・ライタ内に具備す
る乱数発生部により生成する乱数と１：１に対応するコ
ード情報に変換し、該コード情報に基づいて穿孔して設
けることを特徴とする磁気カードシステムが得られる。
【０００９】さらに、本発明によれば、前記磁気カード
は使用する毎に穿孔され、その穿孔数は使用前の穿孔数
と同数以上であることを特徴とする磁気カードシステム
が得られる。
は使用する毎に穿孔され、その穿孔数は使用前の穿孔数
と同数以上であることを特徴とする磁気カードシステム
が得られる。
【００１０】さらに、本発明によれば、前記カード固有
穿孔情報を光学的に検知すると共に、前記カード固有穿
孔情報を磁気的に検知することによって得られる両カー
ド固有穿孔情報とを比較照合することにより前記カード
固有穿孔情報の正当性を確認することを特徴とする磁気
カードシステムが得られる。
穿孔情報を光学的に検知すると共に、前記カード固有穿
孔情報を磁気的に検知することによって得られる両カー
ド固有穿孔情報とを比較照合することにより前記カード
固有穿孔情報の正当性を確認することを特徴とする磁気
カードシステムが得られる。
【００１１】
【作用】カード固有文字情報は、例えば、ロット番号に
代表される情報で、磁気カード製造時に大雑把に磁気カ
ードの素性を決定可能である。
代表される情報で、磁気カード製造時に大雑把に磁気カ
ードの素性を決定可能である。
【００１２】カード固有穿孔情報は、例えば、カードリ
ーダ・ライタ内のリーダ・ライタ番号、日時等を種とし
て発生する乱数に１：１に対応して穴開け位置を変化さ
せることにより無作為に決定することが可能である。
ーダ・ライタ内のリーダ・ライタ番号、日時等を種とし
て発生する乱数に１：１に対応して穴開け位置を変化さ
せることにより無作為に決定することが可能である。
【００１３】従って、カード固有文字情報及びカード固
有穿孔情報の組合せにより磁気カード毎に特定の固有情
報を無作為に選択することができる。
有穿孔情報の組合せにより磁気カード毎に特定の固有情
報を無作為に選択することができる。
【００１４】カード発行は、前記磁気カードへの前記ホ
ストコンピュータからの指示による度数情報の磁気的書
込み、前記リーダ・ライタで発生させた乱数に１：１に
対応する穿孔からなる前記カード固有穿孔情報を前記磁
気カードへ施し、更に、前記度数情報及び前記カード固
有文字情報を前記カード固有穿孔情報を鍵として前記ホ
ストコンピュータ上で暗号化した磁気カード内認証子の
前記磁気カードへの磁気的書込みにより行なう。
ストコンピュータからの指示による度数情報の磁気的書
込み、前記リーダ・ライタで発生させた乱数に１：１に
対応する穿孔からなる前記カード固有穿孔情報を前記磁
気カードへ施し、更に、前記度数情報及び前記カード固
有文字情報を前記カード固有穿孔情報を鍵として前記ホ
ストコンピュータ上で暗号化した磁気カード内認証子の
前記磁気カードへの磁気的書込みにより行なう。
【００１５】一方、カード認証は、前記磁気カードより
読み込まれた前記度数情報及び前記カード固有文字情報
を前記カード固有穿孔情報を鍵としてホストコンピュー
タ内で暗号化したホストコンピュータ内認証子と予め前
記磁気カードに記録されている磁気カード内認証子とを
比較照合することにより正当性を確認する。
読み込まれた前記度数情報及び前記カード固有文字情報
を前記カード固有穿孔情報を鍵としてホストコンピュー
タ内で暗号化したホストコンピュータ内認証子と予め前
記磁気カードに記録されている磁気カード内認証子とを
比較照合することにより正当性を確認する。
【００１６】この時、前記カード固有穿孔情報を光学的
に検知することによって得られるカード固有穿孔情報と
前記カード固有穿孔情報を磁気的に検知することによっ
て得られるカード固有穿孔情報とを比較照合することに
よって、前記カード固有穿孔情報の正当性（例えば、穴
埋め等による不正）を確認すればより効果的である。
に検知することによって得られるカード固有穿孔情報と
前記カード固有穿孔情報を磁気的に検知することによっ
て得られるカード固有穿孔情報とを比較照合することに
よって、前記カード固有穿孔情報の正当性（例えば、穴
埋め等による不正）を確認すればより効果的である。
【００１７】即ち、前記カード固有穿孔情報を穴埋め等
により改竄しようとしても、光学的な穴位置情報と磁気
ヘッドによるスキャン再生出力情報が一致しなければ偽
造・変造品と判断可能である。
により改竄しようとしても、光学的な穴位置情報と磁気
ヘッドによるスキャン再生出力情報が一致しなければ偽
造・変造品と判断可能である。
【００１８】従って、磁気情報であるカード固有文字情
報、度数情報、及び磁気カード内認証子を偽造・変造の
