JPH08194790A - 2次元コードカードシステム - Google Patents

2次元コードカードシステム

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JPH08194790A
JPH08194790A JP7022349A JP2234995A JPH08194790A JP H08194790 A JPH08194790 A JP H08194790A JP 7022349 A JP7022349 A JP 7022349A JP 2234995 A JP2234995 A JP 2234995A JP H08194790 A JPH08194790 A JP H08194790A
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JP
Japan
Prior art keywords
card
dimensional code
password
detection line
conductive pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP7022349A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ishikawa
川 保 男 石
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ABO SYS KK
APO SYST KK
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ABO SYS KK
APO SYST KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セキュリティを高め初期コードエリアを使っ
た貼り合わせ不正カード等の被害を防止できる2次元コ
ードカードシステム。 【構成】 導電性繊維2をランダムに封入して各カード
毎に導電性パターンが異なるように構成した2次元コー
ドカード1上の予め決められた検知ラインを、半同軸共
振器4により走査して特有の導電性パターンを検出し、
A/D変換回路6によりディジタル信号化したパスワー
ドにより、2次元コードデータを符号化発生回路で暗号
化して感熱記録ヘッド9によりカード1に書込む。カー
ド読取り時には、検知ラインより特有の導電性パターン
を検出してパスワードを求め、照合して一致しない場合
は不正カードと判定して処理を中止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次元コードにより情
報を書込んだプリペイドカード等を介して、各種の商行
為が行われる2次元コードカードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカードシステム例えばプリペイド
カードシステム等では、図5に示す従来のカード例のよ
うな2次元コードカード40が使用されている。図5に
おいて、40aは発券機で発券したときの最初の金額、
店番号、年月日などの情報が書かれた初期コードエリ
ア、40bはその使用金額の経過情報が書かれた残金コ
ードエリア、40cはその文字表示エリアである。図5
(A)に示す2次元コードカード40の初期コードエリ
ア40a等の情報は、4セグメントのカルラコード(ア
レックジャパンの登録商標)と呼ばれる2次元図形コー
ドによって書き込まれている。カルラコードは例えば図
5(C)のように、4角形を4分割した4セグメントを
1基本コードとして、塗り潰してマークした黒のセグメ
ントとマークしない白のセグメントを夫々情報”
1”、”0”に対応させ、これらの組合せによって各種
情報を表示するものであり、バーコード等に比較すると
情報量も大きくなり、直接コンピュータ処理も可能であ
る等の利点を有するものである。
【0003】図6は従来のシステム発券機の概略ブロッ
ク図である。図6のような発券機に客側から紙幣が投入
されると発券機は先ず、発行するプリペイドカードの透
明インク印刷部分のキーコードを、光学的読取センサ5
0によって読み取った後、ローラAにより送られるカー
ド40上の初期コードエリア40aに、感熱型7針ヘッ
ド等で構成する書込ヘッド51が、カードの進行方向に
対して直行する向きに所定の速度で往復スキャンする形
で感熱記録により、カルラコードの数値情報等を書き込
んで行く。例えば1万円の紙幣が投入され1万円のボタ
ンが押された場合は、図5に示したようにプリペイドカ
ード40の初期コードエリア40aには、1万円の数値
情報その他が書き込まれることになる。
【0004】書込みを終了したプリペイドカード40
は、ベリファイ(追認)用の光学的読取ヘッド52によ
り、カルラコードによる黒白セグメントの書込内容を確
認して誤りが無ければ、ローラBによりカード40を客
に渡すべく送出する。
【0005】図7は従来のシステムのカード読取機の概
略ブロック図である。発行されたプリペイドカード40
を使用する場合は、カード読取機にカード40を挿入し
て料金入力部60より金額を入力すると、CPU61は
挿入されたプリペイドカード40のコードエリアの残金
を読取ヘッド63により読取り、残額が十分あることを
確認しキーコードを確認したら、相当商品(遊戯物、権
または品物等)の放出を指令すると同時に、新たな残額
(例えば8千円)を書込ヘッド62によりプリペイドカ
ード40の残金コードエリア40bおよび文字表示エリ
ア40cに書込んで、客側へ送出返還する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来システムでは、2次元コードカード40の残金の確認
や書換処理については比較的確実に処理が行われ、コピ
ー等による不正カードの被害も従来の磁気カードシステ
ムに比べれば少ないが、情報のスクランブル(暗号化)