目的で書き換えたとしても、物理的に偽造の困難なカー
ド固有穿孔情報を鍵として暗号化するため、磁気情報の
矛盾を検出することが可能である。
報、度数情報、及び磁気カード内認証子を偽造・変造の
目的で書き換えたとしても、物理的に偽造の困難なカー
ド固有穿孔情報を鍵として暗号化するため、磁気情報の
矛盾を検出することが可能である。
【００１９】更に、前記度数情報、前記カード固有穿孔
情報、磁気カード内認証子は、磁気カード使用の度に、
毎回変わるため偽造されにくい。
情報、磁気カード内認証子は、磁気カード使用の度に、
毎回変わるため偽造されにくい。
【００２０】また、たとえ磁気カードリーダ・ライタを
盗難されたとしても、前記リーダ・ライタには、乱数発
生部のみが搭載され、暗号化機能、認証子照合機能は搭
載されていないためセキュリティは安全である。
盗難されたとしても、前記リーダ・ライタには、乱数発
生部のみが搭載され、暗号化機能、認証子照合機能は搭
載されていないためセキュリティは安全である。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図１は、本発明の一実施
の形態の磁気カードシステムのブロック図を示す。シス
テムは、磁気カード１、磁気カードリーダ・ライタ２及
びホストコンピュータ３から構成されている。磁気カー
ドリーダ・ライタ２には、リーダ・ライタ番号及び日時
を種として乱数を作成する乱数発生部４、磁気情報リー
ド・ライト用磁気ヘッド５、磁気カード１が具備する固
有文字情報であるロット番号１１の読取りシステム６及
び磁気カード１が具備する固有穿孔情報である穿孔部１
２の磁気的読取り用磁気ヘッド７及び光学的読取りヘッ
ド７′が、ホストコンピュータ３には、暗号化機能８及
び認証子比較・照合機能９が設けられている。
いて図面を参照して説明する。図１は、本発明の一実施
の形態の磁気カードシステムのブロック図を示す。シス
テムは、磁気カード１、磁気カードリーダ・ライタ２及
びホストコンピュータ３から構成されている。磁気カー
ドリーダ・ライタ２には、リーダ・ライタ番号及び日時
を種として乱数を作成する乱数発生部４、磁気情報リー
ド・ライト用磁気ヘッド５、磁気カード１が具備する固
有文字情報であるロット番号１１の読取りシステム６及
び磁気カード１が具備する固有穿孔情報である穿孔部１
２の磁気的読取り用磁気ヘッド７及び光学的読取りヘッ
ド７′が、ホストコンピュータ３には、暗号化機能８及
び認証子比較・照合機能９が設けられている。
【００２２】図２は、本発明の一実施の形態の磁気カー
ドの概略図を示し、ＪＩＳ Ｘ６３１１（プリペイドカ
ード−買物用カード−物理的特性及び形状・寸法）、Ｊ
ＩＳＸ６３１３（プリペイドカード−買物用カード−磁
気的特性及び情報記録様式）、ＪＩＳ Ｘ６３１４（プ
リペイドカード−買物用カード−磁気記録フォーマッ
ト）に準拠して作成されている。磁気カードの磁気記録
部１０、固有文字情報として８文字からなるロット番号
１１、固有穿孔情報を記録する穿孔部１２を設けてい
る。磁気記録部１０には、度数情報及び認証子が記録さ
れている。穿孔部１２は、光学的には、４行×６４列、
磁気的には４トラック×６４ビット、即ち、２５６個に
論理的に分割されている。
ドの概略図を示し、ＪＩＳ Ｘ６３１１（プリペイドカ
ード−買物用カード−物理的特性及び形状・寸法）、Ｊ
ＩＳＸ６３１３（プリペイドカード−買物用カード−磁
気的特性及び情報記録様式）、ＪＩＳ Ｘ６３１４（プ
リペイドカード−買物用カード−磁気記録フォーマッ
ト）に準拠して作成されている。磁気カードの磁気記録
部１０、固有文字情報として８文字からなるロット番号
１１、固有穿孔情報を記録する穿孔部１２を設けてい
る。磁気記録部１０には、度数情報及び認証子が記録さ
れている。穿孔部１２は、光学的には、４行×６４列、
磁気的には４トラック×６４ビット、即ち、２５６個に
論理的に分割されている。
【００２３】カード発行時には、ホストコンピュータ３
からのコマンドで度数情報を磁気ヘッド５で書込む。次
に、磁気カードリーダ・ライタ２内でリーダ・ライタ番
号及び日時から作成した乱数をコード化して固有穿孔情
報とし、磁気カード１上の穿孔部１２のマトリックス上
の３個所に穿孔を施す（この３個所の組合せは、２．７
６×１０6 通りである）。更に、度数情報及びカード上
に印刷されたロット番号１１を穿孔部１２上の固有穿孔
情報を鍵として暗号化を行い、認証子１６を磁気ヘッド
５で書込む。
からのコマンドで度数情報を磁気ヘッド５で書込む。次
に、磁気カードリーダ・ライタ２内でリーダ・ライタ番
号及び日時から作成した乱数をコード化して固有穿孔情
報とし、磁気カード１上の穿孔部１２のマトリックス上
の３個所に穿孔を施す（この３個所の組合せは、２．７
６×１０6 通りである）。更に、度数情報及びカード上
に印刷されたロット番号１１を穿孔部１２上の固有穿孔
情報を鍵として暗号化を行い、認証子１６を磁気ヘッド
５で書込む。
【００２４】カード認証時には、磁気カード１上に記録
されている磁気カード内認証子１６を磁気情報リード・
ライト用磁気ヘッド５で読込む。次に、穿孔部１２を光
学的読取りヘッド７′で走査して読み込んだ固有穿孔情
報と穿孔部１２を磁気的読取りヘッド７で走査して読み
込んだ固有穿孔情報をホストコンピュータ３内で比較・
照合して固有穿孔情報の正当性を確認する。もし正しけ
れば、磁気カード１より磁気情報リード・ライト用磁気
ヘッド５で読込まれた度数情報及びロット番号読取りシ
ステム６で読込まれたロット番号１１を、穿孔部１２を
光学的読取りヘッド７′で走査して読み込んで得た固有
穿孔情報１２を鍵としてホストコンピュータ３内で暗号
化してホストコンピュータ内認証子１７を作成し、先に
読込んだ磁気カード内認証子１６と比較・照合を行な
う。
されている磁気カード内認証子１６を磁気情報リード・
ライト用磁気ヘッド５で読込む。次に、穿孔部１２を光
学的読取りヘッド７′で走査して読み込んだ固有穿孔情
報と穿孔部１２を磁気的読取りヘッド７で走査して読み
込んだ固有穿孔情報をホストコンピュータ３内で比較・
照合して固有穿孔情報の正当性を確認する。もし正しけ
れば、磁気カード１より磁気情報リード・ライト用磁気
ヘッド５で読込まれた度数情報及びロット番号読取りシ
ステム６で読込まれたロット番号１１を、穿孔部１２を
光学的読取りヘッド７′で走査して読み込んで得た固有
穿孔情報１２を鍵としてホストコンピュータ３内で暗号
化してホストコンピュータ内認証子１７を作成し、先に
読込んだ磁気カード内認証子１６と比較・照合を行な
う。
【００２５】カード返却時には、穿孔数を１個とする以
外は、前記カード発行時と同様な操作を行なって、磁気
カード１内へ変更情報を記録する。
外は、前記カード発行時と同様な操作を行なって、磁気
カード１内へ変更情報を記録する。
【００２６】以上の流れを要約すると、図３（カード発
行、カード返却）及び図４（カード認証）のようにな
る。
行、カード返却）及び図４（カード認証）のようにな
る。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め記憶されたＩＤ情報、金銭価値が複製されて次々と
偽造されることのない磁気カードを提供することができ
る。
予め記憶されたＩＤ情報、金銭価値が複製されて次々と
偽造されることのない磁気カードを提供することができ
る。
【図１】本発明による磁気カードシステムの一実施の形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図２】本発明による磁気カードの一実施の形態におけ
る平面図である。
る平面図である。
【図３】本発明による磁気カードシステムの一実施の形
態におけるカード発行流れ図である。
態におけるカード発行流れ図である。
【図４】本発明による磁気カードシステムの一実施の形
態におけるカード認証流れ図である。 １ 磁気カード ２ 磁気カードリーダ・ライタ ３ ホストコンピュータ ４ 乱数発生部 ５ 磁気情報リード・ライト用磁気ヘッド ６ ロット番号読取りシステム ７ 磁気的読取りヘッド ７′ 光学的読取りヘッド ８ 暗号化機能 ９ 比較・照合機能 １０ 磁気記録部 １１ ロット番号 １２ 穿孔部
態におけるカード認証流れ図である。 １ 磁気カード ２ 磁気カードリーダ・ライタ ３ ホストコンピュータ ４ 乱数発生部 ５ 磁気情報リード・ライト用磁気ヘッド ６ ロット番号読取りシステム ７ 磁気的読取りヘッド ７′ 光学的読取りヘッド ８ 暗号化機能 ９ 比較・照合機能 １０ 磁気記録部 １１ ロット番号 １２ 穿孔部
Claims (6)
- 【請求項１】 磁気カード、磁気カードリーダ・ライ
タ、該磁気カードリーダ・ライタとオンラインで接続さ
れているホストコンピュータからなる磁気カードシステ
ムにおいて、前記磁気カードは、磁気による度数情報、
文字によるカード固有文字情報、穿孔によるカード固有
穿孔情報、前記度数情報及び前記カード固有文字情報、
及び前記カード固有穿孔情報を鍵として暗号化した認証
子を具備し、前記磁気カードリーダ・ライタは、リーダ
・ライト磁気ヘッド、前記カード固有文字情報を読取る
文字情報の読取り手段、前記カード固有穿孔情報を読取
る穿孔情報読取り手段、乱数発生部、穿孔機能を具備