を含めたカードのセキュリティ対策が十分ではなかった
ために、付随的な不正カードの被害として、図5に示す
ように数回使用して残額の無くなったカードの初期コー
ドエリア40a部分(金額1万円)と、小額の安い他の
未使用カードの残金コードエリア40bを貼り合わせる
ことによって、小額カードをあたかも高額カードとして
カード読取機が認識してしまうことを利用した、簡単な
不正カードによる被害が発生するという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、2次元コードカ
ードの初期コードエリア(カード金額の記載エリア)を
使用した不正カード等は容易に防止できるようにカード
のセキュリティを高めた2次元コードカードシステムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、2次元図形コードによって表される所定
の数字、文字等をカード書込手段により書込んだ2次元
コードカードをカード読取手段で読取り使用者が入力す
る指示内容を判断して処理を実行する2次元コードカー
ドシステムにおいて、導電性の繊維をランダムに封入し
たカード記録紙の所定位置の検知ラインが示す各カード
毎に特有の導電性パターンをパスワードとして情報を記
録した2次元コードカードと、カード読取り時に前記所
定位置の検知ラインよりパスワードを読み出し照合して
一致した場合は記録情報を解読して処理を実行し、一致
しない場合は不正カードと判定して処理を中止するカー
ド読取手段を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、2次元コードカードは導電
性の繊維をランダムに封入したカード記録紙を使用し
て、該カード記録紙上の予め決められた位置の検知ライ
ンが示す該カード特有の導電性パターンをパスワードと
して情報を記録し、カード読取手段は前記決められた位
置の検知ラインよりパスワードを読み出し照合して、不
正カードか否かを判定するので、実際に情報をスクラン
ブルするパスワードと該パスワードを収納する検知ライ
ンの位置を示すキーのいわば2重キーを設けることによ
ってカードのセキュリティを高めることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例に係る2次元コードカー
ドを示す図である。
【0011】図1に示す本実施例の2次元コードカード
1は、導電性繊維2をランダムに封入したカード記録紙
(基紙)を用いている。この場合の導電性繊維2はガラ
ス繊維にマイクロ波帯に減衰特性を示す導電体を焼き付
けた物、あるいはマイクロ波帯に減衰特性を示す金属又
はその酸化物を蒸着した物、又は同様な特性を示すアモ
ルファス金属繊維等である。
【0012】さらに、導電性繊維2がランダムに封入さ
れたカード1には、予め決められた導電性パターンの検
知ライン3Pが位置キーとして設定されている。検知ラ
イン3Pはカード1の左下部のP点よりX方向に水平な
ラインとしてシステムで決めているラインであるが、特
にこれに限定するものではない。
【0013】図2は図1に示すカードの発券機の概略構
成図である。カード1の所定検知ラインの読取用ヘッド
はマイクロ波用の半同軸共振器4で構成し、所定の周波
数のマイクロ波を入力し同調した状態で疎結合ループ5
で導電性繊維2上を走査すると、導電性繊維2上では減
衰を受け共振器4のQが低下するので、検波出力は導電
性繊維2の配設状態に応じてそのカード特有の導電性パ
ターンを示す。検出した所定検知ラインの導電性パター
ンはA/D変換回路6でデジタルパターンに変換され、
図3のパスワード波形図に示すようなこのカード特有の
パスワードとして符号発生回路7へ入力し、2次元コー
ドデータのスクランブル用キー信号となる。スクランブ
ルがかけられた2次元コードデータを感熱記録ヘッド9
によりカード1に感熱記録してカードを発行する。
【0014】つぎに動作について説明する。先ず、図4
のカードの作成模式図に示すように、多数の導電性繊維
2をランダムに封入した基紙よりカードの大きさに夫々
切断し、各カード1a,1b,1c...が作成され
る。従って、各カードの導電性繊維2の封入パターンは
全部異なるように作成される。
【0015】カード1の発行の際は、例えば、図1のカ
ード1を例にとると、システムで決めた所定検知ライン
の所定位置からカード進行方向に向かって半同軸共振器
4によって所定検知ラインの走査を行う。所定検知ライ
ン上の導電性繊維が存在する点でマイクロ波の吸収が起
こり、このカード1に特有の導電性パターンが検出され
る。尚、所定検知ラインは図1に示した検知ライン3P
とは異る方向の例で示してある。検出した導電性パター
ンを整形しA/D変換回路6によりディジタル化信号と
する。
【0016】例えば、図1のカード1の場合は導電性パ
ターンとして図3のように4回の出力変化があったの
で、簡単にパスワードを4に設定し符号発生回路7にお
いて、記録する2次元コードデータ8全てに+4又は−
4等の演算処理を加えることでスクランブルをかけて
(例えば2次元データ=”2,4,7”なら、スクラン
ブルデータ=”2±4,4±4,7±4”等)、2次元
コードデータをカード1特有のキーにより暗号化したの
ち、初期コードエリアに金額情報等を従来例と同様に感
熱記録ヘッド9により書込んで2次元コードカード1を
発行する。
【0017】このように、スクランブル用のパスワード
は最も簡単な形式のものとして、導電性パターンの出力
変化の回数を基に、回数が4回なら±4を、回数が5回
なら±5を、回数が3回なら±3を演算する例を示した
が、これに限定するものではなく、この他シーザー暗号
の変形等の各種方式から、処理するデータ量、経済性を
考慮して適宜選択すればよい。
【0018】こうして発行されたカード1を使用する場
合、カード読取機は前記所定検知ラインの所定位置から