し、更に、前記ホストコンピュータは、前記度数情報及
び前記カード固有文字情報を前記カード固有穿孔情報を
鍵として暗号化する暗号化機能、該暗号化機能により作
成されたホストコンピュータ内認証子と先に読込んだ磁
気カード内認証子とを比較、照合する認証子照合機能を
具備することを特徴とする磁気カードシステム。 - 【請求項２】 前記穿孔情報読取り手段は光学的及び磁
気的に読み取ることを特徴とする請求項１記載の磁気カ
ードシステム。 - 【請求項３】 予めカード内に記録されている前記ホス
トコンピュータ内認証子と前記ホストコンピュータ内で
前記度数情報及びカード固有文字情報を前記カード固有
穿孔情報を鍵として暗号化した前記ホストコンピュータ
内認証子とを比較照合することにより前記磁気カード内
認証子の正当性を確認することを特徴とする請求項１記
載の磁気カードシステム。 - 【請求項４】 前記カード固有穿孔情報は、前記磁気カ
ードリーダ・ライタ内に具備する乱数発生部により生成
する乱数と１：１に対応するコード情報に変換し、該コ
ード情報に基づいて穿孔して設けることを特徴とする請
求項１又は２記載の磁気カードシステム。 - 【請求項５】 前記磁気カードは使用する毎に穿孔さ
れ、その穿孔数は使用前の穿孔数と同数以上であること
を特徴とする請求項１乃至３のいずれか一つに記載の磁
気カードシステム。 - 【請求項６】 前記カード固有穿孔情報を光学的に検知
すると共に、前記カード固有穿孔情報を磁気的に検知す
ることによって得られる両カード固有穿孔情報とを比較
照合することにより前記カード固有穿孔情報の正当性を
確認することを特徴とする請求項１記載の磁気カードシ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9049217A JPH10247229A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 磁気カードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9049217A JPH10247229A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 磁気カードシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10247229A true JPH10247229A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12824795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9049217A Withdrawn JPH10247229A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 磁気カードシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10247229A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6467691B1 (en) * | 1996-11-23 | 2002-10-22 | Thorn Secure Science Limited | Record carrier and method of labelling an article of value |
| US7119662B1 (en) | 2000-06-15 | 2006-10-10 | Hitachi, Ltd. | Service system, information processing system and interrogator |
| US7159241B1 (en) | 2000-06-15 | 2007-01-02 | Hitachi, Ltd. | Method for the determination of soundness of a sheet-shaped medium, and method for the verification of data of a sheet-shaped medium |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP9049217A patent/JPH10247229A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
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