所定検知ラインを発券機と同様構成の半同軸共振器4に
より走査し導電性パターンよりパスワード±4を求め、
求めたパスワードを用いて従来のカード読取機と同構成
の光学的読取ヘッドで読み取った記録データのデコード
が可能か否かのパスワード照合を行い、デコード可能な
らカード情報を読み出して指定された処理を実行する。
若しデコード可能ならそのカードは偽造等の不正カード
と判定して処理を中止する。
【0019】このように、本実施例では、各カードの導
電性パターンをカード毎に異なるように構成して、導電
性パターンに応じて各カード毎にスクランブルのパスワ
ードが異なるようにシステムで設定するので、カードの
セキュリティが高くなり不正カード等による被害を大幅
に減少させることができる。また、仮にパスワードが見
破られ偽造の危険がある場合等も、検知ラインの位置を
変えるだけでパスワードを変更できるので、パスワード
が見破られてもカードを破棄する必要はなくパスワード
を変更してそのまま使用できるという利点もある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の2次元コ
ードカードシステムによれば、導電性の繊維をランダム
に封入したカード記録紙の所定位置の検知ラインが示す
特有の導電性パターンをパスワードとして情報を記録し
た2次元コードカードと、カード読取り時に前記所定位
置の検知ラインよりパスワードを読み出し照合して一致
した場合は記録情報を解読して処理を実行し、一致しな
い場合は不正カードと判定して処理を中止するカード読
取手段を有しているので、従来の磁気カードシステムに
比較すればカードのセキュリティが高くなり付随的に貼
り合わせ等も含めた不正カードの使用を確実に防止でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る2次元コードカードを
示す図である。
【図2】図1に示すカードの発券機の概略ブロック図で
ある。
【図3】図1に示すカードのパスワードの説明図であ
る。
【図4】図1に示すカードの作成模式図である。
【図5】従来の2次元コードカードを示す図である。
【図6】従来のカード発券機の概略ブロック図である。
【図7】従来のカード読取機の概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 2次元コードカード 2 導電性繊維 3P 検知ライン 4 半同軸共振器 6 A/D変換回路 7 符号発生回路 8 2次元コードデータ 9 感熱記録ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/00 G07F 7/12 G07F 7/08 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元図形コードによって表される所定
    の数字、文字等をカード書込手段により書込んだ2次元
    コードカードをカード読取手段で読取り使用者が入力す
    る指示内容を判断して処理を実行する2次元コードカー
    ドシステムにおいて、 導電性の繊維をランダムに封入したカード記録紙の所定
    位置の検知ラインが示す各カード毎に特有の導電性パタ
    ーンをパスワードとして情報を記録した2次元コードカ
    ードと、カード読取り時に前記所定位置の検知ラインよ
    りパスワードを読み出し照合して一致した場合は記録情
    報を解読して処理を実行し、一致しない場合は不正カー
    ドと判定して処理を中止するカード読取手段を有するこ
    とを特徴とする2次元コードカードシステム。
JP7022349A 1995-01-18 1995-01-18 2次元コードカードシステム Pending JPH08194790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7022349A JPH08194790A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 2次元コードカードシステム

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JP7022349A JPH08194790A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 2次元コードカードシステム

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Family

ID=12080194

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JP (1) JPH08194790A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001039135A2 (en) * 1999-11-25 2001-05-31 Sicpa Holding S.A. Printing ink, use of micro-wires as antennas in security documents, method for producing a security document and methods for authentication of security documents
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US9206324B2 (en) 2005-12-22 2015-12-08 Pst Sensors (Propietary) Limited Thick film semiconducting inks

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